飯田グループホールディングス・株式会社東栄住宅(とうえいじゅうたく)様の住宅におけるテレビアンテナ設置工事

2021年03月16日

ご自宅の新築や建売、中古住宅の購入、あるいはリフォームやリノベーションの工事など、どのような形であれ、新たな家を創る際に重要となる工事のひとつが、テレビアンテナの設置です。

ご新居であれば新しいテレビアンテナの設置工事が必要です。中古物件やリフォームなどの場合も、すでに設置されている旧式のテレビアンテナやアンテナの老朽化、リフォームされた家屋に最適なアンテナへの交換などで、あらためてテレビアンテナの点検や再設置などの必要も生じてまいります。

基本的にご家庭に設置されるテレビアンテナでは、東京スカイツリーなどの地デジ電波を送信する放送局から、NHK、広域民放などの地上波デジタル放送を受信するための地デジテレビアンテナが必要です。さらにBS、CS放送もご覧になりたい場合は、BS/CS110度アンテナも設置することになります。

ただどちらのアンテナも、お客様のご要望を踏まえつつ、現場ごとにアンテナ工事の専門家による地デジ、衛星放送の電波強度の調査、受信できる中継局やその方向の確認などの基本事項から、高い施工技術に基づく確実で安定した地デジ、衛星放送の受信。そしてアンテナ本体の長寿命、耐久性などの条件を満たす適切なアンテナ工事が必須となります。

ここでは飯田グループホールディングス株式会社さんのグループ企業である、株式会社東栄住宅さんに、各種のテレビアンテナ工事をお任せされる場合についてご解説いたします。

飯田グループホールディングス株式会社さんは、主に不動産会社を統括する日本の持株会社です。2013年(平成25年)11月に、建築(ハウスメーカー)や不動産業などを手がける、一建設さん、飯田産業さん、東栄住宅さん、タクトホームさん、アーネストワンさん、アイディホームさんの6社が経営統合を行なって設立された会社になります。

もともとこの6社さんは、一建設さんを中心に、その設立や買収による親会社と子会社の関係にあり、創業者の多くも血縁関係にあるなど関わりの深い企業でした。現在ではこの6社さんをはじめ、多くの子会社が飯田グループさんに所属しています。

飯田グループさんは、関東地方では、歌舞伎役者である十一代目市川海老蔵さんによる「東京ドーム120個分」のテレビ(TV)CMや、歌手の華原朋美さんがCMソングを歌う「すまいーだ」のテレビ(TV)CMなどで知名度の高い企業です。

飯田グループさんでは、ホールディングス体制によるグループ全体における経営戦略の検討、立案、推進。またグループ内企業の共同による相乗効果であるグループシナジー創出。またグループ各社の事業効率を向上する支援などをを行っており、俯瞰的な視点でグループ各社の事業の成長と発展を図ることにより、グループ全体の企業価値の向上を目指しています。

そして株式会社東栄住宅さんは、そのグループ企業のひとつで、東京都西東京市に本社を置く不動産会社です。主に首都圏を中心に、戸建分譲住宅や注文住宅の建設、販売を中心に、リフォーム事業や賃貸経営物件の建設、販売、経営支援などの事業を行っています。

東栄住宅さんは、1951年(昭和26年)3月に株式会社地建として設立された会社です。現在では飯田グループさんの中核をなす大手パワービルダーのひとつといえます。ちなみにパワービルダーとは、2000年頃から用いられだした和製英語で、住宅一次取得者層をターゲットに、床面積30坪ほどの土地付き一戸建住宅を2,000万円から4,000万円程度の価格で分譲する建売住宅業者を指す言葉です。

このパワービルダーという言葉が定着したのも、東栄住宅さんや一建設さん、飯田産業さんなど、飯田グループさんのビジネスモデルが成功したことによります。

現在では東栄住宅さんは、首都圏を中心に、北は北海道から宮城県、福島県。山梨県、静岡県、愛知県。また大阪府や兵庫県などの近畿地方。岡山県、広島県などの中国地方。南は熊本県や沖縄県など、日本全国各地に支店や営業所を置いています。

【株式会社東栄住宅様が提供する住宅について】

東栄住宅さんは前述の通り首都圏がメインながら、日本全国の主要な大都市において、戸建分譲住宅や注文建築の建設、販売。また賃貸マンションの建築、販売や土地活用の支援。立て替えやリフォーム事業などを行っている会社です。基本的にはハウスメーカー、住宅メーカーだといえます。

東栄住宅さんでは、飯田グループさん所属の一企業である強みを活かし、グループ企業の連携や資材の一括大量購入などによるコスト削減の努力で、高品質な住宅をリーズナブルな適正価格でご提供しております。

東栄住宅さんの住宅ブランドには、分譲住宅の「BLOOMING GARDEN(ブルーミングガーデン)」や注文住宅「趣暮(しゅくら)」。戸建賃貸・テラスハウス「レンティエ」などのブランドがございます。

また「BLOOMING GARDEN」の2021年度キャラクターを人気俳優の成田凌さんが務めている他、公式サイトでは宇宙から来た悪の組織が、本拠地探しを東栄住宅さんに相談する姿を通じて住宅の特長を解説するという、特撮ヒーロー番組のコミカルなパロディ的動画「悪の組織のアジト探し」を公開するなど、ユニークなPR活動も行っています。

ここでは東栄住宅さんの事業の中から、テレビアンテナ設置工事に関係する、個人のご家族向け住宅の建築と販売、リフォームなどについてご説明いたします。東栄住宅さんがご提供する戸建住宅には、以下のような特色がございます。

・東栄住宅さんの住宅はすべて「長期優良住宅」

長期優良住宅とは何かを簡単にご説明すると「高品質の家を建て、定期的に細かいメンテナンスを行い、長く大切に住み続けることができる」という考えに基づき、設定された7つの技術基準をクリアしていると国に認定された住宅のことです。

