最新・台風でアンテナが倒れた・テレビが映らない:修理の料金相場と火災保険で費用を抑える方法とは?
毎年8月から9月にかけては、日本では台風の上陸が多くなる「台風シーズン」にあたります。ときに大きな被害をもたらす台風ですが、そこまで大型の台風ではなくとも、住宅のさまざまな設備に影響を与えることもあります。
特に台風の最中、または台風が過ぎた後の戸建て住宅で多い不具合が、突然、お住まいのテレビが映らなくなるという問題です。
まだまだ台風の被害について心配が多い状況で、ニュースや天気予報など、大切な災害情報が見られない不便さは計り知れません。
同時に、台風によってアンテナが壊れた場合「アンテナ修理にいくらかかるのだろうか」という不安も押し寄せてくるはずです。
周辺の各地でアンテナトラブルが多発している中、あわてて修理を依頼すると、悪徳業者に高額な請求をされるのではないか、と心配になる方も多いでしょう。
しかし、だからといって動揺して、ご自身で濡れて危険な屋根に登って、アンテナの状態を確認することは絶対に避けるべき行為です。
そこで本記事では、台風の通過後、急にテレビが映らなくなった、また屋根の上のアンテナが傾いている、倒れているなど、台風で明らかに壊れてしまった際の、安全な対処法を解説します。
記事内ではアンテナ修理にかかる費用の相場や、信頼できるアンテナ工事業者の選び方も詳しくお伝えします。
さらに、お住まいで加入している火災保険を活用して、アンテナの修理費用を自己負担額ほぼ0円にする方法もご紹介します。
この記事は、関東・関西の幅広いエリアに対応し、台風などによる早急なアンテナ修理の施工経験も豊富なアンテナ修理の専門業者「あさひアンテナ」へと取材を行い、プロの知見に基づいた確かな情報を、一般の方向けのわかりやすい記事としてまとめました。
この記事を一通りお読みいただければ、台風によるアンテナトラブルなどで、危険なDIYを避けて、賢く安全にテレビの視聴環境を取り戻せるようになります。
まずは落ち着いて現状をご確認の上、最適な解決策を見つけていきましょう。
【台風通過後】テレビが映らない・アンテナが倒れたらまず行うこと
お住まいのエリアを台風が通過した直後は、たとえご自宅に大きな被害がなくとも、風雨による敷地の乱れなどで混乱しており、一体何から手をつければよいか迷うものです。
特に、台風後にテレビが映らなくなった時は、より混乱が大きくなり、まず何をどうすればいいのか困惑されることでしょう。
しかし、この状況であせって短絡的な行動を行うと、かえって思わぬ事故やトラブルにつながる恐れがあります。
まずは落ち着いて、安全を最優先にしながら現状を把握することが大切です。
このセクションでは、台風後にテレビが映らない、アンテナが故障したなどの時、すぐ修理業者を呼ぶ前に、ご自身で確認できるポイントをいくつか整理しましょう。
まずは、以下の一覧からご確認ください。
※上記は急にテレビ画面が映らなくなった時の基本的な対処の事例です。
テレビ側の問題か、アンテナの問題か確認する
お住まいでテレビが映らない原因は、必ずしもアンテナにあるとは限りません。
台風による停電のあとなどは、停電からの急な復旧で、内部機器の一時的な不具合や設定のリセットが生じているなど、テレビ本体のエラーが原因になっていることがあります。
このようなときは、まずはテレビの主電源を切り、電源プラグもコンセントから抜いてしばらく置いた後に電源を入れ直す、テレビの「再起動」を試してみてください。
また、テレビ裏や壁のアンテナコンセント、途中の各機器などのケーブル端子が抜け落ちていないか、緩んでいないかも確認しましょう。
テレビ画面にエラーコードが表示されている場合は、以下の一覧表を参考に対処してください。このエラーコードは、テレビ本体が、テレビが映らないトラブルの原因を診断してユーザーに知らせる特有の機能です。
※上記は主なエラーコードの意味とその原因、対処法の一覧です。
上記のような簡単なチェックと対処を行うだけで、すぐにテレビの映りが復旧するケースもけっして少なくありません。
あわてて専門業者を呼んでしまい、出張料などで無駄な出費をしないためにも、まずは落ち着いて上記の点を確認しましょう。
