川崎市多摩区 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
川崎市多摩区 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは、多摩区をはじめ、神奈川県川崎市全域のアンテナ工事について豊富な経験と実績がございます。
川崎市多摩区にお住まいで、地デジ、BS/CSなど各種アンテナの新規設置や、アンテナの修理や交換などをお求めの方は、ぜひ当あさひアンテナにご連絡ください。
川崎市多摩区は、神奈川県川崎市に七つある行政区のひとつで、川崎市の北西の端に位置し、区の北は多摩川に沿い、南部には多摩丘陵が広がっています。区域面積は20.39平方キロメートルで、市内では川崎区、麻生区に次いで三番目に広い区になります。2019年(令和元年)8月1日時点での多摩区の人口は219,734人になり、区内ではおよそ113,151世帯が暮らしています。
多摩区の区域では、かつては豊かな自然と水利を生かした農村地帯が広がっていましたが、戦後になって都心へのアクセスのよさから、住宅地や市街地が開発されてゆき、現在では自然が豊かながら暮らしやすい住宅街が主になっています。また大学などが多い文教の都市という一面もあり、駅周辺には学生街としての繁華街も見られます。また少なくなったとはいえ、現在でも区の各地で農業が行われており、のらぼう菜や多摩川梨といった名産品もあります。
多摩区内には遊園地のよみうりランドがあり、また生田緑地、多摩川緑地などの公園や、ゴルフ場や野球場、プールなどのスポーツ施設も豊富です。区内の町並みは端正で、特徴ある建物も見られることから、映画、ドラマなどのロケ地にもよく利用されます。
東京都隅田区にある東京スカイツリーから多摩区の区域までは、およそ22キロから28キロ強の距離になります。低地になる多摩川沿いの付近など、多摩区内でスカイツリーから届く地デジ電波の受信に問題が出ることはございませんが、多摩区の南部は多摩丘陵にあたり起伏が多いため、現場の条件によっては、アンテナの設置において条件や制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、川崎市多摩区全域でのアンテナ工事に対応しております。多摩区にて各種アンテナ工事をお求めのお客様は、多摩区はじめ神奈川県全域での作業経験が豊富で、現地に特化したノウハウによって安心確実な施工をお約束する、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)またはホームページからのお問い合わせフォームにご一報ください。
川崎市多摩区 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
多摩区での地デジアンテナはどんなタイプが向いていますか?
- A
現在、地デジアンテナでは、主に八木式アンテナとデザインアンテナが用いられます。
八木式アンテナは、屋根の上などに設置される、魚の骨のような形のアンテナです。日本でテレビ放送がはじまった当時から、現在まで使い続けられている古典的なアンテナで、時代につれて素材の強度などは向上していますが、構造の基本は現在でも変わっていません。それほど基本設計に優れており、2019年現在でも確実な電波の受信能力を誇る地デジアンテナです。
ただ八木式アンテナは、屋根の上などの高所に立てられるため、風雨などの影響を受けやすく、確実に老朽化が進行する弱点もございます。現在の八木式アンテナの平均寿命は10年程度といわれますが、この年数は現場の環境によっても大きく変化します。
多摩区は特に厳しい環境ではなく、八木式アンテナの寿命が特に縮まることはございません。しかし想定外の大型台風や豪雪などにより、八木式アンテナがダメージを受ける場合もございます。
デザインアンテナは主に家屋の外壁に設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。そのメリットはデザイン性が高く、家屋の外観を損なわない点と、風雨などの影響を受けにくく、経年劣化や故障のリスクを軽減できる点です。また、おおむね八木式アンテナより低い位置に設置されるため、メンテナンスや修理も簡単になります。
現在ではデザインアンテナも基本モデルが20素子相当のため、八木式アンテナと比べても受信性能にほとんど差はごさいません。ただ、屋根の上にある八木式アンテナに比べ、位置が低くなる分、やや受信感度が低くなるケースはございます。また設置の場所も、自宅の向きや放送局の方向などにより、設置できる壁面の方向や角度、位置などに制約があります。アンテナの価格や設置費用も、八木式アンテナに比べてやや割高になります。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産DXアンテナ社製の最新モデルをご用意し、八木式アンテナは長寿命が望める、耐水性と対風速性が高い軽量タイプで、アンテナ本体価格を含めた基本工事価格15000円からで設置工事をお引き受けしております。デザインアンテナも20素子相当、業界最小クラスの厚さ4.9cm、大きさ9cm×22cmの薄型最新モデルで、アンテナ本体価格を含む基本工事価格20000円からで設置工事をお引き受けいたします。本体色も四種類ございますので、あらゆる外壁に調和いたします。
川崎市多摩区で地デジアンテナの設置や交換をお考えの方は、八木式アンテナかデザインアンテナかのご相談も含め、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へお気軽にお問い合わせいただきたく思います。
- Q
設置してもらったアンテナが故障したときの保証はありますか?
