テレビが映らない!地デジ・BS/CSアンテナ修理の費用は?原因別の相場と信頼できる業者の選び方、自分で対処する方法も解説

2025年08月12日

テレビと言えば、21世紀の現在でも、ニュース、天気予報などの必要な情報、またドラマ、アニメ、スポーツやお笑いなどの娯楽を提供してくれる、日常に欠かせないものです。

現在ではテレビを見る方法にも、ケーブルテレビ(CATV)や光テレビなどがあります。ただ一般的な戸建て住宅のご家庭では、いったん設置すれば視聴料が不要(NHK受信料や有料チャンネルを除く)などの点から、地デジアンテナ、BS/CSアンテナの設置でテレビをご覧になる方がやはり多数派です。

通常、テレビアンテナはいったん設置すれば、10年以上の長期にわたって、安定したテレビ電波の受信と、テレビ放送の視聴を実現してくれます。ただテレビアンテナも、長年の利用による老朽化や、激しい自然災害などの影響によって、故障や不具合が発生することは考えられます。

アンテナトラブルの実例にはさまざまなものが考えられますが、もしアンテナ本体に破損などのトラブルが起きれば、お住まいでテレビ放送が正常に映らなくなることはもちろん、アンテナが倒れる、ひいては屋根から落ちるなどの事故にもつながり、家屋の破損、物損、人身などの大変な事故につながることも考えられます。

「台風の後、急にテレビが映らなくなった」「いつのまにか屋根の上のアンテナが傾いていた」「アンテナが倒れたかもしれないけど、修理にいくらかかるんだろう?」「テレビの画面にE202ってエラーが出てるけど、どうしたらいいの?」

お住まいでこのような症状が発生して、特にアンテナの故障が原因かもしれないと思うと、修理費用が高額にならないか、どの業者に頼めばいいのか、さまざまな不安が浮かんでしまうことでしょう。

しかしご心配には及びません。本記事では、そのような皆様のお悩みを解決するために、アンテナ修理について、皆様がお求めになる情報を網羅的にまとめました。

まずは、テレビが映らなくなる原因や、アンテナのどこにトラブルが出れば故障になるのかといったポイントをご理解いただくため、地デジ放送、衛星放送の基礎知識を紹介します。そしてアンテナの故障以外でテレビが映らなくなる主な原因と、ご家庭でもできる意外と簡単な対処法について解説いたします。

さらに、本当にアンテナに不具合や破損が出ている場合には、その原因の特定方法から、症状別の詳しい費用相場、信頼できる業者の選び方、そして修理費用を抑えるための火災保険の活用法、交換などに備えたおすすめアンテナ機種のご紹介まで、専門的な知識がない方でも分かりやすくご紹介してゆきます。

もしお住まいで急にテレビが映らなくなった、アンテナが故障したなどの場合は、まずは落ち着いて、この記事を読み進めていただき、ご自宅の状況と照らし合わせてみてください。
きっと、お住まいのトラブルに最適の解決策が見つかるはずです。

地上デジタル放送の仕組みと考えられる受信トラブルは?

現在の日本における主なテレビ放送で、普段から多くの人が見ている地上デジタル放送(地デジ放送)は、日本国内の各地に建てられた電波塔から発信されています。
具体的には日本国内を、地デジ放送の内容別でおおむね複数の都府県に当たるいくつかの広域圏に分けて、その広域圏の中心に、例えば東京スカイツリーのように、広範囲をカバーする大規模な電波塔「送信所(親局、基幹局)」を置きます。
さらに広域圏内でも、送信所からの電波が届きにくくなる地域には、中継局(サテライト局)という電波塔を置きます。この中継局では他の電波塔からの地デジ電波を受信し、塔内で増幅して周辺に送信しています。
このように広域圏内で送信所から中継局へ、さらに次の中継局へと、電波がリレーのように送られることで、地デジ放送は各広域圏内、さらには日本のほぼ全体を放送エリアとしてカバーしているのです。

この電波塔からの電波には「UHF(極超短波)」という種類の電波のうち、470MHzから710MHzまでの周波数帯を使っています。波長の幅は、約40センチから60センチ程度であり、発信元である電波塔の先端から、音のように広がる性質があります。

一方で、UHFの電波は空間を伝わる際の電場の減衰(弱まり)が多く、発信元から距離が離れるほど、電波レベル(電波の強さ)が下がっていき、ついには受信が難しいレベルになります。
また、電波の通り道に高い山やビルなどの電波を通しにくい障害物があると、電波が遮られてしまい、その向こう側に届きにくくなります。山地などの地形ではなく、高層ビルなどの小規模な障害物では、乗り越えた電波が広がる「回折(かいせつ)」という性質により、ビルの向こう側にも地デジ電波は届きますが、ビルの陰に当たる直近のエリアには、回折した電波も届かない一帯が出ます。
このような電波の性質から、広域圏の要所に電波塔を置いて、各エリアに十分なレベルの地デジ電波を届ける必要が出るのです。
他にも、UHFの電波は水分にも影響を受けるため、一年の気候を通した空間の変化で、同じ場所でもある程度の電波レベルの変動が生じます。また大雨や大雪といった悪天候でも、UHFの電波が吸収されてしまい、受信レベルが大きく低下することがあります。

そのため地デジアンテナ(UHFアンテナ)の設置に当たっては、現場に届く地デジ電波レベル(電界地域)や、お住まいで安定した受信を確保できるポイント(場所)を確認した上で、電波レベルに応じた受信性能の地デジアンテナ機種、モデルを選ぶことが重要です。

また地デジアンテナを設置する際にも、いくつかのポイント、注意点もあります。
まず前述の通り、地デジ電波は一般的な住宅から見れば、高い位置に当たる電波塔の先から届いているため、地デジアンテナは屋根の上など見晴らしのいい高い位置に設置する方が、周辺の障害物に影響されにくく、角度調整も行いやすいため、安定した受信を確保しやすくなります。
他にも地デジアンテナには「指向性」という、特定の方向(主にアンテナの正面側)からの電波を強く受信する性質があるため、アンテナ前方を電波塔のある方向へと正確に向ける必要があります。

このような性質から、お住まいのアンテナの機種や設置位置の選択、角度調整などが不適切である。また気候、天候や障害物の影響による電波レベルの変動から、アンテナそのものの故障でなくとも受信レベルが低下するケースもあるため、ご注意ください。

衛星放送の仕組みと考えられる受信トラブルは?

