屋根裏・天井裏テレビアンテナ設置工事は後悔するか? 施工のプロが全知識を解説【DIY/費用/条件/メリット・デメリット】
このコラム記事は、テレビアンテナについてさまざまなご希望やご不安、疑問をお持ちのお客様のために、プロのライターが、年間施工実績、約6,000件を誇るアンテナ工事のプロ集団「あさひアンテナ」の専門家から、実経験に基づいたアンテナ工事の興味深いお話を伺い、お客様にお送りしているものです。
今回の記事は、戸建のお住まいでのテレビアンテナ工事の際に、気にかかる問題を一挙に解決できる「テレビアンテナを屋根裏・天井裏に設置する方法」についてご紹介します。
戸建てのマイホームにいったん地デジやBS/CSのアンテナを取り付ければ、その後、何年にもわたって、地デジ放送や衛星放送(BS放送)のチャンネルを楽しめます。
さらにBS放送、CS放送では、ご家庭でお好みの有料チャンネルを月単位で選んで視聴できます。
したがって、やはりマイホームを建てた暁には、地デジやBS/CSのテレビアンテナを取り付けて、いろいろなテレビ番組を見たいという方が多数派ではないでしょうか。
しかし一方で、現在ではせっかくの新築マイホームにテレビアンテナの取り付け工事を行うことについて、さまざまな抵抗を持たれる方の声も聞かれます。例えば、
「屋根の上にアンテナを立てたら、せっかくの新築のデザインが台無しになっちゃう」
「新築のきれいな家なのに、アンテナ工事で壁に穴を開けるような加工はしたくない」
「うちは景観地域なので、アンテナ設置についても条例で規制がある」
「冬場は屋根の上に雪が積もる地域なので、アンテナがすぐ壊れるんじゃないかと心配」
「海沿いで台風も多いから、アンテナがすぐ錆びたり飛ばされたりはしないだろうか」
など、それぞれの理由で、テレビアンテナの取り付けを躊躇される方もいらっしゃいます。
そのような方々への朗報となるのが、本記事でご紹介する「お住まいの屋根裏(天井裏)にテレビアンテナを設置する」という方法です。
この方法では、一般的にはデッドスペースである屋根裏などの屋内にテレビアンテナを取り付けできるため、住宅の見た目に影響がない、アンテナも屋外環境の影響を受けないため、上記のようなお悩みをほとんど解決できることになります。
しかしこの屋根裏設置の方法についても「屋根裏だと電波が弱くてテレビの映りが悪くならないか」「屋根や天井になどに問題がないよう、きちんと工事してもらえるか心配」「配線が原因で火事になったらどうしよう」といったご不安や疑問を覚えられる方もいらっしゃるでしょう。
テレビアンテナ工事は。安定した電波の受信を確保するため、アンテナ機種や取り付け場所の選び方、また取り付け時の電波調査や角度調整にもデリケートな作業が必要となります。
したがって一般の方が正しい知識をもたないままで進めると「結局テレビ放送が映らない」「期待通りの工事ができず余計な手間や費用がかかった」という後悔にもつながりかねません。
そこで本記事では、アンテナ工事のプロによる解説を元に、屋根裏・天井裏へテレビアンテナを設置するのメリット・デメリットから、ご自身で設置できるかどうかの判断基準や、DIYの手順、さらに業者に依頼する場合の費用相場まで、アンテナ屋根裏設置についてのあらゆる情報をわかりやすく徹底解説します。
この記事を最後まで読んでいただければ、お客様のマイホームに屋根裏へのアンテナ設置が可能か、また最適な選択肢であるかを判断できるようになり、その他の選択肢も含めて、お住まいの条件に適した後悔のないアンテナ設置を実現できるでしょう。
結論:屋根裏アンテナ設置は「条件次第」で最高の選択肢になる
アンテナの屋根裏、天井裏設置をお考えのお客様のために、最初に結論からお伝えします。
屋根裏へのアンテナ設置は、基本的に地デジアンテナ(UHFアンテナ)が対象であり、すべての住宅で必ず設置できるわけではありません。
しかし、お住まいがいくつかの重要な「条件」をクリアしていれば、住宅の外観、アンテナの耐久性、そしてコスト面において、非常に優れた選択肢となります。
逆に言えば、ご自宅の環境がその条件に合っていないのに、無理に屋根裏へとアンテナを設置すると「テレビが安定して映らない」といった結果になる可能性が高くなります。
この記事では、アンテナ屋根裏設置を実現できる「条件」とは何か、そしてどうすればご自身で判断できるのかを、ひとつひとつ丁寧に解説していきます。
また記事の後半では、屋根裏や天井裏への設置ではなくとも、その方法に近いメリットを確保できるアンテナ機種、設置位置などをご紹介していきます。
もしお住まいで屋根裏へのアンテナ設置が難しそうでも、すぐに失望されることはありません。まずは最後まで本記事をお読みくださいませ。
屋根裏アンテナ設置の5つのメリット
まずは、2025年(令和7年)現在、屋根裏・天井裏へのアンテナ設置が多く選ばれる理由である、5つの大きなメリットを以下にまとめましたので、ご確認ください。
