屋根の上のテレビアンテナ設置・修理・交換・撤去|工事の方法は? 費用相場から業者選びまで専門家が解説する完全ガイド

2025年07月24日

皆様はお住まいに設置されるテレビアンテナとして、どのようなものを連想されるでしょうか?

やはり一般的なイメージとしては、住宅の瓦屋根の上で、支柱の先に立てられた魚の骨のようなアンテナや、その少し下に見られる衛星放送用の白いお皿のようなパラボラアンテナではないでしょうか。

魚の骨のようなアンテナは、昭和のアナログ放送の時代から、2025年(令和7年)の現在まで、地上波テレビ放送用のアンテナとして長く使われているモデルになります。また衛星放送用のパラボラアンテナも、現在ではすっかり定着していると言えます。

このようなイメージから、現在でも多くの方が、テレビアンテナと言えば屋根の上に設置されるもの、と思われていることでしょう。ただ、テレビアンテナがこのように屋根の上に設置される理由については、よくわからないという方もおられるかと思います。

また、テレビアンテナを屋根の上に設置することで、かえって不便が出るケースも見られます。例えば、

「台風で屋根の上のアンテナが倒れてしまった!」
「屋根の上のアンテナがさびついて傾いていて、倒れそうで心配」
「最近テレビの映りが悪いけど、アンテナ状態の確認などはどうすればいいんだろう?」
「アンテナの修理や交換って、一体いくらかかるの?」

屋根の上にあるアンテナで突然のトラブルが発生した場合には、不安になるものです。
高所での作業は危険ですし、かといってトラブルが生じたまま放置していればさらなる被害につながるかもしれません。
費用に関しても不透明で、専門業者に業者に頼むのも少し怖いと感じている方も多いのではないでしょうか。

どうかご安心ください。
この記事では、屋根の上にアンテナを設置する理由から、主な設置方法やアンテナ商品、そして屋根の上で発生したアンテナトラブルに関する、あらゆる疑問や不安を解決する関連の情報をご提供いたします。
具体的には、以下の内容を専門家の視点から分かりやすく解説します。

  • 地デジ、衛星放送のテレビアンテナが屋根の上に設置される理由。
  • アンテナを屋根の上に設置する場合の主な施工方法。
  • 緊急のアンテナトラブル時にまずやるべきことと、絶対にやってはいけないこと。
  • アンテナの修理・交換・撤去、それぞれの費用相場。
  • ご自宅に最適なアンテナの種類と選び方。
  • DIYと専門業者のメリット・デメリット比較。
  • 失敗しない信頼できる業者の見極め方。

この記事を最後までお読みいただければ、屋根の上のアンテナにトラブルが発生した場合に、お住まいの状況に最も合った、安全でコストパフォーマンスの高い解決策がきっと見つかることでしょう。
本記事が、お客様のアンテナに関するお悩みを解決する、一助になれれば幸いです。

【解説】なぜテレビアンテナは屋根の上に設置されるのか?

現在でも戸建て住宅に設置されるテレビアンテナと言えば、屋根の上にマスト(ポール、支柱)を立てて固定するものというイメージがあります。最近では壁面に設置される新モデルも登場していますが、多くの場合、屋根の上が選ばれることには、明確な理由があります。
それは、テレビ放送の電波をできるだけ効率よく、安定して受信するためです。
ここでは、地デジ衛星と衛星放送、それぞれの仕組みに触れながら、テレビアンテナが屋根の上に固定される理由や、そのメリット・デメリットを詳しく見ていきます。

地デジ放送の仕組みと地デジアンテナが屋根に設置される理由

地上デジタル放送(地デジ放送)は、皆様もご存知の通り、日本国内の地上にいくつも設置された電波塔の先から、UHF(極超短波)でも、470MHzから710MHzまでの周波数帯の電波を使用しています。

地デジのUHFは、波長の幅は、約40センチから60センチ程度で、一般の住宅から見れば高い位置に当たる電波塔の先から、音が下方に広がるようなイメージで、各家庭の地デジアンテナに届けられています。

このUHFの地デジ電波は、空間を長く伝わっていくほど、電波レベル(電波の強さ)が弱まっていく性質が大きく、電波塔から一定の距離を離れてしまうと、電波の弱さから安定した受信が難しくなります。

また地デジ電波は、音と同じく、障害物をある程度、乗り越えて広がる「回折」の性質を持っていますが、それでも高い建物や山、木々などの障害物の付近では、遮られてしまい届きにくくなる性質を持っています。

他にも、地デジ電波のレベルは、気候の状態に影響を受けてある程度、変動する。雨や雪などの悪天候では、電波が吸収されてレベルが大きく低下するなどの性質もあります。

そのため戸建て住宅におけるUHF電波用の地デジアンテナは、できるだけ周辺の障害物の影響を受けにくく、電波塔からやや離れて電波の弱まる地域や、気候や悪天候で電波レベルが弱まった時でも、電波塔からじかに届く高いレベルの地デジ電波を、安定して受信しやすくなる、屋根の上などの高い場所に設置するのが理想的です。

また、地デジアンテナ本体の側にも、アンテナの真正面でのみ、受信感度が高まる「指向性」という性質があります。そのため安定した受信のためには、地デジアンテナの正面側を、近隣の電波塔の方向に正確に向けて、狙い撃つような形で設置する必要があります。

総じて戸建て住宅の屋根の上は、周辺の障害物を避けやすく、アンテナの方向調整もしやすいため、安定した受信環境を確保するのに、もっとも適した場所だといえます。特に現場で受信できる地デジ電波レベルが弱い、または周辺の障害物が多い環境ほど、地デジアンテナを高い位置に設置する必要性が大きくなってきます。

衛星放送の仕組みとBS/CSアンテナが屋根のに設置される理由

一方、BS放送、CS放送などの衛星放送は、宇宙空間で地球の自転に合わせて移動するため、地上からは常に空の同じ位置に見える「静止衛星」と呼ばれる人工衛星(BS放送:放送衛星、CS放送:通信衛星)から、地上に放送電波を送信しています。
この衛星放送の電波は、地デジ電波よりはるかに周波数帯の高い12GHz前後で、波長の幅は25ミリ前後の「12GHz帯」と呼ばれる電波です。この12GHzの電波は、光に近い性質を持つ非常に直進性の高いもので、静止衛星から日本全域を照らし出すように送信される電波として適しています。

そのため衛星放送の電波は、一基の静止衛星から送られる電波が、日本全国どこでも比較的、安定したレベルで受信できるのが特徴です。
しかし、その反面、12GHzの電波は太陽光のように障害物の影響を受けやすく、建物はもちろん、樹木、木の枝葉や洗濯物、また一定の激しさ、大きさを持つ雨や雪の粒といった、ほんのわずかな障害物にも遮られてしまい、その先では受信が難しくなるほどデリケートです。

