テレビアンテナ工事・取り付け完全ガイド!設置に必要な費用、料金の相場と作業の流れは?初心者もDIYも安心の徹底解説!

2025年05月12日

「新築住宅への引っ越しを控えているけど、地デジ放送や衛星放送のアンテナはどうすればいいの?」

「いまの地デジ放送だけでなく、衛星放送や4K8K放送も見たい!」

「アンテナ取り付け工事をしたいけど、アンテナの種類の違いがよくわからない」

「引っ越してから10年ほどの家で、このところテレビ画面のの映りが乱れる」

「築20年以上の家で、屋根の上のアンテナがさび付いて傾き、いまにも倒れそう」

新築マイホームを建てた方、いまのお住まいに長く暮らしている方で、そのようなお悩みをお持ちの方はおられませんか?

この記事では、新規アンテナの取付やBS/CSアンテナなどの増設、また古くなった既存のアンテナを撤去、交換する工事まで、アンテナ工事、特にアンテナ取り付けに関する、あらゆる疑問を解決いたします!

初心者の方でも安心のQ&Aから、地デジ、衛星放送のアンテナの種類。家の中での主なテレビアンテナ設置場所とメリット・デメリット。

さらには業者にアンテナ取り付けを依頼する方法と注意点、優良な業者を選んで工事費用を抑える方法。DIYでのアンテナ設置方法、各種のトラブルシューティングまで、2025年(令和7年)度の最新情報を満載でお届けします。

年間施工実績6000件を誇る当あさひアンテナが、その専門知識と、豊富な施工事例による実経験に基づき、さまざまなアンテナ工事の知識をご紹介いたします。

本記事をお読みいただければ、まずは、お住まいで対応できるテレビアンテナの種類と設置方法を一覧でご理解いただけます。そしてお住まいの条件、お客様のご要望にぴったりのアンテナ工事・取り付け方法を見出していただけることでしょう。

テレビアンテナ工事の疑問を解決!初心者向けQ&A

ご自宅でテレビアンテナ工事のご検討されているけれど、アンテナの知識がまるでなくて、何から始めていいかわからないと、お悩みを抱えておられる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、テレビアンテナ工事に関する「よくある質問」を、シンプルなQ&A形式でわかりやすく解説してゆきます。

テレビアンテナ工事の費用はどれくらい?相場を徹底解説

現在、テレビアンテナ取り付け工事をお考えの方が、もっとも気になる点と言えば、やはり工事にかかる費用がどの程度か、という目安、相場ではないでしょうか?

テレビアンテナ工事の費用は、設置するテレビアンテナの種類や機種、設置場所。ブースターなどの追加機材、工事。そして担当する業者の価格体系によって大きく異なります。ここでは、アンテナ工事の費用相場を徹底的に解説してゆきます。

アンテナ工事の費用は、大きく分けて「アンテナ本体の費用」「基本工事費用」「追加工事費用」の3つで構成されます。

費用の種類 内容 相場
アンテナ本体の費用 地デジやBS/CSアンテナ本体の価格。 5,000円台~30,000円台(アンテナの種類、性能による)
基本工事費用 アンテナの設置と配線の、最小限のアンテナ工事費用。 20,000円~50,000円程度(アンテナ本体や基本部材が含まれる場合も)
追加工事費用 ブースターや分配器の設置、特殊作業などの追加工事費用 数千円~数万円(工事内容による)
※上記はあくまで目安であり、実際の費用は業者や工事内容によって異なります。

テレビアンテナの種類別、基本設置工事(アンテナ本体を取りつけて、配線を行う最小限の工事)の費用相場は、以下の通りです。なおこの費用には、アンテナ本体や設置具、ケーブルなど必要な機材の費用も含まれます。

アンテナの種類 費用相場
八木式アンテナ 25,000円~40,000円
デザインアンテナ 25,000円~50,000円
ユニコーンアンテナ 30,000円~60,000円
BS/CSアンテナ 20,000円~40,000円
※上記はあくまで目安であり、実際の費用は業者や工事内容によって異なります。

より詳細な費用内訳としては、以下の要素が挙げられます。

  • 出張費:業者やお住まいの住所によっては、業者の出張費がかかる場合があります。相場は3,000円~10,000円程度です。
  • 事前調査費と関連費用:アンテナ工事を行う前に、現地の電波調査や見積もりを依頼する場合には、それらの費用、またはその際の出張料や、工事をキャンセルした場合のキャンセル費などが発生する場合もあります。相場はやはり3,000円~10,000円程度ですが、当あさひアンテナなど、完全無料の業者も存在します。
  • 特殊作業費:屋根の上など高所での作業が必要な場合の高所作業費。屋根裏や天井裏にテレビアンテナを設置する作業など、一般的なアンテナ工事とは異なる作業、技術や機材が必要な場合には、基本費用に特殊作業費(特殊工事費)が加算される場合もあります。
  • 機材費:アンテナ本体や、屋根馬やアンテナマスト、ワイヤーなど設置具。同軸ケーブル、またブースター、混合器、分波器、分配器など必要な部材費も発生します。なお、アンテナ本体や設置具、一定の長さの同軸ケーブルは、基本設置工事の費用に含まれることも多くなります。

アンテナ工事費用を安く抑えるポイントとしては、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。また、各業者が行っている、割引サービス、キャンペーンなどを利用するのもおすすめです。

アンテナ工事の期間はどのくらい?申し込みから完了までの流れ

業者にアンテナ工事を申し込んでから完了するまでの期間は、最短で1日(即日)ですが、業者の種類やスケジュールによっては、数日から2週間程度かかる場合もあります。

特に、家電量販店やホームセンターなど、実際のアンテナ工事を下請け業者に任せている業者の場合は、申し込みを受けてから下請け業者(アンテナ工事以外の各種工事全般も請け負う)を手配するため、即日工事が難しく、特にエアコン設置工事の繁忙期などには、申し込みから工事まで、かなりの日数がひらく場合もあります。

逆にアンテナ工事の専門業者でも、当あさひアンテナのような完全自社施工の業者であれば、自社スタッフが工事を請け負うため、工事のスケジュールが埋まっている場合を除き、申し込みから手の空いたスタッフがすぐ現地に向かうため、即日工事も可能になります。

