テレビ分配器の選び方と接続方法をプロが解説!アンテナから配線の仕組み、映りが悪い原因と対策、公式通販のおすすめ製品も紹介

2026年02月17日

現在、お住まいに地デジアンテナやBS/CSアンテナを取り付けて、お住まいでも複数のお部屋でテレビ放送をご覧になっている方も多いことでしょう。
しかし、地デジや衛星放送のアンテナはそれぞれ一基だけなのに、なぜ複数の部屋でテレビを見られるのか、疑問に思われたことはないでしょうか?

さらには、これまでテレビのなかった部屋に新しいテレビを追加したり、レコーダーなどの機器を買い足したりした場合、まずそれらの機器にアンテナからのケーブルを接続し、テレビ電波を送る必要があります。
しかし、お住まいの各部屋に設置されたアンテナコンセント端子が不足している、またテレビを置きたい部屋にアンテナコンセントがないといった場合には、お困りになることもあるでしょう。

「リビングのテレビとは別に、寝室にもテレビを置いてテレビ番組を楽しみたい」
「新しく買ったレコーダーをアンテナ線(アンテナケーブル)に接続したい」
のに、お住まいのアンテナコンセント端子の数が不足している場合に、不可欠な機器が「テレビ分配器」と呼ばれるものです。

しかし、いざインターネット検索などを利用して分配器を購入しようとすると、商品の種類が多いほか、似たような名称の機器も見られるため、一体どれを選べば良いか迷ってしまうものです。
また分配器の接続方法を間違えると「テレビの映りが悪くなった」といったトラブルの原因にもなりかねません。
そこで本記事では、テレビ分配器の基本から専門的な商品の選び方、正しい接続方法、そして映りが悪いときの対策まで、専門家の知識を基に徹底解説します。

この記事は、分配器などアンテナ関連の機器に詳しいライターが、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」の専門家に監修を受けて執筆したもので、アンテナのプロによる正確で信頼性の高い情報をお届けします。

この記事を最後までお読みいただければ、皆様もきっとご自分のお住まいに最適な分配器を選ぶことができて、快適なテレビの視聴環境を構築できるようになるでしょう。

テレビ分配器とは?役割と「分波器」「分岐器」との違いを理解しよう

まずテレビアンテナ用の分配器がどのような機器なのか、その基本的な役割から見ていきましょう。
分配器の役割を正しく理解することで、名称や形状もよく似た「分波器」や「分岐器」との違いも明確になります。
お住まいに適した正しい機器を選ぶための第一歩として、分配器と分波器、分岐器の違い、それぞれの機能をしっかりと押さえておきましょう。

役割はアンテナ信号の数を増やすこと

テレビ分配器のもっとも重要な役割は、アンテナ端子から出力されるテレビ映像信号(電波)を、画質を保ったまま複数のケーブルに等しいレベルで分けることです。
例えるなら、コンセントの電源タップのように、一個の出力端子(アンテナ端子)からの電波を、複数の出力(テレビやレコーダー)端子へと等分に分岐させる働きをします。

分配器本体には、送られてくるテレビ電波(映像信号)を受け取る一個の入力端子と、その電波レベルを等分に分けて送り出す複数の出力端子がついています。
アンテナ本体やアンテナコンセントから電波を出力する端子と、分配器の入力端子をアンテナ線(同軸ケーブル)のプラグに接続し、複数の出力端子と、テレビやレコーダーの入力端子をやはりケーブルで接続することで、一個のアンテナ出力端子から複数の機器の入力端子へと電波を送ることが可能になります。
アンテナコンセント端子が一個しかない部屋でも、分配器を使うことで、複数のテレビや録画機器を同時に使用できるようになります。

以下、「分配器」の役割について、簡単にまとめます。

項目 説明
入力 壁のアンテナ端子などから来たテレビ信号 1系統。
出力 テレビ、レコーダーなどへ向かうテレビ信号 2系統以上。
機能 入力された信号を、各出力へ均等な強度で分配する。
主な用途 部屋にテレビを増やしたい、レコーダーを追加したい場合など。

