テレビの電波障害?突然映らなくなった原因を5分で特定・自分でできる対処法から修理の相談先まで受信障害の対策を徹底解説!
お住まいで普段から地デジや衛星放送を見ているテレビにて、
「突然テレビ画面が真っ暗になった」
「画面中央に『E202』というエラーコードが表示された」
などのトラブルが発生すると、どう対処すればいいかわからず、困ってしまうものです。
特に、災害時などで情報収集が必要な際や、いつも楽しみにしているテレビ番組がある方にとっては、深刻な問題と言えるでしょう。
トラブルの原因が自宅のテレビやアンテナ機器にあるのか、それとも近所一帯で起きている「電波障害」なのか、判断がつかないことも多いことでしょう。
しかし、どうかご安心ください。
テレビが映らない原因の多くは、ごく簡単な確認や対処で解決できる場合があります。
この記事では、テレビの電波障害について、専門知識がない方でも理解できるように、以下の点を分かりやすく解説します。
本記事の内容は、年間6,000件以上の施工実績を誇る優良なアンテナ工事業者「あさひアンテナ」所属の優秀なアンテナ職人による、豊富な実経験と専門知識に基づいた解説を元にしています。
執筆は技術系の記事を得意とする専門のライターが担当し、プロによる解説から専門用語や難しい解説を避け、一般の方にもわかりやすくまとめました。
具体的な記事内容は、主に以下ようなものです。
- 5分で試せる応急処置チェックリスト
- 症状から原因を特定する方法
- 自分で直せない場合の正しい相談窓口
- 専門業者に修理を依頼した場合の費用相場
この記事を最後までお読みいただければ、お客様のお住まいにてテレビが映らない原因を突き止め、落ち着いて適切な対処ができるようになるでしょう。
一刻も早く快適なテレビ視聴を取り戻すために、まずはご自身でできることから始めてみてください。
その上で、ご自宅の対処が難しいトラブルの場合には、適切なご相談先や、優良な修理業者の選び方などもご紹介しています。そのため、どのような原因であっても本記事を元にすれば、適切な対処を取ることができます。
*
*
地デジ放送の仕組みによる受信・電波障害の実例とは?
現在の日本において基本的なテレビ放送である、地上デジタル放送(地デジ)は、日本全国の要所に設置された地デジの電波塔からUHF(極超短波)という種類の電波を使って、各ご家庭の地デジアンテナ(UHFアンテナ)にデジタル映像信号(地デジ放送の映像や音声)を届けています。
地デジに使われるUHFの周波数帯は、40センチから60センチほどの波長の幅を持ち、ある程度は広がりやすい性質があります。そのためビルなど多少の障害物に遮られても、乗り越えてその向こう側の一帯に広がります。
一方で、電波が広がりやすい分、拡散しやすい性質もあり、電波塔から遠く離れるほど、到達する電波のレベル(強さ)は弱まっていきます。
そのような性質の電波が、高い位置にある電波塔の先端から送られてくるため、一般のご家庭などでは、屋根の上など高い位置に地デジアンテナを設置するほど、周辺の建物など遮蔽物の影響を受けにくくなり、安定して受信しやすくなります。
また地デジアンテナには「指向性(しこうせい)」という、アンテナ正面の一定範囲のみで受信性能が高くなる性質があります。
この指向性が高い(受信範囲が狭い)アンテナほど、その範囲の受信感度が高く、ノイズも受信しにくいため、受信性能が高くなります。半面、そのようなアンテナは、わずかな角度のズレが受信感度の大幅な低下にもつながります。
台風や強風などで地デジアンテナの向きが数度ズレただけでも、テレビの映りが悪くなるケースがあるのはこのためです。
その他にも、地デジ放送・地デジアンテナの受信トラブルは、以下のようにさまざまな原因で発生します。
※上記は地デジ放送の主なトラブルの要因です。
これらの原因が、単独の問題ではなく複合的に関連して、地デジ放送の映りが悪くなるケースも少なくありません。
これら地デジ放送が正常に映らなくなる基本的な要因を理解しておくと、以降の項目でご説明する対処法もわかりやすくなります。
衛星放送(BS/CS)の仕組みによる受信・電波障害の実例とは?
