テレビ受信の要・アンテナ用マストの選び方完全ガイド:DIY設置のコツと安全な固定方法、信頼できる業者の情報までプロが解決

2025年12月01日

「受信感度のいい屋根の上にマストでアンテナを立てたいけど、倒れないか不安」
「一本のマストに地デジアンテナとBS/CSアンテナを取り付けたいけど、強度は大丈夫?」
「テレビアンテナを自分で設置して、費用を節約したい」
「DIYに挑戦したいけれど、アンテナマストの種類が多くてどれを選べばいいか分からない…」

本記事をお読みのお客様に、このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
お住まいでテレビアンテナ取り付け、特にDIY設置を行うにあたり、部品選びはもっとも重要な工程のひとつです。
特にアンテナマストは、アンテナを微動もしないようしっかりと固定することで、テレビの映りを左右し設置の安全性をも担保します。まさしくアンテナの土台となる機材のため、慎重な選定が求められます。

しかしアンテナマストには長さや太さ、材質などが異なるさまざまな種類があるため、ご自宅の環境に最適な一本を見つけるのは簡単ではありません。
この記事では、皆様のお悩みを解決するために、アンテナマストの基本的な役割、失敗しない選び方のポイント、設置場所に応じた固定金具や安全なDIYの手順など関連の情報まで、専門家の視点で徹底解説します。

本記事の執筆にあたっては、顧客からの評価も高い優良なアンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」所属の経験豊富なアンテナ工事担当者に取材を行い、実際の施工経験に基づくプロ目線で、正確かつ貴重なお話を伺いました。
執筆もアンテナなどの技術に詳しいプロのライターが担当し、誰でもわかりやすい記事にまとめています。

この記事を一通りお読みになった頃には、皆様のアンテナ工事に対する部品選びの不安が解消され、自信を持ってアンテナ設置に挑戦できるようになるでしょう。

アンテナマストとは?テレビ映りを支える重要な役割

アンテナマストとは、テレビアンテナを屋根の上や壁面など、最適な高さに設置するための支柱、ポールのことです。
地上デジタル放送や衛星放送の電波は、それぞれ異なる性質をもちますが、どちらも電波塔の先端や宇宙空間の人工衛星などの高所から届き、建物や樹木などの障害物によって遮られることがあります。
そしてアンテナマストは、テレビアンテナを障害物の影響を受けにくい高さまで持ち上げて固定することで、安定した電波受信を可能にする重要な役割を担っています。

アナログ放送の時代は、テレビアンテナと言えば現在の八木式アンテナ一種類のみで、一般のご家庭では屋根の上にマストを立ててその先端にアンテナを固定する方式が一般的でした。
その次に登場した衛星放送用のパラボラアンテナも、高い位置ほど障害物が避けやすいことから、やはり屋根の上のマストにまとめられることが多くなりました。
そして現在でも八木式アンテナは広いシェアを占める地デジアンテナであるため、現在でもアンテナと言えばマストで屋根の上に立てるもの、というイメージを持っている方は多いかと思われます。

このマストは、一見すると単なるパイプ状の金属棒に見えますが、アンテナを十年以上にわたって風雨や衝撃から守り、アンテナの正確な方向(安定した受信)を維持するための、いわば情報インフラの「背骨」ともいえる存在です。
そのためアンテナ設置に当たっては、ご自宅の環境や設置するアンテナ機種、設置数に合った、適切なマストを市販の商品から選ぶことが非常に重要になります。

アンテナマストの主な材質と耐久性

アンテナマストの多くは、屋外の過酷な環境に長期間耐えられるよう、防錆処理が施された金属で作られています。
特に一般家庭用として主流なのが「溶融亜鉛メッキ鋼」です。
これは、鋼材を高温で溶かした亜鉛の中に浸すことで、表面に強力な亜鉛の皮膜を形成する加工方法です。

この亜鉛皮膜は、鋼材が直接雨や空気に触れるのを防ぎ、錆の発生を抑制します。
もし表面に傷がついて鋼材が露出しても、亜鉛が鋼材の代わりに錆びる「犠牲防食作用」によって、鋼材本体が腐食するのを防いでくれます。
これにより、10年以上にわたる高い耐久性を実現しているのです。