この7つの技術基準は、地震への強さを示す「耐震性」、経年劣化が進みにくく長く暮らせる構造である「劣化対策」、メンテナンスしやすいよう配慮された設計になっている「維持管理性」、生活に必要な広さを確保している「住戸面積」。断熱仕様で家計や環境に優しい「省エネルギー性」、地域の景観と調和している「居住環境」、将来を見据えた点検と補修ができる「維持保全管理」になります。

東栄住宅さんの住宅は、戸建分譲、注文建築とも、この7つの基準をすべてクリアしています。

長期優良住宅を購入することは、家屋が高品質である他にも、お客様に多くのメリットがございます。

長期優良住宅の認定を受けた住宅にお住まいのご家庭では、住宅ローンの金利優遇、税金面の優遇が得られるなどの、住まわれて以降の経済的なメリットも大きくなります。

また住宅を中古物件として売却するときにも、長期優良住宅の認定を受けていると評価に差が出ることが多くなります。国の制定した基準で、耐震性、耐久性、メンテナンスの利便性などが証明されている上、実際にこれまで行ってきたメンテナンスの記録も確認できます。そのため、流通時の評価でも大きなプラスとなることが期待されます。

逆に長期優良住宅の認定を得るデメリットとしては、申請手続きから1ヶ月ほどの時間と費用がかかることがあります。また技術基準をクリアするために建築コストも上がること。住居の完成後も定期的な点検などが必要となることなどがあります。そのため一般のハウスメーカー、特に比較的、リーズナブルな住宅を大量に提供する、いわゆるパワービルダーでは、長期優良住宅の認定に対応していない会社も多く存在します。

しかし東栄住宅さんは大手のパワービルダーでありながら、建築する家屋はすべて、引き渡し時に長期優良住宅としての認定を獲得しているものになります。また東栄住宅さんでは住宅のアフターメンテナンス制度も充実しているため、技術基準のひとつ「維持管理保全」も万全になっています。

・東栄住宅さんの住宅が取得している「住宅性能表示制度」とその等級

東栄住宅さんの住宅は「住宅性能表示制度」の等級においても高品質が証明されています。住宅性能表示制度とは、設計や建築に関わる企業などとは無関係の、国土交通省に指定を受けた第三者機関が、各ハウスメーカーなどの住宅の安心、安全の度合いを、定められた指標によって厳正かつ公正、客観的に評価するものです。

従来のハウスメーカーによる住宅性能の説明では、各メーカーごとに独自の基準や表現を行っていたため、具体的な性能や良し悪しがわかりにくいという難点がございました。この住宅性能表示制度では、住宅に必要な基本性能を10項目に区分し、それぞれを「等級」でランク付けすることによって、ハウスメーカーの枠を超え、どの住宅も同じ基準によるわかりやすい性能比較を可能にしたものです。

耐震、対劣化、メンテナンス性、断熱性など、建物のさまざまな要素について等級を数字で表すことで、専門知識をもたない方でも建物の性能がわかる、いわば住宅の鑑定書や成績表のようなものといえます。

住宅性能表示制度における10項目は以下のもので、それぞれに細かい分類がございます。

1・構造の安定に関すること(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「耐震性能」)

これは地震や風などの力が加わった際の建物全体の倒壊や、損傷のしにくさを評価するもので、

・耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)

・耐震等級(構造躯体の損傷防止)

・耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)

・地盤又は杭の許容支持力等及び設定方法(等級ではなく、地盤又は杭の見込んでいる支持力の大きさとその設定方法を記入)

・基礎の構造方法及び形式等(等級ではなく、基礎の構造及び形式を記入)

の項目がございます。

2・火災時の安全に関すること(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「火災時の安全に関すること」)

これは火災の早期発見のしやすさや建物の燃えにくさを評価するもので

・感知警報装置設置等級(自住戸火災時)

・耐火等級、延焼の恐れのある部分(開口部)

・耐火等級、延焼の恐れのある部分(開口部以外)

の項目がございます。

3・劣化の軽減に関すること(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「劣化の軽減に関すること」)

これは建物の劣化(木材の腐朽など)を抑えるための対策を評価するもので、

・劣化対策等級(構造躯体等)

の項目がございます。

4・維持管理への配慮に関すること(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「維持管理への配慮に関すること」)

これは建物の給湯給排水管やガス管の、日常の使用における維持管理のしやすさを評価するもので、

・維持管理対策等級

の項目がございます。

5・温熱環境・エネルギー消費量に関すること(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「温熱環境・エネルギー消費量に関すること」)

これは建物の外皮(外壁や窓など)の断熱性能に加えて、設備の性能や創エネルギー機能を総合的に評価するもので、

・一次エネルギー消費量等級

の項目がございます。

6・空気環境に関すること(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「空気環境に関すること」)

これはシックハウス症候群の要因となる内装仕上げ材や下地材のホルムアルデヒド放散量の少なさや、換気装置の有無を評価するもので、

・ホルムアルデヒド対策等級(内装及び天井裏等)

・全般換気対策

・室内空気中の化学物質の濃度等(※選択項目)

の項目がございます

7・光・視環境に関すること(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「光・視環境に関すること」)

これは日照や採光を得る開口部面積の多さ、および方位ごとの割合の分布(比率)を評価しするもので、

・単純開口部

・方位別開口比

の項目がありますが、これは等級ではなく居室の開口面積および方位ごとの比率で表示します。

8・音環境に関すること(選択項目)(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「音環境に関すること」)

これは外部からの騒音の遮断程度として、居室のサッシ等の遮音性能を評価するもので、

・透過損失等級(外壁開口部)

・耐火等級(※表示方法は北、東、南、西の方位ごとに表示)

の項目がございます。

9・高齢者などへの配慮に関すること(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「高齢者等への配慮に関すること」)

これは高齢の方など住宅内での移動の安全性および介助の容易性、すなわちバリアフリーの程度を評価するもので。

・高齢者等配慮対策等級(専用部分)

の項目がございます。

10・防犯に関すること(住宅性能表示:住宅性能評価書項目「防犯に関すること」)