ここでは、業者へのアンテナ工事の申し込みから、工事完了までの流れを詳しく解説します。一般的な流れは以下の通りです。

  1. 業者への問い合わせ・見積もり依頼:まずは、アンテナ工事の業者に問い合わせ、詳細を確認した上で、特に問題がなければ見積もりを依頼します。業者によっては相見積もりできる場合もあります。
  2. 現地調査:場合によっては、工事の前に現地の電波調査を行い、現場の電波状況を確認して、適した設置場所やアンテナ機種などの提案を受けます。
  3. 見積もり内容の確認・契約:見積もりの内容や価格をよく確認して、業者スタッフにも不明点や疑問について徹底的に質問した後、その内容に納得していただければ、アンテナ工事の契約を締結します。
  4. 工事日の決定:契約後、業者と相談し、工事日を決定します。業者によっては契約後の即日工事に対応できる場合もあります。
  5. アンテナ工事の実施:工事日(即日含む)にお住まいを工事の担当者が訪問し、アンテナ工事を行います。お客様は立ち合いや工事の仕上がり確認などのため、在宅されている必要があります。
  6. 動作確認・支払い:工事の完了後、アンテナ工事の外観や、テレビの映りなどを確認し、特に問題がなければ工事終了として、業者に料金を支払います。

アンテナ工事にかかる時間は、アンテナの種類や設置場所によって異なりますが、通常は2~3時間程度です。アンテナを一般的な位置に一基のみ設置するようなシンプルな工事であれば、30分程度で完了する場合もあります。

優良なアンテナ工事業者の選び方:失敗しないためのポイント

高品質なテレビアンテナ工事を行うためには、テレビ放送や電波の仕組み、アンテナの構造などを専門的な知識をはじめ、しっかりしたアンテナの設置や、配線部の防水処理など細かなコツに至るまで、高い技術が必要です。

そしてアンテナ工事を請け負う業者にも、アンテナに特化した高い技術を持つ専門業者から、各種電気工事全般を請け負うため、アンテナ工事については基本的な技術に留まる業者まで、さまざまな業者が存在します。

アンテナ工事に関しては、専門の技術に優れることはもちろん、お客様目線でのサービスを提供する、信頼できる業者を選ぶことが、工事の品質や費用にも大きく影響します。

この項目では、優良なアンテナ工事業者を選ぶためのポイントを解説いたします。

アンテナ工事をどこに頼むか、ポイントは以下の通りです。

  • 実績と経験:業者公式サイトの施工実績、施工ブログなどを確認して、豊富な実績と経験を持つ業者を選んでください。
  • 見積もりの明確さ:公式サイトの価格体系、使用する機材をはじめ、見積もりの内容が明確で、見積もり外の追加料金が発生する可能性についても、その有無をはじめ、はっきりとわかりやすく説明してくれる業者を選んでください。
  • 保証とアフターサービス:工事後の保証やアフターサービスについても、明確で充実している業者を選んでください。
  • 口コミと評判:インターネット上の口コミや評判なども参考に、信頼できる業者を選んでください。ただし口コミ情報は顧客の主観も大きいため、個々の意見をあまり鵜呑みにしないようご注意ください。

特に業者選びの上で重要になるのは、以下の2点です。

  • 完全自社施工かどうか:実際の施工を下請け業者に依頼する業者より、自社スタッフによる完全自社施工を徹底する業者の方が、仲介手数料などの中間マージンが発生せずコストがかからないため、工事費用が安くなる場合が多くなります。また自社スタッフはアンテナ工事専門の研修を受け、現場経験も豊富なため、施工品質が高いことも期待できます。
  • 相見積もりアンテナ工事の見積もりは、複数の業者と比較検討することで、適正な価格を知ることができ、低価格で質のいい見積もりを出した業者を選ぶことができます。ただ注意点としては、見積り価格だけでなく、工事、機材の品質やアフターサービスなどの総合的なコストパフォーマンスで業者を選ぶこと。また見積もり価格が極端に安いわりに、費用や機材の項目、価格体系などが不明確で、見積もり後の追加費用についても曖昧な答えしか返ってこない業者は、悪質な業者である可能性が高いことなどが挙げられます。

これらのポイントを踏まえた上で、信頼できる業者を選び、高品質なテレビアンテナ工事を実現してください。

アンテナの種類別メリット・デメリット比較

テレビアンテナと一口に言っても、現在ではさまざまな種類や機種があり、それぞれに特徴が存在します。

住宅などに設置されるテレビアンテナの種類で大別できるのは、地デジ放送(地上デジタル放送)を受信するための地デジアンテナ(UHFアンテナ)と、衛星放送(BS放送、CS放送、新4K8K衛星放送)を受信するためのBS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)の区分になります。

ただ地デジアンテナ、BS/CSアンテナとも、実際には多くの機種、モデルが存在し、それぞれにメリットとなる優れた部分、デメリットとなる弱点や、適した設置位置などが存在します。

お客様はアンテナ各機種の中から、現場の受信環境に適していて、お好みのメリットを持つアンテナ機種、設置方法をお選びになることがおすすめです。

ここでは、現在の代表的な地デジ・BS/CSのテレビアンテナの種類について、そのメリット・デメリットを比較しながら解説していきます。ご自宅の環境やデザイン、電波状況などを考慮して、最適なアンテナ機種をお選びください。

地デジ・BS/CSアンテナ:種類と選び方のポイント

上記の通り地デジアンテナは、地上デジタル放送を受信するアンテナのことで、現在では受信性能の他、形状からくる外観性、対候性の違いで、主に「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」の三種類の機種があります。しかし。地デジのテレビアンテナの仕組み自体は似通っているところがあります。

ユニコーンアンテナはマスプロ電工だけが製造しています。八木アンテナとデザインアンテナ(平面アンテナ)は多くのメーカーから受信性能の違いをはじめ、さまざまなモデルが出ています。

