地震や台風によるテレビアンテナの故障は火災保険で修理費用が出るってホント?
21世紀、令和の現代社会は、極めて高度な情報化社会です。人々はスマートフォン、タブレットなどを手に、いつ、どこにいても、ほとんどの場所で必要な情報にアクセスできます。さらにインターネットの動画サイト、配信サイトなどの充実により、映画やテレビドラマなどの映像作品ですら、いつでもどこでも観ることか可能になっています。
しかしそんな令和現在でも、やはりご自宅にあるテレビは生活に欠かせない存在です。家でテレビをつければ、地上波デジタル放送により、いつでも無料でドラマ、アニメ、バラエティ番組などの最新コンテンツや報道番組に触れることができます。また大きな地震や台風などの災害の際には、テレビの地デジ放送は現在でももっとも有力な情報源のひとつとなります。さらに今日ではBS/CS衛星放送も普及し、地上波では観ることのできない番組も視聴できます。特にCSの有料チャンネルであれば、映画、音楽、教養、また時代劇やアニメ、往年のドラマ作品など、より自分の好みに合わせたチャンネルを選択できます。
このように現在でもテレビの楽しみ方も多様化していますが、いまも昔も変わらないものは、不慮の事態によるテレビなど故障、機器のトラブルです。どのような機械も長く使っていれば、各部分の経年劣化によりどこかにトラブルが生じてまいります。特に近年のテレビは高機能、多機能化が進んでおり、複雑化している分、細かい部分のトラブルも起こりやすいともいえます。
もしこれまで普通にご覧になっていたテレビが、ある日突然、番組を映し出さなくなったら……?
それがアンテナや接続ケーブル、またはB-CASカードのトラブルなどであれば、ご自宅で修復できるケースが多くなります。またテレビ本体の故障であっても、今日ではご家庭にテレビが複数台あることも珍しくなく、さほど問題になることもございません。
問題は、テレビアンテナにトラブルが生じた場合です。ほとんどの場合、テレビアンテナはご家庭一家に一台というのが普通です、そのためテレビアンテナにトラブルが発生すれば、そのご家庭ではテレビ番組のご視聴がまったくできなくなります。そしてテレビアンテナのトラブルは、ご家庭で簡単に修理できる性質のものではございません。
特にこの日本は、地震や台風、また地域によっては大雪などの発生が多い国です。地デジやBS/CSなどのテレビアンテナは基本的に屋外に設置するものであるため、激しい地震、台風などが発生した場合、アンテナの倒壊などが起こってテレビが視聴できなくなることも珍しくありません。そしてアンテナが倒壊するほどの災害では、他にも屋根瓦や雨どい、外壁や窓ガラスなど、家屋の各所にも被害が出ているケースが多くなります。
災害時こそ情報収集が大切になりますが、アンテナが倒れてはテレビ放送も試聴できなくなります。さらにアンテナをはじめ、災害で受けた家屋の破損部を修復するには、かなりの修理費が必要となり、ご家庭にとっては大変な負担となります。
しかし、地震、台風などの災害によってテレビアンテナが倒壊するなどアンテナに被害が出た場合、ご家庭で加入されている「火災保険」で修理費が補償されるケースがあることをご存じでしょうか?
ここでは、災害によってアンテナの故障が発生した場合、火災保険で修理費が補償されるケースや、補償の条件から、具体的な申請の手順まで、徹底解説いたします。
もしもの災害の際も、火災保険の申請は煩雑と思われる方も多いでしょうが、本ページの説明を元にすれば、無駄なく簡単に保険の申請を進めることができます。地震、台風などで家屋に被害が出た場合、その修理費用は総額で数十万円から百万円を超えることも珍しくありません。万が一の災害の際も、火災保険を的確に利用することによって修理費用を抑えつつ、テレビアンテナを含めたいち早い家屋の復旧が可能になるのです。当ページをご覧の皆様にも万が一に備えて、適切な知識を身につけていただければ幸いです。
主要な火災保険会社への問い合わせ先一覧
まず最初に、現在、ご自宅をお持ちで火災保険にご加入されているお客様で、加入している火災保険の詳しい契約内容がわからない、また保険会社を含めて保険内容を見直したいとお考えの方のために、火災保険を取り扱う主要な損害保険会社への連絡先を記しておきます。
各社のサイト内にて詳しい保険プラン、サービス内容、またインターネット上の問い合わせ先なども確認できますので、ご参考になれば幸いです。(50音順)
「あいおいニッセイ同和損害保険」
・タフ すまいの保険
電話窓口:0120-024-024
(ご契約者様の事故、トラブルのご連絡:24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
有料電話:0276-90-8850
(上記回線をご利用いただけない場合はこちらへ)
電話窓口:0120-101-101
(保険についてのお問い合わせ:平日09:00~18:00、土日祝09:00~17:00(12/31~1/3を除く))
公式サイト:https://aioinissaydowa.co.jp/personal/product/tough/house/
「AIG損害保険株式会社」
・ホームプロテクト総合保険
電話窓口:0120-016-693
(平日および土日祝09:00~17:00(年末年始を除く))
公式サイト:https://www.aig.co.jp/sonpo/personal/product/house/homeprotect
「SBI損害保険株式会社」
・SBI損保の火災保険
電話窓口:0800-170-7450
(加入のお問い合わせ:平日09:00~20:00(水曜17:30まで)、土日祝10:00~20:00(12/31~1/3を除く))
