テレビアンテナ工事:完全解説ガイド【2025年最新版】取り付け費用の相場と業者選びのコツ、料金を安くする方法は?

2025年05月19日

「新築のマイホームにアンテナを取り付けたいけど、どんなアンテナがあるのかわからない」

「地デジ放送だけでなくBS放送やCS放送、4K8K放送を観るにはどうすればいいの?」

「自宅で観ていたテレビが急に映らなくなった! アンテナの修理が必要?」

「アンテナが古くなってきたから交換したいけど、どこに頼めばいいのか?」

など、新しくアンテナを設置なさりたい方も、いまのお住まいのアンテナを修理、交換なさりたい方も、テレビアンテナ工事については、さまざまなお悩みがあることでしょう。

テレビアンテナ工事は、必要な工事やアンテナの種類、また業者選びや費用がいくらかかるか、実際の工事の流れなど、わからないことだらけで不安を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、アンテナ工事のプロ集団である当あさひアンテナが、2025年の最新版にあたるテレビアンテナ工事に関する情報を、徹底的に解説いたします。

当あさひアンテナは、アンテナ工事のプロ集団として、最新のアンテナ機種、施工方法などについて知識を更新し続けております。

さらに実際の工事は弊社所属のアンテナ職人による完全自社施工で、安定した受信、アンテナの見た目、風雨などにも強い丈夫さなどアンテナ工事の基本はもちろん、配線を含めた丁寧な施工を実現する細かなコツまで、年間およそ6000件と多数の施工実績による、高度な技術と知識を蓄積しております。

その知識と経験を存分に駆使して、地デジ、衛星放送、4K8K対応など、アンテナの種類別、工事の費用相場から信頼できる業者の選び方、新築や既存の物件における工事をいつ開始するかのタイミング、実際の工事の流れや作業内容とそのポイント、さらにはDIYでアンテナ設置を行う場合の注意点まで、アンテナ工事に関するお客様の疑問をすべて解消いたします。

今回の記事をお読みいただければ、テレビアンテナ工事に関して詳しい知識がない方でも、アンテナ工事の概要や基礎知識をふまえて安心して工事を依頼できるようになります。当記事を元にして、快適なテレビのご視聴を実現していただければ幸いです。

テレビアンテナ工事の費用相場を徹底解説!種類別の料金を比較

お住まいでのテレビアンテナ工事を検討する際に、お客様がもっとも気にされるポイントといえば、やはり工事の費用でしょう。やはり工事費用を安く抑えることができれば、お客様も嬉しいのではないかと存じます。

アンテナ工事の費用は、担当する業者によっても変わりますが、基本的な価格については、設置するアンテナの種類や工事の内容によって大きく変動します。

一般の住宅にで屋外に設置されるテレビアンテナには、大きなカテゴリ分けで地上デジタル放送(地デジ放送)を受信するための「地デジアンテナ」と、衛星放送(BS放送、CS放送、4K8K衛星放送)を受信するための「BS/CSアンテナ」の2種類があります。

戸建て住宅など一般的な住宅の場合は、まず基本のアンテナとして、現在の日本の基幹的なテレビ放送であり、基本的に日本のほぼ全域で、誰でも無料(NHK受信料を除く)で視聴できる、地デジ放送用のアンテナを設置します。

その上で、衛星放送もご覧になる場合には、BS/CSアンテナも追加設置、増設することになります。さらに現場の環境によっては、NHK、広域民放を受信するためのメインの地デジアンテナとは別にもう一基、別途に地方局(地方チャンネル)用の地デジアンテナを設置することもあります。

ここでは、主要なテレビアンテナの種類別に、工事の費用相場を詳しく解説し、料金の内訳や変動する要因についてもご紹介します。業者にアンテナ工事の見積もりを取る前に、ぜひご参考にしてくださいませ。

地デジアンテナ工事の費用相場

地上派の電波を受信する地デジアンテナは戸建て住宅においては、基本的なテレビアンテナ工事となるため、現在では受信性能だけでなく、アンテナ設置の見た目、風雨に強く長持ちするなどの点も重視した、さまざまな機種が登場しています。

現在の主要な地デジアンテナ機種(商品)は、受信性能に優れる昔ながらの機種「八木式アンテナ」。設置の見た目と対候性に優れるものの受信性能はやや低い「デザインアンテナ」。外観性と対候性、受信性能を兼ね備えた「ユニコーンアンテナ」の三種類になります。

各機種の詳細は下記の項でご説明いたしますが、アンテナ工事の費用は、これらアンテナの種類によっても大きく異なります。以下で、地デジアンテナ各機種の、アンテナ本体を含む工事費用の相場をご紹介いたします。

アンテナの種類 費用相場(工事費込み) 特徴
八木式アンテナ 15,000円~35,000円 もっとも一般的な地デジアンテナ。指向性が高く、受信感度に優れる。屋根上に設置されることが多い。
デザインアンテナ 20,000円~45,000円 薄型でスタイリッシュなデザイン。風雨に強く外観を損ねにくい。壁面やベランダに設置可能。
ユニコーンアンテナ 25,000円~50,000円 ポール型のアンテナ。外観性や対候性に優れ、設置位置の高さでデザインアンテナより受信感度が向上する。

※上記はあくまで目安であり、実際の費用は電波状況や設置場所、業者によっても異なります。複数の業者から見積もりを取り、比較検討されることをおすすめします。

デザインアンテナ工事の費用相場

現在の地デジアンテナでは、上記の各機種でも、主に安定した受信感度を確保できる都市部を中心に、デザインアンテナ(平面アンテナ)が人気を集めています。

デザインアンテナは、住宅の壁面に設置できるスタイリッシュな外観と、風雨に強く耐用年数も長くなるといった理由から人気を集めていますが、設置費用は八木式アンテナに比べ、やや高価になる傾向があります。

これは、古典的モデルの八木式アンテナに比べて、デザインアンテナの本体価格が高価になることと、設置場所によっては追加の工事が必要になる場合があるためです。一方で、近年ではデザインアンテナの施工例が多くなっていることから、業者によっては基本モデルであれば、八木式アンテナとの施工費用の差が少ないこともあります。

以下、デザインアンテナの主な設置費用についてより詳しく解説します。

工事内容 費用相場
デザインアンテナ本体+基本設置工事 25,000円~45,000円
ブースター設置工事(必要な場合) 22,000円~30,000円
壁面設置金具・屋内設置工事など 3,000円~10,000円

※上記は一般的なデザインアンテナ工事費用の目安になります。詳しい費用や価格体系は、業者によっても異なります。

デザインアンテナの一般的な設置場所は、住宅の壁面、ベランダになります。ただ現場の地デジ受信状況によっては受信環境のいい屋根の上に設置される場合もあります。

逆に地デジ受信レベルが良好で、住宅の建材などが地デジ電波を通しやすい場合は、屋根裏や天井裏などの空間に設置できるケースもありますが、この場合は電波調査や技術料などで、追加工事費が加算される場合もあります。

総じてデザインアンテナは、メリットが多い半面、設置位置の低さから、現場の電波状況、電波の強度によっては受信感度が十分に得られず設置できない。または設置できる場所が限られる場合もあります。