- A
ご安心ください。当あさひアンテナではあらゆるアンテナの設置工事において業界最長クラスとなる、施工日から10年間のアフターフォロー体制をご用意しております。これは弊社が施行技術に高い自信をもっている証でもあります。もし保障期間中、万が一にもアンテナトラブルが発生したときは、すぐ弊社フリーダイヤル(0120-540-527)にご一報ください。最短即日で弊社の職人が現場に駆けつけ、補償範囲内のトラブルであれば完全無料で復旧するよう対応させていただきます。
弊社ではアンテナ工事の際に、担当した職人がサインを入れた保証書をお渡ししております。もしトラブルなどで保障をお求めの際はこの保証書をご用意していただきます。ただ、なにぶん長期保証のため、保証書の紛失を想定して、弊社でも施工から10年間は、あらゆる工事の現場写真や保証書などをデータベース化して保存しております。
弊社にアンテナ設置を依頼されたお客様で、もし保障期間中にトラブルが発生して保証書が見つからないときは、弊社にその旨をお伝えください。そしてお手数ですが、お客様のお名前、お電話番号、ご住所、アンテナ工事の内容や時期などをお教えください。データベースで確認がとれ次第、すべての保証について、保証書がある場合とまったく同じ対応をさせていただきます。
余談ですが、風雨や雷、雪、雹、隕石、外部からの落下物など、自然災害でアンテナが損壊した場合は、火災保険の「風災保証」によって修理費が補償されることもございます。補償内容は保険会社との約款によって異なりますが、当あさひアンテナでは、アンテナ本体の修理だけではなく、修理費に火災保険を適用したいお客様のご相談にも対応しております。
弊社にアンテナ修理をお求めの際、火災保険のご相談もいただければ、保険会社に提出すべき修理報告書、見積書、施工前後の写真など、補償請求書類をすべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉も、弊社の専門スタッフが全力でサポートいたします。天災によるアンテナトラブルでお困りのときは、アンテナ本体の修理から保険会社への対応まで、すべて当あさひアンテナにお任せください。
- Q
自分で購入したアンテナ本体でも設置してもらえますか?