BS放送やCS放送といった衛星放送は、地上にある電波塔ではなく、宇宙空間に浮かぶ人工衛星から電波を受信しています。
この人工衛星は、赤道軌道上で地球の自転に合わせて周回することから「静止衛星」とよばれ、地球上からは常に空の同じ位置に見えるため、一基の人工衛星で日本全国の広い範囲へと、安定したレベルで電波を送ることができます。
BS放送、CS放送の主な違いは、BS放送が放送衛星、CS放送が通信衛星という、目的別の人工衛星を使っている点になります。どちらも使われている電波は、マイクロ波の中でもセンチメートル波(SHF波)と呼ばれる周波数帯のうち、周波数帯は12GHz前後、波長の幅が25ミリ前後の「12GHz帯」という非常に周波数帯が高い電波になります。
この12GHzの電波は、周波数帯が高いため性質が光に近くなり、送信元からの直進性が非常に高くなります。つまり人工衛星から日本全域にスポットライトを当てるようにして、12GHz帯の電波を送信していると考えると、イメージが近くなるでしょう。

このような仕組みと電波の性質により、衛星放送は地上の地形や障害物、天候や災害などの影響を受けにくく、効率的に広範囲に大量の情報を送信することができ、地上であれば市街地から離れたエリア、山間部や諸島部などでも受信しやすいというメリットがあります。

しかし、その一方で衛星放送には、その性質による特有の弱点も存在します。
光のような性質で電波の直進性が非常に高い分、日光がものに遮られると影ができるように、地上のBS/CSアンテナと静止衛星を結ぶ間の空間にわずかな障害物があるだけでも、12GHz帯の電波は簡単に遮られてしまいます。例えば山や建物のほか、木の枝葉や電柱、電線、さらにはベランダに干した洗濯物でさえ、受信不良の原因になることがあります。
また、12GHz帯の波長の幅に近い大粒の雨や雪が降る、豪雨や大雪の際には、雨や雪が空中で電波を吸収、散乱させてしまう「降雨減衰」「降雪減衰」という現象が起こり、衛星放送の映像が一時的に乱れたり映らなくなったりします。この問題への対策は、天候の回復を待つことになります。
他にも、さほど重大な問題ではありませんが、12GHz帯のの電波は、日本国内でも静止衛星からの距離が遠くなる北部、南端部などでは、減衰によりややレベルが低下するため、戸建住宅などでも一般的なモデル(45型)よりやや大型のモデルが必要となります。

BS/CSアンテナの設置工事も非常にデリケートで、上記の理由から、アンテナを向ける方向(東経110度、南西方向の上空)に電波を遮る障害物がないことはもちろん、アンテナでも電波を受け止めるディッシュ部(皿状の部分)の、上下、左右の角度を東経110度へと正確に合わせる必要があり、ほんの少しでも角度がズレると、受信感度が大きく低下するため、アンテナの設置や調整には細心の注意が必要です。
他にもBS/CSアンテナには、12GHz帯の電波を、ケーブルで送るテレビ電波に適したMHz帯に変換する「コンバーター(変換器)」という機器が設置されており、このコンバーターを作動させるために、ブースター電源部や、電源設定を行ったテレビなど受信機器で、電源を供給する必要があります。

衛星放送やBS/CSアンテナについても、障害物や悪天候などによる受信環境の悪化、またわずかな角度のズレや電源設定のミスなどで、大きな故障はなくとも受信不良が生じる場合もあります。

アンテナ修理の前に!まずは自分でできる5つのチェック項目

お住まいで急にテレビの画面が正常に映らなくなると「もしかしてアンテナが壊れたかも?」と動揺されるお気持ちはよくわかります。ただ、アンテナの故障と決めつけて行動を起こす前に、まずは落ち着いてご自宅で確認できるポイントもいくつかあります。
この項目では、テレビ画面のトラブル時、あわててアンテナの修理業者を呼ぶ前に、ご自身で簡単にチェックできる5つのポイントをご紹介します。
もしかしたら、ご自宅での簡単な作業だけでテレビが元通りに映るようになるかもしれません。

ここでご紹介する方法は、一般のどなたでも安全に試せるものばかりです。
専門的な知識や工具はまったく必要ありませんので、テレビのトラブルの際には、ぜひ一度、順番に確認してみてください。
これらのチェックで問題が解決すれば、修理費用をかけずに済みますし、もし回復せず、業者に連絡する際にも、ご自宅の状況を正確に伝えられるようになります。

1. テレビ画面のエラーコードを確認する(E201, E202, E209など)

急にテレビ放送が映らなくなった場合、真っ黒になったテレビ画面の中央に「E201」や「E202」といったエラーコードが表示されていませんか。
このエラーコードとは、テレビ電波の受信やテレビ本体の不具合などで、テレビ放送を映せなくなった場合に、テレビ本体がその故障の原因を自動的に診断して、テレビが現在どのような状態(不具合)にあるのかを、対応するコードで教えてくれるものです。
エラーコードの種類は、テレビのメーカー、モデルは異なっても共通していますので、まずは、表示されているエラーコードの番号を確認してください。以下に、実際に表示されることの多い、主なエラーコードの種類を一覧でご紹介します。

エラーコード 主な原因 対処の方向性
E201 アンテナの受信レベルが低下している。 アンテナ向きのズレや素子の破損、ケーブルの接続不良。
E202 アンテナから電波がまったく届いていない。 アンテナの故障・倒壊、ケーブルの断線。
E203 選択したチャンネルが放送を休止している。 別のチャンネルを選局する。
E209 BS/CSアンテナのケーブルがショートしている。 ケーブルの接続確認、業者への相談。
E100/E101/E102 B-CASカードが正しく挿入されていない。 B-CASカードの適切な設置。

※上記は主なエラーコードで、他にも各種のエラーコードが存在します。

このように、エラーコードによってトラブルの原因がある程度、推測できます。
特に「E201」や「E202」が表示されている場合は、アンテナ本体やその周辺機器に問題がある可能性が高いと考えられます。

ただエラーコードはテレビの自己診断によるものです。アンテナで受信できる電波レベルが下がっているなど、テレビ電波受信の不具合(E201、E202、E203)やB-CASカードの不具合(E100、E101、E102)のエラーコードの場合、主な原因は同じでも、表示されたエラーコードと実際の原因が、やや異なるケースもあるのでご注意ください。

2. テレビやB-CASカードの再起動・抜き差し

エラーコードが表示されている場合や、画面が真っ暗な場合、まずはテレビ本体の再起動(リセット)を試してみましょう。
テレビやレコーダーも電子機器であるため、多くの電子機器と同様に、一時的な内部基盤の起動不良、プログラムのエラーなどの不具合で、正常に動作しない問題が起きていることがあります。
一般的なテレビのリセット方法としては、テレビ本体の主電源を切って、電源プラグもコンセントから抜き、数分待ってから再び差し込み、電源を入れることです。本体のトラブルであれば、これだけで問題が解決するケースも少なくありません。
ただテレビやレコーダーのリセット方法は、機器によっては電源ボタンの長押し、専用ボタンを押すなど、独自の方法を持っているケースもあるため、詳しくはテレビの取扱説明書やメーカー公式サイトなどをご確認ください。

また、現在のテレビなどデジタル放送の受信機器には、デジタル放送の受信に必要な「B-CASカード」が本体に挿入されています。(同様の機能を持つACASチップが内蔵された一部の4K8Kテレビを除く)
このB-CASカードが原因である可能性も考えられます。カードがテレビ機器側で正しく認識されていないと、テレビがデジタル放送を映すことができなくなり「E100」「E101」「E102」のエラーコードが表示されます。

これらのエラーコードの場合は、まずテレビの電源を切り、B-CASカードを本体から抜いて、ICチップの金属部分を乾いた布で優しく拭き、正しい向きで奥までしっかりと差し直してみてください。これで回復するようであれば、特に問題はありません。

またB-CASカード自体が破損している場合もあるため、お住まいに正常に映る他のテレビ、レコーダーなどがある場合は、そちらに挿入されているB-CASカードと差し替えてみて、それぞれのテレビが映るかどうかを確認してください。なおB-CASカードが破損している場合は、発行元の「B-CAS社」にお問い合わせの上、破損したカードと交換する形で、有償での再発行が必要となります。

