アンテナなしでBSを見る方法は?光回線、ケーブルテレビ、配信サイト・各視聴方法のメリット・デメリットと選び方を徹底解説!
「特定のスポーツ中継や、好きなアーティストのライブが観たい」
「地上波放送では見られない高品質なドラマ作品を観たい」
「最新のアニメ作品や往年の時代劇、レアな名作映画などの専門チャンネルを観たい」
「新しく4Kテレビを購入したので、4K放送の高画質なテレビ放送や番組をもっと見たい」
そう思って調べてみたところ、当てはまるチャンネルや番組はBS放送でしか見られないことがわかった、という経験はありませんか。
しかし、特に賃貸マンションにお住まいの場合、BS/CSアンテナ設置が規約で禁止されていることや、お住まいの外観を損ねる工事に抵抗があるといったケースも考えられます。
そのようなことでお悩みの方も、どうかご安心ください。
2026年(令和8年)の現状では、衛星放送用のパラボラアンテナの設置なしでもBS放送を見る方法がいくつもあります。
この記事では、テレビや配線の専門知識がない方でも安心して最適な視聴方法を選べるように、アンテナ不要でBS放送を視聴する3つの代表的な方法を、そのメリット・デメリット、料金の目安まで含めて徹底的に解説します。
本記事の執筆はテレビ放送やインターネット配信などで、テレビチャンネルや映像コンテンツを視聴する方法に詳しい、専門のライターが担当しています。
さらにBS放送の視聴方法については、テレビアンテナ工事の専門業者であり、アンテナ以外のテレビ視聴方法にも詳しい「あさひアンテナ」の担当者に監修を受け、プロの知見による正確な知識をわかりやすくまとめています。
この記事を最後までお読みいただければ、お客様のライフスタイルやご予算にぴったりとなる、アンテナなしのBS放送チャンネルを見るためのお手軽で費用も抑えられる方法が、きっと見つかります。
そもそもBS放送とは何か? 衛星放送やCSとの違い、チャンネル内容を解説
アンテナなしでBS放送を見るさまざまな方法をご紹介する前に、
「そもそもBS放送とはどういうもの? 衛星放送やCS放送とは何か違いがあるの?」
「BS放送やCS放送は衛星放送なのに、なぜアンテナなしでも観られるの?」
という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで基礎知識として、まずは衛星放送の仕組みと、BS放送とCS放送はどう違うのかといった点からご説明します。
まず結論から申し上げると「BS放送」「CS放送」とは、日本国内における衛星放送の種別になります。
そして衛星放送とは、人工衛星によって宇宙空間から送られてくる電波を、地上に設置されたアンテナで受信する仕組みの放送です。
衛星放送に使われる人工衛星は、常に空の一点に静止している「静止衛星」です。実際には静止衛星は、地球の自転に合わせて赤道上空を周回しているため、地上からは上空で静止しているように見えるのです。
この静止衛星から地上に送られる電波は、周波数帯が高いマイクロ波の一種であるセンチメートル波(SHF)でも、周波数帯が12GHz前後に当たる電波です。
この電波は12GHz帯とも呼ばれ、波長の幅が25ミリ程度で直進性が強くなります。そのため宇宙空間からの長距離送信に適しており、静止衛星から日本全域を照らし出すようにして送られています。
そしてBS放送、CS放送とも同じ衛星放送ですが、以下のような違いがあります。
- BS放送:「放送衛星(Broadcasting Satellite)」による衛星放送。基幹的な衛星放送で、日本国内であればBSアンテナ(パラボラアンテナ)を設置することで、不特定多数の誰もが無料チャンネルを視聴できる。
- CS放送:「通信衛星(Communications Satellite)」による衛星放送。「スカパー!」など民間事業者による有料放送サービスで、CS放送事業者と契約した世帯のみが視聴できる。
このBS放送、CS放送(現在はどちらもデジタル放送)の区分は、日本の放送法に基づくものです。ただ近年では双方の放送内容にさほど大きな違いはなくなっています。
また現在では、BS放送と、主要なCS放送である110度CS放送は、一基のパラボラアンテナ(BS/CSアンテナ)を設置するだけで、どちらも合わせて受信できます。
簡単にまとめると、BS放送は専用のパラボラアンテナを設置するだけで、4K8Kチャンネルも含めたNHK、広域民放のBSチャンネルなど多くのチャンネルを無料(NHK受信料を除く)で視聴できる衛星放送です。また一部に有料の専門チャンネルもあります。
そしてCS放送は、「スカパー!」などの放送事業者と契約することで多数の有料チャンネルを選んで視聴できる有料の衛星放送サービスです。
視聴者の感覚的には、BS放送とは、地デジアンテナ設置だけで視聴できる地デジ放送と同じく、パラボラアンテナを設置するだけで多くのチャンネルを無料で観られる基本的な衛星放送ということになります。また映画、アニメ、スポーツなど、いくつかの有料チャンネルを追加することもできます。
そしてCS放送は、BS放送に加えて、さらに豊富で細分化された専門チャンネルを観たい場合に、有料で「スカパー!」などに加入して視聴する、衛星放送のオプションサービスと言えるでしょう。
BS放送をパラボラアンテナで受信する場合の注意点とデメリットは?
