家電量販店エディオン(EDION)のテレビアンテナ工事は? 料金・評判・専門業者との比較で依頼の際の選び方と注意点を解説

2025年10月14日

一般のお客様が、ご自宅でテレビアンテナ取付、また修理や交換などの工事が必要になった場合、最初に思いつく依頼先としては、やはり近隣の家電量販店ではないでしょうか。
ただ、いざご依頼になるにあたって、

「工事費用はどれぐらいになるのか」
「数ある家電量販チェーンからどこを選べばいいのか」
「最近多いアンテナ工事の専門業者と比べてどう違うのか」
「各チェーン店やアンテナ工事の専門業者によって、工事費用や施工技術に違いはあるのか」

などの疑問やご不安も浮かんでくるかと思われます。
アンテナ工事の専門知識がないと、工事について適正料金はどの程度か、工事の品質は大丈夫なのかなど、ご判断が難しいことでしょう。

そこで今回の記事では、アンテナ工事業者への取材経験も豊富で、アンテナや工事に関して多彩な知識を持つライターが、人気の大手家電量販店のひとつ「エディオン」のテレビアンテナ工事に焦点を当てて解説していきます。

エディオンの概要から、具体的なアンテナ工事の料金体系や、実際の施工担当者、工事の流れ、実際に利用した人の評判・口コミなどを徹底的にご紹介します。
さらに、アンテナ専門業者との違いについてもさまざまな角度から比較し、お客様が後悔しないための、アンテナ工事業者、ご依頼先の選び方を分かりやすくガイドします。

この記事を最後までお読みいただければ、エディオンのアンテナ工事について詳しく分かり、同社を含めて、ご自身の状況に最適と言えるアンテナ工事の依頼先を見つけることができます。

【解説】家電量販店エディオン(EDION)とはどんなお店・会社なのか?

まずは、家電量販店「エディオン」がどのような店舗・会社であるのか、普段からよく利用されている方にも、またよく知らない方にも、簡単にわかりやすく会社の成り立ちや店舗の特徴、主なサービス内容などをご紹介していきます。

株式会社エディオン(EDION)とは、同名の店舗ブランドを使用する店舗を、日本各地で展開する家電量販店チェーンです。本社は大阪府大阪市北区にあります。
現在では東北地方全県と栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、新潟県を除く、日本の各都道府県に店舗を展開。家電量販店としての売上高は、ヤマダデンキ、ビックカメラグループ、ノジマ、ヨドバシカメラに次ぐ業界5位となっています。
今日のエディオンの発祥は、2002年(平成14年)に、それまで中国・四国・九州地方を基盤に家電量販店を展開してきた「デオデオ」 と、中部地方を基盤に同じく家電量販店を展開していた「エイデン」が経営統合して発足した共同持株会社「株式会社エディオン」です。
その社名の由来は「Exciting Discovery In One Network」(エキサイティングな発見を、ひとつになったネットワークで)の頭字語です。

1980年代から90年代、日本で家電量販店が勃興し隆盛した時期には、日本各地でエディオンの前身2社のような、日本の各エリアにて展開する、地域密着型の家電量販店チェーンが存在しました。
2000年代に入り、ヤマダ電機などの大手家電量販店が全国展開を進めたのに対抗する形で、エディオンでも前身2社の店舗のほか、近畿地方を中心に展開していた「ミドリ電化」、東京から関東を中心に展開していた「石丸電気」、北陸地方を中心に展開していた「100満ボルト」など、各地の家電量販店(運営会社)を、エディオングループの子会社、関連会社とします。
ただ当初、グループ入りした各地域の家電量販店は、その後も旧来の店舗ブランド名のまま展開していました。 しかし2010年代頃より、各地域の店舗ブランド名を、徐々に「エディオン」へと転換し、2025年には「100満ボルト」がエディオン店舗へと転換したことで、グループ店舗名はすべて「エディオン」ブランドに統一されました。

現在のエディオンは、日本全国にグループ店舗1190店をもつ、全国規模で展開する家電量販店だといえます。一般的な家電量販店の店舗展開では、元々は日本各地域のチェーン店だった経緯もあり、都市型、ロードサイト、ショッピングモールのテナント、免税店など、さまざまな形式の店舗が存在します。
他にもエディオンでは、町の家電店と提携する「エディオンファミリーショップ(EFS)」や、リフォーム業その他の業種に家電販売その他を加える「エディオンサポートチェーン(ESC)」、これらによるフランチャイズ展開もしており、これらも小規模ながら身近なエディオン店舗となっています。

上記の全国店舗数のうち、直営店が454点、フランチャイズ店が736点になっています。

エディオン店舗で取り扱う商品は、冷蔵庫やエアコンなどの大型家電、テレビやレコーダーなどのAV家電、パソコンやスマートフォンなどのデジタル家電、その他キッチン家電や小型家電、ゲーム機やおもちゃ、その他の関連商品など、一般的な家電量販店と同等の品ぞろえになっています。
インターネット上でも、エディオンは自社公式オンラインショップを運営し、店舗と共通の保証その他サービス、お近くでの店舗受け取りなど、実店舗と連携した営業を行っています。
また株式会社LIXILグループと資本・業務提携を結んでいることで、エディオンでは住宅リフォーム事業も強化しており「家電とリフォームのエディオン」と称している他、株式会社ニトリホールディングスとも同様の提携を結び、一部の店舗ではニトリ商品を取り扱っています。
その他の事業では、デオデオ時代から引き継いでいるプロバイダ・通信(ISP)事業、法人向けの製品販売やリース事業、プログラミング教育事業、エネルギー管理システム事業なども行っています。