これは住宅の開口部を、外部からの接近のしやすさに応じてグループ化し、各グループに属するすべての開口部について、防犯建物部品を使用しているか否か、階ごとに表示するもので、

・開口部の侵入防止対策

の項目があり、これは等級ではなく前述の表示項目で評価いたします。

なお実際の住宅性能表示制度の10項目には選択項目もある他、例えば「光・視環境に関すること」を重視して窓を広くすることで、耐震性能がやや低くなってしまうケースがあるなど、相反する関係になるものもあり、すべての等級において最高等級を得ることは難しくなります。住まいの安心と安全について、優先性の高い項目の等級を重視することが必要となります。

この住宅性能表示制度で高く評価された住宅には、第三者による信頼性の高い客観的評価で、数値によりわかりやすく住宅の性能を判断できる上、転売時に正当な資産評価を期待できる。耐震等級が高いことで地震保険の優遇が適用される。住宅ローンの優遇が受けられる。住宅関係のトラブルが起きた場合にも専門の紛争関係機関に依頼できるなど、数々のメリットがございます。

そして東栄住宅さんの住宅では、

・構造の安定に関すること:耐震等級3、耐風等級2。(どちらも最高等級)

・劣化の軽減に関すること:劣化対策等級3。(最高等級)

・維持管理への配慮に関すること:維持管理対策等級3。(最高等級)

・温熱環境・エネルギー消費量に関すること:断熱等性能等級4。(最高等級)

と、安全性や耐久性、メンテナンス製、環境性という4つの重要な項目について、全棟において最高等級を取得しています。それ以外の項目についても、建築基準法で定められた水準をクリアしています。

またこの住宅性能評価には「設計住宅性能評価」と「建設住宅性能評価」の2種類がございます。

設計住宅性能評価は、住宅の設計段階で、住宅の図面や申請書類などの「設計図書」を国が認めた第3者機関へ提出し、1棟ごとに「等級」や「数値」で性能を評価されるものです。そして「設計住宅性能評価」で評価を受けた設計図書通りに施工されているかを、建設中に現場でチェックするのが「建設住宅性能評価」です。

東栄住宅さんでは、図面だけではなく現場の施工状況を確認した品質保証でなくては意味がないとの考えから、コストや時間と手間をかけて、両方の性能評価のダブル取得にこだわっています。また前述した、もしもの住宅トラブルの際に、専門の紛争処理期間に対応してもらえるのは、この双方の住宅性能評価書を取得している住宅だけになります。

建設住宅性能評価については、設計住宅性能評価を得た設計図書通りに施工されているか、国が認定した外部評価員が、建物の建設中に3回、竣工時に1回、計4回の現場検査を行います。

その上で、自社一貫体制によって専門の施工部署を持つ東栄住宅さんでは、この外部評価員による現場検査の前に、性能評価を取得するための基準よりさらに厳しい、自社基準によるチェックを行っています。現場の職人さんも一目を置くという自社基準書は、項目、チェックポイント、確認方法が一覧になっているので、担当者によるチェック基準のばらつきもなく、安定した高品質が保証されています。

・東栄住宅さんの住宅における数々の「耐震対策」

地震の多い日本の住宅で、もっとも求められる機能といえば耐震性能です。東栄住宅さんの住宅でも数々の耐震対策を実施し、万全の対策をとっています。ここではその耐震対策をご説明します。

「地震に備える地盤調査と改良工事」

地震による地盤沈下や陥没などは、その上に建つ住宅の土台からのゆがみ、ひいては家屋の破損や倒壊にもつながります。そのため住宅を建築する前には、その土地の徹底的な地盤調査で陥没の危険性などがないかの確認を行い、もし問題がある場合は、綿密な地盤改良工事により問題を解決することが必須となります。

東栄住宅さんでは、住宅を建てる際に、その土地の資料や現場写真、また古い地形図などを集め、過去にどのように利用されてきた土地か、近隣の地盤の状態、リスクの予兆の有無を徹底的に調査します。

たとえ平坦な土地であっても、かつては水田を埋め立てた土地や、崖を切り崩した土地などである場合もございます。そのような現状からはわからない過去の土地形状は、多くの資料を元に確認します。さらにこれまで蓄積した2万棟以上の自社物件データから周辺の状況を確認し、地盤沈下等のトラブルを想定して、総合的に分析しています。

資料だけでは情報が不十分と思われる場合は、専門知識の豊富な造成課の人員が実際の土地に臨場し、現場ロケーションを行います。周辺環境から擁壁の状態、地盤沈下のサインがないかなどを、刑事ドラマに登場し、事件解決に重要な役割を務める「鑑識課」「科捜研」のような鋭い観察力で、現場を徹底的にチェックしています。

また地盤は一見、同じような土地に見えても、少し距離が離れればまったく異なった調査結果が出ることもあります。

そのため東栄住宅さんでは、建物の配置計画に沿って原則1棟あたりり5ヶ所でスウェーデン式サウンディング試験(SS試験)を行っています。さらにSS試験では判断しきれない点を補うため、必要に応じてハンドオーガボーリングを実施。建物への影響が大きい表層部分の土を採取して、資格のある調査員が土質を判定します。

またこの試験結果だけでは懸念事項が残る場合には、標準貫入試験、土質試験などの追跡調査も実施しています。

東栄住宅さんの土地仕入れ担当者は、周辺の環境や立地などからいい土地を選び、仕入れるために最善を尽くしています。この仕入れをサポートすべく土地調査を行うのが造成課ですが、徹底した調査により、地盤改良でも改善できない土地だと判断した場合は、土地の仕入れ自体を見送ることもございます。

このように東栄住宅さんは、厳しい調査により住宅建築に問題のない土地であると確認して、はじめて造成工事造成計画を元に造成工事を実施します。ここでも造成立会いや現場の品質確認、写真などの資料で、見えない部分もしっかりチェックを行っています。

