テレビアンテナに不可欠の相棒・分配器&ブースターとは?通販でも買える各種アンテナ用機器の選び方と接続方法をプロが解説

2026年03月31日

「新しい部屋にもテレビを置きたいけど、壁のアンテナ端子はひとつしかない」
「分配器を使ったら、電波が弱ってテレビの映りが悪くなるって本当?」
「ブースターという言葉も聞くけど、何が違うの?うちにも必要なの?」

お住まいにご家族が増えたり、自分の部屋でゆっくりテレビ番組を楽しみたくなったりで、自宅内に新しくテレビを追加したい際、こんな疑問や不安にぶつかることは少なくありません。
アンテナ接続端子はどうすれば増やせるのか、テレビを増やして電波の強さは大丈夫なのか……など、アンテナに関する専門知識がないと、どの機器を選んで、どう接続すればいいのか分からず、結局あきらめてしまうこともあるのではないでしょうか。

そのようなことでお悩みの皆様、どうかご安心ください。
本記事をお読みいただければ、戸建て住宅において、テレビを2台以上置いて見るために必須の機器「分配器」と「ブースター」について、すべてご理解いただけます。
この記事は、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」の監修にもとづき、そもそも分配器やブースターとは何なのかといった概要や基礎知識から、アンテナ配線におけるそれぞれの役割や機能の違い、お住まいに適したタイプの選び方、実際の接続・設置方法まで、関連情報も含めた正確な知識をわかりやすく解説します。

本記事を参考に、ご自宅に最適なブースターや分配器を選んで、失敗することなくテレビの増設をはじめ、快適なテレビ環境を新しく構築してください。

まずは基本から!分配器とブースターの役割と決定的な違い

主に戸建て住宅のテレビアンテナ工事で、アンテナケーブルの配線を考え始めると、必ず出てくる機器の名称が「分配器」と「ブースター」の二種類の機器です。
アンテナ配線の世界では、これらの周辺機器は戸建て住宅のアンテナには欠かせない「相棒」であり、アンテナ本体も含めて「トリオ・ザ・アンテナ」と呼べるほど必須の機器になります。
このように、分配器とブースターは、アンテナ配線部にとっては非常に重要な機器ですが、その役割はまったく異なります。

まず、この2つの機器の決定的な違いを、以下の解説でシンプルに理解してください。

  • 分配器:アンテナから送られる電波(テレビ映像信号)を複数に「分ける」装置。
  • ブースター:弱い電波(テレビ映像信号)を「増強する」装置。

この基本中の基本をまず押さえておけば、今後の解説についても理解がぐっと深まります。
それでは、それぞれの機器の役割を、もう少し詳しく見ていきましょう。

分配器:1つのアンテナ信号を複数に「分ける」ための装置

分配器とは、テレビアンテナが受信し、一本のケーブルで送られてくる電波(映像信号)を、複数の部屋にあるテレビやレコーダーへと均等に分けるための装置です。
例えるなら、水道の蛇口に分岐コネクターを取り付けて、複数のホースへ同時に水を流すようなイメージです。

戸建て住宅では、リビングだけでなく、寝室や子供部屋など、複数の部屋でテレビを見たい場合に必要不可欠な機器です。また一部屋にテレビとレコーダーなど、複数の受信機器を置きたい場合にも必要となるケースがあります。
つまり分配器を使えば、一基のアンテナや一ヵ所のアンテナ端子から、家中のテレビへとテレビの映像信号を送ることができるのです。

ブースター:弱くなったテレビ信号を「強くする」ための増幅装置

ブースターは、ケーブルで送られてくる電波(テレビ映像信号)が弱い場合に、増幅して必要な強さへと増幅するための装置です。日本語ではズバリ「増幅器」とも呼ばれます。
例えるなら、人の肉声をマイクやスピーカーで大きくして、多くの人に届ける「メガホン」や「スピーカー」のような役割を果たす機器です。

前述した分配器は、アンテナからの電波を複数の部屋や機器に分けることはできますが、電波そのものの強さを高めることはできません。
そのため、分配器で多くのケーブルに電波を分ける、さらにアンテナからテレビまでのケーブルの距離が長いなどの状況では、その分だけ電波は弱まってしまい、映像信号も乱れてしまいます。
そこで弱まった電波をあらためて増強して強い映像信号に戻し、テレビ画面にブロックノイズのないクリアな映像を映し出すのがブースターの役目です。

ただし、ブースターにはひとつ、重要な注意点があります。
ブースターとは電源を利用して、入力された電波(電気的エネルギー)を増幅する電子機器です。
そのためブースターに入力されたアンテナからの電波だけでなく、テレビ電波も無関係な電波(ノイズ)も、一律に増幅されてしまうのです。
たとえるなら、声を大きくして多くの人に届けるためのマイクやメガホンが雑音を拾ってしまうと、声だけでなく雑音も拡大して届けてしまい、かえって何を言っているのかわかりにくくなるのと似ています。
そしてテレビ電波と同時に送られてくるノイズが多いと、ノイズも同じように増幅してしまうため、テレビ電波に強い雑音が混ざった状態になり、テレビ画面が映らない原因になこともあります。
つまりブースターは、テレビ電波状態に関する問題について、決して万能な解決策ではないことを覚えておく必要があります。

【早見表】機能・目的・価格の違いが一目でわかる!

