神奈川県茅ヶ崎市でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

茅ヶ崎市 てどんなところ？？

神奈川県茅ヶ崎市は、県内の相模湾沿岸、湘南地域のほぼ中部にあたる市です。海面を含めた県全体ではほぼ中心近くに位置しています。市の西沿いに相模川が流れており、市域の西部には相模川の支流である小出川があり、そこから枝分かれする千ノ川が市域の中心部を流れます。市域は南を相模湾に面し、市の南側は相模川や小出川沿いの自然堤防や沖積台地と海沿いの砂丘地帯で構成され、多少の起伏がある台地が広がっています。北部は高座丘陵と呼ばれる緩やかな丘陵地になっています。また相模湾の沖合にある烏帽子岩（姥島）や平島も市域に含まれます。
茅ヶ崎市の市域には、北部に県内有数の規模である縄文時時代後期（紀元前4000年から3500年頃）の集落跡、堤貝塚があり、古くから人が定住していたと見られています。また飛鳥時代にには相模国最古の寺や高座郡の郡衙が存在し、高座郡の行政の中心部だったと推測されます。戦国時代には後北条氏（小田原北条氏）の支配下となり、江戸時代は藤沢宿と平塚宿の間の農村地帯として東海道が通り、東海道中でも2ヶ所しかない左富士（東海道では通常、右に見える富士山が左側に見える）の地として浮世絵の題材にもなっています。
明治維新後の1908年（明治41年）には高座郡茅ヶ崎村と鶴嶺村、松林村と合併し、茅ヶ崎町が誕生します。
「茅ヶ崎」の地名の由来には、前述の千ノ川の一帯にカヤ（茅）が生えていたこと。また古くは一帯が沼地で、チガヤ（千萱、茅、白茅）やアシ（葦）が密集し、陸の一部が海に突き出ている地形だったことから「茅萱（チガヤ）の生い茂る岬（崎、御崎）」で「茅萱の崎」が変化したなどの説があります。町制施行当時、すでに「茅ヶ崎駅」の駅名が知られており、町名にも用いられました。1947年（昭和22年）に市制を施行し茅ヶ崎市となります。その後、数回の編入や境界変更を経て現在の市域となり、2003年（平成15年）には施工時特例市となっています。
湘南地域である茅ヶ崎市の気候は温暖で、夏はさほど暑くならず、冬は暖かいのは特徴です。そのため東京都心や横浜のベットタウンとしても栄え、人口は増え続けていますが、今後は少子化による人口減少が予想されています。
市内の産業では住宅地の増加に伴い、農家は減少しつつあります。市内に企業の工業や事業所はありますが、隣接する藤沢市や平塚市に比べると数は少なくなります。市内には茅ヶ崎漁港があり、近隣地域向けの漁業も行われています。
一方、茅ヶ崎市には海沿いの観光都市という面もあり、江の島などのある藤沢市と並んで「湘南」のイメージを代表するマリンリゾート地です。特にマリンスポーツが盛んで、米軍兵士が当地の海岸で波乗りをはじめたことから日本サーフィン発祥の地という説もあり、海沿いにはサーフショップや、輸入品などを販売する雑貨店なども多く見られます。サーファーの間では市内のサーフポイントが「チサン」「チーパー」などの通称で呼ばれています。市内では茅ヶ崎駅の南北方面が繁華街となり、夏には湘南らしさを演出するためか、ショッピングモールや市内の店舗から、市役所や銀行に至るまで、アロハシャツを着る人が多くなります。
茅ヶ崎市の名所で、やはり第一にサザンビーチちがさき（旧・茅ヶ崎海水浴場）が挙げられます。1898年（明治31年）に開設されたこの海水浴場は、平成に入って改名したところ来客数が増えはじめ、現在ではサザンオールスターズはじめ、さまざまなアーティストがライブを開催し、また4月の「湘南祭」。8月の「サザンビーチちがさき花火大会」やビーチパーティ「エンドレスサマー」。10月の「茅ヶ崎サザン芸術花火」などのイベントでも賑わいます。
海岸の付近には各種スポーツのコートや競技場がある柳島スポーツ公園。柳島キャンプ場などもあります。また海岸から望める平島および姥島（烏帽子岩）は無人の岩礁群ですが、景勝地であり、釣りスポットとして渡し船も運行しています。
他にも、かつて小津安二郎監督が脚本執筆に用い、近年では森崎東、是枝裕和、西川美和各監督も執筆などに利用した旅館の茅ヶ崎館。作家の開高健さんの自宅であった開高健記念館。茅ヶ崎市美術館。茅ケ崎市文化資料館などの名所が存在します。
また市内の道路には、俳優の加山雄三さん、その父の上原謙さん宅が付近にあったことから「雄三通り（上原謙通り）」や、サザンビーチにいたる「サザン通り」など、さまざまな愛称がつけられています。
市のイベントでは、各地域の神輿を担ぐ人々がそのまま一斉に海へ入り、その後に地域を渡御する関東三大奇祭のひとつであり、県の無形民俗文化財にも指定されている浜降祭。また江戸時代中期の名奉行として知られる大岡越前守忠相の一族が当地を治めていたことから、その遺徳を称える大岡越前祭などがあります。
茅ヶ崎市を舞台にしたフィクションでは、怪獣映画「ガメラ」シリーズ第4作「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」が茅ヶ崎海岸を舞台にしており、当時、存在したパシフィックホテルが登場します。また映画では他に喜多一郎監督「サンシャイン デイズ」「海の上の君は」が茅ヶ崎を舞台にしています。漫画では藤沢市出身（生誕は福岡県）の漫画家、吉田聡さんによる「湘南爆走族」「湘南グラフィティ」。澤井健さん「SURF SIDE HIGH-SCHOOL」。寒川一之さん「GOLDEN★AGE」。二階堂ヒカルさん「ヘブンズランナーアキラ」などの作品で茅ヶ崎市が描かれています。