BS放送やCS放送などの衛星放送は、宇宙空間に位置する静止衛星(放送衛星、通信衛星)からテレビ電波を受信しています。
地デジ放送が地上の電波塔から電波を送るのに対し、衛星放送ははるか上空の人工衛星(静止衛星)から日本全域に電波が送られてくる点が大きな違いです。
衛星放送で使われている電波は、地上からは常に空の同じ位置に見える静止衛星から送信されています。この電波は、周波数帯が12GHz前後で波長の幅は25ミリ程度の「12GHz帯という電波です。この電波はその周波数帯の高さから、直進性が高い性質があります。
そのため電波のエネルギーを集中させて送信することができ、長距離を送信されても電波が減衰しにくいため、衛星放送の電波に適しているのです。
一方でその直進性の強さから、わずかな障害物にも影響されやすく、その先には届きにくくなる弱点もあります。
この光のような12GHz帯の電波を、戸建住宅などに設置された、お皿のような形をしたパラボラアンテナ(BS/CSアンテナ)で受け止めます。
皿のようなアンテナのディッシュ(放物面反射器)の内側で、この12GHzの電波を一点に集める形で反射させ、電波が集まる中心にあるコンバーターの「一次放射器」という部分に集めることで、電波を受信しています。
BS放送の放送衛星、CS放送の主要な通信衛星は、どちらも赤道上空、東経110度の位置に静止して、日本全域に電波を送信しています。
そのためBS/CSアンテナは、この静止衛星の方向へと、仰角、方位角(上下、左右の角度)とも、ミリ単位の精度で正確に向ける必要があります。
この角度が少しでもズレると、反射させた電波が一次放射器の中心に集まらなくなり、受信レベルが低下してしまうため、ミリ単位のシビアな調整が求められます。
その他にも、電波やアンテナの性質による衛星放送の受信トラブルには、以下のような特有の原因があります。
※上記は衛星放送の受信トラブルの主な要因になります。
このように衛星放送では、地デジ放送以上に障害物やアンテナ角度のズレの影響を受けやすく、一定以上の激しい雨や雪にも左右されやすいという特徴を持っています。
衛星放送の受信トラブルに関しても、上記のような基本的な要因を把握しておくことで、以下の項目でご紹介する対策がより分かりやすくなります。
まずは5分で試せる!テレビの電波障害 応急処置チェックリスト
もしお住まいで地デジ放送や衛星放送のテレビ画面が映らなくなった場合は、すぐ専門業者へとご連絡になる前に、まずはご自身で簡単に確認できることを試してください。
トラブルの原因が、アンテナの故障や電波障害といった大掛かりな問題ではなく、テレビ周りの些細なトラブルであるケースは比較的、多く見られます。
そのため以下のチェックリストを上から順番に確認していくだけで、あっさりとトラブルが解決することも少なくはありません。
※上記はご家庭でできる対処の内、主要な例になります。
これらのチェックを行ってもテレビの症状が改善しない場合は、もう少し踏み込んだ原因の特定が必要になります。
症状から原因を特定!テレビ電波障害の主な原因7選
上記した応急処置を試してもテレビの映りが改善しない場合、考えられる原因は多岐にわたります。
ここでは、代表的な7つの原因を、発生しやすい症状とともに、以下で解説します。
ご自宅のテレビの症状と照らし合わせながら、原因を推測してみてください。
※これらの症状と原因の関係はあくまで一例です。
以降の項目では、それぞれの原因について詳しく解説してゆきます。
原因1:アンテナ・受信設備の不具合や劣化
テレビアンテナや関連機器は屋外に設置されていることが多く、常に雨風や紫外線にさらされています。
そのため、アンテナ設置からの年月とともに劣化が進み、以下のようなさまざまな不具合を引き起こすことがあります。
- アンテナの向きのズレ:強い雨風や積雪、鳥が止まった衝撃などで、アンテナの向きが電波塔や静止衛星の方向から、わずかにズレてしまうことがあります。
- アンテナ本体の劣化:アンテナ全体にサビが生じる、老朽化で部品が破損するなどすると、正常に電波を受信、送信できなくなります。
