北区上十条|オープンハウス新築「デザインアンテナ+耐風速仕様BSCSアンテナ工事」

2022年05月03日

北区上十条の新築戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

清潔感溢れる真っ白な壁面にブラックが配されたスタイリッシュなお宅です。凹凸のないフォルムに現代的なセンスを感じます。

ハウスメーカーはオープンハウスさん。住宅建築の豊富な実績とノウハウをお持ちです。設計・建築から販売まで一貫して手がけられているため、魅力的な個性あふれるお家づくりを得意とされています。住まう人の視点に立ち、快適で使いやすい“居住空間”としての住宅を提案してくださいます。

お客さまのご要望はデザインアンテナ設置とBSアンテナ取付けです。デザインアンテナ設置位置に関しましては、正面の三階ベランダということでお客さまのご指定がありました。

電波を測ったところ、この位置で問題なく電波が取れましたので工事に取りかかります。お家の正面の三階ベランダ壁面の上端に、デザインアンテナ取付け工事を行いました。

壁を折り返した側面にBSアンテナ設置をしたかったのですが、敷地が狭く、角度的に90度くらい曲げなければいけなかったので、「裏側に設置するのはいかがでしょう」とご提案させていただきました。オーケーをいただきましたので、サイドベースを用いてベランダ裏側に最新のパンチングメタルBSアンテナ取付けを行いました。

パンチングメタルBSアンテナは、強風対策に優れた高性能モデルで、丸い鏡面に開けられた多くの穴が風の力を逃がす仕様になっています。風速70m/秒の風が吹いても、変形や破壊が起こりにくい大変優れたアンテナです。

どちらのアンテナも壁面にビス打ちをして取り付け、ビス穴には防水・防錆対策としてしっかりコーキング処理を施しました。

ブースター用の電源はメディアボックス内に設えられていましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

アンテナ設置を終えたあとは問題がないか周囲を確認し、次にテレビで最終確認・チャンネルスキャンと地域設定をします。お引っ越し後は、周波数の帯域をその物件に合わせるため、チャンネルの割当てが再度必要になります。テレビのリモコンで「初期設定」や「受信設定」を選ぶことにより初期設定ができます。詳しい方法は弊社ホームページのトップページ上にある「エラーコードE201、E202、E203」の項目に、主要テレビメーカーごとの初期設定方法がまとめてありますので、ぜひご参照くださいませ。こちらさまには分波器がなかったのですが、チャンネル設定まで行ってきました。お客さまのご了承をいただきましたので、新築戸建てアンテナ工事は完了となります。

お客様はお若いご夫妻です。旦那さまが外国の方で、小学校低学年のお嬢さまがいらっしゃいましたが、お人形さんのようにかわいいお嬢さまで、スタイリッシュなお家にぴったりのステキなご家族でした。

ピカピカに新しいお家で、地デジ番組や超美麗なBSスーパーハイビジョン放送をお楽しみくださいませ!

 

清潔感溢れる真っ白な壁面にブラックが配されたスタイリッシュなお宅です。

 

ベランダ壁面にデザインアンテナ設置工事を行いました。

 

ベランダ裏にパンチングメタルBSアンテナ取付を行いました。

 

メディアボックス内にブースター電源、分配器等揃って設置されていました。


トップページに戻る

無料見積もり

無料見積もり


LINE見積もりバナー

LINE見積もりバナー


フリーダイヤルバナー

フリーダイヤルバナー


BS/CSアンテナ高耐風モデルはどこがスゴい?

現在の地デジアンテナには、受信性能が高い旧来の八木式アンテナの他に、受信性能はやや弱いものの、壁面への設置で外観がよく風雨などに強いデザインアンテナ。さらに受信性能と外観性、対候性を兼ね備えた最新モデルのユニコーンアンテナなど、自然環境への対策を備えた機種も存在します。

しかし一般のお住まいに設置されるBS/CSアンテナは、基本的に大きな皿のような形のパラボラアンテナ一種類のみです。そしてBS/CSアンテナは、その形状や角度調整の厳しさから、風雨などによる老朽化やトラブルが生じる心配も出てまいります。

しかしBS/CSアンテナにも、設計を工夫して、風雨などへの耐性を高めた高耐風モデル。また風雨を避けやすい設置方法などもございます。ここではそれらのモデルや方法について解説いたします。

BS/CSアンテナ設置のポイントと弱点とは?