※上記は屋根裏アンテナ設置の主なメリットになります。
他にも、薄型コンパクトで通常は住宅の壁面などに設置され、屋根裏・天井裏への設置にも使われる主なモデルである「デザインアンテナ(平面アンテナ)」の場合は、屋外の壁面に比べて、天井裏設置の方が高さを確保できる分、かえって受信感度が高まるというケースもあります。
また風雨や雪などの自然環境をほぼ完全にカットできるというメリットは非常に大きく、屋根裏や天井裏への設置であれば、メンテナンスフリーでも大きなアンテナトラブルが生じることなく、20年以上からそれ以上の長期間、安定して使用できる可能性が高くなります。
知っておくべき4つのデメリットと対策
屋根裏アンテナ設置には魅力的なメリットが豊富である一方、工事前に必ず知っておくべき、以下のようなデメリットも存在します。
しかしこれらのデメリットは、事前に対策を理解しておけば、多くの問題を回避できます。
※上記はアンテナ屋根裏設置の主なデメリットになります。
メンテナンスに関しては、屋根裏や天井裏への設置であれば、屋外の気候や環境からの影響をほぼ受けないため、特にメンテナンスを行わなくとも、トラブルが生じる率は非常に低いと言えます。
基本的に、屋根裏・天井裏へのアンテナ設置のデメリットは、設置そのものではなく、設置できる条件に制限がかかるという点です。問題なく設置できる現場でさえあれば、そのメリットは外観性、対候性など非常に豊富となります。
【セルフチェック】我が家は屋根裏にアンテナを設置できる? 5つの判断基準
上記の内容をお読みいただいた後は「屋根裏にアンテナを設置するメリットやデメリットは分かったけど、うちの場合は設置できるのだろうか?」と思われることでしょう。
ここからは、お住まいの条件が屋根裏へのアンテナ設置に適しているか、専門家でなくてもご自身で確認できる5つのチェック項目をご紹介します。
これらの基準をひとつずつ確認することで、ご自宅の条件が屋根裏へのアンテナ設置に向いているか、大まかに判断することができます。
基準1:十分な電波強度があるか(電界地域の確認)
屋根裏へのアンテナ設置の可否を判断する上で、もっとも重要となるのが「地デジ電波の強さ」です。
基本的に、お住まいの地域が、電波塔からの距離が近く、近隣に山などの障害物もないため、受信できる地デジ電波レベルが強い「強電界地域」であることが望ましい条件となります。
ご自宅の電界地域がどこに含まれるかは、総務省が提供する放送エリアの目安マップ(「A-PAB:一般社団法人放送サービス高度化推進協会」サイト内「地デジ電波レベルのめやす」)などのページで確認できます。他にもより手軽な方法として、スマートフォンのアプリを使って地デジの電波強度を簡易的に測定することもできます。
以下、一般的な電界地域の基準についてご紹介します。
※上記は一般的な基準です。電界地域に統一された定義はないため、使われる場所によって、地域の分類方法や電波レベルの基準が異なる場合もあります。
強電界地域の目安としては、地デジ電波塔の近隣で、電波塔の方向に電波を遮る山やビルなどがなく、電波塔を視認できる範囲になります。
ちなみに中電界地域は電波塔から見て強電界地域の周辺エリアに当たり、弱電界地域は中電界地域よりさらに遠くや、山地などで電波が遮られやすいエリアになります。
弱電界地域よりさらに遠くや山地などの影響で電波レベルが低下すると、高性能型パラスタックアンテナを除く、通常の地デジアンテナでは安定した受信が難しい、電波塔の受信範囲外になり、これを微弱電界地域と呼ぶこともあります。
基本的には、屋根裏や天井裏で受信できる電波レベルは、住宅の建材や構造によっても変動しますが、屋外で受信できるレベルに加えて、数㏈から十数㏈程度、低下します。したがって一般的な屋外の電界地域から、減衰分を考慮した受信レベルの判断が必要となります。
【独自情報】地域別の電波状況と推奨アンテナ
電波状況は、お住まいの周辺環境によって大きく左右されます。
同じ強電界地域の内でも、周辺の建物や地形の影響によって受信感度が変わるため注意が必要です。
以下、電界地域とは別に、周辺環境の影響によって生じる受信レベルの違いについてご説明します。
※上記の一覧は主なケースになります。現場の細かな条件差でも地デジの受信感度は変わってきます。
基準2:アンテナ本体と作業スペースが確保できるか
もうひとつ、受信環境の他に、実際にアンテナを設置する屋根裏(天井裏)に十分なスペースがあるか、出入り可能な点検口があるかどうかも、重要な判断基準です。
お住まいにて、以下のポイントを確認してください。
- 点検口の有無とサイズ:屋根裏に入るための点検口(通常は天井にあります)はありますか? 人がアンテナなどの機材を持って通れる十分な大きさ(一辺が45cm以上が目安)がありますか?