一方、BS/CSアンテナとは衛星放送を受信するためのアンテナです。基本的に、電波をキャッチする皿のようなディッシュ(放物面反射器)をもつパラボラアンテナ一種類になりますが、ディッシュの大きさ(有効直径)別で、受信性能の異なるモデルがあるほか、設計の工夫で台風などに強い高耐風モデルも存在します。

以下では、それぞれのアンテナ機種の種類と、選び方のポイントについて解説します。

地デジ・八木式アンテナ:受信性能がもっとも優れる古典的モデル

八木式アンテナは、アナログ放送の時代から使われる、魚の骨のような形をしたアンテナで、主に住宅の屋根の上で、マスト(ポール、支柱)の先に固定される、典型的なテレビアンテナです。

現在の地デジアンテナとしての八木式アンテナは、矢印のような支柱に電波を受信する短い横棒の「素子(エレメント)」がいくつもついた形で、この素子数が受信性能を左右します。

八木式アンテナは、8素子、14素子、20素子などエリア別の素子数(受信性能)モデルが豊富で、高性能型パラスタックアンテナ、対応する周波数帯を絞ることで受信性能を高めたローチャンネル用モデルなども存在します。

さらに指向性(アンテナ真正面を中心とした狭い範囲で受信性能が高まる性質)が高く、屋根の上など高い位置に設置されることもあり、正面を近隣の電波塔に向けることで、他の機種よりも受信性能が優れるという点が最大のメリットです。

一方で、現在ではやや古くさい外観性。屋根の上など高所に設置される点から、住宅の見た目や景観に悪影響を与えやすい。アンテナが風雨などの影響を受けやすく、耐用年数が10年程度と短くなり、角度のズレなどトラブルが生じやすいといったデメリットもあります。

八木式アンテナのデメリットを抑える方法としては、軽量で防水性の高い最新モデルや、塩害用、雪害用など現場に応じた対候性の高いモデルを使うこと。また壁面やベランダなど設置位置の工夫で、目立たず風雨も避けやすい取り付けを行うことが挙げられます。

八木式アンテナのメリット・デメリットは、主に以下の通りとなります。

メリット デメリット
受信性能が高い。 デザイン性が低い。
比較的、低価格。 自然環境に弱く老朽化しやすい。
設置場所を選ばない。 住宅の見た目に影響しやすい。

 

※上記は主なメリット・デメリットになります。

八木式アンテナは古典的モデルであるため、アンテナ本体価格も低価格で、工事費用が安く抑えられる点もメリットですが、近年では後述するデザインアンテナ(平面アンテナ)が普及しているため、取り付け費用の差が少なくなっている面もあります。

なお、当あさひアンテナでは、各種テレビアンテナの「基本設置工事」を、国産大手メーカーによる高品質アンテナ本体、基本の設置具、同軸ケーブル、要所の防水加工もセットにした価格でご提供しております。

八木式アンテナでは、日本三大アンテナメーカーの一社「DXアンテナ」製の高品質20素子モデル「UA20」による基本設置工事を、22,000円(税込み24,200円)からで承ります。

他にも八木式アンテナ本体では、各素子数モデル、パラスタックアンテナ、ローチャンネル用。塩害用、雪害用、ステンレスモデルなどをご用意しておりますので、現場の電波レベルや自然環境に最適となる施工をご案内いたします。

地デジ・デザインアンテナ:おしゃれで高性能なアンテナの魅力

デザインアンテナとは、デザイン性に優れたアンテナの総称として使われることもありますが、一般的には縦長の長方形で薄型、カラーバリエーションも豊富でスタイリッシュな地デジアンテナ(平面アンテナ)を指します。

主な設置位置が壁面やベランダの手すり部になるため、本体色をお住まいに合わせることで、住宅の見た目に調和した設置が可能となり、住宅の外観や景観を損ねたくない方や、新築住宅にもおすすめのモデルになります。

さらに本体部がカバーに覆われたその形状と、壁面などに面で設置することから、風雨などの影響にも強く、耐用年数が15年から20年程度になるという点も大きなメリットになります。

現在の主なデザインアンテナの種類は、主要機種である20素子相当モデル、やや大型で受信性能の高い26素子相当モデル。また小型で受信性能が低いため強電界地域専用になりますが、非常に小型で目立ちにくく、室内の窓際などへの据え置き設置も可能になるコンパクトモデルも存在します。

このようなメリットの豊富さから、デザインアンテナは現在では地デジアンテナでも人気の高いモデルになっていますが、一方では、本体の受信性能、さらに設置位置の低さから、受信の強度では八木式アンテナに比べてやや劣ります。

そのためデザインアンテナは基本的に、強・中電界地域向けのモデルになるほか、後述の通り、高層ビルの近隣や住宅密集地などで、壁面などの低い位置に電波が届きにくい環境では、受信レベルを確保できず設置できないケースも出てきます。

また壁面への設置の場合、壁にビス穴を開ける施工が必要になるのも、デメリットのひとつともいえます。

デザインアンテナのメリット・デメリットは、主に以下の通りとなります。

メリット デメリット
本体色が豊富。 八木式アンテナに比べて受信性能がやや低い。
住宅の見た目を損ねにくい。 八木式アンテナより価格がやや高くなる。
風雨などに強く寿命が長くなる。 設置現場によっては対応できないことがある。

 

※上記は主なメリット・デメリットになります。

総じてデザインアンテナの設置に当たっては、設置現場で安定した受信レベルを確保できるよう、事前の電波調査が重要になります。

当あさひアンテナでは、デザインアンテナの基本設置工事に、さまざまな機種をご用意して対応しております。

主なモデルとして、DXアンテナ製の一般モデル、高品質20素子相当「UAH201」(本体色4色)による工事は22,000円(税込み24,200円)から。

同じく日本三大アンテナメーカーの一社「マスプロ電工」製の業界最小級コンパクトモデルで、強電界地域専用ながら付属の据え置きスタンドにより、室内の窓際などへの設置も可能となる、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」(本体色2色)による工事は、25,000円(税込み27,500円)から。

さらに日本三大アンテナメーカーに匹敵する大手「サン電子」製の最新20素子相当モデル「WG-20」(本体色5色)に、背面のケーブルやブースターなどをカバーして、より見た目がスッキリする同色の別売り「背面スッキリカバー」のセット工事も、やはり25,000円(税込み27,500円)からでご案内いたします。