BS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)は、この繊細な電波を正確にキャッチするため、電波を受け止める皿状のディッシュ(放物面反射器)の方向を、静止衛星のある南西方向の上空(東経110度)に向けて、上下、左右ともミリ単位で精密に角度調整を行うことが求められます。
そしてこの場合も、住宅の屋根の上は、南西方向の空が広く開けていることが多く、障害物の影響を最小限に抑えられるため、BS/CSアンテナの設置場所として最適になるのです。

テレビアンテナを屋根の上に設置するメリット・デメリット

屋根の上にアンテナを設置することには、受信感度以外の面でも、いくつかのメリットとデメリットが存在します。
双方を理解した上で、ご自身の住環境や価値観に合った選択をすることが大切です。

以下、主なメリット、デメリットの概要を一覧で挙げてゆきます。

項目 メリット デメリット
受信性能
  • 周囲の障害物を避けやすく、電波を受信しやすい
  • アンテナの方向調整がしやすい
特になし
外観・景観 壁面がスッキリする
  • 建物の外観を損ねる可能性がある
  • 景観条例のある地域では設置に制限がある場合も
耐久性 特になし
  • 風雨や雪、鳥害などの影響を受けやすく、劣化が進みやすい
  • 潮風の強い地域では錆びやすい
安全性 特になし 台風や地震などで倒壊・落下するリスクがある
メンテナンス 特になし 自分での点検や修理が困難で危険が伴う

※上記は主なメリット・デメリットになります。

総じて、現在でも多くのテレビアンテナが屋根の上に設置される理由は、やはり地デジの電波強度の確保や、アンテナの角度調整が行いやすいことから、もっとも受信感度を確保しやすい位置になるという点が最大の理由です。

他にも、屋根の上は住宅でもデッドスペースとになることが多いため、ベランダなどへの設置に比べると、アンテナが邪魔にならず、日常生活に影響を与えにくいという点もメリットと言えます。

一方でアンテナを屋根の上へと設置するデメリットとしては、アンテナが屋根の上で目立つため、デザイン性の高い住宅や、周辺の景観に対して悪影響を与えてしまう。またアンテナ本体が風雨や雪、海沿いでは潮風、鳥が留まり、酸性のフンをするなどの影響を受けやすくなり、アンテナの老朽化が進みやすくなって、トラブルが生じやすくなる、ひいてはアンテナの寿命(耐用年数)が短くなるといった点が挙げられます。

また屋根の上で老朽化したアンテナは、マストごと傾き、遂には倒れてしまうリスクもあり、屋根材を破損して雨漏りなどの原因になる、ひいてはアンテナが屋根から落ちてしまい、大変な事故を招いてしまうといったケースも想定されます。

他にも、屋根の上にあるアンテナは、ご自宅で状態チェックやメンテナンス、交換などの作業を行うには大変な危険を伴うため、アンテナ工事の業者に依頼する必要が出るため、費用がかさむという点もデメリットとして挙げられます。

テレビアンテナ屋根上設置のデメリットを抑える方法は?

以上のように、アンテナの屋根上設置は、受信感度がもっとも安定しやすい半面、現在では取り付けの外観性や、アンテナの対候性や耐久性、またメンテナンス性の面でデメリットが出やすい方法になります

しかし現在では、アンテナ取り付けの高さ(受信感度)を確保しつつ、これらのデメリットをできるだけ軽減できるアンテナ機種、設置方法もいくつも登場しています。

アンテナ本体で言えば、地デジアンテナの古典的モデルで受信感度は高い半面、外観が独特の八木式アンテナでは、設計や素材の工夫により、対候性、耐久性を高めた塩害用、雪害用、ステンレスモデルなど。ディッシュが風を受けやすい衛星放送用のBS/CSアンテナでは、ディッシュが風を通す構造、全体の強度向上などにより、台風などにも高い耐久性を発揮する高耐風モデルなどが存在します。

また地デジアンテナの最新モデルでは、屋根の上に設置されて受信感度が安定するモデルながら、ポール状の形状で設置の外観性や、風雨への強さも兼ね備えた「ユニコーンアンテナ」というモデルが注目を集めています。

BS/CSアンテナでも、太陽光対策である一般の白色系の他、最近では特殊な塗装で日光の熱や紫外線に影響を受けにくいカラーバリエーションが豊富になっており、住宅の色合いに合わせたモデルが選ばれるケースが多くなっています。

これら外観性、対候性を強化したモデルを利用する方法のほかに、同じ屋根の上でも、設置位置の工夫で、アンテナ本体が目立たず、風雨なども避けやすくする方法があります。

詳しい工法については次の項でご説明いたしますが、これまでは屋根の頂点部にマストを設置してアンテナを立てる必要があった工法の他に、アンテナの斜面部に立てる、また屋根の縁(張り出し部)である破風板にマストを固定するといった工法も多くなっています。

これにより、高さ(受信感度)は確保しながらも、住宅の外部からは死角になり、アンテナが見えにくい設置。また屋根の中央に比べて、積雪や風雨などの影響を避けやすいアンテナ設置も可能になります、

ただこのようなアンテナモデルや設置方法については、現場の自然環境に応じた機種の選択や、対応できる施工技術が必要になるため、まずは当あさひアンテナのような、アンテナ工事の専門業者へとご相談になることをおすすめいたします。

テレビアンテナを屋根の上に立てる工法とは?

前項でも少し触れた通り、一言に「テレビアンテナを屋根の上に立てる」と言っても、現在ではいくつかの工法が存在します。
古くからの代表的な工法としては、屋根の面が合わさる頂点部(棟)に「屋根馬(やねうま)」という、四脚の金属製の土台を置き、そこにマスト(支柱、ポール)を垂直に固定する。そのマストに地デジ、BS/CSなど必要なアンテナを固定して、屋根の四方からステンレスワイヤーなどの「ステー(支線)」をマストや屋根馬に張って、バランスよく緊張させることで、マストや屋根馬ごと、アンテナをしっかりと固定するという方法です。

現在でも屋根の上へのアンテナ設置は、この方法がもっとも一般的で、屋根そのものを直接、加工することなく、長期にわたって頑丈なアンテナ設置を実現できます。

一方でデメリットとしては、屋根の頂点でアンテナが目立ちやすい、片流れ屋根、差し掛け屋根など、安定した棟が存在しない屋根には対応できないという点が挙げられます。また十数年を越える長年の設置では、経年劣化によりステーの緩みや切れが生じることもあり、そうなるとアンテナの傾きや倒壊にもつながるため、早急な対策が必要となります。

ただ、高い施工技術は必要となりますが、「水平器」という機器を用いて、屋根馬の脚を屋根の角度に合わせて加工することで、屋根の斜面部に屋根馬を固定する工法も存在します。この施工であれば片流れ屋根など特殊な屋根にも対応できるほか、住宅の外部からアンテナが見えにくい施工も可能になるケースがあります。