その他、現在のアンテナマストで採用される主な素材について、以下の解説入り一覧でご紹介します。

材質の種類 特徴 主な用途
溶融亜鉛メッキ鋼 高い防錆効果と耐久性があり、コストパフォーマンスに優れる。 一般家庭用のテレビアンテナ全般。
ステンレス 溶融亜鉛メッキ鋼よりもさらに耐食性が高く、美しい外観を長期間保つ。 沿岸部など塩害が懸念される地域、公共施設。
アルミニウム 軽量で加工しやすいが、強度や耐久性は鋼製に劣る。 小型のアンテナ、デザインアンテナの一部。
FRP(繊維強化プラスチック) 絶縁性に優れ、非常に軽量。ただし、紫外線による劣化の可能性がある。 特殊な通信用アンテナなど。

※上記はアンテナマストの主な素材になります。

【失敗しない】アンテナマストの選び方4つのポイント

ご自宅でのアンテナ設置工事に最適なアンテナマストを選ぶには、いくつかの重要なポイントを確認する必要があります。
「とりあえず長くて太いものを」と考えてしまうと、オーバースペックで無駄な費用がかかる、設置が困難になる、使用するアンテナに適合しないなどの問題も考えられます。
ここでは、マストを基本に、アンテナ設置の部品選びで失敗しないための4つのポイントを具体的に解説します。

ポイント1:設置場所の高さで選ぶ「マストの長さ」

アンテナを取り付けるマストの長さは、周辺の障害物を避け、クリアな電波を受信するために非常に重要です。
自宅の周りに高い建物や木々がある場合は、それらの高さを超える長さのマストが必要になります。
一方で障害物がなく見晴らしの良い場所であれば、必要以上に長いマストを選ぶ必要はありません。

マストが長くなるほど風の影響を受けやすくなり、アンテナの揺れやそれによる角度のズレなどが生じやすくなって、より強固な固定が必要になるため、環境に応じた適切な長さを選ぶことが大切です。

以下、環境に応じたマストの長さの例を、一覧でまとめました。

マストの長さ(目安) 推奨される設置環境
1.8m 未満 周囲に障害物が少なく、電波状況が良好な場所。ベランダや壁面への設置。
1.8m ~ 2.5m 一般的な住宅地での屋根上設置。標準的な長さで多くの状況に対応可能。
2.5m ~ 3.6m 周囲に2階建ての住宅や高めの木々がある場合。より高さを確保したいときに選択。
3.6m 以上 周囲にマンションなど高い建物がある場合。延長が必要になることも。強風対策が必須。

※上記は条件に応じたマストの長さのおおよその目安です。

ポイント2:アンテナの重さと風圧で選ぶ「マストの太さ(直径)」

マストの太さ(直径)は、アンテナの重量や風圧に耐える強度を決定づける要素です。
一般的な地上デジタル放送用の八木式アンテナであれば、直径25mmから32mmのものが主流です。
しかし、大型で高性能なアンテナや、BS/CSアンテナも一緒に取り付ける場合は、より径が太く頑丈なマストを選ぶ必要があります。
テレビアンテナの種類やモデルによっても、例えば通常型のBS/CSアンテナに比べて、耐風性能を高めた高耐風モデルは、耐風性のためより太いマストに対応するなど、対応できるマストの太さが異なるので、あらかじめ確認が必要です。

台風が多い地域やビルの谷間などで風が強い場所に設置する場合は、安全性を考慮して、設置するアンテナが適合する限りで、通常よりも一段階太いマストを選ぶと安心です。

以下、一般的なアンテナマストの太さの一覧です。

マストの太さ(直径) 主な用途・特徴
25mm 軽量な地上デジタル放送用アンテナ(14素子程度まで)向け。
32mm 一般的な地上デジタル放送用アンテナ(20素子程度)や、BS/CSアンテナの設置にも対応できる標準的な太さ。
38mm 以上 大型・高性能アンテナの設置や、マストを高く延長する場合。強風地域での設置にも推奨される。

※上記は一般的なマスト直径の種類になります。

ポイント3:設置場所で選ぶ「固定金具との組み合わせ」

アンテナマストそのものは基本的にパイプ状の金属棒であり、単体で自立するものではありません。
マストは必ず、専用の「固定金具」と組み合わせて、建物の屋根や壁、ベランダなどに固定します。
そのため、マストを選ぶ際には、どこに、どの金具を使って設置するのかをセットで考えることが重要です。