※上記は一般的なテレビアンテナ分配器の主な特徴です。

なお一般的な戸建て住宅では、屋内にすでに分配器が設置されていることが多くなります。分配器は主に屋根裏や天井裏の点検口付近、もしくはマルチメディアボックスの中に設置されています。テレビアンテナからのケーブルが入力端子に接続され、出力端子からのケーブルは各部屋のアンテナコンセント端子まで配線されています。
この住宅内の分配器は、新築物件のお引き渡し時に、すでに各アンテナコンセントへの配線も含めて設置されていることが大半になっています。

「分波器」との違い:電波の周波数帯を分ける機器

分配器とよく混同されやすいのが「分波器(ぶんぱき)」です。
分配器が映像信号(を送るケーブル)の「数」を増やすのに対し、分波器は1本のケーブルに混ざって送られてくる信号の「種類」を分ける機器です。
具体的には、分波器は一本のアンテナケーブルで送られる地上デジタル放送(地デジ)と衛星放送(BS/CS)の電波(映像信号)を、それぞれのチューナー入力端子用に分離する役割を担います。
一般的には分波器は、混合された電波を入力する入力端子と、UHF(地デジ)、BS/CSそれぞれの出力端子から成り立っています。

この分波器と対になって使用される機器が「混合器(こんごうき)」です。
混合器とは、戸建て住宅に地デジアンテナとBS/CSアンテナを設置する場合に、各アンテナからのケーブルで送られる周波数帯の違う電波を、一本のケーブルにまとめる装置です。
分波器とは逆に、2個の入力端子と、1個の出力端子から成り立っています。
混合器を使うことで、その先の配線や必要な機材がシンプルになり、総合的な工事のコストを抑えることができるのです。

分波器と混合器は、ケーブルを接続する方向が正反対になるだけで、内部の構造はまったく同じものです。
ただ分波器は室内で使うため、ケーブルと一体化されている機器もあり、このような製品であれば電波の減衰量を抑えることができます。
一方、混合器は屋外(アンテナの近く)で使用されることが多いため、風雨にも耐える頑丈な構造のものが多くなります。
また現在では、電波を増幅するブースターの地デジ・衛星放送対応モデルには、混合器の機能も備えている「混合ブースター」があり、戸建て住宅ではこちらが使用されることが多くなります。

以下、分配器と分波器の主な違いを一覧で解説します。

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機器名 機能 信号の変化
分配器 信号のを増やす 1種類の強い映像信号 → 複数の同じ映像信号
分波器 信号の種類を分ける 混合された映像信号(地デジ+BS/CS) → 地デジ映像信号とBS/CS映像信号

※上記は分配器と分波器の基本的な違いになります。

「分岐器」との違い:信号強度を変えて分ける機器

もうひとつ、分配器とよく似た機器に「分岐器(ぶんきき)」という機器もあります。
分岐器は、入力された信号の一部を分岐させ、残りの大部分の信号はそのまま通過させる機能を持っています。
例えば、一個の入力端子に入力された電波レベルのうち、90%を主な出力端子から送り出し、残りの10%を枝分かれする出力端子から送り出すような形です。
分岐器は、主にマンションやアパートなどの集合住宅で、各棟にある大型の共用アンテナからの電波を送る建物の幹線ケーブルから、各フロアや各部屋へと映像信号を引き込む際に、適切な信号レベルを調整するために使われます。
一般の住宅で使われることはほとんどないため、戸建て住宅で屋内にある複数のテレビとケーブルを接続したい場合には「分配器」を選ぶのが正解です。

【購入前に】テレビ分配器の正しい選び方|4つの重要チェックポイント

テレビ分配器の基本的な役割および、類似した「分波器」「分岐器」との機能の違いは以上の通りです。

そしてお住まいやご自身の目的に合った分配器を選ぶためには、分配器についてもいくつかのポイントを確認する必要があります。
ここでは、分配器の購入前に必ずチェックしたい4つの重要な項目を解説します。
これらのポイントを押さえることで、購入時の失敗を防ぎ、お住まいでの用途に適した長く快適に使える製品を見つけることができます。

