UHFアンテナ(地デジ用テレビアンテナ)の価格相場は?通販の実売価格や工事費込み総額と失敗しない選び方を専門家が解説!

2026年03月25日

そろそろ日差しも暖かくなっており、春の兆しが感じられる時期ですね。
2026年(令和8年)の新年度を機に、新築のマイホームへのご入居や、進学・就職などによるお引っ越しを予定されている方も多いことでしょう。まずはおめでとうございます。
しかし春に向けて新しい生活の準備を進める中で、新しいお住まいにて「テレビアンテナってどうすればいいんだろう?」という疑問に直面していませんか?

インターネットで「UHFアンテナ 価格」と調べてみても、出てくるアンテナ製品やそのスペック、さらに周辺機器など、専門用語が多くてよくわからない。
アンテナ本体の値段は安くても、取り付け工事費を含めた工事の総額がいくらになるのか不透明で、ご不安に感じられる方も多いことでしょう。
アンテナ工事については「できるだけ安く済ませたいけれど、安かろう悪かろうで性能が低く、すぐ壊れるようなアンテナも困る」というのがお客様のご本心ではないでしょうか。

この記事では、そんなお客様のお悩みをズバリと解決します。
本記事では、アンテナ工事の専門家「あさひアンテナ」の監修のもと、アンテナ製品などに詳しいプロのライターが、UHFアンテナ(地デジアンテナ)の種類別の本体価格から、工事費を含めた総額の相場まで、どこよりも分かりやすく解説します。

この記事を読み終える頃には、皆様が疑問に思われることが多い、以下のポイントが明確になります。

  • ご自宅に最適な地デジアンテナの種類と、その価格相場。
  • 工事費を含めたアンテナ費用総額のリアルな予算感。
  • DIYと専門業者依頼、どちらが自分にとってお得か。
  • 悪徳業者に騙されず、信頼できる優良業者を見抜くポイント。

アンテナに関する専門知識は一切不要です。
この記事をガイドブック代わりに、後悔のないUHFアンテナや工事業者選びを進めて、快適なテレビライフを伴う新生活をスタートさせてください。

そもそもUHFアンテナとは:地デジ視聴になぜ必要なのか?

ここでいう「UHFアンテナ」とは、現在の日本において主なテレビ放送である「地上デジタル放送(地デジ)」の電波を受信するために使われる「地デジアンテナ」のことです。
UHFは「Ultra High Frequency(極超短波)」の略で、特定の周波数帯の電波を指します。
現在、日本の地デジ放送ではこのUHF帯の電波でも、470MHzから710MHzまでの周波数帯を使って各家庭に届けられています。

地デジ電波に使われるUHFの周波数帯には、数十センチほどの波長の幅があるため、ある程度は広がりやすく、ビルなどの障害物を乗り越えることができる性質があります。
一方で発信元(電波塔)から距離が出るほど、電波が拡散してレベルが弱まっていく性質があります。またビルなど障害物の真裏に当たる一帯や、家と家の間の狭い空間などには届きにくくなることもあります。
ほかにも一年の気候や天候の変化に影響されて若干の変動が起こる、特に雨や雪の悪天候では電波が吸収されてしまい、電波レベルが低下するといった特性もあります。

地デジ放送はこのUHFをアンテナでキャッチして、映像信号をテレビのチューナーに送ることで視聴できるものです。そのため、お住まいに地デジ対応のテレビ(HDや4K8Kのテレビ)があっても、このUHFアンテナがなければ映像信号を確認できず、地デジのテレビ番組を視聴することはできません。

なお地上デジタル放送とは、テレビの映像信号を「0」「1」のデジタル信号に変換した後、電波の波長に変換して送信する「デジタル放送」の形式による地上波テレビ放送です。
デジタル放送以前、地上波テレビ放送がアナログ放送(映像信号をそのまま電波の強弱に変換する形式)だった時代には、主なテレビ電波としてVHF(超短波)のほか、地方チャンネル用には現在の地デジと同じUHFが使われていました。
そのため使用するテレビアンテナも、VHFアンテナを中心に、地方チャンネルを受信できる一部地域ではUHFアンテナが追加設置される形になっていました。