例えば、屋根の上に設置するなら「屋根馬」や「ステー」、壁面なら「サイドベース」というように、設置場所によって最適な金具は異なります。
これらの金具には、取り付け可能なマストの太さが決まっているため、購入前に必ず、設置するマストに対応できるか仕様を確認してください。

ポイント4:取り付けるアンテナの種類で選ぶ

各種地デジアンテナ工事、またBS/CSアンテナの追加取り付け工事など、設置するアンテナの種類によっても、マスト選びのポイントは変わります。
アンテナ種類ごとの特徴を理解し、それに合ったマストを選んでください。

以下、室内アンテナを除く現在の主なテレビアンテナの種類と、推奨されるマストの種類について一覧でご紹介します。

アンテナの種類 特徴とマスト選びのポイント
八木式アンテナ 受信性能は高いが、魚の骨のような形状で風の影響を受けやすい。屋根の上に設置されることが多く、屋根馬と支線でしっかりと固定する必要があるため、ある程度の強度を持つマストが推奨される。
デザインアンテナ 箱型でスタイリッシュ。壁面に設置することが多い。比較的、軽量なため、マストも細めのものが使える場合があるが、壁面用の固定金具(サイドベース)との適合性を確認する必要がある。
ユニコーンアンテナ ポール型で風の抵抗を受けにくいデザイン。屋根上に設置することが多い。八木式アンテナと同様に、屋根馬やサイドベースなどで固定する。
BS/CSアンテナ お皿のような形状で、衛星の方向へミリ単位の正確な角度調整が必要。わずかな揺れも受信不良に繋がるため、非常に頑丈なマストと固定金具が必須。特に地デジアンテナと1本のマストにまとめる場合は、全体の重量と風圧を考慮し、太めのマストを選ぶ必要がある。

※上記は一般的な各アンテナモデルに適したマストの種類になります。

以下、各アンテナ機種のマストへの固定方法、および主な設置位置の詳細を解説します。

八木式アンテナ(八木アンテナ)は、本体とマスト接続部がセットになっており、主にマストの先端に固定されます。この固定部は角度調整を行う軸にもなります。
設置方法は屋根の上で屋根馬を使ってマストに固定されることが多くなります。ただ場合によってはサイドベースで屋根の張り出し部(破風板)や壁面、ベランダの手すり部などに設置される場合もあります。

デザインアンテナ(平面アンテナ)は、機種によって違いもありますが、背面の中央にマストを通す部分が用意されており、壁面やベランダの手すりなどにサイドベースや専用の設置具を取り付け、そこに固定された短めのマストにはめ込むような形で設置されます。
そしてマストを通した固定部を軸に角度調整を行い、やはり適切な角度でアンテナを固定します。
またデザインアンテナも、現場の条件によっては、八木式アンテナと同じく屋根の上に立てたマストの先に設置されるケースもあります。

ユニコーンアンテナは、本体の下部、カバーに隠された部分にマストへの固定部があり、マストの先端に固定され、マストを軸に角度調整を行って固定する形になります。
外観が円筒形の装飾物のように見え、住宅の見た目を乱さないのが特徴です。またユニコーンアンテナは高所に設置されることで受信感度を確保するモデルであるため、基本的に屋根の上に立てたマストか、または破風板、壁面の高い位置などにサイドベースで設置されます。

BS/CSアンテナは背面にあるマスト固定部に、マストを通すような形で固定されます。
設置方法は屋根の上のマスト、破風板や壁面、ベランダ手すりのサイドベースなどさまざまですが、基本的に地デジアンテナとセットで設置されるため、地デジアンテナと同じマストで、地デジアンテナの下に設置されることも多くなります。
BS/CSアンテナは衛星放送のシステム上、皿のような部分(ディッシュ)の仰角と方位角(上下と左右の角度)を静止衛星の位置する東経110度(南西)上空へと正確に合わせる必要があります。そのため、仰角は本体の調節部、方位角はマストの固定部を左右に動かして調整します。

アンテナマストを安全に固定するための必須部品

アンテナマストを建物の構造体(屋根の上や壁面、ベランダなど)へと安全かつ確実に固定するには、さまざまな専用の部品が必要です。
設置場所によっても使用される部品が異なりますので、ご自分でのアンテナ工事の計画に合ったものを正しく選びましょう。
この項目では、代表的な固定部品とその役割について解説します。

屋根の上に設置する場合:屋根馬と支線(ステーワイヤー)