さらにエディオンでは、家電量販店の顧客に対するサービスとして「買って安心」「ずっと満足」サービスを提供しています。

買って安心サービスは、主に商品購入時のサービスで、大型家電などの配達・設置工事については、13時から21時まの時間帯での即日配達・工事や、5つの時間帯を指定できる通常配達・工事。また設置場所や搬入路の無料下見サービスにも対応しています。
他にも家電や小型家電のリサイクル、店舗で注文した部品のお届けサービス、そしてテレビアンテナ含む、エアコンや照明、電気関係、パソコンサポートなどの施工工事も、各店舗で受け付けています。

ずっと満足サービスは、家電量販店のカード会員・保証サービスなど、顧客に対する長期的なサービスになります。
家電量販店などで購入時のポイント還元や長期保証サービスを受けられる会員カードについては、店舗ブランドがエディオンに統一された現在、以下の4種類が用意されています。

  • エディオンカード(エディオンのポイント還元・長期保証サービス付きクレジットカード、年会費あり)
  • エディオンIDカード(上記カードからクレジット機能を外したもの。年会費あり)
  • エディオンあんしん保証カード(年会費無料のポイント・長期保証カード。新規発行は終了)
  • エディオンアプリ(安心保証カードと同等のサービスがあるスマートフォン会員アプリ)

上記カードのポイント還元については、基本的にエディオンでの購入では、100円につき1ポイント還元の他、一部指定商品は1~5ポイントの還元になります。クレジットカードについては、他でのご利用でもポイント還元の対象になります。他にもクレジット機能については、付帯カードとしてETCカードや家族カードの発行、エディオンでの特別低金利分割払いなどのサービスもあります。
なおエディオンカードおよびIDカードと、あんしん保証カードやアプリでは、指定商品やポイント還元率などが異なります。

長期保証サービスについては、エディオンカードとIDカードでは、100品種以上の対象商品で、商品別に5年間、10年間の長期修理保証を受けることができます。
あんしん保証カードとアプリの場合は、22品種の対象商品について、品種別に3年間、5年間、10年間の長期修理保証を受けられます。
またエディオンアプリについては、アプリ独自のクーポンやキャンペーン、ポイントが当たるゲーム、購入履歴や長期保証一覧の確認など、便利機能も豊富です。

ほかにもずっと安心サービスには、大型家電の訪問修理サービス、小型家電の修理品引き取りサービス、エアコンや洗濯槽、水回りのクリーニングや、各種家電の掃除、点検サービスなどの家電トータルサポートが用意されています。

総合的に見て、エディオンでは家電製品販売はもちろん、購入時や購入後の各種サービスも、他の家電量販店チェーンに劣らない水準で用意されており、一般のお客様から見れば非常に頼りになる家電量販店であると言えます。

【結論】エディオンのアンテナ工事はこんな人におすすめ!専門業者との違い早わかり比較表

上記でもご説明した通り、エディオンでは店舗の商品として地デジ放送用、衛星放送(BS/CS)用の各種テレビアンテナも取り扱っていて、購入に合わせて、店舗にてアンテナ取り付け工事を依頼することもできます。

そして、家電量販店を含めて、アンテナ工事をどこに依頼すべきか迷っておられる方のために、まずは結論からお伝えします。
依頼先を選ぶうえで何を重視するかによって、最適といえる選択は変わってきます。例えば、

  • 大手ならではの安心感や、店舗で直接ご相談になりたい方にはエディオンをはじめ、家電量販店がおすすめです。
  • 価格の安さ、専門的な技術力、対応の速さを重視するならアンテナ専門業者が適しています。

以下、両業者のテレビアンテナ設置工事の特徴を分かりやすく比較表にまとめましたので、ご自身のご要望と照らし合わせてみてください。

比較項目 エディオン アンテナ専門業者
料金・費用 割高になる傾向(中間マージンあり) 比較的安価(完全自社施工)
工事の品質 下請け業者によって品質にばらつきがある 専門性が高く、高品質で安定的
対応スピード 即日対応は難しいケースが多い 最短即日対応が可能な業者が多い
保証・サポート 長期10年保証 8〜15年と業者によって異なる
相談のしやすさ 店舗で対面相談が可能 電話・メール・Webで専門的な相談が可能
おすすめな人 ・大手ブランドの安心感を重視する人
・家電購入と同時に依頼したい人
・店舗で直接相談したい人
・費用をできるだけ抑えたい人
・デザイン性や設置方法にこだわりたい人
・急なトラブルで即日工事を希望する人
💡ポイント:
総合的に見ると、アンテナ専門業者の方が価格・品質・スピードのバランスが優れています。
特にあさひアンテナは「完全自社施工+10年保証+即日対応」で、費用を抑えながら安心して依頼できる業者です。

※以上は主なポイントの比較になります。

このように、エディオンでのアンテナ工事には、全国展開する大手企業ならではの安心感や利便性という大きなメリットがあります。
一方で、費用や専門性、スピードを考えると、アンテナ専門業者に分がある点も多いのが実情です。

次の項目からは、それぞれの項目についてより詳しく掘り下げて解説していきます。

エディオンのテレビアンテナ工事の料金体系を完全ガイド|総額はいくら?