- 設置スペース:アンテナ本体を設置できるだけの広さがありますか?(デザインアンテナの場合で高さ約60cm、幅約25cm以上が目安)
- 作業スペース:作業員が中腰や四つん這いで安全に移動し、工具を使えるだけの空間がありますか?(最小限の作業スペースとして1m四方程度の空間が必要)
このような設置スペースを確保できない場合、屋根裏へのアンテナ設置が難しくなります。
基準3:屋根や壁の素材が電波を通しやすいか
屋根裏空間に地デジアンテナを設置できる理由は、一般的な戸建て住宅の屋根や壁などであれば、地デジ電波は通り抜けることができるためです。
しかし、電波は屋根や壁を通り抜ける際に、ある程度の減衰(電波の弱まり)が生じるため、アンテナの屋根裏設置には、強電界地域など元の受信レベルが高い現場を選ぶ必要があるのです。
そして地デジ電波の通り抜けやすさも家の構造や建材によって異なるため、住宅の建材や屋根材、断熱材などの素材や設備によっては、強電界地域でも地デジ電波が遮られてしまい、屋内にほとんど届かない場合もあります。
以下は、地デジ電波の通りやすさで、主な屋根材や建材を分類した一覧です。
特に金属製の素材は電波を反射してしまい強力に遮断するため、屋根がガルバリウム鋼板であったり、太陽光パネルが設置されていたりする場合は、屋根裏アンテナの設置は非常に難しくなります。
また断熱材についても、金属であるアルミシートの他、密度の高いウレタンなどは電波を吸収しやすいため、屋内へのアンテナ設置については大きな妨げになります。
もうひとつ、水分も地デジ電波を吸収する性質があります。
したがって雪が多く、冬場は屋根に積雪があるような住宅では、屋根の雪に地デジ電波が遮られ、屋根裏や天井裏の地デジアンテナでは、十分な地デジ受信ができなくなる場合もあるためご注意ください。
基準4:屋根裏にアンテナ配線(分配器)があるか
屋根裏の空間に、アンテナからケーブルで送られる電波(映像信号)を、複数のケーブルへと分けて、各部屋へとテレビ映像信号を分ける「分配器」がすでに設置されているか確認してください。
基本的に、新築物件の戸建て住宅では、住宅のお引き渡し時に、分配器から各部屋のアンテナコンセントまでの配線は設置されているケースが大半です。
しかし近年の住宅では、メンテナンス性を考慮して浴室の天井裏やクローゼット内、マルチメディアボックスなどに分配器が設置されていることも多くなります。
分配器が屋根裏にあれば、屋根裏に設置したアンテナからの配線を、分配器に接続するだけの作業なので工事が比較的スムーズに進みます。
もし無い場合は、新たに各部屋までケーブルを引き回す必要があり、工事が複雑になり費用も高くなる可能性があります。
ただアンテナ工事の専門業者に依頼する場合であれば、さほど難しい作業にはなりません。お住まいに分配器が設置されていない場合も、専門業者に分配器の設置工事も合わせて依頼できるため、大きな問題にはならないといえます。
基準5:ブースター用の電源が確保できるか
屋根裏へのアンテナ設置では、屋内に届く際の、地デジ電波の減衰を補うために「ブースター」という、アンテナが受信した電波レベルを高める増幅器の設置がほぼ必須となります。
このブースターは電気的に電波を増幅させる装置であるため、作動させるには電源(コンセント)が必要となります。
屋根裏に100Vのコンセントがあるか、または近くの部屋から電源を引いてこれるかを確認しておきましょう。ただ現在の戸建て住宅ではほとんどの場合、屋根裏空間にブースター用の電源コンセントが用意されているため、大きな問題になることは少なくなります。
屋根裏アンテナ設置、DIYと業者依頼を徹底比較
お住まいの電波の強さや周辺環境、また建材などの条件から考えて、お住まいの屋根裏、天井裏などで、十分な地デジ受信が可能と思われる場合に、
「屋根裏へのアンテナ設置、自分でやってみるか、プロの業者に頼むか……」
という点は、多くの方が迷われるポイントでしょう。
ここでは、DIY設置と業者への依頼の、メリット・デメリットを以下、4つの観点から比較してみました。
コストを最大限に抑えたい、そして自分の手でやり遂げる達成感を楽しみたいという方には、DIYも選択肢のひとつです。