3. アンテナケーブルの接続を確認する

テレビ画面が乱れる原因として、意外と見落としがちになるのが、アンテナケーブルの接続不良です。
テレビの裏側にあるアンテナ入力端子(チューナー端子)や、壁にあるアンテナコンセントの端子に接続されているケーブルが、緩んでいたり抜けかかっていたりしないかを確認してください。
掃除や模様替えの際に、気づかないうちにケーブルに触れてしまい、接続が緩んでいることがあります。

プラグ部分のケーブルの芯線が折れ曲がっていたり、プラグ部分が破損していたりしないかもチェックしてみてください。レコーダーや分配器など、他の機器を経由してテレビにケーブルを接続している場合は、それらの接続もすべて確認することが大切です。
すべての接続部分を一度抜いて、B-CASカードと同様に汚れを落とした上で、しっかりと差し直してみましょう。

室内のケーブル配線の状態も重要です。ケーブルが90度以下など極端に折り曲げられている、家具や家電の下敷きになっているなどしていると、ケーブル断面の歪みによる電波の送信不良や、ケーブル芯線の断線なども問題も考えられます。またケーブルが必要以上に長すぎても、ケーブル内で伝送される電波レベルの減衰量が大きくなります。

室内ケーブルの配線状態を確認して、曲げ半径に合わせた折り曲げや長さなどの適切な配線を行う、また破損したケーブルは新しいものに交換するなどの対処を取ってください。

4. ブースター(増幅器)の電源を確認する

お住まいの地域が電波塔から遠いなどで、受信できる地デジ電波レベルの弱いエリアであったり、複数の部屋で3台以上のテレビを設置していて、それだけ電波レベルが必要な場合には、アンテナの近くに「ブースター」という電波を増幅する機器が設置されていることがあります。
ブースターはアンテナの近くに設置されて電波を増幅する本体「増幅部」と、屋根裏などに設置されて電源コンセントに接続され、増幅部に電源を供給する「電源部」があります。この電源部が機能していないと、増幅部が作動せず電波が増幅されないため、家全体のテレビが映らなくなってしまいます。

ブースターの電源部は、屋根裏やマルチメディアボックス、テレビの近くのコンセントに差し込まれていることが多くなります。
まずは、この電源部のプラグがコンセントから抜けていないかを確認してください。
また電源部にパイロットランプがある場合は、それが点灯しているかもチェックしましょう。
ランプが消えている場合は、ブースターの故障や電源部のコンセントの不具合が考えられます。

場合によっては本体である増幅部の確認、増幅レベルの調整などが必要になることもありますが、この増幅部が屋根の上など高い位置に設置されている場合は、無理をせずアンテナ工事業者に確認をご依頼ください。

5. 近隣の家でテレビが映っているかを確認する

もし可能であれば、ご近所の方に、テレビが正常に映っているか尋ねてみるのも有効な方法です。
もし近隣の家でも同様にテレビが映らない状況であれば、お住まいの地域一帯で電波障害が発生している可能性があります。
その場合は、地域の送信所や中継局に問題があるか、または大規模な工事などの影響が考えられます。

この場合は、ご自宅のアンテナを修理しても問題は解決しません。
お住まいのエリアのテレビ局、また地域のケーブルテレビ会社や電力会社の公式サイトで障害情報が出ていないか確認して、復旧を待つのが賢明です。
逆に、ご自宅だけテレビが映らない場合は、やはりアンテナや宅内の設備に問題がある可能性が高いと判断できます。

【症状別】アンテナ修理にかかる費用相場一覧|追加料金も解説

ご自身で上記のような内容をチェックしてもテレビが映らない場合、いよいよ専門業者へのご依頼を検討される段階になります。
そこで皆様がもっとも気にされるのが「アンテナの修理には一体いくらかかるのか」という修理費用についてではないでしょうか。
基本的にアンテナ修理の費用は、故障の原因や作業内容によって大きく変わります。

ここでは、アンテナトラブルの代表的な症状と、それに対応する修理作業の費用相場を分かりやすく下記の表にまとめました。
これはあくまで一般的な目安ですが、業者に見積もりを依頼される前に、大まかな金額感を把握しておいてください。
また、基本料金以外にどのような追加費用が発生する可能性があるのかも解説いたします。

作業項目 費用相場(税込) 主な作業内容・備考
アンテナの方向調整 5,000円~20,000円 強風などでズレたアンテナの向きを、専用の測定器を使って最適化し、しっかりと再固定します。
アンテナの立て直し 10,000円~30,000円 傾いたり倒れたりしたアンテナを元の状態に戻し、新しいマストや支線(ステンレスのステー)などで補強します。
アンテナ本体の交換 25,000円~60,000円 経年劣化や破損したアンテナを新しいものに交換します。アンテナの種類で価格が変動します。またアンテナ撤去費用も加算されます。
ブースターの交換 25,000円~30,000円 故障した電波増幅器(ブースター)を新しいものに交換・また適切な増幅レベルに再設定します。
分配器・配線の修理/交換 10,000円~30,000円 複数部屋への電波分配や、劣化したケーブルの交換を行います。
アンテナの撤去・処分 10,000円~25,000円 不要になったアンテナを安全に取り外し、処分します。

※上記は主な修理内容の一般的な目安です。

アンテナの向き調整:5,000円~20,000円

お住まいのアンテナが地デジの八木式アンテナ(八木アンテナ)、BS/CSアンテナなどで、設置から10年以上が過ぎて老朽化している場合や、特に台風や強風、地震など自然災害のあと、テレビに「E201」「E202」のエラーコードが表示されて映りが悪くなった場合、テレビアンテナの向きがズレている可能性が高くなります。
この修理は、専用の測定器(レベルチェッカー)を使い、電波を最も強く受信できる方向にアンテナを微調整する作業です。
比較的軽微な修理のため、費用も他の作業に比べて安価に収まることが多いです。

ただし、アンテナが屋根の上など高所に設置されている場合や、屋根裏空間など特殊な位置に設置されている場合、業者によっては別途「高所作業費」「特殊作業費」が加算されることもあります。
ベランダに設置されているBS/CSアンテナの調整であれば、基本料金内で済むこともあります。またベランダなど安全な位置に設置されているBS/CSアンテナであれば、アンテナを向ける方向は東経110度の上空と特定されているため、障害物による電波の遮断でない限り、お住まいで角度調整が可能なケースもあります。
ただBS/CSアンテナの角度調整は、ディッシュの上下、左右の角度をミリ単位で正確に調整する、非常に手間のかかる作業になるため、その点はどうかご注意ください。

アンテナの立て直し:10,000円~30,000円

屋根の上でマストに立てられている各種のアンテナが、長年の利用による老朽化や、強風や積雪の重みで傾いてしまったり、完全に倒れてしまったりした場合に行う作業です。
アンテナを支えているマスト(支柱)や支線(ワイヤー)を点検・補強、場合によっては交換し、アンテナをふたたび真っ直ぐに設置し直します。

この際、マストが曲がっている、支線が切れている、また長年の使用で老朽化が進んでいるなどすると、新しい部品への交換が必要となり、追加費用が発生することがあります。
アンテナ本体に損傷がなければ交換は不要ですが、倒れた衝撃でアンテナが破損している場合や、老朽化で寿命を迎えている場合は、アンテナ本体の交換も必要になります。