戸建て住宅などのテレビアンテナ工事をご検討になる上で、お客様にとってもっとも気になるポイントと言えば、やはり工事の「料金」ではないでしょうか。
ここではまず、エディオンの公式サイトに掲載されている料金を基に、エディオンのアンテナ工事について、どのような工事でどのような費用がかかるのかを詳しく見ていきましょう。

ただし、ここで紹介するのはあくまで各種の「基本工事費」です。
実際の費用は、ご自宅の電波状況や設置場所によって変動するため、最終的には現地調査での見積もりが必須となります。

【新規設置】地デジ・BS/CSアンテナの基本工事費用

新しくアンテナを設置する場合の基本的な工事費用は以下の通りです。
注意点として、これらの料金にはアンテナ本体の価格が含まれていない場合が多いことを覚えておきましょう。

工事内容 費用目安(税込) 備考
地上デジタルアンテナ 基本工事 23,100円~ アンテナ本体の料金は別途必要
地上デジタル平面アンテナ 基本工事 15,400円~ アンテナ本体の料金は別途必要
BS/CSアンテナ 基本工事 11,550円~ アンテナ本体の料金は別途必要
💡補足情報:
・上記は「基本設置工事」のみの料金であり、アンテナ本体や配線、分配工事などは別途費用となります。
・エディオンではすべて下請け業者による施工となるため、実際の金額や対応スピードは地域・時期により異なることがあります。
・費用を抑えたい方は、アンテナ専門業者(例:あさひアンテナ)への直接依頼がおすすめです。完全自社施工で追加費用の心配が少なく、保証期間も長めです。

これらの料金は、アンテナをベランダの手すりなど比較的、簡単な場所に設置する場合を想定しています。屋根の上への設置など、作業が危険、複雑になると追加料金が発生する可能性があります。

またエディオン店舗で各種テレビアンテナを購入する場合、標準的な受信性能のモデルで、

  • 地デジアンテナ(八木式アンテナ):5,000円~8,000円程度。
  • 地デジ平面アンテナ(デザインアンテナ):13,000円前後。
  • BS/CSアンテナ:10,000円~13,000円程度。

の価格帯になります。(性能や付属品などによっては上記以上に変動することもあります)
つまりエディオンの場合、最小限のアンテナ工事にかかる費用は、基本工事費用プラスアンテナ本体や必要な部材(設置具やケーブル)の代金、という点は理解しておく必要があります。

【修理・調整】アンテナ受信状態の調整費用

こちらは、お住まいでテレビの映りが悪くなった、特定のチャンネルだけ映らないといったトラブルが生じた場合の、エディオンにおける修理費用です。
このようなトラブルは多くの場合、地デジやBS/CSアンテナが、経年劣化や強い風雨、雪などの影響で、正しい向き(電波塔や静止衛星の方向)からズレたことが原因です。
このような場合は、アンテナを再度、正しい向きに調整して、しっかりと固定し直す調整作業で改善することがあります。

以下、エディオンにおけるアンテナ調整作業の費用目安です。

工事内容 費用目安(税込)
アンテナ受信状態調整(屋根・壁面) 7,700円~
アンテナ受信状態調整(ベランダ) 5,500円~
💡ポイント:
・エディオンでのアンテナ受信調整は軽微な調整作業を対象としており、アンテナ本体の交換や配線工事が必要な場合は別途費用が発生します。
・屋根上など高所での作業は安全確保のため、追加費用(高所作業費)がかかるケースもあります。
・トータルコストを抑えたい場合は、自社施工のアンテナ専門業者に相談すると、点検・調整・修理を一括対応できることが多くおすすめです。

この費用は、設置位置をはじめ、作業の難易度や、補強のために必要となる部材などで変動してきます。

また、この作業で受信状況が改善しない場合は、アンテナ本体やブースター(電波を増幅する機器)の交換が必要になり、別途に部品代や交換費用などが発生します。

要注意!追加で発生する可能性のあるオプション工事費用

一般的に、テレビのアンテナ取り付け工事費用は、上記の基本工事費だけでは済まないケースがほとんどになります。
戸建て住宅の場合、主にアンテナが受信したテレビ電波を必要なレベルに増幅するブースターの設置や、テレビ電波(ケーブル)を分配器によって各部屋に分配する分配工事も必要になります。
そのようなオプション工事を加算すると、工事の総額は大きく変わってきます。

そのため、エディオンでのアンテナ工事では「最終的な見積もりが5万円を超えた」というケースも珍しくありません。

以下、エディオンにおける主なオプション工事の費用目安です。

オプション工事例 費用目安(税込) 概要
ブースター取り付け(アンテナ基本工事と同時) 7,150円~ 電波が弱い地域で安定した受信に必要(ブースター機器代込み)。
ブースター取り付け(単独) 9,350円~ 上記に同じ(単独で工事を行う場合)。
屋外分配工事(単独) 13,200円~ アンテナからのケーブル(電波)を屋外で複数の部屋に分配する工事(分配器代込み)。
屋内分配工事(基本工事と同時) 8,800円~ 上記と同じ工事を屋内で行う(アンテナ基本工事と同時)。
屋内分配工事(単独) 11,000円~ 上記に同じ(単独での工事)。
高所作業費 要見積もり 2階の屋根以上など、はしごが届かない場所での作業。
既存アンテナ撤去・処分費 要見積もり 既設の古いアンテナを取り外して処分する費用。
特殊な部材の使用 要見積もり 特殊な壁材への取り付けや、塩害対策用の部材が必要な場合の工事。

