テレビアンテナ工事はどこが安い? 費用相場と料金を安くする方法、後悔しない優良業者の選び方を全解説【2025年最新】

2025年11月11日

「新築のマイホームにテレビアンテナを設置したいけど、どこの会社や店舗に頼めばいいんだろう?」
「最近テレビの映りが悪くなっているけど、アンテナの修理や調整っていくらほどかかるのかな?」
「アンテナ工事の費用は安くしたいけど、きちんとテレビが映るよう、手抜き工事や追加料金は絶対に避けたい」

皆様が新築のお住まいへのテレビアンテナ設置や、既設アンテナの修理、交換など、ご自宅におけるアンテナ工事をお考えになったとき、上記のようなお悩みやご不安はつきものだと言えます。
テレビアンテナや工事に関する専門知識がないと、業者の説明が本当に正しいのか、見積もりで提示された金額が適正なのか、ご判断が難しい事かと思われます。

そこで本記事では、技術系やアンテナ工事業界についての知識を持つライターが、お客様のご不安を解消するための情報をご提供します。
この記事の執筆に当たっては、年間6,000件以上の施工実績を誇る大手アンテナ工事業者「あさひアンテナ」に所属し、豊富な施工実績とお客様への対応経験をもつベテランのアンテナ職人に取材を敢行しています。
プロの現場経験に基づく正確な知識と情報を、専門用語などは避けて一般の方でもわかりやすい記事にまとめました。

この記事をお読みいただければ、テレビアンテナ工事の適切な費用相場から、安くても信頼できる優良業者を見抜くための具体的なポイントまで気になる点について、専門知識がなくても概要をすべてご理解いただけます。
優良な専門業者をお選びになることで、低価格ながら品質面でも後悔のないアンテナ工事を実現して、お住まいでの安定した快適なテレビご視聴環境を手に入れてください。

まず結論!アンテナ工事を安く、でも失敗しないための3つの鉄則

新築住宅などでのテレビアンテナ工事をお急ぎの方のために、まずは結論からお伝えします。
テレビアンテナ工事をより安い価格で、かつご満足いただける施工品質で行うためには、依頼先をお選びの際に、以下の3つの鉄則を守ることが極めて重要です。

  1. 複数のアンテナ専門業者から相見積もりを取る
    • 料金やサービス内容を比較することで、適正価格がわかり、不当な高額請求を防げます。
    • ただ料金が安いだけでなく、工事や機材の品質、工事後の保証やアフターサービスなど、総合的なコストパフォーマンスで選ぶこともできます。
  2. 料金だけでなく「長期保証」と「実績」を必ず確認する
    • 「安かろう悪かろう」で、工事後の早期にトラブルが起こることを避けるため、5年以上の長期保証と豊富な施工実績がある業者を選んでください。
    • 工事後の長期保証を用意している業者は、それだけ施工後のトラブルが生じる可能性が低く、自社の技術に自信を持っている証とも言えます。
  3. 家電量販店やハウスメーカーではなく「自社施工」の専門業者を選ぶ
    • 下請け業者を使わないため、中間マージンがなく、高品質な工事を安価に依頼できます。
    • 自社施工の業者は、アンテナ工事専門の技術を追求し、経験も豊富な自社スタッフが施工を担当するため、高品質の工事を期待できます。

なぜこの3つのポイントが重要なのでしょうか。
本記事では、これらの鉄則について、それらが必要となる理由をそれぞれ詳しく解説していきます。
まずこの3点をご記憶いただいた上で、本記事をすべてお読みいただいた頃には、皆様は自信を持って、お住まいのアンテナ工事に最適な業者を選べるようになっているはずです。

【一覧表】テレビアンテナ工事の費用はいくら?種類・状況別の相場を徹底解説

「結局のところ、自宅でのアンテナ工事の場合はいくらかかるのか?」というお客様の率直な疑問に対してきちんとお答えするため、まずは2025年(令和7年)度の最新情報に基づき、アンテナ工事の一般的な費用相場を解説します。
工事費用は、新築物件などでアンテナを新設するのか、あるいはすでにお住まいのお宅で、既存のアンテナを修理・交換するのかによっても大きく異なります。

また、地デジアンテナ、BS/CSアンテナの各機種等、設置するアンテナの種類や設置場所、追加で必要な機器、工事によっても金額は大きく変動します。
まずは工事の内容や費用の全体像、注意点を把握した上で、ご自身の状況にもっとも近い費用の目安を確認してください。

アンテナの種類別|新規設置の費用相場(本体+工事費)

新築の戸建て住宅などでアンテナを新しく設置する場合、設置するアンテナの種類によって費用が大きく変わります。
現在、主流となっているアンテナ(地デジ・BS/CS)の種類ごとの費用相場(アンテナ本体、設置具、ケーブルなどの代金含む)とアンテナの特徴を、以下の表にまとめました。

アンテナの種類 費用相場(本体+工事費) 特徴
八木式アンテナ(地デジ) 22,000円~70,000円 最も一般的で受信感度が高い。魚の骨のような形状で、外観に影響しやすい。
デザインアンテナ(地デジ) 22,000円~80,000円 箱型で外壁に設置するため、外観を損ねにくくカラーバリエーションも豊富。
ユニコーンアンテナ(地デジ) 33,000円~90,000円 ポール状でスタイリッシュ。屋根上に設置しても目立ちにくいデザイン。
BS/CSアンテナ 20,000円~50,000円 衛星放送(BS/CS)を受信するためのパラボラ型アンテナ。4K8K対応モデルは価格が上がる。