しかしデジタル放送では、映像信号をデジタル化して圧縮できるため、従来より使用する周波数帯は大幅にカットしながら、より大量の情報を送信できるようになりました。
これにより地上波テレビ放送は、ハイビジョンの高画質化をはじめ、データ放送や双方向通信、ワンセグ放送など、さまざまな新機能が追加されることになったのです。

また使用される主な電波が、VHFより高い周波数帯で波長も短いUHFになったことから、それを受信するUHFアンテナも小型化が可能になりました。
これにより、地上波放送用のテレビアンテナ(現在の地デジUHFアンテナ)は、かつての魚の骨の様なアンテナ(八木式アンテナ)以外にも、設置のデザイン性や耐久性を重視した、さまざまなモデルが登場するに至ったのです。

本記事では、現在の主な地デジUHFアンテナ機種とその特徴、および本体価格や設置費用の目安を解説し、お客様が最適なモデルを選ぶための参考データをご案内していきます。

地デジ放送とUHFアンテナによる受信の基礎知識とは?

UHFアンテナ選びで重要なポイントは、お住まいのエリアや周辺環境で、十分な受信レベルが確保できるかどうかという点です。
いくら見栄えや耐久性能に優れる最新のUHFアンテナモデルでも、お住まいの受信環境に適合せず、地デジ電波を十分に受信できないのであれば、意味はありません。
そのため、ここではまず、環境に適したUHFアンテナで地デジ放送を安定して受信するための、基本的なポイントをご紹介していきます。

地デジ放送の電波は、東京スカイツリーなど、そのエリアの中心となる大規模な電波塔(送信所、基幹局、親局)と、その周辺に配置されて地デジ電波をキャッチし、増幅して周辺に送信する中継局(サテライト局)を利用して、日本の各エリアの大半をカバーしています。
上記のように電波塔からの地デジ電波が届くエリアは限られるため、電波塔から電波塔へのリレー形式で、各エリアの隅々にまで電波を届ける必要があるのです。

この周辺エリアの電波塔から届く地デジ電波を、自宅に設置したUHFアンテナでキャッチすることで、私たちは地デジのテレビ番組を視聴できます。
そして地デジアンテナで安定してUHFの電波を受信するためには、主に以下のようなポイントがあります。

  • 電波塔の方向に向ける: UHHアンテナには電波を受信しやすい向き(指向性)があり、基本的には地域の電波塔の方向へとアンテナの正面を正確に向ける必要があります。
  • 電波の強さに合わせる: 電波塔からの距離や周辺の地形によって、ご自宅の一帯に届く電波の強さ(電界地域)が異なります。電波の強さに合った受信性能(素子数・素子数相当)を持つアンテナや設置位置を選ぶことが重要です。
  • 障害物を避ける: 電波は建物や山などの障害物に弱いため、できるだけ障害物の影響を受けにくい、見通しの良い高い場所に設置するのが理想的です。

地デジ電波は近隣にある電波塔の先端から届いているため、基本的には住宅の屋根の上など高い位置にUHFアンテナを設置するほど、建物など障害物の影響を避けて受信感度が安定しやすくなります。特に電波塔から遠く電波が弱まる地域ほど、アンテナを高い位置に設置する必要性が高まります。
一方で比較的、電波塔に近くて受信レベルが安定するエリアで、電波塔の方向にビルや隣家などの障害物がなければ、住宅の壁面やベランダの内外などにアンテナを設置できることもあります。
また電波塔に近く受信レベルの高いエリアで、住宅の建材などが電波を通しやすい、設置スペースや出入り口を確保できる等の条件が整っていれば、住宅の屋根裏や天井裏にアンテナを設置できるケースもあります。