- A
当あさひアンテナでは、あらゆるアンテナ工事において、お客様のご要望を最優先事項にしております。もちろんお客様が別店舗などで購入された各種アンテナの設置工事にも対応いたします。
残念ながらアンテナ工事業者にも、安価で質の低いアンテナを用いる、不必要な追加工事を加算するなどして、不当に高額な工事費を請求する悪質な業者が存在します。そのため弊社では、お客様にご不審をもたれないよう、ホームページにてアンテナ設置の基本工事、オプション工事ごとの料金体系や、ご提供するアンテナの機種や型番を明記しております。
弊社がご提供する地デジアンテナは、前述の通り国産の一流メーカ、DXアンテナ社製の最新高性能モデルをご用意し、八木式アンテナは15000円から、デザインアンテナは20000円からの標準工事費で設置をお引き受けしております。またCS/BS110度アンテナもやはり同社製、2K4K8K対応型の最新モデルをご用意し、標準工事費15000円でお引き受けしております。これらの通常機種で安定した受信ができない場合は、別途に高性能アンテナもご用意しておりますので、どのような現場にも対応できます。
弊社では常に業界最安値に挑む料金設定をご用意しておりますが、もし同業他社でさらに低価格の見積もりが出た場合は、その見積書を弊社にご提示ください。まったく同じ工事内容でさらに安くお見積もりいたします。もちろん安値にしても、アンテナや部材の品質を落とすことは絶対にございません。
弊社が最新型の国産アンテナを工事費込みの業界最安値でご提供できるのは、大量仕入れを条件にメーカーと直接交渉しての部材コストの削減。不動産会社など他業種との提携による広告費の削減。完全自社施工による中間マージンのカット。弊社と直接契約したアンテナ専門の職人が効率的に動くことによる人件費の削減など、数々の企業努力でコストカットを実践しているためです。
そのためお客様がご用意されたアンテナでは、弊社でご提供する同タイプの国産アンテナより品質や性能が劣る上に、アンテナ価格と工事費の総額が、弊社のアンテナ価格込み工事費より割高になるケースも十分ございます。またご用意されたアンテナによっては、十分な受信性能を得られないことも考えられます。
繰り返しになりますが、当あさひアンテナではアンテナ工事費も含め、お客様のご利益とご要望を最優先に考えた工事を行っております。ご自身でアンテナを購入される前に、まずは弊社のフリーダイヤル(0120-540-527)へ工事費に関するご質問など、どのようなお問い合わせでもいただければ幸いです。
川崎市多摩区 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの形式として、突然、ご自宅のテレビで地デジのテレビ番組がまったく映らなくなり、画面に「e201」「e202」「e203」などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナにトラブルが発生し、テレビが自己診断機能を働かせてエラーコードで原因を示している状態です。最近のテレビはコードと同時にトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なおエラーコードの種類は、トラブルの原因によって他にも数々のものがございます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが低下しているというエラーコードです。これは主にBS、CS放送で、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。BS、CS放送は衛星放送のため、悪天候では、波の乱反射によって電波状態が悪化するという弱点がございます。BSでは悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。地デジ放送では、このコードが表示されることは少ないのですが、周辺の電波状態の悪化やアンテナ機器のトラブルなどにより、ときに表示されることもございます。
「e202」は、テレビ本体ににまったく電波が届いていないというエラーコードです。原因は大風や地震などによるアンテナ角度のずれや倒れるといったトラブル。またアンテナ本体、アンテナ線、ブースター(増幅器)、分配器など、どこかに故障が発生したことも考えられます。また単純にテレビとアンテナ線との接触不良という場合もありますので、このコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナ線との接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止しているというエラーコードです。基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、このコードが表示される場合がありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビのリセットや、テレビとアンテナ線の接続部を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。まずお電話口にて、コードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約なされた時点ではじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金も一切発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルへとお気軽にお電話ください。
川崎市多摩区 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
川崎市多摩区 てどんなところ??