調査の結果、地盤改良を施すことで安定した地盤になると判断した場合は、土にセメント系固化材を入れて混合し地盤を固め、建物の下部全体を安定した地盤に改良する「表層地盤改良」。土にセメント系固化材を混合撹拌したものを地面に柱状に入れて、地盤の支持力を向上させる「柱状地盤改良」。小口径の鋼管を回転させて地盤の所定の深さまで埋め込み、地盤の支持力を向上させる「小口径鋼管回転圧入工法」など、適正な改良工事を行います。

このような徹底した調査と必要な改良工事を経て、はじめて東栄住宅さんの住宅を建てるための「土地」が完成するのです。

「住宅に施されたさまざまな耐震性能」

前述の通り、東栄住宅さんの住宅は、住宅性能表示制度における耐震等級3、耐風等級2を全棟で取得しています。この等級を実現するために、東栄住宅さんでは住宅にさまざまな独自の工夫を施しています。

家屋の柱は、縦揺れの地震など垂直の力には強いものの、横揺れや台風など水平の力には無力になります。そのため耐震構造は一般的に、壁などの「面」を強化して、横からの力に抵抗しています。

東栄住宅さんが耐震耐風のために使用する耐力壁とは、地震や台風などの水平力に耐える壁です。この耐力壁は、柱、横架材の他、面材耐力壁、筋交など、さまざまな種類によって構成されています。

東栄住宅さんでは、耐力壁を造る合板などのボード材である構造用面材。柱と柱の対角線に取り付けられる耐力壁で、片方向の片筋交い、両方向のたすき筋交いがある筋交いに、一般より厚みのある素材を用いる他、必要な部分には筋交耐力壁を用いて強度を高めています。

住宅内で水平の力に耐える床や屋根など、水平の要素のことを水平構面といいます。東栄住宅さんの水平構面は、床面全体で地震の力を受け止め、耐力壁に平均的に力を伝えることで耐震性を高めています。また梁や桁などの構造材の地震による変形を防ぐため、火打金物で補強しています。

住宅の天井裏は人が乗らない部分であるため、通常の床板ではなく、梁や桁などの水平に直交する部材の四隅を固定し、変形を防止する、斜めにかけ渡された補強材「火打金物」「木製火打」を設置して強度を高めています。

2階の床構面は、床の下地である根太が不要となる構造用合板24mmを使用しています。屋根構面では、屋根材の下地である野地板が構造用合板などの面材と垂木とで構成され、所定の条件を満たして水平構面の働きを有します。

そして面と柱をつなぐ接合金物は、力を適切に伝え、家屋や建材が持つ本来の耐震能力を引き出す、耐震における名バイブレーヤーであります。東栄住宅さんでは、適切な部分に適切な金物を選択し、優れた建材の積み重ねによる総合的な耐震能力を高めています。

東栄住宅さんでは、耐力壁の両脇の柱上下に設置される柱の接合金物。横架材直交部に設置される補強金物である羽子板金物。横架材継手部に設置される補強金物の短冊金物。水平力に対抗するための補強材、筋交いと柱の接合部に取り付けられる接合金物の筋交金物。柱などの垂直材に対して、直角に渡す部材で、柱や桁などが含まれる横架材などを必要に応じて設置しています。

さらに東栄住宅さんの住宅の基礎部は、耐震性能に定評がある「ベタ基礎」を採用しています。ベタ基礎とは地面の上に置かれ、住宅の立ち上がる部分や床部分などを支える、いわば住宅の底となる基礎を、地面の一面に分厚いコンクリートで覆う、どっしりした基礎として造る工法です。東栄住宅さんでは、鉄筋コンクリート造りの強靭なベタ基礎を基本にしています。

このベタ基礎は住宅の立ち上がりと底面全体が一体の鉄筋コンクリート造となり、建物の重さを底面全体で地盤に伝えるため、基礎の一部だけが沈む「不同沈下」には非常に有効な対策になっています。また住宅の基礎と土台をつなぐアンカーボルトには、大きな地震などにより建物が基礎から外れる、持ち上げられるなどの事態を起こさない役割があります。

また一面の分厚いコンクリートによる基礎は、地面からの湿気やシロアリの被害なども防止する高い効果があります。

・高品質とコスト削減につながる東栄住宅さんの「自社一貫体制」

東栄住宅さんでは、戸建分譲、注文建築などすべての住宅建築において、土地の購入から造成、設計と建築、そして営業、販売からアフターサービスなどの全般において、東栄住宅さんの各課が一貫して担当する「自社一貫体制」を徹底しています。土地の造成や住宅の建築など、前述したそれぞれの段階で、各段階の専門家が徹底した確認と対策を行うことで、高品質な住宅を実現しているのです。

この自社一貫体制のメリットには、東栄住宅さんの各部署が誇りと責任感をもって、高品質な住宅につながる仕事を果たせる。横のつながりが円滑で、住宅建築の企画から、課題の共有による早急な解決まで、最良の建築プランを実践できる。住宅を知り尽くす営業担当者により、お客様のご要望やお悩みに応えることができる。充実した保証やアフターメンテナンスも、造成、設計段階からの知識をもつ担当者が綿密に行う。さらにお客様のご意見を各部署にフィードバックし、莫大なノウハウを蓄積しているなどが挙げられます。

またこの自社一貫体制は、大幅なコストダウンにもつながります。

一般的なハウスメーカーでは多くの場合、実際の建築を建築会社や工務店に一括発注していますが、その場合は中間マージンが発生し、販売価格の上昇につながってしまいます。しかし東栄住宅さんでは自社一貫体制を活かし、専門工事別に細かく個別発注することで、この中間マージンをカットしています。また住宅も自社で販売しているるため仲介手数料が不要となります。

この分離発注では、専門工事別に徹底した品質管理や工期管理も可能となります。そのため高精度の施工ながら、作業効率化によるさらなるコストダウンも両立できます。

そして分譲住宅日本一を誇る東栄住宅さんならではのコストダウンとして、長年にわたって建材などのメーカーと安定的、計画的な取引を行ってきた実績と信頼に基づき、直接の交渉により極限まで仕入れ値を抑えています。供給棟数日本一のスケールメリットにより、仕入単価、工事単価を合理的に抑えることで、東栄住宅さんは高品質の住宅をリーズナブルにご提供しているのです。

