ご要望別・地デジアンテナの機種と設置の方法

2022年09月15日

ご自宅にテレビアンテナを設置する工事に際しては、お客様によってさまざまなご要望がおありのことと存じます。

安定したテレビ電波の受信はもちろんのこと、外観の整ったテレビアンテナの設置から、台風や積雪にも強い頑丈なアンテナのご希望。またアンテナ本体や工事の費用をできるだけ安く抑えたいなど、お客様によってご希望は千差万別のことでしょう。

テレビアンテナの各メーカーも、特に地デジ用のアンテナに関しては、お客様のさまざまなニーズに応じるべく、さまざまな形状や特徴を備えた地デジアンテナ機種を開発しております。

 

そこで当コラムでは、地デジのテレビアンテナについて、お客様から寄せられる主なご要望について、それぞれ最適といえるテレビアンテナの機種から、地デジアンテナ設置の工法までをご紹介いたします。

「テレビアンテナのことはよくわからないけど、このようなアンテナ設置を行ってほしい」というご要望がおありのお客様は、当コラムからご要望別に、それぞれ最適となるテレビアンテナ機種や設置工法をご確認いただけます。参考にしていただければ幸いです。

 

【2022年度版・地デジ用テレビアンテナの主な機種】

まずは2022年(令和4年)現在において使用できる、主な地デジ用テレビアンテナの機種についてご説明いたします。

現在の地デジテレビアンテナには、戸建住宅にアンテナ設置を行うタイプの主要機種として「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」の3種類がございます。

他にも、地デジ電波の状態が非常に良い強電界地域など、条件がそろえば「室内アンテナ」を使用できる場合もございます。

以下、各テレビアンテナの特徴についてご説明いたします。

 

八木式アンテナ

八木式アンテナとは、現在でも戸建住宅の屋根の上に多く見られる、魚の骨のような形をしたテレビアンテナのことで、アナログテレビ放送の時代から使われている、テレビアンテナとしては古典的な機種になります。

もともとは大正時代である1920年代、東北大学の八木秀次博士と宇田新太郎博士の共同研究により開発されたアンテナであり、別名を「八木アンテナ」「八木・宇田アンテナ」ともいいます。

現在でもテレビアンテナの他、ラジオやアマチュア無線などさまざまな分野で利用されており、アナログテレビ放送の時代は、テレビアンテナのほぼすべてが八木式アンテナでした。またアナログテレビ放送の受信には、NHK、広域民放の放送に利用されていた電波「VHF(超短波)」を受信できる「VHFアンテナ」と、千葉テレビ(CTC)、テレビ神奈川(tvk)など特定の地域で視聴できる独立放送局(地方チャンネル)の電波「UHF(極超短波)」を受信するための「UHFアンテナ」の二種類のテレビアンテナ(八木式アンテナ)が必要でした。

しかし現在の地デジ放送では、電波がUHFに統一されたため、UHFアンテナ一台ですべての地デジチャンネルを受信できます。したがって現在の地デジ用テレビアンテナは、すべてUHFアンテナになります。また現在でも、アナログテレビ時代の地方チャンネル用UHFアンテナを、そのまま地デジ用のテレビアンテナに転用しているお住まいもみられます。

このように八木式アンテナが、ほぼ百年近い長期にわたって使い続けられている秘密は、その設計完成度の高さにございます。

テレビアンテナとしては高所に設置できるため、現在の地デジ放送において、周辺に建築物などの障害物が多いエリアでも受信感度が高く、また電波を受信する素子(アンテナ本体の横棒部分)を増やすことで、より受信性能を高めることも可能です。

そのため2022年現在、地デジ用に使われるテレビアンテナの中でも、八木式アンテナは受信性能、普及率ともトップクラスの機種になります。さらに古典的なアンテナとして製造技術や施工方法が確立しているため、アンテナ本体価格、設置工事費とも、地デジアンテナではもっとも低価格となっております。

一方、八木式アンテナのデメリットには、屋根の上にむきだしで設置されることから、風雨や大雪、また海沿いでは潮風などに影響されて、自然環境による老朽化が進行しやすく、アンテナトラブルのリスクも生じることが挙げられます。最新鋭のモデルでは素材の改良や表面加工の進化により、軽量化され耐風性や防水、防サビ性能なども高くなっておりますが、やはり台風などの暴風雨や豪雪に際しては、思わぬアンテナトラブルが生じることもございます。

