「700MHz電波障害」とは何か?

2022年07月09日

皆様は「700MHz電波障害」という言葉を聞いたことがおありでしょうか?

かつてのアナログテレビ放送が、2011年(平成23年)に地上デジタル放送(地デジ)へと完全に切り替わってから、2022年(令和4年)ですでに11年となります。この地デジ化により、テレビ放送の画質が格段に向上してハイビジョン映像になった他にも、アナログテレビ放送の時代によく見られた、電波障害によってテレビの映像が二重、三重に重なったように見える「ゴースト」と呼ばれる画質の乱れも見られなくなるなど、テレビの映像がクリアになったといわれています。

ただ、近年になって、一部の地域では、新しく「700MHz電波障害(700MHz帯電波障害)」という問題が生じております。
あなたのご自宅のポストには「700MHz利用推進協会」という団体からの「NEXT!700MHz」と題されたチラシは届いていないでしょうか?
もし心当たりがおありなら、ご自宅のテレビで「700MHz電波障害」が発生し、地デジテレビのご視聴に問題が出る可能性がございます。
チラシ内には、この電波障害への対策として、対策員がご自宅を訪問し、アンテナや関連機器へ部品交換などの工事が必要となる、といった内容が記されているはずです。ただご自宅の方々にとっては、何の心当たりもない、関係もない団体からいきなり工事の必要がある、という案内が来ても、怪しい団体ではないかと不安に思われることのほうが多いのではないでしょうか。

ここでは、まだまだ一般には知られておらず、わからないことも多い「700MHz電波障害」について、その発生のメカニズムと症状。またどのような条件によって発生するのか、その対策に費用はかかるのか、そしてその問題に関するチラシなどを配布している「700MHz利用推進協会」とは信用できる団体なのか、などを、2022年度の最新データに基づき、徹底的にご説明いたします。

【現在の「地デジ電波」で使われている電波とは?】
この「700MHz電波障害」についてご理解いただくために、まず現在の地デジ放送で使用されているテレビ電波や、それ以前のアナログテレビ放送で使用されていた電波の種類についてご説明いたします。

(そもそも「電波」とは何?)
「電波」とは、テレビ電波から携帯電話など、無線での情報伝達に使われるものであることは、皆様もよくご存じでしょう。
この電波とは、具体的には空間を伝わるエネルギーの波のことを指します。そして電波に関してよく聞かれる単位「MHz」とは「周波数」のことです。この周波数とは、電波のエネルギーの波が1秒間にどれだけ繰り返されているかを表す単位です。
この周波数が大きい(1秒の間に多くの波が繰り返される)ことを、電波の「波長が短い(短波)」といい、電波は波長が短いほど、直進性が高くなってゆきます。

(テレビ放送が地デジになった理由は「携帯電話」?)
現在の日本における地デジのテレビ放送は、2003年(平成15年)12月1日正午より、それまでのアナログテレビ放送と並行する形で導入されました。その後、移行期間として、双方のテレビ放送は続けられていましたが、2011年7月24日正午にアナログテレビ放送が完全に終了して、日本の地上波テレビ放送は、完全に地デジへと切り替わりました。
このようなテレビ放送の大変革が行われた理由は、20世紀末から21世紀初頭にかけての、携帯電話の急速な普及にあります。
詳しくは、以下の項目をご参照ください。

「新4K8K放送」を視聴するためのアンテナ工事、配線について徹底解説!
(日本のテレビ放送が地デジに変わった理由)

このようにアナログテレビ放送の時代は、テレビ放送用の電波として、NHK、広域民放では「VHF(超短波)」の90MHzから108MHzのローバンドと、170MHzから222MHzのハイバンドの周波数帯を使用していました。
また東京都の東京MX、兵庫県のサンテレビなど、一般には地方局、ローカル局、UHF局などと呼ばれる、各都道府県ごとの独立放送局では「UHF(極超短波)」でも470MHzから770MHzの周波数帯を利用していました。