※上記は各アンテナ設置の費用相場と主な特徴になります。

八木式アンテナは、主に屋根の上のマスト(支柱・ポール)に固定される昔ながらの魚の骨のような地デジアンテナで、受信性能が高く幅広いエリアで安定した受信レベルを確保できる点が、一番の特徴です。
また古典的モデルであるため、設置費用も他機種に比べて割安になる傾向があります。
一方で、昔ながらの形状から屋根の上で目立つため、住宅の見た目や景観を乱しやすい。さらに風雨や積雪などの影響を受けて老朽化しやすく、アンテナ寿命が短くなるといった弱点もあります。
なおこれらの弱点については、ステンレス製や塩害用、雪害用などの高耐風モデルを使用する他、壁面やベランダなど設置位置の工夫などで、ある程度がカバーできることもあります。

デザインアンテナ(平面アンテナ)は、住宅の壁やベランダの手すりなどへの設置を前提とした、薄型パネル状の地デジアンテナ第二世代です。
従来の八木式アンテナのデメリットをカバーするニューモデルといえ、その主な特徴は、本体のカラーバリエーションが豊富で、設置しても住宅の見た目や景観を乱さない。そして風雨などの影響にも強く、アンテナ寿命が長くなりトラブルも生じやすいという点になります。
このような特徴から現在では一番の人気を誇るモデルですが、本体の性能や設置位置の低さから受信性能は八木式アンテナよりやや弱く、強・中電界地域向けモデルになります。
さらに地域の受信環境を問わず、近隣に高層ビルや直近に隣家があるような環境では、電波が遮られるため設置が不可能になります。
したがってデザインアンテナの設置に当たっては、事前の電波調査により、設置する壁面などで十分な電波レベルが確保できるかの確認が重要となります。

ユニコーンアンテナは、マスプロ電工製の「U2CN」というシンプルなポール状のモデルで、八木式アンテナと同じくマストで屋根の上や張り出し部(破風板)など高い位置に設置される、地デジアンテナの第三世代モデルです。
その特徴は、スタイリッシュな外観で高い位置に設置しても住宅の見た目や景観に影響しにくい、また風雨などを受け流せる形で老朽化を抑えてトラブルが生じにくいという、デザインアンテナとほぼ同等な点になります。
さらにユニコーンアンテナは設置の高さを確保できるため、デザインアンテナよりも受信レベルが安定しやすくなります。特に高層ビルの近くや住宅密集地など、デザインアンテナが設置できない環境でもほとんどの場合、対応できる点が特徴と言えます。
一方で弱点としては、八木式アンテナに比べると受信性能が少し及ばず、設置できるエリアがやや限られること。最新モデルであるため設置費用が他機種より割高になる点が挙げられます。

また、上記各種の地デジアンテナとBS/CSアンテナをセットで設置すると、施工の手間や機材を省ける分、工事費用の割引が適用される業者も多くなります。
したがって衛星放送のご視聴も視野に入れているお客様であれば、双方のアンテナ取り付けをまとめてご依頼になることがおすすめです。

アンテナの修理・交換の費用相場

お住まいで既設のアンテナについて「強い台風でアンテナの向きが変わってしまった」「古くなったアンテナが傾いている」「原因不明ながら急にテレビが映らなくなった」といった場合には、テレビアンテナの修理や交換が必要です。
アンテナ修理・交換は、その具体的な作業内容によって費用も変動します。おおよその相場は以下の通りです。

作業内容 費用相場 備考
アンテナの方向調整 5,000円~15,000円 アンテナの向きを調整して電波受信を改善します。
アンテナの立て直し 8,000円~20,000円 倒れたアンテナを再度固定します。部品交換が必要な場合は追加費用が発生します。
アンテナ本体の交換 35,000円~100,000円 古いアンテナを新しいものに交換。アンテナ本体の種類・性能により費用が変動します。
ブースターの交換 15,000円~35,000円 電波を増幅する機器(ブースター)が故障した場合に交換します。

※上記は一般的なトラブルの種類と修理費用の目安になります。

テレビの映像が乱れるといったアンテナの不具合は、屋外のアンテナそのものがさび付き、傾いている、また完全に倒れてしまった等、一目瞭然のケースを除けば、ご自身で原因を特定することはとても困難です。
正確な原因として、アンテナの不具合による受信性能の低下、ケーブル配線部やブースターなど周辺機器のトラブルで電波が届いていない、さらにはお住まい周辺で電波障害が生じているケースなど、さまざまな可能性が考えられるためです。
特にテレビが正しく映らない場合は、ケーブルやB-CASカードの不具合、テレビ本体の飯地的な不調など、ごく簡単な問題である可能性もあります。

テレビ番組が映らない、アンテナ本体に問題があるなどの場合は、まずは専門業者に点検をご依頼になり、既設アンテナの修理で済むのか、アンテナそのものの交換が必要になるのかを正確に診断してもらうことが重要です。
アンテナ機種や設置場所の環境にもよりますが、基本的にテレビアンテナの寿命(耐用年数)は、八木式アンテナやBS/CSアンテナで10年から15年程度となります。この年数を越えたアンテナが故障した場合、修理で対応しても、その後すぐ、他の部分の故障が頻発するリスクも考えられます。
したがって耐用年数を過ぎたアンテナが故障した場合は、新しいアンテナに交換される方が、コストパフォーマンスでお得な場合が多くなります。