川崎市多摩区は、神奈川県の東北部にあたり、ほぼ多摩川に沿って東京都に隣接する川崎市の、七つの行政区のひとつです。川崎市の最北端で、市のほぼ西端に位置しています。区域の北側は多摩川沿いの低地にあたり、南部は多摩丘陵が広がる地形になっています。
現在の多摩区の区域には、古墳時代には多摩川の周辺に古墳が造られ、飛鳥時代には律令制の元、武蔵国の橘樹郡、多摩郡、都築郡が置かれました。平安時代の末期には鎌倉幕府の御家人、稲毛三郎重成が枡形城を、鎌倉時代の初期には重成の息子、小沢小太郎重政が小沢城に拠点を構えています。この頃から江戸時代まで、多摩区にあたる一帯は稲毛領と呼ばれました。また戦国時代には、伊勢盛時(北条早雲)と山内上杉氏、後北条氏と武田信玄など、さまざまな攻防の舞台となっています。
江戸時代には、多摩川の流れを生かして二ヶ領用水が整備され、農村地帯として発展します。名産である多摩川梨の栽培がはじまったのも江戸期後半、寛政の頃からです。明治維新後は向丘村、稲田村、生田村など、時代につれて数々の村や町が成立し、行政区域の変更なども行われます。また都心への交通アクセスの進歩によりベッドタウンとしても注目され、戦後は農地から住宅地への転換が進み、駅周辺などの都市開発も加速してゆきます。今日の多摩区が正式に発足するのは、川崎市が政令指定都市に移行した1972年(昭和47年)です。さらに1982年(昭和57年)には区の南西部にあたる麻生区が分区され、現在の区域となります。
現在の多摩区は、多摩川と多摩丘陵に囲まれた、自然豊かな住宅街という趣の地域です。区内に明治大学、専修大学、日本女子大学のキャンパスはじめ教育機関が多く、文教都市の側面もあります。そのため登戸や向ヶ丘遊園、生田、稲田堤のあたりは若者が集まる学生街、歓楽街という面もあり、安くて美味しい飲食店が数多く並ぶ「B級グルメ激戦区」としても知られています。
また宅地化、都市化が進んだとはいえ、区の各地域では現在も農業が盛んに行われ、東京都の日野市、稲城市、多摩市などと並んで「多摩川梨」の名産地としても知られています。多摩川梨は、かつては稲城梨と呼ばれて東京市場の名産品でしたが、1932年(昭和7年)に多摩川梨へと名称が変更されます。昭和の中頃には、多摩区周辺は観光としての梨狩りの名所でもありました。ただその後、他の梨産地に押されたことや、区内の開発が進んだために梨畑や生産量が減少してゆき、現在では梨狩りと直売が主になっています。
生産される梨の品種では、かつては多摩川流域で発見された「長十郎」が多くを占めていましたが、その後「二十世紀」の勢力が強まって二大銘柄となり、やがて「幸水」「豊水」「新高」「多摩」などが主流品種になっていきます。他の銘柄には、甘みが強い大玉で、多摩川梨の産地でしか生産されず、生産量も少ないことから幻の梨とも呼ばれる「稲城」や「菊水」「新水」「旭」「新世紀」「新星」「あきづき」などがあります。また現在では、梨ワイン、梨けーき、梨シャーベットなど、梨を利用した製品も多く作られています。
またかつては「宿河原桃」も東京市場の名産品でしたが、昭和の中頃から徐々に生産量が減り、現在ではかなり少なくなっています。
江戸時代には稲作も盛んで、質のいい稲毛米を産出していて、稲毛の田から「稲田」という地名が生まれたともいわれています。ただ昭和の中頃までは多く見られた田んぼも現在では激減し、数軒の農家が米作りを行うだけになっています。
野菜では「のらぼう菜(のらぼうな)」が名産です。のらぼう菜は「野良坊菜」と書き、江戸時代初期から西多摩地方その他で栽培されていた、分類上は洋種ナタネにあたるアブラナ科の野菜です。その由来は、オランダの交易船が持ち込んだセイヨウアブラナの一種という説もありますが、なぜ「野良坊菜」と呼ばれるようになったかを含め、詳しいことは不明になっています。
のらぼう菜は耐寒性に優れ、生命力が強いのが特徴で、天明や天保の大飢饉の際には、のらぼう菜が人々を救ったという言い伝えもあります。反面、収穫後はしおれやすいという面があり、大量出荷や長距離輸送に向かず、主に生産地で消費されていました。ただ近年では苦味やくせのない味わいが注目され、品種改良が進められており、多摩区の新たな名産品になりつつあります。