しかし前述のように携帯電話の急速な普及により、日本社会で必要とされる電波の周波数帯が不足してきました。
そこで携帯電話用の周波数帯を確保するため、テレビ放送を、広い周波数帯を使っていたそれまでのアナログ放送から、デジタル信号への変換で大幅なデータ削減を実現できる地デジ放送へと転換することで、テレビ電波をUHFの一部周波数帯に集中させ、周波数帯に大きな余裕を作ることが進められたのです。

ただその後、いわゆるガラケーといわれる従来の携帯電話から、2010年代以降にはスマートフォンが大きく普及したことなどにより、携帯端末キャリアの各事業者が、新たに700MHz帯の周波数を用いた携帯電話システムの運用をスタートしています。
その700MHz帯の携帯電話、スマートフォン(以下、「携帯電話」で統一)のの電波が、従来の地デジ用テレビアンテナで強く受信されてしまい、地上デジタルテレビ放送の「映像が乱れる」「映らなくなる」などの影響が発生する。それが「700MHz電波障害」と呼ばれるものです。その可能性があるエリアにおいて、2022年現在でも対策が進められています。

【「700MHz電波障害」とは何なのか?】
さて、ここから本題となる「700MHz電波障害」についてです。
ただ一般の方には「700MHz電波障害」といっても、ほとんど聞き覚えのない言葉だと思われます。一部地域にお住まいの方には、すでにご自宅に「一般社団法人700MHz利用推進協会」を称する団体から、ご自宅に対策工事の案内や、ご自宅のテレビに受信障害が起こる可能性についての、案内のチラシが届いていることもございます。
ただ「700MHz電波障害」という問題が実際に起きた話を聞いたことがない。という方も多いでしょう。そのため中には、この案内自体が悪質な詐欺の類ではないか、と思われている方も多いと存じます。しかしこの「700MHz電波障害」とは、前述した携帯電話の周波数帯を確保するための、地デジテレビ放送への転換、そして携帯電話による700MHz帯の使用に伴い、実際に起こりえる、それだけに対策が必要となる電波障害なのです。

前述のように、アナログテレビ放送から地デジへの移行で大きく空いた電波の周波数帯は、携帯電話の電波に使われることになります。
そしてこれら携帯電話などの基地局でも、周波数700MHzの電波を使用している基地局の周辺では、テレビアンテナで地デジ電波を受信している住宅などにおいて、アンテナに設置されている「ブースター」が、この基地局が発する700MHzの電波に影響を受け、動作不良などを起こし、地デジ放送を正常に視聴できなくなるケースが考えられます。これが「700MHz電波障害」の概要です。

(ブースターとは何?)
テレビアンテナにおけるブースター(増幅器)、または受信ブースター、アンテナブースターとは、現在では地デジ、衛星放送ともにテレビアンテナを設置する場合には、ほぼ必須となる機器のことです。
ブースターとはテレビアンテナのすぐ近くに設置され、アンテナが受信するテレビ電波を増幅する装置です。近年ではコロナウイルスの流行に対する3回目以降のワクチン接種が「ブースター接種」と呼ばれていますが、これもすでにワクチン接種によりウイルスに対する免疫(抗体)を持っている方が、その免疫力をさらに増幅(ブースト)するという、同じ意味になります。
アンテナのブースターは主に地デジの電波状態が悪く、地デジ放送を安定して視聴できないエリアにおいて、安定した受信を可能にすべく、地デジ電波を増幅するために用いられます。ただ現在の一般住宅では多くの場合、屋内に複数台のテレビが設置されており、テレビの台数に合わせてテレビ電波を増強する必要があるため、よほど地デジ電波が強力なエリアを除いて、実際には大半の住宅に地デジ、衛星放送を含めて、専用のブースターが設置されることになります。
ただブースターには、アンテナが受信したテレビ電波にノイズが含まれていた場合、そのノイズも増幅してしまう性質もございます。