なお、台風や大雪などの自然災害や近隣の爆発などの事故で、突然アンテナが破損、故障した場合は、お住まいで加入されている火災保険が適用でき、修理費用を賄える可能性がありますので、加入している保険会社に確認してみてください。

ただアンテナ修理費用に火災保険を適用するためには、アンテナ修理に並行して、修理前後の写真や修理報告書などの書類を用意する必要があります。
さらに契約者(お客様)ご自身が保険申請書類を作成し、必要書類と共に保険会社へと提出し、会社との交渉を行うことも必要です。

しかし、本記事にご協力いただいた優秀なスタッフが所属する「あさひアンテナ」では、アンテナ修理のご依頼と同時に、保険申請をスムーズに進めるためのサポートも行っています、
具体的なサポート内容として、修理と同時に施工前後の現場写真や報告書、修理費用の明細など必要書類をすべて用意する。またお客様の書類作成や会社との交渉についても、保険の専門知識を持つスタッフが万全のサポートを行うというものになります。

あさひアンテナなど、火災保険申請のサポート体制も整えている業者であれば、アンテナ修理だけでなく、火災保険の申請についても安心して任せることができるでしょう。

要注意!見積もり前に知っておきたい追加工事・オプション費用の内訳

例えば「基本工事費15,000円から」という広告を見てその業者に依頼したら、最終的な請求額が50,000円を超えてしまった」など。
このようなケースは、アンテナ工事の世界でよくあるトラブルのひとつです。

ただ上記のような例は、必ずしもその業者が悪質というわけではなく、アンテナの基本設置工事費(アンテナ本体を取り付け、ケーブルのみの配線を行う工事の費用)に含まれない「追加工事」や「オプション費用」にあります。
このような費用は業者の価格体系にもよりますが、新築物件の場合、ブースターの設置や高所作業費などは、ほとんどのアンテナ工事で発生するケースが多く、必ずしも不当な請求とは言えません。

一方で、悪質な業者はこのような仕組みを利用して、お客様の許可を得ず、当初の見積もりにない不必要な追加工事をいくつも加算することで、最終的に高額な料金を請求するといった手口を使うのも事実です。
そのため、アンテナ工事でどのような場合に追加費用が発生するのか、実際に必要となる追加工事の種類と、費用の相場を事前に知っておくことが非常に重要です。

ブースター設置(電波の増幅)

ブースターとは、アンテナが受信したテレビ電波(映像信号)のレベルを増幅するための機器です。アンテナから伸びる配線部のすぐ近くに、本体に当たる「増幅部」が設置され、屋根裏空間などに、コンセントに接続されてアンテナケーブル経由で増幅部に電源を供給する「電源部」が設置されます。
アンテナ工事を行う場合、以下のような条件のケースでは、ブースターの設置が必要となり、追加費用が発生します。

  • 受信できる地デジ電波が弱い地域(弱電界地域)にお住まいの場合。
  • 複数の部屋でテレビを視聴する場合(電波が分配されて弱まるため)。
  • テレビとアンテナの距離が遠く、配線が長い場合。

ブースターの設置費用は、本体価格と作業費を合わせて22,000円から42,000円程度が相場です。
ブースターには地デジ専用のUHFブースターや、地デジと衛星放送(BS/CS)にも対応し、混合器の役割も持つ混合ブースターや、その4K8K対応タイプなどの種類があり、その性能によって本体価格(工事費用)も変わります。

現在では戸建て住宅へのテレビアンテナ設置の場合、現場の地デジ受信レベル(電界地域)に関係なく、お住まい内に三台以上のテレビを設置する場合には、ブースターの設置が必要となります。
したがって戸建て住宅の場合、アンテナ設置工事の際のブースターは、ほとんど必須の機器とも言えます。
ただそれでも見積もり時はに、自宅の条件でブースターが必要かどうか、必要な場合はどの種類が適切かなどの点について、業者にしっかりと説明をお求めになることをおすすめいたします。

分配器・混合器などの部材費

アンテナが受信した電波を複数の部屋に送り、住宅内にて複数台のテレビで地デジ放送や衛星放送を見るためには、アンテナが受信した電波(アンテナから延びる同軸ケーブル)を各部屋へと等分のレベルに分ける「分配器(ぶんぱいき)」が必要です。

「分配器」とは、アンテナからのケーブルを接続する一個の出力端子と、部屋数に応じた複数(2個から8個、ただし7個除く)の出力端子を持つ機械です。
分配器の設置費用は、やはり機器の本体価格に作業費を加えた価格になり、本体価格は分配数が多くなるほど高額になります。
通常の住宅では分配する部屋数に、予備の一端子を加えた分配数の分配器が使われます。新築物件の場合、お引き渡し時点で、屋根裏やマルチメディアボックスなどに、分配器から各部屋のアンテナコンセントまでの配線が完備されていることが多くなります。
ただ住宅によっては分配器が用意されていないこともあり、その場合はアンテナ工事の際に設置が必要となります。