特にデザインアンテナの設置に当たっては、施工の前に現場の電波調査を行い、設置の可否を確認する。さらには最適な設置場所を選ぶことが重要となります。

2K4K8K対応BS/CSアンテナ工事の費用相場

地デジアンテナを上記モデルから選んで設置を決めた後、もしくはすでに設置されている住宅で、衛星放送も視聴する場合には、BS/CSアンテナも追加で設置します。

BS/CSアンテナは基本的にパラボラアンテナ一種類のみで、一般の住宅では、円盤状のディッシュ(放物面反射器)の有効直径が45センチの「45型」が使用されます。

2018年(平成30年)には従来の2K衛星放送(右旋放送)に加えて、衛星放送の4K8K放送である、新4K8K衛星放送がスタートしています。この4K8K放送の多くのチャンネルは、新たに追加された左旋円偏波を使う左旋放送になるため、BS/CSアンテナの側も、右旋と左旋の電波に対応できる2K4K8K(右旋左旋)対応型が必要です。

2025年現在のBS/CSアンテナは、すべて2K4K8K対応型になっています。ただ2018年以前に設置されたBS/CSアンテナの場合は、左旋放送を受信できない2K(右旋)対応モデルのケースもあるのでご注意ください。

BS/CSアンテナは、基本的に配線などがまとめやすいよう、地デジアンテナとほぼ一緒の近い位置に設置されますが、地デジアンテナに比べて指向性が高く、静止衛星の位置(東経110度・南西方向上空)に障害物がない位置を選び、その方向にディッシュを向けた正確な方向調整が求められます。また、配線部の同軸ケーブルやブースターなどの機器も、衛星放送や4K8K放送に対応したブースターや分配器が必要になります。

以下、主な2K4K8K対応BS/CSアンテナの設置費用の内訳です。

工事内容 費用相場
2K4K8K対応BS/CSアンテナ本体+基本設置工事 25,000円~50,000円
4K8K対応ブースター設置工事(必要な場合) 28,000円~38,000円
既存のBS/CSアンテナからの交換工事 25,000円~50,000円

既設のBS/CSアンテナの老朽化や故障、また2K対応型から2K8K4K対応型への交換の場合は、設置具や配線部の機器などは流用できて費用を軽減できる半面、古いアンテナの撤去、処分作業費が加算されるケースもあります。

特に2K対応型から2K4K8K対応型に交換する場合には、配線部の同軸ケーブル、ブースターなどの機器も、4K8Kの周波数帯に対応できる機器(4K8K(3224MHz)対応型)への交換が必要になるケースもありますので、工事費用の総額について注意が必要です。

BS/CSアンテナの設置については、上記の通り、東経110度への正確な角度調整が必要で、正確な角度はエリアによっても異なります。またアンテナを向ける南西方向が開けて、わずかな障害物もない必要もありますので、安定した受信を実現するためには、アンテナ工事の専門業者にご依頼になることをおすすめいたします。

テレビアンテナ工事費用の内訳とは?

ここでは、アンテナ工事費用の総額を構成している、内訳について解説します。

アンテナ工事の費用は、主に以下の項目で構成されています。

アンテナ工事の基本設置費用

アンテナ工事の「基本設置工事」「標準設置工事」などと呼ばれる工事は一般的に、アンテナ本体を住宅に取り付け、同軸ケーブル配線を屋内にある分配器などに接続して、テレビなどに電波が届くようにする、最小限の工事を指します。

ただ実際には現場の受信条件に応じてブースターの設置をはじめ、施工内容によって追加工事や、機材、装置などの設置とその費用が必要となることが多くなります。

この基本設置工事費も、担当する業者やアンテナの種類、設置場所などによって費用は異なります。またアンテナ工事業者によっては、この基本設置工事について、必要なアンテナ本体、基本の設置具、一定の長さの同軸ケーブルもセットにした「基本設置工事費」で提供しているケースもあります。

ブースターなど機材の設置費用

テレビアンテナの基本設置工事に加えて、上記のようにブースターなどの追加機器が必要となる場合もあります。

一般的に、地デジ電波レベルがやや弱い地域や、住宅に三台以上のテレビを設置する場合などには、配線部にアンテナが受信したテレビ電波(電気的なエネルギー)を増幅する「ブースター(増幅器)」の設置が必要となります。

他にも住宅内に、テレビ電波を各部屋に分配する「分配器」が用意されていない場合は、分配器の設置。複数台のアンテナを設置する場合には、各アンテナからの電波(ケーブル)を一本にまとめる「混合器」。電波レベルをやや弱めることで、適切なレベルに調整する「アッテネーター」など、現場の条件に応じて、さまざまな周辺機器の追加取り付け工事が必要になってまいります。

特殊な工事、機材の追加費用

上記したテレビアンテナの基本設置工事や、受信環境を整えるための一般的な周辺機器の追加の他にも、現場の条件などで特殊な工事が必要な場合には、特殊工事の費用や、追加機材の費用が加算される場合もあります。

特殊工事費の主な例としては、主に三階以上の高さにアンテナを設置する場合の高所作業。屋内空間(屋根裏、天井裏など)特殊なアンテナ設置場所。またアンテナ交換などで、既存アンテナの撤去(取り外し)工事などになります。

これらの工事に伴い、通常とは異なる設置具などの部材が必要な場合も、それら機材の費用が加算されることもあります。

事前調査の費用

以上は実際のアンテナ工事にかかる費用ですが、特に地デジアンテナの設置に当たっては、基本的に工事業者が事前に設置現場で電波調査を行い、プロ仕様の測定器により、電波の測定とアンテナ設置に適した位置の確認を行います。

そして具体的な内容が決まった後は、業者がアンテナ工事の見積もりを出して、お客様が見積もりの価格や内容に納得できれば、業者と本契約を結んで、実際の工事に入ることになります。

この事前の電波調査、見積もりも、業者によって費用が発生する場合もあるため、ご注意ください。主な費用の項目は、現地への出張費、または見積もり後に工事をキャンセルした場合のキャンセル費などになります。

一方で、当あさひアンテナなど、お客様からご依頼があれば、現場の電波調査、お見積もりを各種費用を含めた「完全無料」で実施し、他業者との「相見積もり」にも対応できる専門業者も存在しますので、このような業者を複数お選びの上、相見積もりを行い、費用や工事内容などを比較、検討されることをおすすめいたします。

テレビアンテナ工事費用の変動要因をチェック!見積もり前に知っておきたいこと

上記の通り、テレビアンテナ工事の費用は、さまざまな要因によって変動します。そのため見積もりを取る前に、以下の点について、あらかじめチェックされることをおすすめいたします。

  • 設置するアンテナの種類:八木式アンテナ、デザインアンテナ、BS/CSアンテナなど、種類によって本体価格が異なります。
  • 設置場所:屋根の上、壁面、ベランダ、屋内空間など、アンテナの設置場所によって作業の難易度が変わり、費用も変動します。
  • 電波状況:受信できるテレビ電波が弱い地域や、複数台のテレビを設置する場合にはブースターが必要になり、追加費用が発生します。
  • 既設アンテナの有無:アンテナの交換などで既存アンテナの撤去が必要な場合、撤去作業の費用がかかります。
  • 業者:業者によっても各種工事の料金体系や設定が異なるため、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

