さいたま市緑区中尾|白いきれいな戸建て「E202エラーコード・テレビが映らない→八木アンテナ撤去+八木アンテナ新設工事」

2024年03月26日

さいたま市緑区中尾の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

築25年とのことですが、きれいな白い外壁に窓枠や破風のブラックが効いていて、エレガントな印象のお家です。玄関灯も欧風でステキです。

「E202」エラーメッセージが表示され、テレビが映らなくなってしまったとのことです。
お客さまのご要望は八木アンテナ修理あるいは八木アンテナ新設です。

「E202」エラーコードは、テレビがアンテナからの信号を受信できない時に表示されます。このエラーコードは、アンテナシステムに何らかの問題が発生していることを示しています。

アンテナが正しい方向を向いていないと、信号を十分に受信できません。特に屋外アンテナの場合、強風などで方向が変わっていることがあります。

アンテナ自体が損傷していたり、古くなって劣化している場合は、信号受信能力が低下している可能性があります。
さらに受信信号を強化するブースターが故障していると、E202が表示されることがあります。
複数のテレビに信号を分配している場合、分配器が原因で信号が弱まっている可能性があります。

以上、さまざまな原因が考えられますが、取り急ぎお家にお伺いして、状態を拝見させていただくことにしました。

屋根上に上がって確認しますと、雪の重みでケーブルが断線したもようです。

 

さらに八木アンテナの金具の部分が腐食しておりました。

 

お客さまとご相談した結果、八木アンテナ交換工事ということになりました。
設置位置は、これまでの受信状態から、前回取り付けてあった場所に付け替えるのがベストと判断されました。

書面にて工事内容と保証内容についてご説明させていただき、ご了承をいただきましたので工事に取りかかります。

まず八木アンテナを撤去します。

ビスの打ち方に問題があったようで、かなり腐食しています。

こちらを外して新たに極細のビス打ちをしてしっかりとサイドベースを取り付け、アンテナマストを立ち上げて八木アンテナを取り付けました。

お家の大切な外壁に極力傷をつけないように施工させていただいております。
ビス穴にはシリコンコーキングを充填して塞ぎ、入念に防水・防錆対策を施しました。

アンテナやケーブルの施工は信号の受信品質に影響を与えるため、確実な取り付けを心掛けております。
高所作業になりますが、小屋根の上に立って作業できましたので、スムーズに工事が運びました。もちろん、安全を確認しながら慎重に施工しました。

アンテナの材料一通り持参 アンテナ工事

ブースター電源と分配器は一階ユニットバスの天井裏の点検口に設置されていましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

ブースターは電波の増幅装置です。電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、画質や音質をよりクリアにします。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに起きる減衰を補います。
通常のアンテナ工事においてはブースター設置がほぼ必須となっております。

アンテナを設置し終えたあとは周囲を点検して問題がないかチェックします。
今回は必要ありませんが、お引っ越し後は、テレビの周波数を地域の帯域に合わせることが必要となります。
チャンネルの割当ては、テレビのリモコンで「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
弊社ホームページの「エラーコードE201、E202、E203」の項目に、主要テレビメーカーの「初期設定の方法」がまとめてありますので、ぜひご参照くださいませ。
最終確認をし、お客さまのご了承をいただきましたので、戸建てアンテナ工事を完了いたしました。

工事に際しましてはご夫妻で対応してくださいました。小学生の元気なお子さまがいらっしゃいます。
中古でお家をご購入され、そのままテレビをご覧になっていたそうです。

「これまで何もせずにテレビを見ることができたので、アンテナについては全く気にしたことがありませんでした」とのことです。

わかります。集合住宅やご実家で、すでにアンテナが設置されていた場合、繋げばテレビは観られるものという感覚で過ごして来られたと思います。

無事にアンテナが付け替えられたので、これで安心ですね。
ステキなお家で、きれいに映るテレビをお楽しみくださいませ!

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