区内の名所には、生田緑地があります。この緑地は、多摩区と宮前区にまたがる川崎市最大の都市公園、総合公園で、枡形山、飯室山の大半が緑地内に含まれています。枡形山には枡形城址が、飯室山には戸隠不動堂跡や古墳である長者穴横穴墓群などの史跡がある他、多摩丘陵の自然や山林が残っており、さまざまな植物や野鳥の姿も見ることもできます。
緑地内の施設には、2011年(平成23年)にオープンした「藤子・F・不二雄ミュージアム」があります。これは「ドラえもん」「ジャングル黒べえ」「コロリころげた木の根っ子」などで知られる国民的漫画家、藤子・F・不二雄さんが生前、多摩区内に住んでおり、親族より原画などの貴重な資料が川崎市に寄贈されたことにより設立された記念館で、全国の藤子ファンが集まる名所となっています。
また現在の高津区二子出身の世界的な芸術家、岡本太郎さんを記念して、やはり市に寄贈された岡本太郎さんやその両親である岡本かの子さん、岡本一平さんの作品を展示する岡本太郎美術館も緑地内にあります。
他にも、指定重要文化財を含む、東日本地域に実在した古民家や水車小屋などを展示する野外博物館の日本民家園。民家園の入口にあたる伝統工芸館。多摩区在住のプラネタリウムクリエイター、大平貴之さんが開発した高精細プラネタリウムや、D51(デゴイチ)形蒸気機関車の展示があり、サイエンスプリンの愛称を持つ、かわさき宙(そら)と緑の科学館こと川崎市青少年科学館。元は旧向ケ丘遊園ばら苑で、おそよ533種類、約4700株のバラが咲き誇る生田緑地ばら苑など、さまざまな施設が見られます。
遊園地やプール、多目的ホールなどを包括する大型レジャー施設として有名な「よみうりランド」も、多摩区と東京都稲城市に渡る敷地にあり、その多くは多摩区側に含まれています。また敷地内には遊園地の施設とは別に、スーパー銭湯やゴルフガーデン、読売ジャイアンツ球場や読売ジャイアンツ室内練習場、読売ジャイアンツ寮や、日本テレビの生田スタジオなどがあります。
他にも多摩川沿いには、くじらの像があることからくじら公園の別名を持ち、少年野球場や児童プール、桜の園などがある稲田公園。野球場やサッカー場、多目的広場などがある多摩川緑地があり、多摩川の流れを望める区民の憩いと娯楽の場になっています。
多摩区にある上河原堰と宿河原堰から取水され、川崎市内を幸区まで流れる二ヶ領分水は、野鳥や魚の生息地でもある市の名所になっています。取水口となる多摩区では川沿いに稲田堤の桜、宿河原の桜などの桜並木が見られる他、宿河原堰に隣接し、各種のイベントや企画展が行われる二ヶ領せせらぎ館や、さまざまな草花が見られる川崎市緑化センターなどの施設もあります。
また昭和の前半までは多摩川を渡るための渡し舟が存在し、多摩区内には菅の渡し、上布田の渡し、登戸の渡しなど、複数の渡し場がありました。現在はすべて廃止されていますが、その跡地には渡し場があったことを示す碑が建てられています。
多摩区は端正な町並みや娯楽施設が多いことから、テレビドラマや映画のロケ地にもよく用いられています。
人気特撮ドラマ、ウルトラシリーズの名作「ウルトラセブン」第8話「狙われた町」は、巨匠、実相寺昭雄監督による一編で、脚本は金城哲夫さんが担当し、現実社会への皮肉なテーマ性をこめたストーリーや、メトロン星人とモロボシダンが安アパート内でちゃぶ台を挟んで対話する。夕焼けの下町を舞台にした対決など、美しくもシュールな名シーンも豊富な傑作です。この本編中では、多摩区はじめ材木置き場や工業地帯など、当時の川崎市の各地がロケ地になり、ストーリーの鍵となるタバコの自動販売機は、向ヶ丘遊園駅の南口に設置されます。またダンとアンヌが張り込みをしていた喫茶店は現在、ケンタッキーフライドチキン向ヶ丘遊園店になっています。
