テレビ地デジアンテナのサイドベースが揺れて曲がった!放置の危険性と自分で修理工事は可能か判断基準について解説

2026年07月26日

現在では、テレビアンテナを屋根の上に立てたマストに固定するのではなく、壁面やベランダの手すり部などに設置するご家庭も多くなっています。

基本的にテレビアンテナは四方が開けた高い位置に設置するほど、受信感度は安定しやすくなりますが、一方でアンテナが家の見た目に悪影響を与える、風雨の影響を受けて老朽化しやすくなるなどのデメリットも生じます。
そのため現在では、アンテナを屋根の端、張り出し部に当たる破風板や壁面、ベランダなどに設置することで、アンテナを目立たなくして風雨なども避け、メンテナンスしやすくアンテナが長持ちする設置方法をご希望になる方もおられます。

しかしそのようなお住まいで、急にテレビ画面の映りが悪くなり、ふと見上げた際にアンテナの金具が曲がっていることに気づいた方も多いのではないでしょうか。
この壁面に固定されている金具は「サイドベース」と呼ばれるものです。
サイドベースが曲がった状態を放置すると、テレビ画面が乱れることはもちろん、アンテナの落下による二次被害や高額な修理費用が発生する恐れがあります。

本記事では、サイドベースが曲がってしまう根本的な原因をわかりやすく解説します。
記事の内容は、年間6000件以上の施工実績を誇り、サイドベースによる施工経験も豊富なアンテナ工事業者「あさひアンテナ」監修に基づく正確な内容になっております。
プロの知見により、サイドベースのトラブルに関して、DIYで修理できるかの安全な判断基準と、最適な対処法をご紹介します。
この記事をお読みいただくことで、今後のトラブル再発を防ぐための正しい知識を身につけることができるでしょう。

そもそもサイドベースとは?曲がる原因と放置する危険性

テレビアンテナを壁面に設置する際、非常に重要な役割を果たすのがサイドベースです。
サイドベースとは、一般的なテレビアンテナのように、屋根の上にマストを立てて設置するのではなく、住宅の破風板や壁面、ベランダなどの側面に設置する場合に使用する固定金具です。
おおよその構造は、壁面やベランダの手すりに貼り付けるようにして設置する板状の部分から、水平にマストを支えるアームや、L字型のアームなどが固定されている形になります。
このサイドベースを壁などに設置することで、壁などと並行してマストをまっすぐ立てることができ、このマストにアンテナを固定することになります。
サイドベースは一見すると頑丈な金属パーツですが、特定の条件下では容易に曲がってしまいます。
ここでは、サイドベースの基本的な役割を解説します。
なぜサイドベースなどの金属製の金具が曲がってしまうのか、その物理的な仕組みについても見ていきましょう。まずは以下の一覧をご確認ください。

項目 詳細な説明
サイドベースとは アンテナの支柱(マスト)を外壁やベランダなどへ固定するために使用する専用の取付金具です。
主な材質 サビに強い溶融亜鉛めっきなどの防錆加工が施されたスチール製が主流です。
設置される場所 屋根の破風板(はふいた)や外壁、ベランダの壁面など、高所へ設置されることが一般的です。
主な用途 屋根馬が設置できない建物や、外観・耐風性を重視するアンテナ工事で使用されます。
曲がった際の影響 アンテナの向きがズレることで受信レベルが低下し、テレビの映像が乱れたり映らなくなったりする原因になります。

※上記はサイドベースに関する基礎的な知識になります。

アンテナを支える役割と「テコの原理」による負荷集中

テレビアンテナの設置で、サイドベースはアンテナ全体を支える根元として機能しています。
ここで金具が曲がる最大の要因となるのが「テコの原理」です。
支柱であるマストが長くなればなるほど、先端にかかる力(アンテナの重量や風圧など)が、マスト固定部である根元に大きく作用します。
そのため、推奨される長さを超えるマストを使用すると、ちょうどテコで長い棒を使うほど小さな力でものを動かせるように、想定以上の負荷がかかってしまうのです。

負荷がかかる要因 テコの原理による影響メカニズム
マスト(支柱)の長さ マストが長いほど先端の揺れが増幅され、その力がサイドベースの根元へ大きな曲げ応力として伝わります。
アンテナの重量 アンテナ本体や周辺機器が重いほど、サイドベースや固定部へ大きな下向きの荷重が加わります。
風を受ける面積 アンテナの受風面積が大きいほど風圧を受けやすく、根元にかかる瞬間的な負荷も大きくなります。
固定用ビスの配置 ビスの間隔が狭いと荷重が一点に集中しやすく、テコの力によって壁から引き抜かれるリスクが高まります。
複数アンテナの設置 1本のマストへ複数のアンテナを取り付けると重心が高くなり、サイドベースへかかる負荷がさらに増大します。

