和光市白子|グローバルの戸建て「ローチャンネル対応八木アンテナ追加工事」

2021年02月16日
即日工事 アンテナ工事 あさひアンテナ

和光市白子の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

白い外壁にグレイが配された品の良いお家です。穏やかでやさしげな雰囲気が漂っています。

ハウスメーカーはグローバルさん。顧客満足の最優先を念頭に、グループの物件はもちろん、他社デベロッパー様からの販売も受託。大切になさっているのは「入居後のお客様の暮らしを考えて、お住まいを提案する」ことです。その街での暮らしがイメージできるよう、お客さまと一緒に街を歩き、周辺環境もご紹介してくださいます。

お客さまより、「民放局の映りが悪くなった」とのご連絡をいただきましたので、お家にお伺いしました。テレビ埼玉をご覧になりたいとのことで、そちら優先で八木アンテナを立てられたそうです。アンテナはスカイツリーの反対に向けられていまして、民放局は反射で電波を取っていたようです。

現在、アンテナを立ててから10年近く経っているので、電波状況も変わり、映りが悪くなってしまったようです。八木アンテナ1本では民放と地方局同時には電波が取れませんので、さらに1本アンテナをプラスしてあげればきちんとご覧になれると思います。

お客様は優しいお父さまという感じのお方で「困っちゃいますね。わたしはあんまりテレビ観ないのですが、妻がTOKYO MXを見たがっていまして」とおっしゃっていました。アプリでTOKYO MXが視聴できるというエムキャスの存在もご説明したのですが、「よくわからないから、やっぱりアンテナ付けちゃってください」とのことでした。

お客さまのご了解を得ましたので工事に取りかかります。既設のアンテナマストに八木アンテナとBSアンテナが設置されていますが、その中間部にローチャンネル(13~34ch)対応の14素子の八木アンテナ設置を行ないました。通常の八木アンテナだと流されてしまう可能性がありますので、中電界用の八木アンテナでしっかり取得してあげるのが良いですとご説明をさせていただきました。

完全にスカイツリーに向けてしまうと地デジの電波を強く取得しすぎるので、TOKYO MXを取りながらの方向調整を行ないました。こちらのアンテナは軽量ですので、屋根への負担も少ないです。

アンテナ設置をした後は、屋外で問題がないことを確認し、次に屋内にて最終確認・チャンネルスキャンを行ないました。テレビがきちんと映ることを確認して、戸建てアンテナ工事は完了となります。

地デジもテレビ埼玉TOKYO MXもバッチリ映るようになりました。TOKYO MX、面白い番組が目白押しですよね。どうぞ奥さまと一緒にお楽しみくださいませ!

 

白いサイディング外壁にグレイが配された品の良いお家です。

 

屋根上の既設マストに14素子の八木アンテナ設置工事を行ないました。

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地方局用アンテナの設置とは?

通常、戸建て住宅のお住まいに設置されるテレビアンテナの数は、基本として地デジ受信用のUHFアンテナから適切な機種を選んで設置し、さらに衛星放送をご覧になる場合は、BS/CSアンテナを追加設置することで、最大で二基になります。

ただ現場の条件とお客様のご希望によっては、もう一基「地方局用アンテナ」と呼ばれるUHFアンテナを設置する場合もございます。

以下、地方局用アンテナの役割と必要なケースについてご説明いたします。

地デジ放送の地方チャンネルとは?

現在の地デジ放送は、日本国内の要所に数多く設置された地デジの電波塔から周辺の一帯に地デジ電波を送信することで、国内でも大半の地域をカバーしている地上波放送です。

現在の地デジ放送では、すべてのチャンネルで、UHF(極超短波)のうち、UHF波のうち470MHzから710MHzまでの周波数帯が使われており、基本的には一基の地デジアンテナ(UHFアンテナ)で放送される全チャンネルを受信できます。

ただ地デジ放送のチャンネルには、放送内容は広域圏ごとに違いはあるものの、日本全国で視聴できるNHK、系列局により全国ネットを構成する広域民放と、主に三大都市圏の都府県で別個に存在し、その都府県内のみを放送エリアとする、独立放送局の地方チャンネルが存在します。