「青春とはなんだ」にはじまる青春ドラマシリーズの一作として、1972年に村野武範さん主演で製作され、主題歌「太陽がくれた季節」でも知られるドラマ「飛び出せ!青春」では、最寄駅として向ヶ丘遊地駅北口がよく登場します。1974年(昭和49年)の、加山雄三さん主演による学園ドラマ「高校教師」(1993年(平成5年)の同名ドラマとは無関係)でも、当時の登戸駅から向ヶ丘遊園駅にかけての地域が主なロケ地になっています。
藤子・F・不二雄さんの短編自伝漫画で「オバケのQ太郎」誕生秘話でもある「スタジオ・ボロ物語」では、安孫子素雄(藤子不二雄Ⓐ)さんとコンビだった当時の生田とその周辺が描かれています。同じく漫画家の窪之内英策さんは、主に90年代の作品で多摩区の風景を描いています。代表作で映画化もされた「ツルモク独身寮」には小田急線喜多見駅から向ヶ丘遊園駅にかけて。SF的な設定の「ワタナベ」では向ヶ丘遊園駅周辺の街並みが描かれます。また「ショコラ」の舞台のモデルは、登戸に実在する喫茶店の当時の建物になっています。安原いちるさんの漫画で、ペットの犬と猫が美少女になるという設定の「たまはな」は、稲田堤の周辺が舞台になっています。
梶原一騎さん原作、川崎のぼるさん作画で、いわゆる「スポ根」漫画の金字塔として知られる「巨人の星」では、多摩区に実在する巨人軍宿舎が、主人公の星飛雄馬と、高校時代からの友人でバッテリーを組む伴宙太の生活の場になります。
小説家、滝本竜彦さんは小田急線生田駅の近くに下宿していたことがあり、デビュー作「NHKにようこそ!」では主人公の暮らす街として生田が登場します。また「超人計画」は生田での下宿経験を描いた私小説です。
区内にある永沢浄水場はその近未来的なデザインから、特撮ドラマのロケ地によく選ばれます。ウルトラシリーズ「ウルトラマン」第2話「侵略者を撃て」にて、敵宇宙人として人気の高い初代バルタン星人に占拠される科学センターや、藤岡弘(現・藤岡弘、)さん主演の「仮面ライダー」第1作における、主人公の本郷猛が通う生化学研究所その他の施設として使われた他、映画「宇宙快速船」「妖星ゴラス」など、多くの作品で最先端の施設として登場しています。
向ヶ丘遊園駅の駅名の由来であり、2002年(平成14年)まで営業していた向ヶ丘遊園は、当時「仮面ライダー」シリーズやウルトラシリーズ、また刑事ドラマ「特捜最前線」など、昭和から平成前半に至るまで、数々の作品のロケ地として利用されました。
よみうりランドも、同じく仮面ライダー、ウルトラシリーズの諸作品や「ロボット刑事」「快獣ブースカ」「行け!グリーンマン」などの特撮作品の他、ドラマ「太陽にほえろ!」「西部警察」「あぶない刑事」「俺たちの旅」「ザ・ハングマン」「江戸川乱歩の美女シリーズ」や近年では「相棒」など、ロケ地として園内の施設が使われた例は無数にあります。
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川崎市多摩区 の場所
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神奈川県川崎市多摩区は、神奈川県の北東部で、多摩川に沿って東と西へ細長く伸びる川崎市の中でも、麻生区と並んでほぼ西の端にあたる区域です。発足時の多摩区には麻生区の区域も含まれていましたが、麻生区は1982年に分区されます。現在の多摩区は、川崎市の北西の端になり、麻生区は多摩区の南西部に接しています。そのため区の形状も含めて、現在、川崎市の最西端は麻生区になります。
麻生区の他に隣接している自治体は、同じ川崎市では、東側を高津区、南側を宮前区に接しています。多摩川の向こうにあたる東京都では、東から世田谷区、狛江市、調布市に、そして多摩川を越えた川崎市よりの、麻生区と並ぶ北西側は東京都稲城市に隣接しています。
多摩区は多摩川に近く、江戸時代から二ヶ領用水の水利を生かした農業が盛んな地域でした。現在では交通網の発展により、同じ市内の川崎区よりも東京都心へのアクセスが便利になり、ベッドタウンとして宅地化、都市化が進んでいます。また昔よりは少なくなったものの、現在でも区内の多くで農業が営まれており、全体的には水と緑が豊かな住宅街となっています。