これら対処の詳しい手順については、こちらの記事(テレビの映りが悪い・映らない時の初歩対処)を参考にしてください。
アンテナが倒れた・ずれた場合の対処法
上記のチェックポイントで、テレビ本体に問題がないとわかった場合は、やはりアンテナに何らかの被害が出ている可能性が高くなります。
もし台風や雨などが収まっている状態なら、屋外やベランダなどに出て、安全な場所からご自宅の屋根上や壁面にあるアンテナを目視で確認しましょう。
アンテナが完全に倒れた状態だったり、明らかに傾いていたりはしないでしょうか。
もしお住まいのアンテナが少しでも不自然な方向を向いていれば、それが受信不良の原因と考えられます。台風によるアンテナ被害を発見した際は、アンテナが屋根から落下するなどの二次被害を防ぐための初動対応が重要になります。
以下の一覧も参考に、適切な対処を取ってください。
※上記は台風による実際のアンテナ破損の実例と初期の対処法です。
アンテナの落下によって第三者に損害を与えてしまうと、賠償責任や、場合によっては刑事責任も負うリスクが生じます。被害が出る前に迅速かつ慎重に行動してください。
【警告】自分で直す(DIY)のは非常に危険!プロに任せるべき理由
屋根の上でアンテナが傾く、倒れるなどしていた場合、修理費用を節約しようと、ご自身で屋根に上って直そうとする行為には、大変な危険が伴います。
ただでさえ一般の方には高所作業専門の知識も技術もない上、台風通過後の屋根は濡れて滑りやすくなっているため、転落事故のリスクが跳ね上がります。
また、アンテナの角度がズレた場合の方向調整には、正確な電波状況の確認と、ミリ単位の精度による調整が求められ、一般の方には困難です。
プロが使う専用の測定器(アンテナレベルチェッカー)がなければ、いくらアンテナ角度を調整してもテレビが鮮明に映ることはありません。
以下の一覧表で、DIYによる対処とプロの修理を比較してみましょう。
※上記は台風後のアンテナ修理に関するDIYとプロの作業の比較です。
命や健康に関わる事故を起こしてしまっては取り返しがつかないため、台風後でなくとも、一般の方の高所作業は絶対にやめましょう。
安全かつ確実にテレビの視聴環境を取り戻すには、プロに任せる判断がベストです。
台風によるアンテナ修理にかかる費用の相場
台風などで明らかにテレビアンテナが故障・破損しており、業者に修理を依頼する際、一般のお客様がもっとも気になるポイントが「修理にいくらかかるのか」という点でしょう。
一般の方にとって業者によるアンテナ工事(修理)の適正な費用相場はわかりにくいため、悪質な業者に当たってしまい、不当に高額な請求をされるのでは、というご不安もあるかと思います。
そのような事態を避けるためには、あらかじめアンテナ修理費用の相場を知っておくことが重要です。
しかしアンテナ修理費用は、現場ごとのアンテナの被害状況や、必要な作業・機材の内容によって大きく変動します。
また、設置されているアンテナの種類によっても部品代などが異なってきます。
以下、アンテナ修理の費用を左右する主なポイントについて一覧でご紹介します。
※上記はアンテナ修理の工事費用を決める主なポイントです。
アンテナ修理内容ごとの費用目安(向き調整・立て直し・交換)
以下の一覧で、具体的なアンテナ修理の作業内容ごとの費用相場を把握し、業者による見積もりの妥当性を判断できるようになってください。
修理費のうち、一般的にもっとも安価なのは、強風でずれたアンテナの向きを元に戻すだけの作業です。基本的に機材の交換などが必要ないため作業費だけで済みますが、現場の状況によっては高所作業費などが加算されることもあります。
一方で、アンテナがマストごと倒れてしまった場合は、アンテナの立て直しや補強の作業が必要になります。この場合、補強具やマスト交換の機材費なども加算されます。
また、もしアンテナ本体が折れたり破損したりしていて、再利用ができない場合は、新しいアンテナへの交換となります。
この場合は、アンテナを新規に設置する機材・工事費用と、古いアンテナを撤去・処分する作業費が、基本的な費用になります。
※上記は一般的な業者による各種アンテナ修理作業の費用目安です。