※上記は主なオプション工事の費用になります。

オプション工事の場合、前述したアンテナ基本工事と同時に行うか、単独で工事を行うかにより、作業の手間が異なるため、料金も変動します。
このように、エディオンにおけるアンテナ工事の料金体系は一見、複雑に見えます。
そのため、必ず工事前に現地調査を依頼し、詳細な見積書をもらって総額を確認することが非常に重要となります。

エディオンにアンテナ工事を依頼する前に知っておきたい評判・口コミ

お客様にとって、アンテナ工事の料金と並んで気になるのが、実際に利用した人の評判や口コミではないでしょうか。
「品質の悪いアンテナ工事で失敗したくない」という思いは誰しも同じことでしょう。

この項目では、SNSや口コミサイトなどにおける良い評判と悪い評判の両方から、エディオンのアンテナ工事の実態を探っていきます。

良い評判・口コミから分かるメリット4つ

まずは、肯定的な口コミ情報から見えてくるエディオン・アンテナ工事のメリットです。

  1. 大手ならではの安心感がある
    「何かあったときも、全国にあるエディオンなら安心できる」という声は多く聞かれます。普段から利用している店舗という親近感と、大手企業への信頼感が大きなメリットになっています。
  2. 店舗で直接相談できる手軽さ
    Webや電話だけでなく、店舗のスタッフに直接、工事について相談できることは大きな強みです。「専門用語が分からなくても、丁寧に説明してくれた」など、初心者でも相談しやすい環境が評価されています。
  3. 長期10年保証が付いている
    「10年という長い保証が付いているのが決め手になった」という口コミもあります。工事後の万が一の不具合に対しても、長期的にサポートしてもらえる点は大きな安心材料です。
  4. 丁寧な対応と分かりやすい説明
    「工事担当者の説明が分かりやすかった」「迅速かつ丁寧な対応だった」といった、スタッフの接客態度を評価する声も少なくありません。エディオンではフランチャイズ店が工事を担当することもあり、大手企業として、従業員教育が行き届いていることがうかがえます。

悪い評判・口コミから分かるデメリット・注意点4つ

一方で、エディオンのアンテナ工事について、やや否定的な口コミから見えてくるデメリットや注意点もあります。

  1. 料金が専門業者より割高に感じた
    「他社の見積もりと比較したら、かなり高かった」という料金に関する不満は、もっとも多く見られます。これは、エディオンが工事を提携業者(下請け業者)に委託することが多く、仲介手数料などの中間マージンが発生するためと考えられます。
  2. 工事の品質にばらつきがある
    「工事がずさんだった」「担当者の対応に不満があった」という声も存在します。工事を担当する下請け業者の技術力や対応は一様ではないため、専門性の高いアンテナ工事に関して、当たり外れが出てしまう可能性がある点は注意が必要です。
  3. 即日対応が難しい
    「問い合わせてから工事まで時間がかかった」という口コミもあります。専門業者とは異なり、即日での工事対応は難しいケースが多く、急いでいる場合には不便を感じるかもしれません。
  4. 見積もりの内容が分かりにくい
    「基本工事費にアンテナ本体代が含まれておらず、最終的に高額になった」という経験談もあります。見積もりの段階で、工事代金の項目に何が含まれていて何が別途に必要なのか、しっかりと確認することが重要です。

エディオン vs アンテナ専門業者|どっちに頼むべきか5つの項目で徹底比較

上記によりエディオンのメリット・デメリットが見えてきたところで、アンテナ専門業者と比較するとどうなのかを確認していきます。
ここでは、お客様がアンテナ工事に当たって重視されるであろう「料金」「品質」「スピード」「保証」「相談のしやすさ」という5つの観点から、両者を徹底的に比較します。
新築などのアンテナ工事はどこに頼むか、という疑問点についてが、ご自身がアンテナ工事について、何をもっとも重視するかを考えながらお読みください。

【比較1】料金・費用|総額で安く抑えられるのはどっち?

まずは、もっとも気にになるポイントであろう、アンテナ工事の料金についてです。
結論から申し上げると、総額ではアンテナ専門業者の方が安くなる傾向にあります。

依頼先 料金の傾向 理由
エディオン 割高になりやすい 下請け業者への中間マージンが発生するため。
アンテナ専門業者 比較的安価 自社施工で中間マージンがなく、大量仕入れで部材費も抑えられるため。

エディオンは全国規模の店舗運営や広告宣伝費などの固定費がかかり、さらに実際の工事には下請け業者を使うため、注意手数料などの中間マージンが価格に上乗せされます。
一方、専門業者の多くは自社スタッフが直接、アンテナ工事などすべての施工を行うため、仲介手数料などの余計なコストを削減できて、その分を工事料金に還元できるのです。

例えば、「あさひアンテナ」などの専門業者では、地デジやBS/CSなど各機種のアンテナ基本工事について、国内大手メーカー製の高品質アンテナ本体と基本の設置具、同軸ケーブルをセットにした低価格の「基本設置工事費」で案内しています。
これは、アンテナその他の製品を各メーカーから直接、大量に仕入れるスケールメリットにより、一般では難しい大幅値引きを実現し、その分をそのまま設置工事費の値引きに活かしているためです。
同社では他にも、ハウスメーカーなど他業者との連携による宣伝広告費の削減、自社スタッフが効率的に各現場を回って作業の数をこなすことによる人件費の削減など、さまざまな企業努力でコストカットを進め、高品質なアンテナ工事を業界最安に挑む価格でご提供できるよう努力しています。

【比較2】工事の品質・技術力|安定して高いのはどっち?