他にもテレビアンテナとしては昔ながらの形状であるため、近年のデザイン性が高い住宅にはそぐわない。また景観地域などでは条例により使用できないこともある、などの弱点もございます。

 

デザインアンテナ

デザインアンテナとは、2009年(平成21年)頃より普及しはじめた、地デジアンテナとしては第2世代のテレビアンテナです。

一般的にはテレビアンテナの本体を薄型にしてボックス型のケースに収めた薄型軽量の地デジアンテナを指し、主な設置場所は住宅の外壁になることから「平面アンテナ」「壁面アンテナ」「フラットアンテナ」などとも呼ばれます。

デザインアンテナのメリットは、本体部をケースに収めた平面型で、壁面などに設置されることから、風雨や積雪などの影響を受けにくく、高寿命が望めてアンテナトラブルなども起こりにくい。デザイン性も高くカラーバリエーションも豊富なため住宅の外観を崩さず、景観地域でも使用できる。設置位置の低さからメンテナンスも簡単であるなど数多く、現在の地デジテレビアンテナでは、もっとも人気の高いモデルになります。

さらに近年では、強電界地域向けの壁面用デザインアンテナとして、高さ約36センチ、横幅は約15センチと、従来のデザインアンテナより大幅な小型化を実現したモデル(マスプロ電工さんの「スカイウォーリーミニ」)もございます。小型であるため設置位置や取り扱いなどがより便利になっている他、室内用テレビアンテナとしても使用できます。

一方でデザインアンテナのデメリットとしては、現在では標準機種の受信性能が20素子相当であり、26素子相当の高性能機種も存在することから、本体の受信性能は八木式アンテナと同等ながら、設置位置が低い分、地デジ電波が弱い弱電界地域や、周囲に障害物が多い住宅密集地などでは受信感度が低下してしまい、設置が難しくなるケースもあること。八木式アンテナに比べると、アンテナ本体価格や設置工事の費用がやや高額となることなどがございます。

また平面型の壁面用地デジアンテナの他にも、デザイン性が高く自然環境に影響されにくいテレビアンテナ全般を「デザインアンテナ」と呼ぶこともあり、例えば後述する「ユニコーンアンテナ」や「室内用アンテナ」。また八木式アンテナのアンテナ部分に樹脂カバーを設置したモデルなどが、広義のデザインアンテナに含まれることもございます。

 

ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナとは、2017年(平成29年)頃に登場したテレビアンテナで、地デジアンテナとしては第3世代、現状では最新鋭モデルにあたります。

形状的には、ポールの先に高さ70センチ程度の、円筒形に近いテレビアンテナ本体が装着された、非常にスタイリッシュなモデルです。その形状から「ポール型アンテナ」とも呼ばれ、アンテナ本体部分は主に落ち着いた色調であるホワイトとブラックの、2色のカラーバリエーションがございます。

ユニコーンアンテナのメリットには、屋根の上など高い位置に設置できるため、周囲に高層建築などの障害物が多いエリアでも安定した受信感度を確保できる。屋根の張り出し部分や壁面などにも設置可能。スタイリッシュな形状に加えてケーブルをポール内に通すことができるため、見栄えがよく住宅の外観や景観の邪魔にならない。その形状から風雨などが本体部分を通り抜けることで、屋根の上への設置でも自然環境からの影響を受けにくい。太陽光発電システムの邪魔にもなりにくい。ポール部分にBS/CSアンテナを設置するシンプルな施工も可能であるなどが挙げられます。総じて地デジアンテナとデザインアンテナの良いところ取りのテレビアンテナといえます。

ユニコーンアンテナのデメリットとしては、最新機種であることから、他の2機種に比べて、アンテナ本体価格や設置工費が高額になること。また本体部分が小型で地デジ電波を受け止める面積がやや小さいことから、設置位置などが同じ条件では、八木式アンテナよりやや受信感度が低くなり、弱電界地域など八木式アンテナが設置可能な現場でも、使用できない場合もあること。純和風建築など、住宅のデザインによってはミスマッチになることなどが挙げられます。