アンテナ本体の交換:25,000円~60,000円

アンテナが設置から10年以上経過してサビや腐食が進んでおり、耐久性や性能が低下している場合や、倒壊によって明らかに破損している場合は、アンテナ本体の交換が必要です。
この費用には、新しいアンテナ本体の価格と設置工事費、そして古いアンテナの撤去・処分費用が含まれるのが一般的です。

アンテナ設置の費用は、設置するアンテナの種類や設置位置によって大きく異なります。
地デジ用では魚の骨のような形をして受信性能に優れる伝統的な「八木式アンテナ」、壁に取り付ける薄型でスタイリッシュ、風雨などにも強いで「デザインアンテナ」、屋根の上に立てるポール状のアンテナで、前2機種の長所を折衷した「ユニコーンアンテナ」。そして衛星放送を見る場合に、地デジアンテナとは別途に設置する「BS/CSアンテナ」など、どのアンテナを選ぶかによってアンテナ交換費用の総額が変わります。

またアンテナの設置位置も、古いアンテナと同じモデルを同じ位置で交換する場合であれば、固定具や配線などが流用できるケースもあり、比較的、費用を抑えることができます。逆に八木式アンテナからデザインアンテナなど、アンテナ機種や設置方法が大きく異なる場合は、追加の設置金具、作業費などがかさむケースもあります。

ブースターや分配器など周辺機器の交換:15,000円~

「すべての部屋でテレビが映らない」「特定の部屋だけ映りが悪い」といった症状の場合、アンテナ本体ではなく、アンテナ配線部のシステム周辺機器が原因のこともあります。
電波を増幅するアンテナ用の「ブースター」や、電波を各部屋に分ける「分配器」、それらを接続する「アンテナケーブル」などが経年劣化で故障している可能性も考えられます。

これらの機器を交換する場合の費用相場は、機器によっても異なりますが、15,000円程度からが目安です。
ブースターには、例えば地デジのみのUHF対応か、UHFとBS/CS対応で混合器の役割も果たす製品など、機能や性能によっていくつかの種類があり、高性能なものを選ぶと費用は上がります。
これら周辺機器の交換については、アンテナ工事業者の診断によって、どこに原因があるかを正確に特定して、適切に交換してもらうことが重要です。

注意!追加で発生する可能性のある費用

アンテナ修理などの工事に当たっては、業者から提示された見積もり金額が、最終的な支払い金額とは限らないケースがあるため注意が必要です。
以下のような費用が「追加料金」として別途請求されることがあります。
そのため、アンテナ工事の見積もりを依頼する際には、これらの費用が含まれているか、また、どのような場合に追加料金が発生するのかを必ず確認してください。

  • 高所作業費:3階建て以上に相当する高さの屋根など、作業に危険が伴う、または特殊な機材や装備などが必要な場合に発生します。
  • 出張費:業者の拠点から現場までの距離が遠い場合に請求されることがあります。
  • アンテナ処分費:交換で不要になった古いアンテナの持ち帰り処分を依頼する場合の費用です。業者によっては撤去工事費に処分費用が含まれている場合もあります。
  • 夜間や悪天候時の割増料金:夜間工事や雨や雪の中での作業など、特殊な条件下で工事料金が加算されることがあります。
  • 部材費:一般的なアンテナ設置工事では使用されない、特殊なケーブルや固定金具が必要になった場合など、標準工事費以外の部材費がかかることがあります。

アンテナ工事や事前の見積もりに関しては、当あさひアンテナなど、原則として当初の見積もり以外の費用を加算しない方針の業者へご依頼になれば、料金面でもご安心いただけます。

アンテナ修理はどこに頼む?依頼先4タイプのメリット・デメリットを徹底比較

お住まいにあるアンテナの修理が必要になったとき、そもそも一体どこへ頼めば良いのか、迷ってしまわれる方も多いと思われます。
主な依頼先としては、「アンテナ工事の専門業者」「大手家電量販店やホームセンター」「地域の電気屋さん」「ハウスメーカー・工務店」の4つの選択肢が考えられます。
これら業種別の依頼先には、それぞれにメリットとデメリットがあるため、ご自身の状況や、修理に当たって何を重視するかによって、最適な依頼先は異なってきます。

ここでは、4種類の依頼先の特徴を分かりやすく比較し、お客様に納得できるご選択をするためのお手伝いをいたします。

まずは以下の一覧で、各業者の料金、専門性、対応スピード、安心感など、さまざまな角度から比較していきます。

依頼先の種類 メリット デメリット こんな人におすすめ
アンテナ専門業者 ・専門知識が豊富で技術力が高い
・自社施工で中間マージンがなく安い
・対応がスピーディー
・業者によって技術や対応に差がある
・悪質な業者が存在する可能性も
とにかく安く、早く、確実に修理したい人
家電量販店 ・窓口が明確で誰でも頼みやすい
・ポイントが使える/貯まることがある
・大手ならではの安心感がある
・実際の工事は下請け業者が行う
・中間マージンで料金が割高になる
・専門知識が乏しい場合がある
費用よりも大手ブランドの安心感を優先したい人
地域の電気屋さん ・地域密着で親身に対応してくれる
・顔なじみなら気軽に相談できる
・他の家電の相談もできることがある
・アンテナ工事が専門ではない場合がある
・費用が割高な傾向にある
・最新技術に対応できないことがある
昔から付き合いのある信頼できる電気屋さんがある人
ハウスメーカー ・家の構造を熟知している
・住宅関連の相談をまとめてできる
・実際の工事は下請け業者が行う
・料金が割高になることが多い
・対応に時間がかかる
新築やリフォームのタイミングで一緒に依頼したい人

※上記は各業種における一般的な特徴になります。

1. アンテナ専門業者:安さと専門性が魅力だが業者選びが重要

アンテナ工事を専門に扱っている業者であるため、技術力や専門知識が非常に高いのが特徴です。
最新のアンテナや電波状況にも精通しており、難しい現場でも精密な電波調査に基づいて、最適な解決策を提案してくれます。
また多くの業者では、下請けを使わず自社の経験豊富なアンテナ職人が直接工事を行う(完全自社施工)ため、中間マージンが発生せず、費用を安く抑えられる傾向にあります。さらに施工技術についても、アンテナ設置はもちろん、細かな配線や壁面の加工なども、住宅に余計な傷をつけない、無駄なく整理された丁寧さを期待できます。

一方で、業者の数が多いため、中にはサービスの品質や技術力が低かったり、そこまで価格が安くないなどの業者。さらには低品質な施工で不当に高額な料金を請求したりする悪質な業者も存在するのがデメリットです。
そのためアンテナ工事業者へのご依頼にあたっては、後述する「信頼できる業者の選び方」を参考に、優良な業者をしっかりと見極めることが何よりも重要といえます。

2. 家電量販店(ヤマダ電機・ジョーシンなど):安心感はあるが割高な傾向

ジョーシンやヤマダ電機、エディオンといった大手家電量販店、またホームセンターの店舗でも、多くの場合はアンテナ修理を受け付けています。
これらのチェーン店は誰もが知っている大手企業で、日常的に利用している方も多いため「どこに頼んでいいか分からない」という方にとっては、非常に相談しやすい窓口と言えます。
店舗会員である方にとっては、ポイントサービスが利用できる点も魅力のひとつです。