日本の多くの戸建て住宅で見られる、もっとも一般的なアンテナの設置方法です。
屋根の頂点にマストを垂直に立てるために使用します。

  • 屋根馬(やねうま)
    • 4本の脚でマストを支える、馬のような形状をした台座です。
    • 基本的に屋根の面が合わさる頂点部にバランスよく置かれて、マストを立てる部材になり、屋根そのものを加工することなく、頂点部があればほとんどの屋根に対応できます。
    • 差し掛け屋根や片流れ屋根など、頂点部のない屋根には基本的に屋根馬を設置できません。ただ「あさひアンテナ」などの一部業者には、屋根の傾斜に合わせて脚の長さを加工することで、マストを垂直に保って屋根の斜面部に屋根馬を固定する技術があります。
    • 屋根馬は、使用するアンテナやマストの太さに合ったサイズやモデルを選ぶことが重要です。
  • 支線(しせん)/ ステーワイヤー
    • 屋根馬とマストだけでは、ただ屋根の上に置かれるだけの形になるため、アンテナをしっかり固定することができません。
    • そこでマストの上部や屋根馬の各脚から、屋根の四隅に向かって金属製のワイヤーをバランスよく張り、アンテナを固定具ごとしっかりと固定します。
    • この固定に使用されるワイヤーが、ステーワイヤー(支線)と呼ばれるものです。
    • 他にも、壁の四方に打ち込んでステーを固定するアンカー(支線止め金具)、マスト側の固定部であるステー金具、ステーの途中で強度(ステーの緊張度)を調整するターンバックルなどの金具が使用されます。
    • このステーワイヤー一式は、台風などの強風でマストが倒れたり、アンテナの向きがずれたりするのを防ぐ、非常に重要な役割を果たします。
    • 住宅を傷つけたくない場合は、ステーアンカーの代わりに雨樋の金具などが使用されることもあります。

壁面や破風板に設置する場合:サイドベース・突き出し金具

これらの金具は「屋根の上でアンテナを目立たせたくない」「建物の外観をすっきりさせたい」といった場合に適した設置方法です。
特にデザインアンテナの設置で多く用いられます。

  • サイドベース
    • マストを壁面に沿って垂直に固定するための金具です。
    • 板状の固定部と、そこから水平に突き出し、マストを固定するアーム、またはL字型をしたマストなどで構成されています。
    • 複数のビスで壁にしっかりと固定するため、壁の材質(木材、コンクリートなど)に合った長さと種類のビスを選ぶことが重要です。
    • また、壁面設置のため壁にビス穴をあける必要があり、しっかりした壁のない部材がある位置や、ビス穴への丁寧な防水処理も重要になります。
  • 突き出し金具
    • サイドベースとほぼ同じ製品を指すこともありますが、特にアンテナを壁面から少し離して設置したい場合に使用します。
    • 軒(のき)の出っ張りを避けるためや、アンテナの方向調整のスペースを確保するために使われます。

ベランダの手すりに設置する場合:ベランダ取付金具

戸建て住宅にて屋根の上でアンテナを目立たせたくない場合や、メンテナンスの利便性を確保する場合、またマンションやアパートなど、壁に穴を開けることが難しい集合住宅でBS/CSアンテナを設置する際に、多く利用されます。

  • ベランダ取付金具
    • ベランダの手すりやコンクリートの壁を挟み込んで固定するタイプの金具です。全体の形状はサイドベースとほぼ同じです。
    • 手すりの形状(格子状、壁状など)や厚さに合わせて、さまざまな種類があります。この金具であれば壁に穴を開ける必要はありません。
    • 落下事故を防ぐため、非常に頑丈な作りになっていますが、取り付け可能な手すりの仕様を必ず確認してから、対応する金具を購入してください。

【高さが足りない時に】マストを延長する方法と部品

「もう少し高さがあれば、隣の家の屋根を越えて電波が受信できるのに」などの場合には、マストを延長するという方法があります。

  • マストジョイント / マスト継ぎ金具
    • 2本のマストを一直線に連結するための部品です。
    • 異なる太さのマスト同士をつなぐことはできないため、必ず同じ直径のマストを用意してください。

ただし、マストを延長すると全体の重心が高くなり、さらに風の影響を受けやすくなります。マストを延長する場合は、支線(ステーワイヤー)の本数を増やすなど、通常以上にしっかりと強度を高める対策が必須です。
アンテナの安全性を考慮し、無闇に長くすることは避けましょう。