前の項目でもご説明した通り、BS放送などの衛星放送は、静止衛星から地上まで光のようにまっすぐ届く12GHz帯の電波をBS/CSアンテナで受信することにより視聴できます。
したがって、受信のためには、衛星放送の12GHz帯に対応できる、円盤のような形をしたパラボラアンテナが必要となるのです。
パラボラアンテナであるBS/CSアンテナは、光のように届く12GHz帯を、円盤部であるディッシュ(放物面反射器)の内側でキャッチし、反射させます。
放物面に反射して一点に集まる電波は、その位置に固定された一次放射器に集められ、アンテナに内蔵されたコンバーターにて、12GHz帯からテレビ電波に適したMHz帯に変換された後、ケーブルからテレビに送られます。
このような仕組みから、日本全域で電波レベルの変動が少なく、国内のどこでも安定して大容量の情報を受信できることが衛星放送のメリットです。
またBSの放送衛星と、110度CS(スカパー!)の通信衛星は同じ東経110度の上空に位置しています。そのためどちらの放送も、一基のBS/110度CSアンテナで受信することができるのです。
一方で、BS/CSアンテナを設置する際には、電波を正確に反射して受信するため、アンテナのディッシュ(円盤部)の仰角(上下)、方位角(左右)とも、東経110度に向けた正確な角度調整が必要です。この角度がミリ単位でもズレると、衛星放送を受信できなくなることがあります。
また静止衛星から送られる12GHz帯は、遠くまで直進的に届く一方、光のようにわずかな障害物にも遮断されやすい性質があります。
そのため、BS/CSアンテナを向ける静止衛星の方角に、建物や山の他、電線、樹木や洗濯物などがあると12GHz帯が遮られてしまい、やはり衛星放送は受信できなくなります。
総合して、戸建て住宅などでBS/CS用のテレビアンテナ工事を行い、BS放送やCS放送を受信する場合の注意点やデメリットは、以下のようなものになります。
- BS、CSそれぞれの静止衛星がある南西(東経110度)上空の方向が山や高層ビル、街路樹などの障害物で塞がれている場合は受信できない。
- 激しい雨や雪の際には、細かな障害物が降り注ぐような状態になり、衛星放送の電波が吸収され、乱反射することで一時的に受信できなくなる「降雨減衰」「降雪減衰」が起こる場合がある。この問題は天候の回復を待つか、やや大型のBS/CSアンテナを使用することが対策になる。
- アンテナディッシュの精密な角度調整が必要で、わずかな角度のズレでも受信できなくなる。そのため台風や大雪など、自然環境が厳しい地域では特に受信トラブルが起こりやすい。
- 12GHz帯からテレビに適した周波数帯に変換するコンバーターを作動させるため、テレビ本体やコンバーター電源部での電源設定が必要。電源設定が適切に行われていないと衛星放送が受信できなくなるほか、一般住宅用ではコンバーターの寿命がそのままアンテナの寿命になる。
- 2018年(平成30年)にスタートした衛星放送の4K8K放送(従来の右旋放送とは異なる左旋放送)を受信する場合には、BS/CSアンテナが4K8K対応アンテナである他、配線部の機器もすべて4K8K(3442MHz)に対応している必要がある。ただ近年では周波数帯変更により左旋の4K8Kチャンネルが少なくなっており、左旋放送で観たい4K8Kチャンネルがなければすぐにアンテナや機材の交換は必要ない。
BS放送を見るにあたって、以上のような問題を避けたい方や、賃貸物件のためアンテナ工事ができない、アンテナで住宅の見た目を乱したくない方には、以下の項目でご説明する、アンテナなしでの視聴方法がおすすめとなります。
また以下の方法は、CS放送のほとんどのチャンネルにも対応しています。
【5分でわかる】あなたに最適なBS視聴方法は?ライフスタイル別おすすめ診断
「BS/CSアンテナ工事を行わずにBS放送を見る方法の種類についてはわかったけど、結局どれが自宅の条件に合っているの?」
そのような疑問にお答えするため、ここでは簡単なライフスタイル別のおすすめ診断をご用意しました。
以下のいくつかのご質問にお答えいただくだけで、お客様に最適なBSの視聴方法が見えてきます。