電話窓口:0800-170-5022
(ご契約者様のお問い合わせ:09:00~17:30(土日祝、12/31~1/3を除く))
有料電話:0570-200-827
(上記回線をご利用いただけない場合はこちらへ)
電話窓口:0800-919-0368
(ご契約者様の事故、トラブルのご連絡:24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
有料電話:0570-550-629
(上記回線をご利用いただけない場合はこちらへ)
公式サイト:https://www.sbisonpo.co.jp/kasai/
「共栄火災海上保険株式会社」
・安心あっとホーム
電話窓口:0120-719-505
(保険のお問い合わせ:平日09:00~17:00(土日祝、年末年始を除く))
電話窓口:0120-044-077
(ご契約者様の事故、トラブルのご連絡:24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
公式サイト:https://www.kyoeikasai.co.jp/personal/residence/athome.html
「ジェイアイ傷害火災保険株式会社」
・ieho いえほ
電話窓口:0120-399-061
(ご契約者様の事故、トラブルのご連絡:24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
メールアドレス:ieho@jihoken.co.jp
公式サイト:https://www.jihoken.co.jp/kasai/ih/?agentCode=HM003000101
「セコム損害保険株式会社」
・セコム安心マイホーム保険
電話窓口:0120-756-602
(月曜から金曜09:00~17:00(祝日休日および12月31日~1月3日を除く))
公式サイト:https://www.secom-sonpo.co.jp/anshinmyhome/
「セゾン自動車火災保険株式会社」
・じぶんでえらべる火災保険
電話窓口:0120-251-024
(24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
有料電話:050-3786-1024
(上記回線をご利用いただけない場合はこちらへ)
公式サイト:https://www.ins-saison.co.jp/eraberu/
「ソニー損害保険株式会社」
・ソニー損保の新火災保険
電話窓口:0120-957-930
(09:00~18:00(年末年始を除く))
公式サイト:https://www.sonysonpo.co.jp/fire/
「損害保険ジャパン日本興和株式会社」
・THEすまいの保険
電話窓口:0120-727-110
(旧損保ジャパンでご契約のお客様:24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
電話窓口:0120-250-119
(旧日本興亜損保でご契約のお客様:24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
有料電話:0422-35-4219
(上記回線をご利用いただけない場合はこちらへ)
公式サイト:https://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/habitation/sumai/
「大同火災海上保険株式会社」
・DAY‒GO!すまいの保険
電話窓口:0120-671-071
(保険についてのお問い合わせ:09:00~18:00(土日祝および12/31~1/3を除く))
電話窓口:0120-091-161
(ご契約者様の事故、トラブルのご連絡:24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
「東京海上日動火災保険株式会社」
・トータルアシスト住まいの保険
電話窓口:0120-119-110
(24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
公式サイト:https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/live/total_assist/
「日新火災海上保険株式会社」
・「住自在」すまいの保険
電話窓口:0120-077-231
(平日09:00~20:00、土日祝10:00~17:00(年末年始休業))
公式サイト:https://direct.nisshinfire.co.jp/jiyujizai/
「三井住友海上火災保険株式会社」
・GKすまいの保険(すまいの火災保険)
電話窓口:0120-258-189
(ご契約者様の事故、トラブルのご連絡:24時間365日受付・年中無休・通話料無料)
電話窓口:0120-560-611
(保険についてのお問い合わせ:平日9:00~19:00、土日祝9:00~17:00・通話料無料)
公式サイト:https://www.ms-ins.com/personal/kasai/
「楽天損害保険株式会社」
・ホームアシスト(家庭総合保険)
電話窓口:0120-120-555
(24時間365日受付・年中無休)
公式サイト:https://www.rakuten-sonpo.co.jp/family/tabid/989/Default.aspx
ご家庭で用いられる主なテレビアンテナ
