アンテナ用UHFブースターでテレビの映りを改善!初心者でもわかる人気メーカー製品の選び方からDIY設置方法までプロが解説
「最近、地デジ放送の画面にブロックノイズが出るようになった」
「お気に入りのチャンネルだけ、なぜか映りが悪い」
「見栄えのいいデザインアンテナを選んだら、雨の日だけ地デジ画面が乱れる」
お住まいのテレビ受信で、このようなお悩みはありませんか。
その原因は、ご自宅や個々のテレビに届くテレビの電波(地デジ電波)が弱まっていることにあるかもしれません。
そして、その問題を解決してくれるのが「UHFブースター」という機器です。
この記事では、テレビアンテナや周辺機器に詳しくない方でも理解できるよう、UHFブースターの役割から、ご自身の状況に必要かどうかの判断基準、失敗しない製品の選び方、そしてご自身でできる設置方法まで、順を追って詳しく解説します。
本記事は、テレビアンテナや周辺機器に詳しいプロのライターが執筆を担当しています。
さらに記事内容については、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」の監修と助言を受けており、プロによる間違いのない専門知識と詳細な情報を、一般の方にもわかりやすくまとめています。
地デジ画面の映りが悪い問題への対処やブースターの設置をご検討の際は、専門業者に依頼する前に、まずは本記事を一通り読んでみてください。
ブースターに関する正しい知識を身につければ、費用を抑えながらご自身の力で問題を解決し、ご家族の皆様でお楽しみいただける快適な地デジ受信環境を取り戻せるはずです。
【UHFブースター設置の基礎知識】地デジ受信の基本とは?
UHFブースターの話をする前に、まずは一般的なテレビ放送である「地デジ放送(地上デジタル放送)」が。どのような形式で皆様のご家庭にある地デジアンテナやテレビに届くのか、その基本を理解しておきましょう。
基本を理解することで、そもそもお客様のご自宅にUHFブースターが必要なのか、またお住まいの状況に応じたブースターの種類がより明確になります。
地デジ放送は、日本各地にある地デジの電波塔から「UHF(極超短波)」という電波で周辺の一帯に送信されています。実際に使用されるのは470MHzから710MHzの周波数帯になります。
この周波数帯には数十センチの波長の幅があるため広がりやすく、高層ビルなどの障害物にぶつかってもある程度は乗り越えて、電波塔周辺の広範囲に届く性質を持っています。
しかし、一方でUHFにはいくつかの弱点もあり、これがテレビの映りに影響を与える原因となります。
※上記は地デジ電波(UHF)の主な性質になります。
地デジ放送は上記のような電波の性質を持ち、日本全域に設置されたテレビ電波塔から周辺エリアに電波を送っているため、地域や状況によって受信できる電波レベルが変動しやすい性質があります。
エリアごとに受信できる地デジ電波レベルの目安を示した基準に「電界地域」というものがあります。これは特定の電波塔の周辺エリアで、電波塔からの距離と山地などの地形を基準にして、到達する電波レベル(㏈:デシベル)のおおよその目安を示すものです。
電界地域には共通の定義はないため、使われる場所によって分類や基準が異なる場合もありますが、一般的には以下のように分類されています。
- 強電界地域(80㏈以上:電波塔から近く山などもないため電波レベルが強いエリア)
- 中電界地域(80㏈から60㏈:強電界地域からやや離れて一定の電波レベルを確保できるエリア)
- 弱電界地域(60㏈以下:電波塔から遠く電波レベルが弱まるエリア)
また弱電界地域よりさらに遠く、電波レベルが55㏈以下になると、一般的な地デジアンテナでは安定した受信が難しくなり「微弱電界地域(受信エリア外)」になります。