・東栄住宅さんの住宅における「快適な居住性」

このように自社一貫体制による計画的な住宅建設で、高品質な住宅をリーズナブルにご提供している東栄住宅さんでは、お客様が心地よく住み続けることのできる、快適な居住性、住環境についてもさまざまな工夫を凝らしております。

「断熱性」

東栄住宅さんの住宅では、前述の通り、住宅性能表示制度において、設計および実際の施工に第三者による厳密なチェックを受けた上で、最高等級にあたる断熱等性能等級4を取得しています。

この断熱等性能等級4の住宅は気密性に優れ、部屋ごとや床と天井部の温度差が小さくなるため、家の中のどこでも快適に過ごせます。また断熱性能の高さで外気の影響を受けにくくなり、空調効率が高まることで、冷暖房費も抑えられます。

さらに窓枠や窓ガラスには結露が発生しにくい設備を標準装備。また室内の湿気が壁内に侵入する内部結露を防ぐために、断熱材の室内側に「防湿層」を設置し、家屋の全般的に結露が発生しにくくなっております。

家屋の断熱材は壁に埋め込まれるため、建築後からの改良は困難となります。そのためにも東栄住宅さんでは、建設時に断熱性の高さを重視し、通常よりも厚めの断熱材を、外壁、床、天井と、屋内全面を満遍なく覆うように配置しています。

また窓では、窓枠をアルミアングルに比べて熱伝導率が低く、温暖差による結露も抑える「樹脂アングル」を標準仕様にしています。このため内装材の腐蝕をも防ぎ、住宅の長寿命化にも貢献します。窓ガラスは標準仕様の「複層ガラス」に無色透明な「高断Low-E膜」をコーティングして、採光性を確保しつつも紫外線を69パーセントカット。また室内側のガラスにコーティングした特殊金属膜の効果で、一般単層ガラスの約2倍の断熱効果を発揮します。

「日照と開放感の高い区割り」

土地の仕入れや造成から建築まで自社一貫体制で行う東栄住宅さんでは、限られた土地で日当たりと開放感を確保し、魅力的な家を造る区割りの技術を非常に得意としています。1棟1棟が自社の設計部門によって設計されるため、土地にあわせた設計が可能なのです。

その強みを活かし、日当たりや、圧迫感をさげる開放感が最大に得られるよう、分譲地全体を見据えて設計しています。他にも住居の北側を削って隣接する住宅の日当たりを確保するなど、設計にきめ細かい配慮を行っています。

このように、現場ごとにパズルのような区割りを実践した結果、業界では「東栄住宅の現場は顔がいい」と評価されています。この言葉に明確な定義はありませんが、業界内では区割りや敷地、道路、街並み全体などが優れた現場を指してそう呼ばれています。

「良好なご近所づきあいに配慮した区割りと設計」

東栄住宅さんでは、その家で長く暮らされるお客様のために。すでにお住まいのご近所への配慮も欠かしていません。

住宅の窓位置をずらす、壁を立ち上げるなど、ご近所同士お互いが気持ちよく暮らせるよう、プライバシーにも配慮しています。給湯器や換気扇などが発する熱や臭い、音がお互いの窓と接しないように、1棟ごとに配置も工夫しています。

住宅の施工中も、近隣の方々からの声にも耳を傾ける。現場監督が直接、近所の方々へご挨拶にうかがう。工事現場を囲い、プライバシーや騒音への対策、危険予防にも配慮するなどの心配りも積み重ねております。

「毎日の家事を支える間取りの動線設計」

ご家族での生活では、料理、掃除、洗濯などの家事が毎日の仕事となります。この家事は、住宅内の家事動線に工夫をすることで、使い勝手が格段によくなります。東栄住宅さんではこの家事動線について、キッチン、洗面所、階段の家事動線を集中させる。水まわりを二階にそろえる。洗面所への入り口をキッチンと階段の二ヵ所に設けるなど、経験豊富な女性設計士の視点を活かし、家事をはじめ家族での生活を楽しく効率的にする、さまざまな間取りプランを豊富にご用意しております。

「車の出し入れがしやすい駐車場」

東栄住宅さんでは住宅内の駐車場についても、周囲の住宅の状況に合わせ、それぞれの住宅の日当たり、開放感、プライバシーなど踏まえつつ、敷地と接道路の関係を考慮して、各棟ごとに駐車場の位置を調整しています。

また現場によっては角度が急である、周辺の建物が迫るなど、車の出し入れが難しくなるケースもございます。その場合は、建物の「隅を切る」ことにより、敷地内での車の取り回しを向上させています。

「リビングと一体感を持たせた和室」

東栄住宅さんの和室は、使い勝手のよい「引き戸(引き込み戸)」が基本仕様になっています。通常の引き違い戸は、引き込むスペースが不要なため省スペース低コストになる反面、戸の左右どちらか一方が塞がるため、開口部が狭くなります。

東栄住宅さんの引き戸は引き込みスペースが必要となりますが、開口部を大きく取れるため。リビングと隣接する和室などに一体感と開放感をもたらすことができます。

・東栄住宅さんのアフターサポート「無料定期健診」「最大30年間の住宅保証」「お引渡し後も相談受付」

東栄住宅さんでは、アフターサービス基準に基づき、住宅のご購入後も、さまざまなアフターサポートを実施しております。

まず高品質で快適な住宅機能を長期にわたって維持するため、東栄住宅グループの東栄ホームサービス株式会社さんにより、お引渡しから3ヶ月、2年目、5年目、10年目、15年目、20年目、25年目と、最大7回の無料定期点検を実施しています。