①接続台数に合わせた「分配数」を選ぶ

まず、何台の機器に接続したいかに合わせて「分配数」を決めます。
分配器には2分配から8分配(7分配を除く)まで、6種類の分配数の製品があります。
室内で使う場合は、テレビやレコーダーなど、接続したい機器の合計台数と同じか、それより少し多い分配数の製品を選びましょう。
将来的に機器が増える可能性も考慮して、必要な台数にプラス1した分配数のものを選ぶと安心です。
ただ必要な数よりもあまりに分配数が多い製品を選んでしまうと、個々の分配先の電波レベルが弱まり、テレビ画面の乱れなどにもつながるため注意が必要です。この点については後の項で詳しく解説します。

以下、分配器を選ぶ際におすすめとなる分配数の一例です。

分配数 おすすめの接続台数 用途の例
2分配 2台 テレビとレコーダーを1台ずつ接続
3分配 2〜3台 テレビ2台とレコーダー1台を接続
4分配 3〜4台 リビングと各個室のテレビに接続
5分配以上 5台以上 多くの部屋や機器に接続する場合

※上記は各用途に適した一般的な分配数の例です。

②BS/CS放送に必須の「通電方式」

衛星放送(BS/CS放送)を視聴する場合、テレビなどの機器からBS/CSアンテナに電源を供給する必要があります。
これは、アンテナで受信する静止衛星からの電波(12GHz帯)を、ケーブルへの送信に適したMHz帯へと変換する、アンテナ付属の機器「コンバーター」を作動させるために、テレビなど受信機器のBS/CS入力端子から電源を供給する必要があるためです。

テレビなど受信機器から送られる電気は、分配器の出力端子から入力端子を逆に通ってアンテナ側に送られることになります。
そのため、分配器本体が電気を通すことができる「通電型」であるかどうかが重要になります。
分配器の通電方式には以下、主に2つのタイプがあります。

  • 全端子通電型:すべての出力端子から入力端子(BS/CSアンテナ側)へ電気を送ることができます。どの端子にBS/CSチューナー付きの機器を接続しても良いため、配線の自由度が高いのが特長です。
  • 一端子通電型:特定の1つの出力端子のみが電気を通します。BS/CSチューナー付きのテレビやレコーダーは、この指定された端子に接続する必要があります。

以下、全端子通電型と一端子通電型の使い分け方になります。

通電方式 特徴 こんな人におすすめ
全端子通電型 すべての出力端子が通電する。 住宅内のどのテレビでもBS/CSを見たい人、配線をシンプルにしたい人。
一端子通電型 1つの出力端子のみ通電する。 BS/CSを見るテレビが1台に決まっている人、コストを抑えたい人。

※上記は分配器の各タイプごとの主な違いになります。

全端子通電型と一端子通電型に、通電方式以外の機能の差はなく、価格面では同じ分配数でも一端子通電型の方がやや低価格になります。

かつてはBS/CSアンテナへの給電方法として、特定のテレビから常に給電し続ける方法が主流であったため、一端子通電型の分配器が使われていました。
しかしこの方式では、給電するテレビの電源が切れていると、BS/CSアンテナに電源が供給されないため、他のテレビで衛星放送が受信できないほか、節電の問題なども生じました。
そのため現在では、各部屋のテレビで衛星放送を視聴する時のみ、アンテナに給電する方式が主流となっています。そしてこの方式を選ぶ場合には、全端子通電型の分配器が必要になります。

③4K8K放送に対応した「周波数帯域」

2018年(平成30年)にスタートした衛星放送の4K8K放送は、従来の衛星放送の電波(右旋円偏波)よりも高い周波数帯域の電波(左旋円偏波)を使用しています。
より正確には、アンテナのコンバーターで変換された後、右旋の電波は1032MHzから2072MHzまで、左旋の電波は2224MHzから3224MHzまでの周波数になります。

そのため、4K8K放送を視聴する、または将来的に視聴する予定がある場合は、必ず「4K8K対応」や「3224MHz対応」と記載された、または「SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)」がついた分配器を選びましょう。
非対応の分配器を使うと、特定のチャンネルが映らない、映像が乱れるなどの不具合が発生する可能性があります。

以下、テレビ放送の種類別の、対応周波数帯域の目安になります。

放送の種類 対応周波数帯域の目安
地上デジタル放送 〜710MHz
BS/CS放送 〜2072MHz
4K8K衛星放送 〜3224MHz

※上記は各放送の周波数帯域の上限です。

ただ2026年2月の状況として、4Kチャンネルの減少に伴う周波数帯の再編により、左旋円偏波で送信される4K8Kチャンネルは現在「NHKBS8K」の1チャンネルのみになっています。
そのため現状でこのチャンネルを視聴しない限りは、現状の分配器が4K8Kに非対応の物でも、すぐに機材を交換する必要はありません。