その他にも近年では、屋根の側面、張り出し部にあたる「破風板(はふいた)」という部分に「サイドベース」という金具を取り付けてマストを立て、アンテナを固定する方法もあります。
この方法であれば、従来の屋根馬とステーによる設置に比べて、固定の強度が高くなる、屋根の端でアンテナが目立ちにくくなり、風雨や雪などの影響も避けやすくなるといったメリットが出てくるため、近年では主流の工法となりつつあります。

一方で、サイドベースはビスによって破風板に固定されるため、住宅にビス穴を開ける必要が出るといったデメリットも存在します。

当あさひアンテナでは、屋根馬とステーを用いた屋根へのアンテナ設置では、国内一流メーカーの高品質な部材を使用し、弊社スタッフの熟練のアンテナ職人が、屋根の四方からアンテナマストまでステーを張り、さらに各ステーの途中から屋根馬の各脚にもそれぞれステーを張る、計8本のステーをバランスよく緊張させる工法で、より丈夫で長持ちする施工を実践しております。

もちろん、上記した屋根の斜面部への屋根馬の固定、サイドベースを利用したアンテナ設置についても、高い施工技術による丁寧な設置でご対応いたします。

他にも、近年の戸建て住宅では、屋根の上にあらかじめ、屋根と一体化したアンテナ専用のポール、商品名「スッキリポール」などが用意されているケースもあります。このようなポールは、アンテナを設置できるだけでなく、ポール内部にアンテナ配線を通して、屋内に引き込める構造になっていることも多いため、名称通り、配線がよりスッキリするというメリットもあります。

【緊急】屋根のアンテナが倒れた!まずやるべき対処法とNG行動

上記でもご説明した通り、屋根の上に屋根馬やステーで各種テレビアンテナを固定している場合、経年劣化と自然災害などが重なることで、アンテナがマストごと傾く、倒れるなどのトラブルが発生することもあります。

もちろんプロのアンテナ工事業者がしっかりした技術で立てたテレビアンテナは、そう簡単なことで倒れるものではありません。しかしどのような製品も経年劣化を抑えることはできず、特に屋外に取り付けられるテレビアンテナは、長年の使用で機能や耐久力が低下していくことは避けられないのも事実です。

屋根の上のテレビアンテナの場合、寿命は十年から十数年とされており、その期間を過ぎてもすぐに倒れるわけではありませんが、徐々に耐久力が低下し、トラブルが発生する危険性は高くなっていきます。

そして老朽化したアンテナに、台風や強風、大雪、地震などの自然災害が重なることで、アンテナが傾く、倒れるなどのケースも珍しいことではありません。

そして台風や強風などの後、お住まいで「テレビ放送が映らなくなった!」「屋根のアンテナが傾いている!」という事態になったときには、つい動揺なさるのも無理はありません。
しかし、このような事故のリスクもあるときこそ、あわてることは禁物なのです。
まずは落ち着いて、さらにアンテナが倒壊する、屋根から落ちてくるなど最悪の事態を招かないよう、まずは安全を最優先に、適切な対処を取ってください。
ここでは、万が一のアンテナトラブルの際に取るべき正しい手順と、絶対に選んではいけないNG行動を解説します。

STEP1:安全を確保し、被害状況を確認する

屋根の上でアンテナが傾いている、倒れているなどの場合が、アンテナや屋根の状態が気になるのはやまやまでしょうが、まずは、ご自身の安全を第一に考えてください。
ご自分で屋根に登ってアンテナの状態を確認する、屋根の上で修理に挑むといった行為は、絶対に選んではいけないことだと申し上げます。
ひとまず地上やお住まいのベランダ、窓など、安全な場所からアンテナの状態を、目視でわかる範囲で確認してください。

確認すべきポイントは以下の通りですが、位置や距離のせいでよく見えない場合は、すべてを確認する必要はありません。

  • アンテナ本体の状態:マストの傾きや曲がり、アンテナ本体では部品の破損はないか。
  • ステー(支線)の状態:各ステーの一部が切れたり、緩んだりしていないか。
  • 屋根の状態:アンテナの周辺で瓦や屋根材が割れたり、ずれたりしていないか。
  • 周辺の安全:アンテナ本体や部品などが落下しそうな危険はないか。

これらの状況を確認したら、スマートフォンなどのカメラで、できるだけ写真を撮っておくことを強くおすすめします。その後、修理を依頼する業者に状況を説明する際に非常に役立ちます。

STEP2:放置は危険!倒れたアンテナが引き起こす二次被害とは

アンテナの老朽化や災害の影響によるトラブルにも、実際には現場によりさまざまな程度があります。

完全にアンテナが倒れてしまいテレビが映らなくなる場合もあれば、マストが少し傾いた程度で、テレビ放送の受信には特に支障がないというケースも考えられます。

とくに後者の場合、お客様には「アンテナが少し傾いているだけで、テレビも問題なく映るし、このままでも大丈夫だろう」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実際にはこのようなアンテナを放置しておくことには、大変な危険を伴います。
お住まいの屋根の上で、マストごと傾いたり、ステーの一部が緩む、切れるなどしたアンテナは、以下のような二次被害を引き起こす可能性があります。

  • 屋根の破損と雨漏り:アンテナが倒れることで屋根材を傷つけ、そこから雨水が侵入して雨漏りの原因になります。
  • アンテナ本体の落下:不安定な状態のアンテナが強風などで落下し、人や車、お隣の家屋などを傷つけてしまう重大な事故につながる恐れがあります。
  • 近隣トラブル:落下したアンテナが隣家を破損させた場合、損害賠償問題に発展する可能性があります。特に通りがかりの人にぶつかって大けがを負わせるなどした場合には、民事問題だけでなく、刑事責任を問われる可能性も出てきます。

このようなリスクを避けるためにも、屋根の上のテレビアンテナで、傾きや部分的な破損など、軽度の異常でもお気づきの際には、できるだけ早急に対処することが重要です。

STEP3:プロのアンテナ業者に連絡・相談する

屋根の上のアンテナが、傾いている、またステーなど一部が破損しているといった問題に気づいたとき、もっとも安全で確実といえる対処法は、やはりプロのアンテナ工事専門業者に連絡することです。
多くの専門業者は、無料での現地調査、修理にかかる工事費用の見積もりにも対応しています。
撮影したアンテナの写真を見せながら状況を伝え、まずは専門家の診断を仰ぎましょう。

また、お住まいで火災保険に加入している場合、台風などの自然災害、また近隣の爆発事故など想定外の事故によるアンテナの損傷が、補償の対象になるケースがあります。
お住まいでご加入の火災保険について、契約内容をご確認される。また保険会社や代理店にご連絡の上、保険が適用できるかどうかをご確認されるのもよろしいでしょう。