また東栄住宅さんでは、基本的に10年間の品質保証を用意しておりますが、お客様が保証期間の延長をご希望される場合は、延長保証点検および必要に応じた有料メンテナンス工事を実施することにより、基礎部や構造躯体などの長期保証部位について、さらに期間を延長して、お引渡しより最大で30年間の保証を行っております。

また東栄住宅さんでは、お客様との関係は住宅の販売で終わりではなく、お引渡しからが本当のおつきあいのスタートだと考えています。

東栄住宅さんでは、年間13,000件におよぶアフターサービス、点検を実施しており、その蓄積されたノウハウで、お客様の状況に応じた適切なアドバイスを差し上げることが可能です。

また顧客管理システムには、アフターサービス発生時の原因、要因、対応内容が管理カルテとして詳細に記録されています。この履歴の検索により、トラブルの発生時には、迅速かつ的確な処理ができます。もちろん定期点検以外にも万が一の不具合の際には、迅速に対応し、状況に応じた的確なアドバイスをいたします。

お客様が住宅を購入された後も、東栄住宅さんは住まいのホームドクターを長く務めます。いつでも気軽にご相談ください。

・東栄住宅さんの注文住宅「住楽」およびリフォーム事業について

ここまで記してきた東栄住宅さんの住宅の特長は、主に分譲住宅「BLOOMING GARDEN」のものになりますが、長期優良住宅であること、中宅性能表示制度における等級の取得など、主な住宅性能については、注文住宅の「趣暮」にも共通しています。

東栄住宅さんの注文住宅「趣暮」の商品プランは、ただひとつしかございません。

それは「フルオーダー住宅をしっかり現実的な価格でご提供します」というものです。

「趣暮」は、注文住宅でもご予算に合わせて、お客様のご希望や夢のままに最適なプランを提供するフルオーダー住宅。一定のベースプランを元に、間取りや設備などの選択肢をプラスできるパターンオーダー住宅。複数のプランから既望や予算に合わせて選択するコスト重視の規格型住宅まで、さまざまな形式をお選びになれます。

また家のコンセプト作りから完成まで、ひとりの営業担当者が一貫してサポートし、設計担当者や現場監督などとチームを組んで作業を進めるため、お客様のご自宅に対するご要望を一部も取りこぼすことなく、確実に実現してゆきます。

またコストパフォーマンスについても、前述した飯田グループさんの総合力や、資材の一括導入によるスケールメリット。自社一貫体制によるコストダウンをはじめ、総合住宅展示場でのモデルハウス出展を行わず、一定期間で売却して費用を回収できる「街角リアルモデル」を自社の土地に建設すること。お客様や関係会社に新しいお客様を紹介していただくことでの広告宣伝費用などの削減によって、高いコストパフォーマンスを誇る注文建築を実現しています。

リフォーム工事に関しても、東栄住宅さんのアフターサービス部門から独立した子会社、東栄ホームサービス株式会社さんが担当します。

東栄ホームサービスさんは、東栄住宅さんの住宅の定期点検、メンテナンス工事なども担当しており、元は同じ会社であったために、分譲戸建住宅の実績が非常に豊富であり、その長所、短所、どちらも知り尽くしています。

そのため住宅の弱点の補強から、長くお住まいのお客様が、歳月と共に変化してゆくライフスタイルに合わせたリフォームなど、豊富な経験とノウハウに基づいた効果的なリフォームをご提案しております。

【東栄住宅様の住宅におけるテレビアンテナ工事】

このように東栄住宅さんの住宅「BLOOMING GARDEN」「趣暮」などでは、耐震性や断熱性などの高い住性能をはじめ、劣化対策やメンテナンス性、その他、居住性を高めるさまざまな工夫が凝らされており、住宅性能表示制度でも多くの項目で高い等級を誇る高品質な住宅を提供しております。

また飯田グループに属するため、豊富なノウハウによる建築の効率化、スケールメリットやグループ連携による資材コストの削減などによるローコスト化で、価格も非常にリーズナブルであり、最大30年にわたる長期保証などのアフターフォロー制度も備えております。

東栄住宅さんの戸建住宅における地デジなどテレビアンテナ工事は、建売住宅や注文建築ではオーナー様のご入居の前に、ご要望に応じたものを、専門のアンテナ工事業者が設置することになります。

マンションではほとんどの場合が屋上に、棟内の全戸で使用できる地デジ、BS/CS共用アンテナの設置や、ケーブルテレビ、光回線などの設備が整えられているため、アンテナ工事の必要はまずございません。

東栄住宅さんにて戸建住宅や注文建築をご購入される場合、テレビアンテナの設置工事については、まずは担当するアンテナ工事業者が、お客様のご覧になりたい地デジ、BS/CSのテレビ(TV)放送など、アンテナに関するご要望を確認いたします。

お客様のテレビアンテナ設置工事へのご要望では「地デジ受信の性能が安定して故障しにくいアンテナを」「CS/BSのテレビ(TV)放送を観たい」といった基本的なことから、

「価格の安いアンテナにしたい」

「できるだけ工事の費用を抑えたい」

「家屋の外観を崩さないアンテナがほしい」

「屋内の各部屋でテレビ(TV)を観たい」

「テレビ(TV)への配線を目立たなくしたい」

など、さまざまなものがございます。

特に東栄住宅さんは関東地方を中心に事業を展開しているため、地デジ放送の東京MX、テレビ神奈川(tvk)、千葉テレビ(CTC、ちばテレ)、テレビ埼玉(TVS、テレ玉)、栃木テレビ(GYT、とちテレ、とちぎTV)など特定の都道府県を対象にした、いわゆる地方テレビ局(地方チャンネル)のテレビ(TV)番組を、別の都道府県でも視聴できるアンテナ設置工事は可能か、というご相談も多く聞かれます。

関東地方を例に挙げると、いわゆる東京MXなどの地方テレビ(TV)局、地方チャンネルは、基本的に東京都内の東京MX、神奈川県のテレビ神奈川など、その都県のみを対象とするローカルテレビ(TV)放送局になります。