デザインアンテナ設置では受信感度の確認が重要になりますが、弊社ではご依頼いただければ、アンテナ工事の事前に、現場の電波調査、そしてお見積もりを、出張料やキャンセル料など諸費用を含む完全無料でお引受けしております。

電波調査ではお住まいのさまざまな位置で綿密なチェックを実施し、お住まいで可能なアンテナ工事のパターンの中から、お客様のご要望に適したものを、業界最安に挑むお見積もり価格でご提案いたします。

デザインアンテナの設置では、壁面の電波レベルが低い現場でも、ピンポイントで受信感度が高まる位置を特定し、デザインアンテナ取り付けを実現した施工例も数多くございます。

壁面へのデザインアンテナ設置では、極細のビスを使用し、ビス穴には防水用の変性シリコンを注入して、外壁への影響を最小限に抑える丁寧な施工を実施しております。

他にも弊社では26素子相当のデザインアンテナモデルもご用意しているほか、デザインアンテナの屋根裏、天井裏空間への設置も、追加工事費はご無用の、上記の基本設置工事費で承っており、現場で可能な限り、デザインアンテナのあらゆる施工にご対応いたします。

地デジ・ユニコーンアンテナ:受信性能と外観性を両立する最新モデル

ユニコーンアンテナとは、地デジアンテナの機種(カテゴリ)名ではなく、2017年(平成29年)にマスプロ電工から発売された20素子相当モデル「U2CN」の商品名で、現状では地デジアンテナの最新機種になります。

高さ67センチ程度の、ほぼ円筒形のポール状の形状が特徴で、基本的に、八木式アンテナと同じく屋根の上のマストに固定されます。

その特徴は、スタイリッシュな外観で住宅の見た目や景観を損ねにくいこと。さらに風雨を受け流す形状から、経年劣化が進みにくいことで、デザインアンテナと同等のメリットを持ち、耐用年数もほぼ同じになります。

さらに基本の設置位置が高いことから、デザインアンテナの壁面設置に比べて受信感度を確保しやすく、高層ビルの近隣や住宅密集地などで、デザインアンテナが対応できない現場でも、ユニコーンアンテナでは対応できるケースが多くなっています。

ユニコーンアンテナは、販売元のマスプロ電工では、デザインアンテナの一環として扱っている通り、平面型のデザインアンテナでは対応できない現場でも、同等のメリットを維持しながら対応できる、地デジアンテナのニューモデルと言えます。

一方で、そのデメリットには、最新モデルであるため、他機種に比べて設置費用がやや割高になる。八木式アンテナに比べると受信性能は少し弱く、強・中電界地域用モデルになる。住宅の様式によってはデザインがマッチしない場合もある、といった点が挙げられます。

ユニコーンアンテナのメリット・デメリットは、主に以下の通りとなります。

メリット デメリット
デザインアンテナより受信性能が高い。 比較的新しいモデルで施工例が少ない。
住宅の見た目を乱さない外観。 価格がやや高い。
風雨などにも影響されにくい。

 

※上記は主なメリット・デメリットになります。

当あさひアンテナではユニコーンアンテナ(本体色2色)の基本設置工事について、現在は、業界最安に挑む「キャンペーン価格」でご対応しております。

詳しくは弊社のフリーダイヤル、またはメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお問い合わせください。

衛星放送・BS/CSアンテナ:現モデルは4K8K放送にも対応

上記の地デジアンテナとは別に、衛星放送をご覧になる場合には、衛星放送用のアンテナであるBS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)の設置が必要になります。

衛星放送用BS/CSアンテナは基本的にパラボラアンテナの一種類のみで、基本的な構造は同じになるため、同タイプであればメーカーやモデルは異なっても、受信性能にほとんど差は生じません。

BS/CSアンテナの種類として、一般住宅向けは、ディッシュの有効直径(受信部分の直径)が45センチの「45型」になります。その他、主に集合住宅向けの共同受信用になる、大型でキャッチできる電波レベルが高い50型、60型、75型、90型、120型などが存在します。

他にも、家庭用の45型モデルでは、日光を反射する基本の白色系の他、太陽光に強い塗装で外観性に配慮したカラーバリエーション。設計の工夫で耐風性能を高めた高耐風モデルなどが存在します。

なお、現在の衛星放送には、衛星から送信される電波に「右旋円偏波」を使った従来の2K衛星放送(右旋放送)の他に、2018年(平成30年)にスタートした新4K8K衛星放送で、一部のBS4Kチャンネルを除いて、新しく導入された「左旋円偏波」を採用した左旋放送があります。

2025年現在のBS/CSアンテナは。すべて2K(右旋)および4K8K(左旋)の電波を受信できる「2K4K8K(右旋左旋)対応モデル」になっています。

ただ、2018年以前に設置されたBS/CSアンテナの場合、右旋の電波しか受信できず、一部を除いて4K8K放送は視聴できない「2K(右旋)」対応型の場合もあるため、注意が必要です。

衛星放送の右旋・左旋の違いと、対応できるBS/CSアンテナ、その他アンテナ設備については、こちらのコラム記事でも詳細を解説しております。

BS/CSアンテナの住宅における設置位置は、受信に問題がなければ特に選びませんが、基本的には施工作業や配線をまとめるため、地デジアンテナと近い位置に設置されます。

またBS/CSアンテナはディッシュを持つ形状的に風雨の影響を受けやすく、障害物や角度のズレにも弱いため、それらの対策となり得る設置方法を選ぶことも重要です。

なお、当あさひアンテナでは、地デジアンテナと同時にBS/CSアンテナをセットで設置する場合には、DXアンテナ製、2K4K8K対応・45型モデル「BC45AS」による基本設置工事は18,000円(税込み19,800円)から。

同じくDXアンテナ製の45型・2K4K8K対応モデルながら、パンチングメタル仕様のディッシュと各部の剛性の強化で、業界最高クラスの耐風性能を実現した高耐風モデル「BC453SG」による工事は「特別価格」にて承ります。