(700MHz電波障害が発生するメカニズムとは?)
現在の地デジ放送では、前述のようにアナログテレビ放送時代の電波周波数から大幅に削減され、おおよそUHF(極超短波)でも470MHzから710MHzの周波数帯が使われています。アナログ放送時代はVHF(超短波)および、UHFの470MHzから770MHzが使われていたため、現在ではVHF全般とUHFの710MHz帯以降(700MHz帯)が大きく削減されたことになります。
この空いた周波数のうち、一部の周波数は、地デジへの完全移行後も、FPU(テレビジョン放送用の無線中継伝送装置)や特定ラジオマイク(無線局の免許を要するラジオマイク)に使用されていましたが、それらの事業者と、各電気通信事業者(携帯電話キャリア会社)との合意により、FPUや特定ラジオマイクは徐々に別の周波数帯へと移行し、携帯キャリア会社が空いていった周波数帯を使用する形で、移行が進められました。この移行作業が完了したのは2018年(平成30年)のことで、以降、700MHz帯の多くは、携帯電話の電波として使用されるようになります。700MHz帯の電波には、携帯電話で利用される電波の中でも、遠くまで届きやすいという特徴があります。

一方、地上波アナログ放送の時代から、ご自宅に地方局(UHF局)受信のためのUHF用テレビアンテナが設置されていたご自宅では、テレビ放送が地デジに転換された後も、そのUHFアンテナにより、アンテナその他の機器を交換せずとも、そのまま地デジ電波を受信できるケースが多くありました。
しかしアナログ放送時代のものなど、ご自宅に設置されているブースターが古い時期に設置された旧機種の場合、現在の地デジ電波(UHF)の470MHzから710MHzではなく、アナログUHF局時代の470MHzから770MHzの周波数に対応していることがございます。
他にも地デジアンテナには、地デジ以外の余計な電波をカットする「フィルター」という装置が設置されていることもありますが、このフィルターも、旧機種ではブースターと同じく、770MHzまでの電波を通してしまうことが起こりえます。
したがって旧式のブースター、フィルターが設置されているご自宅の周辺に、700MHz帯の電波を使用する携帯電話の基地局が設置された場合は、ブースターが地デジ電波だけでなく、携帯電話の電波の影響をも受けてしまいます。
その結果、ブースターによる電波の飽和が発生して、ご自宅のテレビに地デジの受信障害が発生する可能性が高くなるのです。
この「700MHz電波障害」で発生する受信障害の症状としては、主に「テレビで地デジ放送の画面が映らなくなる」「テレビ画面が固まる(フリーズ)」「画面にブロックノイズが生じる」などがございます。

【一般社団法人「700MHz利用推進協会」とは?】
そして前述した「NEXT!700MHz」のチラシを配布するなどして、この700MHz電波障害について啓発、対策を行っているのが、一般社団法人「700MHz利用推進協会」です。この協会は、2012年(平成24年)6月に、携帯電話用の電波として700MHz帯を割り当てられた現在の主な携帯キャリア会社を中心として、この周波数帯を利用するにあたって問題となる事柄の処理を共同で行うため設立された非営利団体です。現在の正会員は、
・NTTドコモ。
・KDDI。(同社と「沖縄セルラー電話」は共同で携帯電話ブランド「au」を実施しており、auを代表してKDDIが参加している)
・ソフトバンク。
の3社に加え、賛助会員として無線機器やアンテナの製造業者、施工業者、レンタル業者など45社が参加しています。

同協会の事業は、前述した700MHz帯を使用するFPUや特定ラジオマイクの新周波数帯への移行措置。および特定基地局の開設に伴って発生する恐れがある地デジ受信障害の防止、また発生した、発生する恐れのある受信障害の解消対策を行うことです。
つまりは主な携帯キャリア会社が、地デジ放送への移行によって新しく空いた700MHz帯(710MHzから770MHz)の電波を使用するにあたり、発生するさまざまな問題を、各業者の責任として解消すべく、共同で設立した団体なのです。
(参考・「700MHz利用推進協会」公式テレビ受信障害対策サイト:https://www.700afp.jp/)

