アンテナワイヤー(ステー・支線)の緩みは危険!倒壊リスクと張り直し手順、修理業者選びまで徹底解説!
戸建ての家にお住まいの方には、屋根の上にマスト(支柱、ポール)を立てて、その先に固定した地デジ・BS/CSのテレビアンテナでテレビを視聴している方も多いでしょう。
そして屋根の上のアンテナをよく見ると、屋根の四方から伸びているワイヤーで、アンテナをマストごとしっかり固定していることがお分かりになると思います。
しかしある日、ふとご自宅の屋根を見上げた際、テレビアンテナを固定しているワイヤー(支線)が緩んでいることに気づき、ご不安に思われることはありませんか。
このような状態になると「すぐにテレビが映らなくなるわけではないけれど、強風で倒れたらどうしよう」とご心配がよぎるのは当然のことです。
実際にアンテナワイヤーの緩みは、放置すると屋根の破損や近隣への被害など、重大な事故につながる恐れがあり、十分な注意が必要です。
本記事では、ワイヤーによる施工経験も豊富なアンテナ工事のプロ業者「あさひアンテナ」が、アンテナワイヤーが緩む原因から、DIYでの修理手順までを徹底的に解説し、お客様に必要な情報をご紹介します。
この記事をお読みいただくことで、ご自宅のアンテナの状態を正しく把握し、自分で修理すべきか業者に頼むべきかの判断ができるようになります。
本記事で解決できるアンテナステーの緩みなどに関するお悩みは、以下の一覧の通りです。安全かつ確実に対処するための知識を身につけ、アンテナ倒壊のご不安をスッキリと解消してください。
※上記は本記事でご説明する主な内容の一覧です。
アンテナワイヤー(支線)が緩むとどうなる?放置する3つの危険なリスク
地デジアンテナ機種でも主流である八木式アンテナ(骨組みのような形状のアンテナ)は、一般的に「屋根馬(やねうま)」と呼ばれる土台と、土台やマストを四方から引っ張るワイヤー「ステー(支線)」によって屋根上に固定されています。
より詳しく解説すると、四脚の形で中央にマスト(支柱、ポール)を固定する屋根馬を、屋根の上で面と面が合わさる頂点部にバランスよく置きます。
この屋根馬にマストやアンテナをしっかりと固定します。ただ、それだけでは屋根の上にアンテナを置いただけのことで、風や振動などで倒れる恐れがあります。
そこで、屋根の四方に打ち込んだステーアンカー(ワイヤー固定用の釘)や雨樋の金具などを利用して、四方からマストまでワイヤーを伸ばします。
マストにはステーを固定するリング状の「ステーリング」という金具が設置されており、ここに四方からのワイヤーを固定します。
また「あさひアンテナ」など施工技術の高い業者では、屋根の四方からアンテナマストまで張られたワイヤーの他に、各ワイヤーの途中から屋根馬の脚までもう4本のワイヤーを張り、より丈夫でバランスよく固定します。
この屋根馬とワイヤーによる工法は、四方向からの均等な張力(引っ張る力)によってアンテナや設置具のバランスを保ち、頑丈に設置する仕組みです。
また、屋根材に穴を開けるなどの必要がなく、頂点部がある屋根であれば、どのような屋根にも対応できるのがメリットです。
しかしその一方で、四方からのワイヤーのうち、1本でも緩んでしまうと全体のバランスが崩れ、アンテナ本体は非常に不安定な状態に陥ります。
アンテナワイヤーの一部が緩んだ状態では、一見すると「まだ倒れていない、アンテナはまっすぐ立っているから大丈夫」と思いがちですが、その油断は禁物です。
アンテナのワイヤーが緩んだ状態を放置すると、少しの風や軽い地震などでもアンテナが揺れ動き、さまざまなトラブルを引き起こす原因となります。