またBS/CSアンテナには、テレビなどのBS電源設定で、ケーブルを通じてチューナー端子からアンテナのコンバーターに給電する必要があります。
この給電方法(一台のテレビから常時給電するか、各テレビから衛星放送を見る際のみ随時給電するか)によって、分配器も、ほぼ同じ機能ながら、通電する端子の数と本体価格が異なる「一端子通電型」「全端子通電型」を使い分ける必要があります。

他にも、地デジアンテナとBS/CSアンテナなど、複数基のアンテナを設置する場合は、各アンテナからの複数のケーブルを1本にまとめる「混合器(こんごうき)」が必要になることもあります。
この混合器を設置することで、以降の配線や機材などがシンプルになり、トータルでは施工コストを大きく軽減できます。
なお地デジ・BS/CS双方のアンテナを設置する場合、上記した「UHF/BSCS混合ブースター」が混合器の機能も備えているため、別途に混合器を設置する必要があります。
ただ、NHK、広域民放の電波塔と、地方チャンネル(東京MX、千葉テレビなどの地方局)の電波塔が別個で、その方向が大きく離れている場合は、地方チャンネル受信のために、主な地デジアンテナとは他に、地方チャンネル用の地デジアンテナを設置する必要があります。
このような現場では、二基の地デジアンテナからのケーブル(地デジ電波)を一本にまとめるため、混合器の設置が必要となります。

他にも、二基の地デジアンテナからの電波を混合する際、それぞれの電波レベル差が大きすぎると一部のチャンネルが映らない場合もあるため、電波レベルを適度に弱める「アッテネーター(減衰器・げんすいき)」という機器を設置して電波レベルを調整することもあります。
また地デジ電波とBS/CSの電波を一本のケーブルにまとめた場合、アンテナコンセントのユニットかテレビの前に「分波器(ぶんぱき)」という機器を設置し、それぞれの電波をあらためて2本のケーブルに分けた上で、テレビ側の地デジ、BS/CSのチューナー端子に接続します。
ただ分波器の費用は、ケーブルの代金と大差はなく、ケーブル費用に含まれる場合もあります。

以下、分配器、混合器の設置工事費用の目安を一覧でご紹介します。

機器の種類 役割 費用相場
分配器 1基のアンテナからの電波(映像信号)を複数のテレビへ均等に分ける。 5,000円~15,000円
混合器 地デジ・BS/CS・地方チャンネル用など、複数アンテナの電波を1本のケーブルにまとめる。 15,000円~25,000円

※上記は各機材の主な費用相場になります。

これらの機器の費用は、見積もり書に「部材費(各機材の名称)」として記載されていることが多いので、内訳を詳しくご確認ください。

高所作業費・アンテナ撤去費など

上記は戸建て住宅へのアンテナ設置で必要となる主な機材ですが、その他にも、現場の状況に応じて、以下のような追加費用が発生する可能性があります。

追加費用の種類 発生するケース 費用相場
高所作業費 3階建て住宅や、急勾配の屋根など高所での作業。 5,000円~20,000円
アンテナ撤去・処分費 古いアンテナを取り外して処分する場合。 5,000円~10,000円
特殊作業費 屋根裏への設置、特殊な外壁素材、または難易度の高い配線作業など。 5,000円~

※上記は特殊工事費の主な種類になります、

これらの費用は、高い施工品質を確保し、安全な作業を行うために必要な経費です。
特に既設の住宅で、老朽化や故障したアンテナを交換する場合には、まずアンテナ撤去の工事を行った後に、新規アンテナ設置工事を行う流れになります。したがって工事費用は、これらの工事の料金総額が基本となります。
アンテナの撤去作業費には、多くの場合、業者が不要のアンテナを持ち帰って処分する費用も含まれるため、お客様がご自身で処分される手間や、粗大ごみ回収などの費用が不要になります。

ここまででご紹介した各種費用は、アンテナ工事を行う現場の条件に応じて、実際に必要になることが多い料金です。
しかし、このような追加工事に、本来なら必要のない工事費用を交えて不当に高額な料金を請求する業者も存在します。
そのため見積もり票をご確認になる際は、各工事の項目について、なぜその費用が必要なのか、業者に対して納得できる説明をお求めになることが重要です。

どこに頼むのが一番安い?依頼先4タイプの料金とメリット・デメリットを徹底比較

上記のような各種のテレビアンテナ工事を依頼できる窓口(会社や業種)は現在、「アンテナ工事の専門業者」「家電量販店やホームセンター店舗」「住宅建築時のハウスメーカー・工務店」「町の電気店」の、主に4種類が挙げられます。
それぞれ業者には特有のメリット・デメリットがあり、実際の料金相場も異なります。
どの業者に頼むのがもっともコストパフォーマンスに優れているのか、以下の比較表で確認してみました。

依頼先 料金相場(地デジ) メリット デメリット
①アンテナ工事専門業者 22,000円~60,000円 ・自社施工で中間マージンがなく安い。
・アンテナ工事の専門知識と技術力が高い。
・長期保証などアフターサービスが充実。
・業者数が多く、優良業者を見極める必要がある。
②家電量販店・ホームセンター 28,000円~70,000円 ・近くの店舗で気軽に相談できる。
・大手企業なので安心感がある。
・実際の工事は下請け業者が行う。
・中間マージンで費用が割高になる傾向。
・工事後の保証期間が短い場合も。
③ハウスメーカー・工務店 30,000円~70,000円 ・新築時に工事をまとめて依頼できる。
・窓口や支払いが一本化されて楽。
・工事は下請け業者に委託される。
・中間マージンが発生し、もっとも割高。
・アンテナの種類を選べないことがある。
④地域の電器店 20,000円~60,000円 ・地域密着でフットワークが軽い。
・昔からの付き合いで安心感がある。
・料金体系が不明確な場合がある。
・最新アンテナに対応していない可能性。
・保証制度がない場合も。