ここまでの記事でご説明した分配器とブースターの違いを、以下の一覧表にまとめました。
この表を見れば、両者の特徴がより明確に理解できるはずです。

項目 分配器(スプリッター) ブースター(増幅器)
主な機能 信号を複数に「分ける」 信号を「強くする」
信号への影響 信号レベルが低下する(分配損失) 信号レベルを増幅する(利得)
設置目的 複数台のテレビを接続したい時 信号が弱くて映りが悪い時
推奨接続位置 ブースターの後、テレビの手前 アンテナの直後(増幅部)
費用目安 (本体) 1,000 円~5,000 円程度 5,000 円~20,000 円程度

※上記は各機器の基本的な情報です。また信号とはテレビの映像信号、すなわち電波を意味します。

上記の一覧表だけではまだわかりにくい部分や専門用語もあるかもしれませんが、それらについては、以下の項目で徐々に詳しく解説していきます。

なぜ?分配器だけだと映りが悪くなる「分配損失」の仕組み

「分配器を使うとテレビの映りが悪くなる」と聞いて、ご不安に思われる方もおいででしょう。
これは「分配損失」という現象が原因で、分配器の構造や機能上、どうしても発生する問題です。

これはいうなれば、1枚のピザを複数人で分けるのと同じ原理です。
1人であればピザをすべて食べることができ、十分に満腹できます。しかし2人で分ければ1人あたりのピザに半分になり、4人で分ければ4分の1と少なくなります。
テレビに届く電波も同じことで、分配する数が増えるほど、1台のテレビに届く電波(映像信号)の量は減ってしまうのです。
一枚のピザを多人数で分けると、一人の取り分が少なくなって物足りなくなるように、分配器で電波を分けすぎると、個々のテレビに届く電波レベルが弱くなり、テレビが正常に映らない原因にもなります。

このテレビ電波の強さは、主に「dB (デシベル)」という単位で表されます。
テレビ電波の㏈数は主に0から100で表示されますが、この数値(電波の強さ)は単純な四則演算ではなく、常用対数で表されます。おおまかには数値が10㏈上がるごとに、電波の強さが元のレベルの10倍になると考えてください。
そして地デジ放送を安定して視聴するためには、テレビなどのチューナーに届いた時点での電波レベルが、34dBから89dBの範囲であることが必要です。
電波レベルが33dB以下と低すぎるか、逆に90dBと強すぎる状態になると、チューナーが映像信号を正しく処理できなくなり、テレビ画面がブロックノイズで乱れたり、映らなくなったりするといった問題が生じます。
ちなみに各テレビまで届く地デジ電波レベルは、気候や天候などの影響でも変動するため、実際の現場ではチューナーに届く段階で、47㏈から81㏈の範囲、最低でも40㏈以上になるよう調整されます。

つまり分配器を通ったテレビ電波は、一本のケーブルから複数のケーブルに枝分かれして各部屋や機器に送られますが、分配される際に、電波レベルを等分に分配するため、分配数に応じて㏈の数値が低下してしまうのです。

ここまでの解説は少し専門的で難しく感じるかもしれませんが、簡単に言えば「分配の数値が大きいほど個々の分配先の電波レベルが弱くなる」と覚えておけば大丈夫です。
以下、分配器の分配数に応じて、個々の分配先で電波レベルが減少する目安の一覧です。

分配数 分配損失の目安 信号の減少イメージ
2分配 約 4 dB 元の信号の約 6 割に減少
3分配 約 6 dB 元の信号の約 5 割に減少
4分配 約 7.5 dB 元の信号の約 4 割に減少
6分配 約 10 dB 元の信号の約 3 割に減少
8分配 約 11.5 dB 元の信号の約 2.5 割に減少

※上記はあくまでおおよその目安です。実際の減衰量は使用する分配器の品質をはじめ、さまざまな要因によっても左右されます。

このように、分配数が増えるほど映像信号(電波)は確実に弱くなります。
特に元のアンテナで受信している電波が十分に強くない場合や、配線部の長さによる減衰も重なった場合、この分配損失によってテレビ画面の映りが悪くなってしまうのです。
この分配損失をはじめ、さまざまな要因で減衰する電波の強さを補足するのが、ブースターの大きな役割です。