お住まいがどの電界地域に該当するかは、一般社団法人「A-PAB(放送サービス高度化推進協会)」公式サイト内のページ(地デジ放送エリアのめやす)で、画面上の地図から近隣の電波塔を検索して、その電界地域の目安を調べることができます。
ただ電界地域はあくまでおおよその目安でしかなく、実際に各ご家庭で受信できる電波レベルは、天候や周辺の建物などの影響でも変動してくるため、注意が必要です。
そして地デジアンテナは、地デジに使われるUHFの周波数帯をキャッチするために特化したアンテナであり、UHFアンテナとも呼ばれます。
地デジ用UHFアンテナも、上記の電界地域やお住まいで実際に受信できるレベルを目安に、受信性能や設置位置を選ぶ必要があります。
地デジアンテナで受信した電波レベルが十分であれば、地デジ放送のテレビは綺麗に映りますが、上記のような理由で電波レベルが弱いと、画面にノイズが入る、またはまったく映らなくなるなどの問題が生じます。
特に地デジ放送は、電界地域をはじめ、気候や天候の影響、お住まいにおけるアンテナの設置位置などで、受信レベルが変動しやすい特性があります。
そこで特に地デジ放送の受信に役立つのが、ブースター(増幅器)という機器です。
ブースターは、アンテナの近くでケーブル配線に設置され、レベルが弱いテレビ電波を電気的に増幅し、お住まいで必要十分なレベルまで引き上げる役割を担っています。
UHFブースターとは?テレビの映りを改善する「電波の増幅器」
ブースターの中でも「UHFブースター」とは、地デジアンテナが受信した地デジ(UHF)のテレビ電波(映像信号)を増幅させるための電子機器です。
ブースターを例えるなら、「電波の弱さを補強するアンプ」のようなものといえます。
弱電界地域などで、アンテナで受信できる電波レベルそのものが弱い場合から、アンテナからテレビまでのケーブルが長い、複数の部屋に地デジ電波を分配するなどの環境では、地デジ電波がテレビに届く頃にはレベルが弱ってしまいます。
UHFブースターは、この弱い電波をケーブルの途中でキャッチして強力にし、テレビまで十分なレベルで届くように手助けしてくれる装置なのです。
そのため、電波レベルが弱い地域での地デジ受信の安定化はもちろん、多くのご家庭で地デジのアンテナ工事を行う際、安定したテレビ視聴環境を確保するために重要な役割を果たします。
そのテレビ不調、本当にブースターが必要?購入前のセルフチェックリスト
しかしながら「テレビの映りが悪いなら、すぐにブースターを買えばいい」と考えるのは早計かもしれません。
テレビの映りが悪い原因によっては、ブースターを設置しても効果がないばかりか、かえって状況を悪化させてしまうケースも考えられます。
無駄な出費を避けるためにも、ブースターを購入する前に、ご自宅の受信や電波の送信状況をチェックしてみましょう。
【YESなら必要】ブースターの設置を検討すべきケース
以下の項目にひとつでも当てはまる場合、UHFブースターの設置によって地デジ放送の映りが改善する可能性が高くなります。
- 住宅内にて複数のテレビやレコーダーで地デジを視聴している。
- アンテナからテレビまでの同軸ケーブルが10メートル以上ある。
- 山間部や高層ビルの多い地域に住んでいる。
- 今まで問題なく映っていたのに、最近ブロックノイズが出るようになった。
- 特定の季節や悪天候の日のみ地デジ画面が乱れる。
- 特定の地デジ放送局のチャンネルだけが映りにくい。
ブースターが有効となる主なケースとその理由を、以下に一覧でご紹介します。
※上記はUHFブースターが必要となる主なケースです。
【NOなら不要かも】ブースター設置では解決しない・逆効果なケース
一方、テレビ画面が正常に映らない際に、以下のような問題が見られる場合はブースター以外の原因が考えられます。
このような場合は、ブースターを設置しても問題が解決しない可能性が高くなります。