※上記は各業者の主な特徴になります。

各業者を比較すると、料金の安さと専門性の高さ、アフターサービスなどを両立している業者は、やはり「①アンテナ工事専門業者」といえます。
家電量販店やハウスメーカーなどは、実際のアンテナ工事を下請け業者に委託するため、その分の中間マージンが価格に上乗せされ、割高になる傾向があります。
また下請け業者は電気工事全般の業者(地域の電気店など)で、アンテナ工事の専門家ではないため、アンテナ工事に関しては担当する業者によって施工技術に差が出やすい場合もあります。
さらに家電量販店などへの依頼の場合、即日工事が難しいほか、特にエアコン工事などの繁忙期では下請け業者のスケジュールが取れず、依頼から工事までの日程が大きく開く場合があることも注意が必要です。

費用や施工品質、即日対応や長期保証など、総合的なコストパフォーマンスを重視されるなら、優良なアンテナ工事の専門業者をお選びの上、直接、業者に依頼されることがもっとも賢明なご選択と言えるでしょう。

アンテナ工事費用を賢く安く抑える4つの方法【DIYは危険?】

アンテナ工事の専門業者へとご依頼するのが最善策とはいえ、お客様にとっては、少しでも工事にかかる費用を抑えたいと思われることは、当然のことでしょう。
そこで本項目では、アンテナ工事のコストを賢く削減するための、具体的な4つの方法をご紹介します。

  1. 複数の業者から相見積もりを取る
    • 見積もりが無料の専門業者のうち、最低でも3社程度から見積もりを取り、園も積り料金や保証などのサービス内容を比較検討してください。これにより、工事の適正価格がわかり、不当な高額請求を避けつつ、もっともコストパフォーマンスの高い業者を選ぶことができます。
  2. キャンペーンや割引を活用する
    • 多くの専門業者が、期間限定割引、即日工事割引、Web申し込み限定割引や地デジとBS/CSアンテナのセット割引など、工事費用がお得になるキャンペーン、割引システムなどを実施しています。業者の公式サイトをチェックし、お得なキャンペーンを見逃さないことも大きなポイントです。
  3. 繁忙期を避ける
    • 引越しシーズンの3月から4月や、台風シーズンの8月から10月は工事業者の繁忙期です。これらの時期を避けてご依頼になると、工事の予約が取りやすいだけでなく、割引交渉に応じてもらえる可能性も高くなります。
  4. 自分で設置(DIY)する?
    • アンテナ工事の費用をもっとも安く抑える方法として、DIYによるご自分でのテレビアンテナ取り付け工事を考える方もいるかもしれません。しかし、この方法は決しておすすめできません。
    • アンテナ工事で必要となることが多い、屋根の上など高所での作業は、転落すれば命に関わる重大な事故につながる危険があります。
    • またアンテナで電波を正確に受信するためには、専門の測定器(レベルチェッカー)を使った電波レベルの測定、アンテナ角度の微調整も不可欠です。
    • テレビアンテナから屋内の各部屋までの配線工事に関しても、丁寧な配線を行う技術はもちろん、ブースターの調整や分配器などの設置、ケーブル途中の減衰などを考慮して、すべての部屋に安定した電波レベルを送信するためには、プロの知識と経験による判断が不可欠です。
    • 一般の方がアンテナを設置すると、「設置しても結局は映らない」「建物を傷つけて雨漏りの原因になった」「アンテナ本体を落として壊してしまった」といった失敗につながり、結果的に業者に再依頼することになり、かえって費用が高くつくケースも多く聞かれます。
    • お住まいのベランダにアンテナを設置し、室内で一台のテレビと接続するだけなど、安全かつ簡単な工事であればDIYが不可能ではない場合もあります。
    • ただアンテナ工事中の事故を避ける安全性と、施工の確実性を考えれば、プロにすべてお任せになることが、もっとも賢明な判断といえます。

「安かろう悪かろう」は絶対回避!信頼できる優良業者の選び方7選

ここまでの記事でも少しご説明しましたが、アンテナ工事業者の中には残念ながら、使用する機材や技術が粗悪で、不当な高額料金を請求するなどの、悪質な業者も存在します。

「とにかく安い業者に頼んだら、アンテナ取り付け後すぐにテレビが映らなくなった」
「見積もり価格は安かったのに、工事後に高額な追加料金を請求された」

質の低い業者に依頼してしまって、こんな後悔をしないためには、業者が掲げる料金の安さだけで選んではいけません。悪質な業者は、消費者の知識不足に付け込んで、さまざまな手口で不当な利益を得ようとします。
この項目では、工事費用が安くとも技術力が高く、保証期間が長いなど、誠実な対応をしてくれる優良業者を見抜くための7つのチェックポイントをご紹介します。