なお火災保険を申請する際にも、業者の見積書や被害状況の写真が必要になります。当あさひアンテナはじめ、アンテナ工事業者の中には、アンテナ修理に際して、あらかじめ火災保険についてご相談になれば、工事にあたって必要な写真、書類を取りそろえる他、保険申請についてもさまざまなサポート体制を用意している業者もあります、。

アンテナ修理の工事について、火災保険の適用を考えておいでの場合は、工事の依頼に際して、そのような業者をお選びになることも、重要なポイントと言えます。

屋根のアンテナ問題、解決策は3つ!修理・交換・撤去の判断基準

お住まいで実際に、屋根の上のアンテナが倒れる、傾くなどの不具合が発生した場合、その解決策は、大きく分けて「修理」「交換」「撤去」の3通りに分けられます。
実際にはどの選択肢が最適であるかは、アンテナの設置年数や破損の程度、そして今後のテレビ視聴スタイル(視聴方法)によっても変わります。
以下、三通りの選択肢のうち、それぞれの特徴をご紹介いたします。各選択肢の特性やメリット・デメリットをご理解の上、ご自身の状況に最適と言えるご判断を下してください。

選択肢①:修理で対応できるケース

トラブルが生じたアンテナ本体には大きな問題がなく、以下のような軽微なトラブルの場合は、アンテナはそのまま、トラブルが起こっている部分の修理で対応が可能です。

  • アンテナの方向が少しズレてしまった。
  • アンテナを固定しているワイヤーが緩む、一部が切れている。
  • 素子や配線部など、アンテナの一部の部品が破損した。

修理のメリットは、簡単な作業費と、交換が必要な部材の料金だけで、費用を比較的、安く抑えられる点です。

ただし、使用しているアンテナが設置から10年以上、経過している場合、破損した部分を修理しても、またすぐに別の箇所で不具合が起きる可能性もありますので、アンテナ修理の選択肢は、現在のアンテナの使用年数、経年劣化の度合いなども考慮して決定する必要があります。

選択肢②:新しいアンテナに交換するケース

トラブルが発生したアンテナが以下のような条件に該当する場合は、現在のアンテナを処分して、新しいアンテナへの交換をご検討になることがおすすめです。

  • アンテナの寿命(一般的に10年~15年)が近づいている、または過ぎている。
  • アンテナ本体の破損が激しい。
  • この機会に、見た目の良いデザインアンテナなどの新機種に変えたい。
  • 台風や大雪に強い、より耐久性の高いアンテナに変えたい。
  • BS/CSアンテナの場合は、旧式の2K対応型から、新式の2K4K8K対応型へと交換したい、

アンテナ交換には、アンテナ新規設置と同様の初期費用がかかりますが、最新のアンテナは受信性能や耐久性が向上しているため、長期的に見ればコストパフォーマンスが高いと言えます。
また、優良なアンテナ工事業者に取り付けを依頼した場合、新しいアンテナには長期保証が付くのも大きなメリットです。

なお、アンテナ交換の場合の主な費用は、新しいアンテナの設置費用に、古いアンテナの撤去工事費を加えた費用になることが多くなります。

アンテナケーブルの配線部に関しては、アンテナだけ交換してそのまま流用できるケースが多くなりますが、配線部の機器なども老朽化している場合や、地デジアンテナに加えてBS/CSアンテナを追加設置する、2KBS/CSアンテナから4K8K対応モデルに変更するなど、新しいテレビ放送の視聴環境を追加する場合には、配線部もその周波数帯に対応できるものへと交換する必要が出る場合もあります。

選択肢③:アンテナを撤去するケース

アンテナの故障に当たって、以下のような理由で、今後はテレビアンテナが不要になる場合には、アンテナを撤去するという選択肢もあります。

  • テレビの視聴方法を、光回線(フレッツ・テレビなど)やケーブルテレビ(CATV)に切り替えることにした。
  • インターネットの動画配信サイトなどを利用して、テレビ放送をほとんど見なくなった。

テレビアンテナを撤去すれば、屋根の上がスッキリし、今後の倒壊やメンテナンスなどの心配からも完全に解放されるというメリットがあります。
ただし、屋根の上のアンテナを撤去するにも、工事の費用が発生することは覚えておいてください。この費用や工事の詳細については、次の項で解説いたします。、

【費用はいくら?】屋根のアンテナ工事にかかる料金相場を徹底解説

本記事をお読みになっている方がもっとも気にされる点と言えば、やはり修理や交換、撤去などの工事にかかる費用ではないでしょうか。
ここでは、「修理」「交換」「撤去」をそれぞれ、アンテナ工事の専門業者に依頼した場合の、各ケースにおける料金の相場を具体的に解説いたします。
これら工事料金の内訳も知っておくことで、業者から提示された見積もりが適正かどうかを判断する材料になります。

まずは以下が、主な費用の目安になります。

工事内容 費用相場(税込) 主な作業内容・備考
修理 5,000円~20,000円 方向調整、支線の張り直し、簡単な部品交換など。高所作業費が別途かかる場合もあり。
交換 18,000円~64,000円 アンテナ本体代、取り付け工事費、古いアンテナの撤去・処分費、部材費などを含む。
撤去 10,000円~25,000円 アンテナの取り外し、処分費。屋根の状況により変動。交換と同時に行うと割安になることも。

※以上は一般的な目安になります。実際の料金や価格体系は業者によって異なります。

アンテナ修理の費用相場:5,000円~

適切な角度からずれてしまったアンテナの向きを調整する「方向調整」や、緩んだワイヤーを張り直す「支線調整」、また破損した素子、ケーブル接続部などの「部品交換」といった軽微な修理であれば、5,000円から15,000円程度が相場です。
ただし、その多くは高所での作業になるため、業者によっては基本の作業費に加えて「高所作業費」が5,000円前後加算されるのが一般的です。

当あさひアンテナでは、角度がずれたアンテナを改めて正しく調整し、しっかりと固定し直す「方向調整」の工事を「8,000円(税込み8,800円)」から。上記した各種のアンテナ修理に関しては「5,000円(税込み5,500円)」からでお引き受けしております。

アンテナ交換の費用相場:18,000円~

古いアンテナから、新しいアンテナへと交換する場合の費用は、新しく設置するアンテナの種類に何を選ぶかによっても大きく変わります。
以下は、アンテナの種類ごとの一般的な交換費用(アンテナ本体や部材費込み)の相場です。

アンテナの種類 交換費用相場(税込) 特徴
八木式アンテナ 33,000円~ もっとも標準的でコストパフォーマンスが高い。
デザインアンテナ 35,000円~ 見た目がスッキリして風雨にも強い。外壁への設置が主。
ユニコーンアンテナ 45,000円~ デザイン性と受信性能、対候性を両立した最新モデル。
BS/CSアンテナ(4K8K対応) 30,000円~ 衛星放送(BS放送、CS放送)用。地デジアンテナとセットで割引も。現在のモデルは基本的に4K8K対応。