これらの条件を基礎知識として、まずは現場の受信レベルや受信環境を確認し、安定した地デジ受信を確保できるアンテナ機種と設置位置を選ぶことが重要です。その上でデザインや価格などのご希望に合ったアンテナモデルを選ぶことが、UHFアンテナ取り付けで失敗しないためのポイントとなります。

【種類別】UHFアンテナ本体の価格相場一覧|見た目と性能で選ぶ

現在の地デジ用UHFアンテナには、大きく分けて4つの種類(カテゴリ)があります。
それぞれの機種ごとに見た目や性能、特徴、そして価格が異なります。
ご自宅の受信環境や外観へのこだわり、自然環境への強さ、さらには予算に合わせて最適なアンテナ機種を選んでください。

まずは、各アンテナの概要と本体価格の相場を一覧で見てみましょう。

アンテナの種類 見た目の特徴 主な設置場所 受信性能 本体価格相場
八木式アンテナ 魚の骨のような形 屋根の上 ◎(高い) 6,000円~15,000円
デザインアンテナ 薄い箱型 外壁、ベランダ 〇(中~高) 8,000円~18,000円
ユニコーンアンテナ ポール状 屋根の上 〇(中~高) 9,000円~20,000円
室内アンテナ さまざまな形状 部屋の中 △(低い) 1,000円~13,000円

※アンテナの本体価格は販売店の他、アンテナのメーカーや性能別のモデルによっても変動します。

それでは、それぞれのアンテナ機種について以下で詳しく見ていきましょう。

①八木式アンテナ:高感度で価格が安い定番モデル

八木式アンテナ(八木アンテナ)は、昔からよく見かける魚の骨のような形をしたアンテナです。
主に屋根の上でマスト(ポール、支柱)の先に設置され、その構造から非常に高い受信性能を誇ります。
電波が弱い地域でも安定した受信が期待でき、本体価格も比較的、安いのが最大のメリットです。

八木式アンテナの主なモデルは8素子、14素子、20素子の受信性能(素子数)別モデルで、それぞれ強・中・弱の電界地域に対応できます。
他にも、高性能素子(一か所に複数の素子を並べた素子)を使用し、微弱な地デジ電波も受信できる高性能型(パラスタックアンテナ)、対応できる地デジの周波数帯を絞ることで、多くのエリアでより高い受信感度を発揮するローチャンネル用が存在します。
また風雨や潮風、雪などの影響を受けやすい弱点をある程度カバーできる、塩害用、雪害用、ステンレス製などのモデルも存在します。

以下、八木式アンテナの特徴(メリット・デメリット)を一覧でご紹介します。

項目 詳細
メリット – 受信性能が非常に高い。
– 本体価格が安い。
– ほとんどの地域で設置可能。
デメリット – 外観が目立ち、家の景観を損なう可能性がある。
– 鳥がとまりやすく、フン害の原因になることがある。
– 風や雪などの天候の影響を受けて老朽化しやすい。
本体価格相場 4,000円 ~ 15,000円(素子数や耐久性などの性能によって変動)

※上記は八木式アンテナの主な特徴になります。

八木式アンテナをおすすめできるのは、主に以下のようなお客様になります。

  • 電波レベルが弱いエリアで受信感度を重視したい。
  • 工事費用をできるだけ抑えたい。

②デザインアンテナ:外観を損なわない壁面設置型

デザインアンテナは、その名の通りデザイン性を重視した、住宅の壁やベランダに設置される、薄型長方形のパネル状アンテナです。別名「壁面アンテナ」や「平面アンテナ」「薄型アンテナ」とも呼ばれます。
同メーカーのモデルでもホワイトやブラック、グレーなどのカラーバリエーションが豊富なため、家の色合いに合わせることで、住宅の外観や景観を損なわず、新築住宅で特に人気があります。
また風雨や雪、潮風、鳥などの自然環境に強く、寿命が長くなるというメリットもあります。