まず現在、ご家庭で使用されるテレビアンテナの機種についてご説明します。基本的にご家庭に設置されるテレビアンテナは、地上波デジタル受信のための地デジアンテナ。そしてBS/CSをご覧になりたい場合は、BS/CS110度アンテナも設置することになります。
現在、ご家庭で地デジアンテナとして用いられる主な機種は「八木式アンテナ」と「デザインアンテナ」になります。
「八木式アンテナ」
八木式アンテナとは、よく屋根の上に見られる、魚の骨のような形をした地デジアンテナです。一般的にテレビアンテナといえば、この形状を連想する方も多いのではないでしょうか。
八木式アンテナは、正式には「八木・宇田式アンテナ」といいます。これは開発した八木秀次博士と宇田新太郎博士からとった名称であり、一般的には八木式アンテナ、八木アンテナなどと呼ばれます。
八木式アンテナは、2021年現在より95年前になる1926年(昭和元年)に八木博士が特許を取得。日本では1953年(昭和28年)2月1日にテレビ放送の本放送がはじまって以来、時代につれて素材や耐久性は改良され続けていますが、基本設計は当時から変わらないまま、今日でも地上波デジタル放送のテレビアンテナとして利用され続けています。それだけ基本性能と信頼性の高いアンテナといえます。2016年(平成28年)には世界最初の超短波アンテナであるということから、「未来技術遺産」の通称で知られる、国立科学博物館の重要科学技術史資料にも登録されています。
八木式アンテナのメリットは、なんといっても、指向性の高さにより確実に電波をキャッチできる点です。八木式アンテナが現在の地デジ放送の電波をキャッチするのに必要な高度は、およそ3メートルから10メートル程度で、一般的な住宅であれば屋根の上に設置するのが適切です。日本国内であれば、地デジ電波の微弱な地域でも、的確な位置と角度でアンテナを設置することにより、まず確実に問題なく地デジ放送を視聴することができます。
八木式アンテナのデメリットは、ほとんどの場合、屋根の上などの屋外、吹きさらしの場所に設置するため、風雨などの影響を受けやすく、確実に経年劣化が進むという点です。また多くは屋根の上に位置するため、専門の業者でないとアンテナ修理や交換、メンテナンスなどが困難にもなります。
八木式アンテナの寿命は、平均して設置から10年程度と言われます。しかし海沿いで潮風により部材の錆びが進行しやすい、また強風、台風などの多い地域や豪雪地帯など、自然環境によるアンテナへの負担が多い地域では、より寿命が短くなるケースもございます。
また昔ながらの実用性一点張りの形状であるため、家屋のデザイン性を重視するお客様には外見性で不満を感じられることもございます。
「デザインアンテナ」
デザインアンテナとは、主に家屋の外壁などに設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナのことです。
元より八木式アンテナの弱点を解消すべく開発されたアンテナであり、八木式アンテナよりは比較的、低い位置になる、家屋の壁面などに設置するテレビアンテナになります。平面薄型であるため家屋の外観を損なわない。自然環境の影響を受けにくく経年劣化を軽減できる。設置位置が低いため脚立などを使えば修理やメンテナンスも簡単になるなどメリットが多く、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナになります。
デザインアンテナのデメリットとして、八木式アンテナに比べると受信感度が低いという意見はよく聞かれます。ただこれは、双方のアンテナの最高性能の機種を比べた場合の話になります。
アンテナの受信感度は素子(エレメント)で決まります。この素子数とは、八木式アンテナで言えばアンテナの横棒の数であり、外見から素子が見えないデザインアンテナでは「20素子相当」のような言い方で性能を示します。
この素子数の上限では八木式アンテナのほうが高くなりますが、一般的なご家庭でよく使われる20素子相当のテレビアンテナは、現在ではデザインアンテナにも存在し、通常型の八木式アンテナと比べても受信性能にほとんど違いはございません。ただ一般的にデザインアンテナは八木式アンテナよりも設置位置が低くなる分、受信感度もやや低くなる傾向がございます。
その他、デザインアンテナのデメリットとしては、アンテナ本体価格や設置工事費が八木式アンテナに比べてやや割高である点。設置位置の高さや角度などの制約が多くなり、その分、電波受信能力が低くなるケースがある点などがございます。現場の条件など、場合によってはアンテナにブースター(増幅器)などの設置が必要になり、デザインアンテナ本体とアンテナ工事費用の基本価格に加え、機材費などの追加費用が必要になることもございます。
「BS/CS110度アンテナ」
BS/CSを受信するBS/CS110度アンテナは、基本的は白いお皿状の円盤のような形をしたパラボラアンテナになります。近年では通常の2K(フルハイビジョン)放送だけでなく、2Kのそれぞれ4倍、16倍の解像度を持つ4K8K放送を受信できる2K4K8K対応BS/CS110度アンテナが多くなっています。
このようなBS/CS110度アンテナは、人工衛星から発信される電波を受信することになるため、円盤状のアンテナを正確に人工衛星の方向へと向けねばならない上、悪天候の場合や、アンテナとの人工衛星との間に建築物などの障害物がある場合は電波が遮断され、受信不能になるケースもございます。そのため設置位置に関しては、機材や洗濯物、庭木などが障害にならないか、また将来にわたって、アンテナの先に障害物となる建物などが建設されないかなどを考慮する必要がございます。
・テレビアンテナは地震や台風などで故障するものなの?