- ケーブルの断線・接続不良:アンテナからテレビに繋がるケーブルが劣化してひび割れたり、接続部分が緩んだりすると、やはり電波の送信に問題が出ます。
- ブースター・分配器の故障:電波を増幅するブースターや、複数の部屋に電波を分ける分配器など、配線部の機器が劣化することも、受信不良の原因となります。
特に、地デジの八木式アンテナや衛星放送用BS/CSアンテナの場合、設置から10年以上が経過しているとアンテナの寿命(耐用年数切れ)となり、経年劣化による各部のトラブルが発生しやすくなります。
ちなみに風雨などの影響に強い地デジのデザインアンテナ、ユニコーンアンテナなどの場合は、寿命は15年から20年以上とされています。
原因2:悪天候(大雨・強風・雪・雷)の影響
テレビの電波は、地デジのUHF、衛星放送の12GHz帯とも、気象条件によって影響を受けることがあります。
特に、以下のような悪天候時には、一時的にテレビの映りが悪くなることがあります。
- 大雨・大雪:雨粒や雪は電波を吸収・散乱させる性質があるため、地デジ放送の場合は、大きく受信レベルが低下します。衛星放送で使われる高い周波数の電波は、一定以上に激しい雨や雪になると「降雨減衰」「降雪減衰」の影響を強く受けます。
- 強風:アンテナが揺れたり、向きがズレてしまったりすることで受信不良の原因になります。
- 雷:アンテナなどに直接的な被害がなくても、周辺への落雷によって強い電磁波が発生し、一時的に受信が乱れることがあります。
- 季節:地デジ電波の場合、季節による空間の状態も電波レベルに影響があり、一年を通して、ある程度の電波レベルの変動が生じます。
通常は、天候が回復すればテレビの映り(電波状態)も元に戻ります。
しかし、強風などによってアンテナの向きが完全にズレてしまった場合は、調整が必要になります。
また地デジ放送の場合、悪天候や特定の季節でテレビ画面が乱れる場合は、基本的な受信レベルが低いとみられるため、角度調整やアンテナ交換、設置位置の変更などで、気候などにも影響されない余裕ある受信レベルの確保が推奨されます。
原因3:近隣の高層建築物による遮蔽・反射
「近所に新しい高層マンションが建ってから、急にテレビの映りが悪くなった」
このような場合は、その建物が電波を遮ったり、違う方向へと反射させたりしている「ビル影による受信障害」が考えられます。
地デジ、衛星放送とも、基本的に電波は発信元からまっすくに届く性質があるため、電波塔と自宅のアンテナの間に高い建物が建つと、電波が遮られてしまいます。
また、建物の壁面などで反射した電波が、直接届く電波と干渉しあって、テレビの映像を乱すこともあります。
このように新しく建築された建物で、お住まいにテレビの受信障害が発生した場合は、原因となった建物の建築主が対策の費用を負担する「原因者負担の原則」が適用されることがあります。
具体的な対策としては、お住まいの自治体にある役所の担当部署を通じて、建物の建築主や所有者と交渉の上、責任者が初期費用を負担する形で、受信障害が生じたご家庭のための共聴アンテナを設置する、またはケーブルテレビを導入するといった方法になります。
原因4:700MHz帯の電波干渉
現在では、携帯電話やスマートフォンの普及に伴い、新しい形での電波の利用が始まっています。
2000年代初頭には、かつてのアナログ放送から現在の地デジ放送へと、テレビ放送の大きな転換が行われました。これもアナログ放送で使われていたVHF(超短波)とUHFの周波数帯からUHFの一部周波数帯へと、テレビ電波の周波数帯を大幅に削減し、空いた周波数帯を携帯電話などへ転用することが大きな目的のひとつでした。
そのため、現在では携帯電話などに使われる「700MHz帯」の電波が、テレビの受信設備に影響を与え、電波障害の原因になることがあります。
これは、アナログ放送時代に地方チャンネルのUHF局を受信するUHFアンテナを設置しており、そのUHFアンテナを地デジアンテナに流用した場合に生じる可能性がある問題です。
現在の地デジアンテナであるUHFアンテナは、地デジ電波の周波数帯、470MHzから710MHzに特化した機種になっています。