ここでは、ワイヤーの緩みを放置した場合に起こりうる重大なリスクについて詳しく解説します。まずは以下の一覧をご確認ください。
※上記はアンテナをマストで固定する仕組みと考えられるトラブルの例です。
以下、アンテナワイヤーの緩みを放置することで考えられる主なトラブルについて個別に解説していきます。
テレビの映りが悪くなる(エラーコードE202など)
アンテナのワイヤーが緩むと、アンテナ本体が風で容易に傾いたり、方向が回転したりしてしまいます。
地デジ、BS/CSともテレビアンテナには正面側で高い受信性能を発揮する「指向性(しこうせい)」という性質があるため、アンテナは電波塔や静止衛星の方向へ正確に向いていることで、初めて最適な電波を受信できるのです。
そのため、屋根の上などの高い位置に設置するほど、テレビアンテナの角度調整が適切に行える上に、周辺の建物など電波を遮る障害物も避けやすくなり、受信感度が安定します。
一方で、調整されたアンテナの向きが少しでもずれると受信品質が著しく低下し、テレビの映りに悪影響を及ぼします。特にBS/CSアンテナは、上下、左右ともミリ単位の調整が必要となる繊細な機器です。
具体的な症状としては、画面にブロック状のノイズが入ったり、音声が途切れたりすることが挙げられます。
さらに電波状況が悪化すると、テレビ画面に「E202(受信できません)」というエラーコードが表示され、まったくテレビが見られなくなることもあります。
このような症状が出た場合は、アンテナの向きが大きくずれてしまい、電波がまったくキャッチできていない可能性が高いと言えます。
ただし、テレビが映らない原因は屋根上のアンテナだけとは限りません。室内のアンテナケーブルの緩みや、テレビ本体の不具合の可能性も考えられます。
DIYで屋根に登る前に、まずは安全な室内でできる初期確認を行ってみましょう。
テレビ裏のアンテナケーブルが緩んでいないか、壁の端子にしっかりと差し込まれているかを確認するだけでも、症状が改善する場合があります。
以下、テレビ画面の主な乱れの種類とその原因の一覧です。
※上記は受信レベルの悪化による主なテレビ画面の乱れになります。
アンテナ倒壊による屋根の破損や近隣への二次被害
アンテナワイヤーの緩みが引き起こすもっとも重大なリスクは、アンテナ本体の倒壊です。
緩んだワイヤーはアンテナを支える力を失っており、ただ屋根馬でアンテナを屋根の上に置いただけの状態になります。したがって台風や突風が吹いた際や、軽い地震にも耐えきれず、簡単にバランスを崩してしまいます。
屋根の上から、屋根馬やマストごと重いアンテナが倒れれば、ただアンテナが壊れるだけでは済みません。
倒れたアンテナは、ご自宅の屋根瓦を割ったり、雨樋を破壊したりするなど、建物本体に深刻なダメージを与えます。
さらに恐ろしいのは、落下したアンテナが隣家の敷地に飛び込み、窓ガラスや車を破損させてしまう「二次被害」のリスクです。
最悪の場合、通行人に直撃して重大な人身事故を引き起こす可能性も十分に考えられます。
このように、たかがアンテナワイヤーの緩みと侮っていると、想像を絶する被害と高額な賠償責任、場合によっては刑事責任も負うことになりかねません。
だからこそ、アンテナワイヤーの緩みを発見した段階で「まだ大丈夫」と自己判断せず、早急に対処することが求められます。
以下は、アンテナワイヤーの緩みが引き起こす可能性のある、主な被害の例です。
※上記はアンテナワイヤーの緩みが実際に起こした事故の事例です。
アンテナワイヤーが緩んでしまう主な原因とは?