我が家にブースターは必要?不要?簡単セルフチェックリスト

上記のご説明をお読みになった方は「じゃあ、うちのアンテナ設備にもブースター取付が必要なんだろうか?」と気になることでしょう。
そこで、以下のチェックリストを基に、ご自宅の電波受信やアンテナ設備の状況を確認してみましょう。
以下から、当てはまる項目をチェックして、その数を数えてみてください。

  • テレビを3台以上設置している、または設置する予定がある。
  • アンテナ端子からテレビまでのケーブル長が合計で 15 m 以上ある。
  • 特定のチャンネルで映像がカクカクしたり、ブロックノイズが出たりすることがある。
  • 4K/8K放送をきれいに視聴したい。
  • アンテナを設置している場所の周りに、高い建物や山がある。
  • ケーブルテレビではなく、アンテナでテレビを見ている。

いかがでしたか?
以下、チェックの数で、ブースターの必要性を判断してみましょう。

チェックの数 診断結果 推奨されるアクション
0 個 ブースターは不要な可能性が高いといえます まずは分配器のみで接続を試してみましょう。
1~2 個 ブースターの設置を検討しましょう テレビの映りが悪い場合、ブースターで改善する可能性が高くなります。
3 個以上 ブースターの設置を強くおすすめします 安定した快適な視聴環境のために、ブースターは必須レベルと考えられます。

※上記はブースターの必要性についての、おおよその判断基準になります。

このチェックリストはあくまで目安です。
しかし、ご自身の状況を客観的に把握する良い手がかりになります。

失敗しない!分配器・ブースターの選び方【4K/8K放送対応】

分配器を使ってテレビを増設したい際などに、お住まいにブースターを設置して電波レベルを補強する必要があると分かったら、次はいよいよ具体的な商品の選び方です。
しかし、インターネットの通販サイト、メーカーや家電量販店などのサイトを確認すると、分配器もブースターも種類(機種やモデル)が多く、一体どれを選べばいいか迷ってしまうことでしょう。

この項目では、ブースターや分配器の購入で失敗しないための重要なポイントを解説します。
特に、将来4K/8K放送を楽しみたい方は、対応する製品を選ぶことが非常に重要です。
またアンテナメーカーでは、やはりDXアンテナやマスプロ電工、日本アンテナ、サン電子など、国産大手メーカー製の機器が、品質の高さやサポート体制などで信頼できます。
一度の投資で長く使える、賢い製品を選んでください。

分配器選びの3つの重要ポイント

まずは、分配器の選び方から解説します。
分配器をお選びになる際に、最低限、確認してほしいポイントは以下の3つです。

ポイント 詳細 選び方のヒント
1. 分配数 接続したいテレビやレコーダーの数に合ったものを選びます。 将来増設する可能性も考え、少し余裕のある数 (例: 3台なら4分配) を選ぶと安心です。ただし、分配数が増えるほど信号は弱くなり、価格も高くなるので注意が必要です。
2. 通電方式 BS/CSアンテナへ電気を送るために必要です。地デジアンテナのみなら不要です。 一端子通電型:1つの出力端子からのみ給電。
全端子通電型:すべての出力端子から給電可能。複数のレコーダーから給電したい場合に選びます。迷ったら「全端子通電型」がおすすめです。
3. 対応周波数 どの放送まで対応しているかを示します。 新4K8K衛星放送 (~3224 MHz) に対応した製品を選びましょう。「4K8K対応」のマークが目印です。これを選んでおけば将来的に安心です。

※上記は分配器を選択する際の主なポイントです。

補足でご説明すると、分配器の分配数は、2分配、3分配、4分配、5分配、6分配、8分配の6種類になります。最大が8分配で、7分配だけが存在しないと考えればわかりやすいでしょう。そして価格帯も分配数が多いほど高くなります。

通電方式とは、BS/CSアンテナに電源を送る方式です。
衛星放送用のBS/CSアンテナには「コンバーター(変換器)」が付属しており、受信したSHF(センチメートル波)という高周波数帯の電波を、ケーブルで送りやすいMHz帯に変換する役割を果たしています。
このコンバーターを作動させるためには電源が必要で、主にテレビなど受信機器の「BS電源設定」を行うことで、チューナー端子からアンテナケーブルを通じてBS/CSアンテナに給電します。この給電が行われないと、SHFが変換されないため、衛星放送は視聴できません。
そして給電方法としては、一台のテレビから常時給電するか、複数台のテレビで衛星放送を見る際だけ随時給電するかになります。
常時給電の場合は、価格の安い一端子通電型の分配器で、通電端子と給電するテレビを接続します。
随時給電では、全端子通電型の分配器を使い、すべてのテレビから必要時に給電する必要があります。
現在では節電の問題などから、全端子通電型による随時給電が主流になっています。