※上記は地デジ受信が安定しない場合に考えられる主な要因です。
地デジアンテナは、アンテナの真正面を中心にした一定範囲に受信感度が集中する「指向性」という性質があるため、真正面を近隣の電波塔の方角に合わせたアンテナ向き調整の必要があります。この角度がズレてしまうと、受信感度が大きく低下します。
地デジ画面の映りが悪い場合はブースターの導入を考える前に、まずはお住まいの地デジアンテナの方向や状態、電波を伝送するケーブルの接続やシステム周辺機器などに問題がないかを確認しましょう。それが問題解決への第一歩です。
【初心者向け】UHFブースターの選び方5つのポイント|失敗しない製品選び
お住まいの状態からブースターの取付が必要だと判断したら、次はお使いの環境に合った製品を選ぶことになります。
ここでは、初心者の方が失敗しないためのブースター機器選びについて、5つの選び方のポイントをご紹介します。
ポイント1:設置場所で選ぶ「屋外用」と「屋内用」
ブースターの種類・モデルを大別した場合、最初の分類カテゴリは「屋外用」と「屋内用」の2種類になります。
この2種類は、設置場所や期待する効果によって、以下のように選ぶべき種類が異なってきます。
※上記はブースター各機種の主な特徴になります。
屋外用ブースターはアンテナの近くでケーブルに接続されて、増幅の役割を果たす本体の「増幅部」と、屋根裏でケーブルと電源コンセントに接続され、ケーブルを通じて増幅部に給電する「電源部」に分かれているため、電源分離型とも呼ばれます。
屋内用ブースターは屋内で分配器やテレビの付近に設置される卓上型で、本体の電源プラグをコンセントに接続して使用します。
電波レベルを増幅する上でもっとも効果的なのは、地デジアンテナで受信した直後の、ノイズの少ない電波を増幅できる屋外用です。
しかし、屋外用ブースターの設置には高所作業などの危険に加え、専門知識を要する増幅レベル調整が伴うため、DIYに慣れていない方は屋内用ブースターから試すか、専門業者へのご依頼をおすすめします。
ポイント2:性能で選ぶ「利得(dB)」「雑音指数(NF)」
ブースター製品のスペック表にはさまざまな専門用語が並んでいますが、特に重要なのが「利得」と「雑音指数」です。
それぞれの意味は、以下の一覧の通りになります。
※上記はUHFブースターの主な性能の目安になります。
UHFブースターは入力された地デジ電波だけでなく、混入しているノイズ(雑音・無関係の電波)も同様に増幅してしまう性質があります。そのため設置の条件としてアンテナの近くなど、できるだけノイズが少ない位置に設置することが推奨されます。
またブースターも電源を要する電子機器であるため、動作する際に低周波の電磁波を発生させてしまい、増幅した地デジ電波にノイズの影響を与えることがあります。
このブースターによるノイズの量を示すものが雑音指数で、高性能のブースターはシールド性能を高めて可能な限りノイズを抑え、この指数を抑えています。
またブースターの利得は、やみくもに高いものを選べば良いわけではありません。
ブースターには機器によって「定格出力レベル(電波の品質を保ったまま増幅できる範囲)」が設定されており、定格出力より強いレベルに増幅すると、映像信号の歪みが生じてかえってテレビ画面が乱れる原因となります。
他にも、入力される適切な電波レベル「入力レベル範囲」もあり、入力される電波レベルがこの範囲より低い場合や、高すぎる場合には、電波を正常に増幅できません。
したがってブースター機器の選択は、ご自宅の電波状況に合わせて適切な性能の機器を選んで、増幅レベルを調整することがもっとも重要です。
ポイント3:視聴したい放送で選ぶ「地デジのみ」か「BS/CS・4K8K対応」か
ブースターの種類は、上記の屋外用・屋内用の他にも、増幅できるテレビ電波の種類によって分けられています。