ただし注意点として、これらの店舗での工事は、お客様の利便性のために工事の受け付けサービスを行っているだけです。そのため実際に工事を行うのは家電量販店やホームセンターの社員スタッフではなく、提携している下請け業者になります。
したがって、家電量販店から下請け業者への仲介手数料などの中間マージンが発生するため、完全自社施工の専門業者に直接、依頼するよりも費用が割高になることがほとんどです。
また下請け業者は店舗からの電気工事全般を請け負っており、アンテナ工事に特化した専門家ではないため、業者によってアンテナ工事の施工技術に差が出る場合がある。依頼後に店舗から下請け業者を手配するため即日工事が難しく、事前調査と工事が別日程になる。エアコン工事などの繁忙期には、アンテナ工事までに日数がかかることが多い。工事費とは別に出張料、キャンセル料などが発生するといったデメリットも考えられます。

3. 地域の電気屋さん:顔が見える安心感と柔軟な対応力

昔から地域に根ざして営業している、個人経営の電気屋さんにお願いする方法もあります。
近年ではこのような店舗は、地元密着型で大手家電量販店などでは難しいきめ細かなサービスが可能なことから、高齢の方を中心にあらためて注目されています。そのため、普段からこのような店舗とお付き合いがあれば、アンテナ工事に関しても気軽に相談できて、親身に対応してくれることが多くなります。
アンテナ以外の電気関係のトラブルも一緒に見てもらえる可能性があるのは、大きなメリットです。

しかしこのような業者は、上記の家電量販店、ホームセンターなどの下請け業者であることも多い、電気工事全般の業者であり、アンテナ工事を専門としているわけではないため、最新のアンテナ工事の機材や複雑な工事には対応できないケースもあります。
また個人経営の店舗であるため、料金についても店舗の差が大きく、アンテナ工事の相場にも疎いことがあるため、普段から相談している店舗であれば割安になる場合もある一方、相場より割高になるケースもあります。
他にも、店主の高齢化による閉店、廃業で相談先がなくなるといった可能性も考えられます。

4. ハウスメーカー・リフォーム会社:新築時やリフォーム時以外の依頼は不向き

ご自宅を建てたハウスメーカーや、リフォームを依頼した会社に連絡する方法です。
お住まいの構造をよく理解しているため、配線などでスムーズな対応が期待できるというメリットがあります。

しかし、このような業者の場合も、家電量販店と同様に、工事は下請け業者に再委託されることがほとんどです。
そのため、やはり中間マージンがかかり、工事費用が割高になる傾向があります。また担当した下請け業者によって施工技術が安定しないなど、家電量販店などの場合と同様のデメリットが発生します。
総じて緊急のアンテナ修理を単独で依頼するには、あまり適した選択肢とは言えません。

失敗しない!信頼できるアンテナ修理業者の選び方6つのポイント

上記でご説明したどの業者へとご依頼になるにせよ、具体的にどうやって良い会社を見つければいいのか、また高額請求や手抜き工事をするような悪徳業者は避けたいと思われるのは、お客様にすれば当然のことでしょう。

そこでこの項目では、お客様が安心してアンテナ修理を任せられる、優良な専門業者を見極めるための6つの重要なチェックポイントをご紹介します。
これらのポイントを押さえて業者を比較、検討すれば、後悔のない選択ができるはずです。
ぜひ、業者選びの参考にしてください。

【ポイント1】3社以上から相見積もりを取る

まずもっとも重要なのが、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行うことです。
1社だけの見積もりでは、その金額が本当に適正なのか判断できません。
最低でも3社から見積もりを取り、見積もり料金だけでなく、提案された工事内容や使用するアンテナの種類、工事後の保証内容などを総合的に比較検討してください。

多くの優良なアンテナ業者は、電話や現地での電波調査・見積もりを無料で行っています。
優良な業者では、見積もりを取ったからといって契約を強制されることはありませんので、遠慮なく複数の業者に連絡してみましょう。

【ポイント2】料金体系が明確で、追加料金の説明があるか

「工事が完了した後で、当初の見積もりになかった高額な追加料金を請求された」というトラブルは後を絶ちません。
信頼できる業者であれば、見積書の段階で「基本工事費」「部材費」「出張費」などの内訳を明確に記載してくれます。

さらに、見積もり外の料金についても「どのような場合に、いくらの追加料金が発生するのか」を事前にきちんと説明してくれる業者を選んでください。
「追加料金は一切かかりません」と明言している業者であれば、より安心して依頼できます。
見積もり内容に不明な点があれば、納得いくまで質問することが大切です。
優良な業者であれば、お客様の質問に対しても、納得できるまで分かりやすく丁寧に説明してくれるはずです。逆に説明に対する答えが曖昧で、強引に契約を進めようとする業者は、悪質な業者である可能性が高いため、契約はなさらないことをおすすめします。

【ポイント3】豊富な施工実績と良い口コミがあるか

業者の技術力や信頼性を判断する上で、施工実績は重要な指標になります。
公式サイトに、年間の施工件数や、具体的な工事事例の写真が豊富に掲載されているか確認しましょう。
実績が多いということは、それだけ多くの顧客から選ばれ、経験を積んでいる証です。

また、Googleマップのレビューや、SNS、口コミサイトなど、公式サイト以外の第三者の評価も必ずチェックしましょう。
実際に利用した人のリアルな声は非常に参考になります。
個々の口コミは信頼性が高いとは言えず主観も混じるため、安易に信用することはおすすめできません。ただ口コミ全体の傾向からの判断や、良い口コミだけでなく、もし悪い口コミがあった場合に、業者がどのように対応しているかも見ておくと、その会社の姿勢が分かります。

【ポイント4】長期の工事保証とアフターフォローがあるか

アンテナ工事は、いったん設置したら終わりではありません。
万が一、工事後に不具合が発生した場合や、設置から年月が経ち、台風などでふたたびトラブルが起きた場合に備えて、長期の保証が付いている業者を選びましょう。
保証期間は業者によってさまざまですが、最低でも5年以上、できれば8年や10年といった長期保証を提供している業者であれば、施工技術に自信がある証拠ともいえ、安心できます。

保証内容が具体的に書かれた「保証書」を発行してくれるかどうかも重要なポイントです。
口約束だけでなく、書面で保証内容を確認できる業者を選びましょう。優良な業者であれば、お客様が保証書をなくした場合に備えて、会社側でも工事のデータを保存しているため、工事を確認できれば保証を受けられることがあります。

【ポイント5】問い合わせ時の対応が丁寧で迅速か

最初に電話やメールで問い合わせた際の対応は、その会社の顧客に対する姿勢を判断する良い材料になります。
こちらの状況を親身に聞いてくれるか、専門用語ばかり使わずに分かりやすく説明してくれるか、質問に対して的確に答えてくれるか、といった点を確認しましょう。

対応が雑だったり、質問をはぐらかしたりして、強引に工事を進めようと右する業者は、実際の工事もずさんである可能性が高くなります。
気持ちよくコミュニケーションが取れる、信頼できると感じた業者を選ぶことが大切です。

