川崎市中原区苅宿｜CATVから切り替え→八木アンテナ工事｜縦長のスマートなフォルムの三階建ての戸建て

2025年01月12日

川崎市中原区苅宿の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

縦長のスマートなフォルムの三階建てのお家です。
淡いグレイとダークグレイの組み合わせがオシャレです。

お客さまのご要望は八木アンテナ設置です。
CATVからのお切り替えをご希望です。

お客さまはこれまで長い間、テーブルテレビをご覧になっていました。
支出もかなりかさんだことと思われます。

CATVからアンテナへ切り替えられた場合、初期費用のみお支払いいただければ後は0円で月々の固定費がかかりませんので、CATVに比べてアンテナ視聴は断然お得です。
長く使用していただくほどに、CATVとは支出に大きな差が出ます。
今後、浮いた固定費は有効にお使いくださいませ。

レベルチェッカー（電波測定器）を用いて電波を測りました。
70デシベルの高いレベルで電波が取得できましたので、八木アンテナ設置は可能です。

八木アンテナは最も古くからある第一世代のアンテナです。1920年代に開発された、日本が世界に誇る発明品です。
信号の受信能力が高く、電波取得が高利得になります。
「指向性短波アンテナ」で、方向性が高いため、望まない方向からの干渉を減らし、特定の方向の信号を強調できます。

遠くの基地局や中継局からの信号を効率的に受信できますので、ノイズが多い環境や、基地局からの信号をターゲットにするときに頼りになります。電波の弱い地域において、最も頼りになるアンテナです。

構造も比較的シンプルで、量産されているために低コストなことも大きなメリットになります。

お客さまとご相談の結果、サイドベースを用いて取り付けるプランでご了承をいただきました。
工事内容と保証内容についてご説明して、こちらもご納得をいただきましたので工事に取りかかります。

お家の裏手の段違いになっている切り妻部分の破風に、極細のビスを打ち込んでサイドベースを取り付けます。
アンテナマストを立ち上げて高さを出し、八木アンテナを差し込んで設置しました。
ビス穴には防水・防錆対策としてしっかりコーキング処理を施しました。

さらにケーブルがかなり劣化してボロボロになっておりましたので、配線工事を行いました。

信号の受信に影響を与えるため、アンテナやケーブルの施工には確実な取り付けを心掛けております。

ブースター電源と分配器は一階ユニットバスの天井裏の点検口に設置してありましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

ブースターは電波の増幅装置です。テレビ端子の数（分配数）や電波状況によってはブースターが必要となるケースがあります。

その役割は重要で、電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を増幅して、電波レベルを安定させます。
住宅密集地では近隣のお家が障害物となって電波が減衰します。
また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに減衰した電波のボリュームをブースターにより増幅させて補います。

アンテナ工事後は、作業場所の周囲を点検して施工不備などの問題がないかを確認します。
CATVからアンテナ視聴に切り替えたときや、お引っ越しして視聴状況が変わった場合には、テレビを設置する帯域の放送に合わせるために、チャンネル設定をする必要があります。
テレビのリモコンを使用して「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
当社のウェブサイト、「エラーコードE201、E202、E203」に各主要テレビメーカーの初期設定の手順が詳細に記載されていますので、ぜひご活用くださいませ。

最後に各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認した上で、お客さまより最終的なご確認をいただき、アンテナ工事を完了させていただきました。

お客さまは落ち着いた年代のご夫妻で工事に対してはご主人さまが対応してくださいました。
リモートでお仕事をされていたのですが、途中でお仕事を抜けて工事状況を見てくださいました。
テレビは3台ご覧になっていましたので、3台とも視聴確認を行いました。

もう月々のお支払いはありません。
どうぞ安心して、キレイに映るテレビをお楽しみくださいませ！
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