まずは下の一覧表で、ご自身の考えにもっとも近いタイプを探してみてください。
※上記は一般的なご要望に応じたBS視聴方法の一例です。
以下、それぞれの視聴方法について詳しく解説していきます。
Aタイプ:ネット環境も重視!安定した高画質で楽しみたいなら「光回線テレビ」
インターネットの通信速度もテレビ放送の画質も妥協したくない、という方には光回線テレビが最適です。
光回線テレビは、主にインターネット回線のためにお住まいまで敷設される光ファイバー回線で、テレビの映像信号を送る形式です。
高速な光ファイバー回線を利用するため、アンテナが不要となり、大雨や強風といった悪天候でも映像が乱れることなく、常に安定した高画質でBS放送を楽しめます。
またアンテナの老朽化や故障、家の外観を乱す心配がないなど、アンテナ設置に伴うデメリット全般からも解放されます。
さらにインターネット回線とセットで契約することで、通信費と視聴料金の総額がお得になるプランも多く用意されています。
光回線テレビで視聴できるテレビチャンネルは、サービスによって異なりますが、おおむねお住まいのエリアの地デジ放送、BS放送とCS放送の各チャンネル(有料チャンネル含む)です。他にもそれぞれの光回線テレビで独自のVODサービスやオリジナル番組を用意している場合もあります。
アンテナなしでもBS放送はじめとする、地デジ・衛星放送のさまざまなチャンネルを見たい上に、ご自宅のネット環境をアップグレードしたいと考えている方にも、まさにおすすめの方法です。
Bタイプ:今あるネット回線はそのまま!地域情報も見るなら「ケーブルテレビ」
「インターネットの契約は気に入っているから変えたくない」
「自宅は電波状態や周辺環境からアンテナの設置に向いていない」
そのような方には、ケーブルテレビ(CATV)が選択肢になります。
ケーブルテレビは、お住まいのエリアをカバーするケーブルテレビ局に設置された大型のアンテナで受信した電波(映像信号)を、契約した世帯まで敷設したケーブルで直接、送り届けるサービスです。
ケーブルテレビは元来、テレビ放送の受信困難地域向けのサービスです。そのためテレビサービス単体での契約が可能な場合も多く、既存のインターネット環境に影響を与えずにBS放送を追加できます。
ただ近年では運営会社もケーブルテレビ以外に、インターネット回線、固定電話やスマートフォン、電気や保険などの各種サービスを提供していることもあります。そして各サービスにまとめて加入することで、料金の支払いを一本化できる上、割引サービスが受けられることもあります。
ケーブルテレビで視聴できるテレビ番組は、その地域で受信できる地デジ放送と、BS放送、CS放送の各チャンネルの他、ケーブルTV局が独自に制作する地域密着型のチャンネルが充実していることもあります。
ご家庭用の各種サービスを1本化したい方や、お住まいエリアのニュースやイベント情報を知りたい方にとっては、非常に付加価値の高いサービスと言えるでしょう。
Cタイプ:特定の番組だけ見たい!手軽さとコスパ最優先なら「動画配信サービス」
「見たいのは、月に数回のサッカー中継だけ」
「専門チャンネルで好きなテレビ番組シリーズを放送している間だけ観たい」
このように特定の映画やドラマ、アニメなどの番組を視聴したいだけなら、動画配信サービス(VOD)がもっとも手軽で経済的です。
アンテナ設置や回線工事はもちろん不要で、インターネット回線や通信契約があれば、申し込み後すぐにスマートフォンやタブレットで視聴を開始できます。
月額料金も比較的安価で、見たい番組が放送される月だけ契約するといった柔軟な使い方ができるのも嬉しいポイントです。
コストと手間を最小限に抑えたい方にとって、最高の選択肢となるでしょう。
アンテナなしでBSを見る方法①:光回線(光テレビ)
光回線テレビは、インターネットで利用する光ファイバー回線を使ってテレビ映像信号を受信するサービスです。
アンテナの代わりに光ファイバーケーブルが映像信号を送るため、アンテナ本体の設置が一切不要になります。
NTTの「フレッツ・テレビ」や、各光回線事業者が提供する独自のテレビサービスがこれにあたります。