茅ヶ崎市 の場所

神奈川県茅ヶ崎市は湘南地域に属しており、湘南地域のほぼ中部、海洋部を含む県の全体ではほぼ中心に位置します。市の東から北東側を藤沢市に、北西側を高座郡寒川町に、西側を平塚市に、そして南側を相模湾に面しています。
茅ヶ崎市は広く海に面しており、湘南を代表する市のひとつとして、観光、リゾート地として人気が高い市です。気候も温暖で市内に商業地、繁華街も存在し、東京や横浜へのアクセスも便利で、非常に暮らしやすいベッドタウンとして発展を続けています。
茅ヶ崎市の市章は、市の頭文字「チ」を元に、円の中央と頂点の右側に2本の横線が入ったものです。円は市の融和と団結を、翼状の2本の線は市勢の飛躍を発展を表しています。
茅ヶ崎市の木はアカシア（金合歓）、市の花はツツジ（躑躅）、市の鳥はシジュウカラ（四十雀）です。
アカシアは、マメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称で、アカシヤ、アカシャ、アケイシャなどとも呼ばれます。アカシア属は約1000種が熱帯から温帯にかけて分布しています。その多くは地中深くに主根を伸ばし、ほとんど降水が無い砂漠にも自生しています。日本では主にハリエンジュ（針槐）とフサアカシアがアカシアと呼ばれます。特にハリエンジュは市の木のロゴの元にもなっていますが、実際はマメ科ハリエンジュ属の落葉高木で、正確にはアカシアには含まれません。
これは明治時代、ハリエンジュが日本に輸入された際にアカシアと呼ばれたためで、現在ではニセアカシアとも呼ばれています。またフサアカシアはミモザとも呼ばれますが、本来ミモザとはオジギソウのことです。
アカシアの利用法としては、樹皮に含まれるタンニンが動物の皮のなめしに用いられます。またアカシア樹脂がアラビアガム（アラビアゴム）として食品添加物などに使われたり、ポリフェノールが豊富なことから健康食品にも利用されたりします。
ツツジはツツジ科ツツジ属の植物の総称です。低木から高木で、4月から5月にかけてツツジ色（アザレア）という赤紫が主ながら、園芸品種が豊富なことから、品種によって多彩な色をもつ漏斗型の美しい花を咲かせます。春の季語でもあり繁殖も簡単なため、花壇や盆栽でも親しまれています。ツツジ科ドウダンツツジ属のドウダンツツジ（灯台躑躅）のようにツツジ属ではないツツジ科の植物にも、ツツジと呼ばれるものがあります。また同じツツジ科ツツジ属で山中に自生し、ツツジに比べて一ヶ月ほど遅い5月から6月、すなわち旧暦の5月（皐月）に開花することから名づけられたサツキ（皐月）もツツジに含まれることがあります。
シジュウカラはスズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される鳥類です。スズメ（雀）ぐらいの大きさで、灰色や黒褐色、黒と白が入り混じった羽毛を持っています。市街地の公園や庭なども含む平地から標高の低い山地の林、湿原までに生息し、一般的にもよく見かけられる鳥で、和名は地鳴きの「ジジジッ」が「シジュウ」に聞こえることに由来しています。さえずりは甲高いよく通る声で「チュチュパーチュチュパー」「ツーピツーピ」「パチュパチュパチュパチュパチュパ」「ツィピーツィピーツィピー」「ツーピピッ」などおよそ20種類あり、同じさえずりを数回繰り返します。また近年の研究では、シジュウカラには単語を組み合わせて文章にし、仲間へ伝達する能力をもつことが明らかになっています。
茅ヶ崎市にはオリジナル広報キャラクターの「えぼし麻呂」と「ミーナ」がいます。えぼし麻呂は烏帽子岩にちなんでか烏帽子をかぶり、サーフボードを持った平安貴族風の、ミーナは海の波に可愛い顔と小さな両腕がついたキャラクターです。
えぼし麻呂は10月1日生まれで9歳ぐらいの「ちがさ貴族」の男の子です。特技はちがさ貴族に伝わる特殊能力の「精霊召喚」で、現在、修行中だといいます。茅ヶ崎の探検と新しいことへの挑戦が好きで、好物はお菓子です。また彼が乗る自転車は、茅ヶ崎市商店会連合会のキャラクター「チャリ太」君より贈られたものです。ミーナは波の精霊の女の子で、年齢は秘密。波を起こす特技があり、お勉強と塩キャラメルが好き。サザンビーチの付近で暮らしており、サーフィンをしていると、サーフボードに乗ってやってくるそうです。
えぼし麻呂とミーナは、市の広報誌や広報番組などで、今日も茅ヶ崎市をPRすべく活躍しています。
ちなみに、前述の「チャリ太」は、正式名を「ディスカバチャリー23世チャリ太」といい、ディスカバリー（発見）とチャリ（自転車）から「自転車で発見」の意味が込められています。茅ヶ崎市出身（出生は横浜市）の宇宙飛行士で、市民栄誉賞も受賞している野口聡一さんが搭乗したディスカバリー号を元にした顔で、宇宙服を着て頭に烏帽子岩をつけたキャラクターです。

