奈良県橿原市でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

橿原市 てどんなところ？？

奈良県橿原市は、県の中央近く、やや北西側に位置し、奈良盆地の南部にあたる市です。市域はほとんど平坦地で構成され、全体的に起伏の少ない地域になっています。
市内の気候は奈良盆地の他の地域と同じく、典型的な盆地気候で、夏は暑くなり、冬は積雪はあまり見られませんが、かなり冷え込みます。また降雨の少ない内陸性の気候となっています。
市内の主な山には、大和三山と称され、1967年（昭和42年）12月15日には歴史的風土保存区域にも指定された標高152メートルの香具山と、標高199メートルの畝傍山、標高139メートルの耳成山があります。市内の河川には市の中央を流れる飛鳥川や、曽我川。寺川。銭川。米川。屋就川。中の川。高取川。桜川。十市川。中の橋川。かがり川。小金打川。新堂川。坊城川。戒外川。慈明寺川。高所寺川。膳夫川などがあります。
橿原市の歴史としては、古代、縄文時代より集落が点在し人々が生活していたと考えられています。また5世紀から6世紀頃のこととして、神武東征にまつわる日本建国神話が現代にも伝わっており、市内にはいまでも古い歴史を持つ神社が数多く見られます。
7世紀の飛鳥時代、694年（持統天皇8年）には、現在の市域と高市郡明日香村にかかる一帯に、都として藤原京が置かれます。当時の藤原京では日本史上、初となる唐風の条坊制が用いられ、2万から3万人の人々が暮らしていたと見られており、平城京に遷都される16年間、都として栄えました。
中世の市域には、条里制に基づいて区画整理された農地による「農村集落」や、集落の外周部に濠を巡らして外敵からの襲撃に備えた「環濠集落」などが形成されています。特に安土桃山時代には今井町が、一向宗、石山本願寺の布教拠点として環濠城塞都市化し、石山戦争の一環として、織田信長の軍と戦っています。
のちに石山本願寺が信長と和睦を行ったため、今井町もやむなく降伏しますが、武装解除はされたものの、信長より検断権（自治権）を許されたため、その後も今井町は自治都市として発展し「海の堺、陸の今井」と称されます。
また尊王攘夷思想が盛り上がった幕末には、市域が神武天皇建国の地として注目されて畝傍陵が造営され、明治期には官幣大社である橿原神宮も創建されています。
今日の橿原市は、1956年（昭和31年）2月11日に、高市郡の八木町、今井町、畝傍町、真菅村、鴨公村と磯城郡耳成村が合併して発足した市です。また同年7月3日には高市郡金橋村、新沢村を編入。9月30日には桜井市の一部であった大字池尻、南山、戒外、南浦、木之本、下八釣、膳夫、出合、出垣内を編入。1957年（昭和32年）7月1日には、大和高田市および磯城郡田原本町の一部であった大字飯高、大垣、豊田、新口、西新堂を編入して、今日の市域にいたっています。
現在の橿原市は、奈良県内では奈良市に次いで人口が多い、県内第2の都市になっています。観光地として橿原神宮や藤原宮跡、大和三山、今井町などの史跡や自然環境にも恵まれ、緑と歴史を感じられる都市です。
市域は昭和の高度経済成長期に、大阪市や京都市、奈良市などのベッドタウンとして人口の流入と発展が続き、現在では市内に百貨店、大型ショッピングモール、商店街などの商業施設が多く立ち並ぶ他、医療機関も約120件が立地しているため、便利かつ安心して暮らせる街になっています。また交通面でも鉄道や道路も発達し、近郊都市への交通アクセスが便利である他、市内は平坦な地形であるため、自転車での移動も容易です。
橿原市の名産品には、田植えを終えた農家が田の神へ供える小麦餅を元にして誕生した「さなぶりもち」や、自家製の米粉を材料とし、特製の蜜にたっぷりひたしてきな粉をまぶした「だんご」。ほどよい甘さの餡と小麦、卵で作られる、埴輪を象った「埴輪まんじゅう」。大化の改新の頃に中国から伝わったといわれる、生乳を使って作られる古代のチーズ「蘇（そ）」と。ヨーグルトのルーツである「酪（らく）」など、市域の歴史を感じされる菓子などが多く見られます。