八木式アンテナ、デザインアンテナ、BS/CS110度アンテナとも、当あさひアンテナはじめ、施工技術に自信と責任を持つプロの業者によって設置されたものであれば、あらかじめ強風や地震なども想定した施工を行うため、通常の強風や、多少の地震などでそう簡単に倒れるものではございません。
ただ、アンテナは基本的に屋外に建てるものでもあり、どのようなアンテナであっても、やはり設置から年月が過ぎると、老朽化によって徐々に耐久性は低下してゆくものです。さらに自然は、ときとして予想外の猛威を振るうこともございます。
また、いかに現在のアンテナや固定器具の耐久性が高く、アンテナ業者が施工技術を駆使したとしても、その強度には限界もあり、あまりにも激しい地震や台風などの場合は、残念ながら八木式アンテナが倒れるなどのトラブルが発生することもございます。
災害の影響を受けやすいアンテナ機種は、やはり八木式アンテナです。主に屋根の上などの吹きさらしに建てる八木式アンテナは、経年劣化が起こりやすい機種になります。また海沿いの地域や豪雪地域、風の強い地域などでは、錆が進行しやすくなる塩害、また風害、雪害によるダメージの蓄積も考えられます。そのため、設置からある程度の年月が過ぎた八木式アンテナでは、強い台風や地震などが発生すると倒壊する可能性が生じてまいります。
またBS/CS110度アンテナについても、衛星放送の電波が受信できる範囲、すなわちアンテナを向ける角度の範囲が地デジアンテナに比べて狭いため、地震などでアンテナにずれや歪みが生じると受信不能になるケースが多くなります。またパラボラアンテナという円盤のような形状から、風雨なども影響も受けやすくなります。
デザインアンテナは八木式アンテナなどに比べると、経年劣化や地震、台風などの災害に対しては格段に強い機種になります。壁面に設置したデザインアンテナにおいて、地震、台風などの影響でトラブルが発生するケースは滅多にございません。
ただ、デザインアンテナでも現場の電波条件などによっては、住宅の一部などから伸ばしたポールの先などに設置するケースもあり、施工法によっては地震、台風などの影響をやや受けやすくなることもございます。
また極めてレアケースではありますが、強風で飛ばされたものがアンテナにぶつかってトラブルが生じることもあり、デザインアンテナも、地震、台風などの災害によるトラブルの可能性は非常に低いものの、100パーセント安心とはいかないのが現実です。
地震や台風などでアンテナが倒れたら「火災保険」を適用できるのか?
ここでは実際に、地震や台風などに見舞われたご家庭で、テレビアンテナが倒れる、地デジが受信できなくなるなどのトラブルに見舞われた場合を考えてゆきます。テレビアンテナにトラブルが生じるほどの地震、台風などの場合、アンテナだけでなく、瓦屋根や外壁など、家屋の各所にさまざまなトラブルが生じていることが想定されます。
お住まいの方にとっては、ただテレビが視聴できなくなっただけではなく、家屋のあちこちに生じた故障、破損などの後片付けや修理で手間も費用もかかり、頭の痛いことでしょう。特に災害のあとなど、テレビのニュースなどで情報を得るため、まずテレビアンテナを早急に修理したいところだと思われます。
そこで、台風、地震などでテレビアンテナが被害を受けた場合には「火災保険」でアンテナの修理費を申請できるケースがございます。
「え?火災保険なのに地震や台風でも保証されるの? しかも家ではなくてテレビアンテナを?」と思われる方も多いでしょう。
実は「火災保険」は火事に遭った場合だけでなく「風災」「雹(ひょう)災」「雪災」「水災」など、さまざまな自然災害によって家屋などが被害をうけた場合も対象になるのです。
「風災保障とは?」
風雨などの他、雷、雪、雹、さらには隕石、また風に飛ばされてきたものや外部からの落下物など、自然災害によってアンテナが損壊した場合には、火災保険に含まれる「風災保証」によって修理費が補償されるケースがございます。
そして風災保障を含む、住宅の火災保険では、「建物」すなわち住宅および「建物の付帯物」に保険適用が認められています。
もちろんテレビアンテナも「建物の付帯物」に含まれるため、例えば地震や台風などで八木式アンテナが倒れた場合はもちろん、積雪による倒壊、またアンテナの種類を問わず、台風で飛ばされた物や、地震などで落下した者がアンテナに当たるなどして壊れた場合も、保険が適用される可能性は十分にございます。また台風とまでゆかなくとも、通常の強風などで八木式アンテナが倒れた場合も、一定以上の風速であれば保険の対象となる可能性が高くなります。
テレビアンテナ以外では、台風、暴風などで屋根瓦が飛ばされた。積雪の重みでカーポートが崩壊した。大雪で雨どいや窓などが壊れた。台風で飛ばされた物や雹などで窓ガラスが壊れたなどの場合も、風災保障の対象になります。
台風や地震以外では、非常にレアなケースですが、交通事故などでご自宅に自動車がぶつかる、野球のボールや隕石などが家屋に当たる、暴動などの騒擾に巻き込まれるなどして、アンテナをはじめ建物や付帯物が損壊した場合も、風災保障の対象となるケースがございます。
火災保険の会社やプランによってアンテナ故障時の支払い条件が違う?