他にもブラックのカラーバリエーションモデル、各ディッシュサイズのBS/CSアンテナもご用意しておりますので、弊社ではマンション・アパートなど集合住宅のオーナー様からのご依頼も含めた、さまざまなBS/CSアンテナ工事にもご対応が可能です。

テレビアンテナ設置場所は超重要!電波受信と景観の両立

アンテナの設置場所は、電波の受信状況だけでなく、建物の外観にも大きく影響します。最適な設置場所を選ぶことで、安定したテレビ視聴と美しい景観の両立を目指しましょう。

地デジ放送・衛星放送の仕組みと電波の性質

ここでは、アンテナで受信する地デジ放送、衛星放送の仕組み、それぞれの電波の性質について、基礎知識を解説していきます。

  • 地上デジタル放送(地デジ放送)

地デジ放送とは、東京都墨田区押上の東京スカイツリーはじめ、日本国内、地上の要所に設置された電波塔の先端から周辺エリアに地デジ電波を送信する放送の仕組みです。

このような放送の形式を、衛星放送との対比で「地上波放送」といい、使われている地デジ電波は、UHF(極超短波)の470MHz(メガヘルツ)から710MHzまでの周波数帯になります。地デジ放送ではこの周波数帯に、デジタル化された映像信号を乗せて送信しています。

地デジ放送の特性は、ほぼ日本全域をカバーしているものの、地上波放送の形式から、電波塔からの距離や、電波を遮る山地など地形の影響によって、日本国内でも地域によって受信できる地デジ電波レベル(㏈・デシベル数)が異なってくることです。

このエリアにより受信レベルは、主に強・中・弱の「電界地域」によって分類され、各電界地域によって、対応できる地デジアンテナ機種や受信性能(素子数・素子数相当)モデル、設置位置などが変わってきます。

お住まいのエリア近隣の電波塔や電界地域は「A=PAB 一般社団法人放送サービス高度化推進協会」公式サイト内「地デジ放送エリアのめやす」ページで確認できますが、この電界地域は大まかな目安にすぎず、実際に各現場で受信できる地デジ電波レベルは、他にもさまざまな要因によって左右されます。

各現場で地デジ電波レベルに影響を与える要因としては、周辺の高層建築など電波を遮る障害物が挙げられます。

地デジ電波は40センチから60センチほどの波長の幅があるため、音のように広がりやすい性質があり、電波塔の先端から周辺の一帯まで、上空から下るように広がって届いています。

ただこの電波は鉄筋コンクリート製のビルなどに遮られるため、高層ビルなど近隣の住宅や、家と家の感覚が狭い住宅密集地などでは、低い位置に地デジ電波が届きにくくなり、屋根の上など高い位置に、八木式アンテナをはじめ、受信性能の高い地デジアンテナを設置する必要があります。

他にも地デジ電波は、一年を通した気候の変化で6㏈程度のレベルの変化があるほか、雨や雪などの悪天候でも、電波が吸収されて大幅な減衰(電波レベルの弱まり)が生じるため、これらの影響を踏まえて、余裕ある受信レベルの確保が重要になります。

  • 衛星放送

衛星放送は、宇宙空間で赤道軌道上を周回し、地上からは常に空の同じ位置に見える人工衛星「静止衛星」から、日本全域に電波を送信する放送の形式です。

衛星放送では、地デジ放送より周波数帯の高い12GHz(ギガヘルツ)前後(12GHz帯)の電波を使用しています。この電波は波長の幅が25ミリ前後で、性質が光に近く、人工衛星から日本の全域まで、まんべんなく直進的に届いています。

そのため衛星放送は地デジ放送に比べて、日本全域で受信レベルの差が少なく、地上の地形や障害物、災害などにも影響を受けにくく、常に安定して大容量の放送を続けることができる点が特徴になっています。

現在の日本の衛星放送では、BS放送の放送衛星、主なCS放送(110度CS放送)の通信衛星とも、東経110度の上空に位置しているため、衛星放送の受信には、パラボラアンテナであるBS/CSアンテナを使用して、ディッシュの正面を仰角、方位角(上下と左右)を東経110度の方向へと正確に向けて、電波をキャッチする必要があります。

また12GHz帯の電波は、直進性が高く長距離まで届く半面、光のように障害物に遮られやすい性質があります。そのためBS/CSアンテナのディッシュを向ける方向に、建物や山、樹木、電柱や電線、洗濯物など、わずかな障害物があっても受信感度が低下しやすくなり、これら障害物がない設置位置を選ぶことが重要です。

日本国内では全域で問題なく衛星放送を受信できますが、静止衛星から見てやや距離が遠くなる日本の北部、南端部、離島部などでは、距離による減衰でやや電波レベルが弱まるため、一般の住宅では、通常の45型モデルよりも、やや大型で受信性能の高いBS/CSアンテナが必要となります。

他にも衛星放送特有の現象として、大雨や大雪で、雨や雪の粒が12GHz帯の電波の波長に近くなると、電波が雨や雪に吸収され、乱反射が生じることで、受信障害に至る「降雨減衰・降雪減衰」が起こり得ます。この対策は基本的に、天候の回復を待つことになりますが、大型のBS/CSアンテナを利用する対策もあります。

住宅におけるテレビアンテナの主な設置位置は?