これらの要素をご考慮の上、ご自身の状況に合わせた工事の見積もりをご依頼になることで、適正な価格でアンテナ工事を行うことができます。

またお見積もりの際には、工事の費用だけでなく、工事の内容や使用する機材、保証の内容などもしっかりとご確認の上、総合的にご判断されることをおすすめいたします。

業者選びで失敗しない!信頼できるテレビアンテナ工事業者を選ぶポイント

テレビアンテナ工事は、一般的な電気工事、取り付け工事の他にも、テレビ受信に関する専門的な知識や、丁寧な配線、防水などの技術が必要な作業です。

ずさんな工事を行う業者に依頼してしまうと、電波レベルの確保が不十分でテレビが正常に映らなかったり、アンテナの耐久力が低く、風雨などの影響を受けて短期間でトラブルが生じるということも考えられます。

また、電気工事などの技術や経験はあっても、アンテナ工事の専門家ではない業者の場合は、屋根の上や壁面への設置など、基本的なアンテナ工事には対応できても、屋内設置など専門技術の必要な工事には対応できない。天候の影響などで受信感度が低下することがある。配線や壁面加工などの丁寧さが欠けるといったケースもございます。

そこで、この項目は、信頼できるアンテナ工事業者を選ぶための、重要なポイントを解説してゆきます。

業者選びの重要性:悪徳業者に騙されないために

残念ながら、数多いアンテナ工事業者、工事を依頼できる業者の中には、悪質な業者も存在します。具体例としては、

  • 基本設置工事や見積り費用は安価に見えても、見積もりにない不必要な工事、機材をお客様に無断で加算し、最終的に高額の費用を請求する。
  • 施工技術が低く、海外製の廉価で粗悪な機材を使うなどして、取り付け後にアンテナトラブルや、住宅で施工した部分が破損するなどのトラブルが生じる。
  • 見積もり時の工事内容や料金に関する説明が曖昧で不十分。強引に契約を結ばせようと求めてくる。
  • 工事後のアフターフォローがなく、連絡先が電話番号の記された名刺一枚など不明確で、工事後に連絡を取ることができない。
  • 身だしなみが言葉遣いなどが悪く、お客様に対する気遣いが感じられない。

などの点が挙げられます。このような悪徳業者に引っかからないためには、最初の段階で業者選びを慎重に行うことが非常に重要です。

アンテナ工事の優良業者を見極める7つのチェックポイント

安心して工事を任せることができる、優良なアンテナ工事業者を見極めるためには、以下の7つのポイントをチェックしてください。

チェックポイント 詳細
1. 業者の実績と評判 ホームページや口コミサイトなどで、業者の実績や評判を確認してください。施工事例が豊富で、顧客からの評価が高い業者は信頼できます。
2. 見積もりの明確さ 相見積もりに対応し、明確な内容の見積もりを提示する業者を選んでください。ご不明な点があればどんなことでも質問し、納得できるまで説明を求めることも大切です。
3. 完全自社施工 下請け業者を使う業者の場合、中間マージンの発生で工事費用が割高になる。下請け業者がアンテナ専門ではなく施工技術がやや低いなどの問題が出ることもあります。自社スタッフの優秀な担当者が工事を行う、完全自社施工の業者をお選びください。
4. 保証やアフターフォロー 工事後の保証期間やアフターフォローの内容を確認してください。保証期間が長く、アフターフォローが充実している業者は、自社の施工技術に自信を持っているともいえ、安心して依頼できます。
5. 丁寧な対応 電話やメールでの問い合わせ、見積もり時の対応など、業者の対応が丁寧かを確認してください。わかりやすい説明と誠実な対応をしてくれる業者は、信頼できるといえます。
6. アンテナの種類と知識 地デジ、BS/CSアンテナなど、さまざまななアンテナの種類、施工に関する知識を持っているかを確認してください。設置場所や電波状況に最適なアンテナを提案してくれる業者は、技術力が高いと言えます。
7. 損害保険への加入 万が一の事故に備えて、業者が損害保険に加入しているかを確認してください。加入していれば、安心して工事を任せることができます。

※上記は主なポイントになります。

テレビアンテナ工事の流れをステップごとに解説!

業者にテレビアンテナ工事を依頼する場合には、いくつかのステップを経て、工事の完了となります。ここでは工事前の準備から工事の予約、工事当日の対応、工事後の確認まで、各ステップを詳しく解説してゆきます。

問題なくスムーズに工事を進めるために、事前に工事の流れを把握しておいてください。

アンテナ工事前の準備:確認事項と必要なもの

アンテナ工事をスムーズに進めるためには、事前の準備や手順、必要事項の理解が重要です。以下の項目をご確認の上、必要な知識や道具の準備などもお願いします。

確認事項 詳細
アンテナの種類 設置するアンテナの種類(地デジアンテナ各機種、BS/CSアンテナなど)を確認します。種類によって工事内容や費用が異なります。
設置場所 アンテナの設置場所(屋根、壁面、ベランダなど)を検討します。電波状況や周辺環境などを考慮して最適な場所を選んでください。
電波状況 設置場所の電波状況を確認します。電波が弱い場合は、同時にブースターの設置が必要になる場合があります。
見積もり 複数の業者から見積もりを取り、費用や工事内容を比較検討します。
工事日 業者と相談して、都合の良い工事日の日程を決定します。業者によっては見積もりからの即日工事が可能な場合もあります。
必要なもの 工事当日までに、工事車両の駐車スペースを確保しておいてください。また、室内に立ち入る場合は、貴重品などを移動させておくと、業者側にとっても気遣いの必要がなくなり、お互いに安心と言えます。

※アンテナの種類や設置位置については、業者による電波調査の結果に基づいて、受信に適した位置、機種を、業者とご相談の上で決定されることがおすすめです。

アンテナ工事当日の流れ:作業時間と注意点

アンテナ工事の当日は、業者がお住まいに到着した後、主に以下の流れで作業が進められます。各フェイズの作業時間や注意点もご確認ください。

ステップ 内容 作業時間 注意点
1. 現地調査 業者が設置場所や電波状況などを確認します。 15~30分 希望の設置場所や電波状況について、業者と詳しくご相談ください。
2. 工事内容の説明 業者から工事内容や費用について説明を受けます。 15~30分 不明な点や疑問点があれば、遠慮せずにご質問ください。
3. アンテナ設置 アンテナを設置場所に設置し、配線を行います。 1~3時間 安全のため、作業中は要所のチェックを除き、設置場所に近づかないようにしましょう。
4.工事完了後の確認 アンテナ工事の完了後、設置位置や配線などの状態を確認します。 15~30分 仕上がりに疑問や気になる点がある場合は、遠慮なく業者に対応を求めてください。
5. チャンネル設定・動作確認 テレビのチャンネル設定を行い、正常に受信できるか確認します。 30分~1時間 受信状況に問題がないか、すべてのチャンネルを確認してください。
6. 清掃・片付け 作業で出たゴミなどを清掃し、片付けを行います。 15~30分
7. お支払い 工事完了後、工事料金を支払います。 10分 領収書を必ず受け取り、保管しておいてください。