ただ火災保険にもさまざまなプランがあるため、ご加入の火災保険の契約内容、また被害の程度によっては、地震、台風などの災害によるアンテナの故障には対応できない場合もございます。以下、火災保険の基本事項についてご説明いたします。
「火災保険の対象となるものとは? ~アンテナや家具も補償してもらえるの?~」
火災保険の対象は、基本的に「建物」と「家財」の2種類に分けられます。
「建物」は文字通り一戸建てやマンションの基礎部や外壁、建物の基礎部分のこと。特に戸建て住宅では、塀や門、車庫なども建物扱いとなります。また基礎部分に直接備え付けてある冷暖房の設備、浴槽、キッチン、畳や建具なども「建物の付帯物」として対象になります。テレビアンテナも、この「建物の付帯物」に含まれます。
「家財」とは主に建物の中にある家財道具のことで、家具や家電製品、食器、日用品などが対象となります。また保険会社によっては、家の中に保管されている貴金属、宝飾品なども保険対象に含まれることもあります。
基本的に火災保険の対象は、契約時に「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財の両方」の3通りから選ぶことができます。しかし一般的には、特に一戸建ての持ち家の場合は「建物と家財の両方」を保険の対象にすることが多くなります。また賃貸住宅の場合は、建物部分は大家の所有物になるため、入居者が加入する火災保険は、必然的に「家財のみ」になります。
そしてテレビアンテナの故障について、火災保険で補償を受けるためには、「建物のみ」「建物と家財の両方」のどちらかの火災保険に加入している必要がございます。
「火災保険料はどうやって決まる?」
一戸建ての持ち家に住まわれる方が、火災保険に加入する場合、火災保険料は家屋のさまざまな条件によって異なってまいります。
主要な条件は、以下のものになります
・建物の構造
火災保険の契約では、対象となる建物は、鉄筋コンクリート造のマンションなどの「M構造」。鉄骨造やツーバイフォー構造の一戸建てなどの「T構造」。木造の一戸建てなどの「H構造」の三種類に分けられます。
この構造は、「M構造」「T構造」「H構造」と、建物の燃えにくさの純になっており、燃えにくい構造であるほど火災保険料は安くなります。この建物の構造は、火災保険料の金額にもっとも大きく影響する要素です。
・建物の延べ床面積
住宅の建物が大きいほど、火災をはじめとする災害時の被害も大きくなります。したがってお住まいの住宅の、延べ床面積の広い建物ほど保険料も高くなります。
・建物の所在地
お住まいの住宅が、火災、台風などの被害に遭われる危険性は、地域によって異なってきます。例えば住宅密集地であれば、延焼被害を受ける可能性が高くなります、また河川の近くであれば水害を受ける可能性が高まります。台風の被害が多いかどうかも、地域によって異なってきます。このような所在地の条件によっても、火災保険料は異なってきます。
・補償対象の範囲や特約の追加
前述した通り、火災保険の補償対象は基本的に「火災」や「落雷」「破裂・爆発」「風災」「雹災」「雪災」などになります。保険会社によってはこれに加えて、補償範囲に「水災」を加える。「失火見舞費用特約」などの特約を付帯させることもできます。しかしこのような補償対象の拡大や特約の追加を行うことで、保険料は上がってゆきます。
・住宅の建築年数や耐震性能、その他の要素による割引
特約などで地震保険を付帯する場合は、築年数や建物の耐震制度によって、地震保険料の割引が受けられるケースもございます。
1981年(昭和56年)6月1日には建築基準法改正による新耐震基準が施行されており、それ以降に建築確認を受けた建物は新耐震基準を満たしているとして、地震保険料割引の対象となります。また国が定めている住宅性能表示制度において、耐震等級、耐火等級などが高い住宅では、保険料の割引が受けられることが多くなります。他にも各保険会社が、独自の割引設定を行っていることもあります。
「火災保険を取り扱う会社の種類について ~大手保険会社とネット保険はどこが違うの?~」
現在、火災保険を取り扱う会社には、主に2種類ございます。ひとつは古くからある「三井住友海上」さんや「損保ジャパン」さんといった、主に財閥系などの大手損害保険会社です。そしてもうひとつは、近年になって新規参入をはじめた「セコム安心マイホーム保険」さんや「ソニー損保」さんなどの「ネット系損害保険会社」です。それぞれの特徴は。以下の通りです。
・大手損害保険会社
大手損害保険会社による火災保険のメリットは、なんといっても歴史ある大手企業であることの信頼性、安心感です。そのため万が一の損害の際には確実に、安心して保証を受けられます。
また保険のプランや付帯内容など選択肢も細かく、代理店の営業担当者が自宅まで出向いて、火災保険に関する基礎知識から、実際の商品(保険)の詳細、おすすめのプランなどについて、詳しく説明してくれます。そのためお住まいの条件やお客様のご希望に、オーダーメードの洋服のようにピッタリの保険内容を無駄なく選ぶことができます。
申込書もお客様へのヒアリングの上で担当者が作成してくれるため、お客様はサインをするだけで契約が完了します。
