東金市田間｜既設八木アンテナ撤去→八木アンテナ新設工事｜旭化成ホームズの見るからに堅牢で優美さを感じさせる戸建て

2025年04月20日

東金市田間の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

堅牢な造りでいて優美さを感じさせるお家です

見るからに堅牢な造りの、それでいて優美さを感じさせる高級感漂うお家です。

ハウスメーカーは旭化成ホームズさん。ヘーベルハウスでおなじみです。「ロングライフ住宅」という耐久性の高い家づくりを特徴とし、「比類なき壁」と言われるほどに、構造がしっかりしています。
建物の外観からも構造力の強さが感じられ、「災害に強い家」という評判も高いです。

お客さまのご要望は八木アンテナ設置です。
屋根上に既存の八木アンテナが立っていますが、倒れかかっているので、こちらを撤去したいとのことです。
その上でのアンテナ新設をご希望です。

こちらはヘーベルハウスのお家ですので、外壁に傷をつけたくないとのことです。
それもあり、八木アンテナの屋根上への設置をご希望です。

八木アンテナは1920年代に八木秀次、宇田新太郎両博士の共同研究により開発された第一世代のアンテナです。
アナログ放送時代の黄金期を支えた歴史あるテレビアンテナで、日本が世界に誇る発明でもあります。

素子を使用したシンプルな構造や、高い位置に設置できるため周辺の障害物に影響されにくいこと、指向性が高いことなどから、同じ素子数のデザインアンテナなど他の機種と比べても、受信感度が高くなるのが特長です。

構造も比較的シンプルで、量産されているために低コストです。
電波の弱い地域においてもっとも頼りになるアンテナです。

お客さまにアンテナ設置位置のご相談をしてご了承をいただきました。

工事内容と保証内容についてもご説明させていただき、こちらもご了承をいただきましたので工事に取りかかります。

屋根上から折れた既存の八木アンテナを撤去

まず、屋根上から既存の八木アンテナを撤去します。

屋根馬が錆びて折れてしまっていて、倒壊の危険がありました。撤去が間に合って良かったです。

屋根上に新しい屋根馬を設置して八木アンテナ工事

次に、屋根上に新しい屋根馬を設置し、アンテナマストを立てて垂直に固定します。
既存の八木アンテナもかなり高さを出していましたが、レベルチェッカー（電波測定器）で電波を測ったところ、やはり弱かったので、長めのアンテナマストを使用します。

マストの先端に八木アンテナを取り付け、屋根の四隅の専用金具からマストまで、ステンレスワイヤー製の支線をバランスよく張り、アンテナをがっちりと固定します。

あさひアンテナでは、屋根上にアンテナを取り付ける場合には、屋根の四隅からマストまで４本の支線を張り巡らせ、さらに支線の途中から、屋根馬に向けてもう４本の支線をバランスよく張るようにしています。
合計８本の支線で、アンテナを頑丈に固定できるように施工しています。

既存の屋内用ブースターをそのまま使用

ブースターですが、これまで屋内設置型のブースターをご使用になっていたので、今後もそのままご使用なさるとのことです。
ブースターは電波の増幅装置です。テレビ端子の数や電波状況によってはブースターが必要となるケースがあります。
その役割は重要で、電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、電波レベルを安定させます。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに起きる減衰を補います。

アンテナ工事後は、作業場所の周囲を点検してきれいにし、ゴミが落ちていないか、忘れ物がないか、施工不備がないかなどを確認します。
今回は必要ありませんが、お引っ越しを終えたあとは、テレビを設置する帯域の放送に合わせるために、チャンネル設定をする必要があります。

テレビのリモコンを使用して「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
当社のウェブサイト「エラーコードE201、E202、E203」の項目に各主要テレビメーカーの初期設定の手順が詳細に記載されていますので、ぜひご活用ください。

最後に各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認した上で、お客さまより最終的なご確認をいただき、アンテナ工事を完了させていただきました。

工事に際しては落ち着いた年代の旦那さまが対応してくださいました。
大変お世話になりありがとうございました。

折れたアンテナを撤去いたしましたので、倒壊の心配はもうありません。
ロングライフのお家で、きれいに映るテレビをゆっくりお楽しみくださいませ！

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