※上記の費用は一般的な業者の目安になります。

これらの費用には、通常、アンテナ本体、金具、ケーブルなどの部材費、また古いアンテナの撤去処分費が含まれています。
他にも、電波が弱い地域で電波を増幅する「ブースター」が必要な場合は、別途20,000円から30,000円前後の追加費用がかかります。

他にも前述の通り、アンテナ交換に当たって、衛星放送や4K8K放送など、それまで視聴していなかったテレビ放送も追加する場合には、その放送に対応できるアンテナ配線部、機器への交換が必要となり、それらの費用も発生してまいりますのでご注意ください。

なお当あさひアンテナでは、アンテナ交換を、後述する各種テレビアンテナ基本設置工事費(アンテナ本体、部材、ケーブル費用込み)と、アンテナ撤去工事費の合計でお引き受けしております、

アンテナ撤去の費用相場:10,000円~

テレビアンテナの撤去のみを依頼する場合の工事費用は、10,000円から25,000円程度が相場です。
この費用は、屋根の形状や高さなど、作業の難易度によって変動します。多くの場合、ただアンテナを撤去するだけでなく、古いアンテナを業者が持ち帰って処分する費用も含まれます。これによりお客様が古いアンテナをご自身で粗大ごみなどの処分場に運び、処分費用を支払う手間や費用を省けることになります。

また新しいアンテナへの交換(設置)と同時に古いアンテナを撤去する場合は、交換費用の一式に含まれていたり、上記の価格より割引になったりするケースが多くなります。

当あさひアンテナでは、新しいアンテナの設置(アンテナ交換)に伴う古いテレビアンテナの撤去(持ち帰り処分含む)は、全長1.8メートルまでのアンテナであれば「5,000円(税込み5,500円)」からでご案内しております。

もう迷わない!屋根に設置するテレビアンテナの種類と選び方

お住まいのテレビアンテナにトラブルが生じた場合、いざテレビアンテナを交換しようと考えても、現在のテレビアンテナには種類が多く、どの機種を選べばいいのかお迷いになることもあるでしょう。

ここでは、現在、主流のテレビアンテナ(地デジアンテナ、BS/CSアンテナ機種)を、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較しながら、分かりやすくご紹介していきます。

せっかくのアンテナ交換の機会です。これまでのアンテナに比べて、安定した受信性能はもちろん、アンテナ設置の見た目を重視したい、より風雨に強くトラブルが起こりにくいアンテナなど、ご自身の希望に合ったアンテナを見つけてください。

以下、現在の主なアンテナ機種の一覧になります。

アンテナの種類 見た目 受信感度 耐久性 (対災害) 費用 こんな人におすすめ
八木式アンテナ △ (魚の骨型) ◎ (非常に高い) 〇 (風雨にやや弱い) ◎ (安い)
  • 電波の弱い地域に住んでいる
  • とにかく費用を抑えたい
デザインアンテナ ◎ (箱型でスッキリ) 〇 (やや低い) ◎ (風の影響に強い) 〇 (やや高い)
  • 新築で家の外観を損ねたくない
  • 台風など災害への強さを重視したい
ユニコーンアンテナ ◎ (ポール状) 〇 (高い) ◎ (風を受け流す) △ (高い)
  • デザイン性と受信性能、対候性を両立したい
  • 隣家との距離が近い
BS/CSアンテナ △ (お皿型) – (衛星放送用) 〇 (風雨や雪に弱い) 〇 (標準的)
  • 映画やスポーツなど専門チャンネルを見たい
  • 4K8Kの高画質で楽しみたい

※以上は各アンテナ機種の主な特徴になります。

以下、各アンテナ機種の詳細について詳しく解説していきます。

【定番・高感度】八木式アンテナ

この八木式アンテナは、アナログ放送時代の昔からおなじみの、屋根の上に見られる魚の骨のような形をしたアンテナです。
八木式アンテナは、そのシンプルな素子アンテナの構造と、高い位置への設置から受信感度が高くなる点が最大のメリットです。

現在の地デジ放送でも、電波塔から遠い、障害物が多いなどの要因から、受信できる電波が弱くなる地域でも、素子数の多い(受信性能が高い)モデルを使用することで、安定したテレビ放送の視聴を可能にします。

八木式アンテナは現在でも、地デジアンテナ機種の中では、受信感度で最高を誇るモデルになります。その一方で、昔から利用され続けている、構造のシンプルな古典的モデルであることから、現在では本体や設置の価格が比較的安くなるのも魅力です。
デメリットは、その特徴的な形状が家の外観や景観に影響を与えやすい点や、風雨や鳥の影響を受けやすい点です。

総じて八木式アンテナは、ここまででご紹介してきた、屋根の上にテレビアンテナを設置する場合のメリット・デメリットを体現するアンテナ機種とも言えます。

なお、当あさひアンテナでは、上記した通り、各種テレビアンテナ設置について、国産大手メーカー製の高品質アンテナと基本設置具、同軸ケーブル、防水処理をセットにした、明快な「基本設置工事」でご提供しております。

八木式アンテナについては、日本三大アンテナメーカーの一社、DXアンテナ製で、軽量で防水性、耐風性も高い20素子モデル「UA20」の基本設置工事を「22,000円(税込み24,200円)」からでご案内いたします。

他にも弊社では、現場の受信レベルに応じた各素子数モデル(8素子、14素子、20素子)の八木式アンテナな高性能型パラスタックアンテナ、ローチャンネル用。各種の自然環境に耐性が高い塩害用、雪害用、ステンレスモデルなどをご用意しており、受信環境から自然環境まで、さまざまな現場で、丈夫で受信感度の高い八木式アンテナ設置を実現いたします。

また八木式アンテナの設置方法についても、屋根の上ではご紹介した屋根馬設置、斜面への設置、サイドベース利用の他、現場の受信条件で可能であれば、お住まいの壁面やベランダの手すり部、内部空間など、アンテナが目立ちにくく、風雨なども避けやすく、メンテナンスも行いやすい位置への設置にご対応いたします。

【見た目スッキリ】デザインアンテナ(壁面アンテナ)

近年、新築住宅を中心に人気が急上昇しているのが、長方形(縦長)の薄い箱型をしたデザインアンテナ(平面アンテナ、薄型アンテナ、壁面アンテナ)です。

デザインアンテナの最大のメリットは、薄型のアンテナを家の外壁に設置できる他、本体のカラーバリエーションも豊富なため、住宅の色合いに合わせて設置でき、家の外観や周囲の景観を損なわず、非常にスッキリ見える設置が可能な点です。
また、アンテナ本体の構造的に風の抵抗を受けにくく、壁などに面でしっかりと固定されるため、台風や積雪、潮風や鳥などの災害や自然環境にも強く、トラブルが生じにくくなり、アンテナ寿命も15年から20年以上と長くなります。