 

室内アンテナ

これは文字通り、テレビに直接、接続し、室内やベランダなどに置いて使用する、小型の地デジ用テレビアンテナになります。

さまざまなデザインで卓上や窓際に置くことができる「卓上型」や、非常に薄型のアンテナを窓などに貼り付けて使用する「ペーパーアンテナ」などのモデルがございます。

基本的にたいへん小型であるため、強電界地域で周辺に障害物がなく、地デジ電波が届く方向に窓やベランダが位置するなど、地デジの受信環境が非常に良好な現場でのみ使用できるテレビアンテナになります。

室内アンテナのメリットは、使用できる現場であれば、設置や取り扱いが非常に簡単で、一般の方でも工事不要で簡単に取り付けができること。アンテナの移動や別のテレビへのつけかえも簡単で、テレビをアンテナごと移動しやすいこと。価格も非常に廉価であることなどが挙げられます。

一方、室内アンテナのデメリットとしては、前述のように、使用できるエリアや条件が非常に限られること。使用できる現場でも、天候や季節などによる地デジ電波状態の変化で、テレビ画面の乱れなど受信に不調が生じる場合もあること。複数台のテレビアンテナには使用できないことなどになります。

基本的に室内アンテナは、ご使用になれる環境であっても、下宿先など生活する期間が限られた部屋でテレビをご視聴になる場合や、屋外や普段使わない部屋などへ一時的にテレビを置く場合。住宅に設置されている地デジアンテナが故障した場合の予備など、簡易的なサブテレビアンテナとして使うことが主になります。

 

【ご要望別、最適なテレビアンテナ機種およびテレビアンテナ設置方法】

ここでは、お客様からテレビアンテナ設置工事について寄せられることが多い「ご要望」の別に、それぞれ適したテレビアンテナ機種および、アンテナ取り付け方法をご紹介いたします。

各項目の冒頭に記している「ご要望」の中で、ご希望のアンテナ取付、テレビアンテナ工事にもっとも近いものをご確認ください。

 

「テレビアンテナ設置の費用をできるだけ安くしたい!」

テレビアンテナ設置について、工費を安く抑えたいとご希望の方には、屋根の上に設置できる古典的なテレビアンテナ機種「八木式アンテナ」がおすすめです。

前述のように八木式アンテナは歴史が長く、生産技術や設置工法が完成されているため、設置工事が必要な地デジアンテナの中では、もっとも低価格での設置が可能です。八木式アンテナは、住宅の屋根の上に設置するのが基本的な工法です。住宅でももっとも高所に設置することで、電波状態が悪いエリアでも安定した地デジの受信が可能となります。

他にも電波状態などの条件が許せば、壁面やベランダの内外に設置することも可能ですが、それらの工法では、ベランダの空間がやや狭くなることや、専用の設置具などが必要となる分、やや設置工費が高くなるケースもございます。

また八木式アンテナは安価で受信性能が高いというメリットの半面、屋根の上への設置では、風雨や積雪、海沿いでは潮風などの影響を受けやすいデメリットもございます。

近年の八木式アンテナは、素材の改良や表面加工の進歩などにより、自然環境への耐性も向上しておりますが、台風が多い、豪雪地帯など環境が厳しい現場では、テレビアンテナのトラブルも起こりやすく、アンテナ修理や調整などにより、長期的に見れば費用がかさむケースもございます。そのような現場では、デザインアンテナユニコーンアンテナなどを使用される方が、結果的にはリーズナブルとなることも考えられます。

 

「テレビアンテナで住宅の見た目を変えたくない!」

近年では新築住宅のデザイン性も高くなっております。そのため屋根の上に立てる八木式アンテナなどで住宅の外観性を崩したくないと、目立たないテレビアンテナ設置をお求めになるお客様も多くなっております。また日本各地に存在する「景観地域」などでは、景観保護の観点から、住宅に設置できるアンテナの種類や設置位置が制限されるケースもございます。

そのように外観性を重視したテレビアンテナ設置をご希望のお客様には「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」をおすすめできます。またデザインアンテナを屋根裏空間に設置する工法もおすすめです。