アンテナ工事の品質や技術力では、安定性の面でアンテナ専門業者に分があります。

依頼先 品質の傾向 理由
エディオン 下請け業者によりばらつきの可能性。 どんな業者が来るか選べないため。
アンテナ専門業者 専門性が高く、品質が安定的。 経験豊富な自社スタッフが施工するため。

エディオンの場合、アンテナ工事に来るのは下請け業者です。
エディオンでは、アンテナやエアコンなど各種家電製品の工事や修理などを、本社と提携した「工事担当業者」「協力業者」が担当しています。
前述したエディオンのフランチャイズ店含め、各種工事の免許や技術を持つ個人経営の電気店などがこのような下請け業者になります。
ただ注意点として、このような業者は、アンテナだけでなくエアコンや洗濯機の設置など、電気関係の工事全般を請け負う業者である、工事内容的には、エアコン工事がメインであることが多くなります。
したがってアンテナ工事の技術に関しては、専門のプロとまでは行かないことも考えられます。
もちろん下請け業者にも優良な業者もいますが、中にはアンテナ工事については知識や経験の浅い業者が担当する可能性もあり、十分な受信レベルの確保や、細かな配線作業の丁寧さといった点では、やや難が出るケースも考えられます。

その点、アンテナ工事の専門業者はアンテナ工事に特化していることから、担当の職人はアンテナ工事に特化した技術を学び、日々さまざまな現場を経験することで、ただ安定した受信ができるアンテナ設置だけでなく、より見た目が良く、より長持ちする、配線の丁寧さなども含めてより高品質な工事を追求しています。
例えば、高品質な施工で評判の「あさひアンテナ」は、完全自社施工を徹底しております。
特に外観を損なわないデザインアンテナの設置には、緻密な電波調査による安定した受信が可能な設置場所の確保、壁のビス穴すべてに編成シリコンを注入する丁寧な施工、可能であれば屋根裏や天井裏への設置も基本設置料金だけで対応など、専門的なノウハウが豊富で、顧客満足度も高くなっています。

【比較3】対応スピード|即日工事など急な依頼に強いのはどっち?

「新居への引っ越しまでに日数がない」「自宅で急にテレビが映らなくなった」など、早急な工事が必要となる緊急時の対応では、アンテナ専門業者の方が圧倒的にスピーディーです。

依頼先 スピードの傾向 理由
エディオン 時間がかかる場合が多い 申し込み→下請け業者へ手配、という流れのため。
アンテナ専門業者 即日対応可能な業者が多い 自社で直接スケジュールを管理しているため。

エディオンに限らず、家電量販店やホームセンターなど、アンテナ工事に下請け業者を用いる業者の場合、店舗で工事を受け付けた後、スケジュールの空いた下請け業者を手配するため、即日工事は難しくなります。
また上記の通り、下請け業者はアンテナ工事だけでなく、エディオンからの各種電気工事を請け負う業者であるため、特にエアコン工事などの繁忙期は、そちらの工事を優先したスケジュールが組まれ、アンテナ工事は後回しになることが多くなります。
他にも、エディオンなどの下請け業者の場合、店舗受付から後日、下請け業者が現地調査と見積もりを行い、お客様がその内容にご納得の上で契約を結んだ後、あらためて後日、工事日を設定するという流れになります。したがってお客様から見れば、2度の対応が必要ということになります。

一方、アンテナ工事の専門業者の中には、フリーダイヤルだけでなく、メールフォームなどで24時間365日、問い合わせ受付を行い、最短即日で工事に対応してくれる業者も少なくはありません。
例えば「あさひアンテナ」は、フリーダイヤルの他、公式サイトのメールフォーム、LINEアカウントでは24時間、問い合わせを受け付けております。
そして時間帯にもよりますが、問い合わせから最短3時間で現場に駆けつけ、即日工事も可能という驚異的な迅速性を実現しています。

【比較4】保証・アフターサービス|長期的な安心感があるのはどっち?

保証に関しては、エディオンも専門業者も充実しており、甲乙つけがたいと言えます。
ただアンテナ工事の保証に関しては、専門業者のほうがやや安心感が大きいとも言えます。

依頼先 保証の傾向
エディオン 長期10年保証
アンテナ専門業者 8年~15年と業者により様々(10年保証も多い

エディオンの10年保証は非常に手厚く、大きなメリットです。
ただ前述の通り、エディオンの保証は5年・10年と商品によって保証期間が分かれていることがあり、アンテナの商品によって、適用される保証期間に違いが出る場合もあります。
また有償のエディオンカード・エディオンIDカードと、無償のあんしん保証カード、エディオンアプリで保証対象の品目や年数にも違いが出る点に注意が必要です。
特にアンテナ工事の場合、エディオンの保証対象は、基本的にアンテナ商品そのものであり、工事は保証対象外になる点も、注意しておく必要があります。

一方、多くのアンテナ専門業者では、アンテナ製品だけでなく施工全体について、短くても5年から8年以上、またはそれ以上の長期保証(例:「あさひアンテナ」の10年保証)を提供しています。
いったん設置すれば10年以上の長期、使用することになり、その間、風雨などの影響も受け続けるテレビアンテナの保証としては、工事全般について長期保証を用意している専門業者がおすすめともいえます。
この場合、保証期間だけでなく、保証範囲にはどのような事例が含まれるか、万が一の際にどれだけ迅速に対応してくれるかといった点も考慮されると良いでしょう。

【比較5】相談のしやすさ・手軽さ|初心者に優しいのはどっち?

