市川市新田|経年劣化によるアンテナ全撤去→デザインアンテナとBS/CSアンテナ新設工事|淡いグレイの落ち着いた外観の戸建て

2025年12月03日

市川市新田の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

淡いグレイの落ち着いた雰囲気のお家です

淡いグレイの落ち着いた外観のお家です。
全体に優しげな雰囲気が漂っています。

お客さまのご要望はアンテナ修理です。
現在、BS放送がよく映らないとのことです。
夜のみ一時的に映り、地デジは正常とのことです。

お家にお伺いして状態を拝見いたしました。

屋根上に八木アンテナ2基とアナログアンテナ、さらにBS/CSアンテナと、合計4基のアンテナが設置されていました。

淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

アンテナマストもかなり錆びていました

淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

屋根馬にも補修の跡が見られます

どちらも経年劣化が激しく、アンテナマストを支える屋根馬がかなり錆びていて、修復した跡が見られ、折れる可能性大です。

淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

ボロボロになった屋外用衛星ミキサーCW7

淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

CS用の混合機です。現在は販売されておりません

以上のことから、全交換されるのが妥当かと思われました。

お客さまにその旨ご説明いたしました。
アンテナ全撤去と地デジアンテナ+BS/CSアンテナ新設ということでご了承をいただきました。

レベルチェッカー(電波測定器)で電波を測ったところ、屋内にデザインアンテナを設置することが可能ということがわかりました。

アンテナ屋内設置は多くのお客さまから人気をいただいているアンテナの設置法です。

アンテナ屋内設置のメリットは、「住宅の外観に影響を及ぼさず、外壁へのビス打ちの必要もない」「アンテナ本体も風雨や積雪など自然環境の影響を受けなくなるので耐用年数が大幅に延びてトラブルも起こりにくくなる」という点になります。

雨風に晒されず、落雷に見舞われることもないのでアンテナじたい長持ちします。
自然災害の影響を受けないので、メンテナンスがほぼ不要になります。

屋根裏へのアンテナ設置であれば、外からアンテナや配線がまったく見えないため、住宅および周囲の景観への影響がゼロになります。

お家の美観を壊さないことも大きなメリットになりますので、お洒落な外観をそのまま保ちたいと望まれているお客さまに、大変喜ばれています。

アンテナ屋内設置について、お客さまよりご快諾をいただきました。
工事内容と保証内容についてご説明させていただき、こちらもご了承をいただきましたので工事に取りかかります。

淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

八木アンテナとアナログアンテナ+BS/CSアンテナをマストごと撤去

まず、屋根上の4基のアンテナをマストごと撤去いたしました。
このとき残置物が無いように注意します。

淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

屋根裏にデザインアンテナ新設工事

屋根裏に注意して器材を運び込みます。
屋根を支える木材にビスを打ち込み、デザインアンテナ本体裏の金具を取り付けました。
電波方向に向けてアンテナ本体を固定し、分配器とブースターを接続しました。

淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

段違い屋根の破風にBS/CSアンテナ新設工事

次に、段違い屋根の破風にサイドベースを取り付け、新しいBSアンテナを設置しました。

BSアンテナを設置するときには、空に浮かぶ人工衛星に向けて角度調整をします。
BSアンテナと人工衛星の間に遮蔽物があると電波を受信できません。
地デジは障害物を通過して電波を受信できる場合がありますが、BSアンテナにおいては遮蔽物があると受信不可となります。

BSアンテナから空を見上げたときに、その角度に樹木や建物など障害物が無いことを確認し、仰角を40度に設定しました。

方位角は人工衛星の浮かぶ南南西のボルネオ島上空に向けました。
方位角の角度が少しでもずれるとアンテナレベルが下がり、画像の映りが悪くなりますので、慎重に動かして向きを決定しました。

アンテナの材料一通り持参 アンテナ工事
淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

屋根裏プレート内に設置されていた分配器

分配器は屋根裏プレート内に設置されていました。

淡いグレイの落ち着いた外観の戸建てにアンテナ全撤去とデザインアンテナ+BS/CSアンテナ新設工事

一階リビングに設置されていたブースター電源

ブースター電源は一階リビングに設置されておりましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

ブースターは電波の増幅装置です。通常のアンテナ工事においてはブースター設置がほぼ必須となっております。

電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、画質や音質をよりクリアにします。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに起きる減衰を補います。テレビ視聴には重要な役割を担う機器です。

アンテナを設置し終えたあとは周囲を点検して、やり残したことがないか、施工不備がないか等のチェック項目を確認します。
今回は必要ありませんが、テレビの視聴環境が変わった時には、テレビの周波数を地域の帯域に合わせるために、チャンネルの割当てが必要になります。
テレビのリモコンで「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
弊社ホームページの「エラーコードE201、E202、E203」の項目に、主要テレビメーカーの「初期設定の方法」がまとめてありますので、ぜひご参照くださいませ。

アンテナ設置終了後は、各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認した上で、お客さまより最終的なご確認をいただき、アンテナ工事を完了させていただきました。

お客さまは落ち着いた年代のご夫妻で、お母さまも立ち合ってくださいました。

地デジアンテナが屋内に取り付けられたことにより、自然災害によるトラブルが避けられます。
経年劣化も緩やかになり、長きにわたってテレビをご視聴いただけます。

ステキなお家で、きれいに映るテレビを安心してお楽しみくださいませ!

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