④ノイズを防ぐ「シールド性能」|安い分配器がNGな理由

テレビの映りを安定させるためには、分配器の「シールド性能」が非常に重要です。
シールド性能とは、外部からの電波ノイズの侵入や、内部からの電波漏洩を防ぐ能力のことです。
安価な分配器は、このシールド構造が不十分な場合が多く、映像の乱れやノイズの原因となりやすいため注意が必要です。

高品質な分配器は、亜鉛ダイキャストなどの金属製ケースで内部の電子回路をしっかりと覆うことで、高いシールド性能を実現しています。
価格だけでなく、製品の構造や材質にも注目して、ノイズに強い「高シールド型」の製品を選ぶことが、快適な視聴環境への近道です。
特に4K8K放送をご視聴になる場合は、分配器など配線部の機材にもシールド性能の高い機器が必要となります。(4K8K対応の分配器は、必然的に高いシールド性能を備えています)

以下、分配器の品質別の特性の一覧になります。

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項目 安価な分配器(非推奨) 高品質な分配器(推奨)
筐体の材質 プラスチック、薄い金属板 亜鉛ダイキャスト、厚手の金属
内部構造 シールドが不十分、回路が簡素 高シールド構造、精密な回路設計
ノイズ耐性 低い(映像が乱れやすい) 高い(安定した映像を維持)
信頼性 低い(故障しやすい) 高い(長期間安心して使える)

※上記は価格別の主な品質の違いになります。

メーカーについては、DXアンテナやマスプロ電工、日本アンテナ、サン電子など、人気の高い国産大手メーカー製の製品を選べば、品質面でも安心できます。

図解で簡単!テレビ分配器の接続方法と注意点

適切な分配器を選んだら、次は正しく設定し接続する作業です。
分配器の接続はお客様ご自身でも決して難しくありませんが、いくつかのポイントを押さえないと性能を最大限に発揮できません。
ここでは、基本的なテレビ分配器の接続方法と、安全に作業を進める具体的な手順、作業の際に陥りがちな注意点を解説します。

【ケース別】アンテナ端子からテレビへの接続手順

ご家庭のアンテナコンセント端子の状況によって、接続方法が少し異なります。
ここでは、一般的な2つのケースを例に接続手順を紹介します。

ケース1:アンテナ端子が1つで、地デジとBS/CSの両方を見たい場合

  1. 壁のアンテナ端子から分配器の入力端子(IN)へアンテナケーブルを接続します。
  2. 分配器の出力端子(OUT)から、各テレビの「地デジ/BS・CS混合入力」端子へケーブルを接続します。
  3. テレビ側で分波器が必要な場合は、分配器とテレビの間に分波器を接続し、地デジとBS/CSのケーブルをそれぞれの入力端子に繋ぎます。

ケース2:アンテナ端子が地デジ用とBS/CS用に分かれている場合

  1. 地デジ用のアンテナ端子から、地デジ用の分配器に接続し、各テレビの地デジ入力端子へ繋ぎます。
  2. BS/CS用のアンテナ端子から、BS/CS用の分配器に接続し、各テレビのBS/CS入力端子へ繋ぎます。
  3. この場合、分配器が2つ必要になります。

接続時にやりがちなNG例と正しい対処法

接続時に注意したいポイントが2つあります。
これらを守らないと、映像信号が大幅に弱くなったり、ノイズが混入したりする原因になります。

NG例 問題点 正しい対処法
カスケード接続(タコ足配線) 分配器にさらに分配器を接続する配線。信号の減衰が非常に大きくなり、テレビが映らなくなる原因になります。 必要な分配数を持つ単一の分配器を使用する。
未使用端子の放置 使っていない出力端子を空けたままにすると、そこから電波が漏れたり、ノイズが侵入したりします。 未使用の端子には、必ず「終端抵抗(ダミーロード)」付きのキャップを取り付ける。