他にも恵まれた地形の賜物である良質の米や上質の水、冷涼な気候風土などを活用して、地元の蔵人たちが伝統の技法と愛情で作りだす「地酒」や、代々受け継がれた技法で地元の味を守り抜く「醤油」「酢」。また品種としては奈良県で栽培される大振りで酸味の効いた「アスカルビー」や、甘みと酸味が程よくマッチした「古都華（ことか）」が人気のイチゴ（苺）。減農薬栽培で育てられ、生で食べられるほど新鮮な「アスパラガス」。花卉ではビニールハウスで大切に育てられる「シクラメン」。サクラ（桜）のように可憐に美しく咲く「サクラソウ（桜草）」などがあります。
また橿原市の郷土料理には、ニワトリ（鶏）やネギ（葱）、豆腐などを具材として、牛乳で煮込む鍋料理で、推古天皇時代に帰化した唐の人達が広めたといわれる「飛鳥鍋」があります。牛乳をたっぷり使うため、非常に健康的な鍋料理だといえます。
歴史と自然に恵まれた柏原市の名所としては、前述した日本では初の唐式の都城で、現在は大和三山に囲まれた400メートル四方の広大な野原であり、国の特別史跡に指定五されている藤原京跡。やはり前述した歴史ある街並みで、江戸時代の街並みがそのまま残されており、江戸時代の街並みをそのまま残した地区で、一帯には国の重要文化財が9件12棟、県文化財が3件11棟、市文化財が4件4棟存在し、タイムスリップしたような非日常感を味わえる今井町。奈良盆地を東西に結ぶ日本最古の国道、横大路。国の名勝に指定されている前述の大和三山。明日香村や橿原市街、藤原京跡など、大和の歴史を一望できる甘樫丘展望台などがあります。
また市内の豊富な寺社仏閣でも、主なものとして、神社では、神武天皇が畝傍山の麓、橿原で第一代の天皇として即位したとされる神聖な場所で、境内にも荘厳な雰囲気が漂う橿原神宮。天照大御神が隠れたとされる巨石、天岩戸をご神体にする天岩戸神社。その昔、占いに使用されたといわれるニワザクラ（朱桜）が境内にある天香山神社。全国の神様が集ったとの伝説をもつ天高市神社。蘇我入鹿と明治から祀られたスサノオノミコトの両柱を合祀する入鹿神社。玉垣で囲んだ空井戸をご神体とする畝尾都多本神社。安産の守り神として信仰される畝火山口神社。第27代安閑天皇を御祭神とする金橋神社。万葉歌人で三十六歌仙のひとりである柿本人麻呂を祭神とする人麿神社。大山祗神と高御産霊神を祭神とする、耳成山口神社などがあります。
寺院では、健康を授けてくれるといわれる十一面観音がある他、イングリッシュローズが境内であふれんばかりに咲き誇る「花まんだらの寺」としても知られる、おふさ観音こと十無量山観音寺。久米の仙人の伝説にちなんだ寺である久米寺。聖徳太子が建立し地蔵を祀ったとされる興福寺。もっとも古いものとされる聖徳太子の像がある国源寺。今井町の中核となった寺院であり、国の重要文化財に指定されている称念寺本堂。完成までにおよそ30年の年月を要したといわれ、やはり国の重要文化財に指定されている正蓮寺大日堂。多くの瓦に刻銘を残されていることが特徴的な瑞花院。近松門左衛門の名作「冥土の飛脚」のモデルとなった忠兵衛と梅川の墓碑がある安楽寺。日本最古の寺院といわれる石川精舎の跡地である石川精舎跡などがあります。
また市内には古墳、天皇陵も数多く存在し、主なものとして初代神武天皇を祀る神武天皇陵。第2代綏靖天皇を祀る綏靖天皇陵。第3代安寧天皇を祀る安寧天皇陵。第4代懿徳天皇を祀る懿徳天皇陵。第4代懿徳天皇を祀る懿徳天皇陵。第8代孝元天皇を祀る孝元天皇陵。第10代崇神天皇の皇子倭彦命の墳墓である桝山古墳。第28代宣化天皇を祀る宣化天皇陵の他、推古天皇と竹田皇子を祀っているといわれる植山古墳。渡来系氏族の墳墓といわれる沼山古墳。日本最大の方墳で、奈良県でも最大規模の前方後円墳であり、欽明天皇や蘇我稲目の墳墓といわれる丸山古墳などがあります。
市内の祭礼、イベントなどには、おふさ観音で行われる祭礼などとして、1月1日から3日に行われる初祈祷修正会。1月の第3日曜日に行われる初えびす大祭。2月3日の節分厄除け星祭。4月17日、18日に秘仏御開帳がなされる春の大祭。5月15日から6月30日に行われる春のバラまつり。7月1日から8月31日の風鈴まつり。7月17日に夜店などが並ぶ夏祭り。秋吉日のぼけ封じ大祭。10月17日、18日の秋大祭。10月19日から11月30日の秋のバラまつりがあります。
その他の市のイベントなどには、4月に春の訪れを祝う春の神武祭。5月に今井町全体が会場になり町を練り歩く今井町並み散歩。7月15日に正蓮寺にて大日如来を拝観できる正蓮寺大日堂大日さん。8月に市域の夏の終わりを多彩に飾る愛宕祭などが行われます。