主な機種は、受信性能別に基本モデルである20素子相当と、やや大型で受信性能の高い26素子相当。また受信性能が下がるため電波レベルの高いエリア向けになりますが、室内の窓際設置も可能なコンパクトモデルも存在します。さらに各モデルのブースター内蔵タイプもあります
一方で、デザインアンテナは本体の性能や設置位置から八木式アンテナに比べるとやや受信感度が低く、ある程度の電波レベルを確保できるエリア向けのモデルになります。
また電波レベルが高いエリアでも、電波が遮られやすい高層ビルの近隣、直近に隣家がある住宅密集地では設置できないケースがあるため、事前の電波調査による確認が重要です。

以下、デザインアンテナの主な特徴を一覧でご紹介します。

項目 詳細
メリット – 家の外観に馴染み、景観を損なわない。
– 壁面に設置するため、天候の影響を受けにくい。
– カラーバリエーションが豊富。
デメリット – 八木式アンテナに比べると受信性能がやや劣る場合がある。
– 電波塔の方向に壁面がないと設置が難しい。
– 周辺環境によっては設置できないことがある。
– 本体価格が比較的高め。
– 壁への設置ではビス穴を開ける必要が出る。
本体価格相場 8,000円 ~ 20,000円(受信性能や機能などによって変動)

※上記はデザインアンテナの基本的な特徴です。

デザインアンテナをおすすめできるのは、主に以下のようなお客様と言えます。

  • ある程度の受信感度を確保できる現場で、住宅の見た目を整えたい方。
  • 風雨や雪など厳しい自然環境への対策として、長持ちするアンテナを選びたい方。
  • 景観地域などで設置できるアンテナに制限がある方。
  • 屋根の上の太陽光パネルに影響を与えたくない方。

③ユニコーンアンテナ:デザインと性能を両立した最新モデル

ユニコーンアンテナは、ポールのような円筒状の形をした新しいタイプのアンテナです。
最初にデザインアンテナ(平面アンテナ)を開発したメーカー「マスプロ電工」による「U2CN」というモデル(20素子相当)の商品名で、デザインアンテナの進化系モデルとも言えます。
本体色はウォームホワイトとブロンズブラックの二色で、八木式アンテナと同じく、基本的には屋根の上でマストを使って設置します。そのため受信感度が安定しやすいながら、スタイリッシュな形状で目立ちにくく住宅の外観などにも影響しにくいと、デザインアンテナと八木式アンテナの良いところを兼ね備えています。
また風雨を受け流せる形状から、耐久性や寿命もデザインアンテナと同様になります。

ユニコーンアンテナ最大の特徴は、上記のようにデザインアンテナ(平面アンテナ)同様のメリットを備えながら、設置位置が高くなることで周辺の建物などの影響を受けにくくなり、より安定した受信感度を確保できることです。
高層建築の周辺や住宅密集地などで、デザインアンテナの設置が難しい場合の良い選択肢となります。

以下、ユニコーンアンテナの主な特徴を一覧でまとめたものです。

項目 詳細
メリット – スタイリッシュで目立ちにくい。
– 八木式アンテナ同様、高い位置に設置できるため受信感度が安定しやすい。
– 風雨や雪などにも強い上、鳥がとまりにくく、フン害のリスクも少ない。
– 太陽光パネルにも悪影響を与えにくい。
– 周辺環境からデザインアンテナが対応できない現場でも使える可能性が高い。
デメリット – 最新モデルのため他のアンテナに比べて価格が高い。
– 登場して日が浅く、取り扱い業者が限られる場合がある。
– 八木式アンテナに比べるとやや受信感度が低く、対応エリアが限られる。
本体価格相場 9,000円 ~ 20,000円