例えば関東地域では、東京都の東京MX、神奈川県のテレビ神奈川、千葉県の千葉テレビ、埼玉県のテレビ埼玉などが、各自治体の地方チャンネル(地方局、ローカル局)にあたります。

地方チャンネルでは主に都府県内のローカル情報に基づくオリジナル番組など、独自の番組編成を行っており、そのチャンネルも都府県内のみの電波塔から送信され、エリア内やその電波が届く隣接都県の一部でのみ受信できます。

地方局用アンテナが必要な現場は?

この地方チャンネルもNHK、広域民放と同じUHFの地デジ電波で放送されているため、多くの場合は一基の地デジアンテナですべてのチャンネルが視聴できます。

ただ住宅などの屋外に設置される主な地デジアンテナの機種には、アンテナ本体の真正面を中心とした一定の範囲内のみで受信性能が高まる「指向性」がございます。

この指向性はアンテナの機種によっても異なり、指向性が高い(受信範囲が狭い)アンテナほど、範囲内の受信性能が強く、別方向からのノイズも受信しにくくなります。アンテナ機種で言えば、指向性が高い順に八木式アンテナ、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナとなります。

指向性の高いアンテナは受信感度が高い半面、角度の狂いで受信感度が下がりやすい面もございますが、いずれにせよ受信できるのはアンテナの正面側のみで、真横や後方からの電波は受信できなくなります。

そして地方チャンネルが受信できる都府県内でも、NHK、広域民放を送信する電波塔と、地方チャンネルを送信する電波塔が別々である場合もございます。

したがって地デジアンテナを設置する現場で、NHK、広域民放の電波塔と地方チャンネルの電波塔が同一、またはほぼ同じ方角にある場合は、一基の地デジアンテナの正面側で、すべてのチャンネルを受信できることになります。

ただそれぞれの電波塔が、現場から見て90度近くや180度など方向が大きく違う場合、アンテナの指向性の範囲を外れてしまい、一基の地デジアンテナではすべてのチャンネルを受信できなくなります。

このような現場で地方チャンネルを受信するためには、まずNHK、広域民放の電波塔に向けた主な地デジアンテナを設置し、もう一基、地方チャンネルの電波塔へ向けた地方局用アンテナを設置する必要が生じるのです。

例えば屋根の上のマストに八木式アンテナを設置する場合であれば、一本のマストにNHK、広域民放用と地方局用、二基のアンテナを設置することになります。

また地方局用アンテナを別個に設置する場合には、それぞれのアンテナからの電波(ケーブル)を一本に混合する「混合器」の設置も必要です。

また受信できるNHK、広域民放と、地方チャンネルの電波レベル差が一定以上に大きい場合、受信不良が生じることもあるため、強い側の電波のケーブルに、電波レベルを適度に減衰(弱める)させる「アッテネーター(減衰器)」を設置して調整する場合もございます。

また地方チャンネルは、上記の通り放送エリアの他に、隣接する都府県の境界付近で受信できることもございます。ただこのような場合、地デジ電波レベルが非常に弱いこともあるため、通常モデルより受信性能が高い、パラスタックアンテナと呼ばれる高性能アンテナが必要なケースもございます。

なお当あさひアンテナでは、地デジアンテナ工事にあたって、綿密な電波調査と、場合によっては抗争ビルなどに反射した地デジ電波の反射波を利用し、可能な限り一基の地デジアンテナですべてのチャンネルを受信できる工夫をいたします。

そして現場の状況から、どうしても地方局用アンテナが必要な場合に限り、アンテナ本体価格を含めた設置工事を、税込み15,000円からでご案内いたします。

他にもそれぞれの機材代金込みで、混合器の設置は税込み15,000円。アッテネーターの設置は税込み5,000円でご提供いたしております。

地方チャンネルの受信について、何かご不明な点がおありの場合は、まずは当あさひアンテナまで、お気軽にお問い合わせくださいませ。

アンテナの材料一通り持参 アンテナ工事

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