特に地デジ電波は、住宅の建材や設備に電波を反射する金属素材や、電波を吸収するウレタンの断熱材などが使われていなければ、多少の減衰はあるものの、屋内空間にも届きます。

そのため、電波塔から近い強電界地域である、建物の素材が電波を通しやすい、屋根裏や天井裏にアンテナ設置が可能なスペースや、出入りできる点検口などがあるといった条件が揃っていれば、地デジアンテナを屋根裏・天井裏空間に設置する施工も可能になります。

この施工法であれば、住宅の外見に何も影響がなく、壁などを加工する必要もない。さらにアンテナ本体も風雨などを受けないため、経年劣化を大幅に軽減できて、メンテナンスフリーで耐用年数が長期化するというメリットがあります。

そしてこの屋根裏・天井裏への地デジアンテナ設置では、本体のコンパクトさや受信面の広さ、屋根裏であれば設置位置が高く受信環境が向上する場合もあることなどから、基本的にデザインアンテナが採用されます。

総じてデザインアンテナは、地デジ化以降に登場した地デジアンテナの第二世代であり、それまでの八木式アンテナのデメリットをカバーすべく登場したモデルとも言えます。

一方で、デザインアンテナのデメリットには、八木式アンテナに比べて価格がやや高いことと、本体の受信感度がやや弱くなること、壁面への設置では壁にビス穴を開ける必要が出るなどの点があります。

さらにデザインアンテナは屋根の上より低い位置に設置されるため、周辺の高層建築や住宅の密集具合など、地デジの受信環境によっては設置できないケースも出てきます。

基本的にデザインアンテナは、一定の受信レベルを確保できる強・中電界地域用のモデルになり、また該当するエリアでも周辺環境によっては設置できないケースも出るため、取り付けに当たっては、事前の電波調査で、デザインアンテナでも十分な受信レベルを確保できるか確認しておくことが重要になります。

なお当あさひアンテナでは、デザインアンテナの基本設置工事に、まずは標準機種として、DXアンテナ製20素子相当モデル「UAH201」(本体色4色)の設置を「22,000円(税込み24,200円)」からで承ります。

さらに日本三大アンテナメーカーに匹敵する国内大手メーカー、サン電子製の最新20素子相当モデル「WG-20」(本体色5色)に、背面の配線やブースターを覆うことができて、より見た目がスッキリし、雨水などからも守られる、別売りの同色「背面スッキリカバー」のセットで基本設置工事を「25,000円(税込み27,500円)」からで承ります。

また受信性能は強電界地域用のモデルになりますが、日本三大アンテナメーカーの一社、マスプロ電工製の、業界最小クラスを実現したコンパクトモデルで、より目立たない設置のほか、付属の据え置きスタンドで室内の窓際へ据え置きもできる、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」(本体色2色)の基本設置工事も「25,000円(税込み27,500円)」からで承っております。。

他にも受信環境が弱いエリア向けに、26素子相当モデルのご用意もあるほか、弊社ではデザインアンテナの設置に当たり、綿密な電波調査を実施して、デザインアンテナでも安定した受信が可能となる位置を精密に割り出しております。

この作業により、やや受信環境が悪い現場でも、壁面で受信レベルが安定するポイントを割り出し、他業者でデザインアンテナの設置を断られたお住まいにて、弊社がデザインアンテナ取り付けを実現できた施工事例も多数ございます。

またデザインアンテナの屋根裏、天井裏への設置では、他の業者ではアンテナ設置費用の他に、屋内設置の特殊工事費が加算されるケースが多くなります。しかし当あさひアンテナでは、屋内設置が可能な条件の現場であれば、デザインアンテナ(UAH201)の屋根裏・天井裏への設置も、上記の基本設置工事費のみでお引き受けいたします。

【第3の選択肢】ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナとは、マスプロ電工社より2017年(平成29年)に登場した、従来にないポール状(円筒形)の形状をもつスタイリッシュなデザインが特徴の地デジアンテナ「U2CN」の商品名(登録商標)になります。

ユニコーンアンテナは、八木式アンテナと同じく、基本的に屋根の上でマストの先に固定されるアンテナモデルになります。その特徴は、家の装飾のような形状で、高い位置に設置しても家の見た目や景観に悪影響を与えにくく、屋根の上や破風板にスッキリと設置できること。さらに風雨を受け流せる形状から耐久性も高く、耐用年数やトラブルの起こりにくさもデザインアンテナとほぼ同等になる点です。

さらに設置位置が高くなることで良好な受信環境を確保でき、デザインアンテナに比べても受信感度が向上しやすくなります。特に高層建築や隣家が近いなどの周辺環境で、デザインアンテナが設置できない現場でも、ユニコーンアンテナであれば同等のメリットを確保したまま、設置できるケースが非常に多くなります。

総じてユニコーンアンテナは、八木式アンテナとデザインアンテナの「良いとこ取り」のような存在で、高い受信性能と優れたデザイン性、風雨などへの強さをを両立しています。
一方、ユニコーンアンテナのデメリットとしては、まだ新しい製品のため、他のアンテナに比べて設置費用がやや高めになる点。同素子数の八木式アンテナに比べると受信感度がやや弱く、強・中電界地域向けのモデルになることです。

なお、当あさひアンテナでは現在、ユニコーンアンテナ「U2CN」(本体色2色)の基本設置工事を、業界最安価格に挑戦する「キャンペーン価格」でご案内しております。

【BS/CS放送も見るなら】BS/CSパラボラアンテナ(4K8K対応含む)

上記の地デジアンテナ三機種は、基本的にこの中からお住まいの環境やご要望に適した一基をお選びになり、地デジ放送の受信用に設置することになります。
しかし地デジ放送とは別途に、衛星放送でBS放送、CS放送の多彩なチャンネルをご視聴になるためには、12GHz帯の電波をキャッチする、お皿のようなディッシュ(放物面反射器)をもつパラボラアンテナ、BS/CSアンテナを別途に設置することが必要になります。

BS/CSアンテナ(BS/110度CSアンテナ)では、一基でBS放送と110度CS放送(スカパー!)の双方を受信することができます。BS/CSアンテナはどのメーカー、モデルでも基本設計は同じパラボラアンテナであるため、受信性能などに大きな違いは生じません。

BS/CSアンテナの種類は、ディッシュの有効直径(電波受信部の直径センチ)を表す45型、50型、60型、75型、90型、120型があり、大型モデルほど電波をキャッチできる性能が高くなります。。
一般住宅向けは基本的に45型であり、それ以上の大きさのモデルは、マンション、アパートなどの規模に応じた共同受信用モデルになります。

また衛星放送では、2018年(平成30年)に、BS放送、CS放送に多くの4K、8Kチャンネルが追加された「新4K8K衛星放送」がスタートしています。ただこの4K8Kチャンネルの追加にあたって、それまで使われていた12GHz帯の右旋円偏波(右回りの螺旋で送信)と呼ばれる電波では、使える周波数帯が不足したため、新しく左旋円偏波(左回りの螺旋で送信)という電波を導入し、その周波数帯も使用しました。

