川口市新井町|E202・落雷によりブースター電源がショート→ブースター交換工事|アイボリーとライトブラウンの上品な戸建て

2024年12月04日

川口市新井町の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

旗竿地に建てられたアイボリーとライトブラウンの外壁の上品なお家です。
前庭の植栽も華やかです。

お客さまのご要望はデザインアンテナ交換あるいはブースター交換です。
現在、地デジのみ「E202・テレビが映らない」状態です。

7年半前に、屋根裏にデザインアンテナを設置されたそうです。
お客さまは「アンテナに支障が出ていてテレビが映らないのではないか」と思われているとのことです。

さっそくお家にお伺いして、状態を拝見させていただきました。
まず、アンテナを調べましたが、全く問題ありません。

次に、ブースター電源を拝見させていただいたところ、ランプが消えていて通電していない状態でした。


ブースターの蓋を開けてみますと、見事に雷が通った跡がありました。


落雷による過電流で、ブースター電源がショートしたものと考えられます。

お客さまに、その旨お伝えいたしました。
「ブースター交換をするのがベストですね」とお話しさせていただき、ブースター交換工事を行うことにしました。

ブースターは、テレビアンテナが受信した地デジ放送や衛星放送のテレビ電波強度(レベル)を増幅する装置のことです。

地デジの場合、テレビなどの受信機器のチューナーに電波が届いた時点で、電波レベルが34dBから89dBの間であれば、正常に地デジ放送を視聴できます。

受信機器に届く電波レベルが低い、また逆に強すぎる場合、テレビの画面が乱れたり、エラーコードが表示されて映らなくなるといったトラブルの原因になります。

地デジは、日本各地に設置された送信所や中継局などの電波塔から、周辺の一帯に電波を送信するという形式のため、電波塔からの距離や地形、周辺で電波を遮る建築物などの影響によって、地域や現場ごとに受信できる電波レベルが変動します。

また、複数のお部屋にテレビを設置する場合も、アンテナで受信された電波は等分して各お部屋に送られるため、個々のお部屋に送信される電波レベルは低くなります。

さまざまな条件からレベルが低下しやすくなるテレビ電波を、各お部屋のテレビまで、必要なレベルで届けるために設置される装置がブースターなのです。

電波状態が悪いとき、あるいは複数のテレビ機器を設置されているときには、一般のご家庭でもブースター設置はほぼ必須となっております。

アンテナの材料一通り持参 アンテナ工事

お客さまのご了承をいただきましたので、ブースター交換をさせていただきました。

視聴確認をしたところ、問題なくテレビは映りました。
アンテナ交換をせずにすみましたので、お客さまもホッとされていました。

落雷に見舞われたとき、ブースターがその衝撃を受け止めて、他の電子機器が守られるということがままあります。
その意味からも、ブースターは非常に重要な機器であるのです。

アンテナ工事後は、作業場所の周囲を点検します。やり残しや残置物がないことを念入りに確認します。

今回は必要ありませんが、視聴環境が変わった場合には、チャンネル設定が必要になります。
テレビのリモコンで「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行っていただきます。
弊社ホームページの「エラーコードE201、E202、E203」の項目に、主要テレビメーカーの「初期設定の方法」がまとめてありますので、ぜひご活用くださいませ。

最後に各お部屋にあるテレビできちんと受信できているかを確認し、お客さまより最終的なご了承をいただきましたので、アンテナ工事を完了させていただきました。

お客さまは落ち着いた年代のご夫妻で、工事に際しましては主に旦那さまが対応してくださいました。
大変、低姿勢なお方で、アンテナに対する知識も持たれていました。

問題なくテレビをご視聴していただけますので、安心してキレイに映るテレビをお楽しみくださいませ!

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