ブースター選びで見るべき4つの性能

アンテナ用のブースターは、性能によって価格も大きく変わります。
以下の4つの性能を確認し、ご自宅の環境に合ったものを選びましょう。

性能指標 意味 選び方のポイント
1. 利得 (dB) 映像信号をどれだけ増幅できるかを示すパワーの数値です。 数値が大きいほど強力ですが、増幅量が強すぎると逆に映りが悪化することもあります。分配数が多い、配線が長い場合は高利得なモデルを選びます。利得を調整できる機能付きが便利です。
2. 雑音指数 (NF) 増幅時にどれだけブースターのノイズが混入するかを示す数値です。 数値が小さいほどブースターが発するノイズが少なく、高画質になります。画質にこだわるなら、この数値を重視しましょう。1.0 dB 以下が理想的です。
3. 設置場所 屋外用:アンテナのすぐ下に取り付けます。利得や防水性が高くなります。
屋内用:屋内に設置します。利得はやや低いながらご自宅でも手軽に設置できます。
住宅全体の電波を増幅できてもっとも効果的なのは屋外用ですが、増幅量が少なくていい場合や、ご自宅で設置したい場合は屋内用を選びます。
4. 対応放送 UHF:地デジのみ対応。
UHF/BSCS:地デジとBS/CSの両方に対応。
ご自宅の視聴環境に合わせます。BS/CSも視聴するなら、必ず「UHF/BSCS」対応で、かつ「4K8K対応」のものを選びましょう。

※上記はブースター機器を選ぶ際の主なポイントになります。

見落としがち!アンテナケーブルの規格も確認しよう

高性能な分配器やブースターを用意しても、それらを接続するアンテナケーブル(同軸ケーブル)が古い規格であると性能を十分に発揮できません。
ケーブルで電波を送信する際に、電波の減衰、ノイズの混入などが起こり、結局は電波の強さや品質が低下してしまいます。

特に左旋の電波で送られる4K8K放送を視聴するには、従来よりも高い周波数に対応したケーブル(4K8K・3442MHz)が必要です。
現在お使いのケーブルの側面を見て、印字されている文字を確認してみましょう。
アルファベットと数字を組み合わせた記号の各部が、ケーブル各部の品質を表しています。
以下、主なケーブル企画(記号)と対応する放送、特徴を一覧で解説します。

ケーブル規格 主な対応放送 特徴
S-5C-FB 地デジ / BS/CS / 4K8K 推奨。信号の劣化が少なく、長距離の配線にも向いています。やや太いため屋外や屋根裏などの配線に適します。
S-4C-FB 地デジ / BS/CS / 4K8K 推奨。一般的に使われる規格。画質も安定しており、4K8Kにも対応可能です。主に室内等のケーブルにおすすめです。
4C-FB (Sが無い) 地デジ / BS/CS 「S」は2K衛星放送に対応するかどうかの記号です。「S」がないケーブルはノイズへの耐性がやや低いため、4K8Kには不向きです。
3C / 2C など 地デジ 主に屋内で機器の間を結ぶ短い配線用。数字はケーブルの太さを示し、これらは細い分だけ扱いやすい半面、映像信号の劣化が大きいため、メインのケーブルとしては推奨できません。

※上記は各ケーブル規格の主な特徴です。

もしお住まいで使われているケーブルが古い規格のものである場合は、機器の設置や交換を機に、ケーブル配線全体も「S-4C-FB」以上の規格のケーブルに交換することをおすすめします。

【図解】これが正解!分配器とブースターの正しい接続順序

分配器やブースターなどの機器を選んだら、次はいよいよ実際の接続です。
ここでもっとも重要となるのが「接続する順番」です。
この順番を間違えると、せっかくの機器が性能を発揮できないどころか、かえってテレビの画質を悪化させてしまうこともあります。

ここでは、図なども参考に、誰でも分かるように正しい機器の接続順序を解説します。
このセクションをしっかりお読みいただければ、DIYでの作業も安心して進めることができます。

鉄則は「アンテナ → ブースター → 分配器 → テレビ」

分配器と特に屋外用ブースターを両方使う場合の、絶対に守るべき接続順序の鉄則はこちらです。

【アンテナ】 → 【ブースター】 → 【分配器】 → 【各部屋のテレビ】

  • まず、アンテナが受信したノイズの少ない映像信号を、最初にブースターで増幅します。
  • 次に、増幅された強い映像信号を、分配器で各部屋に分けます
  • 最後に、分配された映像信号が各テレビに届きます。