※上記はユニコーンアンテナの主な特徴の一覧です。

ユニコーンアンテナをおすすめできるのは、デザインアンテナをご希望のお客さまで、周辺環境の影響から受信感度が確保できない場合に、最適の代替案となります。

④室内アンテナ:工事不要で手軽な選択肢

室内アンテナは、その名の通り部屋の中に設置する小型のアンテナです。
卓上に置くなどで設置できるため取付の工事が不要で、購入してすぐに使える手軽さが魅力です。
ただし、受信性能は屋外アンテナに大きく劣るため、電波塔が非常に近い「強電界地域」でしか安定した視聴は望めません。

以下、室内アンテナの主な特徴の一覧です。

項目 詳細
メリット – 設置工事が不要で、購入後すぐに使える。
– 本体価格が安い。
– 賃貸物件でも気兼ねなく設置できる、
デメリット – 受信性能が低く、使える地域が限定される、
– 天候や室内の人の動きで映像が乱れることがある。
– 部屋の中に置くため、置き場所に困る場合がある。
本体価格相場 1,000円 ~ 10,000円

※上記は室内アンテナの基本的な特徴です。

基本的に室内アンテナは、普段はテレビを視聴しない場所や住居で一時的に使用する、簡易アンテナとしてのご利用をおすすめします。

【総額がわかる】UHFアンテナ設置工事の費用相場

テレビのUHFアンテナ工事費用の総額は、「アンテナ本体価格」と「設置工事費用」の合計で決まります。
業者に見積もりを依頼すると、これらの費用が項目ごとに記載されています。
ここでは、その費用の内訳と、状況によって価格が変わる要因について詳しく解説します。

アンテナ工事費用の内訳と価格が変わる要因

テレビアンテナ工事の費用は、主に以下の4つの要素で構成されています。
見積もりを見る際は、どの項目にいくらかかっているのかをご確認ください。

費用項目 内容
基本工事費 アンテナの設置作業、テレビ端子までの配線作業など、基本的な作業にかかる費用。
アンテナ本体費 上記で紹介した、八木式やデザインアンテナなど、アンテナそのものの価格。
周辺機器費 電波を増幅する「ブースター」や、電波を複数の部屋に分ける「分配器」など、必要に応じて設置する機器の費用。
追加作業費 3階建ての屋根での作業(高所作業費)や、古いアンテナの撤去・処分費用など、標準的な工事以外に発生する作業の費用。

※上記はアンテナ工事で発生するもっとも基本的な費用の項目です。

また、アンテナ機種や周辺機器などがほぼ同じ工事内容でも、以下の要因によって価格は変動します。

  • 住宅の状況:2階建てか3階建てか、新築か既存住宅か。
  • 設置場所:屋根の上、壁面、ベランダ、屋根裏など、作業の難易度。
  • 電波環境:ブースターが必要かどうか。
  • 配線の状況:テレビを見る部屋の数や、既存の配線を流用できるかどうか。

【本体込み】アンテナ種類別の設置費用相場

それでは、UHFアンテナ本体と基本工事費を合わせた、種類別の総額相場を見ていきましょう。
衛星放送(BS/CS)も同時にご覧になりたい方向けに、BS/CSアンテナとセットでの設置工事の費用も記載します。

アンテナの種類 地デジのみ設置の総額目安(税込) 地デジ+4K8K対応BS/CSセットの総額目安(税込)
八木式アンテナ 18,000円 ~ 39,000円 35,000円 ~ 60,000円
デザインアンテナ 22,000円 ~ 49,000円 40,000円 ~ 75,000円
ユニコーンアンテナ 30,000円 ~ 58,000円 53,000円 ~ 78,000円

※上記の価格はあくまでおおよその目安です。

ブースターの設置や追加作業が必要な場合は、追加費用が加算されます。
またUHFアンテナとBS/CSアンテナを設置する場合には、同時に設置することで機材や手間を抑えることができるため、別々の設置よりも費用が割安になります、

注意!追加で発生する可能性のある費用(ブースター・撤去など)

アンテナ工事業者に無料見積もりを依頼し、見積もり内容に納得して工事を頼んだら、後から見積もり外の高額な追加費用を請求された、といったトラブルは避けたいものです。
そのような事態にならないために、見積もり後に追加で発生する可能性のある工事内容と、その費用相場を以下の一覧で知っておきましょう。