同協会ではその一環として、新しく700MHz帯の基地局を設置するにあたり、700MHz電波障害が発生する可能性がある周辺地域に、チラシの配布やポスター、パンフレット、リーフレットなどを設置して、情報を周知する。
さらに周辺地域で電波障害が発生した場合や、発生する恐れのある住宅に備えて、フリーダイヤル(0120-700-012)の「700MHzテレビ受信障害対策コールセンター」(受付、9:00から21:00。年中無休)にて相談や問い合わせを受け付ける。
そして実際に電波障害が生じた、またその恐れがある住宅に同協会の対策員が訪れ、住宅内のテレビから電波の受信状態を確認。必要に応じてブースター交換、フィルターの設置などを行う、といった活動を行っています。
なおこの対策は、各携帯キャリア会社が700MHzの基地局を設置したことにより生じる電波障害への対策であるため、必要な機材の交換や工事など、すべての費用は協会(事業者)の負担で行われます。工事を受ける各家庭が費用を負担する必要はございません。
「700MHz利用推進協会」による700MHz電波障害の確認作業、および対策工事は、各ご家庭によるご負担は1円たりとも発生しない、すべて「無料」で行われます。これはもっとも重要な点であるため、ご記憶しておいてください。

【「700MHz利用推進協会」による電波障害対策の内容は?】
(「700MHz電波障害」が発生する条件)
前述のように、700MHz電波障害が発生する可能性があるのは、周辺にある携帯電話の基地局が700MHz帯の電波を使用しているエリアで、テレビアンテナによって地デジ電波を受信しており、一部の旧機種にあたるブースターを設置している住宅です。
ケーブルテレビ(CATV)や光テレビなどでテレビをご視聴になっている住宅では、700MHz帯の基地局に影響を受けることはございません。また衛星放送であるBS、CS放送も700MHzに近接しない電波帯を利用しているため、700MHz帯の電波による影響はございません。

(「700MHz電波障害」対策となるブースター機種)
700MHz電波障害への対策は、その原因となる、携帯電話の700MHz帯電波に反応してしまう旧式のブースターを、対策が施された新式のブースターに交換する工事になります。そのため今後、ご新居などに新たなアンテナを設置する場合や、アンテナ交換を行う際に、あらかじめ対策がなされたブースターを設置することで、700MHz帯に関する電波障害を防止できます。
そして一般社団法人、電子情報技術産業協会において審査、登録された一定以上の性能を有する機器のうち、現在の地デジ放送チャンネルに対応するブースター機種には、そのシンボルマークとして「DHマーク710(デジタルハイビジョン受信マーク710)」が付与されています。このマークは紫色の正方形に、白い文字で「JEITA DH 710」と記されたものです。
新しい受信ブースターを購入される場合には、この「DHマーク710」が付いた製品をご利用されることで、700MHz帯による電波障害を防止することができ、また同協会からもその協力が求められております。

(「700MHz利用推進協会」による対策工事の流れ)
以下、実際に「700MHz利用推進協会」が行っている、各ご自宅の700MHz電波障害への対策工事の流れをご説明いたします。

1:ご自宅からの問い合わせ、または協会対策員によるご自宅調査。
同協会では、700MHzの携帯電話基地局によって「受信に影響が出る可能性のある地区」「受信に影響の出る可能性が特に高い地区」にあわせて、それぞれ2種類のチラシを配布して、問題を周知しております。
そしてもし同エリア内で、地デジテレビ放送の受信に影響が生じた場合は、同協会のコールセンター(0120-700-012)までご連絡ください。携帯電話の700MHz帯利用による影響が疑われる場合は、協会の対策員が速やかに回復作業へお伺いします。
さらに、特に影響が出る可能性が高いエリアでは、テレビアンテナを設置している住宅へ、同協会の対策員が調査のために訪問しております。調査員はまずご自宅での地デジテレビ放送の視聴方法を確認し、ケーブルテレビや光テレビによりご視聴されている住宅では、対策の対象外となります。