【最重要】5年以上の長期保証とアフターサービスがあるか

そのアンテナ工事業者が優良な業者であるかどうかを判断する、もっとも重要な基準が業者の提供する「保証期間の長さ」です。
自社の技術力に自信のある専門業者は、施工後のトラブルに対して5年や8年、中には10年といった長期の無料保証を提供しています。

このような長期保証は「私たちの工事は、長期間安心して使っていただける品質です」という自信の表れです。
施工技術の高い業者であれば、実際に施工後のトラブルが起こる可能性も非常に低く、長期保証を提供しても、実際に業者側がコストを負担してトラブル対応を行うケースが非常に少ない証ともいえます、
逆に、保証が1年程度しかない、あるいは保証自体を用意していない業者は、施工品質に自信がない可能性も高く、万が一のトラブルにはお客様が復旧費用を負担しなければならないため、避けるべきといえます。
またその業者の保証が、台風などの自然災害も対象になっているかどうかも、事前にご確認になっておくと安心です。

工事実績が豊富で、自社スタッフが施工しているか

アンテナ工事業者の豊富な工事実績は、その業者が多くの顧客から選ばれ続けている信頼の証です。
公式サイトで「年間〇〇件以上」といった具体的な施工件数や、写真付きの施工事例が数多く公開されているかを確認してください。
ブログなどの施工事例から、ご希望の工事に近い施工例をご確認になることで、実際の施工イメージをつかむこともできます。

また、アンテナ工事に関して、すべての工程を自社所属のスタッフで行う「完全自社施工」の業者を選ぶことも重要です。
下請け業者に工事を丸投げしている会社に比べ、責任の所在が明確で、スタッフの技術力やマナーも非常に高いレベルで安定しています。
なにより下請け業者の仲介手数料など、余計な中間マージン(コスト)が発生しないため、高品質な工事でも比較的、割安な適正価格で提供できるのです。

見積もりの内訳が明確で、追加料金の説明が丁寧か

信頼できるアンテナ工事業者は、見積書の透明性も非常に高いものです。
見積もり票の内容は「工事一式 〇〇円」といった曖昧な表記ではなく、「アンテナ本体」「ブースター」「高所作業費」など、機材や工事の項目ごとに、料金が細かく記載されています。また使用するアンテナなど機材のメーカーや型番などもすべて明記されています。

また見積もり時に「お客様のお宅では、〇〇という理由で追加費用が発生する可能性があります」といった説明を、事前に丁寧にしてくれるかどうかも重要な判断基準です。
原則として現地調査で必要な工事をすべて割り出し、最初に提示した見積もり外の料金は発生しないと明言してくれる業者であれば、より信頼性は高くなります。
いずれにせよ、お客様の工事に関するご質問に対して、すべてわかりやすく誠実に答えてくれる業者を選んでください。
スタッフのお客様に対する態度も、その業者の顧客に対する姿勢を判断するための重要な目安になります。

Googleマップや口コミサイトで利用者の評判を確認できるか

業者の公式サイトに書かれている情報だけでなく、実際にその業者を利用した第三者の客観的な評価を確認することも大切です。
Googleマップのレビューや専門の口コミサイト、SNSなどで検索して、対象の業者について、以下のような点を確認してみてください。

  • スタッフの対応や言葉遣いはわかりやすく丁寧だったか。
  • 実際の施工も丁寧で、後片付けもきれいだったか。
  • 見積もり通りの金額で、不当な追加請求はなかったか。
  • 悪い口コミに対して、業者が誠実な対応をしているか。

個々の口コミは個別の事例にすぎず、書き手の主観も大きいため、すべてを鵜呑みにする必要はありません。ただ口コミ全体の傾向や、良い評価だけでなく、悪い口コミの内容とその後の業者の対応まで確認することで、その企業の本当の姿勢が見えてきます。

その他(資格の有無、支払い方法など)

上記の他にも、以下のポイントも優良業者を見極める参考情報になります。

  • 価格体系や使用機材の明確さ:アンテナ工事だけでなく、上記した各種工事の価格体系や、使用するアンテナその他機材ののメーカー、型番などが公式サイトにわかりやすく明記しており、工事費用や仕上がりがイメージしやすいかといった点も、業者がお客様に対するわかりやすさを重視している証と言えます。また使用する機材がDXアンテナ、マスプロ電工、日本アンテナ、サン電子など国内一流メーカー製である業者はより信頼性が高くなります。
  • 支払い方法:クレジットカード決済に対応している業者は、カード会社の審査をクリアしており、経営基盤が強固な傾向があります。また電子マネー決済などにも対応していれば、お客様の利便性を重視した業者という証左になります。
  • 相見積もりや即日工事への対応:他業者との相見積もりを快く対応してくれる業者であれば、自社の施工技術や見積もり価格に自信がある証拠と言えます。また他業者が低価格の見積もりを出した場合に、対抗してより安い再見積もりに対応してくれる業者(あさひアンテナなど)もあります。他にも、アンテナ故障など急なトラブルやお引越しまで日数が少ない場合には、即日工事などのスピード対応ができる業者であるかも重要なポイントになります、
  • 本社の所在地や連絡先が確かか:公式サイトに本社などの企業情報が明記されているか。業者への連絡方法がフリーダイヤル(電話)の他、電子メールやLINEアカウント、チャットなど複数用意されているかという点も、トラブル対応などで早急かつ確実に連絡が取れるという点で、業者の信頼性を示しています。