屋外用ブースターの場合、アンテナのすぐ下に取り付ける本体の「増幅部」と、屋根裏などで屋内のコンセントに接続し、ケーブルを通じて増幅部に電源を供給する「電源部」に分かれています。
その場合の接続順序は以下のようになります。

【アンテナ】 → 【ブースター増幅部(屋外)】 → 【ブースター電源部(屋内)】 → 【分配器】 → 【各部屋のテレビ】

ただし、八木式アンテナなどマストの先に固定されるアンテナの場合、アンテナとブースターが近すぎると、ブースターが発するノイズをアンテナが受信してしまうことがあります。そのためアンテナから1メートルほど離したマストの下部に増幅部を設置します。

なぜこの順番?ノイズを増やさないための重要な理由

なぜ、屋外用ブースターの場合は「ブースターが先」「アンテナの近く」なのでしょうか?
それは、できるだけ綺麗な状態の映像信号を増幅するためです。

アンテナが受信した直後の映像信号は、余計なノイズがもっとも少ない状態です。
この綺麗な映像信号を最初にブースターで増幅することにより、ノイズまで増幅されることを抑えて、画質の劣化を最小限にできます。
音楽で例えるなら、マスター音源の音質を上げてからコピーを作るようなイメージです。

【要注意】やってはいけないNGな接続例

アンテナ作業などの初心者がもっとも陥りやすい間違いは、このブースターや分配器の順番を逆にしてしまうことです。

(NG例) 【アンテナ】 → 【分配器】 → 【ブースター】 → 【テレビ】

この接続の流れにしてしまうと、まず分配器で映像信号が弱くなってしまいます。
そして、分配損失によって弱くなった信号には、相対的にノイズの割合が増えています。
そのノイズが多く混じった弱い映像信号をブースターで増幅するため、ノイズまで一緒に大きくしてしまい、結果的に画質が悪化するのです。
これは、ノイズの多い音源の音量を上げてコピーするようなもので、綺麗な音にはなりません。
なお室内用ブースターの場合は増幅量が低いため、電波品質への注意は必要ですが、分配器の先に設置しても大きな問題は生じません。

【状況別】我が家に最適な組み合わせは?ケーススタディで解説

ここまで記事の知識を基に、具体的な状況を想定した最適なブースター・分配器など機器の組み合わせをご紹介します。
ご自身の状況にもっとも近いケースを参考にして、配線計画を立ててみましょう。
この項目をお読みいただければ、家電量販店やネットショップでどの製品を確認すればよいか、具体的なイメージが湧くはずです。

ケース1:電波が強い地域・2部屋で地デジのみ視聴

これはもっともシンプルなケースです。
元の電波が強いため、分配損失の影響を受けにくく、ブースターは不要な可能性が高くなります。

項目 推奨される機器・構成
ブースター 不要
分配器 2分配器
ポイント – 将来性を考え「4K8K対応」モデルがおすすめ。
– 地デジのみなので「非通電型」で問題ありません。
– 接続は「アンテナ端子 → 2分配器 → 各テレビ」とシンプルです。

※上記は本ケースに適した分配器設置の一例になります。

ケース2:一般的な戸建て・4部屋で地デジ+BS/CSを視聴

多くのご家庭が当てはまるであろう、複数の部屋でテレビを視聴するための標準的な配線部のモデルケースです。
4分配による信号の低下を補うため、ブースターの設置が推奨されます。

項目 推奨される機器・構成
ブースター UHF/BSCS対応 屋外用ブースター (4K8K対応)
分配器 4分配器(全端子通電型・4K8K対応)
ポイント – もっとも効果的な屋外用ブースターを選びます。
– BS/CSアンテナへの給電のため、分配器は「全端子通電型」が安心です。
– 接続順序は「アンテナ → ブースター → 分配器 → 各テレビ」を厳守します。

※上記は本ケースの基本的な配線部の構成になります。詳細は現場の環境などによって変動することがあります。

ケース3:電波が弱い地域・複数部屋で4K/8Kも楽しみたい

最高の視聴環境を求める、もっとも高度な配線部のケースです。
元のテレビ電波が弱く、分配数も多いため、高性能な機器の選定が重要になります。

項目 推奨される機器・構成
ブースター 高利得・低雑音指数のUHF/BSCS対応ブースター(4K8K対応)
分配器 6分配器 または 8分配器 (全端子通電型・4K8K対応・高シールド型)
アンテナケーブル S-5C-FB 規格
ポイント – ブースターは性能を重視し、利得が高く雑音指数(NF)が低いモデルを選びます。
– ケーブルも信号劣化の少ないS-5C-FB規格で統一します。
– このケースでは配線が複雑になるため、専門業者への相談も有力な選択肢です。