茅ヶ崎市 の鉄道路線

東日本旅客鉄道（JR東日本）
東海道本線
・茅ケ崎駅
相模線
・茅ケ崎駅
・北茅ケ崎駅
・香川駅

茅ヶ崎市のバス
・神奈川中央交通（神奈川中央交通西、神奈川中央交通東）
・江ノ電バス
・茅ヶ崎市コミュニティバス「えぼし号」

茅ヶ崎市 の主要道路

高速道路
・新湘南バイパス（茅ヶ崎中央IC‐茅ヶ崎西IC‐茅ヶ崎海岸IC）
・さがみ縦貫道路（新湘南バイパス茅ヶ崎JCT）

一般国道
・国道1号
・国道134号
・国道468号

主要地方道
・神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線
・神奈川県道44号伊勢原藤沢線
・神奈川県道45号丸子中山茅ヶ崎線
・神奈川県道46号相模原茅ヶ崎線
・神奈川県道47号藤沢平塚線

一般県道
・神奈川県道309号茅ヶ崎停車場線
・神奈川県道310号茅ヶ崎停車場茅ヶ崎線
・神奈川県道404号遠藤茅ヶ崎線

太平洋岸自転車道
・湘南海岸 砂浜のみち（自転車歩行者専用道路。関東ふれあいの道の一部。通称「サイクリングロード」）

茅ヶ崎市 出身の芸能人

神奈川県茅ヶ崎市出身の著名人には、音楽関係に、人気ロックバンド「サザンオールスターズ」のボーカル、作詞作曲やギター担当として知られるミュージシャンの桑田佳祐さんがいます。サザンオールスターズには「勝手にシンドバッド」「チャコの海岸物語」など湘南や茅ヶ崎に関する曲も多く、湘南の地名とそのイメージを全国に広めた存在といっても過言ではありません。
他にも桑田さんの姉で主に作詞家として活躍した岩本えり子さん。出生は東京都渋谷区で「また遭う日まで」「さよならをもう一度」など多くのヒット曲を歌い、ダイナミックな歌唱力で知られた歌手の尾崎紀世彦さん。「ホテルパシフィック」などの曲があるフォークデュオ（兄弟デュオ）、ブレッド&バターの岩沢幸矢さん、岩沢二弓さん。「悲しみが消えるまで」などの曲があるレゲエミュージシャンのMOOMINさん。「Future on the Hammock」などの曲があるミュージシャンのyoheyOKAMOTO（岡本洋平）さん。「恋人時間」などの曲を歌った歌手の石黒ケイさん。演歌歌手、社交ダンスインストラクターで、競技ダンスのプロ部門にも出場する岡田淳一さん。YONCE（ヨンス）の芸名をもち、ロックバンド「Suchmos」のボーカルも務める歌手の河西洋介さん。歌手でカントリー系シンガーの片山誠史さん。「おんなの夜汽車」などの曲を歌う演歌歌手の小桜舞子さん。ガールズロックバンド「pistolvalve」の元メンバーで、ボーカル、アルトサックスを担当したcottonさん。ハードコア・パンクで活躍するロックミュージシャンにしてプロレスラーのTHE CRAZY SKBさんなどが茅ヶ崎市の出身です。
俳優では、スーパー戦隊シリーズ「侍戦隊シンケンジャー」の志葉丈瑠／シンケンレッド役で知られ、映画「孤狼の血」「新聞記者」などで演技派としての実力も見せる若手俳優、モデルの松坂桃李さん。北野武監督の映画「アウトレイジ」やテレビドラマ「行列の女神〜らーめん才遊記〜」、スペシャル時代劇「必殺仕事人2020」など数々の作品で活躍する俳優の杉本哲太さん。映画「0課の女 赤い手錠」「暴走パニック 大激突」など主に70年代の作品で活躍し、現在でも知られる元女優の杉本美樹さん。映画「教祖誕生」「風に立つライオン」など数々の作品に出演し、俳優として多くの賞も受賞している萩原聖人さん。