【独自情報】安くて信頼できる!おすすめアンテナ工事専門業者「あさひアンテナ」

ここまでの記事で解説してきた「安くて信頼できる優良業者」の条件をすべて満たす業者のひとつとして、筆者から自信をもって挙げられるのが、本記事にもご協力いただいた優秀なアンテナ職人が所属する「あさひアンテナ」です。

あさひアンテナは、関東・関西エリアに特化したアンテナ工事の専門業者で、以下のような圧倒的な強みを持っています。

  • 豊富な実績と信頼:年間施工実績は6,000件以上。顧客満足度調査では5年連続No.1を獲得しており、多くのお客様から高い評価を得ています。
  • 完全自社施工による低価格:下請け業者を使わないことで中間マージンをカットしつつ、経験豊富なアンテナ職人による高い施工品質を実現。地デジの八木式アンテナやデザインアンテナ取り付け工事が、DXアンテナなどの高品質アンテナや基本部材をセットで24,200円(税込み)からと、高品質ながら業界トップクラスの低価格を実現しています。
  • 業界最長クラスの10年保証:施工品質への絶対的な自信から、業界でも最長クラスとなる10年間の長期保証を提供。万が一のトラブルにもフリーダイヤルなどへのご連絡で迅速に対応してくれます。
  • 迅速な対応と無料見積もり:受付窓口として、フリーダイヤルの他、24時間365日受付のメールフォーム、LINEアカウントを用意しており、お問い合わせから最短3時間での即日対応(即日工事)も可能です。現地調査や見積もりは完全無料(出張料やキャンセル料など諸費用込み)で、もちろん相見積もりにもご対応します。さらに他社の見積もり価格よりも高い場合には、値下げ交渉にも応じてくれます。

もちろん他にも年間3万件以上の実績を誇る「みずほアンテナ」など、優れたアンテナ工事の専門業者は存在します。
しかし、料金の安さ、保証の手厚さ、顧客対応の丁寧さを総合的に判断すると、あさひアンテナはもっともバランスの取れた選択肢のひとつと言えるでしょう。
関東・関西の対応エリアにお住まいのお客様であれば、あさひアンテナは相見積もりの際に必ず加えるべき業者であると言えます。

そもそもアンテナは必要?光テレビ・ケーブルテレビとの料金・特徴を比較

近年では「アンテナを設置ななくてもテレビ放送を視聴できるのではないか?」と疑問をお持ちのお客様もおいででしょう。
その通りです。現在では地デジやBS放送、CS放送の各チャンネルを視聴する方法として、テレビアンテナの設置以外にも「光テレビ」や「ケーブルテレビ(CATV)」といった選択肢もあります。
この項目では、長期的に見てどのテレビ視聴方法がもっともお得なのか、それぞれの特徴を比較してみます。まずは以下の一覧をご確認ください。

依頼先 料金相場(地デジ) メリット デメリット
①アンテナ工事専門業者 22,000円~60,000円 ・自社施工で中間マージンがなく安い。
・アンテナ工事の専門知識と技術力が高い。
・長期保証などアフターサービスが充実。
・業者数が多く、優良業者を見極める必要がある。
②家電量販店・ホームセンター 28,000円~70,000円 ・近くの店舗で気軽に相談できる。
・大手企業なので安心感がある。
・実際の工事は下請け業者が行う。
・中間マージンで費用が割高になる傾向。
・工事後の保証期間が短い場合も。
③ハウスメーカー・工務店 30,000円~70,000円 ・新築時に工事をまとめて依頼できる。
・窓口や支払いが一本化されて楽。
・工事は下請け業者に委託される。
・中間マージンが発生し、もっとも割高。
・アンテナの種類を選べないことがある。
④地域の電器店 20,000円~60,000円 ・地域密着でフットワークが軽い。
・昔からの付き合いで安心感がある。
・料金体系が不明確な場合がある。
・最新アンテナに対応していない可能性。
・保証制度がない場合も。

※上記は各視聴方法の主な特徴になります。

ケーブルテレビや光テレビであれば、当然ながらアンテナの設置が必要ありません。
そのため、アンテナでお住まいの外見を変えたくない場合や、電波の受信レベルが安定しない地域、台風や大雪でアンテナが故障しやすい地域などでは、テレビアンテナ設置より有利な面もあります。

しかし表を見ればおわかりの通り、長期的なコストパフォーマンスで考えると、月額料金が一切かからないアンテナ設置がもっとも経済的です。
例えば、光テレビの月額料金を800円とすると、10年間で96,000円の支払いになります。
初期費用はかかりますが、マイホームでのテレビ視聴方法で、5年、10年と住み続けることを考えれば、アンテナ設置のほうがお得になるケースが多いといえます。

問い合わせから工事完了まで|アンテナ工事の基本的な流れ

実際にアンテナ工事業者へとご依頼になる場合、お問い合わせから実際の施工まで、どのような流れで進むのかを知っておくと安心です。
一般的なアンテナ工事の流れは、以下の5つのステップで進みます。