そのため、4K8Kチャンネルの電波には右旋電波による右旋放送と、左旋電波による左旋放送が入り混じっております。この右旋、左旋の双方の電波を受信するためには、2018年以降から現在のBS/CSアンテナである2K4K8K(右旋・左旋)対応型モデルがが必要になります。

2018年以降にBS/CSアンテナを設置されたお住まいでは、右旋・左旋の受信について特に問題のないケースが多くなりますが、逆に2018年以前のBS/CSアンテナでは、右旋しか受信できない2K対応型であることもあり、この場合、すべての4K8Kチャンネルを視聴するためには、アンテナ本体を交換する他、ケーブル配線部やブースター、分配器な度の機器も、4K8K(3224MHz)対応型へと交換する必要が出るケースもあります。

現在の家庭用2K4K8K対応型BS/CSアンテナには、他にも太陽光に強い塗装によるカラーバリエーション。また設計の工夫により耐風性を高めた高耐風モデルなども用意されており、住宅の見た目を重視する場合や、台風の多いエリアなどで選ばれています。

なお、当あさひアンテナでは、上記の地デジアンテナとセットでBS/CSアンテナを設置する場合の基本設置工事に、DXアンテナ製、2K4K8K対応45型「BC45AS」を使用した工事は「18,000円(税込み19,800円)」からでご案内しております。

さらにサイズや受信性能は上記モデルと同等ながら、風を通すパンチングメタル仕様のディッシュや、各接合部の強化により、激しい台風にも耐えることができる業界最高レベルの耐風性能を備えた高耐風モデル「BC453SG」による同様の基本設置工事は「特別価格」でご案内いたします。

他にも弊社では、45型ではブラックのカラーバリエーション、また各ディッシュサイズのBS/CSアンテナモデルもご用意しておりますので、一般の戸建て住宅から集合住宅まで、さまざまな条件の現場に対応できるBS/CSアンテナ工事をご提案いたします。

アンテナ工事、DIYは可能?業者に頼むべき?メリット・デメリットを比較

上記でご紹介したテレビアンテナの設置工事について、DIYにご興味をお持ちの方であれば「少しでも費用を節約したいから、自分でできないかな?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げますと、アンテナ工事のDIYは、条件が整っていれば決して不可能ではありませんが、多くのリスクも伴うため、基本的にはアンテナ工事の専門業者へとご依頼になることを強く推奨いたします。
ここでは、両者のメリット・デメリットを客観的に比較してみます。

以下、DIYとアンテナ工事の専門業者、それぞれの特長を比較しました。

比較項目 DIY 専門業者
費用 〇 (工具が揃っていれば安く済む可能性) △ (工事費がかかる)
安全性 × (高所からの転落や感電のリスク大) ◎ (専門家が安全対策を徹底)
確実性・品質 × (設置不良による再トラブルや落下事故の恐れ) ◎ (専用測定器で最適な設置・確実な固定)
作業時間 × (慣れない作業で時間がかかる) ◎ (迅速・スピーディに完了)
保証 × (自己責任) ◎ (長期保証があり、万が一の際も安心)

※上記は主な比較要素になります。

DIYでアンテナを設置・修理するリスク

DIYでアンテナ設置を行う場合の最大のメリットは費用の節約ですが、一方で、それを上回るほどのさまざまなリスクも潜んでいます。以下、主なリスクをご紹介いたします。

  • 高所からの転落事故:これがもっとも危険なリスクです。屋根の上は滑りやすく、命に関わる重大な事故につながりかねません。基本的にアンテナのDIY設置などの作業は、ベランダや屋上フロアなど、作業時の足場がしっかり確保できる場所でのみ、おすすめできる作業になります。
  • 工具や部材のコスト:アンテナ本体の他に、脚立、工具、アンテナレベルチェッカーなど専門的な道具を揃えると、費用がかさみ、結果的に業者に頼むより高くつくことがあります。
  • 設置不良によるトラブル:電波やアンテナ調整、配線など正確な知識がないままDIYで設置すると、テレビが映らない、映りが悪いといったトラブルが発生します。また、アンテナの固定が不十分だと、強風でアンテナが落下し、二次被害を引き起こす危険性もあります。DIYで設置に失敗した後、あらためて業者に再設置を依頼すると二度手間になり、費用面でも最初から業者に依頼した場合より、無駄な費用がかさんでしまいます。

アンテナ設置作業の安全と確実性を考えれば、プロの業者にに任せることが、もっとも賢明な判断と言えるでしょう。

アンテナ工事の専門業者に依頼するメリット

アンテナ工事の専門業者に依頼する最大のメリットは、何といっても「安全」と「確実性」です。
プロの作業員(アンテナ職人)は、安全対策を徹底した上で、専用の電波測定器を使って、受信感度がもっとも良い場所を見つけ出し、確実な受信を実現できる他、お客様のご要望に対応できるアンテナ設置工事を実現してくれます。
施工作業も迅速で、多くの場合、2時間程度で施工は完了します。

さらに多くの業者は、工事の完了後に5年以上の長期保証を付けてくれます。
施工後に万が一、不具合が発生しても、長期にわたって無償で対応してもらえる安心感は、何物にも代えがたいメリットといえます。
結果的に、時間的にも精神的にも、そして時には費用的にも、DIYより業者に依頼する方がコストパフォーマンスが高い選択となります。

【失敗しない】信頼できるアンテナ工事業者の選び方5つのポイント

お住まいのアンテナ工事について「業者に頼むことに決めたけど、どこに頼めばいいの?」というのも、お客様にとってはお悩みのひとつでしょう。
現在ではアンテナ工事業者は数多く存在し、中には施工品質が低く、見積もりにない料金を無断で加算するなどして、施工内容に見合わない高額な請求を行う質の低い業者も存在します。
この項目では、そんな悪徳業者に引っかからず、安心して施工を任せられる優良なおすすめテレビアンテナ工事の業者を見極めるための、5つのチェックポイントをご紹介します。

1. 豊富な施工実績と良い口コミがあるか

まず業者選びの際に確認したいのが、客観的な施工実績です。
「年間施工実績〇〇件」といった具体的な数字を公開している業者は、それだけ多くの経験とノウハウを持っている証拠です。
あわせて、Googleマップの口コミや専門サイトのレビューなど、第三者による評価も確認しましょう。
良い評価だけでなく、万が一悪い評価があった場合に、業者がどのように対応しているかもチェックすると、その会社の姿勢が分かります。
また業者によっては、プライバシーポリシーに則り、お客様に承諾を得た上で、実際の施工例について、写真も含めてブログなどで公開している場合もあるので、そのようなページもご確認になるとよろしいでしょう。