業者への相談のしやすさは、個人の好みによりますが、それぞれに異なるメリットがあります。

依頼先 相談方法のメリット
エディオン 店舗でスタッフと顔を合わせて相談できる
アンテナ専門業者 電話やWebで専門的な視点から具体的なアドバイスがもらえる

アンテナについて何も分からない初心者の方にとっては、エディオンの店舗で実物の製品を見ながら相談できるのは心強いでしょう。ただ店舗スタッフは、あくまで商品についての知識があるだけで、アンテナ工事に関してはインターネットで調べられる基礎知識しかないケースもあります。

一方で、アンテナ工事に関してある程度、具体的な要望がある場合や、専門的な質問をしたい場合は、アンテナ工事に特化した知識が豊富な専門業者に直接、問い合わせる方が早いかもしれません。
多くの専門業者は、フリーダイヤルやメールなどの受付窓口が豊富なほか、現地調査や見積もりを無料で行っているため、気軽に相談しやすい環境が整っています。

エディオンでのアンテナ工事|申し込みから設置完了までの流れ

実際にエディオンにアンテナ工事を依頼する場合、どのような手順で進むのでしょうか。
ここでは申し込みから工事完了までの一般的な流れを、4つのステップでご紹介します。

  1. STEP1:店舗・電話・Webで相談・申し込み
    最寄りのエディオン店舗の窓口へ相談か、電話や公式サイトかお問い合わせを行います。
    このとき、アンテナ工事について、新築への設置なのか、修理なのか、どのようなアンテナを希望するのかといった現状を伝えます。
  2. STEP2:現地調査と見積もり
    後日、エディオンから委託された工事業者が自宅を訪問し、現地調査を行います。
    電波の受信状況や建物の構造、設置場所などを確認したうえで、正式な見積書が提示されます。
  3. STEP3:契約と工事日の調整
    提示された見積もりの内容に納得できれば、正式に契約を結びます。
    その後、工事業者と具体的な工事の日程を調整します。
  4. STEP4:アンテナ工事の実施と支払い
    決定した日時に業者が来て、アンテナの設置や修理作業を行います。
    工事完了後、テレビが問題なく映るかを確認し、問題がなければ料金を支払って完了です。
    なお、工事費用に関しては、下請け業者への支払いになるため、現金しか使用できず、ポイント対象外になることも考えられます。
    その点について気になる方は、店舗などへの問い合わせか、業者の現地調査の際に、あらかじめご確認ください。

エディオン以外の選択肢は?他の家電量販店や依頼先との比較

テレビアンテナ工事の業者(依頼先)はエディオンや専門業者だけではありません。
他の家電量販店や、ホームセンター、町の電気屋さんなど、さまざまな選択肢があります。
視野を広げて比較検討することで、より納得のいく選択ができることでしょう。

他の大手家電量販店(ケーズデンキ・ヨドバシなど)の料金比較

他の大手家電量販店も店舗などでアンテナ工事の受け付けサービスを提供しています。
料金は各社で異なりますが、サービス内容はエディオンと類似している点が多くなります。

家電量販店 工事内容 費用目安(税込)
ジョーシン 地デジUHFアンテナ 17,000円~
ケーズデンキ BS/CSアンテナ(ベランダ取付) 11,000円~
ヨドバシカメラ 地デジアンテナ交換・新規設置 20,000円~

※上記はあくまで工事の一例であり、各家電量販店でも、工事の種類や方法によって費用の目安も変動してきます。

これらの各家電量販店も、エディオンと同様に「下請け業者による施工」のため「即日工事が難しい」「料金が割高になりやすい」いった共通の傾向があります。
また店舗によっては、アンテナ工事の現地調査と見積もり後に工事をキャンセルした場合も、出張料などとして一定の費用(数千円程度)が発生する場合もあるため注意が必要です。

アンテナ専門業者以外の依頼先(ホームセンター・町の電気屋など)のメリット・デメリット

家電量販店や専門業者以外にも、以下のようなアンテナ工事の依頼先があります。

依頼先 メリット デメリット
ホームセンター 買い物のついでに気軽に相談できる 専門知識を持つスタッフが少ない。下請け施工で割高になる傾向。
町の電気屋さん 顔なじみで相談しやすい。細かな要望に対応してくれる場合がある。 料金が高めになることが多い。アンテナ工事の経験が少ない場合がある。
ハウスメーカー・工務店 新築時にまとめて依頼できるので手間が省ける。 下請け・孫請け構造で、中間マージンが多く発生し非常に割高になる。

※上記は各業者についての主な特徴になります。

基本的にホームセンターは家電量販店の場合とほとんど違いはなく、ハウスメーカーや工務店の場合も、下請け業者が担当するという点では同じになります。
また町の電気屋さんは、これら業者の下請け業者でもあることが多くなります。

どの依頼先にも一長一短がありますが、やはりアンテナ工事の専門性やコストパフォーマンスを考えると、アンテナ工事の専門業者に依頼することが、もっとも合理的と言えるでしょう。

テレビアンテナ工事で失敗しない!優良業者の選び方3つのポイント

アンテナ工事の依頼先として、最終的にエディオンを選ぶにせよ、専門業者を選ぶにせよ、後悔しないためには業者選びのポイントを押さえておくことが重要です。
この項目では、優良な業者を見極めるための3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:必ず2~3社から相見積もりを取る

優れたアンテナ工事業者を選ぶためにもっとも重要となるポイントが、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」です。
1社だけの見積もりでは、その価格や内容が、相場から考えて適正なのかどうかを判断できません。