しかしアナログ放送時代のUHFアンテナは、当時のUHF局に合わせた470MHzから770MHzに対応しているため、現在の地デジアンテナとしては、711MHzから770MHzまでの余計な電波を受信してしまいます。
そしてこの余計な電波を、アンテナの付近に設置された「ブースター」が増幅してしまい、その増幅された電波を再度アンテナが受信し、またブースターが増幅するという、いわば電波のハウリングが起こることもあります。
これにより増幅されたノイズが周辺エリアにまき散らされ、周辺一帯での電波障害の原因になることもあります。これが「700MHz帯電波障害」です。
この問題の対策は上記した「原因者負担の原則」により、各携帯キャリア事業者の合同による「一般社団法人700MHz利用推進協会」が無償で行っています。
具体的な対処としては、問題が起こる可能性のあるお住まいのアンテナや機材を交換する、余計な周波数帯を受信しないフィルターを設置するなどになります。
この「700MHz帯電波障害」が発生する可能性がある地域では、事前に、同協会によるチラシが投函されることや、協会員による訪問が行われることが多くなります。
心当たりがある場合は、チラシに記載された連絡先にご相談ください。
また上記の通り、700MHz利用推進協会による対処で必要となる工事費用は、すべて同協会が負担します。対処により工事を行うご家庭の方が費用を負担する必要はいっさいありません。
ただ、700MHz利用推進協会の関係者を名乗る人物がお住まいを訪問し、受信障害対策の工事を勧めて、費用の負担を求めるという詐欺の例もあります。
もし同協会を名乗る訪問者に、工事費用の負担を求められた場合は決して応じずお断わりになった上で、後述する700MHz利用推進協会の連絡先へとお問い合わせください。
原因5:家電製品からのノイズ干渉
上記した700MHz帯電波障害のような大規模な電波障害の他にも、お住まいのテレビやアンテナの近くで、他の家電製品を使用すると、その機器から発生するノイズ(電磁波)が、テレビ電波に影響を与えることがあります。
特に、以下のような機器はノイズの発生源となりやすい傾向があります。
- Wi-Fiルーター
- 電子レンジ
- コードレス電話
- パソコンやゲーム機
- Bluetooth機器
これらの機器をテレビやアンテナケーブルから1メートル以上離して設置する、また使用中にテレビの映りが悪くなるかどうかを確認することで、トラブルの原因を切り分けることができます。
原因6:地理や地形的な要因(弱電界地域)
お住まいの地域が、地デジの電波塔から遠い、また周辺を山などに囲まれているなどすると、もともと現場に届く電波レベルが弱い「弱電界地域」である可能性があります。
弱電界地域では、そもそも受信できる電波レベルが弱いため、わずかな天候の変化や周辺環境の変化でも電波障害が発生しやすくなります。
このような地域では、通常よりも受信性能の高いアンテナ(素子数(相当)の多い高性能アンテナ)を設置する、電波を増幅するブースターを取り付けるなどの対策が有効です。電界地域については、電波塔から近く受信感度の高い「強電界地域」や、その周辺などで比較的、受信レベルが安定する「中電界地域」もあります。
この電界地域の目安については、「一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)」公式サイト内の「地デジ放送エリアのめやす」ページで、地図上から各地の地デジ電波塔別に、おおよそのエリアを確認できます。
また衛星放送の場合でも、日本列島の北部や南端、離島部など端に近い一部のエリアでは、中央部に比べて静止衛星からの距離が遠くなるため、減衰によって12GHz帯の電波がやや弱まり、通常よりディッシュが大型のBS/CSアンテナが必要になる場合もあります。
原因7:広域的な通信障害
ごくまれに、自宅のアンテナ設備やケーブル部の周辺環境に問題がなくても、地デジや衛星放送のテレビ画面が映らなくなることがあります。
これは放送局側の送信トラブルや、大規模な通信インフラの障害などが原因である可能性があります。
この場合、個人の力では対処できません。