プロが教える!アンテナマストDIY設置の4ステップと安全上の注意点

ここでは、アンテナマストをDIYで設置する際の基本的な手順を解説します。
ただし屋根の上など、不安定な高所での作業は、常に転落などの重大な事故のリスクを伴います。
少しでもご不安を感じられる場合は、決して無理をせず、専門の業者に依頼することを強く推奨します。

基本的に、一般の方がご自分で行うテレビアンテナのDIY設置工事は、屋上フロアのある住宅や、お住まいのベランダなど、しっかりとした足場を確保できて、転落のリスクが非常に低い場合のみおすすめします。
通常の屋根の上など、危険な作業は絶対にDIYでは行わないでください。

Step1:必要な道具と部材を揃える【準備リスト】

アンテナ取付工事の作業を始める前に、必要なものをすべて揃えましょう。
途中で足りないものに気づくと、作業が中断し、危険な状態を招く可能性があります。

以下、必要な道具と部材の一覧です。

カテゴリ 品名 備考
部材 アンテナ本体 地デジ用、BS/CS用など
アンテナマスト 長さ、太さを確認
固定金具 屋根馬、サイドベースなど
支線(ステーワイヤー)、ステーアンカー 屋根上への設置の場合
同軸ケーブル、F型接栓 必要な長さを確認
ビス、ボルト類 壁の材質に合ったもの
工具 スパナ、レンチ ボルト・ナットの締め付け用
ドライバー
ニッパー、ペンチ
ケーブルストリッパー、圧着工具 F型接栓の取り付け用
水平器 マストを垂直に立てるために必須
レベルチェッカー(電波測定器) 最適な電波強度を確認するために推奨
安全装備 ヘルメット 工具などの落下物から頭部を保護
安全帯(ハーネス) 高所作業での転落防止に必須
滑りにくい靴
手袋

※上記はアンテナ設置で使用される主な機材、道具になります。

Step2:地上でアンテナとマストを仮組みする

高所での作業時間をできるだけ短くし、安全性を高めるには、できる限りの作業は地上で行うことがおすすめです。

  1. アンテナマストにアンテナ本体を取り付けます。
  2. 取扱説明書に従い、ボルトなどでしっかりと固定してください。
  3. 同軸ケーブルの先端にF型接栓を取り付け、アンテナに接続します。
  4. ケーブルが風で揺れないよう、ビニールテープや結束バンドを使ってマストに数カ所固定します。

Step3:固定金具を取り付け、マストを仮固定する

次に、建物の設置場所に固定金具を取り付けます。

  1. 屋根馬やサイドベースなどを、水平・垂直になるように注意しながら壁や屋根に設置します。
  2. ビスやボルトでしっかりと固定してください。
  3. 地上で組んだアンテナ付きのマストを運び上げ、固定金具に差し込みます。
  4. この段階では、後の方向調整ができるように、ボルト類は完全に締めず、軽く固定する程度にしておきます。

Step4:電波レベルを確認しながら方向を調整し、本固定する

設置作業の中でもっとも重要かつ専門的な工程です。

  1. レベルチェッカーをアンテナからの同軸ケーブルに接続します。
  2. アンテナを近隣の電波塔(地デジ)や静止衛星(BS/CS)のある方角にゆっくりと向け、レベルチェッカーの数値がもっとも良くなるポイントを探します。
  3. 最適な方向が見つかったら、アンテナが動かないように注意しながら、すべてのボルトやナットを本締めします。
  4. 屋根上に設置した場合は、最後に支線(ステーワイヤー)を四方にしっかりと張り、マストが完全に固定されたことを確認して作業完了です。

以下、アンテナレベルチェッカーを確認する場合の目安になります。

放送の種類 電波レベル(dBμV) 品質(MER/CNR) 品質(BER)
地上デジタル放送 50~81 24dB 以上 0.00001 以下
衛星放送(BS/CS) 52~81 17dB 以上 0.00001 以下

DIYは危険?アンテナ工事を専門業者に依頼するメリット

DIYでのアンテナ設置は、費用を抑えられる魅力がある反面、多くのリスクも伴います。
特に、高所作業に慣れていない方が屋根の上で作業することは非常に危険です。
また正確な設置のため、アンテナレベルチェッカーや水平器などの機材、安全装備を購入すると、費用ががかさんでしまい、設置費用を安くできるDIYのメリットが失われることがあります。