※上記の作業の流れ、時間は、一般的な目安になります。

上記の流れのうち、現地調査や説明などは工事日の事前に行われる場合もあります。

基本的にアンテナ工事を行う当日は、工事の説明や立ち合い、完成の確認などで、お客様が在宅される必要があります。ただ工事の最初から最後までご確認される必要はありません。あらかじめ工事が完成する予定の時間を確認して、その時間にご帰宅されるなら工事中に外出しても問題がないこともあります。

最終の作業ともいえる施工後のチャンネル設定や画面の映りの確認などは、アンテナ工事の時点でテレビが設置されていない場合は、各お部屋のアンテナコンセントに直接、アンテナレベルチェッカーを接続し、十分なレベルの電波が届いているかで確認されることもあります。

工事作業がすべて完了した後は、料金のお支払いですが、この際にアンテナ工事の保証書を手渡されることもあります。

料金のお支払いは、クレジットカードや電子マネーに対応する業者であれば、あらかじめ現金を用意する必要がなくなり、手間がかかりません。また保証書は基本的に、アフターフォローを受ける際に必要となりますので、大切に保管しておいてください、

当あさひアンテナでは、アンテナ工事前の電波調査、お見積もりについては、お客様のご要望をいただければ、出張料やキャンセル料など関連費用も含めた「完全無料」で実施いたします。

また弊社では他業者との相見積もり即日工事にもご対応しており、いまなら即日工事をご依頼いただけていたお客様には、お得な割引サービスもご用意しております。

工事料金のお支払いについては、弊社では現金のほか、各種クレジットカード、電子マネーなどのキャッシュレス決済にもご対応しております。

工事後の保証に関しては、弊社では業界最長クラスとなる、工事完了日から「10年」の長期保証をご用意しており、工事完了の際に、工事を担当した弊社スタッフのアンテナ職人が自筆でサインを入れた保証書を、お客様にお手渡ししております。

お客様が保証をお求めの際には、基本的にこの保証書をご提示いただくことになりますが、なにぶん長期保証になるため、お客様が保証書を紛失された場合に備えて、弊社でも過去10年のすべての工事に関して、資料をデータベース化して保管しております。

もし保証をお求めの際に、お客様が保証書を用意できない場合も、弊社へのお問い合わせでご遠慮なくその旨をお伝えくださいませ。

多少お手間はおかけしますが、お客さまのお名前や住所、工事の時期や内容についてご説明いただき、弊社データベースで確認が取れ次第、保証書がある場合とまったく同じ保証対応を取らせていただきますので、ご安心くださいませ。

テレビアンテナ工事後の確認:アフターフォローと保証について

上記でもご説明した通り、業者によるアンテナ取り付け作業が完了した後は、以下の点をよくご確認ください。また、アフターフォローや保証についてもしっかりとご確認されることが重要です。

確認事項 詳細
受信状況 すべてのチャンネルが正常に受信できるか確認します。
アンテナ配線 配線がきちんと整理されているか確認します。
保証期間 業者による保証期間や保証内容を確認します。
アフターフォロー 工事後のサポート体制について確認します。

※上記は主なポイントになります。

万が一、工事後にテレビが正常に映らなくなった場合や、一部のチャンネルが正しく映らない。受信状況が悪くなった場合には、速やかに業者へとご連絡ください。

当あさひアンテナのように、保証体制が確かで優良な業者であれば、必ずや迅速に対応してくれます。

テレビアンテナの種類と選び方:地デジとBS/CS、あなたに最適なアンテナとは?

ここでは、地デジアンテナ、BS/CSアンテナ各機種の特徴をご説明いたします。

各機種の特徴と、ご自宅の環境や視聴したい番組、お客様のアンテナに関するご要望に合わせて、最適なアンテナをお選びください。

地デジアンテナの種類と特徴とは?

地デジアンテナとはその名称通り、地上デジタル放送(地デジ放送)のUHF帯の電波を受信するためのアンテナ(UHFアンテナ)です。

前述の通り、戸建て住宅などの一般住宅に設置される地デジアンテナには、主に以下の3機種があります。

  • 八木式アンテナ:魚の骨のような形で、屋根の上などでマスト(支柱、ポール)の先端に固定される、アナログ放送の昔から使われる、もっとも古典的で一般的な地デジアンテナです。本体の受信性能が高く、設置位置も高さもあって受信感度が他機種より高くなるのが一番のメリットです。価格も比較的、安価ですが、一方で機器がむき出しになった昔ながらの形状でデザイン性に劣るため、設置した住宅の見た目や、周辺の景観を損ねる。また風雨などの影響を受けやすいため経年劣化が進みやすく、耐用年数が10年程度と短くなる、というデメリットがあります。
  • デザインアンテナ(平面アンテナ):薄型で縦長の長方形、スタイリッシュなデザインが特徴のアンテナです。主に住宅の外壁やベランダの手すりなどに設置されます。カラーバリエーションも豊富で、外壁の色に合わせて選ぶことができ、住宅の外観や景観に影響がほとんどない点。また風雨などに強く、耐用年数も15年から20年程度と長くなり、トラブルが起こりにくいなどメリットが豊富で、現在では一番人気の機種です。一方で受信感度は八木式アンテナに比べて弱く、基本的に強・中電界地域向けモデルで、周辺に建物が多いなどの環境では設置できないケースもあるため、設置前には綿密な電波調査が必要になるというデメリットもあります。
  • ユニコーンアンテナ:2017年(平成29年)にマスプロ電工から販売された、ポール状のアンテナ「U2CN」の商品名です。八木式アンテナと同じく屋根の上に設置されることで、高い受信感度を確保できます。さらにそのスタイリッシュな形状から住宅の見た目や景観に悪影響が少ない。風雨にも強く耐用年数も長くなるなど、デザインアンテナと同等のメリットも備えています。基本的に受信環境、周辺環境からデザインアンテナが設置できない現場で、同等のメリットを確保したい場合に適しています。ただ八木式アンテナに比べると受信感度はやや低いため、対応できるエリアも少し狭くなる。最新機種であるため、設置費用が他の機種よりやや割高になるといったデメリットもあります。
アンテナの種類 特徴 メリット デメリット おすすめの設置場所
八木式アンテナ 魚の骨に似た形状 受信感度が非常に高い、本体価格が安い。 デザイン性が低い。風雨などで老朽化しやすい。 電波塔から遠い、周辺環境などから受信環境が悪い現場を含む幅広いエリア。
デザインアンテナ 薄型の平面状 デザイン性が高く、風雨などの影響も受けにくい。 やや受信感度が低く、設置できるエリアが限られる。 電波塔に近い住宅街など、デザイン性を重視する場所。
ユニコーンアンテナ ポール状 受信感度が高い。外観性も良く風雨などにも強い。 本体価格がやや高価。八木式アンテナよりやや受信感度が弱い。 デザインアンテナが対応できない現場で同等のメリットを求める場合。