  1. 問い合わせ・相談
    • 業者のフリーダイヤルへのお電話、Webサイトのメールフォームなどから、現状のお悩みやご希望を伝えます。この時点で、あさひアンテナのメールによる仮見積もりなど、大まかな見積もりを提示してくれる業者もあります。
  2. 現地調査・無料見積もり
    • 業者のスタッフが自宅を訪問し、電波状況や建物の構造を調査した上で、正式な見積書を作成します。
    • もちろん相見積もりを行うこともできます。
  3. 契約・工事日決定
    • 見積もりの内容に納得できれば本契約を結び、工事の日程を調整します。
    • 工事をお急ぎの場合には、本契約後、即日工事に入ることができる業者も存在します。
  4. アンテナ設置工事
    • 専門スタッフがアンテナの設置工事から配線、設置地の完了後にはテレビのチャンネル設定などを行います。
  5. 支払い・保証書受け取り
    • 工事完了後、テレビの映りを確認してから工事料金を支払います。前述のように、クレジットカードや電子マネーなどに対応できる業者もあります。
    • 最後に、工事の保証書を担当したアンテナ職人から受け取り、大切に保管してください。

テレビアンテナ工事に関するよくある質問(Q&A)

最後に、テレビアンテナ工事に関して多くの方が抱く疑問点について、Q&A形式でお答えします。
この項目にて、工事に関する細かなご不安、疑問点などを解消して、スッキリした気持ちで実際の業者選びに進んでください。

Q1. 工事時間はどれくらいかかりますか?

A1. 工事内容によりますが、一般的な地デジアンテナ(八木式・デザイン)の設置であれば、1時間から2時間程度で完了することがほとんどです。
BS/CSアンテナの設置も同時に行う場合は、2時間から3時間を見ておくと良いでしょう。
ただし、屋根裏設置などの特殊な工事やお住まいの構造、当日の天候によっては、もう少し時間がかかることもあります。
なお工事当日は、立ち合いや確認のためお客様にはご在宅していただく必要があります。ただ工事のすべてをご確認になる必要はなく、事前説明や最終確認、その他、要所で必要が出た場合を除けば、お客様は住宅内で待機していただいてもかまいません。
緊急連絡先を明確にする、工事の終了予定時間までにご帰宅になるといった条件であれば、工事中に外出できる場合もありますので、詳しくは工事の担当者にご確認ください。

Q2. 自宅の電波状況は事前に調べられますか?

A2.地デジ電波のエリア別の受信環境については「一般社団法人デジタル放送推進協会(A-PAB)」公式サイト内の「地デジ受信エリアのめやす」などで確認できます。
ただこれらで確認できるのは、地域別のおおまかな目安にすぎません。
お住まいでの実際の受信感度は、周辺の建物などの障害物にも影響を受け、同じ住宅でも屋根の上と壁面、ベランダなどでは受信レベルが大きく変わる場合もあります。
お住まいでの実際の電波状況を確認する、もっとも正確な方法は、専門業者が使用する「レベルチェッカー」という測定器で現地調査をしてもらうことです。
あさひアンテナなどの優良なアンテナ工事業者であれば、この電波調査と見積もりを無料で行ってくれます。
特にあさひアンテナでは、お住まいのさまざまな位置で綿密な電波調査を行い、デザインアンテナの壁面設置で受信感度がもっとも安定する位置を割り出すなど、お住まいで可能となるあらゆるアンテナ工事の中から、お客様のご要望に最適となる工事を、業界最安のお見積りでご提案しています。
ご自身で電波の方向やレベルの大まかな目安をお知りになりたい場合は、上記のようなサイトをご確認になるほか、近隣の家がどのような受信性能のアンテナをどの方向に向けて設置しているかを確かめる、またワンセグ受信機器があれば、お住まいのさまざまな位置でワンセグの受信状態をチェックするなどの方法もあります。

まとめ:アンテナ工事を安く依頼するなら「相見積もり」と「長期保証のある専門業者」が鍵

戸建て住宅にお住まいの皆様にとって、テレビアンテナ工事は、決して安い買い物ではありません。
だからこそ、工事に関する正しい知識を元に、信頼できる優良な業者を新調に選ぶことが重要となります。

本記事で解説したポイントを、最後にあらためてまとめます。

  • まずは複数のアンテナ専門業者から相見積もりを取る
    • これにより、お住まいでの工事における適正価格を把握し、不当な高額請求を避けて、もっともいい業者を選ぶことができます。
  • 料金の安さだけでなく、「5年以上の長期保証」と「豊富な実績」を確認する
    • これらが、技術力と誠実さを兼ね備えた優良業者を見抜くための、もっとも確実な指標です。
    • 他にも、業者スタッフのお客様への実際のご対応も、業者の姿勢を判断する重要な手掛かりになります。

業者が掲げる目先の安さに飛びついてしまい、質の悪い業者に依頼してしまって、最終的に高額請求される、質の低い工事でトラブルが頻発するなど「安物買いの銭失い」の結果になってしまうことは、避けたいものです。
本記事でご紹介した選び方を参考に、お客様のお住まいにおける電波状況やご予算に最適な、信頼できるアンテナ工事業者を見つけてください。
優良な業者の高品質な施工と適正価格、さらに長期保証があれば、設置から長年にわたって安心して快適なテレビ視聴を楽しめることでしょう。

まずは「あさひアンテナ」をはじめとする優良な業者のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントなどへとご相談になり、この記事の情報を参考に、費用相場の範囲で最安値ながら、本当に信頼できる業者をお選びください。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。