この項目では、アンテナ工事を専門業者に依頼する場合のメリットを解説し、なぜプロに任せることが賢明な選択なのかを明らかにします。

以下、DIYのリスクと、専門業者のメリットを一覧で比較してご紹介します。

DIYのリスク 専門業者に依頼するメリット
高所からの転落事故の危険性が非常に高い。 安全対策を熟知したプロが作業するため非常に安全。
工具や部品の落下による物損・人身事故のリスクがある。 万が一の事故にも損害保険で対応可能。
電波測定器がないため最適な設置場所が分からない場合がある。 専用のレベルチェッカーで最適な設置場所を特定。
施工不良による受信不良やアンテナの倒壊・落下の恐れがある。 豊富な経験に基づいた確実な施工で長期間の安心。
トラブルが発生しても保証がなく自己責任になる。 業界最長クラスの長期保証でアフターサービスも万全。
万全の機材をそろえるとコストがかさむ。 業者が万全の装備を用意。優良業者であれば明朗な低価格。

※上記はDIYと業者の主な比較ポイントになります。

以下、本記事にご協力いただいた「あさひアンテナ」を主な例として、アンテナ工事業者に依頼する場合のメリットを詳しくご紹介していきます。

プロの技術と専用機材で確実・安全な施工が実現

専門業者は、年間数千件という豊富な施工経験から得たノウハウを持っています。
どのような構造の建物でも、どのような電波状況でも、最適となるアンテナ設置方法を熟知しています。
また、一般の方が持つことのない高性能なレベルチェッカー(電波測定器)を使用し、電波の強度だけでなく品質までを精密に測定することで、もっとも安定してテレビを視聴できる場所をピンポイントで探し出します。

例えばあさひアンテナの場合は、年間6,000件以上の施工実績を誇り、現場の電波調査、見積もりは、出張料やキャンセル料など諸費用を含めた完全無料で対応しています。
電波調査はさまざまな位置で精密に行い、例えば他業者でデザインアンテナ設置を断られた現場でも、安定した受信ポイントを特定して設置を実現するなど、お客様のご要望に最適なアンテナ工事を実現できます。
また他業者との相見積もりや、お問い合わせからの即日工事にも対応できます。

もちろん、あさひアンテナをはじめとする専門業者であれば、高所作業における安全管理も徹底しています。
法令に則った安全帯やヘルメットの着用はもちろんのこと、二人以上の体制による工事や状況に応じた安全確保の技術は、まさにプロフェッショナルです。
確実性と安全性の両方を手に入れられることが、業者に依頼する最大のメリットです。

長期保証とアフターサービスで設置後も安心

信頼できる専門業者は、施工後に年単位の長期保証を提供しています。
長期の保証期間は、その年数が自社の施工技術への自信を示すバロメーターでもあります。例えばあさひアンテナでは、業界最長クラスである10年間の長期保証をお付けしています。
この保証期間内に、万が一施工が原因でテレビの映りが悪くなったり、アンテナに不具合が生じたりした場合は、無償で対応いたします。

さらに、この保証は台風や強風、積雪といった自然災害による故障も対象としています。
いつ起こるか分からない災害に対しても、安心してテレビライフを送ることができる。
この長期的な安心感は、DIYでは決して得られない価値です。

信頼できる業者の選び方【あさひアンテナが選ばれる理由】

いざアンテナ工事業者に依頼しようと思っても、具体的にどの業者を選べば良いか迷うかもしれません。
悪質な業者に当たってしまい、低質な工事で高額な費用を請求されるといったトラブルを避けるためにも、以下の一覧で、信頼できる業者を見極め、ネット検索から絞り込むポイントを把握しておいてください。

業者選びのチェックポイント あさひアンテナの場合
□ 年間の施工実績は豊富か? 年間6,000件以上の圧倒的な施工実績があります。
□ 下請けを使わない自社施工か? 完全自社施工です。経験豊富な正社員スタッフがお伺いします。
□ 料金体系は明確か? 事前に料金を確定する明朗会計。追加料金は一切ありません。
□ 現地調査や見積もりは無料か? 電波調査、お見積もりは完全無料です。キャンセル料もかかりません。
□ 長期保証は付いているか? 業界最長クラスの10年保証をご提供。自然災害も対象です。
□ 高品質な部材を使用しているか? DXアンテナ、マスプロ電工、日本アンテナ、サン電子など、国内一流メーカー製の機材のみを使用しています。