【ポイント6】損害賠償保険に加入しているか

万が一の事態に備えて、業者が損害賠償保険に加入しているかを確認することも忘れてはいけません。
アンテナ工事は高所での作業が多いため、作業中に誤って屋根瓦を割ってしまったり、外壁を傷つけてしまったりするリスクがゼロではありません。

もし業者が保険に加入していなければ、修理費用を自己負担しなければならなくなる可能性もあります。
優良な業者であれば、必ず保険に加入しています。
公式サイトに記載があるか、なければ見積もりの際に直接、確認してください。

賢く節約!アンテナ修理費用を安く抑える2つの方法

アンテナ故障トラブルに当たって「テレビが映らないのは困るけど、急な出費はできるだけ抑えたい」というのも、お客様の正直なお気持ちでしょう。
アンテナ修理などの工事の費用は、内容によっては数万円にいたることもあり、家計にとっては大きな負担となります。
しかし、トラブルの原因や状況によっては、この修理費用を賢く節約できる可能性があります。

ここでは、アンテナ修理の費用を安く抑えるための代表的な2つの方法である「火災保険の活用」と「自分で修理(DIY)する際の注意点」について詳しく解説します。
どちらの方法も条件や注意点がありますので、内容をよく理解した上でご検討ください。

方法1:【火災保険】自然災害が原因なら修理費用が0円になる可能性も

アンテナの故障が「自然災害」や「想定外の事故」によるものである場合、ご加入の火災保険が適用され、修理費用が補償されることがあります。
対象となるのは、主に以下のようなケースです。

  • 風災:台風や竜巻、強風によってアンテナが倒壊・破損した。
  • 雪災:大雪の重みでアンテナが曲がった、または倒れた。
  • 雹(ひょう)災:降ってきた雹が当たってアンテナが破損した。
  • 落雷:雷が落ちてアンテナやブースターが故障した。
  • 事故:近隣で起きた爆発事故や、外部からの落下物などでアンテナが破損した。

一方で、経年劣化によるアンテナのサビや故障などの不具合は対象外になります。
保険会社への申請には「被害状況がわかる写真」や「修理業者の見積書」などの書類が必要になりますので、まずは保険会社に連絡し、補償の対象となるか、どのような手続きが必要かを確認してください。
また、自己負担額(免責金額)が設定されている契約も多いため、その点も注意が必要です。

アンテナ工事業者の中には、この火災保険の適用に関する対応を行う業者もあり、アンテナの修理に伴う必要な写真、書類の準備から、保険会社への申請書類の作成や交渉についてのお手伝いまで、専門のスタッフが万全のサポートを行ってくれる業者も存在します。アンテナ修理の火災保険申請に当たっては、まずはこのような業者をお選びになるといいでしょう。

方法2:【DIY】自分でアンテナ修理は危険?安全な作業範囲とプロに任せるべきケース

費用をもっとも安く抑える方法は、トラブルの生じたアンテナを、自分でDIY修理することです。
しかし、これは非常に危険を伴うため、基本的にはおすすめできません。
特に、屋根の上に登っての作業は、転落して大怪我をするリスクが非常に高くなります。

もしDIYを検討する場合でも、その範囲は「ベランダの手すりなど安全な足場から、手が届く範囲に設置されたBS/CSアンテナの簡単な方向調整」など、簡単で安全が確保できる作業に限定してください。
その際も、以下の準備と注意を徹底してください。

  • 安全確保:安定した脚立などの道具を使用し、一人では作業しない。
  • 必要な道具:簡易的なレベルチェッカー(電波強度計)がないと正確な調整は困難です。
  • 知識:アンテナの種類や仕組みに関する最低限の知識が必要です。

アンテナが屋根の上にある場合や、本体が破損している場合、原因が特定できない場合など、危険、または難しい作業になる場合は、迷わず専門業者に依頼してください。
数万円の修理費を節約するために、取り返しのつかない事故につながってしまっては元も子もありません。DIY作業に当たっては、その点を第一にお考えください。

年間6,000件超の実績!アンテナ修理なら「あさひアンテナ」にお任せください

ここまでの記事では、アンテナ修理の費用相場や信頼できる業者の選び方について、詳しく解説してきました。
業者選びのポイントは分かったけれど、たくさんの業者の中からひとつを選ぶのは大変と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
もし、関東エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)でアンテナ業者をお探しでしたら、ぜひ当「あさひアンテナ」にご相談ください。

あさひアンテナは、年間6,000件を超える豊富な施工実績を誇るアンテナ工事の専門業者です。
お客様に「安くて、早くて、安心」なサービスをお届けするため、3つの強みを大切にしています。
ご自宅のテレビが映らないお悩みを、迅速かつ確実に解決いたします。

強み1:自社施工による低価格と高品質の両立

あさひアンテナでは、お問い合わせから施工、アフターフォローまで、すべて経験豊富な自社の専門スタッフが一貫して対応します。
下請け業者を使わない「完全自社施工」のため、余計な中間マージンが発生しません。
これにより、業界最安値クラスのリーズナブルな価格で、高品質なサービスのご提供を実現しています。各種アンテナ工事費用についても、国産大手メーカー製の高品質アンテナや基本の設置部材、同軸ケーブルをセットにした基本設置工事費用でご案内しております。
またブースターや分配器など機材の設置工事も同様、高品質機材をセットに、その他オプション工事と同じく低価格でわかりやすい料金体系でご案内しております。

また電波調査、お見積もりは、出張料、キャンセル料などを含め完全無料で、ご提示したお見積もり金額からの不当な追加請求は一切ございません。他業者との相見積もりにもご対応いたします。
現場での緻密な電波調査により、現場で可能な限り、お客様のご要望に沿えるアンテナ工事を、業界最安に挑むお見積もり価格でご提案し、お客様に長く安心してご利用いただける工事をお約束いたします。

強み2:安心の最長10年保証と充実のアフターフォロー

「工事が終わったらそれで終わり」ではありません。
当あさひアンテナでは、施工技術に自信があるからこそ、業界最長クラスの「10年工事保証」をお付けしています。
万が一、当社の施工が原因で不具合が発生した場合は、保証期間内であれば無償で対応させていただきます。なにぶん長期保証になるため、お客様が保証書を紛失された場合に備え、弊社でも過去の工事をデータベース化して保存しております。お客様が保証書を紛失された場合も、弊社データで工事の確認が取れ次第、保証書がある場合とまったく同じ保証対応をいたします。

工事後も、何かお困りのことがあればすぐにご相談いただけるアフターフォロー体制を整えています。
上記したアンテナ修理に火災保険を適用する場合についても、弊社にご相談いただければ、申請に必要な写真、書類のご用意から、実際の申請のお手伝いまで、専門知識を持つスタッフが、確実な保険申請のために徹底的にサポートいたします。

お客様の快適なテレビライフを末永くサポートすることが、私たちの使命です。

強み3:迅速対応!お問い合わせから即日対応も可能

「テレビが映らないと、本当に不便ですぐに直してほしい!」というお客様のお気持ちにお応えするため、あさひアンテナは迅速な対応を心がけています。
お電話やメールでのお問い合わせは365日いつでも受け付けており、最短で即日の訪問・修理も可能です。