例えば東京MXは、主に東京スカイツリーから地デジ電波を発信しております。ただし通常のNHKや広域民放の地デジ電波に比べて電波の出力が弱いため、東京MXの地デジ電波はスカイツリーを中心に、神奈川県では厚木市や横須賀市あたり。埼玉県では行田市や川越市、東松山市や行田市のあたり。千葉県では野田市、成田市、八街市、木更津市のあたりまでが受信できる限界になります。また東京都内でも青梅や奥多摩など南部にあたり、スカイツリーからの東京MXの地デジ電波が届きにくい地域には、要所に中継局が設置されています。

同じように、例えば千葉県の千葉テレビでは船橋市の船橋局、埼玉県のテレビ埼玉ではさいたま市桜区の浦和局など、県内で中心となる地デジ電波放送局の他、県内の各地に中継局が設置されているため、各地方テレビ(TV)局の地デジ電波は、該当する県内のほぼ全域と、隣接して中継局に近い他都県の一部地域であれば受信できます。

ただ各地方テレビ(TV)局の地デジ電波が届く範囲の限界に近い地域では、地デジの電波状態が安定せず、安定した受信のためには高性能アンテナや、地デジ電波を増幅するアンテナブースターなどの設置が必要となるケースもございます。

また地デジアンテナは、地デジのテレビ(TV)電波を発信する電波塔に向ける必要がございます。そのため同じ地デジのテレビ(TV)電波でも、NHK、広域民放の地デジ電波を発信するスカイツリーなどの主要な中継局と、各地方テレビ(TV)局の地デジ電波を送信する中継局との位置が異なる場合は、各中継局に向けた別個の地デジアンテナ設置が必要となり、工事費用がかさむ場合もございます。

他地域の地方テレビ(TV)局が受信できる地域では、現場によっては地デジ電波が高層ビルなどに反射した「反射波」を利用し、方向の異なる地デジ電波を一台の地デジアンテナで受信できることもございますが、どのような現場でも必ず可能とは申せません。

またテレビアンテナを設置するご自宅やその場所、立地によっても、地デジ放送、BS/CS放送の受信に関して、さまざまな条件が生じます。例えば「地デジ放送局から距離が遠い」「現場の地形が複雑」「現場の近隣に高層建築がある」などの要因で地デジの電波状態が悪いという問題から「海沿いや豪雪地帯のため、サビや積雪によるテレビアンテナの故障が発生しやすい」などの問題もございます。

東栄住宅さんの戸建住宅では、このような諸条件にも対応できる、当あさひアンテナなど確かな技術をもつ専門のアンテナ工事業者が、各種のテレビアンテナ設置を担当し、住宅のスタイルや機能との調和を重んじつつ、現場の受信環境を踏まえ、安定した受信性能、デザイン性、耐久性から、費用面まで、お客様のご要望に応じるアンテナ設置を実施いたします。

また現在ではテレビアンテナによる地デジや衛星放送の受信に限らず、ケーブルテレビ(TV)、インターネットの光回線(光テレビ(TV)など)のご利用でも、地デジなどと同じ各種テレビ(TV)放送をご視聴いただけます。

東栄住宅さんが主に事業を行う関東地方では、多くの地域で東京スカイツリーからの地デジ電波が受信可能であり、また各地域には地デジ放送の中継局が数多く存在します。そのため関東一帯で地デジによるテレビ(TV)番組のご視聴が困難となることはほとんどございませんが、地域によってはスカイツリーなどの中継局から遠い、山地などになるため地デジ電波が届かないなどのケースもございます。

そのためテレビ(TV)のご視聴についても、他地域の地方テレビ(TV)局を視聴したいなどのご要望や、現場の地デジ電波状態などによっては、ケーブルテレビ(TV)や光回線をご利用されるほうが安定して多彩なテレビ(TV)チャンネルをご視聴でき、価格もアンテナ工事費用よりリーズナブルな場合もございます。その場合はアンテナの設置にこだわらず、ケーブルテレビ(TV)や光テレビ(TV)などの設置工事をご提案いたしております。

・テレビアンテナの種類

まず現在、ご家庭で用いられる基本的な地デジ用テレビ(TV)アンテナ機種は「八木式アンテナ」と「デザインアンテナ」になります。

八木式アンテナは屋根の上などによく見られる、魚の骨のような形の、昔ながらの地デジアンテナです。

日本ではアナログテレビ(TV)放送の黎明期から、テレビ(TV)アンテナとして使われている機種になります。素材や耐久力などは時代につれて進化し続けていますが、その基本設計は開発当時から変わっていません。それほど設計の完成度が高く、現在でも地デジ電波の高い受信能力を誇るテレビ(TV)アンテナ機種です。特に高所に設置できることもあり、テレビ(TV)放送局から距離が遠い、また地形が複雑な地域でも高い受信能力を発揮する優秀な地デジアンテナです。

反面、基本的に屋外に設置される八木式アンテナは風雨など自然環境の影響を受けやすく、歳月につれて確実に老朽化が進行してゆく弱点もございます。また家屋の外観を重んじるお客様からは、八木式アンテナは外観性が悪くなるというご意見をいただくこともございます。

デザインアンテナは家屋の外壁などに設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。家屋の外観を損なわない、自然環境の影響を受けにくく経年劣化を軽減できる、修理やメンテナンスも簡単など多くのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナになります。薄型でさまざまなカラーもあり、壁面のデザインとしてもマッチいたします。

また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当で、八木式アンテナと比べても地デジ受信の性能にほとんど差はごさいません。

ただデザインアンテナは八木式アンテナよりも設置位置が低い分、地デジの受信感度もやや低くなる傾向がございます。アンテナ本体価格や設置工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になります。

BS/CSテレビ(TV)放送では、従来のハイビジョン(2K)放送だけでなく、現在では超高画質となるスーパーハイビジョン、4K8Kの衛星テレビ(TV)放送に対応した、2K4K8K対応BS/CS110度アンテナが存在します。