※上記は主なメリット、デメリットになります。

当あさひアンテナでは、地デジ、BS/CSなど各種テレビアンテナ設置工事を、国産大手メーカーの高品質アンテナ機種、部材や防水加工の価格もすべてセットにした、低価格の「基本設置工事」費用でご提供しております。

八木式アンテナでは、DXアンテナ製、高品質20素子モデル「UA20」の基本設置工事を「22,000円(税込み24,200円)」からで承ります。

各カラーバリエーションを含めたデザインアンテナでは、標準機種として、DXアンテナ製の高品質20素子相当「UAH201」による工事は「22,000円(税込み24,200円)」から。

また、サン電子製の最新20素子相当モデル「WG-20」に、背面のケーブルやブースターなどをカバーして、外観性が高まり雨なども防げる、別売り「背面スッキリカバー」のセット。、もしくは強電界地域専用で、据え置きスタンド(付属)により、室内の窓際設置も可能な、マスプロ電工製の業界最小級コンパクトモデル・スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」による工事は「25,000円(税込み27,500円)」からで承っております。

最新モデルのユニコーンアンテナ設置についても、現在、弊社では業界最安に挑む「キャンペーン価格」にてご案内しております。

上記のタイプ以外にも弊社では、八木式アンテナでは各素子数モデルや高性能パラスタックアンテナ、ローチャンネル用モデル。塩害用、雪害用、ステンレスモデルなど。デザインアンテナでは26素子相当モデルなどもご用意しております。

また弊社ではデザインアンテナの屋根裏設置・天井裏設置も、現場の条件で可能でさえあれば、特殊工事の追加費用はご無用の、上記の基本設置工事費(UAH201)のみで承っております。

詳しくは弊社のフリーダイヤルへのお電話。またはメールフォーム、LINEアカウントまで、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

BS/CSアンテナの種類と特徴

BS/CSアンテナは、前述の通り衛星放送(BS放送、CS放送)の電波、静止衛星から日本全域に送信される「12GHz帯」を受信するためのパラボラアンテナです。

一般的な住宅向けの機種は、円盤状のディッシュ(放物面反射器)直径が45センチの「45型」です。また2025年現在のBS/CSアンテナはすべて4K8K放送(左旋放送)に対応できる2K4K8K(右旋・左旋)対応型であることも前述の通りです。

基本的にBS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)はどのメーカー、モデルであっても基本的な構造は同じため、ディッシュの大きさが同じであれば、受信性能に大きな違いは出ません。

一般住宅向けの45型より大型のモデル(50型、60型、75型、90型、120型など)は主にマンション、アパートなど集合住宅の共同受信用に利用されますが、一般住宅でも、国内で静止衛星からの距離により、やや衛星放送の電波レベルが弱まる一部エリア(北部、南端部、離島部)や、雨や雪の影響で衛星放送の電波が乱れる降雨減衰・降雪減衰への対策に、75型までのやや大型のモデルが使用されることもあります。

また同じ一般住宅用の45型BS/CSアンテナでも、通常の白色系(太陽光対策)のモデルの他、太陽光に強い塗装を施したカラーバリエーションモデル。ディッシュが風を受けやすい弱点をカバーする高耐風モデルなどのバリエーションも存在します。

  • 2K4K8K対応型BS/110度CSアンテナ:現在の基本的なBS/CSアンテナで、BS放送と110度CS放送。およびそれぞれの右旋(2K)、左旋(4K8K)放送を受信できるアンテナです。スカパー!などの有料放送も受信、視聴できます。
  • 高耐風型BS/CSアンテナ:受信性能は上記と同等ながら、風を通して風圧の影響を抑えるディッシュや、各接合部の強化により、ディッシュ角度のずれ、上下左右への揺れを抑えて、風の影響を受けにくくしたBS/CSアンテナです。特にディッシュ角度のズレに弱いBS/CSアンテナで、台風の多いエリアなどでも安心して利用でき、寿命が長くなる傾向もあります。
アンテナの種類 特徴 メリット デメリット おすすめの設置場所
2K4K8K対応BS/110度CSアンテナ BS放送、110度CS放送(右旋)と4K8K放送(左旋)を受信。 4K8K含む多くの衛星放送チャンネルを視聴可能。 一般的な家庭。
BS/CSアンテナのカラーバリエーション 受信性能は上記と同じで、さまざまな本体色のモデル。 住宅の見た目や景観に配慮した設置が可能。 住宅の外観にこだわる家庭。
高耐風型BS/CSアンテナ 受信性能は上記と同じで、台風など激しい風雨にも強い。 台風が多い地域でもトラブルが生じにくく寿命が延びる。 やや高価格。 台風や風雨が多いエリア。

※上記は一般的な家庭用BS/CSアンテナのモデルとその特徴になります。

アンテナ設備が何もない新築住宅へBS/CSアンテナを設置する場合は、地デジアンテナとセットで取り付けることが一般的になりますが、その際には、まずアンテナの近くに「混合器」と呼ばれる機器を設置して、地デジ、BS/CS双方のアンテナからのケーブル(電波)を一本にまとめる作業が必要になります。

これは配線部をシンプルにすることで、総合的なコストやトラブルのリスクを抑えるためですが、室内のテレビ側では、ケーブルの前に「分波器」と呼ばれる、地デジと衛星放送の電波を再度、2本のケーブルに分ける機器を使用して、それぞれのチューナー端子に接続する必要も出てきます。

なお地デジとBS/CSアンテナの場合には、双方の電波を増幅すると同時に、混合器の機能も備える「UHF/BSCS混合ブースター」を設置することが多くなります。

当あさひアンテナでは、BS/CSアンテナを地デジアンテナとセットで設置する場合であれば、DXアンテナ社の高品質45型・2K4K8K対応モデル「BC45AS」取り付け工事を「18,000円(税込み19,800円)」からで承ります。

また 同じくDXアンテナ製で、受信性能は45型2K4K8K対応で同等ながら、パンチングメタル仕様をはじめとする設計の工夫により、業界最高クラスの耐風性能を実現した高耐風モデル「BC453SG」による工事は「特別価格」でご案内いたします。

弊社では他にもブラックのカラーバリエーション、各ディッシュサイズのBS/CSアンテナもご用意しておりますので、マンション・アパートなど集合住宅のオーナー様からのご依頼も含め、さまざまな現場でのBS/CSアンテナ工事にご対応いたします。