以下、光回線テレビの主なメリット・デメリットと料金の目安について解説します。
メリット:天候に左右されない高画質|ネットも高速で快適に
光回線テレビの最大のメリットは、その安定性にあります。
物理的なアンテナがないため、台風や大雪などの悪天候の影響をまったく受けません。
いつでもノイズのないクリアな映像で、BS放送や4K8K放送といった高画質な番組を楽しめます。またアンテナの故障や住宅外観への影響などの心配もなくなります。
以下、光回線テレビの主なメリット一覧になります。
- 天候に左右されず、映像が常に安定している。
- 建物の外観を損ねるアンテナや配線が不要。
- 高速な光インターネット回線とセットで利用できる。
- オプションで専門チャンネルも豊富に視聴可能。
デメリット:ネット回線の契約が必須|提供エリアの確認が必要
一方で、光回線テレビを利用するためには、その事業者が提供する光ファイバー回線の契約が前提となります。
すでに他のインターネット回線を利用している場合は、乗り換えの手続きが必要です。
また、お住まいの地域や建物が、希望する光回線サービスの提供エリア内にあるかどうかの事前確認も欠かせません。
- 光回線インターネットの契約がセットで必要になる。
- サービス提供エリアが限定されている場合がある。
- 導入時に開通工事が必要になる(工事費がかかる)。
料金の目安:初期費用と月額料金はいくら?
料金はサービス事業者によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
視聴料金は、視聴できるチャンネル数などのプランによっても変動します。
多くの場合、インターネット利用料と合算して請求されます。
※上記は平均的な光テレビ視聴料金の目安です。
アンテナなしでBSを見る方法②:ケーブルテレビ(CATV)
ケーブルテレビは、前述の通り、地域のケーブルテレビ局が大型の地デジ・BS/CSアンテナで受信した強い電波を、ケーブル網(同軸ケーブルや光ファイバー)を通じて各家庭に届けるサービスです。
テレビ電波の受信が難しいエリア向けに、古くからあるサービスのため提供エリアが広く、現在でも多くの集合住宅で導入されています。
こちらもアンテナ設置は不要で、契約した世帯であれば、壁のテレビ端子にケーブルを接続するだけで視聴できます。
メリット:提供エリアが広い|独自の地域チャンネルが豊富
ケーブルテレビもアンテナ設置が不要で、天候に左右されない安定した受信をはじめ、アンテナ設置に伴うデメリットから解放される点は、光テレビと同様です。
さらにケーブルテレビの強みは、その広い提供エリアと地域に根差したコンテンツです。
光回線がまだ整備されていない地域でも利用できる場合があります。
また、地デジやBS、CSのチャンネルのほか、地域のニュース、お祭りの中継、行政情報など、その地域でしか見られない独自の番組を放送していることが多く、地元の情報を得るのに役立ちます。
- 光回線が提供エリア外でも利用できる可能性がある。
- 地域に密着した独自のチャンネルを楽しめる。
- テレビサービス単体で契約できる場合がある。
デメリット:ネット速度は光回線に劣る場合も|料金は割高になる傾向
ケーブルテレビのインターネットサービスは、敷設されるケーブルの種類によって速度が左右されます。
近年は光テレビでも光ファイバーケーブルを使用し、光回線同様の通信速度を持つケースが多くなっています。しかし古い同軸ケーブルを使っている場合、光回線よりも通信速度が遅くなる場合があります。
特に、複数の世帯で回線を共有するタイプの配線方式では、夜間などネット利用が集中する時間帯に速度が低下することも考えられます。
また、テレビとインターネットをセットで契約した場合、同等のサービスの光回線よりも月額料金がやや割高になる傾向があります。
- インターネットの通信速度が光回線より遅いことがある。
- 全体の月額料金がやや割高になる可能性がある。
- 専用チューナー(セットトップボックス)のレンタル料が別途発生する場合がある。
料金の目安:初期費用と月額料金はいくら?