また区内に大学などの教育機関が多いために、文教の街という側面もあり、駅やキャンパスに近い地域は学生向けの繁華街として飲食店などで賑わっています。、また遊園地のよみうりランド、藤子・F・不二雄ミュージアムや岡本太郎美術館などのある生田緑地、稲田公園や多摩川緑地があり、広大な多摩丘陵を生かしたゴルフ場や野球場、テニスコート、水利を生かしたプールや釣堀などの施設も豊富で、通勤通学から娯楽まで、非常に暮らしやすい地域です。
多摩区の花は、バラ科サクラ属で、現在は減少したものの、かつて「宿河原桃」として多摩区の名産だった「モモ(桃)」と、スミレ科スミレ属で、春には多摩丘陵など区内の各地で可憐な野生の花が見られる「スミレ(菫)」です。
区の木は、ミズキ科ミズ属で、区内では庭木や街路樹としてよく見かけられ、春の花や秋の紅葉、紅い実の美しさや、伸びやかな樹形が多摩区を象徴する木としてふさわしい「ハナミズキ(花水木)」と、バラ科ナシ属で、特産の「多摩川梨」として歴史を持ち、春に咲き乱れる美しい花や、秋の実の収穫が区の風物詩である「ナシ(梨)」です。
この区の花と木は、1996年(平成8年)に一般区民から公募により候補を絞りこみ、その中から選ばれたものです。また2014年(平成26年)には市制90周年を記念して、区民の投票を元に、区の花と木のイラストがリニューアルされました。
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川崎市多摩区 の鉄道路線
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東日本旅客鉄道
南武線
・宿河原駅
・登戸駅
・中野島駅
・稲田堤駅
京王電鉄
相模原線
・京王稲田堤駅
小田急電鉄
小田原線
・登戸駅
・向ヶ丘遊園駅
・生田駅読売ランド前駅
東日本旅客鉄道
武蔵野線
・府中本町駅
川崎市多摩区のバス
路線バス
・小田急バス
・川崎市バス
・神奈川中央交通
・東急バス
・コミュニティバス「あじさい号」
川崎市多摩区の索道
よみうりランドスカイシャトル
・山頂ステイション
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川崎市多摩区 の主要道路
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主要地方道
・東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線(津久井道)
・神奈川県道・東京都道9号川崎府中線(府中街道)
・神奈川県道13号横浜生田線(浄水場通り)
・川崎市主要地方道幸多摩線(多摩沿線道路)
一般市道
・川崎市道小杉菅線(南武沿線道路)
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川崎市多摩区 出身の芸能人
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神奈川県川崎市多摩区の出身者には、劇団EXILEに所属し、映画「桐島、部活やめるってよ」や「アラグレ」「東京喰種 トーキョーグール」などで活躍する俳優の鈴木伸之さん。テレビ朝日アナウンサーの矢島悠子さんがいます。
またテレビドラマや映画「踊る大捜査線」シリーズの主演などで知られる人気俳優の織田裕二さんは、川崎市の多摩区か宮前区の出身といわれています。80年代アイドルでタレントの西田ひかるさんは、生後まもなくから十代前半までアメリカで育った帰国子女で、出身は神奈川県藤沢市とされていますが、正確には多摩区で生まれたそうです。
スポーツ界の多摩区出身者では、プロ野球選手には阪神タイガース、オリックス・バファローズなどに所属して内野手、外野手として活躍し、現在は阪神タイガースのコーチを務める平野恵一元選手。東北楽天ゴールデンイーグルス、東京ヤクルトスワローズで外野手として活躍した榎本葵元選手。プロバスケットボール選手には、東京アパッチに所属した信平和也元選手などがいます。