設置場所と電波状況に合わせたアンテナ選び

テレビアンテナを選ぶ際には、設置場所の環境と電波状況を考慮することが重要です。

以下の点をご参考に、最適なアンテナ機種をお選びください。

  • 現場の電波の強さ:特に地デジ放送で、電波塔から遠いなどで、電波レベルが弱くなる地域では、受信感度の高い地デジアンテナ機種を選ぶ必要があります。八木式アンテナやユニコーンアンテナがおすすめです。
  • 周辺の建物:現場の周辺に高い建物がある場合、テレビ電波が遮られて受信感度が低下する可能性があります。特に衛星放送の場合、わずかな障害物にも電波が遮られやすくなるため、設置場所に注意が必要です。地デジアンテナの場合は上記の受信性能が高いモデルを使うほか、アンテナの高さを調整する、設置場所を変えたりするなどの対処もあります。
  • 住宅の外観や景観:アンテナ設置でお住まいの見た目や景観を損ねたくない場合は、デザインアンテナやユニコーンアンテナがおすすめです。またその他のアンテナでも、可能であれば屋内空間やベランダ内部など、設置位置の工夫で外部から見えにくくする方法もあります。
  • 現場の自然環境:台風など風雨が強い、豪雪地帯、海沿いの潮風を受けるなど、アンテナがダメージを受けやすい現場では、自然環境に強いアンテナ機種を選ぶ必要があります。主にデザインアンテナやユニコーンアンテナ。高耐風BS/CSアンテナの他、八木式アンテナの塩害用、雪害用モデルなどの選択肢もあります。また自然環境の影響を抑え、メンテナンスを行いやすくするには、ベランダ内外や屋内空間など、設置位置の工夫も、とても有効な方法となります。

屋根裏空間やベランダ内外など、一般的でない設置場所に設置できるかどうかは、現場の条件によっても異なるほか、適したアンテナ機種も違ってきます。

ご自身でご要望に最適の設置場所や、その場所にアンテナを設置できるかご判断が難しい場合は、アンテナ工事の専門業者にご相談になることをおすすめいたします。電波状況の調査からアンテナ機種選び、設置工事まで、トータルでサポートしてもらえます。

例えば当あさひアンテナでは、前述のように電波調査、お見積もりは完全無料であることはもちろん、お住まいのさまざまな位置で綿密な電波チェックを実施しており、現場で可能なアンテナ工事のパターンをすべて割り出しております。

例えば壁面に電波が届きにくい現場でも、細かなポイントのチェックにより、デザインアンテナの設置が可能となる位置を特定するなど、現場でできる限り、お客様のご要望に最適となるアンテナ工事をご提案いたします。

DIYは危険?テレビアンテナ設置を自分で行う際の注意点と手順

テレビアンテナの設置を業者にご依頼になった場合、アンテナ本体など機材の費用に加えて、工事作業の費用が発生いたします。

そのため、ご自宅にてDIYでのアンテナ設置をご検討になる方もおられるかもしれません。確かにDIYのアンテナ設置は、工事費用を抑えられるメリットがあります。ただ一方で、工事の失敗や事故の危険性を伴う作業でもあります。

この項目では、アンテナ設置のDIYについて、そのメリット・デメリット、必要な道具と手順、また安全かつ確実に行うための注意点などについて解説してゆきます。

DIYによるアンテナ設置のメリット・デメリット

DIYでアンテナ設置を行う場合のメリット・デメリットを、以下の表でそれぞれ一覧にまとめてみました。

メリット 詳細
工事費用を抑えられる アンテナ本体と設置具、ケーブル、工具などを揃えるだけで済むため、それらの費用のみで工事が可能になり、初期費用を抑えられます。
自分のペースで作業できる 業者とのスケジュール調整が不要で、自分の都合の良い時間に作業を進められます。
自分の好みで進められる。 アンテナ設置の作業を自分で行うため、細かな設置のポイントや配線の流れまで、すべて自分の思い通りに決められます。
デメリット 詳細
高所作業の危険性 アンテナ設置は多くの場合、高所作業が伴うため、転落などの恐れが考えられます。安全対策を怠ると、重大な事故につながるリスクが生じます。
専門知識が必要 電波の受信方向や受信の仕組み、アンテナの種類など、ある程度の専門知識が必要です。知識不足のまま作業を行うと、正常に受信できずテレビが映らないなどの問題が発生する可能性があります。
時間と手間が必要 アンテナの選定、工具の準備、実際の作業など、時間と手間がかかります。特に初めてDIYを行う場合は、予想以上に時間がかかることもあります。
失敗するリスク アンテナの設置に失敗すると、あらためて業者に依頼する必要が生じ、余計な費用がかかる場合があります。さらには作業中にアンテナ機材やお住まいの一部を破損してしまうケースも考えられます。
工事の保証がない DIYで設置した場合、業者による保証は受けられません。故障や不具合が発生した場合も、自己責任で対応する必要があります。

※上記は主なメリット・デメリットになります。

DIYアンテナ設置に必要な道具と手順

DIYでアンテナを設置する際には、以下の道具と手順が必要です。

必要な道具

  • アンテナ本体
  • アンテナケーブル(同軸ケーブル)
  • 防水キャップ
  • 結束バンド
  • スパナ、ドライバーなどの工具
  • 脚立または梯子
  • レベルチェッカー(電波の受信レベルを確認する機器)
  • 安全帯、ヘルメットなど(高所作業を行う場合)

設置手順

  1. アンテナの組み立て:アンテナ本体を組み立てます。取扱説明書をよく読み、正しく組み立ててください。
  2. アンテナの設置場所の決定:電波の受信状況が良い場所を選びます。周囲に障害物がないか、電波塔や静止衛星の方向を確認してください。スマートフォンアプリやインターネットのサイトでも、それぞれの方向を確認できます。
  3. アンテナの固定:アンテナを支柱や壁面などにしっかりと固定します。アンテナは設置後も風雨などにさらされるため、確実に固定することが重要です。
  4. ケーブルの接続:アンテナケーブル(同軸ケーブル)を適切に配線し、アンテナ本体とテレビに接続します。特にアンテナ側の接続部には防水キャップを取り付け、雨水の浸入を防ぎましょう。
  5. 受信レベルの確認:テレビのアンテナレベル画面、もしくはレベルチェッカーでアンテナからの電波の受信レベルを確認し、アンテナの角度を調整します。もっとも受信レベルが高くなるように調整してください。
  6. テレビのチャンネル設定: テレビのチャンネル設定を行い、正しくチャンネルが受信できるかを確認します。

安全にDIYを行うための注意点

アンテナ設置は高所での作業となるため、安全対策を徹底することが重要です。

  • 安全帯の使用: ベランダなど比較的、高所で作業を行う際には、必ず安全に配慮して、転落防止に努めてください。
  • 基本的に高所作業は避ける:屋根の上など、足場の悪い高所での作業は、基本的にDIY作業は行わず、プロのアンテナ工事業者に任せてください。
  • ヘルメットの着用: ヘルメットを着用し、万が一の落下物や東部の打撲などに備えてください。
  • 滑りにくい靴の着用: 滑りにくい靴を着用し、足元を安定させてください。
  • 天候の良い日に作業: 雨天や強風時は受信感度が低下し、事故のリスクも高まります。作業を避け、天候の良い日に作業を行いましょう。
  • 二人以上で作業: 一人で作業せず、必ず二人以上で作業を行い、互いに安全を確認してください。
  • 無理な作業はしない: 無理な姿勢での作業や、重いものを持ち上げるような作業は避けてください。
  • 周囲への注意: 作業を行う場所の周囲に人がいないか確認し、落下物などに注意してください。
  • 適度に休憩を挟む: 長時間作業は避け、適度に休憩を挟んでください。