一方、大手損害保険会社のデメリットとしては、プランが詳細で選択肢が多岐にわたるため、完全に理解するまでやや時間がかかること。そしてお住まいに最適のプランを選択するためには、自ら代理店に出向き、担当者との相談を重ねる必要があること。また必要な書類や資料を取り寄せる必要があり、総じて保険プランを決めて契約に至るまでに手間がかかることなどが挙げられます。
・ネット系損害保険会社
ネット系の損害保険会社のメリットは、ネット系といわれる通り、インターネット環境を通じて、公式サイトから24時間、365日いつでも申し込みができることです。さらに詳細な選択肢がメリットでもデメリットでもある大手損害保険会社に比べ、ネット系損害保険会社の火災保険は、サイト上の説明ですべて理解できるよう、非常にシンプルな商品設計になっています。
もちろんネット系損害保険会社でも、ほとんどの会社は専用の電話相談窓口を設置しているため、わからないことがあれば直接、質問して確認することもできます。
また保険料も、価格自体は住宅の条件や保険のプランによって異なってまいりますが、大手損害保険会社の保険料に比べると、おおむね1割強ほどの割安になります。これはネットを利用して、シンプルなプランにすることでコストを抑えることができるためです。
逆にネット系損害保険会社のデメリットは、プランが限られていることが挙げられます。
例えば火災保険に関するすべての保険を含むプランに加え、そこから水災への保険を外して価格を抑えたプラン。水災に加え飛来、落下物や盗難への保険を外してより価格を抑えたプランなど、多くのネット系損害保険会社では、火災保険の内容が数パターンのプランに固定されており、お客様が自分で細かく保険の条件について取捨選択できることは少なくなります。
「火災保険が受け取れるようになる被害額とは ~“フランチャイズ方式”と“免責方式”~」
さて、ここからは実際に台風や地震などで、テレビアンテナをはじめ家屋に被害が出た場合のお話になります。
火災保険は、たとえ一円でも損害が出れば必ず保証されるというものではございません。保証を受けられるのは、あらかじめ契約で定められた額を超える被害が出た場合になります。また保険金の支払いに関しては「フランチャイズ方式」と「免責方式」の二通りがございます。
・フランチャイズ方式
火災保険のフランチャイズ方式とは、契約時に設定された免責金額内の被害であれば、契約者(お客様)自身で損害を負担する契約のことです。フランチャイズ形式の火災保険では、通常は20万円を免責金額に設定することが多くなります。
これを具体的に説明すると、例えば免責金額が20万円のフランチャイズ契約の場合、地震や台風などでアンテナや屋根瓦、窓ガラスなどに被害が出て、家屋の修理費に合計30万円かかったとします。
この場合は、免責金額である20万円を超えるため、修理費の総額30万円をそっくりそのまま保険会社から受け取ることができます。
しかしその一方、修理費の総額が20万円以下、例えば19万円程度の場合では、費用は自己負担となり、保険金を受け取ることはできなくなります。
・免責方式
火災保険の免責方式とは、契約時に免責金額を設定し、実際に被害を受けた場合、免責金額分までは契約者(お客様)の負担とし、それ以上の額を保険会社が保証するというものです。免責形式の火災保険では、免責金額は比較的、低めに設定されることが多くなります。
具体的に説明すると、例えば免責金額が5万円の免責契約の場合で、台風や地震などにより家屋に被害が出て、修理費用に20万円かかったとします。このケースでは、修理費の総額となる20万円から免責金額の5万円が引かれて、合計15万円を保険金として受け取れることになります。また、やはり修理費の総額が5万円以下の場合はお客様の自己負担となり、保険金を受け取ることはできません。
・フランチャイズ方式と免責方式の確認
いまから20年ほど前の火災保険は、フランチャイズ方式の契約が大半を占めていました。そのため火災保険を契約した年代が古く、その後、特に内容を見直していない場合は、フランチャイズ方式の契約になっているケースが多いと見られます。
その後、比較的、近年の火災保険では、フランチャイズ形式によらない契約も多くなっています。ご自宅の火災保険が、フランチャイズ方式か面積方式かわからない場合は、一度、契約書のご確認や、保険会社へのご連絡などで、確認されておくことをお勧めします。
自然災害でテレビアンテナが故障したときに火災保険を請求する手順
それでは、ここからは実際に、地震、台風などでテレビアンテナが倒れた場合、アンテナの修理を進めつつ、火災保険による保証を受ける手順をご説明いたします。この手順を誤る、また不備があると、手順のやり直しなど余計な手間がかかり、保険金の振り込みが遅れる。また最悪の場合は、保険金を受け取ることができなくなることもございますので、くれぐれもご注意ください。
またこの手順は基本的に、地震や台風などで被害を受けたアンテナおよび屋根の修理と火災保険の申請を行う場合のお話になりますが、他の個所の修理と保険の申請も、ほぼ同じ流れになりますので、参考にしていただければと思います。
・手順0:火災保険を申請できる期限