関東一円に経験豊富なスタッフを配置しているため、お客様のお住まいの地域へスピーディーに駆けつけます。アンテナトラブルなどでお困りの際は、まずは弊社のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にご連絡ください。
専門スタッフが、お客様の状況を丁寧にお伺いし、最適な解決策をご提案いたします。もしお電話でのご説明だけでトラブルが解消された場合は、料金は1円もいただきませんのでご安心くださいませ。

アンテナ修理の依頼から工事完了までの簡単な流れ

お客様の中には、専門業者にアンテナ修理を頼むのが初めてで、どのような流れで工事が進むのか、不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
この項目では、アンテナ修理のお問い合わせから、工事完了までの一般的な流れを4つの簡単なステップでご紹介いたします。
事前に流れを知っておくことで、安心して依頼することができます。

ステップ1:電話やメールフォームで無料相談・見積もり依頼

まずは、業者の公式サイトにある電話番号やメールフォームから連絡します。
この時、「いつから、どのような症状が出ているか(例:台風の後からE202が表示される)」「建物の種類(戸建て、マンションなど)」「お住まいの地域」などを伝えると、その後のやり取りがスムーズになります。
多くの優良業者は、この段階での相談や概算の見積もりは無料です。

ステップ2:現地調査と確定見積もりの提示

相談内容をもとに、専門スタッフがご自宅を訪問し、現地調査を行います。
実際にアンテナの設置状況や周辺の電波環境を詳しく確認し、故障の原因を特定します。
調査結果に基づいて、必要な工事内容と部材を算出し、正式な見積書を提示してくれます。
この時、作業内容について分かりやすく説明してもらい、不明な点があれば遠慮なく質問してください。

ステップ3:アンテナ修理工事の実施

提示された見積もり内容と金額に納得いただけたら、契約となり、修理の工事を開始します。
工事の際は、お客様に立ち会いをお願いすることが一般的です。
経験豊富な作業員が、安全に配慮しながら迅速かつ丁寧に作業を進めます。
作業時間は、内容にもよりますが1時間程度から、やや複雑な工事でも3時間程度が目安です。

ステップ4:受信確認と料金の支払い

工事が完了したら、作業員と一緒にテレビの電源を入れ、すべてのチャンネルが問題なくきれいに映るかを確認します。
受信状況に問題がないことをご確認いただいた上で、料金のお支払いとなります。
支払い方法は、現金だけでなくクレジットカードに対応している業者も多いです。当あさひアンテナでは、工事料金のお支払いについてお客様のお手間を省くべく、クレジットカード、電子マネーにもご対応しております。
最後に、工事の保証書を受け取って、修理工事の完了となります。

【アンテナの基礎知識】種類ごとの特徴と寿命の目安

アンテナ修理にあたって、現在のテレビアンテナの種類について少し詳しく知っておくと、今後のメンテナンスや交換の際に役立ちます。
テレビアンテナは、地デジ放送を受信する地デジアンテナ(UHFアンテナ)と、衛星放送(BS放送、CS放送)受信するBS/CSアンテナの違いの他に、外観や耐久性などがことなる、いくつかのタイプ、モデルが存在します。
ここでは現在、主流となっている代表的なアンテナの種類と、それぞれの特徴、そして交換時期の目安となる寿命について解説します。まずは以下の一覧をご覧ください。

アンテナの種類 主な特徴 メリット デメリット 寿命の目安
八木式アンテナ 魚の骨のような形。屋根の上に設置されることが多い地デジアンテナ。 ・受信性能が高い
・比較的安価
・景観を損ねやすい
・風や雪の影響を受けやすい
約10年~15年
デザインアンテナ 箱型で薄いパネル形状。建物の外壁などに設置する地デジアンテナ。 ・外観がスタイリッシュ
・天候の影響を受けにくい
・八木式より受信感度が低い
・設置場所に制約がある
約15年~20年
ユニコーンアンテナ ポール状の新しい地デジアンテナ。八木式とデザインの良いとこ取り。 ・景観を損ねにくい
・風雨に強く、受信感度も良好
・最新モデルで費用がやや高め
・設置できるエリアが限られる
約15年~20年
BS/CSアンテナ お皿(パラボラ)の形をした衛星放送用のアンテナ。 ・日本全国で衛星放送を受信できる ・わずかな角度のズレで受信不可
・障害物や悪天候に弱い
約10年~15年

※上記は各アンテナの一般的な特徴になります。

八木式アンテナ:高感度だが景観や天候に影響されやすい

昔からもっとも広く使われている、魚の骨のような形をした地デジアンテナです。
戸建て住宅では屋根の上のマストに設置されることが多く、素子(エレメント)と呼ばれる小骨のような短い横棒の部分で電波を受信します。
この素子の数を増やす(主に8素子、14素子、20素子)ことで受信感度を高めることができるため、電波が弱い地域を含む、幅広いエリアに対応できること。さらに本体の性能や設置位置の高さで、他の機種に比べて受信感度が高いのが最大のメリットです。

一方で、昔ながらの独特の形状で、屋根の上に露出して設置されるため、お住まいのの外観を気にする方には敬遠されることも多くなります。景観地域などでは条例により設置が制限される場合もあります。
また、設置位置や構造上、風や雪、鳥害などの影響を受けやすく、経年劣化が進みやすいというデメリットもあります。
八木式アンテナの寿命の目安は、設置の場所や環境にもよりますが、一般的に10年から15年程度と言われています。

ただ現在では、八木式アンテナにも、設計や素材、加工などの工夫で、積雪や潮風、サビなどへの耐性を高めた塩害用、雪害用、ステンレスなどのモデルも存在し、このようなモデルの使用や設置位置の工夫で、自然環境への耐性や、設置の見栄えをある程度、向上させることも可能です、

他にも八木式アンテナには、一箇所に複数の素子を並べた高性能素子の設置により、微弱な地デジ電波も受信可能か高性能型パラスタックアンテナ、地デジ電波でも低い周波数帯(チャンネル帯)に特化することで、対応するエリアでの受信感度が高くなるローチャンネル用モデルなども存在します。

なお当あさひアンテナでは、DXアンテナ製の高品質20素子モデル八木式アンテナ「UA20」を使用した基本設置工事を、22,000円(税込み24,200円)からでご案内しております。

他にも、8素子、14素子などの各素子数モデルやパラスタックアンテナ、ローチャンネル用モデル。塩害用、雪害用、ステンレスなどもご用意しており、現場の条件に最適の八木式アンテナ工事をご提案いたします。

デザインアンテナ:外観を損なわないが設置場所に制約あり

近年、新築住宅を中心に人気が高まっているのが、薄いパネルのような箱型でスタイリッシュなデザインアンテナ(平面アンテナ)です。
主に建物の外壁やベランダに設置され、現場の電波レベルやお住まいの建材などの条件が整っていれば、お住まいの屋根裏、天井裏にも設置できるため、住宅の外観を損なわないことが大きな魅力です。
さらに風や雪など自然環境の影響も受けにくく、鳥がとまる心配も少ないため、八木式アンテナに比べて経年劣化が進みにくく長持ちする傾向にあります。

ただし、本体の受信感度と、設置位置が低くなることから、八木式アンテナに比べると受信感度は少しばかり劣る傾向があります。
そのため、主に強・中電界地域向けモデルとなり、さらに対応エリアでも、周辺にビルや隣家などの障害物が多い現場では、十分な受信レベルが確保できず設置できない可能性があります。
寿命は比較的長く、屋外設置で15年から20年程度が目安とされています。