この項目では、戸建住宅の中で、テレビアンテナを設置できる主な位置と、そのメリット、デメリットから、オススメできるケースについて解説してまいります。

設置場所1:屋根の上

戸建て住宅の屋根の上など高い位置は、地デジ放送、衛星放送とも、周辺の障害物などの影響を避けやすくなるため、一般的にもっとも電波を受信しやすく、受信が安定しやすい場所として知られています。

地デジアンテナでは、八木式アンテナ、ユニコーンアンテナなど、受信性能を重視するアンテナを設置するのに適しています。

基本的な設置方法は、屋根の頂点部に「屋根馬」と呼ばれる器具を置き、マストを立ててアンテナを固定し、四方から張ったステンレスワイヤーなどのステー(支線)でマストを固定するといった古典的な方法のほか、近年では、破風板(屋根の張り出し部)や壁の高い位置に「サイドベース」という器具を固定してマストを立て、アンテナを設置するという方法もあります。

ただ屋根の上への設置では、八木式アンテナなどアンテナの機種によっては住宅の外観や景観に影響しやすい。また風雨などに悪影響を受けやすい。さらにメンテナンスや角度調整、修理なども専門業者に依頼する必要があるなどのデメリットも生じます。

また屋根馬による設置では、アンテナ全体の老朽化に伴い、アンテナが傾く。ひいては屋根の上でアンテナが倒壊する、屋根から落ちて大きな事故を引き起こすなどのリスクも考えられるため、特に設置から年月が過ぎたアンテナでは注意が必要です。

設置場所2:壁面

住宅の壁面へのアンテナ設置は、特にデザインアンテナなど、景観に配慮したアンテナを選ぶ場合に適しています。壁面に取り付けることで、アンテナを目立たなくすることができ、建物の外観を損ねる心配がありません。

また八木式アンテナやBS/CSアンテナなども、壁面に設置することで、目立たず住宅の見た目への影響を抑えるほか、雨風などの影響を避けやすくすることもできます。

壁面へのアンテナ設置は、基本的にデザインアンテナの設置具やサイドベースを固定して行いますが、この際、壁にビス穴を開ける必要が出るというデメリットもあります。

さらに、壁面でも電波が届きやすい方向にアンテナを設置する必要があり、建物などの周辺環境によっては、電波が遮られて受信感度が低下しやすいデメリットもあるため、注意が必要です。

特に、アンテナを設置した後に、建物が建てられる、樹木が伸びるなどして、電波が遮られてしまうリスクについては、あらかじめ想定が必要となります。

設置場所3:ベランダ内外

ベランダは比較的、簡単にアンテナを設置できる場所です。特に、BS/CSアンテナを設置する場合、南向きのベランダであれば、良好な受信感度を期待できます。

主な設置方法は、ベランダの手すり部に設置具やサイドベースを固定してアンテナを取り付ける施工ですが、他にも受信が可能であれば、八木式アンテナやBS/CSアンテナをベランダ内部空間に設置する。強電界地域であれば、8素子の小型八木式アンテナを吊り下げ設置するなどの方法もあります。

ベランダへのアンテナ設置は、アンテナが目立たず風雨などを避けやすいメリット、ベランダの向きが重要で受信感度が低下する場合もあるデメリットなど、壁面の場合とほぼ同等です。

ただベランダの場合、アンテナのメンテナンスやDIY設置を行いやすくなる。壁にビス穴を開ける必要がないなどのメリットも生じます。

一方で、生活空間にアンテナが設置されるため、誤って触れることで、角度のズレなどのトラブルが生じやすい。アンテナがベランダでの作業に邪魔になる場合もあるなどのデメリットも考えられるため、ご注意ください。

設置場所4:屋内空間

地デジ放送の場合、地デジ電波は、金属の建材やウレタンなどの断熱材が使われている場合のを除き、壁や屋根を通り抜けて戸建て住宅の内部にも届くため、屋内空間に地デジアンテナを設置することも可能になります。

その主な方法は、住宅の屋根裏、天井裏空間にデザインアンテナをはじめとする地デジアンテナを設置する。また簡易的な室内アンテナを使用するという方法になります。

この場合は、住宅の外観や外装に何の影響もない。アンテナ本体も風雨などの影響から守られるため、メンテナンスフリーで耐用年数が大きく伸びるなどのメリットがあります。

ただこの方法は、屋内に届く地デジ電波は減衰が生じるため、基本的に強電界地域向けの方法になり、住宅の建材や設備が電波を通しやすい、屋根裏などにアンテナを設置できるスペースや作業可能な点検口があるなど、さまざまな条件が出てまいりますので、ご注意ください。

また衛星放送の12GHz帯の電波は、住宅の屋根や壁などに遮られてしまうため、BS/CSアンテナの屋内設置は難しくなります。ただ唯一の例外として、南西(東経110度)方向を向いて、12GHz帯の電波が十分に差し込む窓がある部屋であれば、BS/CSアンテナを専用スタンドに立てた据え置き設置が可能になる場合もあります。

ただしこの場合も、窓ガラスの素材や大きさなどに制約が多く、受信可能な場合も受信レベルが低下しやすいなどのデメリットがあるため、実際的にはあまりおすすめできる方法ではありません。

これらアンテナ屋内設置の詳細については、本文内のリンク先にある各コラム記事でも詳しく解説しております。

電波状況を考慮した最適な設置場所の選び方

テレビアンテナの最適な設置場所を選ぶためには、現場の電波状況を事前に確認することが重要です。アンテナレベルチェッカーなどを使用して、各場所の電波レベルを測定し、もっとも受信感度の高い場所を選びます。また、周辺の建物や樹木など障害物の影響も考慮する必要があります。

専門業者に依頼すれば、プロ仕様の電波測定器を用いた調査で、最適な設置場所を見つけてもらうことができます。前述の通り、当あさひアンテナでは、ご依頼いただければ、綿密な電波調査、お見積もりを完全無料で実施いたしますので、アンテナ工事をご検討の方は、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

デザインアンテナで景観を損ねない設置方法

地デジアンテナの中でも、デザインアンテナ(薄型アンテナ)は、薄型でスタイリッシュなデザインが特徴で、建物の外観を損ねることなく設置できます。壁面やベランダに設置することで、アンテナの存在を目立たなくすることができます。アンテナの色を外壁の色に合わせることで、さらに景観との調和を図ることが可能です。

デザインアンテナの場合、現場の受信レベルや周辺環境によっては、設置できないケースも出る弱点もありますが、その場合は、設置費用はやや割高になりますが、ユニコーンアンテナの採用により、安定した受信レベルを確保しながら、デザインアンテナとほぼ同等のメリットも実現できることが多くなります。

地デジアンテナの設置場所を選ぶ際には、電波の受信状況と見た目の良さ、また風雨などへの強さをご考慮の上、最適な場所をお選びください。ご自身での判断が難しい場合は、やはり当あさひアンテナをはじめ、専門業者へとご相談になることをおすすめいたします。

DIYでアンテナ設置に挑戦!必要な道具と手順を徹底解説

お住まいで条件が整っていれば、業者に依頼することなく、ご自宅でのDIYにより、テレビアンテナ設置に挑戦することもできます。

この場合、必要な費用はアンテナ本体など機材の代金だけになるため、業者に依頼する場合の工事費用を節約できます。ただしDIY工事にあたっては、安全に十分配慮し、正しい手順で行う必要があります。

DIYに必要な道具リストと安全対策:高所作業は厳禁!