ケーブルテレビ料金体系はケーブルテレビ局によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
※上記は平均的なケーブルテレビ視聴料金の目安です。
ケーブルテレビの視聴料金も、視聴できるチャンネル数などのプランによって変動します。
アンテナなしでBSを見る方法③:動画配信サービス(VOD)
近年、特定のBSチャンネル番組や、さまざまな映像コンテンツをインターネット経由で配信するサービスが増えています。
これは、テレビ放送(テレビのチャンネル)をそのまま見るのではなく、特定の番組コンテンツを選んで視聴する形です。
例えば、「スカパー!」の番組配信サービスや「J SPORTSオンデマンド」などがこれに該当し、プロ野球や海外サッカー、音楽ライブなどを配信しています。
他にも、地デジ民間放送の「TVer」や映像サブスクサービス「AmazonPrimeVideo」「Netflix」などの配信サービスも知られています、
メリット:工事不要ですぐに始められる|スマホやタブレットでどこでも視聴可能
動画配信サービスの最大の魅力は、その手軽さと柔軟性です。
インターネット回線や通信環境さえあれば工事は一切不要で、Webサイトから申し込めば数分後には視聴を開始できます。
また、テレビだけでなく、スマートフォン、タブレット、パソコンなど、さまざまなデバイスで視聴できるため、外出先や移動中でも好きな番組を楽しめます。
- 申し込み後、すぐに視聴を開始できる。
- 工事や専用機器の設置が一切不要。
- スマートフォンやタブレットなど、場所を選ばずに視聴できる。
- 見たい番組がある期間だけ契約できるため経済的。
デメリット:視聴できるBS番組が限定的|リアルタイム視聴できない場合も
動画配信サービスは、BS放送の全てのチャンネルを網羅しているわけではありません。
視聴できるのは、そのサービスが配信権を持つ特定のチャンネルや番組に限られます。
したがって、通常のBS放送のように、そのチャンネルをそのまま視聴できるわけではない点には注意が必要です。
また、サービスによってはリアルタイム配信に対応しておらず、見逃し配信のみの場合もありますので、契約前にお目当ての番組がどのように配信されるかを、あらかじめ確認することが重要です。
- すべてのBSチャンネルが見られるわけではない。
- リアルタイムで視聴できない番組もある。
- 安定した視聴には高速なインターネット環境が必要。
【徹底比較】アンテナなし3つの方法|料金・画質・手軽さを一覧でチェック
ここまでご紹介した、3通りのBS放送チャンネル(番組)を見る方法(アンテナなし)について、それぞれの特徴を以下の一覧表にまとめました。
ご自身の希望する条件やBS/CSアンテナ工事の費用相場と照らし合わせて、最適な方法を選ぶための参考にしてください。
※上記は各視聴方法の主な特徴になります。
賃貸マンションでBSを見る前に!確認すべき3つのステップ
賃貸マンションにて、アンテナなしでBS放送を見るための方法を検討する際には、トラブルを避けるために事前にいくつか確認しておくべき点があります。
以下の3つのステップに沿って、スムーズに導入を進めましょう。
STEP1:管理規約を確認する
まず、お部屋の賃貸借契約書やマンションの管理規約に目を通してください。
特に確認したいのは、「インターネット設備」や「工事」に関する項目です。
光回線の引き込み工事が許可されているか、すでに建物に導入済みのインターネット設備があるかなどをチェックします。
規約で禁止されている工事を行ってしまうと、後々トラブルになる可能性があるため、必ず最初に確認してください。
STEP2:大家さん・管理会社に問い合わせる
管理規約を読んでも判断が難しい場合や、工事が必要になりそうな場合は、必ず大家さんや管理会社にご相談ください。
その際、検討しているサービス(光回線テレビなど)と、それに伴って「どのような工事が必要になる可能性があるか」を伝えると、話がスムーズに進みます。
事前にサービス提供事業者のウェブサイトで、一般的な工事内容を確認しておくと良いでしょう。
STEP3:建物に導入済みの設備を確認する(BS共聴アンテナなど)
実は、お住まいのマンションにはすでにBS放送を受信して見るための共同アンテナが設置されている可能性があります。
この場合、アンテナなしの方法を検討するまでもなく、簡単な接続だけでBS放送を視聴できます。
【確認方法】
- お部屋の壁にあるテレビ端子を確認します。
- 端子に「BS」「CS」といった文字の記載があるか、または地上波用とは別に衛星放送用の端子(ねじ切り式の丸い端子)があるかを見ます。
- 記載があれば、共同アンテナが設置されている可能性が高くなります。
もし共同アンテナが利用できるなら、BS対応のテレビとアンテナケーブルを用意して接続するだけで、無料のBSチャンネルが視聴できるようになります。
アンテナなしBS視聴に関するQ&A
ここでは、本記事でご説明した方法によりアンテナなしでBS放送を見る場合に、よくある質問にお答えします。
Q1. NHKの受信料は支払う必要がありますか?