※上記は主なチェックポイントになります。

完全自社施工の業者であれば、自社スタッフの優秀なアンテナ職人が施工を担当してくれるため、施工品質が信頼できることはもちろん、中間マージンなどのコストがかからないため適正価格を実現できて、責任の所在も確かになります。

そして「あさひアンテナ」は、上記のポイントをすべて高いレベルで満たしています。
同社であれば、お客様に最高のサービスと安心をお届けできることを、本記事の筆者からも保証いたします。

アンテナマストに関するよくある質問(Q&A)

最後に、アンテナマストやアンテナ工事に関して、お客様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
ご自身の状況と照らし合わせながら、アンテナ工事の参考にしてください。

Q. アンテナマストの寿命は?交換の目安は?

アンテナマストを含むアンテナ設備全体の寿命は、一般的に10年から15年が目安とされています。
ただし、これは使用するアンテナ機種や、現場の設置環境によって大きく左右されます。例えば自然環境の影響を受けにくいデザインアンテナやユニコーンアンテナであれば、15年から20年以上の長寿命を期待できます。
一方で現場環境として、潮風に当たる沿岸部では塩害により錆の進行が早くなり、積雪の多い地域では雪の重みで屋根の上のアンテナに負担がかかるため、寿命が短くなる傾向があります。

お住まいのアンテナが設置から、上記した寿命の年数を過ぎて、以下のようなサインが見られる場合は、交換を検討する時期といえます。

  • マストの根元や金具の接続部分に赤茶色の錆が浮き出ている。
  • 強風が吹くと、アンテナが大きく揺れる。
  • アンテナの向きが明らかにずれている。
  • テレビ画面にブロックノイズが頻繁に出るようになった。

Q. 台風でマストが曲がったら火災保険は使えますか?

はい、使える可能性が高くなります。
台風、強風、豪雪、落雷などの自然災害、または近隣のガス爆発など予想外の事故によって、お住まいのアンテナ設備(住宅設備)が損壊した場合は、ご加入の火災保険に付帯する「風災補償」などの対象となることがほとんどです。

アンテナ修理で火災保険を申請する際には、一般的に以下のものが必要になります。

  1. 被害状況が分かる写真
  2. 修理にかかる費用の見積書
  3. 保険会社指定の申請書類

「あさひアンテナ」では、アンテナ修理に伴い、保険申請に必要な書類の作成サポートや、専門知識を持つスタッフによるご助言などの体制も整えており、火災保険の申請についても頼ることができます。
お住まいのテレビアンテナが自然災害などで被災した際には、まずはあさひアンテナまで、火災保険の件も含めてお気軽にご相談ください。

Q. 地デジ受信のトラブルを避けるポイントとは?

日本各地に設置された電波塔の先端から周辺一帯に送信される地デジ放送の電波(UHF波)は、やや広がりやすい性質があり直進性が高く、建物などの障害物をある程度、乗り越える性質があります。
しかし高層ビルなどの直近エリアでは電波を遮られることもあるほか、電波塔からの距離や天候などにも影響を受けます。

地デジ放送を安定して受信するためには、以下の一覧でご紹介するポイントを押さえることが重要です。

トラブルの原因 避けるためのポイント
アンテナの方向ズレ 電波塔の方向に正確に向ける。半値幅(指向性)が鋭い高性能アンテナほど微調整がシビアになるため、固定を確実に行う。
電波の不足 自宅が電波塔から遠く、電波が弱まる地域(弱電界地域)の場合、受信性能の高い高性能アンテナ(多素子モデル)をできるだけ高い位置に設置し、必要に応じて電波を増幅する「ブースター」を設置する。
障害物による遮蔽 電波塔の方向、設置するアンテナの付近に高い建物や山、木などがないか確認する。マストを使ってできるだけ高い位置に設置することで、障害物の影響を避けやすくなる。
気候や天候の影響 地デジ電波のレベルは一年の気候によってある程度、変動するほか、悪天候の際にはレベルが大きく低下する。そのため気候などに影響されない余裕あるレベルの確保が必要。
ケーブルや機器の劣化 同軸ケーブルや分配器、ブースターなども経年劣化する。10年以上経過している場合は、アンテナ本体と同時に交換を検討する。
ノイズの混入 周辺の電子機器などから発生するノイズが影響することもある。高品質なケーブルや機器を使用することで、ノイズの影響を低減できる。