DIYでのアンテナ設置は、費用を抑えられるメリットがある一方で、さまざまな危険を伴う作業でもあります。安全対策を徹底し、無理のない範囲で行ってください。

十分な安全を確保するには、安全帯、ヘルメットなどの安全具も必要ですが、これらの道具をそろえることで費用が掛かり、DIYのデメリットが亡くなってしまう場合もあります。もし作業のリスクや失敗などについて、少しでもご不安がおありの場合は、専門業者に依頼することをおすすめいたします。

テレビアンテナ工事の費用を賢く抑える3つの方法

テレビアンテナ工事の費用は、総額になると、決して安いものではありません。しかし、いくつかの工夫で、工事費用を抑えることも可能です。

この項目では、テレビアンテナ工事の費用を賢く抑える3つの方法をご紹介します。

複数の業者から見積もりを取る

アンテナ工事の費用は、業者によって大きく異なります。そのため、必ず複数の業者から「相見積もり」を取り、比較検討することがとにかく重要となります。

相見積もりを取る際には、以下の点にご注意ください。

  • 見積もりは無料かどうか:見積もり自体が有料の業者もあるので、事前に確認してください。
  • 見積もりの内訳が明確かどうか:工事内容、部材費、出張費など、見積もり費用の内訳を詳しく確認しましょう。不明な点があれば、必ずご質問の上、納得できる回答があるまでご確認ください。
  • 追加料金が発生する可能性はないか:工事当日に見積もりにない追加工事、およびその料金が発生するケースもあります。事前に確認し、追加工事(料金)の有無について、書面で保証してもらうようにししてください。

複数の業者から見積もりを取ることで、相場を把握することができます。また業者によっては、他社の見積もり価格を提示することで、価格交渉に応じてくれる場合もあります。

当あさひアンテナでは前述の通り、電波調査、見積もりは完全無料で、相見積もりや即日工事にもご対応しております。

お見積もりの価格は常に業界最安に挑んでおりますが、もし他業者のお見積もり価格が、弊社の見積もり価格より低価格な場合は、その見積書をメールなどでご提示ください。弊社の側で、部材や施工の品質はまったく落とさず、同等の工事を可能な限り、より安く再お見積もりいたします。

アンテナの種類を見直す

アンテナな工事費用の中でも、多くを占めるのは、やはりアンテナ本体の価格になります。したがってアンテナの種類、モデルによって、工事費用は大きく異なってまいります。

例えばデザインアンテナは、八木式アンテナに比べて本体価格が高いため、設置工事の内容によっては、工事費用が割高になることが多くなります。

ご自宅の電波状況や周辺環境などをご考慮し、お住まいの環境で、本当に必要なアンテナの種類を見直してみてください。

以下は、地デジアンテナの種類ごとの特徴と費用の目安です。

アンテナの種類 特徴 費用相場(工事費込み)
八木式アンテナ もっとも一般的なアンテナ。受信感度が高く、価格も比較的安い。風雨に影響を受けやすい。 15,000円~30,000円
デザインアンテナ 薄型でスタイリッシュなアンテナ。風雨などに強く寿命が長くなる。 25,000円~40,000円
ユニコーンアンテナ 受信感度と設置の見た目、風雨への強さを兼ね備えたアンテナ。最新モデルのため価格は高くなる。 30,000円~50,000円

アンテナの種類を選ぶ際には、以下のポイントにご注意ください。

  • 受信感度:ご自宅の電波状況に合った受信感度のアンテナを選んでください。
  • デザイン:ご自宅の外観に合ったデザインのアンテナを選んでください。
  • 耐久性:台風や積雪などの自然災害に強いアンテナを選んでください。

台風や雪などが多い、海沿いなど現場の条件によっては、八木式アンテナでは寿命が短かくなり、場合によっては大きな台風や積雪で破損する場合もあります。

このような場合は、価格面ではなく、耐久性や寿命なども踏まえたコストパフォーマンスでデザインアンテナ、新しい機種であるユニコーンアンテナをお選びになるのも、ひとつの選択肢です。

キャンペーンや割引を利用する

多くのアンテナ工事業者では、業者別に期間限定のキャンペーンや割引を実施していることがあります。

具体的には、例えば「新規のお客様限定割引」「Webからの申し込み限定割引」「アンテナとブースターのセット割引」などの例があります。これらのキャンペーンや割引を積極的に利用することで、費用を抑えることができます。

キャンペーンや割引の情報を探す際には、以下の点にご注意ください。

  • 業者のホームページをチェック:多くの業者は、ホームページでキャンペーンや割引情報を掲載しています。
  • SNSをチェック:業者のSNSアカウントをフォローすることで、最新のキャンペーンや割引情報を入手できます。
  • 比較サイトをチェック:アンテナ工事の比較サイトでは、複数の業者のキャンペーンや割引情報をまとめて確認できます。

例えば当あさひアンテナでは現在「即日工事をご依頼いただいた場合の割引」「弊社から超高速光回線にご加入いただくことで、アンテナ工事費用が最大で実質0円になるキャッシュバック・キャンペーン」をご用意しております。詳しくは弊社フリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお問い合わせください。

また、複数の業者に見積もりを依頼する際に、「他社では○○円で工事可能」と伝えることで、価格交渉に応じてくれる場合もあります。

上記の方法を参考に、賢くアンテナ工事の費用を抑えて、快適なテレビの受信環境を実現してください。

テレビアンテナ工事に関するよくある質問(Q&A)

ここでは、アンテナ工事に関して、お客様から問い合わせが多いご質問について、Q&A形式でご説明してゆきます。

Q. アンテナ工事の費用は分割払いできる?

A. アンテナ工事の費用を分割払いできるかどうかは、工事を担当する業者によって異なります。大手業者やクレジットカード決済に対応している業者であれば、分割払いが可能な場合があります。事前に業者に確認することをおすすめします。分割払いの手数料や金利についてもご確認しておいてください。

Q. アンテナ工事の保証期間はどれくらい?

A. アンテナ工事の保証期間は、業者や工事内容によって異なります。一般的には、1年から5年程度の保証期間が設けられていることが多くなります。当あさひアンテナでは、業界最長クラスである「10年」の保証期間をご用意しております。

この保証期間内であれば、工事の不具合やアンテナの故障などが発生した場合、無償で修理や交換をしてもらえる場合もあります。工事のご契約前に、保証期間や保証内容をしっかりとご確認しておいてください。

Q. アンテナ工事後にテレビが映らなくなった場合は?

A. アンテナ工事後にテレビが映らなくなった場合は、まず以下の点を確認してください。

  • テレビとアンテナケーブルの接続が正しく行われているか。
  • テレビの設定が正しいか。(チャンネル設定など)
  • ブースターの電源が入っているか。(ブースターを設置している場合)