業者から見積書をもらった際は、「工事一式」ではなく、細かな作業・機材の項目(角度調整や再固定、交換する部材など)について、詳しく費用の内訳が明記されているかを確認してください。
見積もり内容が細かく、お客様からの質問にもわかりやすく答えてくれる業者であれば、適正料金や作業内容について信頼が置けます。
設置・交換するアンテナの種類と費用の関係
ご自宅に設置されているテレビアンテナの種類によっても、修理や交換の費用は変わります。
一般的な魚の骨のような形をした地デジアンテナである八木式アンテナは、古典的モデルで本体価格も廉価なため、比較的、安価に部品交換が可能です。ただ設置位置が高いため、現場によっては高所作業費などが加算される場合もあります。
一方、壁面に設置するデザインアンテナなどは、本体価格がやや高くなる傾向にあります。また八木式アンテナほどではないものの、設置位置によっては特殊作業費が発生することもあります。
また衛星放送用のBS/CSアンテナは、静止衛星に向けたミリ単位のシビアな角度調整が必要なため、技術料が含まれるケースもあります。
以下、各種アンテナの本体交換を行う場合の費用目安です。
※上記は各アンテナ機種の主な特徴と交換の費用目安です。
もし古い八木式アンテナが倒れる、故障するなどで交換する場合は、これを機に風雨などに強いデザインアンテナ・ユニコーンアンテナへ変更するのもひとつの手です。
台風被害のアンテナ修理は「火災保険」で自己負担が軽くなる可能性も!
台風でアンテナが破損して、修理・交換が必要になった場合、まったく予期しなかった数万円の出費は、家計にとって大きな痛手となります。
しかしそのような場合、なるべく出費を抑えたい方にとって朗報となるのが「火災保険」の活用です。
火災保険と聞くと、一般の方は「火事のときしか使えないのでは?」と思われがちです。
しかし一般的な火災保険には、火事の他にも、地震を除く多くの自然災害や、予想外の事故による被害についても補償される「風災補償」その他の各種保証が付帯しています。
そして、テレビアンテナは建物の一部(設備)とみなされるため、ほとんどの場合、自然災害による破損時には、火災保険の補償対象となります。
以下は、台風などでテレビアンテナが破損した際に、修理費用に火災保険を適用する際の主なポイントです。
※上記は自然災害でアンテナが故障した際に火災保険を適用するための主な注意点です。
火災保険の「風災補償」が適用される条件
台風によるアンテナの被害は、前述した通り、火災保険の「風災補償」の対象となるケースがほとんどです。
強風だけでなく、それに伴う飛来物での破損も自然災害として認められます。
具体的な適用条件は保険会社によって異なりますが、火災保険が適用される一般的な基準は存在します。
以下の表で、どのようなケースが補償の対象になり得るかを確認しましょう。
※上記は一般的な火災保険で補償されることが多い災害による被害の例です。
ただ、実際に上記の項目で保証されるかどうかは、火災保険の契約内容にも左右されます。ご自宅の火災保険で、契約内容に「風災・雹災・雪災」などの補償が含まれているかどうか、まずは保険証券を確認してください。
保険金が下りないケース(経年劣化・免責金額など)
上記でも少しご説明した通り、すべてのアンテナ修理に火災保険が使えるわけではなく、状況によっては適用外となるケースもあります。
もっとも注意すべき点として、アンテナなど設備の「経年劣化による破損」は、火災保険の補償の対象外になるという点です。
たとえば長年、雨風にさらされて錆びついており、いつ倒れてもおかしくなかったアンテナが台風などで倒れた場合、本当に台風による被害に該当するのか判断が分かれます。
また、契約時の設定によっては「免責金額(自己負担額)」の壁があります。
アンテナの破損で火災保険が下りない主なケースについて、以下の一覧にまとめました。
※上記は台風などによる被害で火災保険が下りない主な実例になります。
上記した「フランチャイズ形式」による契約の場合、20万円などの比較的、高額な免責金額を越えない被害については保険金は出ませんが、被害額が免責金額を超える場合は、修理費用の全額が保険金として支払われます。