2. 料金体系が明確で、詳細な見積もりを提示してくれるか

業者のホームページに、各工事の料金体系や、使用する機材のメーカー、型番などが分かりやすく記載されているかという点もご確認ください。これらの点が明確かどうかも、業者の姿勢を確認する上で重要なポイントです。
また見積もりを依頼する際は、「工事一式〇〇円」といった曖昧なものではなく、以下の項目が記載された詳細な見積書を提出してくれる業者を選びましょう。

  • アンテナ本体代金。
  • 基本工事費。
  • 高所作業費。(各種特殊作業費)
  • ブースターなどの部材費。
  • 古いアンテナの撤去・処分費。

また事前の電波調査や見積りが無料か、相見積もりに対応できるかという点も、重要なポイントと言えます。さらに見積もり後に追加料金が発生する可能性がある場合は、その条件についても事前にきちんと説明してくれる業者が誠実と考えられます。

3. 長期保証やアフターサービスが充実しているか

テレビアンテナは一度、お住まいに設置したごは、十年以上の長年にわたって使うものです。
したがって、工事後の保証制度は非常に重要といえます。
「8年保証」「10年保証」といった長期の保証を提供している業者は、自社の施工技術に自信がある証拠でもあります。
保証期間だけでなく、どのようなケースが保証の対象になるのか(自然災害は対象外など)、その内容までしっかりご確認しておいてください。

4. 問い合わせや現地調査の対応が迅速で丁寧か

最初の電話やメールでの問い合わせに対する対応は、その会社の顧客に対する姿勢を判断する重要な手がかりです。
こちらの質問に対して的確に答えてくれるか、専門用語ばかり使わずに素人にも分かりやすく説明してくれるかなど、担当者の対応品質をチェックしましょう。
現地調査に来てくれた際のスタッフの身だしなみや言葉遣いも、信頼できる会社かどうかを見極めるポイントになります。

5.【PR】年間6000件超の実績と業界最長クラス10年保証の「あさひアンテナ」

当「あさひアンテナ」では、ここまでご紹介した「信頼できる業者の選び方」のポイントをすべて満たし、より上質なサービスをお客様にご提供できるよう、常に研鑽と研究を続けております。
もしアンテナ工事業者選びでお悩みの際には、まずは業者の一候補、相見積もりの一社として、ぜひ一度、弊社フリーダイヤル、本サイトのメールフォーム、弊社LINEアカウントまで、お気軽にご相談をお寄せください。

以下、弊社の特色、およびお客様にご提供している主なサービス内容になります。

  • 圧倒的な実績:年間6,000件を超える豊富な施工実績で、あらゆる現場に対応する技術力があります。
  • 安心の10年保証:業界最長クラスとなる、施工完了日からの「10年保証」で、工事後も末永く安心をお届けします。
  • 高品質な国産部材:アンテナ本体やシステム周辺機器、設置具などの小さな部品に至るまで、JIS規格に準拠した高品質な国産メーカー品のみを使用し、耐久性の高い工事を実現します。
  • 完全無料の電波調査とお見積もり:弊社では現地に出張しての電波調査、お見積もりを、キャンセル費や出張費などの各種費用もセットにした「完全無料」でお引き受けしております。電波調査はお住まいの各所で精密なチェックを行い、お住まいで受信の安定を実現できる工法の中から、お客様のご要望に最適の施工を、業界最安の価格を追求するお見積もりでご提案いたします。
  • 相見積もり、即日工事にもご対応:弊社ではもちろん他業者との相見積にもご対応いたします。お見積もり価格は業界最安を目指しており、もし他業者で弊社より安いお見積もりが出た場合には、その見積書をご提示いただければ、施工、部材の品質はそのまま、より安い再度のお見積もりにも挑戦いたします。また工事をお急ぎのお客様には、即日工事にもご対応いたします。
  • 完全自社施工:実際の施工は、弊社の社員スタッフによる完全自社施工を徹底しております。これにより、経験豊富で高い専門知識や技術力、作業の丁寧さを誇るアンテナ職人がお住まいの工事をご担当する上、中間マージンなど余計なコストのカットにより、相場よりも工事費用を抑えることも実現しております。
  • 迅速な対応:お住まいで緊急のアンテナトラブルが発生した場合にも即日対応が可能です。お客様をお待たせいたしません。
  • 明朗会計::現地調査の上で、作業内容を丁寧にご説明し、詳細な見積もりをご提示します。ご納得いただけない限り、費用は一切かかりません。、また施工後の料金のご精算は、各種クレジットカード、電子マネーにもご対応しており、お客様には余計なお手間をおかけしません。

以上、当あさひアンテナでは、確かな技術と誠実なご対応により、お客様の快適なテレビライフをサポートいたします。

まとめ:最適なアンテナ選びと確実な工事で、安心のテレビライフを

屋根の上のテレビアンテナは、長年の間、風雨や雪など、厳しい環境にさらされ続けるため、確実に劣化が進みます。そして老朽化が進んだアンテナのトラブルは、ある日突然、発生します。
しかし、ご自分で葉対処の難しい屋根の上のアンテナの問題でも、正しい知識さえ持っていれば、あわてず冷静かつ的確に対処することができます。

この記事でご説明した重要なポイントを、もう一度おさらいしていきます。

  • 地デジ、衛星放送ともテレビアンテナは高い位置に設置するほど受信が安定しやすい。
  • アンテナが倒れたら、自分で屋根に登らず、まずは安全な場所から状況確認し、プロに相談する。
  • 解決策は「修理」「交換」「撤去」の3つ。アンテナの寿命や破損状況から判断する。
  • 費用は、アンテナの種類や工事内容によって変動する。詳細な見積もりで内訳を確認することが重要。
  • アンテナにはさまざまな種類がある。デザイン性、受信性能、予算のバランスを考えて最適なものを選ぶ。
  • 信頼できる業者選びの鍵は、「実績」「明確な料金」「長期保証」「丁寧な対応」

テレビアンテナは、私たちの生活に欠かせない地デジ、衛星放送のテレビ視聴環境を支える、重要な設備です。そして、屋根の上という過酷な環境で、常にお住まいのテレビ中心にした、団らんや情報に関わっています。
この記事をご参考に、ぜひご自身の状況に合った最適な選択をし、信頼できるプロの力を借りて、安心で快適なテレビライフを手に入れてください。

そしてもしテレビアンテナのトラブルで、アンテナの修理や交換、撤去などでお困りの際、その他、テレビアンテナ工事が必要な場合は、当あさひアンテナまで、どのようなことでもご遠慮なくお問い合わせくださいませ。

熟練のアンテナ職人と最新の施工技術の追求による業際最高の施工品質と、常に業界最安を追求し続ける工事料金、さらにお客様目線のきめ細かな数々のサービスで、必ずやお客様のご期待にお答えするアンテナ工事をご案内いたします。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。