- UHF(地デジ)専用ブースター
- 本記事の主題でもあるブースター機器です。地上デジタル放送の電波(UHF)のみを増幅します。
- UHF/BSCS対応ブースター
- 地デジのUHFに加え、衛星放送の電波もまとめて増幅できます。
- 地デジアンテナとBS/CSアンテナの双方を設置する場合には、この機器が必要となります。
- 現在では、地デジUHFとBSCSの電波を一本にまとめる混合器の機能も持つ「混合ブースター」が主流です。
- 衛星放送のうち、従来の右旋円偏波ではなく、左旋円偏波で送られる4K8Kチャンネルも視聴する場合は「4K8K(3224MHz)対応型」のモデルが必要です。
基本的にUHFブースターは機能がシンプルな分、UHF/BSCS対応モデルに比べると、本体価格や設置費用が低価格になります。
ただBS/CSアンテナも設置する場合はもちろん、将来的に衛星放送の4K/8K放送も楽しみたいとお考えの場合は、それぞれの放送に対応したブースターを選んでおくと、後々の機器追加や工事の手間や費用が省けて安心できます。
ポイント4:主要メーカーと価格相場
アンテナブースターの商品は、国内の主要なアンテナ機器メーカーから選ぶと品質面で安心です。国内の代表的な大手アンテナメーカーには「マスプロ電工」「DXアンテナ」「日本アンテナ」「サン電子」などがあります。
以下、各種ブースター機器の一般的な価格の目安です。
※上記は大手メーカー製、各種ブースターの平均的な実売価格です。
ポイント5:関連機器も忘れずにチェック
アンテナブースターを設置する際には、他の関連機器との組み合わせも重要です。
特に複数のテレビで視聴している場合は、分配器の性能も確認しましょう。
分配器は分配する数に応じて分配先の電波レベルが変動するため、分配数に応じた増幅性能を持つブースターが必要になります。
以下、主なテレビアンテナ関連機器の一覧です。
※上記はアンテナ配線部で使われる主な周辺機器です。
地デジとBS/CSなど複数のアンテナを設置する場合は、アンテナの近くで混合器(混合ブースター)を使用することでそれ以降の配線がシンプルになり、総合的な工事のコストを抑えることができます。
【写真で解説】UHFブースターの設置・接続方法|自分でやってみよう
ここでは、ご自身で屋外用UHFブースターを設置する際の手順を解説します。
特に屋外での作業は、転落などの危険が伴いますので、天候の良い日に、必ず2人以上で安全を最優先して行ってください。
基本的にブースター設置で屋根の上などの高所作業が伴う場合は、決してご自分では行わず、専門業者に依頼するようにしてください。
設置前に準備するものリスト(工具・部材)
ブースター設置の作業を始める前に、まずは必要なものを揃えておいてください。
- 工具類
- スパナ(マストへの固定用)
- ニッパー、カッター
- ドライバー
- 部材類
- UHFブースター本体(増幅部、電源部)
- 同軸ケーブル
- F型コネクタ
- 防水キャップ、自己融着テープ
【屋外用】アンテナ直下への設置手順
- 増幅部の取り付け
アンテナを固定しているマスト(ポール)の、アンテナ本体から1m以上離した位置に、ブースターの増幅部を取り付けます。デザインアンテナの場合は、アンテナ裏側のブースター設置部に固定してください。
※アンテナに近すぎると、ブースターが発する電磁波がアンテナに干渉して、受信障害や異常発振を起こす原因になります。 - ケーブルの接続
アンテナからの同軸ケーブルを、増幅部の「入力」端子に接続します。
次に、屋内へ引き込むための新しい同軸ケーブルを「出力」端子に接続します。 - 防水処理
接続したコネクタ部分に、付属の防水キャップをしっかりとかぶせ、ビニールテープなどで固定して雨水が入らないようにします。 - 電源部の設置