一方、現在の主要な免責金額の形式である「エクセス形式」は、免責金額が5万円など比較的、低額ながら、支払われる保険金は、被害額から免責金額を引いた額になります。
つまり認定された被害額が8万円の場合、実際に支払われるのは3万円になるのです。
いずれにせよ上記のような理由で、火災保険を申請したのに保険金が下りなかったとあわてることにならないよう、事前に保険会社へと詳細をお問い合わせください。
自分でできる!火災保険の申請手順ステップ
火災保険の申請は、基本的に契約者がご自身で進めることが必要です。
火災保険は一般的に、契約上、保険の申請は原則として契約者本人が行うことになっています。また業務として保険申請の代行を行えるのは弁護士資格のある者だけです。
ご自身で火災保険の申請を行うことで、悪質な代行業者に高額な手数料を取られるリスクを防ぐことができます。
火災保険を申請する鍵となるのは、台風による被害を証明する、現場の「写真」と業者による「見積書(修理報告書含む)」です。
火災保険の申請サポートに慣れたアンテナ工事の専門業者を選ぶと、スムーズに申請手続きが進みます。
以下は、アンテナの修理に火災保険を申請する場合の、基本的なステップです。
※上記は台風などのアンテナ被害について、ご自身で火災保険の申請作業を行う場合の基本的なステップです。
また、優良なアンテナ工事業者には、台風などの被害によるアンテナ修理に並行して、火災保険の申請についても問題のない範囲でサポートしてくれる業者も存在します。
たとえば「あさひアンテナ」では、アンテナ修理と同時に火災保険についてのご相談もいただければ、修理に並行して、上記の現場写真や修理報告を含めた見積書などの必要書類を、すべて業者側でご用意します。
申請書類の作成や保険会社との交渉についても、保険の知識を持つ同社スタッフが、問題のない範囲でアドバイスしてくれるため、お客様は何のご心配もなく火災保険の申請を進めることができます。
悪徳業者に注意!信頼できるアンテナ修理業者の選び方
台風などの大きな災害の直後には、多くの住宅でアンテナの故障が発生し、アンテナ修理の需要が急増します。
そこでお客様のご不安につけ込み、質の低い施工や不当な料金設定で暴利を得ようとする、アンテナ工事の悪徳業者も現れます。
このような業者を選んだ結果、無料点検と称してわざとアンテナを壊され、高額な修理を勧められたり、法外な修理費用を請求されたり、ずさんな工事で住宅の雨漏りを引き起こされたりするといった被害が絶えません。
安全かつ適正な価格でお住まいのテレビアンテナを修理するためには、的確な優良業者選びの基準を持つことが不可欠です。
このセクションにて、台風後のアンテナ修理はどこに頼むべきか、悪質な業者に騙されないための防衛策と、優良業者を見分けるためのポイントとして、以下のような注意点を押さえておきましょう。
※上記はアンテナ工事の優良業者・悪徳業者の主な特徴の一例です。
詐欺に注意!「保険で無料になる」と迫る業者の手口
近年、悪質なアンテナ工事業者の手法としてもっとも警戒すべき事例が、前述した火災保険などの「保険を使って無料でアンテナを修理できる」と訪問してくる手口です。
このような業者は、実態とは異なる修理費用の「自己負担金ゼロ」を過剰にアピールして、高額な手数料(保険金の数十%)を請求してきます。
さらに恐ろしいのは、経年劣化によるアンテナの破損でも「台風で壊れた」と偽ってお客様に火災保険を申請させるという手口です。
このように虚偽の理由で保険金を請求すると、契約者自身が保険金詐欺の共犯者となり、刑法犯として罰せられる恐れがあります。
以下、火災保険を悪用する悪徳業者の主な手口を一覧でご紹介します。
※上記は火災保険に関する悪徳アンテナ修理業者の主な手口です。
火災保険の適用判断は業者ではなく、保険会社が場合によっては現場に調査員を派遣して行うものです。火災保険を悪用するような安易な誘いには決して乗らないでください。
優良なアンテナ専門業者の3つの特徴
では、具体的にどのような専門業者を頼れば、安心して修理を任せられるのでしょうか。
優良なアンテナ専門業者には、共通するいくつかのポジティブな特徴があります。