※上記は地デジ受信の主なポイントになります。

結論として、地デジ電波は電波塔の先端、高い位置から届いているため、屋根の上など高い位置に地デジアンテナをマストで設置するほど、障害物の影響を避けやすく、受信が安定しやすいと言えます。
一方で、比較的、電波塔から近い強・中電界地域で、電波塔の方向に大きな障害物がなければ、住宅の壁面、ベランダなどに地デジアンテナを設置しても、十分な受信レベルを確保できる場合もあります。

Q. 衛星放送(BS/CS)受信のトラブルを避けるポイントとは?

衛星放送の電波は、宇宙空間に位置し、地上からは常に空の同じ位置に見える静止英英から、日本全域にテレビ電波を送信しています。
この衛星放送の電波(12GHz帯)は、非常に直進性が強いため障害物の影響を受けやすく、雨や雪に影響されることもある非常にデリケートな電波です。
また静止衛星から直進的に送られる12GHz帯を受信するため、BS/CSアンテナは前述の通り、静止衛星の方向(東経110度)に向けた正確な角度調整が必要です。

衛星放送を安定して受信するためのポイントは、以下の一覧でご紹介する通りです。

トラブルの原因 避けるためのポイント
アンテナの角度ズレ 南西方向にある静止衛星の方向へ、仰角・方位角ともに1度単位での正確な調整が必須。わずかなズレでも受信できなくなるため、マストや金具を非常に強固に固定する必要がある。
障害物による遮蔽 アンテナから静止衛星までの間に、建物、木、電線、さらには洗濯物などのわずかな障害物があっても電波を受信できくなる。設置場所を選ぶ際は、南西方向に空が開けていることを必ず確認する。
降雨・降雪減衰 大雨や大雪の際に、雨粒や雪が電波を吸収・散乱させてしまい、一時的に受信レベルが低下することがある。これはある程度避けられないが、ディッシュ口径の大きいアンテナを選ぶことで影響を軽減できる場合がある。
ケーブルや機器の問題 4K8K放送を視聴する場合、一部チャンネルで電波の周波数帯が従来と異なるため、BS/CSアンテナ本体はもちろん、ケーブルや分配器、ブースターなども4K8K対応のものに交換する必要がある。

※上記は衛星放送受信の主なポイントになります。

その他、BS/CSアンテナには、12GHz帯の電波をテレビ電波に適した周波数帯に変換する機能をもつ電子機器「コンバーター」が一体型で付属しています。このコンバーターを作動させるためには、テレビなど受信機器の「BS電源設定」や、ブースターの電源部から、ケーブルを通じてBS/CSアンテナに給電する必要があります。

なおBS/CSアンテナは、上記した条件さえ確保していれば、設置位置の高さなどで受信レベルが変化することはほとんどありません。
したがってマストを使い、屋根の上など高い位置にアンテナを設置すれば障害物の影響を避けやすくなりますが、角度調整やメンテナンスのしやすさを考えると、手の届きやすいベランダや壁面への設置も有力な選択肢となります。

まとめ:最適なアンテナマストを選んで快適なテレビライフを

本記事では、アンテナマストの選び方からDIYでの設置方法、作業の安全対策までを詳しく解説しました。
アンテナマストは、金属製のパイプという非常にシンプルな機材ながら、テレビの安定した映りを支えるための非常に重要な部品でもあります。

以下、本記事でご説明したポイントをあらためて簡単にまとめます。

  • 選び方のポイント:長さ、太さ、固定金具、アンテナの種類を総合的に考慮する。
  • DIYの注意点:安全装備を万全にし、無理は絶対にしない。
  • 重要なポイント:作業に少しでも不安があれば、専門業者に相談する。

お住まいのアンテナに適切なマストを選び、安全に配慮して確実に取り付けることで、長期間にわたって快適なテレビライフを送ることができます。

ただDIYでの設置が難しいと思われる、またはメリットとデメリットを比較して、より確実で安全、長期的な安心も確保できるアンテナ設置をお望みの場合は、記事内でもご紹介した「あさひアンテナ」の公式サイトから、フリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントへお問い合わせください。
あさひアンテナであれば、無料の電波調査と業界最安に挑むお見積もりにより、お客様に最適なプランを適正価格で提案してもらえるでしょう。

本記事の情報をご参考に、マストの選択を含めて、お住まいに最適のアンテナ工事を実現していただければ、本記事の筆者としても心から光栄に思います。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。