しかし、屋根裏への地デジアンテナ設置は、転落などのリスクは低い半面、通常の屋外設置に比べて、受信できる地デジ電波レベルや方向の確認が難しいという面もあります。
したがって、屋根裏へアンテナを設置するメリットを確保しつつ、安定したテレビ視聴環境を安全かつ確実に実現するためには、専門業者へのご依頼が、もっとも合理的で賢明な判断と言えるでしょう。
DIYで挑戦!費用と設置手順、安全確保のポイント
もしご自分でDIYによる屋根裏・天井裏へのアンテナ設置工事に挑戦される場合は、十分な知識と準備、そして安全への最大限の配慮が不可欠です。
この項目では、DIYで設置する際の手順と注意点を解説します。
ステップ1:必要な道具とアンテナ・部材の選び方
まずは、必要な機材や部材、工具などを揃えるところから始めます。
以下でご紹介するこれらの道具がなければ、作業は始まりません。
上記は主に必要な機材、道具ですが、すべてを揃えるとなると総額費用がかさみ、設置費用を抑えられるというDIYのメリットがなくなる可能性もあります。
できるだけ手持ちの工具を使う、可能であれば高価な道具は借りるなどして、必要な費用を抑えてください。どうしても費用がかさむようであれば、アンテナ工事業者へご依頼になる方が合理的と言えます。
ステップ2:【最重要】最適な設置場所を探す(電波測定)
DIYでもっとも重要かつ難しいのが、この電波測定です。
レベルチェッカーを使い、屋根裏の中でもっとも電波を強く、安定して受信できる場所を探し出します。
- お住まいの地域にあるテレビの送信塔の方角を、事前にインターネットなどで調べておきます。
- 屋根裏に入り、送信塔に近い側の壁や屋根付近から測定を開始します。まずアンテナ本体にレベルチェッカーを接続して、アンテナがキャッチできる電波レベルを確認できる状態にしてください。
- アンテナ本体に接続したレベルチェッカーで電波強度(電波レベルやMER、BERの値)を確認しながら、少しずつアンテナの場所を移動させ、角度を変えるなどして、もっとも数値が良くなる場所を見つけます。
この作業を丁寧に行うことが、安定したテレビ視聴に直結します。
ただ問題点として、プロ仕様のアンテナレベルチェッカーは、一台が数万円の機種もあり、購入すると工事費用がかさんでしまい、費用を抑えられるというDIYのメリットが薄れる可能性もあります。
またプロ仕様のアンテナレベルチェッカーでは、電波の品質を示すMER、BERなどの値も確認できますが、これら値の適切な判断は、一般の方には難しい場合もあります。
したがってこのようなプロ仕様のアンテナレベルチェッカーは、無料で借りることができるなどのケースを除いて、ご利用はあまりおすすめできません、
ただアンテナレベルチェッカーには、ケーブルに接続することで、アンテナから届く電波レベルだけを早急に確認できる、簡易的な機器もあります。
このようなモデルであれば、ネットショップなどでは1,000円台からで購入できるほか、アンテナの角度調整に合わせて、素早く受信レベルを確認できるため、DIYでのアンテナ設置の作業にかかる手間を、格段に省いてくれます。
ステップ3:アンテナの固定と方向調整
最適な受信レベルを確保できる場所を見つけたら、その位置にアンテナを固定します。
- 屋根裏の柱や梁など、頑丈な場所にアンテナの取り付け金具をしっかりと固定します。
- 金具にアンテナ本体を取り付けます。この時点では、方向を調整できるよう仮止めにしておきます。
- レベルチェッカーを見ながら、アンテナの向きを左右に少しずつ動かし、もっとも受信レベルが高くなる角度に調整して、アンテナを完全に固定します。
ステップ4:配線(ブースター・分配器への接続)
次に、アンテナと各機器を同軸ケーブルで接続します。
配線の順番は 「アンテナ → ブースター(増幅部、電源部) → 分配器」 となるのが一般的です。
基本的に、住宅の各部屋に送信するテレビ電波を増幅するブースターは「屋外用ブースター」であり、受信性能や電波の調整性能が高く、増幅部(電波を増幅する本体部)と、増幅部に電源を供給する電源部が別個になった機種になります。