まず基礎知識として、火災保険の申請期限ですが、保険法第95条により、火災保険の請求期限は被害の発生から「3年」と定められています。つまり被害から3年を過ぎると時効が成立し、保険金を請求できなくなりますのでご注意ください。
また被害から3年以内でも、2年以上など歳月が経ちすぎると、経年劣化との区別が難しくなり、請求に時間がかかることや、本来受け取れる保険金の額より少なくなってしまうことも十分に考えられます。
大きな災害の後でご自宅に被害が生じた際には、ご家庭で行わねばならないことも多く、大変だとは思いますが、家屋の修理と保険の申請をほぼ同時に進めることは、結果的に手間をもっとも省き、確実かつ最大に保険金を受け取ることにつながります。もしもの際は、以下の記述を参考にしてください。
・手順1:保険会社への申請
地震や台風などでテレビアンテナが倒れ、屋根瓦などが損壊した場合は、まずお客様が加入している火災保険の保険会社に連絡してください。これは保険会社の代理店に出向く、保険会社の担当者を呼ぶなどの方法もございますが、保険会社へ電話をかけるのがもっとも手早くていいでしょう。
この際、保険会社に伝えることは、まず家屋の被害状況口頭でできるだけ詳しく説明することと、その被害が発生した時期についてです。
そしてお客様が加入している火災保険のプランと、保険金が申請できるかどうか、また不明であればフランチャイズ方式か免責方式か、その免責額などもご確認ください。
そして保険会社に対しては、必要書類の送付と、さらに必要であれば鑑定のための現地調査などを依頼してください。
保険会社への連絡が済んだら、次は実際の修理に入ります。
・手順2:アンテナなどの修理業者に現地調査と修理を依頼する
保険会社への一報が済みましたら、次はアンテナ工事の業者、屋根業者などへの修理の依頼です。
この際、注意すべきことは、各業者それぞれに依頼する際「修理に際して火災保険を申請したい」と明言してください。これはアンテナ業者、屋根業者など、個々の業者ごとに別々に伝える必要がございます。そして各業者に対しては、
「修理前の家屋の被害状況の写真を撮影してもらう」
「見積書または請求書を出してもらう。さらにその施工内容は『修理』にしてもらう」
ことを必ず要請してください。それらが完了した後は、修理をはじめてもらっても大丈夫です。そして修理段階での費用については、お客様のご負担になります。またアンテナ業者、屋根業者、さらに外壁や窓ガラスの修理業者などは、それぞれ別個になりますので、各業者に対して上記のことを伝えると同時に、日程なども調整して修理を進める必要がございます。
なお、当あさひアンテナでは、お客様が「アンテナ修理について火災保険を申請したい」とのご要望を承った場合、保険会社に提出しなければならない補償請求書類をすべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉についても、弊社の専門スタッフがサポートいたします。これらの件につきましては、詳しくは後述する【当あさひアンテナのアンテナ修理における火災保険へのサポート体制】にてご説明いたします。
・手順3:保険会社からの書類に必要事項を記入し、送付する
その後、保険会社からは郵送で書類が届きますが、その前にお客様が用意すべき書類には、
・登記簿謄本・登記事項証明書
・確認済証
・検査済証
・全部事項証明書
がございます。しかし実際には上記のうち、いずれかの書類があれば大丈夫なケースが多くなります。また他にも、
・建築住宅性能評価書
・建築確認申請書(第1面から第5面まで)
・設計仕様書、図面、パンフレットなど
などが必要となります。ただこれらについては、マンションなど地上4階建て以上の住宅、もしくは地上3階以上に共同住宅がある、建築年月が2015年(平成27年)5月より前の住宅など、場合によっては必要がないケースもございます。さらに、
・金融機関口座の情報・届け出印(口座引き落としの場合)
も必要となります。
なお、書類の作成は基本的に申請者本人が行うことになります。これは通常、火災保険では契約上、保険金の申請は「契約者本人(被契約者)」が行わねばならないと規定されているためです。しかし何かわからないことばあれば、保険会社の担当者やサポートデスク、また修理を請け負った各業者にご相談されることで、説明やアドバイスを受けることもできます。
前述のように当あさひアンテナでも、火災保険の申請に関しては、専門の担当者による手厚いサポートを行っております。
そして作成した書類を保険会社に送付したら、一週間ほどで申請の結果が出ることになります。
・手順4:保険会社と鑑定士による現場調査
これは必ずあることではございませんが、場合によっては、火災保険の申請後、被害を受けた家屋などの現場に、保険会社からの調査が入ることもございます。調査を行うのは、基本的に保険会社のスタッフと第3者機関による鑑定士の2組になります。
これは、お客様が申請した内容が事実かどうか確認するためですが、被害の程度や申請の内容などによっては、この過程が省かれることもございます。
・被害の発生と修理から火災保険が振り込まれるまでの期間はどれぐらい?