4K8K放送では、テレビ(TV)受像機、いわゆるテレビ本体も4K8K対応のものが必要ですが、東栄住宅さんのご住宅へのBS/CSアンテナ設置工事においても、基本的に2K4K8K対応BS/CS110度アンテナが用いられています。また4K8Kなどの高画質は求めないので、そのぶん工事費用を安くしたいとお考えのお客様には、通常の2K対応BS/CS110度アンテナの設置も承ります。

・実際のテレビ(TV)アンテナ工事における各種工法

東栄住宅さんの住宅における各種のアンテナ工事で、採用できる機種や設置位置、工法などについては、当あさひアンテナをはじめ、高い技術と知識を持つアンテナ工事の専門業者が、お客様のご要望と、個々の住宅の性能やデザイン、そして電波調査によって判明した現場の受信環境を踏まえて、お住まいにもっとも適切なアンテナ工事をご提案いたします。

現場ごとに条件が異なる戸建て住宅のテレビアンテナ取り付けについても、現在では確実な地デジ、BS/CSの受信性能をはじめ、家屋の外観性の重視、アンテナの故障リスクや経年劣化を抑えるなど、さまざまな工法がございます。

当あさひアンテナでは、東栄住宅さんの住宅におけるテレビアンテナ設置について、まず住宅の性能やデザイン、他の設備などとの調和を考慮し、それらを邪魔しないよう、配線などを可能な限りシンブルに配置した、見栄えのいいテレビアンテナ工事を心がけております。シンプルな施工はその頑丈さにより、安定した受信性能やアンテナの長寿命にも大きく影響する他、メンテナンスのトラブルの際の修理もスムーズに行えるなどのメリットがございます。

地デジアンテナの機種や各種テレビアンテナ設置工事における、アンテナ設置の位置や工法などについては、お客様のご要望を元に、東栄住宅さんより工事の技術力を認められた、当あさひアンテナをはじめアンテナ工事の専門業者が、ご自宅で受信できる地デジの中継局や、現場の地デジ、衛星放送の電波状態などを確認し、もっとも適切なアンテナ設置工事をご提案いたします。

テレビアンテナの設置についても、現在では綺麗なテレビ(TV)画面を視聴できる確実な受信性能を維持しつつ、家屋の外観性の重視から、アンテナの故障、経年劣化などを抑えるための、さまざまな工法もございます。

基本的に東栄住宅さんの住宅におけるテレビアンテナ設置の場合、どのようなアンテナ工事であっても、まず家屋の特性や住宅機能、他の設備などとの調和を重視して、配線などがシンプルに整理された見栄えのいいテレビアンテナ設置を行なっています。見栄えのいい施工には安定した地デジ、衛星放送の受信とアンテナの長寿命を実現する他、メンテナンスや万が一のトラブルの際の修理もスムーズに行えるというメリットがございます。

やや大型になる八木式アンテナやBS/CSパラボラアンテナでは、例えば壁面やベランダの外、内側など、風雨を受けにくい位置に設置して老朽化を軽減する工法がございます。

ベランダ内側への設置では空間を少し消費いたしますが、その分、老朽化や故障のリスクを抑えられ、メンテナンスも簡単になります。ただテレビアンテナは基本的に、地デジ電波を発信する放送局や、衛星放送の電波の方向にアンテナを向けることが必須となるため、ご自宅の位置や角度などの条件により、ご自宅内でもアンテナを設置できる場所に制約が生じます。その点はどうかご承知おきください。

またご自宅が海に近い場合は、潮風により八木式アンテナやBS/CSアンテナのサビが進み、故障や寿命低下を招く塩害が、積雪の多い地域ではアンテナへの積雪により受信不良や故障、寿命低下を招く雪害が生じることもございます。

他にも台風や強風の多い地域では、やはり風雨によるダメージの蓄積などもあり、現場の自然環境によって、テレビアンテナにさまざまな影響が発生するケースが考えられます。

このような自然環境からテレビアンテナを守る対策としては、塩害ではアンテナ本体や固定具、ケーブルなども含めて錆びに強い抗サビ、対塩害仕様のものを使用する。雪害では通常より取付金具の強度(耐荷重)が高く、表面に雪が付着しにくい加工がなされた雪害対策用のアンテナを用いるなどの方法がございます。

さらにテレビアンテナや接続部全体を覆う「レドーム」と呼ばれるカバーを装着することで、雪害、塩害をはじめ、さまざまな自然環境や経年劣化への対策に高い効果が得られます。

また当あさひアンテナをはじめ、アンテナ工事専門の職人は、その住宅の品質にふさわしい高いテレビアンテナ設置技術を備えております。

弊社の場合では、例えば八木式アンテナでは、専門的な技法によりアンテナケーブルや接続各部に防水テープを隙間なく巻きつけ、浸水や塩分による腐食を阻止する緻密な施工を行っており、潮風や強風、積雪などの影響を受けやすい地域でも、通常の八木式アンテナと代わらない強度と寿命をお約束いたします。

壁面に設置するデザインアンテナでは自然環境への抵抗力が高くなりますが、弊社では壁に取り付ける際のネジ穴に防水用シリコンを埋め込み、穴からの浸水などによる腐食を防止するなど、家屋の品質を損ねないアンテナ設置工事を実践しております。

またデザインアンテナでは、ご自宅の外観にまったく影響を与えず、降雪や潮風など自然環境の影響も受けず、経年劣化を最小限に抑える工法として、屋根裏(天井裏)の空間にデザインアンテナを設置する工法もございます。

ただ屋根裏へのデザインアンテナ設置は、屋根という外壁を隔てるため、どうしても屋外より地デジの電波状態が低下いたします。

そのため現場の地デジ電波状態やご自宅の屋根裏空間の形状、断熱材の素材などの条件によっては、設置スペースが確保できない、地デジ電波が受信できないため工事が不可能となるケースや、別料金で高性能アンテナやアンテナブースターなどの設置が必要となり、工事の価格が上昇するケースもございます。その点は何とぞご了承ください。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。