追加工事・機器 費用相場(税込) どのような場合に必要か
ブースター設置 15,000円 ~ 25,000円 電波が弱い地域や、テレビを3台以上設置する場合に電波を増幅するために必要。
既存アンテナ撤去・処分 5,000円 ~ 15,000円 古いアンテナが屋根の上などに残っている場合に必要。
高所作業費 5,000円 ~ 20,000円 3階建ての屋根など、足場の確保が難しい場所での作業に必要。
分配工事 5,000円 ~ 25,000円 視聴するテレビの台数を増やしたり、既存の分配器が古い場合に交換が必要。

※上記はアンテナ工事において追加されることが多い費用の一例です。

本記事にご協力いただいた「あさひアンテナ」など、当初の現地調査(電波調査)や見積もりが完全無料であることに加え、見積もり段階でアンテナ取り付けの他、必要な追加工事をすべて判断し、見積もりご提示後の追加費用がないと約束してくれる業者であれば、安心して依頼することができます。

DIY vs 専門業者依頼を徹底比較!結局どっちがお得?

テレビアンテナ設置の費用を少しでも抑えるために、DIY(自分でのアンテナ設置)をご検討になる方もいるかもしれません。
しかし、初期費用だけで判断するのは早計です。
ここでは、安全性や確実性、長期的な視点(総所有コスト)で、DIYとアンテナ工事の専門業者への専門業者依頼を徹底比較します。

DIY設置の費用と見過ごせない3つのリスク

テレビアンテナ取り付けをDIYで行う最大のメリットは、工事費がかからず、アンテナ本体と機材、工具の代金だけで済むため初期費用を安く抑えられる点です。
しかし、そこには以下のように見過ごせない大きなリスクも伴います。

  1. 高所作業による転落・感電事故のリスク
    アンテナ設置場所として選ばれることが多い、屋根の上など高所での作業は非常に危険です。
    万が一事故が起きた場合、治療費などで結果的に高くつくことも考えられます。
    高所作業は、アンテナ工事の専門業者でも、十分な講習を受けた専門の職人が、ヘルメットや命綱など万全の安全装備と、二人以上の体制で、可能な限りリスクを抑えて行う作業になります。
  2. 受信不良のリスク
    専門的な測定器を使わず、地デジやBS/CSアンテナを最適な方向・角度に設置するのは非常に難しい作業になります。
    せっかくアンテナを設置しても「テレビが映らない」「特定のチャンネルだけ映りが悪い」といったトラブルにつながりかねません。
  3. 結果的に高くつくリスク
    DIYでうまくいかず、結局業者に依頼することになると、最初から依頼するよりも手間と費用が余計にかかってしまいます。
    特に作業時のミスでアンテナ本体や機材を破損させる、さらに住宅や家財に傷をつけるなどすると、修理費用がたいへん高額になる結果も考えられます。

総じてDIYのアンテナ設置は、ベランダの手すりにデザインアンテナやBS/CSアンテナを設置し、ケーブルでテレビ一台のみと接続するなど、簡易的で簡単な工事であれば可能なケースもありますが、基本的にはおすすめできることではありません。

専門業者に依頼する費用と長期的なメリット

一方、専門業者にアンテナ工事を依頼すると、工事の初期費用はかかりますが、それに見合うだけの大きなメリットがあります。
それは、お金には代えがたい「安心」です。

以下、アンテナ工事の専門業者に依頼する場合の、主なメリットをご紹介します。

  • 安全・確実な設置:プロの技術者がお住まいのさまざまな場所で専用の測定器を使ってアンテナ設置に最適な場所を割り出し、丁寧かつ確実な工事を行います。壁面にビス穴を開けるなどの加工も最小限の作業で行い、お住まいを傷つけるご心配はありません。
  • 最適なアンテナの提案:電波環境や周辺状況をプロの知識と専門の機材で判断し、現場の条件で可能な限り、お客様のご要望に最適のアンテナ工事を提案してくれます。現場に適した範疇でお好みのアンテナ機種や設置位置を選ぶこともできます。
  • 長期保証とアフターフォロー:多くの業者は8年以上の長期保証を付けています。工事後にトラブルがあっても保証期間中であれば無償で対応してもらえるため安心です。