この記事をお読みの方には「なぜ、しっかりと張られていたはずのワイヤーが緩んでしまったのか」と疑問に思われる方も多いでしょう。
アンテナワイヤーの緩みは、決してひとつの原因だけで起こるわけではなく、複数の要因が重なって発生します。
自宅のアンテナがどのような環境に置かれているかを理解することは、適切な対策を立てるための第一歩です。
アンテナワイヤーの緩みが起こる原因を大きく分けると、台風などの「自然災害による外的負荷」と、時間経過に伴う「経年劣化・施工不良」の2つが主な原因として挙げられます。
この項目では、それぞれの原因がどのようにワイヤーに影響を与えるのかを詳しく解説します。
以下の一覧も参考に、ご自宅の状況と照らし合わせながら、確認してみてください。
※上記はアンテナワイヤーの緩みを引き起こす主な要因です。
強風や積雪などの自然災害と外的負荷
屋外に設置されているアンテナは、常に厳しい自然環境の脅威にさらされています。
特に、台風や春一番などの強風は、アンテナ本体に強烈な風荷重(風が物を押し出す力)を与えます。
八木式アンテナは骨組みが多く、風を受ける面積が大きいため、この風荷重をもろに受けてしまいます。また八木式アンテナの他にBS/CSアンテナも設置されていると、重量が増す上にディッシュが風を受けるため、マストやワイヤーに与える負担がより大きくなります。
強風によってアンテナがマストごと大きく揺さぶられると、ワイヤーには瞬間的に想定以上の強い張力がかかります。
この強い引っ張りに耐えきれず、ワイヤー自体が少しずつ伸びてしまったり、固定している金具がズレたりすることでアンテナワイヤーの緩みが生じます。
また、雪の降る地域では、アンテナに積もった雪の重量がワイヤーにのしかかり、重みでワイヤーがたるむことも緩みの大きな原因です。
さらに地震による建物の揺れも、屋根上のアンテナには大きな負担となります。
以下の一覧のように、自然災害による予期せぬ強い力が加わることで、ワイヤーは容易に緩んでしまうのです。
※上記はアンテナワイヤーの緩みや設置具の劣化を招く主な自然環境の影響です。
ワイヤーや金具の経年劣化・初期の施工不良
自然災害がなくても、時間が経てばワイヤーなどアンテナの部品は必ず劣化します。
紫外線や酸性雨に長期間さらされたワイヤーは、徐々に金属疲労を起こし、柔軟性や強度が低下していきます。
特に、安価な亜鉛メッキ鋼線を使用している場合、数年でサビが発生し、強度が落ちてアンテナワイヤーが伸び、緩みやすくなります。
施工技術の高い優良なアンテナ工事業者の施工であれば、ワイヤーでアンテナを固定しても、多少の強風や地震などでは、そう簡単に緩むことはありません。
ただアンテナや設置具も経年劣化を避けることはできず、設置から10年近くになるとアンテナ本体や設置具もサビや金属疲労などの劣化が進み、テレビアンテナの故障だけでなく、アンテナワイヤーの緩みや切れるといった不具合も生じやすくなります。
また施工技術が低い業者では、初期の設置工事における「施工不良」が原因で、設置から数年後に緩みが発生するケースも少なくありません。
例えば、ワイヤーを引っ張る力が最初から不足していたり、固定する金具(ターンバックルなど)の締め付けが甘かったりする場合です。
悪徳業者でなくとも、アンテナ工事の専門家ではない経験の浅い業者や、DIYで設置した場合にこうした施工不良が起こりがちです。
さらに、使用しているワイヤーが細すぎる(1.4mm径など)場合、引張強度が足りずに風の力で簡単に伸びてしまいます。
経年劣化と施工不良が組み合わさることで、ワイヤーの緩みはより早く、より深刻な状態へと進行します。
以下は、アンテナワイヤーを劣化させ、緩みや断裂の原因となる主な要因です。
※上記はアンテナワイヤーの不具合を引き起こす主な要因です。
【DIY】緩んだアンテナワイヤーを自分で張り直す手順と必要な道具