したがって配線部には、増幅部と電源部を適切な順序で、別個に接続する必要があるためご注意ください。
- 同軸ケーブルの先端をケーブルストリッパーで加工し、F型接栓を取り付けます。アンテナケーブルにはあらかじめ各種の接栓が取り付けられた製品もあるため、加工が難しいと思われる場合は、必要な接栓が接続された製品を購入されれるのもおすすめです。
- アンテナの出力端子とブースター増幅部の入力端子を、同軸ケーブルで接続します。なおブースター増幅部の設置位置は、デザインアンテナであれば本体の裏側でもかまいません。ただ前方の受信感度が非常に高い八木式アンテナの場合、ブースターから発信されるノイズを受信してしまい、受信障害が生じるリスクもあるため、アンテナの下部や後方(魚の頭のような反射器の方向)で、アンテナから1mほど離して設置してください、
- ブースター増幅部のの出力端子と、ブースター電源部の入力端子を同軸ケーブルで接続します。
- ブースター電源部の出力端子と、分配器の入力端子をやはり同軸ケーブルで接続します。
- ブースターの電源部をコンセントに差し込みます。
- ブースター電源部の電源を入れ、電源部や本体が正常に作動しているかを確認してください。
テレビアンテナ工事におけるケーブルの配線ミスは、テレビまで正常に電波が届かなくなるほか、電波の漏洩、ノイズの混入が起こるなどの要因となり「テレビが映らない」トラブル原因のNo.1になります。接続を間違えないよう、各機器の説明書などをよく確認しながら慎重に作業してください。
また、ケーブルを送られるテレビ電波は、そのケーブルが長いほど、減衰していきます。したがって過剰なケーブルの長さも、電波レベルを弱めてテレビが映らなくなる要因となります。
使用するアンテナケーブルは、作業や調整に必要な、適度に余裕のある長さを選んで、過度に長い配線は行わないように注意してください。
ステップ5:テレビでの映り確認と最終調整
すべての配線が完了したら、いよいよ最終確認です。
- いずれかの一部屋のテレビをつけ、チャンネルスキャン(再設定)を行います。
- すべてのチャンネルが問題なく映るか、ブロックノイズなどが発生しないかを確認します。
- もし地デジ放送のテレビがきちんと映らない、また特定の部屋やチャンネルで映りが悪い場合は、再度、屋根裏に戻って、ブースターの増幅レベルやアンテナの方向を微調整してください。
【警告】火災を防ぐ!DIYで絶対に守るべき安全対策
屋根裏・天井裏へのDIYアンテナ設置において、もっとも注意すべきは、火災のリスクです。
不適切な電気配線はショートや漏電を引き起こし、最悪の場合、お住まいを失う事態につながりかねません。以下の点にはくれぐれもご注意ください。
- ケーブルを傷つけない:ケーブルを固定する際にステップル(釘)を強く打ちすぎたり、無理に曲げたりして、中心の銅線を傷つけないようにしてください。
- 確実な接続:F型接栓の加工は丁寧に行い、芯線が他の金属部分に触れないようにしてください。接続部分の緩みはトラブルの原因になります。
- 電源周りの整理:ブースターの電源コードやACアダプター周りはホコリが溜まらないようにし、ケーブルが絡まないように整理してください。
- 無理はしない:少しでも不安を感じたら、作業を中断し、プロに相談する勇気を持ってください。
総じて、屋根裏や天井裏へのアンテナ設置でネックとなるのは、空間内で受信できる電波レベルの確認と、適切なブースターの増幅レベル調整になります。
DIY作業の場合、作業のミスだけではなく、準備を万端に整えて、いざ屋根裏、天井裏で受信レベルを確認してみたら、どうしても十分な電波レベルを確保できず、設置できなかったという結果も想定されます。
他にも、特にお住まいで設置するテレビの台数が多い場合は、すべてのテレビにバランスいいレベルの電波を送るブースターの調整が難しくなります。
屋根裏や天井裏へのアンテナ設置で、安定した確実な受信を実現するためには、やはりプロのアンテナ工事業者に、屋内での電波調査を行ってもらうことが最適な方法です。