【結論】総所有コスト(TCO)で考えると専門業者が安心

初期費用、安全性、品質、保証など、総合的なコスト(Total Cost of Ownership)で比較すると、その差は歴然です。

比較項目 DIY 専門業者
初期費用 ◎(安い) △(高い)
安全性 ×(危険性が高い) ◎(安全対策が万全)
確実性・品質 △(不安定になりがち) ◎(プロの技術で確実)
保証 ×(自己責任) ◎(長期保証あり)
総合的なコスト △(事故や再工事で高くなる可能性) ◎(長期的に見て安心・安定的)

※上記はDIYと専門業者の主な比較ポイントです。

特に作業担当者の命に関わる安全面や、毎日の快適なテレビ視聴や、長年に渡って使用できるアンテナの耐久性を左右する施工の品質を考えると、アンテナ設置は専門業者に任せることがもっとも賢明な選択と言えるでしょう。

後悔しない!アンテナ・業者の選び方3ステップ

専門業者に依頼すると決めたら、次は「どのアンテナ機種の設置を、どの業者に頼むか」です。
以下の3ステップで進めれば、後悔のない選択ができます。

Step1:自宅の電波環境(電界地域)を調べる

最適なアンテナモデルや設置位置を選ぶには、まずご自宅がどのくらいの電波の強さのエリアにあるかを知る必要があります。
電波の強さは、主に3つの「電界地域」に分けられます。

電界地域の種類 特徴 適したアンテナの例
強電界地域 電波塔から近く、電波が非常に強いエリア。 室内アンテナ、デザインアンテナ
中電界地域 電波が比較的良好に届くエリア。 デザインアンテナ、八木式アンテナ
弱電界地域 電波塔から遠く、電波が弱いエリア。 高性能な八木式アンテナ+ブースター

※上記は一般的な電界地域の分類方法です。ただ電界地域の目安に統一的な基準はないため、使われる場所によって分類や基準が異なるケースもあります。

ご自宅の電界地域は、一般社団法人「A-PAB(放送サービス高度化推進協会)」のウェブサイト(地デジ放送エリアのめやす)で、地図上の電波塔の位置からおおよその目安を調べることができます。

Step2:環境と希望に合った最適なアンテナを選ぶ

Step1で調べた電界地域と、ご自身の希望(見た目、予算)を組み合わせて、UHFアンテナ機種の候補を絞り込みましょう。

  • 設置の外観性を重視し、現場の電波状態も良好な場合:デザインアンテナ
  • コストや受信感度を重視し、外観は気にしない場合:八木式アンテナ
  • 電波が弱く、安定性を最優先する場合:高性能な八木式アンテナ
  • お住まいの条件でデザインアンテナ設置が難しい場合:ユニコーンアンテナ

最終的には、アンテナ工事業者に現地調査をしてもらい、プロの電波調査に基づく判断を仰ぐのがもっとも確実です。

Step3:信頼できる優良業者を見極める5つのポイント

優良で良心的なアンテナ工事業者を選ぶことが、アンテナ設置工事の成功を左右します。
以下のチェックリストを使って、複数の業者を比較検討しましょう。

チェック項目 確認するポイント
☐ 料金体系は明確か? 見積もりの内訳が詳細か。追加料金が発生する場合の条件を丁寧に説明してくれるか。
☐ 長期保証はあるか? 8年以上の保証があるか。保証の対象範囲(自然災害は含むかなど)はどうか。
☐ 実績・口コミは豊富か? 公式サイトの施工事例は豊富か。Googleマップや比較サイトで実際の利用者の声を確認する。
☐ 担当者の対応は丁寧か? 電話やメールでの問い合わせに、専門知識を持って分かりやすく答えてくれるか。
☐ 相見積もりは快く受けてくれるか? 複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することが重要。これを嫌がる業者は避けましょう。