はい、支払う必要があります。
放送法では、NHKの放送を受信できる設備(テレビなど)を設置した世帯は、受信契約を結ぶ義務があると定められています。
これはアンテナの有無にかかわらず適用されるため、光回線テレビやケーブルテレビなどでBS放送を視聴できる環境になった場合にも、NHK衛星契約が必要です。
すでに地上契約を結んでいる場合は、衛星契約への変更手続きと、差額料金の支払いが発生します。
以下は契約別、NHK受信料の一覧です。
※2023年(令和5年)10月からの新料金です。
Q2. 無料で見られるBSチャンネルはありますか?
はい、あります。
BS放送には、NHKのチャンネルに加えて、民間放送局や民間業者が運営する無料のチャンネルが多数存在します。
これらのチャンネルは、BS放送が視聴できる環境さえあれば、追加の申し込みや料金なしで視聴できます。
【主な無料BSチャンネルの例】
- BS日テレ
- BS朝日
- BS-TBS
- BSテレ東
- BSフジ
- BS11
- TwellV(トゥエルビ)
- 放送大学
- BSよしもと
- J:COM BS
※上記は2026年(令和8年)2月現在のBS無料チャンネルです。またNHK、各広域民放の4K、8Kチャンネルも含まれます
これらのチャンネルだけでも、ドラマ、バラエティ、報道番組など多彩なコンテンツが放送されています。
有料の専門チャンネルを契約しなくても、BS放送を導入する価値は十分にあると言えるでしょう。
まとめ:ライフスタイルに合わせて最適な方法を選び、BS放送を楽しもう!
BS/CSアンテナを設置できない賃貸マンションをはじめ、アンテナ設置に適さない状況でも、アンテナなしでBS放送を見るための方法はたくさんあります。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返ってみましょう。
- アンテナなしでBSを見る方法は主に3つ
- 光回線テレビ:ネットも画質も重視する安定志向の方に。
- ケーブルテレビ:いまのネット環境を変えたくない、BSチャンネル以外にも地域情報を知りたい方に。
- 動画配信サービス:特定の番組だけを、手軽かつ低コストで見たい方に。
- 上記の視聴方法を導入する前には必ず確認を
- 賃貸マンションでは、あらかじめ管理規約の確認と大家さん・管理会社への相談が不可欠。
- 建物に共同アンテナが設置済みの場合もあるため、テレビ端子をチェック。
どの方法が最適かは、お客様がテレビ視聴やインターネットに対して、何を求めるかによって決まります。
この記事の比較表や診断を参考に、ご自身のライフスタイルにもっとも合った方法を見つけて、ご覧になりたかったスポーツ中継や音楽ライブを存分にお楽しみください。
もし上記の各視聴方法を比較、検討された結果、やはりBS/CSアンテナの設置が最適と思われた場合は、本記事にも貴重な助言をいただいた「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どうかお気軽にご相談ください。
「あさひアンテナ」では優秀な自社スタッフの完全自社施工と国内一流メーカー製機材による高品質な工事と最安級の価格、また業界最長クラスの工事完了日からの10年保証など、低価格ながら業界最高クラスのサービスをご用意しています。
そして何よりもお客様のご要望やご不安にどこまでも寄り添うご対応で、可能な限りお客様のご要望に沿ったアンテナ工事を実現いたします。