テレビアンテナをDIYで設置する際には、主に以下の機材、道具が必要になります。

道具 用途 備考
アンテナ本体 地デジ、BS/CSなど、必要なアンテナ。 現場の受信環境に適した機種を確認。
同軸ケーブル アンテナとテレビを接続。 必要な長さを事前に計測。
ケーブルカッターまたはニッパー 同軸ケーブルの切断。
電工ペンチ 同軸ケーブルに接栓を取り付け。
F型接栓 同軸ケーブルの先端に取り付け、テレビや分配器と接続。 接栓と一体型のケーブルを選ぶ選択肢もある。
アンテナ固定具 アンテナを固定。 壁面、ベランダなど設置場所に応じて選ぶ。
各種アプリ スマートフォンなどで電波塔や静止衛星の位置を確認。 必要なアプリを事前にインストールする。
スパナ、レンチ アンテナや金具の固定。 サイズを確認。
ドライバー ネジの締め付け。 プラス、マイナス両方あると便利。
レベルチェッカー 電波の受信レベルを確認。 アンテナ角度調整の際にあると便利。

※上記は主な機材であり、必要なものは現場によっても異なります。

DIYでの安全対策としては、基本的にはベランダや屋上フロアなど、作業時に転落などの危険が少ない場所を選ぶこと。不安定な場所での作業は避け、脚立やはしごを使う場合は、しっかりと固定して正しく使うこと。雨天や強風時は作業を中止すること。 電気配線に注意し、感電防止対策を講じることなどが挙げられます。

そして少しでも無理を感じる場合、DIY作業は行わず、専門業者にご依頼ください。

アンテナ設置の手順:初心者でも分かりやすい解説

ここでは、一般的な地デジアンテナ(デザインアンテナ)を壁面に設置する手順を解説します。

  1. 設置場所の選定:安全が確保できるベランダなどから、特に地デジ電波が受信しやすい場所を選びます。周囲に高い建物がない、電波塔に近いなどが条件となります。
  2. アンテナ固定具の設置:ベランダの手すり部にデザインアンテナの取り付け金具を固定します。あらかじめ手すり部の形状を確認し、対応できる設置具をご用意ください。
  3. アンテナ本体の取り付け:アンテナ本体を設置具に取り付け、電波塔の方向へと向きを調整します。
  4. 同軸ケーブルの接続:アンテナとテレビを同軸ケーブルで接続します。ケーブルカッターで必要な長さに切断し、電工ペンチで接栓を取り付けます。あらかじめ必要な長さの、接栓付きケーブルを用意する方法もあります。
  5. テレビとの接続:同軸ケーブルの接戦を、アンテナ側の端子、およびテレビ側のアンテナ端子に接続します。
  6. アンテナレベル確認とチャンネル設定:テレビ側でアンテナレベル画面を表示し、十分なアンテナレベルになるよう、アンテナ角度の微調整を行います。このとき、簡易型のレベルチェッカーがあれば、角度調整の作業が楽になります。次に必要に応じてチャンネル設定を行い、テレビ放送が正常に受信できるかを確認します。

以上は、DIY設置の大まかな手順になります。詳しくはこちらのコラム記事などもご確認ください。

またBS/CSアンテナをDIYで設置する場合は、上下、左右とも、より細かな角度調整が必要になります。スマートフォンアプリやレベルチェッカーを使用して正確に角度を調整し、アンテナレベルが最大になるように微調整を行ってください。

BS/CSアンテナ角度調整の手順は、こちらのコラム記事でも詳しく解説しております。

設置後の調整方法:電波レベルをチェック!

アンテナの設置後、テレビの映りを確認し、受信レベルが低い場合は、以下の方法で調整を行います。

  1. アンテナの向き調整:アンテナの向きを少しずつ変えながら、テレビ側のアンテナレベル画面などで電波レベルが最大になる場所を探します。
  2. ブースターの設置:そもそも受信できる電波レベルが弱い場合は、室内用などのブースターを設置することで電波レベルを増幅できます。
  3. ケーブルの接続確認:同軸ケーブルの接続が緩んでいないか、断線していないかなども確認します。
  4. レベルチェッカーの活用:アンテナレベルチェッカーを使用すると、電波レベルを手元で素早く確認できます。アンテナの向きを調整する際には非常に便利です。

注意点としては、テレビ側のアンテナレベル画面を利用する場合、角度の変更から画面に反映されるまでに、数秒程度のタイムラグがあるため、角度調整を少しずつ行うことが重要です。また電波レベルが改善しない場合は、設置場所を変える必要が出ることもあります。

アンテナ角度調整に限らず、高所でのアンテナ関連作業は危険ですので、決して無理に行わないでください。 DIYでのアンテナ設置は、費用を抑えられるメリットもありますが、失敗や事故に対する保証がないため、安全面や技術面での注意が必要です。

作業に自信がない場合は、やはり専門業者にご依頼になることをおすすめいたします。

アンテナ工事後のトラブルシューティング

アンテナ工事が完了した後も、急にテレビの映りが悪くなったり、まったく映らなくなったりするトラブルが発生することがあります。

ここでは、よくあるトラブル事例とその原因、対処法について解説いたします。

電波レベルが悪い・映らない時の原因と対処法

テレビが映らない、または映りが悪い場合、主に以下の原因が考えられます。

原因 対処法
アンテナの向きのズレ 強風や地震などでアンテナの向きがズレることがあります。可能であれば、アンテナの向きを調整してください。BS/CSアンテナは特に角度調整がシビアです。安全に配慮し、難しい場合は業者にご依頼ください。
配線不良 アンテナケーブルがきちんと接続されているかを確認してください。ケーブルが劣化している場合は、新しいものに交換してください。
ブースターの故障・電源OFF ブースター(電波増幅器)が設置されている場合、電源が入っているか確認してください。故障している場合は、交換が必要です。
電波障害 アンテナの近くに高い建物が建ったり、樹木が成長したりすることで電波が遮られることがあります。設置場所の変更をご検討いただくか、業者にご相談の上、適切に対処してください。
テレビ側の設定ミス テレビのチャンネル設定が間違っている可能性があります。テレビ本体の取扱説明書を確認し、チャンネルを再設定してみてください。
テレビ本体の不具合 テレビ本体の経年劣化、B-CASカードの不具合などで映らなくなることもあります。B-CASカードを正しく差し直す、テレビのリセットを行うなどの対処を取ってください。