まずは、テレビ局の公式ウェブサイトやSNSなどで障害情報が発表されていないか確認し、復旧を待つことになります。
近隣の家でも同様に、広範なエリアでテレビが映っていない場合は、このケースが考えられます。
自分で直せないときは?状況別の正しい相談窓口
テレビ画面が正常に映らなくなり、ご自身での対処が難しい場合や、原因の特定ができない場合は、専門の窓口に相談することが解決への近道です。
しかしその場合、状況によってトラブルを相談すべき相手が異なります。
以下のように、お住まいの環境や条件などに適切な窓口を選ぶことで、無駄な手間や費用をかけずに、スムーズに問題を解決できます。
※上記は基本的な相談先になります、
以下の項目では、それぞれの問い合わせ窓口の役割と、どのような場合に相談すべきかを詳しく見ていきます。
戸建て住宅でアンテナが原因の場合:「アンテナ工事業者」
戸建て住宅にお住まいで、アンテナ本体の故障や向きのズレ、配線の不具合などがテレビ画面トラブルの原因と思われる場合は、アンテナ工事の専門業者へとご相談になるのがもっとも確実です。
専門家は、アンテナ設備全体に関する専門知識と、専用の測定器(アンテナレベルチェッカー)を使って、お住まいのアンテナや配線部の状態、電波状況を正確に診断し、的確に原因を特定してくれます。
ただゲ内ではアンテナ工事の業者も数が多いため、信頼できる優良な業者を選ぶためには、以下のポイントをご確認ください。
- 豊富な実績:その業者の年間の施工件数や営業年数などを確認する。
- 明確な料金体系:事前に見積もりを提示し、追加料金の有無を説明してくれるか。
- 長期保証の有無:施工後の保証期間が長いほど、施工技術に自信がある証拠です。
- 口コミや評判:SNSや口コミサイトなどで、その業者を実際に利用した人の評価を参考にしてください。
なお安全のため、特に屋根の上のアンテナを確認するなど高所での作業は、決してご自身では行わず、必ず専門業者に任せてください。
マンション・アパートの場合:「管理会社・大家さん」
マンションやアパートなどの集合住宅では、建物(各棟)全体でテレビアンテナや受信設備を共有していることがほとんどです。
そのため、住宅内でテレビが映らない原因が、個人の部屋にあるのではなく、建物全体の共用設備にある可能性が考えられます。
特に自分のお部屋だけでなく、他の部屋でも同様の症状が出ている場合は、共用設備の不具合が強く疑われます。
その場合、まずは管理会社や大家さんに連絡し、状況を説明して対応を依頼してください。個人で勝手に業者を手配する前に、必ず管理者に相談することが重要です。
集合住宅にて個人で勝手に業者を依頼してしまうと、修理費用をご自身でご負担しなくてはならないほか、契約違反などに触れる可能性もあるためくれぐれもご注意ください。
700MHz帯の電波干渉が疑われる場合:「700MHz利用推進協会」
自宅に「700MHzテレビ受信障害対策」に関するチラシが届いた後や、近所に携帯電話の基地局ができてからテレビの映りが悪くなった場合は、700MHz帯の電波干渉が原因である可能性が高いです。
この問題に関する調査や対策工事は、「一般社団法人700MHz利用推進協会」がすべて無償で行っています。
費用は一切かかりませんので、心当たりがある場合は、下記のコールセンターへ気軽に相談してみてください。
- 700MHzテレビ受信障害対策コールセンター
- 電話番号: 0120-700-012(フリーダイヤル)
- 受付時間: 9:00~22:00(年中無休)
また同協会のサイトでは、お住まいのテレビご視聴環境やエリアにより、700MHz帯受信障害の可能性を判断する簡易診断もありますので、お住まいで受信障害が発生している場合は、まずはご確認になるとよろしいでしょう。
原因不明の広域障害が疑われる場合:「総務省総合通信局」
ご自宅だけでなく、近隣の広範囲にわたってテレビの受信障害が発生している場合や、原因がまったく特定できない複雑なケースでは、国の機関である総務省の総合通信局が相談窓口となります。
総合通信局は、電波に関するさまざまな問題を取り扱っており、専門的な知見から調査やアドバイスを行ってくれます。
