葛飾区青砥｜CATVから切り替え→八木アンテナ工事｜ダークブラウンのレンガ調外壁にペールグリーンのレトロな戸建て

2024年12月19日

葛飾区青砥の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

ダークブラウンのレンガ調外壁にペールグリーンのレトロな建物です。
一階が店舗になっていて、だるまさんをモチーフにしたものを売っていらっしゃいます。

お客さまのご要望は八木アンテナ設置と配線工事です。
CATVからのお切り替えをご希望です。

もともとはケーブルでテレビをご覧になっていたそうですが、リフォームでそちらを撤去したときに、配線も一緒に全て撤去してしまったとのことです。

CATVからアンテナへのお切り替えを考えた場合、アンテナは初期費用のみお支払いいただければ後は0円で、月々の固定費がかかりませんので、CATVに比べ断然お得です。

長く使用していただくほどに、CATVとは支出に大きな差が出ます。
今後、浮いた固定費は有効にお使いくださいませ。

レベルチェッカー（電波計測機）を用いて電波を測りました。
電波方向に高い建物がありますが、八木アンテナを立ち上げて、高さを出せば電波取得は可能です。

八木アンテナは最も古くからある第一世代のアンテナです。
信号の受信能力が高く、電波取得が高利得になります。
方向性が高いため、望まない方向からの干渉を減らし、特定の方向の信号を強調できます。

遠くの基地局や中継局からの信号を効率的に受信できますので、ノイズが多い環境や、基地局からの信号をターゲットにするときに頼りになります。

構造も比較的シンプルで量産されているために低コストです。電波の弱い地域において、最も頼りになるアンテナです。

お客さまに、破風板に八木アンテナをサイドベースで取り付けて、立ち上げて設置することを提案いたしました。

サイドベースで八木アンテナを設置しますと、八木アンテナをスッキリと施工できますので、スタイリッシュな外観を保てます。

サイドベースでの設置は限られたスペースを有効に活用します。アンテナを設置したい場所が狭い場合や、スペースを確保したい場合に便利です。

お客さまとご相談の結果、そのプランでOKをいただきました。
工事内容と保証内容についてご説明して、ご納得をいただきましたので工事に取りかかります。

お家の裏手の破風に極細のビスを打ち込んでサイドベースを取り付け、アンテナマストを立ち上げて高さを出し、八木アンテナを設置しました。
ビス穴には防水・防錆対策としてコーキング処理を施しました。

信号の受信に影響を与えるため、アンテナやケーブルの施工には確実な取り付けを心掛けております。

さらに一階と二階に配線工事を行いました。

分配器はアンテナマストに設置し、ブースター電源は一階入口に設置しましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

ブースターは電波の増幅装置です。テレビ端子の数（分配数）や電波状況によってはブースターが必要となるケースがあります。

その役割は重要で、電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を増幅して、電波レベルを安定させます。
住宅密集地では近隣のお家が障害物となって電波が減衰します。
また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに減衰した電波のボリュームをブースターにより増幅させて補います。

アンテナ工事後は、作業場所の周囲を点検して施工不備などの問題がないかを確認します。
今回は必要ありませんが、お引っ越しして視聴状況が変わった場合には、テレビを設置する帯域の放送に合わせるために、チャンネル設定をする必要があります。
テレビのリモコンを使用して「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
当社のウェブサイト、「エラーコードE201、E202、E203」に各主要テレビメーカーの初期設定の手順が詳細に記載されていますので、ぜひご活用ください。

最後に各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認した上で、お客さまより最終的なご確認をいただき、アンテナ工事を完了させていただきます。

お客さまはお若い年代の女性です。一階のステキなお店を切り盛りされていて、二階は民泊用にお部屋を貸し出すそうです。

月々のお支払いはありません。
どうぞ安心して、キレイに映るテレビをお楽しみくださいませ！
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