業者の電波調査であれば、屋根裏や天井裏で十分な地デジ電波が受信できるか、また屋根や壁などの遮蔽物を通した電波の方向、強さなどから、受信がもっとも安定する位置を割り出し、最適の屋根裏・天井裏アンテナ工事の方法を提案してもらえます。
プロに依頼する場合の費用相場と業者選びのコツ
上記の通り、屋根裏・天井裏へのアンテナ設置で、施工の安全と受信の確実性を重視するのであれば、やはり専門業者への依頼が最適です。
この項目では、アンテナ工事の業者に屋根裏・天井裏設置を頼む際の費用感と、後悔しないための業者選びのポイントを解説します。
アンテナ設置工事の費用内訳と料金相場
アンテナ工事の費用は、主に以下の要素で構成されます。
業者によって料金体系は異なりますが、一般的な相場を知っておくことで、見積もりの妥当性を判断できます。
※上記は一般的なアンテナ工事業者における費用の相場です。
失敗しない!優良アンテナ工事業者の見極め方5選
数あるアンテナ工事業者の中から、屋根裏・天井裏へのアンテナ設置工事で信頼できるお客様のパートナーを見つけるための5つのポイントを、以下でご紹介します。
- 明確な料金体系と事前見積もり
- 「工事費一式」ではなく、何にいくらかかるのか内訳を明記してくれるか。
- 必ず工事前に現地調査を行い、確定した見積もりを提示してくれるか。
- 最初に提示された見積もり以外の費用は加算されないか、もし加算される場合は事前に十分な説明があるかなどを、きちんと説明してくれるか。
- 豊富な施工実績と専門性
- 業者のホームページなどで、屋根裏設置の施工事例を具体的に公開しているか。
- 自社施工を行うアンテナ工事専門の業者か(家電量販店や工務店の下請けではないか)。
- 対応できるアンテナ工事として、屋根裏・天井裏へのアンテナ設置工事が、明確な工事費用も含めて明記されているか。
- 長期の工事保証
- 最低でも5年、できれば8年以上の長期保証が付いているか。
- 保証内容(何が対象で何が対象外か)が書面で明確に示されているか。
- 口コミや評判
- Googleマップや比較サイトなどで、実際に利用した人の良い口コミ・悪い口コミの両方を確認する。
- 個々の口コミを鵜呑みにするのではなく、全体的な傾向や、悪い評価に対する業者の対応などを見て判断することがポイント。
- 地域密着で迅速な対応
- 自宅が対応エリア内か。エリアを絞って営業している業者は、地域の電波事情に詳しいことが多い。
- 問い合わせへの返信が早く、丁寧な対応をしてくれるか。
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【トラブル解決】屋根裏アンテナ設置後の「困った!」Q&A
最後に、屋根裏アンテナを設置する前や、設置した後によくあるトラブルや疑問について、Q&A形式でお答えしていきます。
Q1. 設置後にテレビが映らない・ブロックノイズが出る原因と対処法は?
これは屋根裏設置に限らず、新しくアンテナ設置を行った際、もっとも多いトラブルですが、原因はいくつか考えられます。
まずは落ち着いて、以下の点を確認してみてください。
※上記はテレビ画面が乱れる主な原因とその対処法になります。原因が特定できない場合やご自宅での対処が難しい場合は、アンテナ工事の専門業者へとご相談ください。
Q2. どの種類のアンテナを選べばいい?八木式 vs デザインアンテナ
屋根裏・天井裏アンテナ設置に適したアンテナの種類では、主に設置スペースの問題から「デザインアンテナ」が採用されますが、場合によっては魚の骨のような古典的モデル「八木式アンテナ」が使われるケースもあります。
下記のそれぞれの特徴をご理解の上、ご自宅の環境に合わせて選んでください。
基本的には屋根裏・天井裏設置には、十分な電波が確保できる現場であればコンパクトなデザインアンテナが基本機種になります。ただ電波レベルに少し不安があり、設置スペースが確保できる現場であれば、性能重視の八木式アンテナが選ばれる場合もあります。
なお最新モデルのユニコーンアンテナは、屋根の上などで高さを確保することを前提としたモデルであり、受信面が狭いことから、屋根裏などの屋内設置には採用されません。
Q3. 夏の屋根裏は高温になるけど、アンテナは大丈夫?