※上記は分配器設置の主な注意点になります。

特に周波数帯の高い4K8K放送(左旋)を視聴する場合は、未使用の出力端子にダミー抵抗器のキャップをつけることが必須になります。

「映りが悪い…」は分配器が原因?信号減衰の仕組みと確実な対策

お住まいのテレビで「分配器を付けたら、特定のチャンネルの映りが悪くなった」という経験はありませんか。
これは、分配器の特性である「映像信号の減衰」が原因で起こる現象です。
ここでは、なぜ映像信号が弱くなるのか、そして分配器を接続してテレビが映らない場合の確実な対策について解説します。

なぜ信号は弱くなる?「分配損失」のメカニズムと影響

分配器は映像信号を複数の出力端子に等しく分けるため、それぞれの出力端子から出てくる信号の強度は必ず元の信号より弱くなります。
例えば四分配の分配器の場合、入力された100%の電波レベルを、各出力端子に25%ずつ出力することになります。(実際には端子部や機器の通過でも若干の減衰が生じるため、25%以下になります)

この映像信号の弱まりを「分配損失(信号減衰)」と呼び、dB(デシベル)という単位で表されます。
上記の通り分配数が増えるほど、この損失は大きくなります。

以下、一般的な分配損失の目安になります。

分配数 分配損失の目安
2分配 約 4.0 dB
3分配 約 6.5 dB
4分配 約 8.0 dB
8分配 約 13.0 dB

※上記は分配数ごとの一般的な分配損失の目安です。

電波レベルを表す㏈の数値は、常用対数で表されます。
そして映像信号が一定のレベル以下に弱まると、テレビは正常に映像を映し出せなくなります。その結果、ブロックノイズ(映像がモザイク状になる)や画面のフリーズ、エラーメッセージの表示といった症状が現れます。

最強の対策はブースター設置!効果を最大化する接続位置とは

分配損失によってテレビの映りが悪くなった場合、もっとも効果的な対策は「ブースター(増幅器)」を設置することです。
ブースターは、テレビの電波(映像信号)を強力に増幅してくれる機器です。
ただし、その効果を最大限に引き出すには、設置する「場所」が非常に重要になります。

  • 最適な設置場所:アンテナの直下、または分配器の直前(入力側)
  • 理由:映像信号はケーブルを通るだけでも少しずつ弱くなり、徐々にノイズを拾います。アンテナのすぐ近くや、分配器で弱くなる前の、できるだけクリーンで強い信号を増幅することで、ノイズの増幅を最小限に抑え、各テレビに質の高い信号を届けることができます。

分配器の後(出力側)にブースターを設置すると、すでに弱まってノイズが混じった信号を増幅することになり、ノイズまで一緒に大きくなってしまうため、効果が半減してしまうのです。

分配器の寿命と故障サイン・まとめ

この記事で御紹介した分配器は電子部品で構成されており、常に電波や電流を通し続ける機器であるため、永久に使えるわけではありません。
一般的に、分配器の寿命は約10年とされています。
設置環境(屋外や湿気の多い場所など)によっては、さらに寿命が短くなることもあります。

以下のような症状が見られる場合、分配器の劣化や故障が原因かもしれません。

  • 特定のチャンネルだけ映りが悪い、または映らない。
  • 以前よりブロックノイズが頻繁に発生する。
  • BS/CS放送が突然映らなくなった(通電不良の可能性)。
  • 分配器本体が変色したり、接続部分が錆びたりしている。

快適なテレビ視聴を維持するためにも、分配器も10年を目安に点検や交換を検討することをおすすめします。

最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

  • 分配器の役割:テレビの映像信号を、複数の機器へ均等に分ける。
  • 選び方のポイント:「分配数」「通電方式」「4K8K対応」「高シールド性能」の4点を確認する。
  • 接続の注意点:タコ足配線は避け、使わない端子には終端抵抗キャップを取り付ける。
  • 映りが悪い対策:信号減衰が原因の場合、分配器の前にブースターを設置するのがもっとも効果的。

これらの知識を活用して、ぜひあなたの家に最適な分配器を見つけ、快適なテレビライフをお楽しみください。

もし分配器についての疑問点をはじめ、テレビアンテナについてプロにご相談なさりたいことがある場合は、本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお問い合わせになることをおすすめいたします。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。