※上記はサイドベースが受けやすい主な物理的負担の要因になります。

施工不良と環境要因(強風・塩害)がもたらす落下リスク

サイドベースの曲がりは、不適切な施工と過酷な環境が合わさることで加速します。
特に沿岸部では、潮風に含まれる塩分によって金属の腐食が進む「塩害」が深刻です。
また強風や台風が多い地域では、風圧による影響を受けやすくなります。
腐食した金属に強風の負荷が繰り返し加わると、サイドベースのパーツが金属疲労を起こしてしまうのです。以下、サイドベースが劣化しやすい主な要因になります。

  • 推奨以上の長さのマストを使用する施工不良は、金具の寿命を著しく縮めます。
  • 複数のアンテナを無理に取り付ける行為も、耐荷重を超える原因となります。
  • 曲がった金具を放置すると、最終的にアンテナが倒壊する恐れがあります。
  • アンテナが落下すれば、家屋の破損や通行人への被害など重大な事故に繋がります。
  • 異常を発見した際は、決して放置せず早急に対処することが極めて重要です。

サイドベースのトラブルを避けるためには、設置現場の環境や設置するアンテナに合わせた適切なサイドベース製品を使うことが重要です。
そのためには、高い施工技術を持つ優良なアンテナ工事業者に商品の選択、設置を依頼することが必要となります。

曲がったサイドベースの対処法!DIYで交換・修理できる?

サイドベースの金具が曲がってしまった場合、修理費用を抑えるためにDIYによる交換をご検討になる方もいるでしょう。
しかし、設置金具を含むテレビアンテナの故障に対する修理や交換は、想像以上に難易度が高い作業となります。
この項目では、DIYでの作業手順の概要に触れつつ、サイドベースを含めたアンテナ交換のDIYが現実的に可能かどうかを検証します。
以下の一覧も参考に、作業に伴う危険性を客観的な事実に基づき、冷静に判断していきましょう。

比較項目 DIYでの作業 専門業者への依頼
作業の難易度 高所での力作業や正確な角度調整が必要となるため、難易度は非常に高くなります。 専用機材と豊富な施工経験により、安全かつ短時間で作業できます。
費用の目安 部品代だけで済むため、初期費用を抑えられる場合があります。 工事費は必要ですが、施工品質や保証を含めた安心感があります。
落下リスク 安全装備が不十分だと、転落事故など重大な危険を伴います。 安全装備や作業手順を徹底し、高所作業のリスクを最小限に抑えます。
施工後の保証 自己責任となるため、不具合や再発時の保証はありません。 長期保証が付帯し、万が一の不具合にも対応してもらえます。
電波の最適化 測定器がないと受信レベルを正確に確認できず、受信不良が起こりやすくなります。 専用の電波測定器を使用し、最適な受信環境へ正確に調整します。

※上記はサイドベース交換におけるDIYと業者依頼の主な比較ポイントです。

DIY交換の高所作業リスクと「時間差」で起こる雨漏り被害

サイドベースを交換するには、まず、古いサイドベースなど金具の撤去や、壁面へのスクリューボルト固定が必要です。
これらの作業を屋根の上やハシゴの上で行うことは、転落や、場合によっては電気配線に触れての感電など、致命的なリスクを伴います。
また、一般の方のDIY作業では、壁面に空けたビス穴の防水処理が不十分になりがちです。DIYによるサイドベース交換で考えられる主なトラブルは、以下の通りです。

  • ビス穴の防水処理が甘いと、後日ビス穴から雨水が壁の内部へ浸入してしまいます。
  • 浸入した雨水は、徐々に家の構造材を腐食させる「時間差リスク」を引き起こします。
  • 表面上はサイドベースが直ったように見えても、数年後に深刻な雨漏り被害に発展するケースがあります。
  • 経験のない方がDIYで行うには、あまりにも代償が大きすぎる作業と言えます。

例えば、本記事にご協力いただいた「あさひアンテナ」では、壁面や破風板でのサイドベース設置や交換に当たり、極細のビスを使用し、すべてのビス穴に変性シリコンを丁寧に注入することで、ビス穴からの水の浸み込みを予防しています。
このような緻密な作業が必要となるサイドベースの設置、交換は、やはり専門の知識と経験が豊富な専門業者へとお任せになるのが賢明です。