最低でも2~3社から見積もりを取り、以下の点を比較してみてください。

  • 総額の工事料金
  • 見積もりの内訳(何にいくらかかるか)
  • 使用するアンテナや部材の種類
  • 保証期間と内容
  • 担当者の対応や説明の分かりやすさ

多くのアンテナ工事専門業者は見積もりを無料で行っているので、積極的に活用してください。
このとき各業者に対して、工事をキャンセルした場合に、出張料やキャンセル料などは発生しないか、あらかじめ確認しておくことも重要です。

ポイント2:見積書の内訳と追加料金の有無を確認する

提示された見積書は、必ず詳細にチェックしてください。
「工事一式」のように内訳が不明瞭な見積もりを出す業者は要注意です。本契約の後、さまざまな理由をつけて、見積もり外の料金を請求してくる可能性もあるからです。

優良なアンテナ工事業者は、アンテナ本体代、ブースター代、基本工事費、高所作業費、特殊工事費(屋内設置)など、細かな項目ごとに料金を明記してくれます。
また、事前調査で必要な工事をすべて割り出し、見積もりの際に「見積もり提示後の追加料金は一切発生しません」と明確に約束してくれる業者を選ぶと、金銭的なトラブルを避けられます。

ポイント3:施工実績と口コミ、長期保証の内容をチェックする

その業者が信頼できるかどうかは、過去の実績が具体的に物語っています。
公式サイトの施工事例ブログなどで、自宅と似たような条件の施工事例が豊富に掲載されているかを確認してみてください。

またGoogleマップの口コミやSNS、専門の比較サイトなど、第三者の評価もある程度は参考になります。
保証については、期間の長さだけでなく、「どのような場合に保証が適用されるのか」という内容までしっかり確認しておくことが大切です。

【独自情報】価格・品質・速さを求めるなら「あさひアンテナ」がおすすめ

これまでアンテナ工事業者を比較してきた結果、「費用を抑えつつ、高品質でスピーディーな工事を望むなら、アンテナ専門業者が最適」という結論が見えてきました。
そして数ある専門業者の中でも、本記事の筆者から特におすすめしたいのが「あさひアンテナ」です。

年間10,000件以上の施工実績と顧客満足度5年連続No.1の信頼

あさひアンテナは、年間6,000件から10,000件以上という圧倒的な施工実績を誇ります。
これは、多くの顧客から選ばれ続けている信頼の証です。

さらに、顧客満足度調査では5年連続でNo.1を獲得しており、特に施工スタッフの対応に対する満足度は77%と非常に高い評価を得ています。
技術力だけでなく、担当者の人間性も重視した、お客様第一のサービスを提供していることがうかがえます。

完全自社施工と国産部材へのこだわりが生む高品質と10年保証

アンテナ工事の品質へのこだわりも徹底しています。
前述の通り下請け業者を使わず、厳しい研修を受けた経験豊富な自社スタッフのみが工事を担当する「完全自社施工」を貫いています。

これにより、工事の品質にばらつきがなく、常に優秀なアンテナ職人による、安定した高い技術を提供できます。使用するアンテナや部材も、DXアンテナなどすべて国産大手メーカーの高品質な製品に限定。
その施工に対する自信の表れとして、業界最長クラスである10年間の長期保証も付けています。

最短即日対応&明朗会計!見積もり後の追加料金なしの安心感

「テレビが急に映らなくなった」という緊急事態にも、あさひアンテナなら安心です。
メールフォーム、LINEアカウントでは年中無休、24時間365日の受付で、最短即日の工事に対応しています。

料金体系も非常にクリアで、出張費やキャンセル料を含め、電波調査や見積もりは完全無料です。
見積もりで提示された金額からの追加料金は一切発生しない「明朗会計」を約束しているため、安心して依頼できます。
さらに、「子育て割引」といったユニークなサービスも提供しており、顧客に寄り添う姿勢が見られます。

エディオンで取り扱いのあるテレビアンテナの種類と参考価格

アンテナ工事を依頼する前に、戸建住宅向けのテレビアンテナモデルに、どのような種類があるのかを知っておくと、業者との相談もスムーズに進みます。
エディオンのオンラインストアで取り扱いのある製品を参考に、代表的なアンテナの種類をご紹介します。

UHFアンテナ(八木式アンテナ)

もっとも一般的で、屋根の上でよく見かける魚の骨のような形状の地デジアンテナです。

受信性能では他機種よりも優れ、幅広いエリアで安定した受信を実現できるのが特徴です。
価格も比較的、低価格ですが、現在ではお住まいの見た目や景観に悪影響を与える、風雨など自然の影響を受けやすく寿命が短くなるなども弱点もあります。

特徴 ・受信性能が非常に高い
・比較的安価
・鳥がとまりやすい(フン害)
・天候の影響を受けやすい
・外観を損ねる可能性がある
エディオン参考製品 マスプロ 家庭用UHFアンテナ U206
参考URL
https://www.edion.com/detail.html?p_cd=00040670553

デザインアンテナ(平面アンテナ)

建物の壁面などに設置する、薄い箱型のスタイリッシュな地デジアンテナです。

カラーバリエーションも豊富で住宅の見た目や景観に影響を与えない、風雨などの影響にも強く長持ちするなどメリット豊富で、現在では一番人気の地デジアンテナです。
反面、設置位置の低さもあって受信性能では八木式アンテナにやや及ばず、対応できるエリアがやや狭い。特に高層ビルの近隣や隣家が近い住宅密集地など、周辺環境によっては設置できないこともあるため、設置に当たっては事前の電波調査が重要になります。