橿原市 の場所

奈良県橿原市は、県の中部、北西寄りに位置する市です。市域の北側を磯城郡田原本町に、北側の西寄りを北葛城郡広陵町に、西側を大和高田市に、西側の南寄りを御所市に、東側を桜井市に、南側を高市郡高取町に、南側の東寄りを高市郡明日香村に接しています。
橿原市は、かつて飛鳥時代に藤原京が位置した市として知られています。市域から香具山、畝傍山、耳成山の大和三山が望め、飛鳥川や曽我川が流れるなど自然も豊かです。市内には数々の伝説や、古くからの寺社仏閣、史跡などが豊富で、歴史と文化、自然に恵まれる一方、JRと近鉄を合わせて市内に13の駅が位置し、国道24号、165号、169号が通るなど、交通網も整備されています。市域も全体的で移動がしやすく、大阪市や京都府、関西国際空港などをはじめ、周辺地域へのアクセスも非常に便利で、ベッドタウンとしても発展しています。総じて非常に住環境がよく、暮らしやすい市になっています。
橿原市の市章は、1956年9月5日に制定されたもので、下部の2点から上部に円を描くようにして伸びる線が、伸びるほどに太くなり、上部でクロスして翼のような形を象ったものです。このデザインは橿原市の「カ」を表しており、上部は大きな志を抱いて発展するようにと、鳥類であるトビ（鳶）の羽の形をしていて、下部はいつまでも平和であってほしいとの願いを込めた円形となっています。また上部と下部を合わせた全体で、古代文化の都のイメージを漂わせる形状にもなっています。
橿原市の木はカシ（樫、橿、櫧）の木、市の花はクチナシ（梔子）です。これらのシンボルは1976年9月5日に制定されたものです。これは市名の一部でもあり、非常に頑丈で大木として成長するカシの木を、安定で着実に発展してゆく市のイメージに重ね合わせたものです。またクチナシは古代の耳成山に群生していたといわれ、香り高く純白に咲く姿が、清らかな心で過ごす橿原の人々を象徴しているといえます。他にも市の色は「白色」「緑色」「茶褐色」で、1977年7月1日に制定されています。
橿原市のキャラクターには、橿原市観光PRキャラクターである「こだいちゃん」と「さららちゃん」がいます。
こだいちゃんは1995年（平成7年）3月29日に、市域に位置した「藤原京」の創都1300年を記念して開催された「ロマントピア藤原京’95」で初登場し、公募によって命名されました。こだいちゃんはその名の通り、藤原京の時代の古代人が着ていた、緑色の衣装を着た男の子です。かぶっているやはり緑の烏帽子は「山」の字のような形で、それぞれ大和三山の香具山、畝傍山、耳成山を表しています。2010年（平成22年）3月12日に橿原市観光PRキャラクターに任命されて、現在も橿原市の観光PRに勤しんでいます。
さららちゃんは、こだいくんが登場して16年目の、2012年（平成24年）5月8日に新たな橿原市観光PRキャラクターとして、橿原市出身の漫画家、鹿賀ミツルさんのデザインによって誕生した女の子です。日本最初の都、藤原京を創った持統天皇の幼名である「うののさらら」を名前の由来とし、当時、藤原京を走り回っていたと思われる活発で溌剌とした女の子をイメージしたものです。切れ長の目を持つ顔立ちは、美人ともちょっと怖いとも見えます。またこだいちゃんと共に橿原市の観光PR活動を積極的に行っています。
こだいちゃんの誕生日は旧暦の694年12月6日。さっぱりとした若草色の古代衣装と、大和三山をモチーフにした烏帽子がトレードマークで、風景写真の撮影を趣味としていますが、姉妹都市の宮崎県宮崎市へ写真旅行にいった際には、カメラを忘れてしまったそうです。性格は「草食系男子」ですが、自分と真逆の「肉食系女子」である、さららちゃんのことが気になっているようです。
さららちゃんは女の子で、誕生日はこだいちゃんと同じく694年12月6日です。やはり平城京の時代の、高貴な雰囲気の衣装を着ていて、背中に生える市章の金の羽と、力強く澄んだ瞳がトレードマークです。身長は自由自在で、体重は風の様に軽やか。時空を超えることや、空中浮遊も可能で、星占いも得意だそうです。
2017年（平成29年）4月22日には、競技かるた名誉初段に認定されています。好きな食べ物は古代のチーズである「蘇」と甘酒です。さららちゃんは「肉食系女子」ですが、「草食系男子」のこだいちゃんが好きになりはじめているようです。