デザインアンテナは、前述の通り壁面に設置する平面型の地デジ用テレビアンテナです。カラーバリエーションも豊富なため、壁面の色に合わせることで、目立たず壁面の装飾のようにも見えるテレビアンテナ設置が可能です。

ユニコーンアンテナも、ポールの先に円筒状のテレビアンテナ本体部分が設置されている、非常にスタイリッシュな地デジアンテナです。屋根の上の高い位置に設置すれば、尖塔のようにも見えます。また屋根の破風(張り出し部分)や壁面への設置も可能です。

このようにデザインアンテナ、ユニコーンアンテナはデザイン性の高い形状により、住宅の装飾の一環にも見えるため、お住まいの外観を乱さず、ご自宅のデザイン性を重視されるお客様にもおすすめのテレビアンテナ機種といえます。

またデザインアンテナでは、ご自宅での条件が適していれば、屋根裏(天井裏)空間へのアンテナ設置も可能となります。屋根裏空間へのテレビアンテナ設置は、ご自宅の外観にまったく影響を与えない上、風雨などの影響もほとんど皆無となります。

ただ屋根裏空間を利用したデザインアンテナの設置は、空間の広さや形状、住宅の素材や点検口の有無などの条件にも左右されます。

特に建材では、金属や高密度の土壁、コンクリート、断熱材、木材などには、地デジの電波を通さない、減衰させるなどの性質があるため、ご自宅の屋根材や壁面、断熱材の素材にそれらが用いられている場合は、屋根裏へのテレビアンテナ設置が難しくなります。

また水にも地デジ電波を通しにくい性質がございます。そのため冬場に積雪があるような地域では、積雪時の地デジ電波受信が困難となるため、屋根裏へのテレビアンテナ設置には不向きとなります。

ちなみに八木式アンテナを屋根裏空間に設置することも不可能ではございませんが、設置の高さや専用の設置具が必要なことから、デザインアンテナと比べて受信性能や設置工費にほとんど差がなくなる上、テレビアンテナ本体の大きさから必要な空間をはじめ、設置の条件がより厳しくなるため、通常はデザインアンテナが用いられます。ユニコーンアンテナはその形状から地デジ電波を受信できる面積が小さく、屋根裏空間では受信感度が低くなるため、通常は屋根裏空間の設置には使用されません。

他にもデザインアンテナは設置位置の低さから、屋根の上に設置する八木式アンテナに比べてやや受信感度が下がることがございます。ユニコーンアンテナも、屋根の上の同じ位置に設置する場合、八木式アンテナよりやや受信性能が低くなることがございます。

そのため弱電界地域など、受信できる地デジ電波が弱いエリアでは、高所に設置した八木式アンテナでなければ安定した受信が叶わず、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナが設置できない場合もございます。その点はご注意ください。

 

「安定した地デジ受信ができるテレビアンテナ設置を!」

中電界地域から弱電界地域など、周辺の地デジ電波の受信環境が悪く、地デジ電波の受信感度を重んじる場合のテレビアンテナとしては、やはりより高所に設置できる「八木式アンテナ」がおすすめとなります。

他にも現場の受信環境によっては、八木式アンテナと同じく高所に設置できる上にデザイン性も高い「ユニコーンアンテナ」を使用する。また「デザインアンテナ」でも、素子数が「26素子相当」など高性能のモデルや、壁面型ではなく、八木式アンテナの表面に樹脂カバーを設置した、屋根の上に設置できるタイプを選ぶなどの選択肢もございます。

さらに、テレビアンテナが受信した地デジ電波を増幅する機器「アンテナブースター」の中でも、特に増幅性能が高い「屋外型」を設置するなどの対処方法もございます。

八木式アンテナは古典的なテレビアンテナ機種ながら、屋根の上、住宅でももっとも高い位置に設置できて、高い受信性能を誇ることから、現在でも人気の高いテレビアンテナになります。また八木式アンテナの素子部など本体部分に樹脂カバーを装着したタイプのデザインアンテナも、八木式アンテナとほぼ同様の使い方が可能です。

特に、地デジの電波塔(中継局)から距離が遠い。現場の周辺に山林や高層建築物などが存在して電波が遮断されるなどの要因で、受信できる電波レベルが弱くなる弱電界地域などでは、安定した地デジ受信のために、素子数の多い高性能の八木式アンテナを周辺の建物よりも高所に設置することが必須となり、他の地デジテレビアンテナ機種では地デジ受信が難しくなるケースもございます。