手順4の調査も終えて、審査が通ればその後、約1か月程度で保険金が振り込まれます。被害の発生や修理から数えた場合は、修理にかかる日数や調査の有無によっても変わってきますが、おおむね2、3か月程度の期間になります。
当あさひアンテナのアンテナ修理における火災保険へのサポート体制
前述した【自然災害でテレビアンテナが倒れたときに火災保険を請求する手順】の「手順2」で申しあげた通り、台風や地震などによるテレビアンテナの被害で、当あさひアンテナにアンテナ修理をご依頼される際に「アンテナの修理費に火災保険を適応したい」と申し添えていただければ、弊社にて火災保険を申請するために万全の対処をいたします。
具体的には、修理報告書、見積書、施工前後の写真など、テレビアンテナの修理に関して、保険会社に提出する必要のある補償請求書類をすべて弊社で万全にご用意いたします。また弊社では保険会社への申請をサポートする専門のスタッフが常駐しており、お客様の保険内容やご要望に応じた火災保険の申請を全力でサポートいたします。
・ご注意!火災保険の申請代行業者に頼んで大丈夫ですか?
当あさひアンテナでは、火災保険の申請についてお客様を全力でサポートいたします。しかし大変申し訳ありませんが、お客様に代わって「火災保険申請代行」まではいたしかねます。
と申しますのも、火災保険ではほとんどの場合、契約者(お客様)ご本人が火災保険請求の申請を行うことが契約の条件になっております。中にはお客様が負傷などによってご自身で申請を行えない場合に限り、代理人による申請を認める契約もございますが。その場合も基本的には保険会社の同意が必要となります。また保険金請求の申請は法律行為になるため、法律上、代行請求できるのは弁護士のみになります。
したがって弊社がお客様に代わって申請代行を行うと、契約違反、違法行為にあたる恐れがあり、最悪の場合、契約違反により保険金が下りなくなるリスクも生じてしまいます。そのため弊社では、お客様が火災保険の申請を行うについては、契約や法律に触れない範疇でスタッフが全力でサポートいたしますが、申請の書類作成などについてはお客様ご自身に行っていただくことになります。
また近年では、火災保険の申請代行を行うと称する業者も多くなっておりますが、中には悪質な業者も存在します。
この種の業者の中には、保険料の何パーセントかを報酬として受け取るため、受け取る保険料を吊り上げる目的で、お客様に隠れて自らお住まいの一部を壊す。また保険会社には偽りの被害報告を行い、保険料を過大に請求する。さらには申請代行の条件として同じ業者による家屋の修理やリフォームを要求し、粗雑な工事で過大な料金を請求するなどの手口で、不当に保険金や料金を請求する者もいます。
お客様にとっては家屋を余計に壊される、不当な請求が発覚して保険金を受け取れなくなる、さらにはお客様自身が詐欺の共犯とみなされるなどの事態も発生しており、近年では業者とのトラブルにより国民生活センターに相談が寄せられるケースも急増しております。
もちろん中には、専門の弁護士が適切に申請のサポートを行い、契約上、問題のない場合のみに申請代行を行うなど良心的な保険申請のサポート業者も存在します。ただ当あさひアンテナでは、アンテナ修理をご依頼いただいたお客様のために、サービスとして基本無料で、契約と法律に反しない範疇で、可能な限りアンテナ修理に関する火災保険申請のサポートを行っております。お客様におかれましては、火災保険の申請についても弊社を頼っていただければ幸いに存じます。
・その他、参考記事について
当あさひアンテナでは新規テレビアンテナの設置や交換についても、機材の大量仕入れなど数々の工夫と企業努力により、地デジ、BS/CS110度アンテナともに国産最新型、高品質アンテナの本体価格込みで、高い施工技術による設置工事を業界最安価格でご提供しております。また弊社で設置したテレビアンテナについては、業界最大級となる10年間の長期保証をご用意しております。
そのため弊社での各種アンテナ設置から10年間は、万が一の災害による故障が起きても、修理費用の心配はご無用となります。
また自然災害や経年劣化により八木式アンテナが屋根の上で倒れた際も、八木式アンテナは軽いものでも5キロ以上の重量があり、専門家でないお客様が高所にてご自分で修理なさることは、大変な危険が伴いますので絶対におやめください。一方で倒れたアンテナを放置しておくことも、アンテナの落下により重大な人身、物損事故が起きる危険性もあり、早急な撤去や新規設置が必要となります。
これらの件については、以下のページ、コラムで詳しくご説明しておりますので、参考にしていただければ幸いです。