橿原市 の鉄道路線

奈良県橿原市の鉄道路線
西日本旅客鉄道（JR西日本）
桜井線（万葉まほろば線）
・香久山駅
・畝傍駅
・金橋駅
近畿日本鉄道（近鉄）
大阪線
・真菅駅
・大和八木駅
・耳成駅
橿原線
・新ノ口駅
・大和八木駅
・八木西口駅
・畝傍御陵前駅
・橿原神宮前駅
南大阪線
・坊城駅
・橿原神宮西口駅
・橿原神宮前駅
吉野線
・橿原神宮前駅
・岡寺駅

奈良県橿原市のバス路線
・奈良交通：八木新宮線
・橿原市コミュニティバス

橿原市 の主要道路

奈良県橿原市の主要道路
高速道路
・京奈和自動車道（大和御所道路：橿原北IC、橿原高田IC、御所IC）
一般国道
・国道24号：大和高田バイパス
・国道165号
・国道166号
・国道169号
県道
主要地方道
・奈良県道35号橿原高取線
・奈良県道50号大和高田桜井線
一般県道
・奈良県道124号橿原神宮東口停車場飛鳥線
・奈良県道125号橿原神宮公苑線
・奈良県道133号戸毛久米線
・奈良県道152号大三輪十市線
・奈良県道155号多武峯見瀬線
・奈良県道158号大和八木停車場線
・奈良県道161号畝傍御陵前停車場四条線
・奈良県道206号豊浦大和八木停車場線
・奈良県道207号見瀬五井線
・奈良県道208号山陵石川線
・奈良県道240号橿原神宮西口停車場線
・奈良県道273号大和郡山田原本橿原自転車道線
・奈良県道278号橿原新庄線
その他
・中和幹線