当あさひアンテナでは、デザインアンテナの基本設置工事に、さまざまなモデルをご用意しております。

標準的なデザインアンテナ高品質モデルとしては、DXアンテナ製の20素子相当モデル「UAH201」(本体色4色)による基本設置工事を、22,000円(税込み24,200円)からで承ります。

サン電子製の20素子相当最新モデル「WG-20」と、背面のケーブルやブースターなどを隠して見た目がよりスッキリし、雨水などもカバーできる別売り「背面スッキリカバー」(どちらも本体色5色)をセットにした基本設置工事は、25,000円(税込み27,500円)からで承ります。

またマスプロ電工製の強電界地域専用モデル、付属のスタンドを用いて室内の窓際へ設置も可能な、業界最小級のコンパクトデザインアンテナ、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」の基本設置工事も、25,000円(税込み27,500円)からでご案内いたします。

デザインアンテナ取り付けについても、他業者ではデザインアンテナ設置に対応できなかった現場でも、弊社では綿密な電波調査により、壁面のピンポイントレベルで受信が安定する位置を割り出し、デザインアンテナ設置を実現した施工例がございます。
また他業者であれば、基本設置工事費に特殊工事費が加算されることが多い、デザインアンテナの屋根裏・天井裏への設置も、現場の条件で可能と判断できれば、弊社では追加工事費は不要のデザインアンテナ基本設置工事費でご対応いたします。

ユニコーンアンテナ:外観と雨風への強さ、受信感度を兼ね備える最新型

ユニコーンアンテナとは、マスプロ電工社が2017年(平成29年)に販売したデザインアンテナの新モデル「U2CN」の商品名(登録商標)です。ポールのようなすっきりとした形状が特徴で、本体色は、マットな質感のウォームホワイト(WW)とブロンズブラック(BB)の2色。比較的、新しいタイプの地デジアンテナになります。
ユニコーンアンテナは、八木式アンテナと同様、アンテナ本体が屋根の上に来るよう設置されることを前提としたアンテナですが、その洗練されたデザインは、住宅の外観に自然に溶け込み、高い位置でも家の見た目や景観を損ねません。
また、高い位置でも風雨などを受け流せる形状のため、台風などの強風に強く、鳥もとまりにくいため、経年劣化に強く、耐久性や寿命もデザインアンテナと同等というメリットもあります。

そしてユニコーンアンテナは、屋根の上や張り出し部(破風板)など比較的。高い位置にマストを固定して設置され、本体の高さを確保できるため、受信感度が安定しやすくなります。そのためデザインアンテナであれば、周辺の障害物の影響により十分な電波レベルをキャッチできず、設置できない現場でも、ユニコーンアンテナであれば対応できるケースが多くなります。
まさに、八木式アンテナの受信性能とデザインアンテナの見た目の良さ、自然環境への強さを両立した最新の地デジアンテナと言えます。
ただし、最新モデルであるため設置費用は費用は他のアンテナよりやや高くなる傾向がある。受信性能は同素子数(20素子)の八木式アンテナにはやや及ばず、基本的に強・中電界地域向けのモデルになるといったデメリットも存在します。

なお現在、当あさひアンテナでは、ユニコーンアンテナの基本設置工事を、業界最安に挑む「キャンペーン価格」にて承っております。

BS/CSアンテナ:衛星放送用のお皿型アンテナ

これまでの項でもすでにご説明していますが、BS放送やCS放送の衛星放送を受信するためには、上記の地デジアンテナとは別途に、お皿のようなディッシュ(放物面反射器)をもつ、専用のパラボラアンテナ(BS/CSアンテナ)の設置が必要となります。
このアンテナは、宇宙空間にある静止衛星から送られる、直進的な12GHz帯の電波をディッシュの内側でキャッチするため、静止衛星が位置する東経110度(南西上空)の方角に障害物がない場所に設置する必要があります。

またBS/CSアンテナは、直進的な12GHz帯の電波をディッシュの内側に反射させ、焦点を前方のコンバーターにある一次放射器へと集める仕組みのアンテナであるため、ディッシュの仰角(上下)、方位角(左右)の角度を、正確に合わせる必要がある、受信調整が非常にデリケートなアンテナです。
そのためディッシュの角度が1度でもズレると正常に受信できなくなってしまうこともあり、設置や調整には高い技術が求められます。
他にも地デジアンテナと同様に、雨風や雪にさらされることで、10年から15年程度でサビやコンバーターの故障などによる寿命を迎えることがあります。

現在のBS/CSアンテナはほぼすべて2K4K8K対応型になっており、戸建て住宅用から集合住宅の共同受信用まで、ディッシュサイズ(受信感度)別のモデルがあるだけで、基本的な構造はどのモデルも同じパラボラアンテナになります。
戸建て住宅用は基本的に45型モデルになりますが、同じ家庭用BS/CSアンテナには、本体色に日光に強い塗装を用いた白以外のカラーバリエーション。風を通すディッシュなど設計の工夫で風の影響を抑える高耐風モデルなども存在します。

当あさひアンテナでは、地デジアンテナと同時のBS/CSアンテナ基本設置工事では、DXアンテナ製の2K4K8K対応45型「BC45AS」設置を18,000円(税込み19,800円)から。
同じくDXアンテナ製、同じ2K4K8K対応45型で、さらに業界最高クラスの耐風性能をもつ高耐風モデル「BC453SG」の設置は「特別価格」にて承ります。

他にもBS/CSアンテナでは、ブラックのカラーバリエーションや各ディッシュサイズのモデルも用意しておりますので、マンション・アパートなど集合住宅の共同受信用も含め、さまざまな現場でのBS/CSアンテナ工事に対応できます。

まとめ:アンテナ修理で慌てないために。まずは信頼できる専門業者へ無料相談を

お住まいで突然、テレビが映らなくなると、どのような方でも焦ってしまうことでしょう。
しかし、そんな時こそ落ち着いて、正しい手順で対処することが大切になります。
この記事で解説したポイントを、最後にもう一度おさらいしていきます。

  1. まずは自分で簡単なチェックを!
    テレビやケーブル、B-CASカードなど、自分で確認できる範囲をチェックするだけで復旧するケースもあります。業者を呼ぶ前に試してみてください。
  2. 費用やサービスを比較するために相見積もりを!
    1社だけで決めず、必ず複数の専門業者から相見積もりを取ります。料金だけでなく、工事内容や施工後の保証までしっかり比較することが、後悔しない業者選びの鍵です。
  3. 火災保険が使えるか確認!
    故障の原因が台風や大雪などの自然災害であれば、火災保険で修理費用がカバーできる可能性があります。諦めずに、まずはご加入の保険会社に相談してみてください。

アンテナのトラブルは、一般の方には原因の特定が難しいケースも多く、特に屋根の上など高所での作業は大変な危険を伴います。
少しでも作業に不安を感じたら、無理せずプロに任せるのが一番の解決策です。

当「あさひアンテナ」では、お電話やメールでのご相談、現地調査、お見積もりをすべて無料で承っております。お客様のご要望に寄り添い、状況に合わせた最適なアンテナ修理・工事のご提案をいたします。

急なアンテナトラブルへの対応をはじめ、アンテナ工事のご相談は、まずは当あさひアンテナまで、お気軽にご相談くださいませ。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。