その点はご安心ください。
テレビアンテナ本体やブースター、同軸ケーブルなどの機器は、直射日光の他、夏の熱気、冬の冷気や風雨、積雪なども受ける、屋外での過酷な環境にも耐えられるように設計されています。
そのため、夏場の屋根裏の高温(60℃以上になることもあります)でも、性能が劣化したり故障したりする心配はほとんどありません。
Q4. BS/CSアンテナも屋根裏に設置できる?
結論から言うと、BS/CSアンテナの屋根裏設置は基本的に不可能です。
地デジ電波は、UHF(極超短波)でも470MHzから710MHzまでの周波数帯が使われており、波長の幅は約40センチから60センチ程度のため、音のように広がりやすい性質を持っています。
そのため金属や密度の高い素材などを除いて、ちょうど屋外の大きな音が、ある程度は屋内でも聞こえるように、ややレベルは弱まるものの、住宅の屋根や壁などを通り抜けることができるのです。
対して、衛星放送(BS/CS放送)の電波は、宇宙空間にある人工衛星(静止衛星)から送られてくる、周波数帯は12GHz前後で、波長の幅は約25ミリ程度と、非常に周波数帯が高く、光のような直進性をもつ、指向性の高い電波です。
この電波は、長距離を送信される衛星放送に適している半面、太陽光がものに当たると影ができるように、山や建物はもちろん、樹木や電線、洗濯物など、わずかな障害物にも遮られやすく、その向こう側には届きにくくなります。
したがって、この12GHz帯の電波は、それこそ日光と同じく、住宅の屋根や壁などはまったく透過することができず、遮られてしまいます。そのため基本的に、住宅の屋内にBS/CSアンテナを設置することはできません。
唯一の例外として、一枚板のシンプルなフロートガラスの窓であれば、12GHz帯の電波もある程度は透過でき、窓際にBS/CSアンテナを設置できます。しかしその場合も、電波の減衰が生じやすいため、基本的にはあまりおすすめできる設置方法ではありません。
BS/CSアンテナの基本的な設置方法は、必ず、南西方向の空(静止衛星が位置する東経110度の方角)が見通せる、その方向になにも障害物がない屋外(屋根の上やベランダ、壁面など)を取り付け位置に選ぶ必要があります。
Q5. 屋根裏アンテナ設置はNHKの受信料対策になる?
この点については誤解されている方が多いのですが、アンテナの設置場所とNHKの受信契約義務はまったく関係ありません。
放送法では、「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」と定められています。
つまり、アンテナの位置が屋根の上や壁面などの屋外でも、屋根裏・天井裏などの屋内でも、テレビ(受信設備)を設置している以上は、受信契約を結ぶ義務が発生するのです。
なにとぞご注意ください。
屋根裏設置が難しい場合の代替案
お住まいにてセルフチェックの結果や、業者による電波調査で「屋根裏・天井裏へのアンテナ設置は難しい」と判断されることもあります。
しかし、だからといってすぐに失望される必要はありません。
他にも、屋根裏・天井裏設置に近いメリットを得られる、住宅の外観や耐久性に配慮したアンテナ機種、設置方法は何通りかあります。
以下、屋根裏や天井裏への設置に近いメリットを得られるアンテナ機種・設置方法についてご紹介いたしますので、アンテナ設置の選択肢としてご検討ください。
デザインアンテナの外壁設置
薄型のパネル状デザインアンテナを、お住まいの壁面やベランダの手すりなどに設置する方法は、もっともポピュラーな代替案といえます。
デザインアンテナ(平面アンテナ)はその名称通りデザイン性に配慮した地デジアンテナ機種で、その形状から、家の外壁などに取り付けても目立ちにくいの点が特徴です。
外壁の色に合わせて、同じモデルでも白、黒、ベージュ、ブラウンなどのカラーバリエーションから選ぶことができ、家のデザインにうまく溶け込ませることができます。
またその形状や、面で固定する設置方法から、風雨などの影響にも強く、屋外でも寿命が15年から20年程度と長期化します。
一方で、デザインアンテナは屋根の上に設置される八木式アンテナに比べると、周辺のビルなど電波を遮る障害物の影響を受けやすく、高層ビルの近隣、また隣家が近い住宅密集地などでは、安定した受信が難しくなり設置できないというケースもあるのでご注意ください。