※上記は本ケースに適した配線部の構成です。詳細は現場の条件に応じて変化するため、アンテナ専門業者にご相談ください。

どこまで自分でやる?DIYと専門業者依頼の判断基準

上記でアンテナ配線部(ブースター・分配器設置)の作業についてご説明しましたが、この情報から「よし、自分でやってみよう!」と思う方もおられれば、「なんだか難しそう…」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
この項目では、DIYで挑戦する場合と、プロのアンテナ工事専門業者に依頼する場合の判断基準を主なまとめました。
決してご無理はなさらず、安全かつお住まいに最適な方法を選びましょう。

DIYで設置する際の注意点と安全対策

室内用ブースターの設置や、低い位置のデザインアンテナの裏面に奥が右用ブースターを固定するなど、ほぼ屋内で完結する作業であれば、DIYの難易度はそれほど高くありません。
挑戦する際は、以下の点に注意してください。

  • 作業前に電源を確認する:感電防止のため、ブースターやテレビの電源プラグは抜いてから作業を始めましょう。
  • ケーブルの接続は確実に:コネクタの芯線が曲がったり、シールド線と接触したりしないよう、丁寧に接続します。接続が甘いと電波の流出やノイズで映りが悪くなる原因になります。
  • 未使用端子の処理:分配器でも使わない出力端子は、必ず「終端抵抗(ダミー抵抗)」付きのキャップでカバーしましょう。ノイズの侵入や電波の漏れを防ぎます。
  • 高所作業は絶対に無理をしない:屋根の上や梯子を使う作業は、転落の危険が伴います。少しでもご不安を覚えた際は、作業を中止して専門業者に依頼してください。安全が最優先です。

こんな時はプロに相談!業者依頼を検討すべきケース

以下のような状況では、無理せず専門業者に工事をご依頼になることを強くおすすめします。

  • 屋根の上でのアンテナや屋外用ブースターの設置作業(高所作業)が必要な場合。
  • 電波が弱く、専用の測定器による正確な電波状況の調査が必要な場合。
  • 壁の中に配線を通すなど、隠蔽配線工事をしたい場合。
  • 自分で一通り試してみたが、どうしても映りの問題が解決しない場合。
  • どの機器を選べばいいか、最終的な判断に自信が持てない場合。
  • その他、ご自宅では難しい精密、複雑な工事を行う場合。

プロの業者へ頼めば、確実な施工で安定した視聴環境をすぐに手に入れることができます。

気になる費用は?業者に依頼した場合の料金相場

ここではアンテナ工事専門業者に施工を依頼した場合の、一般的な費用相場を一覧でまとめました。
料金は建物の状況や工事内容によって変動するため、あくまで目安として参考にしてください。

作業内容 費用相場 (部品代・工事費込み) 備考
ブースター設置・交換 15,000 円 ~ 35,000 円 機器本体(屋内か屋外、対応する放送)や、配線の複雑さによって変動します。
分配器設置・交換 8,000 円 ~ 20,000 円 分配数や性能、設置場所によって変動します。
アンテナレベル調査・調整 8,000 円 ~ 15,000 円 トラブルの原因を特定するための作業です。

※上記は一般的な業者における費用相場の目安です。

多くのアンテナ工事業者は、新規アンテナ取り付けだけでなく、テレビアンテナの調整・修理・交換などの工事でも、無料で見積もりを出してくれます。
施工品質が高く、適正価格でアフターサービスも豊富など、コストパフォーマンスの高い工事を実現するためには、複数の業者から見積もりを取って、料金とサービス内容を比較検討する「相見積もり」をおすすめします。

分配器・ブースターに関する「よくある質問」

最後に、多くの方がブースターや分配器について疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
これまでの記事内容の補足として、ぜひ参考にしてください。

Q1. ブースター内蔵分配器ってどうなの?

A1. これはその名称の余居り、分配器とブースターの機能がひとつになった便利な製品です。

メリットは、配線がシンプルになり、設置スペースも少なくて済む点です。
デメリットは、ブースターの設置場所が分配器の位置に固定されてしまう点です。

ブースターはアンテナの近くに設置するのがもっとも効果的なため、アンテナ端子の近くで分配するような、配線が短いシンプルな環境では選択肢になります。
しかし、複雑な配線環境では、それぞれ別の機器を適切な場所に設置する方が高い効果を期待できます。

一般的にブースター内蔵の分配器は、室内でテレビやレコーダーなど複数の機器に電波を分配する際、分配損失をカバーするためのブースターが内蔵されている製品です。
ただこのような製品は、主に室内で使われる機器であるため、ノイズの混入や増幅には注意が必要です。
また室内用の分配器には、ケーブルが一体化したモデルもあります。このようなモデルは、端子の抵抗による電波の減少を抑えることができる点がメリットです。ただアンテナコンセントと機器を結ぶケーブルの長さが十分であるかどうかを確認することが必要となります。

Q2. 分配器の使わない端子(空き端子)はどうすればいい?