上記を確認しても改善されない場合は、工事を依頼した業者にご連絡ください。保証期間内であれば、無償で対応してもらえることが多くなります。

Q. 近隣への電波干渉は大丈夫?

A. アンテナの機種とブースターの設置方法を誤ると、ブースターが発したノイズをアンテナが受信し、さらにそのノイズをブースターが増幅する繰り返しで、近隣の住宅にも影響を与える電波干渉(電波障害)を起こす可能性があります。

当あさひアンテナはじめ、アンテナ工事の専門業者にアンテナとブースター設置を依頼する場合には、電波干渉が起こらない、適切な設置を行ってもらえます。

Q. デザインアンテナのメリット・デメリットは?

A. デザインアンテナ(平面アンテナ)は、従来の八木式アンテナに比べると、設置した外観がスタイリッシュで、住宅の見た目や景観を損ねにくいのが魅力です。さらに面で設置されるため風雨などの影響も受けにくく、角度のズレなどのトラブルが生じにくく、寿命が長くなるメリットもあります。

一方で本体の受信性能や、屋根の上より設置位置が低くなることから、受信感度では八木式アンテナに比べて及ばす、基本的に電波塔からの距離が近い強・中電界地域向けのモデルになります。

さらに周辺に高層建築がある、住宅密集地など、地デジ電波が遮られやすい環境では、十分なレベルの地デジ電波を受信できず、使用できない場合もあります。また設置費用も、八木式アンテナよりも高くなる傾向があります。

総じて、デザインアンテナは、十分な受信レベルを確保できる現場であれば、非常にメリットの多いモデルです。ただ現場によっては受信レベルを確保できない場合もあるため、事前の電波調査が重要になり。設置できない場合は他の機種を選ぶことが必要です。

なお、デザインアンテナ、八木式アンテナのメリット・デメリットの比較は以下の通りになります。

メリット デメリット
デザインアンテナ
  • 設置の外観が良い。
  • 風雨などの影響が少ない。
  • 耐用年数が長い。
  • 受信感度がやや低い。
  • 設置できない現場もある。
  • 設置費用がやや高い。
八木式アンテナ
  • 受信感度が非常に高い。
  • 幅広い現場に対応可能。
  • 設置費用が安い。
  • 設置の外観がやや悪い。
  • 風雨などに影響されやすい。
  • 耐用年数が短い。
※上記は主なメリット、デメリットになります。
もし、デザインアンテナが設置できないお住まいの現場で、デザインアンテナと同等の外観性、対候性をお求めの場合には、デザインアンテナをできるだけ高い位置に設置するか、価格はやや割高ですが、ユニコーンアンテナを採用するという対処も考えられますので、ご一考ください。

Q. 4K8K放送を見るには何が必要ですか?

A.4K8K放送は、現在の地デジ放送、衛星放送のフルハイビジョン(2K)の4倍、16倍に当たる大変な高画質と、より精細な色彩、動画の表示など、目に見える風景にかなり近いイメージの映像を表示できるテレビ放送になります。

2025年現在、テレビ放送の4K8K放送は、衛星放送の「新4K8K衛星放送」だけになります。新4K8K衛星放送は、衛星放送のBS放送、CS放送に複数の4K、8Kチャンネルが追加されたものであるため、受信環境が整っていれば、有料チャンネルを除けば特別な料金などは必要ありません。

この新4K8K衛星放送を視聴するためには、以下のものが必要です。

  • 4K8Kテレビ(ブースターが内蔵されていない場合は4K8Kチューナーも)
  • 2K4K8K(右旋・左旋)対応BS/CSアンテナ
  • 4K8K対応ブースター(必要に応じて)
  • 4K8K対応分配器(必要に応じて)
  • 4K8K対応ケーブル

簡単にまとめると、4K、8K映像を映し出せるテレビと、4K8K放送の電波を受信できるアンテナ、およびその電波を送信できるケーブル配線部が必要になります。

これは、2018年に新4K8K衛星放送がスタートする際、それまで人工衛星(静止衛星)からの電波に使われていた「右旋円偏波(右螺旋を描いて進む電波)」の右旋放送では空きの周波数帯が不足したことに由来します。

そのため4K、8Kチャンネルの追加に当たって、基幹的な放送であるBS放送のNHK、広域民放の4Kチャンネルに右旋の残り周波数帯を割り当てたことを除き、その他の4K、8Kチャンネル用に、新しく「左旋円偏波(左螺旋を描いて進む電波)」を導入し、その周波数帯を割り当てたのです。これを右旋放送と言います。

さらに右旋、左旋の電波は、BS/CSアンテナのコンバーターでMHz帯の電波に変換されますが、このとき、右旋の電波は1032MHzから2072MHzに、左旋の電波は2224MHzから3224MHzに変換されて、ケーブルへと送られます。

そのため4K8K放送を視聴するには、右旋と左旋に対応できるBS/CSアンテナの他、アンテナ線の部分に設置される周辺機器も、3224MHzまでに対応できる4K8K対応型が必要になるのです。

したがって4K8K放送をご視聴になるには、現在、お使いのBS/CSアンテナやケーブル配線部などが、4K8K放送(左旋・3224MHz)に対応している必要があり、対応していない場合は、交換が必要になります。

また2K4K8K対応のBS/CSアンテナを追加設置、交換する場合も、アンテナだけでなく、ケーブル配線部やその機器も交換する必要が出るケースがあります。

アンテナ工事業者に4K8K対応のBS/CSアンテナ設置、交換などご依頼になる際には、4K8K放送の視聴に必要な機器についてもご相談の上、適切なものを選んでもらってください。

テレビアンテナ工事の種類と料金解説:記事まとめ

一般の戸建て住宅に設置できる地デジアンテナ、BS/CSアンテナの各機種や、工事の費用相場、工事の手順やアンテナ機種の選択、費用を抑えるポイント、その他、注意すべき点などについては、おわかりいただけたでしょうか?

記事内のポイントとなるキーワードについては、関連ページ(コラム)へのリンクもご用意しておりますので、そちらもご確認くださいませ。

高品質のアンテナ工事を低価格で行うためには、やはり優良なアンテナ工事の専門業者をいくつかお選びの上、各業者で相見積もりを行って比較、検討なさることが一番オススメの方法と言えます。

当あさひアンテナでは本文でもご説明した通り、現地に出張しての電波調査、お見積もりは完全無料で、お客様のご要望によっては即日工事や相見積もりにもご対応しております。

工事に当たっては、綿密な電波調査で、現場の電波状態を調べ上げた上で、可能なアンテナ工事の中から、お客様のご要望に最適な工事を、業界最安に挑む見積もり費用でご提案いたします。

実際の工事は弊社スタッフのアンテナ職人による完全自社施工で、余計なコストを抑えつつ、熟練の技術と経験により、アンテナ本体の受信性能から見た目、丈夫さはもちろん、屋根裏など見えない部分を含めた配線まで、お客様のご満足を追求した業界最高クラスの品質と言える、見えない部分まで綺麗で見栄えの良い、丁寧な施工をお約束いたします。

工事費用のお支払いは、クレジットカード、電子マネーにもご対応。さらに業界最長クラス、施工完了日から「10年」の長期保証もご用意して、アンテナ設置工事後も、末永い安心をご提供しております。

地デジ、BS/CSアンテナの取付から修理、交換など、アンテナ工事に関するご相談は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルまでお電話、または当サイトのメールフォーム、LINEアカウントまで、どのようなことでも、どうかお気軽にお問い合わせください。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。