ご自宅にてアンテナワイヤーの緩みに気づいたとき「業者に頼むと高そうだから、まずは自分で直してみたい」と考える方もいるでしょう。
DIYにある程度、慣れている方であれば、適切な道具と知識を揃えることで、ワイヤーの張り直しに挑戦することは可能です。
しかし、屋根上での作業は平地でのDIYとはまったく異なり、常に危険と隣り合わせであることを忘れてはいけません。
このセクションでは、DIYでアンテナワイヤーの修理を行うための正しい知識と手順を解説します。
まずは以下の一覧も参考に、修理に必要な専門部品の知識を深め、安全に作業を進めるための心構えを持ちましょう。
万全の準備を整えることが、DIYを成功させるための最大の鍵となります。
※上記はアンテナワイヤーの緩みなどを修理するために必要な機材・準備の一覧です。
ターンバックルなど専門部品の正しい選び方
緩みが出たアンテナワイヤーを張り直すには、まずホームセンターやネット通販などで専用の部品を購入する必要があります。
よく調べずに適当な部品を選んでしまうと、すぐに錆びたりふたたび緩んだりして、DIYの苦労が水の泡になってしまいます。
ここでは、プロの目線から見た「失敗しないアンテナワイヤー部品選びのポイント」を解説します。
まず、主役となる「支線・ステー(ワイヤー)」は、サビに強く耐久性のあるステンレス鋼線(SUS304など)を選びましょう。
太さは、十分な強度を確保するために「1.6mm〜2.0mm径」のものが推奨されます。
次に、ワイヤーの途中に設置してその張りを調整する「ターンバックル」も、同様にステンレス製を選びます。
ターンバックルには、風の振動でネジが緩まないよう「緩み防止ナット」が付いているものがより安全です。
ワイヤーを折り返して固定する「ケーブルクランプ(ワイヤークリップ)」も、確実な固定のために欠かせません。
これらの部品は、屋外の過酷な環境に耐えうる高品質なものを選ぶことが、長期的な安定につながります。
以下、アンテナワイヤー交換に必要となる主な機材の一覧とポイントです。
※上記はアンテナワイヤー交換で機材を選ぶときの基本的なポイントです。
アンテナワイヤーを適切な強さで張り直す・固定する手順
部品が揃ったら、いよいよ緩みの出たアンテナワイヤーの張り直し作業に入ります。
作業の基本は、アンテナが垂直に立つように、四方向のワイヤーの張力(引っ張る力)を均等にすることです。
以下の手順に沿って、慎重に作業を進めてください。
まず、ターンバックルを一番緩めた状態(長くした状態)で、ワイヤーとアンカー金具の間に取り付けます。
次に、ワイヤーをターンバックルに通し、たるみがない程度に手で引っ張りながら、ケーブルクランプで仮止めします。
四方向すべてのワイヤーを仮止めしたら、アンテナが垂直になっているかを確認し、ターンバックルを回して少しずつ張力をかけていきます。
ここでもっとも難しいポイントが「適切な張力の調整」です。
張りすぎるとアンテナの支柱や屋根の金具に過度な負担がかかり、破損の原因になります。
逆に緩すぎると、風でアンテナが揺れてしまい、修理の意味がありません。
プロの業者は張力計を使って正確に数値を測りますが、DIYの場合は「ワイヤーを指で弾いて少し手応えがある程度」を目安にし、四方が均等になるようバランス良く調整してください。以下はワイヤー張り直し作業の主なポイントの一覧です。
※上記はアンテナワイヤー張り直し作業の基本的な手順です。
高所作業は要注意!自力での修理が難しい場合の判断基準
上記ではアンテナワイヤーの緩みを解消すべく交換する場合の、DIYでの手順を解説しましたが、屋根上での作業には常に重大な危険が伴います。
プロの作業員であっても、高所作業中は細心の注意を払い、十分な安全装備を欠かしません。またバランスよく最適なワイヤーの張り具合を調整するにも、プロによる知識と経験が必要になります。