また中電界地域など、周辺の電波環境がやや低くなるエリアでは、やはり高所に設置できてデザイン性が高いユニコーンアンテナを設置する方法もございます。ユニコーンアンテナは八木式アンテナと同様の高い位置に設置できるため、安定した地デジの受信性能を期待できます。ただユニコーンアンテナはデザイン上、地デジ電波を受ける面積が小さくなることから、同位置、同条件でのテレビアンテナ設置では、八木式アンテナに比べてやや受信感度が低くります。そのため八木式アンテナと同じように使うことはできない場合もございます。

また壁面用のデザインアンテナでも、素子数が26素子相当など受信性能の高い高性能機種を用いることで、地デジ受信が安定するケースがございます。

ただデザインアンテナ、ユニコーンアンテナは、受信感度では高所に設置した高性能の八木式アンテナにはやや及ばないため、地デジの電波レベルが弱すぎる弱電界地域などでは使用できないケースもございます。一方でそのデザイン性から風雨や積雪などにも強くなるため、電波レベル的に使用可能な現場であれば、安定した地デジ受信と自然環境への対策を両立できるテレビアンテナになります。

またテレビアンテナで受信できる地デジ電波が弱い場合は「アンテナブースター」の設置により、電波レベルを増幅できます。近年の住宅では、一台のテレビアンテナで、住宅内にある複数のテレビ、レコーダーなどの機器に地デジ電波を送信しているため、よほど地デジの電波状態が強いエリアを除いて、多くの場合はブースターの設置が必須となります。

基本的に、弱電界地域など地デジ電波状態が悪く、ブースターなしでは地デジ放送が受信しにくいエリアでは、電波の増幅性能が高い「屋外用ブースター」を、ブースターなしではテレビ画面が乱れるなど、電波状態がやや悪い程度のエリアでは、電波の増幅性能は低い半面、取り扱いやすい「屋内用ブースター」を使用します。

ブースターについての詳細は、以下のコラムをご参照ください。

【2022年度最新版】テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・前編(基礎知識編)

【2022年度最新版】テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・後編(機種選び・設置編)

 

「風雨や積雪などでも故障しにくく長持ちするテレビアンテナを!」

毎年のように台風や豪雪に見舞われるエリアでは、テレビアンテナも風雨や積雪の影響によりトラブルが頻発すること。また海沿いのエルアでは潮風によるサビの進行で、アンテナの寿命が短くなることもございます。

そのように自然環境が厳しいエリアで、テレビアンテナのトラブルを抑え、高寿命を実現するためには、やはり「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」を設置する。また風雨などを受けにくい壁面やベランダ内などに各種テレビアンテナを設置する、デザインアンテナを屋根裏空間に設置するなども工法もおすすめできます。

「テレビアンテナで住宅の見た目を変えたくない!」の項でもご説明した通り、平面型で壁面に設置できるデザインアンテナや、ポール状のユニコーンアンテナは、デザイン性が非常に高いだけではなく、風雨や雪などの影響を受けにくいため、自然環境によるトラブルが生じにくく、高寿命が期待できるというのも大きなメリットです。

また自然環境の影響を避けつつ、一定の受信感度を確保したい場合には、ユニコーンアンテナの他、八木式アンテナのアンテナ部分に樹脂カバーを装着して、カバーの形状から雪も積もりにくい構造のモデルを、屋根の上の高位置に設置する方法もございます。

テレビアンテナの設置位置で風雨などを避ける方法として、現場の条件が許すのであれば、やはり前述したデザインアンテナを屋根裏空間に設置する工法が、外観性だけでなく、自然環境の影響を受けないという点でも非常に高い効果が得られます。

他にも、八木式アンテナ、ユニコーンアンテナを、地デジ電波が届く方向の壁面に設置することで、風雨などをある程度、避けられるようにするといった工法もございます。

基本的に当あさひアンテナでは、風雨などを避けるテレビアンテナの機種や工法は、現場の自然環境の厳しさと、安定した受信感度との兼ね合いから、最適と考えられるものをご提案いたしております。