屋内に引き込んだケーブルを、ブースター電源部の「増幅部へ」などといった表示のある端子に接続します。
そして電源部の「テレビへ」と記されている端子から、テレビや分配器へケーブルを接続し、電源部の電源プラグをコンセントに差し込みます。
【屋内用】テレビ周りへの簡単接続手順
屋内用ブースターの設置は非常に簡単です。そのため一般の方でもまず問題なく作業を進めることができます。
- 壁のアンテナ端子から来ているケーブルを、ブースターの「入力」端子に接続します。
- ブースターの「出力」端子から、別のケーブルでテレビのアンテナ入力端子に接続します。
- ブースターの電源プラグをコンセントに差し込みます。
- これで接続は完了です。必要に応じて本体の増幅レベルを調整してください。
設置完了後の最終チェックと利得調整
ブースターの接続が完了したら、必ずテレビ画面(地デジ)の映りを確認しながら最終調整を行います。
- テレビの設定メニューから「アンテナレベル」や「受信レベル」を確認できる画面を開きます。
- ブースター本体の「利得調整」のつまみやスイッチを少しずつ動かします。
- アンテナレベルの「量」を示す数値だけでなく、「品質(C/NやMER)」を示す数値がもっとも良くなるポイントに合わせます。
アンテナレベルを最大にしても、電波の品質が悪ければノイズの原因になります。
品質を最優先で調整することがポイントです。
特に屋外用ブースターで適切な調整が難しい場合は、ブースター設置も含めてアンテナ専門業者へのご依頼をおすすめします。
UHFブースターの寿命は約10年!故障のサインと交換時期の目安
UHFブースターは常に通電している電子機器であり、長年の使用で内部の電子回路などが徐々に劣化していくため、一定の寿命があります。
一般的に、設置から約10年が交換の目安とされています。
屋外に設置されたものは、風雨や紫外線の影響でさらに寿命が短くなることもあります。
以下のような症状が現れたら、ブースターの経年劣化や故障を疑いましょう。
- 以前は映っていたのに、再びブロックノイズが出るようになった。
- 特定のチャンネルだけが急に映らなくなった。
- アンテナレベルが全体的に低下した。
- ブースターの電源部のランプが点灯しない、または点滅している。
これらのサインが見られた場合は、ブースターの交換を検討する時期かもしれません。
UHFブースターに関するQ&A|よくある疑問を解決
ここでは、UHFブースターに関するよくある質問にお答えします。
Q. ラインブースターってどんな時に使うの?
A. ラインブースター(前置ブースター)は、配線が長い場合にケーブルの途中で信号の減衰を補うための補助的なブースターです。
主にケーブルの途中やテレビ端子との間に接続される機器で、短い筒のような形状をしています。受信レベルの調整機能もなく、必要に応じた増幅機能の製品を選ぶ、非常にシンプルなブースターです。
メインのブースター(屋外用など)を設置しても、特定の部屋だけ映りが悪いといった場合に、その部屋の直前に追加することで効果を発揮することがあります。
なお電源の供給方法としては、電源コンセントに接続するモデルと、テレビ川のチューナー端子からの給電機能(BS電源設定)を利用するモデルがあります。
Q. デザインアンテナ内蔵のブースターって性能はどう?
A. デザインアンテナ(平面アンテナ)は、本体の性能や壁面など設置位置の低さから、屋根の上の八木式アンテナに比べると受信感度が低くなりやすく、悪天候での受信レベル変動などに影響されやすいケースもあります。
そのためデザインアンテナには、アンテナ本体にあらかじめブースターが内蔵されているモデルも存在します。このようなモデルでは、受信レベルの弱さを補足できることはもちろん、配線がシンプルになるといったメリットもあります。