80年代から90年代にかけて多くの映画、ドラマなどで活躍した女優の喜多嶋舞さん。テレビ時代劇「将軍家光忍び旅Ⅱ」などに出演した女優、モデルの小栗香織さん。元宝塚歌劇団花組に所属し男役を務めた亜蓮冬馬さん。ミュージカル俳優として多くの舞台をこなしている神田恭兵さん。主に舞台で活躍する女優でありダンサー、振付師のえみりぃさん。声優ではテレビアニメ「デ・ジ・キャラットにょ」のリク＝ハイゼンベルクや「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」の甲賀弦之介を演じた鳥海浩輔さん。テレビアニメ「はーいステップジュン」の雪之嬢や「ドキドキ！プリキュア」のシャルルを演じた西原久美子さん。テレビアニメ「愛玩怪獣」の渡辺大輔や「天使の3P！」の貫井響を演じた井上雄貴さん。芸人ではお笑いコンビ「囲碁将棋」の文田大介さん。キャスター、タレントで、また覆面レスラーとしても活動する徳光正行さんなどが茅ヶ崎市の出身者です。
その他分野では、映画、テレビドラマ化もされた人気作「闇金ウシジマくん」などで名高い漫画家の真鍋昌平さん。TBSテレビで主に音楽番組などを担当したプロデューサー（出生は藤沢市）の阿部龍二郎さん。映画監督、脚本家、プロデューサーで監督作に映画「クロスロード」などがある、すずきじゅんいちさん。アナウンサー、ナレーターでは、札幌テレビ放送所属の村雨美紀さん。湘南ケーブルネットワークに所属する井手麻実さん。現在はTBSテレビ報道局総合編集センター長・編集部長の竹内明さん。元NHK所属で現在はフリーの徳田章さん。ラジオDJも務める秀島史香さん。サイクルロードレース解説も務める別府始さん。ラジオNIKKEIアナウンサーで現在も茅ヶ崎市在住の山本直さんなどが茅ヶ崎市出身です。
スポーツ界の茅ヶ崎市出身者には、プロ野球界に、横浜DeNAベイスターズに所属する内野手の倉本寿彦選手。千葉ロッテマリーンズの内野手である茶谷健太選手。中日ドラゴンズの元投手で、出生は東京都大田区ですが茅ヶ崎市民栄誉賞も受賞し、現在は解説者などで活躍する山本昌さん。女子プロ野球選手でやはり市民栄誉賞を受賞している出口彩香さん。サッカー界では、ブラウブリッツ秋田でディフェンダーを務める鎌田翔雅選手。元ザスパ草津所属で現在はサッカー指導者の小田島隆幸さん。サッカー審判員を務める扇谷健司さん。自転車プロロードレースでは、元選手で現在は愛三工業レーシングチームを率いる別府匠監督。その実弟で、日本人初のツール・ド・フランス完走者の一人でもある別府史之選手。サーファーでは、日本人男性初のプロサーファーで、現在はマリンアウトドアに関する多くの活動を行っているドジ井坂（井坂啓己）さん。十代にして数々の大会で栄冠に輝いている女性サーファーで、漫画好きでもある松田詩野選手。2020東京オリンピック日本代表強化指定選手でもある石川拳大選手。ビーチバレー選手で、フィットネススタジオ代表のインストラクターでもある石坂有紀子選手。2008年北京オリンピックソフトボール金メダリストの元ソフトボール選手で市民栄誉賞受賞者の三科真澄さん。元女子サッカー選手で日本代表も務め、現在は指導者である柳田美幸さん。総合格闘家で愛猫家でもあるKEI山宮（山宮恵一郎）選手。大相撲力士で2020年現在の最高位は西序ノ口15枚目、野球やアイドル、ゲームを好む服部桜太志さんなどがいます。