 

「太陽光発電システムの邪魔にならないテレビアンテナを設置したい」

近年では一般のご家庭でも太陽光発電システムを導入して、屋根の上の一面に太陽光パネルを設置している住宅も見られます。そしてそのような住宅では、屋根の上に八木式アンテナなどを設置すると、太陽光パネルに影が落ちて、発電の支障となることもございます。

そのような場合は、やはり壁面設置型の「デザインアンテナ」の他、高所に設置しても影になりにくい「ユニコーンアンテナ」を採用する。また八木式アンテナを壁面やベランダに設置するなどの対策が考えられます。

なお太陽光パネルは金属製であるため、地デジ電波を遮断する性質がございます。そのため屋根裏空間にデザインアンテナを設置する工法は、屋根裏空間内で十分な地デジ電波を受信できないことから、使用できない可能性が高くなります。

 

「テレビアンテナによる隣家との越境問題を避けたい」

ご自宅の建物や樹木などの一部が、隣家の敷地まではみ出してしまうことで、隣家に日照の悪化や落ち葉などの被害をもたらす「越境問題」が生じることもございます。この越境問題は、ときにテレビアンテナ、特に八木式アンテナで発生するケースもございます。

越境問題に関しては「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」を用いることで、ほぼ防ぐことができますが、当あさひアンテナでは八木式アンテナの設置工事においても、越境問題についてご相談いただければ、住宅の中央寄りなどに設置することで、越境問題が起こらないアンテナ設置をお約束いたします。

 

「地デジとBS/CSのテレビアンテナをまとめて設置したい」

近年では衛星放送であるBS/CS放送も普及し、テレビアンテナ取り付け工事で、地デジとBS/CSのアンテナを同時に設置するケースが多くなっております。そのため双方のアンテナを一か所にまとめた、シンプルな施工をご希望されるお客様も多くいらっしゃいます。

地デジとBS/CSのアンテナを一か所に設置する工法では、「八木式アンテナ」「ユニコーンアンテナ」であれば、ポール部分にBS/CSアンテナを設置することで、二台のアンテナをほぼ一体化した設置が可能です。またポール内にアンテナの配線を通すことで、見た目もよく配線トラブルも起こりにくい施工を行うこともできます。

壁面に設置する「デザインアンテナ」では、現場の建物などの条件と、地デジと衛星放送、各電波の方向により、それぞれのアンテナを設置できる位置が限られてまいります。ただ当あさひアンテナではお客様のご要望によって、現場の条件で可能な限り、BS/CSアンテナをデザインアンテナに近い壁面や真上の屋根など、できるだけ近い位置に設置する工事にもご対応いたします。

また弊社では、地デジの八木式アンテナやデザインアンテナ、BS/CSアンテナなどの各種アンテナ設置工事について「DXアンテナ」社さんをはじめとする国産一流メーカー製のテレビアンテナ本体をご用意し、それぞれアンテナ本体価格セットの基本設置工費として、八木式アンテナは15,000円(税込み)、デザインアンテナやBS/CSアンテナは20,000円(税込み)でご提供しております。

そして地デジアンテナとBS/CSアンテナをまとめた工事費用も、基本工事価格はそれぞれのアンテナ工事費用を合算したのみの価格になっております。

 

【まとめ】

このように現在ではテレビアンテナ設置も、さまざまなご要望に適応できる機種や工法がございます。

ただ、実際にこのようなアンテナ設置が可能であるか、現場に最適といえるかは、実際に現地の条件や電波状態などを確認してみない限り、何とも申し上げられません。

 

当あさひアンテナでは、ご依頼をいただければ、無料で弊社の職人が現場に出張しての電波調査、お見積もりを行っております。

出張した職人にご相談いただければ、現場の条件で可能な、お客様のご要望に対応できるテレビアンテナ設置をご提案いたします。もし弊社のお見積もりやご提案にご満足いただけず、アンテナ工事の本契約にいたらなかった場合も、出張料、キャンセル料など諸費用は一切いただいておりません。

テレビアンテナ設置に関する、各種のご要望については、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)。またはメールフォームLINEアカウントまで、どうぞお気軽にご相談ください。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)
    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。