特徴 ・外観を損なわない
・カラーバリエーションが豊富
・天候の影響を受けにくい
・八木式アンテナより受信感度が若干劣る場合がある
・設置場所に制約がある場合がある
エディオン参考製品 DXアンテナ 平面アンテナ(26素子相当) オフホワイト UAH261(W)
参考URL
https://www.edion.com/detail.html?p_cd=00052558641

室内アンテナ

工事不要で、室内に置くだけで使える手軽な地デジアンテナです。

低価格で設置も簡単な点が魅力ですが、受信性能は非常に低く、強電界地域など電波の強い現場でした使用できず、周辺環境にも影響を受けやすくなります。
基本的にはアンテナコンセントのない場所で一時的に地デジ放送を見るなど、簡易的な利用が推奨されます。

特徴 ・設置が非常に簡単
・工事費がかからない
・電波が強い地域でないと安定して受信できない
・受信できるチャンネルが限られる場合がある
エディオン参考製品 DXアンテナ 室内アンテナ(ブースター内蔵) ブラック US120A
参考URL
https://www.edion.com/detail.html?p_cd=00045278297

エディオンのアンテナ工事に関するよくある質問(Q&A)

最後に、エディオンのアンテナ工事に関して、多くの方が抱く疑問を、以下にQ&A形式でまとめました。

Q1. 見積もりだけでも無料ですか?断ってもキャンセル料はかかりませんか?

はい、エディオンでは現地調査と見積もりは無料で行っています。
正式に契約を結ぶ前であれば、見積もりの内容に納得できずに断っても、基本的にキャンセル料はかかりません。
ただし、念のため店舗へのご相談時に、その点も確認されておくとより安心です。

Q2. アンテナ本体を持ち込んで工事だけ依頼することは可能ですか?

一般的に、エディオンに限らず家電量販店では、アンテナ本体の持ち込みによる工事には対応していないケースがほとんどです。
工事後の保証の問題などがあるため、アンテナ本体の購入と設置工事はセットで依頼するのが基本となります。

Q3. 工事時間はどれくらいかかりますか?

工事内容や現場の状況によって異なりますが、一般的な新規アンテナ設置の場合、1時間半から3時間程度が目安です。
既存アンテナの撤去や、複雑な配線工事が伴う場合は、もう少し時間がかかることもあります。

Q4. 支払い方法には何がありますか?クレジットカードは使えますか?

はい、エディオンの店舗で利用できる支払い方法(現金、各種クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など)が、工事費用の支払いにも基本的に利用できます。
エディオンカードを利用すれば、ポイントを貯めたり使ったりすることも可能です。
ただ念のため、この点についても、店舗へのご依頼の際に確認されることをおすすめします。

Q5. エディオンの「あんしん保証」はアンテナ工事にも適用されますか?

エディオンが提供する家電製品向けの「あんしん保証」と、アンテナ工事の保証は別物です。
ただリフォームに含まれるアンテナ工事の場合には、製品保証とは別に、エディオン独自の「リフォーム工事保証」が10年間適用されるケースもあります。
工事が原因で発生した不具合については、この保証の範囲内で対応してもらえます。
この点についても、詳しくは店舗へのご依頼時にご確認ください。

Q6. アンテナ工事と光テレビ、どっちがいいですか?

どちらが良いかは、ご家庭の状況やテレビのご視聴に何を重視するかによって変わりまます。

  • アンテナ工事:初期費用はかかりますが、一度設置すれば月々のランニングコストはかかりません。長期的に見れば最も経済的です。
  • 光テレビ:インターネット回線とセットで契約するため、初期費用を抑えられますが、毎月利用料が発生します。

ランニングコストをかけたくないならアンテナ工事、インターネット回線とまとめて手軽に始めたいなら光テレビがおすすめです。

まとめ:エディオンのアンテナ工事を理解し、専門業者とも比較して最適な選択を

今回は、エディオンのテレビアンテナ工事について、料金や評判、専門業者との比較を交えながら詳しく解説しました。

以下、エディオンとアンテナ工事専門業者の工事について、あらためてポイントをまとめて比較してみます。

  • エディオン:大手ならではの「安心感」と店舗での「手軽さ」が最大の魅力。長期10年保証も心強い。ただし、料金は割高になる傾向があり、工事品質は下請け業者次第。
  • アンテナ専門業者:自社施工による「価格の安さ」と「専門性の高さ」、そして「対応の速さ」が強み。保証も充実しており、コストパフォーマンスに優れる。

最終的にどちらを選ぶべきかは、お客様がアンテナ工事に何を求めるかによって決まります。
「ブランドの信頼を最優先したい」「家電と一緒に相談したい」という方ならエディオンは良い選択肢です。
一方で、「少しでも費用を抑えたい」「確かな技術で長く安心して使いたい」「急いで直してほしい」という方には、アンテナ専門業者が強くおすすめです。

一番大切なのは、1つの選択肢に絞らず、視野を広げて比較検討することです。
まずはこの記事で紹介した「優良業者の選び方」を参考に、エディオンとアンテナ専門業者の両方から無料見積もりを取ってみることから始めてみてはいかがでしょうか。

お客様が関東・関西エリアにお住まいであれば、アンテナ工事の専門業者として、まずは「あさひアンテナ」へとご相談になり、引き続いてエディオンやその他、優良と思えるアンテナ業者へと相見積もりを行われることをおすすめします。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。