その他の分野では、ギネス認定された光学式プラネタリウム「メガスター」シリーズや、世界初の家庭用レンズ式プラネタリウム「ホームスター」シリーズなどを開発したプラネタリウムクリエイターの大平貴之さん。しなの鉄道株式会社を再建したなどの経歴から「企業再建・再生請負人」を称する実業家の杉野正さん。元神奈川県知事で現参議院議員の松沢成文さんなどがいます。
川崎市多摩区 町域別対応エリア
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ア行
- 生田1(イクタ1)、生田2(イクタ2)、生田3(イクタ3)、生田4(イクタ4)、生田5(イクタ5)、生田6(イクタ6)、生田7(イクタ7)、生田8(イクタ8)、和泉(イズミ)
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カ行
- 栗谷1(クリヤ1)、栗谷2(クリヤ2)、栗谷3(クリヤ3)、栗谷4(クリヤ4)
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サ行
- 宿河原1(シュクガワラ1)、宿河原2(シュクガワラ2)、宿河原3(シュクガワラ3)、宿河原4(シュクガワラ4)、宿河原5(シュクガワラ5)、宿河原6(シュクガワラ6)、宿河原7(シュクガワラ7)、菅稲田堤1(スゲイナダヅツミ1)、菅稲田堤2(スゲイナダヅツミ2)、菅稲田堤3(スゲイナダヅツミ3)、菅北浦1(スゲキタウラ1)、菅北浦2(スゲキタウラ2)、菅北浦3(スゲキタウラ3)、菅北浦4(スゲキタウラ4)、菅北浦5(スゲキタウラ5)、菅城下(スゲシロシタ)、菅仙谷1(スゲセンゴク1)、菅仙谷2(スゲセンゴク2)、菅仙谷3(スゲセンゴク3)、菅仙谷4(スゲセンゴク4)、菅野戸呂(スゲノトロ)、菅馬場1(スゲバンバ1)、菅馬場2(スゲバンバ2)、菅馬場3(スゲバンバ3)、菅馬場4(スゲバンバ4)、菅1(スゲ1)、菅2(スゲ2)、菅3(スゲ3)、菅4(スゲ4)、菅5(スゲ5)、菅6(スゲ6)、堰1(セキ1)、堰2(セキ2)、堰3(セキ3)
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タ行
- 寺尾台1(テラオダイ1)、寺尾台2(テラオダイ2)
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ナ行
- 中野島(ナカノシマ)、中野島1(ナカノシマ1)、中野島2(ナカノシマ2)、中野島3(ナカノシマ3)、中野島4(ナカノシマ4)、中野島5(ナカノシマ5)、中野島6(ナカノシマ6)、長尾1(ナガオ1)、長尾2(ナガオ2)、長尾3(ナガオ3)、長尾4(ナガオ4)、長尾5(ナガオ5)、長尾6(ナガオ6)、長尾7(ナガオ7)、長沢1(ナガサワ1)、長沢2(ナガサワ2)、長沢3(ナガサワ3)、長沢4(ナガサワ4)、西生田1(ニシイクタ1)、西生田2(ニシイクタ2)、西生田3(ニシイクタ3)、西生田4(ニシイクタ4)、西生田5(ニシイクタ5)、登戸(ノボリト)、登戸新町(ノボリトシンマチ)
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ハ行
- 東生田1(ヒガシイクタ1)、東生田2(ヒガシイクタ2)、東生田3(ヒガシイクタ3)、東生田4(ヒガシイクタ4)、東三田1(ヒガシミタ1)、東三田2(ヒガシミタ2)、東三田3(ヒガシミタ3)、布田(フダ)
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マ行
- 枡形1(マスガタ1)、枡形2(マスガタ2)、枡形3(マスガタ3)、枡形4(マスガタ4)、枡形5(マスガタ5)、枡形6(マスガタ6)、枡形7(マスガタ7)、三田1(ミタ1)、三田2(ミタ2)、三田3(ミタ3)、三田4(ミタ4)、三田5(ミタ5)、南生田1(ミナミイクタ1)、南生田2(ミナミイクタ2)、南生田3(ミナミイクタ3)、南生田4(ミナミイクタ4)、南生田5(ミナミイクタ5)、南生田6(ミナミイクタ6)、南生田7(ミナミイクタ7)、南生田8(ミナミイクタ8)