ご依頼を考えている業者が以下の3つの基準を満たしているか、業者のウェブサイトや電話対応で確認してみましょう。
※上記は優良なアンテナ工事業者の基本的な特徴です。
実績ある専門業者は、最低限の基本として、これらの条件を満たしています。
たとえば「あさひアンテナ」の場合は、年間6,000件以上の施工実績に基づく、優秀で経験豊富なアンテナ職人による完全自社施工はもちろん、見積もりは詳細でわかりやすく、また見積もり後に追加料金を加算しない姿勢も徹底しています。
また工事後の保証についても、業界最長クラスの「10年保証」をご用意しています。
技術力の高い職人が在籍していて、長期保証も確かな業者を選び、確実かつ長く安心できるアンテナ修理を行いましょう。
依頼時は複数社から「相見積もり」を取ろう
台風などによるアンテナの故障で、テレビが見られない、またはアンテナが倒れそうといった状況だと、修理についても最初に見つけた一社で即決したくなるものです。
しかし、工事の適正な価格と確かなサービスを見極めるためには、必ず2~3社から「相見積もり」を取ることが重要です。
相見積もりを取ることで、ご自宅のアンテナ修理における適正価格がわかり、工事費用が極端に高額、または低価格すぎる(追加料金の恐れがある)業者や、対応が悪い業者を自然に排除できます。
料金だけでなく、電話での対応の丁寧さや、工事内容の説明がわかりやすいなど、業者の広告などではわかりにくい部分もしっかりと比較・確認してください。
以下は、相見積もりによって比較すべき主なチェックポイントです。
※上記は相見積もりの際に業者に対してチェックすべきポイントです。
相見積もりの手間をかけてでも、もっとも納得できる業者を選ぶことが、結果としてトラブルのない安心できるアンテナ修理につながります。
今後の台風に備える!アンテナ修理に至る事態を防ぐ事前対策
無事にアンテナの修理が終わっても、いったん被害を経験すると「また次の台風や災害でアンテナが壊れたらどうしよう」という不安は残るものです。
アンテナが倒壊して屋根材を壊したり、落下により隣の家や車、最悪の場合は人を傷つけたりするような二次被害は絶対に防ぎたいものです。
そこで、今回の修理や交換をアンテナ設備更新のよい機会ととらえて、将来の台風などの災害に備えた、抜本的な対策をご検討ください。
以下のように最新のアンテナ機種や設置方法を工夫することで、今後、自然災害への耐性を大幅に高めるアンテナ設備を用意することができます。
※上記はアンテナ設置における主な自然災害トラブルへの対策の例です。
強風に強いデザインアンテナ・ユニコーンアンテナへの交換
古くからある八木式アンテナは受信性能が高い反面、形状や設置位置から、どうしても台風や風雨の影響を受けて経年劣化やトラブルが生じやすくなります。
台風対策としてもっとも効果的な方法は、強風や豪雨など強い最新型のアンテナモデルへと交換することです。
特に、薄型の箱状で建物の壁面にピタッと取り付けることができる「デザインアンテナ(平面アンテナ)」は風の抵抗を大きく逃がし、雨にも強くなります。
また、ポール状の形状で風雨を受け流す「ユニコーンアンテナ(マスプロ電工「U2CN」)」も、屋根の上への設置で受信性能を確保しながら、高い耐風耐候性を誇ります。
以下、風雨などに強いアンテナ機種の主な一覧です。
※上記は風雨などの対策に使われる主なアンテナ機種の例です。
デザインアンテナは、地デジアンテナの風雨対策や、家の見た目に影響を与えたくない場合にもっとも人気の高いアンテナ機種です。
しかし主な設置位置が壁面など低い位置のため、現場によっては受信感度が低くなることがあり、特に高層建築の付近や住宅密集地など電波が遮られる現場では設置できないこともあります。
そのような場合は、デザインアンテナがほぼ同様のメリットをもちながら、ポール状のアンテナを屋根の上に設置することで受信が安定しやすいユニコーンアンテナが最適の選択肢になります。
また家の見た目にこだわりがなく、風雨対策と受信の安定を優先する場合には、高耐風・高耐久モデルの八木式アンテナが適しています。