 

※上記は主なトラブルの原因と対処法です。受信トラブルの原因はこの他にも考えられます。原因がわからない場合は専門業者にご相談ください。

ブースターの設置:電波を強くする方法

地デジ電波レベルが弱い地域や、住宅内に三台以上のテレビを設置する場合、アンテナからテレビまでの距離が長い場合などは、アンテナ配線部にブースターを設置することで、電波レベルを強くすることができます。

なお、ブースターには電源が必要なため、屋根裏では専用のコンセントが用意されている位置などに設置する必要があります。

ブースターを選ぶ際には、以下の点にご注意ください。

  • 増幅率:電波の弱さに合わせて適切な増幅率、調整機能を持つ製品をお選びください。
  • 対応周波数:地デジとBS/CSなど、受信するテレビ電波に対応している製品かどうかをご確認ください。
  • 屋外用・室内用:ブースターには屋内全体の受信レベルを増幅する屋外用、各部屋で受信レベルを補完する室内用のモデルがあります。現場の電波レベルの状態などに合わせてお選びください。

ブースターについては、こちらのコラム記事にも詳細の解説があります。

業者に依頼すべきケース:自分で解決できない時の判断基準

上記のような対処法を試しても、電波レベルが改善しない場合は、専門業者に依頼することをご検討ください。特に以下のようなケースでは、業者への依頼がおすすめです。

  • 高所での作業が必要な場合。
  • 原因が特定できない場合。
  • アンテナの交換や修理が必要な場合。
  • 自分で作業することに不安がある場合。

大掛かりなアンテナ交換などで業者を選ぶ際には、複数の業者から見積もりを取り、また業者の実績や評判を確認することが大切です。業者ごとのアフターサービスや保証内容についてもご確認しておいてください。

当あさひアンテナでは、アンテナ工事後のアフターフォローに関しても、業界最長クラス「10年」の長期保証をご用意しており、万が一、アンテナトラブルが発生した場合には、弊社フリーダイヤルにご一報いただければ、保証期間、保証太陽内の問題であれば、完全無料で早急に対処いたします。

もちろん弊社以外の業者が設置したアンテナに関しても、ご相談いただければ早急に修理対応いたしますので、アンテナトラブルでお困りの際は、どうかお気軽にご相談くださいませ。

まとめ|アンテナ工事はプロに頼む?DIY?最適な選択肢を見つけてください

お住まいにおける地デジ、衛星放送のテレビアンテナ工事は、それぞれの電波の受信状況や設置場所、施工の丁寧さ、そして何よりも安全性を考慮する必要がある作業です。

本記事では、アンテナ工事の機種を含めた種類、設置場所の選び方、DIYでの設置方法、そしてトラブルシューティングまで、アンテナ工事に関するあらゆる情報を網羅的に解説いたしました。

本文中の重要なキーワードでは、その他の関連コラム記事へのリンクもご用意しているため、そちらの記事をご確認されることで、アンテナ工事に関する情報を、より深くご理解していただけると存じます。

DIYでアンテナ設置に挑戦することも可能ですが、その場合、安全対策は必須です。さらに電波状況の確認やアンテナの調整など専門的な知識も必要となります。もし少しでもご不安を覚えられる場合は、無理をなさらずプロの業者、会社に依頼することをおすすめいたします。

テレビアンテナ工事をプロにご依頼になるメリットは、確実な施工とアフターサポートです。優良な業者をお選びになれば、電波状況に合わせた最適なアンテナを選定し、安全かつ確実に設置してくれます。

優良な業者であれば、可能な限り、工事費用の低価格化にも挑戦しているほか、万が一のトラブルにも迅速に対応してくれるのでとても安心です。

アンテナ工事についてお悩みの方は、ぜひ当あさひアンテナのフリーダイヤルへお電話、または当サイト内のメールフォーム、弊社LINEアカウントまでご相談ください。まずはお客様のお住まいの状況を詳しくお伺いし、想定できる最適なアンテナ工事プランと簡易のお見積もりをご提案いたします。

本文でもご説明した通り、当あさひアンテナでは、各種アンテナ工事を相見積もり、即日工事にもご対応可能で承っております。現在、ご相談当日からの即日工事に関しては即日割引もご用意しているほか、ご希望であれば、電波調査、お見積もりを「完全無料」で承ります。

弊社では、アンテナ取り付けをはじめ、周辺機器の設置などアンテナ関連工事について、高品質の機材と施工技術をセットに、明確な価格体系による低価格で承っております。

相見積もりにて、弊社と同等の施工、機材の品質で、弊社より安い価格を提示した業者があった場合には、より安い再お見積もりにも全力でご対応いたします。

実際の施工は弊社スタッフの優秀なアンテナ職人による完全自社施工で、経験豊富なスタッフとコストの軽減により、現場の受信環境とお客様のご要望に応じた、最高品質の工事を、業界最安に挑む費用でご提供いたします。

アンテナ工事後のお支払いは、各種クレジットカード、電子マネーにもご対応しております。また弊社では施工技術への自信から、工事完了後も、業界最長に挑む「10年保証」をご用意して、万が一のアンテナトラブルにも末永くご対応いたします。

アンテナ工事に関するご相談は、どのようなことでも、当あさひアンテナまでお気軽にご連絡ください、弊社では、いつでもお客様のお問い合わせをお待ちしております。

アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。