専門業者に依頼するメリットと費用を抑える火災保険の活用

上記の通り、サイドベースなどアンテナ機材の交換で、お住まいのアンテナを安全かつ確実に復旧させるためには、アンテナ工事の専門業者へとご依頼になることが最善の選択です。
プロの業者は関連法規を遵守し、電波状況を正確に測定して、専門技術で最適な施工を行います。
さらに、台風などの自然災害によるトラブルであれば、アンテナ修理に対する火災保険の適用など費用面での負担を軽減できるお得な情報もあります。
業者依頼のメリットとしては、以下の一覧をご確認ください。

業者依頼のメリット 具体的な内容と効果
火災保険の適用 台風や強風などの自然災害による被害であれば、ご加入中の火災保険の風災補償が適用される可能性があります。
自己負担の軽減 保険金が支払われれば、自己負担額を除く修理費用の大部分を補える場合があり、修理費の負担を軽減できます。
適切な部材選定 設置場所や受信環境に合わせて、強度や長さが適切なサイドベースやマストなどを選定し、再発防止につなげます。
確実な防水処理 ビス穴には変成シリコンなどを使用し、防水性を確保して雨漏りを防ぐ施工を行います。
手続きのサポート 火災保険申請に必要な被害写真や見積書などの作成をサポートし、申請手続きを円滑に進められるよう支援します。

※上記はサイドベースの交換などアンテナトラブル対処を業者に依頼する場合の主なメリットです。

再発を防ぐ!プロが教える強固なアンテナ補強と耐食性素材選び

サイドベースが曲がるトラブルが起きた後、今後、また同じトラブルを起こさないためには、事前の安全対策が欠かせません。
プロのアンテナ工事業者は、サイドベースについても、環境に応じた耐食性の高い素材選びと強固な補強を徹底しています。
特に塩害地域ではHDZ規格などの優れた溶融亜鉛めっき素材が必須となります。
さらに、サイドベースではなく、屋根の上にアンテナマストを立てる施工でも、マストの長さを最適化し、四方から支線(ステー)を張って均等に固定します。
以下、プロの業者がサイドベースや屋根馬によるアンテナ設置を行う場合、トラブルを避けて長持ちさせるための、主な施工のポイントです。

  • 支線にはサビに強いステンレス製のワイヤーを使用し、耐久性を高めます。
  • ワイヤーの途中にターンバックルを設け、均等な張力でマストを安定させます。
  • サイドベースのすべての固定穴にスクリューボルトを打ち込み、強度を確保します。
  • ボルト穴やボルトの周囲には必ずコーキング処理を施し、雨水の侵入を完全にシャットアウトします。
  • これらの専門的な施工によってのみ、アンテナ設置の長期的な安全性と快適な視聴環境が担保されます。

上記のように細かな施工は、豊富な経験と確かな施工技術、専門の機材をそろえたアンテナ専門業者でこそ可能になることです。

記事まとめ:サイドベースが曲がった時は、早急にプロのアンテナ工事業者へとご相談を

本記事では、アンテナ固定用のサイドベースが曲がる原因と、その状況を放置する危険性について詳しく解説しました。
テコの原理や環境要因がサイドベースにもたらす負荷の大きさを、ご理解いただけたかと思います。
サイドベースなどアンテナ設置具の破損は、高所作業のリスクや雨漏りの原因となるため、安易なDIYはおすすめできません。
アンテナトラブルでお困りの際は、プロの業者へご相談になるのがもっとも安全で確実です。

本記事にもご協力いただいた優良なアンテナ工事業者「あさひアンテナ」では、以下のような高品質なサービスでお客様のご相談をお待ちしています。

あさひアンテナの特徴 提供する安心のサービス内容
完全無料の事前調査 現地での電波調査やお見積もりを、出張費・調査費・キャンセル料を含めて無料で実施しています。
追加工費ゼロの明朗会計 工事内容と費用を詳しくご説明し、ご承諾いただいた見積もり以外の追加料金は原則発生しません。
迅速な対応力 お急ぎの場合は即日工事にも対応可能です。他社との相見積もりも歓迎しています。
完全自社施工の品質 経験豊富な自社スタッフが施工を担当し、最初から最後まで責任を持って高品質な工事を行います。
業界最長クラスの保証 施工後も安心してご利用いただけるよう、業界最長クラスとなる10年間の長期保証をご用意しています。

※上記は「あさひアンテナ」の主なサービス内容です。

台風などでサイドベースが曲がったことをはじめ、急なアンテナトラブル、その他アンテナ設置工事などのご相談は、まずは「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どのようなことでもお気軽にご相談ください。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。