また衛星放送用のBS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)も、ディッシュ部のパンチングメタル仕様やメッシュ状の構造のほか、全体的な強度も高めた高耐風モデルに交換すれば、台風などを受けてもズレにくくなります。
お住まいの地域の電波状況や自然環境によっても、たとえば塩害用や雪害用など最適なアンテナモデルは異なるため、詳しくは現地での施工経験が多い専門業者にご相談ください。
アンテナの設置場所を「壁面」や「屋根裏」に変更する
テレビアンテナの種類だけでなく、アンテナを設置する場所を変えることも立派な台風対策になります。
受信感度が安定しやすい半面、もっとも風雨などの影響が強くなる屋根のてっぺんを避け、安全な位置へ移設する方法です。
外壁の高い位置(破風板など)や、ベランダの内外に設置すれば、屋根の上よりも風雨の影響を抑えられます。特にベランダ付近ではメンテナンスも行いやすくなります。
さらにアンテナ取り付けで究極の自然災害対策として、現場の電波状況や住宅建材などの条件がよければ「屋根裏空間へのデザインアンテナ設置」という選択肢もあります。
以下は、設置位置の工夫によるアンテナ風雨対策の主な例です。
※上記はアンテナへの風雨の影響を避けられる主な設置位置です。
屋根裏(または一階と二階の間などの天井裏)へのデザインアンテナ設置は、住宅の美観も損ねず最強の台風対策ですが、地デジ電波が屋根や壁を通る際に減衰するため、設置の条件が厳しくなります。
屋根裏にアンテナを設置できる主な条件は「現場に届く地デジ電波レベルが十分に強い」「家の建材・設備に電波を遮る素材(金属やウレタンなど)が使われていない」「屋根裏に設置作業が可能なスペースと点検口がある」という点になります。
屋根裏へのアンテナ設置をご検討になる際は、まず専門業者へと調査をご依頼になり、ご自宅の環境で屋根裏設置が可能かどうかを確認してもらいましょう。
台風接近前にできる安全チェックと周辺の片付け
台風が来るたび、アンテナの状況を確認するため業者を呼ぶわけにもいきません。
急なアンテナの不具合を避けるためには、日頃からの備えが大切です。
とはいえ、DIYで屋根の上のアンテナを確認するなど高所作業も決して推奨できないため、お住まいでも安全にできる範囲で、アンテナ故障の予防策を講じましょう。
たとえば台風の接近が予測されたら、地上から双眼鏡などを使ってアンテナの状態を目視で確認します。
また、飛来物でアンテナを壊さないよう、家の周りの環境を整えることも重要です。
以下は、台風が近づく前にアンテナの状況を確認する際の主なポイントです。
※上記は台風が来る前にアンテナを守るための主な対策の実例です。
もし目視チェックでアンテナの傾きやワイヤーの緩みを発見したら、台風が来る前に早急な対処が必要です。
事前にアンテナ工事業者にメンテナンスを依頼し、ワイヤーの交換、締め直しや補強を行っておけば、安心して台風をやり過ごせます。
記事まとめ:台風後のアンテナ修理は落ち着いて、賢く業者と保険を活用しよう
台風の通過後にテレビが映らなくなり、アンテナが倒れていたりすると、誰しもが動揺してしまい、できるだけ早く直したいと思うものです。
しかし、ここで冷静さを失い、安易なDIYに挑んだり、よく選ばずに質の低い業者を頼んでしまったりしてはいけません。
まずはご自身の安全を第一に考え、ご自宅でもできる簡単な確認からはじめてください。
プロの業者に頼るべき作業と、その費用の相場を正しく理解することが、アンテナ修理に関係するトラブル回避の第一歩です。
以下、本記事の内容をまとめた、台風後のアンテナ故障に対処する基本的なプランです。
※上記は本記事の概要をまとめたものです。
お住まいで加入されている火災保険を正しく活用すれば、アンテナ修理に関する家計のご負担を大幅に減らし、実質ほぼ0円で修理できる可能性もあります。
アンテナ修理費用の透明性が高く、火災保険の申請にも協力的な優良業者をじっくりと選びましょう。
まずは「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントなど、優良業者へとお問い合わせになり、相見積もりも利用してあせらず賢く対処することで、従来よりも安心で快適なテレビ視聴環境を確立することができます。