A2. 分配器の設置では、予備端子として必要な分配数より1個多い分配数の製品を使うことが基本です。そして普段使わない予備端子には、必ず「終端抵抗(ダミー抵抗)器」と呼ばれる専用のキャップを取り付けてください。

空き端子をそのままにしておくと、そこから外部のノイズが入り込んだり、逆にテレビ電波が漏れ出したりして、家全体のテレビの映りやWi-Fiなどに影響を与える可能性があります。
特に周波数帯が高い4K8K(左旋)の電波は、これらの問題が生じやすくなります。
終端抵抗器は数百円で購入できる小さな部品ですが、安定した受信環境を保つために非常に重要な役割を果たします。

Q3. 分波器や分岐器という製品は分配器とは違うの?

A3. 実店舗やネットショップなどでは、分配器と名称、形ともよく似た「分波器」「分岐器」という製品が販売されています。
しかしこれらの機器は、分配器とは性能も役割もまったく異なるため注意が必要です。

前述の通り、地デジアンテナとBS/CSアンテナの両方を設置する場合、混合器または混合ブースターで、周波数帯の異なる地デジと衛星放送の電波を一本のケーブルにまとめます。
そして同じケーブルで送られてきた地デジ・衛星放送の電波を、テレビの前でふたたび2本のケーブルに分けて、地デジ・BS/CSのチューナーに接続するための機器が「分波器」です。

「分岐器」は、見た目や機能や分配器とよく似ていますが、送られてくる電波レベルを、たとえば3つの出力端子で80%、10%、10%など、送り出すレベルに差をつけて分配するための装置です。
この機器は、マンションやアパートなどの集合住宅で、屋上の大型共聴アンテナから送られてくる非常に強い電波を、ケーブルの長さによる減衰も考慮して、各フロアなどに必要なレベルだけ分配するための装置です。一般住宅で使われることはまずありません。

以上のように、それぞれの機器は似ていても機能や役割はまったく異なるものです。間違って購入してしまうと本来の目的には利用できないため、くれぐれもご注意ください。

Q4. テレビの「アンテナレベル」で何を確認すればいい?

A4. テレビの設定画面などから確認できる地デジやBSの「アンテナレベル画面」では「信号強度」「信号品質(SN比, MER, C/Nなど)」の両方を確認することが重要です。

多くのテレビには、受信しているテレビ電波の状態を確認する機能がついています。
この時、多くの人が「レベル」や「強度」の数値だけを見がちですが、それだけでは不十分です。

確認項目 意味 目指すべき状態
信号強度 (レベル) 電波の強さ、量を示します。 高すぎず、低すぎず、テレビが推奨する範囲内にあること。
信号品質 (SN比など) 電波の綺麗さ、ノイズの少なさを示します。 できるだけ高い数値であること。

※上記はチェックすべき主な電波のポイントです。

安定したテレビの視聴のために重要となるのは「信号品質」です。
たとえ強度が十分でも、品質が低い(ノイズが多い)とブロックノイズなどが発生します。
ブースターで改善されるのは主に「信号強度」であり、「信号品質」は改善されない(むしろ悪化することもある)点を覚えておきましょう。
ただテレビのモデルによっては、アンテナレベル画面で信号強度しか確認できない場合もあるため、どうかご注意ください。

Q5. 分配器やブースター設置のための地デジ受信の基礎知識とは?

A5. 地デジ放送は、日本各地にある電波塔の先端から、UHF(極超短波)という電波で周辺の一帯に送信されています。
この電波はある程度、広がりやすく、建物などの障害物を乗り越えて広がる性質があります。
一方で、電波塔から離れるほど減衰して電波が弱くなる、ビルなどの陰や家と家の間の狭い空間には電波が広がりきらず十分に届かないこともある、気候や悪天候の影響で電波レベルが変動するといった特徴もあります。

したがって、地デジ放送をアンテナで安定して受信するためには、以下の点が重要になります。

  • 電波塔の方向:地デジアンテナは真正面側にのみ受信性能が集中する(指向性)ため、お住まいの近隣にある電波塔の方向へアンテナの正面を合わせて、正確に向ける必要があります。
  • 設置場所:地デジアンテナは、電波塔との間に障害物がない、できるだけ高い場所に設置することが、受信レベルを安定させるための基本です。
  • 電界地域:: 電波塔の周辺エリアは、電波塔からの距離や地形の影響によって、到達する電波レベルで「強・中・弱」の電界地域に分かれます。お住まいの電界地域に合った性能(素子数・素子数相当)のアンテナを選ぶことが基本になります。