他にも、一般の方が工具だけでなく安全装備など万全の道具を揃えようとすると、業者依頼よりも費用がかかってしまうことも考えられます。
少しでもご不安を感じられる場合は、無理をしてご自分で直そうとせず、専門業者にご依頼になることがもっとも賢明な選択です。
基本的に、屋根の上でアンテナワイヤーの緩みを解消する作業は、一般の方におすすめできることではありません。
実際のところ、屋上フロアにアンテナが立てられているなど、安全に作業できる条件が整ったお住まいでもない限り、一般の方はアンテナ修理などの作業を行ってはいけません。
通常の屋根の上での作業は、「転落」による大怪我や命の危険はもちろん、アンテナ周辺には電線が通っていることもあり、「感電」のリスクも存在します。
また、不慣れな作業で誤って屋根瓦を踏み割ってしまい、雨漏りの原因を作ってしまうケースも後を絶ちません。さらには上記したように、第三者に重大な損害を与えてしまい、法的問題に発展するリスクすら考えられます。
そこでこのセクションでは、DIYでやるか業者に頼むかの「判断基準」を明確にし、安全を最優先に考えるためのポイントをお伝えします。まずは以下の一覧をご確認ください。
※上記はアンテナワイヤー交換のDIYと業者依頼を判断する主なポイントです。
専門業者に依頼した場合の修理費用相場
アンテナ工事の専門業者に依頼する際、お客様がもっとも気になる点としては、やはり「アンテナ修理はどこに頼むべきか」「費用がいくらかかるのか」ということでしょう。
アンテナワイヤーの緩み修理にかかる費用は、作業内容や屋根の状況によって異なりますが、一般的な相場を知っておくことで安心して依頼できます。
業者に修理を依頼する場合、ワイヤーの一部交換や張力調整のみであれば、おおむね15,000円〜30,000円程度が相場となります。
もしワイヤー全体が錆びていて全交換が必要な場合や、屋根馬ごと交換する場合は、機材費を含めて25,000円〜50,000円程度かかることもあります。
台風などの自然災害、または爆発や落下物など想定外の事故が原因でアンテナワイヤーの緩みやアンテナ倒壊・故障が発生した場合は、お住まいでご加入の「火災保険」が適用され、修理費用が実質無料、または大幅に軽減される可能性もあるため、ご加入中の保険内容を確認してみましょう。
また優良な業者を選ぶためには、見積もりの内訳が明確であり、施工後の保証がしっかりと付いているかを確認することが重要です。
以下は、主にアンテナワイヤーの緩みを修理する場合の、一般的なテレビアンテナ修理費用相場の一覧です。
※上記は一般的なアンテナ工事業者による費用相場の平均的な目安です。
台風などの自然災害でアンテナやワイヤーが破損した場合、本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」では、アンテナ修理にあわせて火災保険についてのご相談にも対応しています。具体的な対応としては、
- アンテナ修理に並行して修理前後の写真、修理報告書など保険会社に提出が必要な書類をすべてご用意。
- 申請書類の作成、保険会社との交渉も保険の知識を持つスタッフが万全のサポート。
「あさひアンテナ」ではこのようなサポートで、迅速なアンテナ修理はもちろん、スムーズな保険申請もお手伝いします。
災害に強い最新アンテナへの切り替えも検討しよう
緩みが出たアンテナワイヤーの修理を機に、お住まいのアンテナが「今後また台風で傾いたり倒れたりするのではないか」というご不安を、根本的に解消したいと考える方も多いでしょう。
その場合、既存の八木式アンテナを修理するのではなく、風の影響を受けにくい最新のアンテナモデルや設置方法へ「切り替える」という選択肢もおすすめです。
アンテナ交換は長期的なメンテナンスの手間やコストを考えると、結果的に安上がりになるケースも少なくありません。