2:テレビ受信状況の確認。
調査員はお住まいの方の立会いの下で、対策作業前のテレビ受信状態の確認(正常性確認)や、ご自宅のアンテナブースター、およびテレビ端子の受信レベルを測定いたします。この作業は性質上、お住いの室内で行われます、

3:受信状態の対策、回復作業。
ご自宅からのお問い合わせ、または対策員の訪問によって調査を行い、700MHz帯の電波による電波障害が発生している、またその恐れがあり、対策や回復作業が必要な場合は、速やかに作業へ移ることができます。この対策作業については、後日の日程に調整も可能です。

4:対策、回復作業の実施。
具体的な対策、回復作業の内容は、ご自宅の地デジアンテナに、携帯電話用に使われる700MHz帯の周波数の電波をカットするためのフィルターを設置する。またはブースターそのものを「DHマーク710」対応の者に交換する作業です。そして作業個所の撮影をいたします。
この作業を行う場所は、アンテナブースターが設置されている場所、主に屋上や屋根の上などになります。

5:作業後(回復)確認。
作業の後、テレビ映像やレベルに変化が生じていないかの確認。またすでに受信障害が生じていた場合は正常に回復したかを確認するため、
ふたたび「2」の作業を行います。そして特に問題がなければ作業は終了です。

【「700MHz電波障害」対策や「700MHz利用推進協会」を騙る詐欺にご注意を!】
前述のように「700MHz利用推進協会」は、700MHz帯を使用する携帯キャリア会社が共同で設立した非営利団体です。
そして700MHz電波障害とは、各キャリア会社が携帯電話の基地局を開設したことによって発生する、いわばキャリア会社の都合により周辺の住宅に発生する問題になります。そのため対策や回復に関する作業は、協会に属するキャリア会社の責任となり、費用に関してもすべて協会側の負担で行われます。各ご家庭への費用請求はいっさい行われません。

ただし実際には同協会と無関係の者が、協会や「700MHz電波障害」対策員などを名乗ってご自宅を訪問し、不必要な現場確認や機材の販売、工事などを行い、高額の費用を請求する詐欺が行われる可能性がございます。
実際に受信に問題が生じる可能性が非常に高いエリアでは、同協会の対策員がご自宅を訪問するケースもございますが、本物の対策員は、物品の販売や、費用が発生する作業、工事など、ご自宅の側に費用を請求することは決してございません。また、必ず身分証明書(テレビ受信障害対策員証)を所持しています。
もし「700MHz電波障害」の対策員などを称する者がご自宅を訪問して、その説明とここに記している情報との間に齟齬がある、また身分証明書の提示を求めても応じないなど不審がある場合は、その場では対策員の要請をすべてお断りください。そして前述した同協会のコールセンター(0120-700-012)か、最寄りの警察署などにご確認、ご相談ください。

【まとめ】
「700MHz電波障害」がどのようなもので、どのような対策が必要か。また「700MHz利用推進協会」がどのような団体で、なぜ無料で電波障害に対する対策、回復工事を行うのか、ご理解いただけたでしょうか?
どのような団体かよくわからないまま、工事が必要とのチラシが届く、また対策員の訪問を受けるなどして、怪しく思っていた方にもご納得いただけたのではないかと存じます。

現在の日本に暮らしておられる方には、地デジ放送を視聴できるご自宅のテレビはもちろん、携帯電話、スマートフォンなども生活してゆく上での必需品だと思われます。そしてその携帯電話を使い続ける周波数帯を確保するために、700MHz電波障害への対策で、一定の面倒をこうむることも、快適な生活のためには必要なコストであるとも言えます。
ただ、基本的には携帯キャリア会社側の都合による工事のため、もちろん費用については、まったくの無料となっております。

「700MHz利用推進協会」やその対策員を装い費用を請求する悪質な詐欺にだけはくれぐれご注意された上、もしご自宅で700MHz帯の電波による電波障害が生じた、また起こる可能性がある場合は、すみやかに協会の対策員による対策、回復工事を受けて、トラブルの種を取り除いていただければ幸いです。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。