お住まいの地域を管轄する総合通信局の連絡先を確認し、相談してみてください。
例えば、関東エリアの場合は「関東総合通信局」が担当となります。
プロに頼むといくらかかる?アンテナ修理・交換の費用相場
トラブルの原因がお住まいにあるアンテナ本体や設備の故障、不具合で、アンテナ工事の専門業者に修理や交換をご依頼になる場合、どのくらいの費用がかかるのかは、お客様にとっても、もっとも気になるところではないでしょうか。
この料金は、テレビアンテナ修理の具体的な作業内容やアンテナの種類、設置場所の状況によって大きく変動します。
以下に、一般的な作業内容ごとのアンテナ修理の費用相場をまとめましたので、ご依頼になる際の参考にしてください。
※上記は、あくまで一般的な業者に依頼した場合の目安の金額です。
正式な料金は、必ず事前に業者から見積もりを取り、作業内容と金額にご納得した上で正式にご契約なさってください。
テレビの電波障害は年間6,000件超の「あさひアンテナ」へ!選ばれる理由
テレビの電波障害をはじめ、テレビが正常に映らないトラブルでお困りの際は、本記事にご協力いただいた優秀なスタッフが所属し、年間 6,000 件以上の豊富な施工実績を誇る「あさひアンテナ」まで、ぜひご相談ください。
同社では関東・関西エリアで多くのお客様に選ばれており、顧客満足度調査では 5 年連続で No.1 の評価をいただいています。
このようにあさひアンテナが多くのお客様に選ばれるのには、以下のような確かな理由があります。
※上記はあさひアンテナの主な強みになります。
お住まいでテレビの映りが悪い、エラーコードが表示されるなど、どんな些細なことでも構いません。あさひアンテナのフリーダイヤル、またはメールフォーム、LINEアカウントまでお問い合わせください。
あさひアンテナでは、フリーダイヤルなどでテレビ画面トラブルについてご相談いただければ、まずは現場経験も豊富なオペレーターがトラブルの具体的な症状から、お住まいのエリアやアンテナ設備、周辺環境をお伺いし、考えられる原因とお住まいでできる対処法をご案内します。
もしそのご説明でトラブルを解決できた場合は、料金は一円も発生いたしませんのでご安心くださいませ。
もしアンテナの大きな故障など、お住まいでは対処しきれない問題と思われる場合は、そのまま調査をご依頼いただければ、アンテナやテレビ電波のプロフェッショナルであるアンテナ職人が現場へと駆け付けて早急に原因を特定し、状況に合わせた最適な解決策を、業界最安に挑む見積もり価格でご提案いたします。
なおテレビのアンテナ修理工事をどこに頼むか、優良業者をお選びになる際には、複数の業者に調査と見積もりを依頼し、比較検討を行う「相見積もり」が非常に有効です。
その場合も、「あさひアンテナ」を相見積もりにお加えになれば、より高品質で低価格な工事を実現できる可能性が高まります。
まとめ:テレビの電波障害は原因の切り分けが重要!焦らず対処しよう
この記事では、突然テレビが映らなくなった際に考えられる、主に電波障害を中心にした原因と、電波障害からテレビ周りの簡単なトラブルまで、原因別の対処法について一通り解説しました。
最後に、トラブルが起こったときに取るべき行動を、あらためて確認します。
- まずは応急処置を試す:テレビの再起動やケーブルの確認など、ご自身でできる簡単なチェックを試みてください。
- 症状から原因を推測する:ブロックノイズやエラーコードなど、具体的な症状から原因に見当をつけます。
- 適切な窓口に相談する:自分での解決が難しい場合は、状況に応じてアンテナ工事業者や管理会社など、正しい相談先に連絡してください。
テレビの電波障害、受信トラブルは、さまざまな要因が絡み合って発生する場合もあります。お住まいで突然のトラブルが発生するとあわててしまいがちですが、この記事を参考に、個々の原因を切り分けていけば、必ず解決策は見つかります。
もし、ご自身での解決が難しいと感じたら、決して無理はせず、本記事でご紹介した「あさひアンテナ」などの専門家へと、お気軽にご相談ください。
プロの専門業者であれば、豊富な経験と確かな技術で、お客様の快適なテレビ視聴環境をを迅速に取り戻してくれます。