※上記はアンテナ工事業者を選ぶ際の基本的なポイントになります。

最低でも2~3社から相見積もりを取り、料金だけでなく、保証内容や担当者の対応などを総合的に比較して、もっとも信頼できる1社を選んでください。

なお、本記事の監修を担当していただいた「あさひアンテナ」は、上記のチェックポイントを基準にしても全般的に優れた業者と言えます。同社の具体的なサービス内容は、以下の通りです。

  • 現地電波調査とお見積もりは出張料、キャンセル料など関連費用すべてを含めた完全無料です。
  • 他業者との相見積もりやご連絡からの即日工事にも対応可能です。
  • お問い合わせには迅速かつ丁寧にご対応。また現地調査とお見積もりから実際の工事まで、接客の姿勢にも一流を追求する自社スタッフが、お客様のご質問には丁寧にわかりやすくお答えします。
  • 精密な電波調査によりお住まいで可能な工事をすべて割り出し、お客様のご要望に最適の工事を、業界最安に挑むお見積もり価格でご提案します。
  • アンテナ本体や必要な部材はすべてDXアンテナ、マスプロ電工、日本アンテナ、サン電子などの国産一流メーカー製で、アンテナや部材をセットにした低価格の基本設置工事費でご提供します。
  • 前述の通り、お見積もり後に、見積もり内容にない工事や費用はいっさい追加いたしません。
  • ご依頼時のご対応から実際の工事まですべて自社スタッフによる完全自社施工で、年間6,000件以上の施工実績に基づく優秀なアンテナ職人が、高品質な施工を実施します。
  • アンテナ取り付け後は作業部の丁寧な清掃を行い、お住まい内すべてのテレビの映り(またはアンテナコンセント)を確認して、問題なしと判断できた時点で工事の完了とします。
  • 料金のお支払いは、現金だけでなく各種クレジットカードや電子マネーにもご対応しています。
  • 工事後には業界最長クラスである10年保証をご用意しており、工事後も末永くご安心いただけます。

相見積もりに「あさひアンテナ」をお加えになることで、施工品質や料金から、接客の姿勢、アフターサービスまで、全般的にご満足いただけるアンテナ工事を実現できる可能性が、格段に高くなるでしょう。

まとめ:UHFアンテナの価格を理解し、最適なテレビ環境を手に入れよう

今回は、UHFアンテナ(地デジアンテナ)の設置をご検討のお客様のために、その価格と選び方について、網羅的に解説しました。
最後に、本記事の重要なポイントを振り返りましょう。

  • UHFアンテナには主に4種類あり、基本的に見た目・性能・価格で選ぶ。
  • 設置総額は「アンテナ本体価格+工事費」で決まり、15,000円~70,000円程度が相場。
  • ブースター設置やアンテナ撤去など、追加費用が発生する場合も考慮して予算を立てることが大切。
  • 安全性や確実性、長期的な保証を考えると、DIYよりも専門業者への依頼が圧倒的におすすめ
  • 業者を選ぶ際は、複数の業者から相見積もりを取り、料金・保証・対応をしっかり比較する。

お住まいへのテレビアンテナ設置は、決して安い買い物ではありません。
しかし、一度きちんとアンテナを設置すれば、10年以上にわたって快適なテレビライフを支えてくれる大切な設備でもあります。
本記事で得た知識を元に、ご自身の希望にぴったり合ったアンテナを選び、信頼できるパートナー(工事業者)を見つけてください。

まずは、「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、公式サイトのメールフォーム、公式LINEアカウントへとご相談の上、その他お住まい近隣にある優良業者との相見積もりを行われることを、筆者からもおすすめいたします。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。