橿原市 出身の芸能人

奈良県橿原市出身の著名人には、OVA「機動戦士ガンダムUC」の主題歌を歌うなど、タレント、グラビアアイドル、女優、歌手として活動する松井絵里奈（松井江利奈、Erina）さん。松井絵里奈さんの実妹で、タレント、モデルを務める松井ありささん。演劇集団キャラメルボックスに所属する俳優で、後述する三浦大輔さんの実の弟である三浦剛さん。お笑いコンビ「ロッチ」のボケ、小道具づくりを担当するお笑い芸人で、俳優としても活動する中岡創一さん。漫才コンビ「ランディーズ」の元一員であるお笑い芸人の高井俊彦さん。漫才コンビ「りあるキッズ」の元一員であるお笑い芸人の安田善紀さん。お笑いコンビ「シュークリーム」および、吉本発めっちゃオモロいアイドルグループ「つぼみ（現・つぼみ大革命）」のメンバーでもある、しよりさん。アイドルグループ「NMB48チームN」の元メンバーで吉本新喜劇に所属したこともあるタレントで、愛称は「あいちゃん」の福本愛菜さん。近畿地方を拠点に活動するラジオパーソナリティで、NHK奈良放送局の契約キャスターでもある新口絢子さんなどがいます。
その他の諸分野では、週刊少年サンデーに連載された「ギャンブルッ！」などの作品がある漫画家、漫画原作者で、橿原市の観光PRキャラクター「さららちゃん」のデザインも手掛けた鹿賀ミツル（鹿賀満）さん。人気格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ」などで知られるゲームメーカー「株式会社カプコン」CEOを務める実業家の辻本憲三さん。「そごう百貨店（現そごう・西武）」創業者である江戸時代末から明治期の実業家、十合伊兵衛さん。初代日本郵政代表執行役社長を務めた実業家、銀行家の西川善文さん。動植物をモチーフにした木彫作品を手掛ける彫刻家で、仏師、文化財修復家、僧侶でもあり、文化財の博士号を持つ吉水快聞博士。「北浜の天才投資家」と呼ばれた実業家、投資家でのちに巨額詐欺事件を起こし、良くも悪くもバブル時代を代表する人物として「バブルの女帝」と呼ばれた尾上縫さん。愛称「なおちゃん」「なおこーん」の愛称で親しまれる気象予報士、防災士、気象キャスターの高安（角田）奈緒子さんなどが橿原市の出身者です。
スポーツ界の橿原市出身者には、プロ野球界に、かつてはオリックス・バファローズ所属で、2022年現在はベースボール・チャレンジ・リーグの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの投手を務め、橿原市の観光大使でもある、愛称は「カズ」「キリン」の吉田一将選手。千葉ロッテマリーンズ、阪神タイガース、横浜DeNAベイスターズなどに所属し、その後はいくつかの海外球団を経て、2022年現在はさわかみ関西独立リーグの兵庫ブレイバーズ所属の投手であり、「野球は趣味」のスタンスで選手を続けている久保康友選手。横浜DeNAベイスターズにおいて「ハマの番長」の愛称で親しまれた投手で、現在は同チーム監督を務める三浦大輔監督。阪神タイガースの元内野手で、現在は野球解説者、タレントを務める関本賢太郎さん。阪神タイガースの元投手で、現在は同球団職員として広報などの仕事に携わる中村泰広さん。「カジ」の愛称で知られた読売ジャイアンツの元外野手で、その後は社会人野球などでプレーを続けた加治前竜一さん。また同志社大学、大阪ガスなどでプレーしたアマチュア野球選手で、同志社大学の博士（政策科学）号を取得して大学教授も務める石井智さん。FC岐阜、FC刈谷、FC大阪などでフォワード、ミッドフィルダーを務めた元プロサッカー選手の阪本一仁さん。FC東京、栃木SCなどを経て、現在はFC今治などでミッドフィルダーを務めるプロサッカー選手の平岡翼選手。2016年（平成28年）リオデジャネイロオリンピックにて、松友美佐紀選手との「タカマツ」ペアで女子ダブルスの代表に選出され、日本バドミントン史上初となる金メダルを獲得した元バドミントン選手の高橋礼華さん。高橋礼華さんの実妹で、日本代表にも選出されているバドミントン選手の高橋沙也加選手。現在までに日本ゴルフツアーで20勝（うちメジャー5勝）を挙げているプロゴルファーで、トレードマークのサングラスと独特のガッツポーズから、アメリカ合衆国のプロゴルファー、タイガー・ウッズ選手にちなんで「和製タイガー」と称される谷口徹選手。2020年(令和2年)東京オリンピック代表に選ばれた女子競泳選手の小堀倭加選手。佐渡ヶ嶽部屋に所属する大相撲力士で、現在の番付は東幕下5枚目である琴裕将由拡さん。2014年（平成26年）に女性ドライバーとしては18年ぶりとなる、全日本F3選手権（Nクラス）に参戦をスタートしたレーシングドライバーの三浦愛選手などがいます。
歴史上の人物では、南北朝時代の武士で、大和土着の豪族、十市氏の一族として大和国十市郡十市城主を務め、能楽の創始者、世阿弥を庇護した人物でもある十市遠康。その後裔にあたる戦国武将で、武勇の他に歌道や書道にも優れ、文武両道の武将として十市氏の最盛期を築いた十市遠忠。興福寺多聞院主であった戦国時代の僧侶で、応仁の乱から書き綴られ、後世の貴重な資料となった「多聞院日記」の多くを執筆した英俊（多聞院英俊）。戦国時代から安土桃山時代にかけての堺の商人、茶人で、千利休、津田宗及と共に「茶湯の天下三宗匠」と称せられ、さまざまな歴史ドラマにも登場する今井宗久などが、現在の橿原市にあたる地の出身者です。