BS/CSアンテナは、日本国内から見て東経110度(南西方向)の上空で、常に同じ位置に存在する静止衛星より、地上へと送信される電波を受け止める衛星放送用のアンテナです。

静止衛星から送られる電波は、マイクロ波の一種、センチメートル波(SHF)でも12GHz帯前後と、非常に周波数帯が高く、光に近い直進性を持つ電波になります。

したがって静止衛星からの長距離を送信される電波に適している半面、光がものに当たると影ができるように、わずかな障害物にも遮られやすい弱点もございます。

そしてBS/CSアンテナは、静止衛星から光のように届く12GHz帯の電波を、皿のような円盤(ディッシュ)で正面から受け止めて受信する仕組みです。

したがって東経110度の方向へディッシュの上下、左右の角度を正確に調整する必要があり、わずかな角度のずれが生じても、受信感度が大きく低下します。

つまりBS/CSアンテナ設置の条件は、アンテナのディッシュを南西の東経110度へと正確に向けることができ、その方向に樹木や電線、洗濯物などを、電波を遮るささいな障害物も存在しない点になります。

実際の住宅におけるBS/CSアンテナの設置位置は、障害物の影響を避けて角度調整が行いやすく、配線をまとめるため、同じマストなど地デジアンテナと近く、住宅の高い位置に設置されます。

総じてBS/CSアンテナは、主に周囲が開けた高い位置に設置され、また風を受けやすいディッシュの形状から、風雨などの影響に弱い性質がございます。

そのためBS/CSアンテナは、特に台風や積雪などが多い地域では、経年劣化による耐久力の低下から角度のズレが生じ、受信不良が発生しやすい弱点もあるのです。

高耐風BS/CSアンテナとは?

上記したパラボラアンテナの弱点を抑えるべく登場したのが、BS/CSアンテナの高耐風モデルです。

このようなモデルは、基本的な形状は通常のBS/CSアンテナと大差ありませんが、設計によって耐風性を高める工夫を施し、通常のBS/CSアンテナに比べて、強風などによるダメージを受けにくくなり、老朽化や風による角度のズレなどのトラブルを大きく軽減できるモデルになります。

中でもその代表格と言えるのが、DXアンテナ社の高耐風45型・2K4K8K対応BS/CSアンテナ「BC453SG」です。

このBC453SGは、外観的には通常の一般住宅向け45型(ディッシュ直径が45センチ)BS/CSアンテナと、大きな違いはないように見えます。

しかしよく見ると、ディッシュ部に等間隔の小さな丸い穴が数多く開いた「パンチングメタル仕様」を採用することで、ディッシュが正面から受けた風を通して風圧を大きく軽減し、ディッシュの軽量化も実現。風によるダメージや、アンテナ角度への影響を大きく抑えることに成功しています。

他にもアンテナをマスト(支柱、ポール)に固定する設置部も、マスト押さえ金具の歯形を3段に増やして強固に固定。対応するマストも従来品より太くすることで、風によるマストの揺れや折れ曲がりも防いでおります。

またディッシュが反射した12GHz帯の電波を受け止めるコンバーター部を支えるアームも、ボルトを2箇所留めで固定。アームとディッシュの下部も樹脂ブラケットで固定しており、コンバーターの揺れも抑えております。

このような工夫でBC453SGは、風雨などによる全方向への揺れや、コンバーター部のズレを大きく軽減し、受信可能風速50m/s、復元可能風速60m/s、破壊風速70m/sの、業界最強といえる耐風性能を実現しております。

ちなみにほぼ同型で同性能の、通常のBS/CSアンテナの耐風性能は、受信可能風速20m/s、復元可能風速50m/s、破壊風速60m/sです。比較するとBC453SGの耐風性能がおわかりいただけると存じます。

このような高耐風モデルにより、特に台風などが多いエリアでBS/CSアンテナの破損、角度のズレなどのトラブルを起こりにくくすることが期待できます。

当あさひアンテナでは、一般住宅向け各種地デジアンテナ設置に伴うBS/CSアンテナ追加設置に、DXアンテナ製の最新45型モデル「BC45AS」をご用意し、アンテナ本体や基本設置具などの費用を含めた基本設置工事を、税込み15,000円からでご案内しております。

そして上記の高耐風モデル「BC453SG」による基本設置工事は「特別価格」でご案内いたします。

他にもディッシュを東経110度に向けられる位置であれば、BS/CSアンテナを壁面やベランダの内外に設置して、風雨や住宅の外観への影響などを避ける工法もございます。

BS/CSアンテナの高耐風モデルを含め、風雨などに強いアンテナ設置工事をお求めのお客様は、まずは当あさひアンテナまでお問い合わせいただければ幸いにございます。

【関連記事】

・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~

・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは? 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」

・BS/CSアンテナの設置方法と工事費用の目安

・衛星放送用バラボラアンテナ・BS/CSアンテナの種類と選び方とは? 地デジテレビアンテナとの違い、家屋への設置工事を解説

・衛星放送用BS/CSアンテナの種類と性能とは? 地デジテレビアンテナとの違い、設置工事の方法から機種の選び方まで解説!

・BS/110度CSアンテナで安定して衛星放送を受信できる設置の場所とアンテナの向きや角度を正確に調整する方法

お客様満足を大切に あさひアンテナ

アンテナ本体 型番