上記のような条件で、例えば中・弱電界地域や、周辺環境の問題で受信できる地デジ電波が弱い場合に、電波レベルをカバーするのが、ブースターの大きな役割になります。
ただし地デジアンテナの角度がズレる、大きな障害物が発生するなどの問題が起きると、大本の電波レベルが低下してブースターの効果も薄れるため、アンテナ工事業者に確認や調整を依頼する必要が出ます。

Q6. 分配器やブースター設置のための衛星放送の基礎知識とは?

A6. 衛星放送であるBS/CS放送は、宇宙空間の静止衛星から送られてくるマイクロ波のSHF(センチメートル波)の中でも、12GHz帯という非常に高い周波数の電波を利用して送られています。
この電波は非常に直進性が強く、静止衛星から日本全域に、光を照射するように送られています。
そのため遠距離を送ることができる半面、わずかな障害物にも遮られやすい性質があります。

衛星放送をBS/CSアンテナで安定して受信するためのポイントは以下の通りです。

  • BS/CSアンテナの向き:BS/CSアンテナは、皿のようなディッシュで12GHz帯を受け止めて、一点に集めて反射させることで受信する仕組みです。そのためディッシュの上下、左右の角度を、南西上空(東経110度)に位置する静止衛星に合わせ、1ミリの狂いもなく正確に向ける必要があります。
  • 障害物の有無:BS/CSアンテナと静止衛星を結ぶ空間の間に、建物、木、電線、さらにはベランダの洗濯物など、わずかな障害物があっても電波レベルが大きく低下し、受信できなくなる場合があります。
  • 降雨減衰・降雪減衰:雨や雪が大粒になる豪雨、大雪の際には、雨や雪が細かな障害物となり、電波を吸収し、乱反射させることで受信レベルが大きく低下し、衛星放送が映らなくなることがあります。この場合の対策は、天候の回復を待つことが基本です。
  • コンバーター電源:前述の通り、BS/CSアンテナのコンバーターを作動させる電源設定を行わないと、SHFがMHz帯に変換されず、衛星放送を視聴できません。給電方法に合わせた通電方式の分配器を選ぶことも重要です。
  • 4K8K放送:従来の右旋放送だけでなく、左旋放送でも送られるすべての4K8Kチャンネルを視聴するには、BS/CSアンテナやブースター、分配器、ケーブルなど、配線に関わるすべての機器が右旋と左旋、4K8K(3442MHz)の新しい規格に対応している必要があります。

衛星放送は、BS/CSアンテナの設置方法が適切であれば、日本全域で安定した受信を実現できるため、ブースターを設置する必然性は低くなります。
ただ分配器を使って複数のテレビで衛星放送を視聴する場合は、ブースターによる適切な電波の増幅が必要になります。

まとめ:正しい機器選びと接続で、家中どこでも快適なテレビ視聴を!

今回は、お住まいでテレビを増設する際に欠かせない「分配器」と「ブースター」について、その基礎知識や役割の違いから、適切な製品の選び方、正しい接続方法までを詳しく解説しました。

最後に、快適なテレビ環境を実現するための、本記事の重要なポイントをもう一度、確認しましょう。

  1. 役割を理解する:分配器は電波(映像信号)を「分け」、ブースターは電波を「強くする」装置です。
  2. 必要性を判断する:テレビの台数や配線の長さ、映りの状況から、ブースターが必要かどうかを見極めましょう。
  3. 正しい順番で接続する:鉄則は「アンテナ → ブースター → 分配器 → テレビ」です。
  4. 将来を見据える:これから機器を揃えるなら、全ての機器を「4K8K対応」で統一するのが賢明な選択です。

この記事内容を参考に、ご自身の家に最適なブースター、分配器などの機器をお選びになり、正しい配線を行うことで、家中どのテレビでもクリアなテレビ映像を楽しめる快適な視聴環境が手に入ります。
もし作業に不安を感じたら、ご無理はなさらずアンテナ工事の専門業者へとご相談になることも忘れないでください。

もしブースターや分配器の設置、テレビの増設など、アンテナに関するのお悩みや工事のご希望があるときは、まずは本記事を監修していただいた優良なアンテナ工事業者「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、または公式サイトからのメールフォーム、LINEアカウントを利用して、どのようなことでもまずはお気軽にご相談になることを、筆者からもおすすめいたします。
本記事の情報によりお客様のテレビライフが、より豊かで快適なものになることを願っています。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。