例えば、「デザインアンテナ(平面アンテナ)」は箱型のスタイリッシュな形状で、建物の壁面に設置するため、風の抵抗をほとんど受けず倒壊リスクが極めて低くなります。
一方でその設置位置の低さから受信感度が低くなりやすく、近隣に高い建物があり電波が遮られるような環境では設置できないこともあります。
ポール状の「ユニコーンアンテナ(マスプロ電工「U2CN」)」は、屋根付近に設置しても風を受け流す形状になっており、鳥害も防ぎやすいというメリットがあります。
さらに設置方法は八木式アンテナなどと同じく、マストで高い位置に設置するという方法のため、受信感度が安定しやすく、デザインアンテナが設置できない場所にも対応できるという長所もあります。
BS/CSアンテナでは、DXアンテナ製「BC453SG」などの高耐風モデルは、ディッシュにある無数の穴が風を通して風圧を抑え、本体の軽量化も実現している上、各接合部の強化により、上下左右への揺れも大きく軽減できます。
これらのアンテナは設置にワイヤーを使用しないか、風圧の影響を大きく抑えることができるため、アンテナワイヤーの緩みの心配から解放され、長期的に安心して利用することができます。
※上記は風の影響やアンテナワイヤーの緩みを抑える主なアンテナ機種や設置方法の具体例です。
アンテナの屋根裏・天井裏への設置は、基本的に地デジアンテナのみで、電波が強い地域で住宅の建材が電波を通しやすい、設置スペースや出入り口が確保できるなどの細かな条件が必要となります。
他にも住宅の破風板や壁面、ベランダの内外などに「サイドベース」という設置具を利用しての設置ではワイヤーを使用しないほか、風雨を避けやすくなる、メンテナンスを行いやすくなるなどのメリットがあります。
まとめ:アンテナワイヤーの緩みは早めの対処でアンテナ倒壊を防ごう
お住まいでのアンテナワイヤーの緩みは、決して軽視してはいけない危険なサインです。
放置すればテレビが正常に映らなくなるだけでなく、強風や地震などによってアンテナが倒壊・落下し、ご自宅の屋根や近隣の家屋に甚大な被害をもたらす恐れがあります。
当初はしっかり固定されたアンテナでも、自然災害や経年劣化でワイヤーは確実にダメージを受けているため、日頃からの点検と異常を見つけた際の迅速な対応が不可欠です。
DIYでワイヤーを修理する場合は、ステンレス製の適切な部品を選び、張力のバランスに細心の注意を払う必要があります。
しかし、高所作業は転落や感電といった重大なリスクを伴うため、少しでもご不安がある場合や、安全な足場が確保できない場合は、迷わず専門業者に相談してください。
早めの対処こそが、アンテナ倒壊という最悪の事態を防ぎ、ご家族とご近所の安全を守るための第一歩です。
本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」では、
- 完全無料(関連の諸費用含む)の現地電波調査とお見積もり。
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- お見積もりのご提示後は見積もり外の工事・費用を加算しないお約束。
- 一流メーカー製の機材・部材をセットにした低価格で明快な工事価格体系。
- 完全自社施工でベテランスタッフによる高品質な施工と適正価格。
- 工事後は業界最長クラス「10年長期保証」で末永い安心もお約束。
など、全般的に高品質なサービス内容で、アンテナに関するお客様のご不安、ご要望に寄り添い、お住まいに最適な工事を業界最安に挑む価格でご提案します。
アンテナワイヤーの緩みを含め、アンテナ設備に関するお悩みや工事については、まずは「あさひアンテナ」のフリーダイヤルか、24時間対応のメールフォーム、LINEアカウントまで、どのようなことでもお気軽にお問い合わせください。
以下は、本記事の内容をまとめた、アンテナワイヤーのトラブルに対処するアクションの一覧表です。お住まいのアンテナ状態チェックにご活用ください。