またデザインアンテナの壁面設置では、壁にアンテナ設置具を固定するため、壁にビス穴を開ける必要が出るというのも、お住まいの外装にこだわる方には注意点のひとつとなります。
ユニコーンアンテナの破風板設置
ユニコーンアンテナとは、上記でもご紹介したマスプロ電工製「U2CN」の商品名です。
このアンテナは、ポール状のスタイリッシュな形状が特徴である、2017年(平成29年)に登場した比較的、新しい地デジアンテナ機種です。
八木式アンテナと同じく屋根の上のマストに固定するほか、屋根の側面にある「破風板(はふいた)」という場所や、壁面でも最上部にサイドベースを固定して、マストに取り付けることで、本体が屋根の上に来る位置に設置しても、モダンな装飾物のような形状で、風雨などに影響されにくく、住宅の外観を損ないにくいというメリットがあります。
さらにユニコーンアンテナは高さを確保することで、デザインアンテナに比べて、周辺の障害物に影響されにくくなり、安定した受信感度が確保しやすくなるというメリットがあります。
特に、周辺環境の影響によりデザインアンテナでは安定した受信が難しい現場でも、ユニコーンアンテナであれば高さの確保により、同等のメリットと安定した受信を確保できるケースが多くなります。
ユニコーンアンテナは、デザインアンテナの設置が難しい現場をはじめ、受信性能とデザイン性、対候性を両立したい方におすすめのアンテナ機種です。
ただデメリットとしては、八木式アンテナに比べるとやや受信性能が低く、対応できるエリアはやや限られる(強・中電界地域向け)こと。最新モデルであるため、他機種に比べると設置費用がやや割高になることが挙げられます。
ベランダ内外へのアンテナ設置
これは、八木式アンテナ、デザインアンテナ、そしてBS/CSアンテナに対応できる方法です。
ベランダの手すり、また内部空間などに専用の金具を使ってアンテナを設置します。
屋根の上のアンテナ設置に比べると、アンテナが目立ちにくく、住宅の外観に影響を与えにくくなる。
また高所での作業が不要かつ、風雨なども避けやすくなるためアンテナの経年劣化を抑えやすく、メンテナンスも行いやすいというメリットがあります。
ベランダの手すりへのアンテナ設置では、手すりの形状にあわせた設置具を選ぶことが必要ですが、手すりを前後から挟み込む形で固定するため、壁に穴を開ける必要はなくなります。
ただし、周囲の建物や障害物に遮られて電波が弱くなる可能性や、マンションの規約で設置が禁止されている場合もあるため、受信感度やマンション規約など、事前の確認が必要です。
特にベランダ空間内への設置は、目立ちにくく風雨なども避けやすい半面、設置の条件がやや難しくなる。アンテナの前に物や人が来ることで電波が遮られることがある、あやまってアンテナに触れることで角度のズレが生じることがある、などのデメリットもあるためご注意ください。
まとめ:最適なアンテナ設置で快適なテレビライフを
今回は、お住まいへの屋根裏・天井裏へのアンテナ設置について、そのメリット・デメリットからDIYの方法、依頼に適した業者選びまで、詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返ります。
- 屋根裏アンテナは「住宅の外観性」「アンテナの耐久性」に優れるが、「電波強度」「設置スペース」「電波を通しやすい建材」の条件が揃わないと設置できない。
- DIY設置はコストを抑えられるが、電波レベルなどの専門知識が必要で、感電や火災のリスクも伴うため慎重な判断が必要。
- 業者に依頼する場合、費用相場は3万円から7万円程度。料金の明確さ、実績、長期保証で信頼できる業者を選ぶことが重要。
- 屋根裏設置が難しい場合でも、デザインアンテナの外壁設置など、外観に配慮した代替案がある。
テレビアンテナ設置でもっとも大切になるのは、ご自宅の環境に合った方法を選び、安全かつ確実に工事を行うことです。
もし少しでもご不安な点があれば、無理せずプロに相談することをおすすめします。
専門家による無料の電波調査や見積もりを活用し、後悔のないご選択により、快適な受信環境の安定したテレビご視聴ライフを手に入れてください。
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