しかし後付けする単体のブースターと比較すると、利得の調整機能がない、増幅性能がやや低いなどの場合があります。
デザインアンテナに内蔵されるブースターは、あくまで受信感度の低さを補う補助的なブースターであり、電波が比較的良好な地域での使用に向いています。
またデザインアンテナ内蔵のブースターが故障すると、ブースターのみの交換が難しく、アンテナそのものの寿命となるケースもあります。
そのため「あさひアンテナ」など多くのアンテナ工事業者では、ブースターを内蔵しないデザインアンテナに、外付けのブースターを設置することを推奨しています。
Q. 5Gの電波が影響するって本当?対策は必要?
A. はい、一部の携帯電話の5G電波が、地デジ放送で使われる周波数帯に近いことから、電波干渉を起こして受信障害につながるケースが報告されています。
近年のブースターやアンテナには、この影響を軽減するためのフィルターが内蔵されている製品が多くなっています。
古いアンテナやブースター機器などをお使いで原因不明の受信不良が生じている場合、5Gへの対策が施された製品への交換も有効な対策のひとつです。
Q. 自分で設置する自信がない。業者に依頼するときの費用相場は?
A. 高所作業に不安がある場合や、テレビが映らない原因の特定、ブースターの適切な選定・調整が難しい場合は、ご無理をなさらずアンテナ工事のプロである専門業者へとご依頼になるのがもっとも安全で確実です。
具体的な費用は業者や設置環境によって異なりますが、一般的な相場は以下に示す通りです。
※上記は一般的なアンテナブースターの工事費用相場です。
アンテナや周辺機器などの工事を行う場合は、複数の業者から見積もり(相見積もり)を取り、作業内容や料金、保証制度やサービスなどを比較検討することをおすすめします。
本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」では、テレビアンテナ本体やブースターなど周辺機器の工事について、上記した国際一流メーカー製の高品質機材や必要な部材をセットにした、低価格の工事費用でご案内しています。
たとえばブースターの設置工事では、UHFブースターは20,000円(税込み22,000円)から、UHF/BSCS混合ブースターは25,000円(税込み27,500円)からでご提供いたします。
また「あさひアンテナ」ではアンテナや関連の工事を、優秀な自社スタッフによる完全自社施工で実施しております。
そのためブースター設置であれば適切な増幅レベルの調整はもちろん、しっかりした取り付けや丁寧な配線など品質の高い施工を、中間マージンなどをカットした適正価格で御提供しています。
さらに工事の完了後には、業界最長クラスである「10年長期保証」もご用意しているため、工事後も末永くご安心していただけます。
アンテナブースター設置をはじめとする各種アンテナ工事については、まずは「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、または同社公式サイトのメールフォーム、公式LINEアカウントまで、まずはお気軽にご相談になることを、筆者からもおすすめいたします。
まとめ:正しい知識でUHFブースターを選び、快適なテレビ環境を取り戻そう
今回の記事は、地上デジタル放送でテレビ画面の映りが悪い場合に、状況を改善してくれる「UHFブースター」について、基礎知識から具体的な機器の選び方、設置方法までを解説しました。
最後に、本記事の重要なポイントを振り返っておきましょう。
- テレビ不調の原因を見極める:ブースターが必要なケースか、それともアンテナやケーブルの問題か、まずは不具合の原因を切り分けることが大切です。
- 環境に合った製品を選ぶ:設置場所(屋外/屋内)、必要な性能(利得/雑音指数)、対応放送(地デジ/BS/CS)の3つの軸で、ご自宅に最適なブースターを選びましょう。
- 設置と調整は正しく行う:特に屋外での作業は安全を第一に。設置後は、テレビの受信品質を確認しながら利得を適切に調整することが、映り改善の鍵となります。
UHFブースターは、正しく選び、適切に設置すれば、テレビの受信環境を劇的に改善してくれる頼もしい機器です。
この記事の情報を参考に、ぜひご家庭での快適なテレビ視聴環境を取り戻してください。
もしお住まいでテレビ映りが悪い原因の特定や、適切なブースター選び、設置や調整が難しい場合は、本記事内でもご紹介した「あさひアンテナ」をはじめとするアンテナ工事業者へのご依頼もご検討ください。




