分配器の電源は必要か不要か?テレビ放送・PCモニターの「映らない」を解決する通販対応の選び方とプロが解説する接続ガイド

2026年02月22日

「アンテナコンセントのない寝室にも小型のテレビを置きたい」
「パソコンのゲーム画面を、プレイ用と配信用モニターに同時に映したい」
「仕事の効率を高めるため、パソコンに2台以上のモニターを設置したい」

そんな際には、1本のケーブルで送られる電波や映像信号を複数のケーブルに分ける「分配器」という機器が役立ちます。
ただ、いざ分配器の製品を探してみると「電源が必要なタイプの分配器」と「不要なタイプの分配器」があり、どちらを選べば良いか迷ってしまう方も少なくありません。

実は、この電源の有無を間違えると「テレビ番組、特に衛星放送が映らない」「モニターにノイズが出る」といったトラブルの原因にもなります。
この記事では、分配器における電源の役割を、分配器の種類別に、その基本から関連の情報まで詳しく解説します。

本記事の執筆は、家電製品やその接続方法にも詳しい知識を持つライターが担当しています。特にアンテナの分配器や配線に関しては、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」の専門家に監修を受け、プロの確かな知識と2026年度(令和8年)の最新情報による詳細な解説をわかりやすくまとめています。

当コラムを最後までお読みいただければ、テレビアンテナ、PCモニターとも、お客様の環境に最適な分配器の製品を選んで、トラブルなく快適なテレビのご視聴や、HDMIのご利用環境を整えることができます。

そもそも分配器とは?分波器・分岐器との違いを1分で解説

最初に「分配器」とはどのような機器なのか、基本を押さえましょう。
分配器とは、アンテナやアンテナコンセントから1本のアンテナケーブル(同軸ケーブル)で送られる電波(映像信号)や、パソコンなどからモニターに送られる映像信号を、その品質を保ったまま複数の出力へ均等に「分ける」ための装置です。

たとえば1本のアンテナ線(その内部を伝わる電波)を2本に分け、2台のテレビで地デジ放送を見られるようにするといった役割です。

そして、特にテレビアンテナ用の分配器には、名称だけでなく見た目も似ていて混同しやすい機器として「分波器(ぶんぱき)」「分岐器(ぶんきき)」があります。
分波器や分岐器は、分配器とは役割がまったく違い、分配器としては利用できないため、購入時に間違えないよう注意が必要です。各機器の解説を、下の一覧で解説します。

機器の種類 主な役割 具体的な使用シーン
分配器(スプリッター) 1本のケーブルの映像信号を均等に複数へ分ける。 1本のアンテナ線をリビングと寝室のテレビに接続する。
分波器(セパレーター) 混合された地デジとBS/CSの映像信号を種類別に分ける。 壁のアンテナ端子から地デジとBS/CSの信号を分ける。
分岐器(カプラー) 信号の幹線から一部を支線へ分ける(信号の強さは不均等)。 マンションなどの共聴設備で各戸へ信号を分配する。

※上の表は各機器の主な役割と用途を示します。

一般住宅に地デジアンテナとBS/CSアンテナの双方を設置する場合、配線部ではまずアンテナの近くで「混合器」かブースター一体型の「混合ブースター」を設置し、電波を送るケーブルを1本にまとめます。
これは、住宅内部のテレビ配線ケーブルを一本化することで、使用するケーブルの長さや配線部の機材を簡略化し、トータルでの工事コスト(作業の手間や費用総額)を軽減するためです。
ただテレビの前では、1本のケーブルからあらためて地デジとBS/CSの電波を2本のケーブルに分けて、それぞれを地デジ・BS/CSのチューナー端子に接続する必要があります。
この役割を果たすのが、1個の入力端子と地デジ(UHF)、BS/CSの2個の出力端子を持つ「分波器」なのです。分波器は、地デジとBS/CSのアンテナを設置しながら、壁のアンテナコンセント端子に1個のアンテナ端子しかない(アンテナコンセントのユニットに分波機能がない)場合に使用される機材です。
また「分岐器」は、上記の一覧の通り、大型の共用アンテナを使用するマンションなど集合住宅の各棟で、ケーブルを通る電波全体のうち、たとえば5%や10%など一部を各フロア、各部屋に送りたい場合に使う機材です。一般の戸建て住宅で使われることはまずありません。

このように、お客様の目的が「ひとつの映像(映像信号)を複数のテレビやモニターで見たい」ということであれば、必要なのは「分配器」になります。
特に一般の戸建て住宅の場合、屋根裏や天井裏、情報分電盤(マルチメディアボックス)などに、あらかじめ分配器が設置されており、屋外のテレビアンテナからのケーブル(電波)を、各部屋のアンテナコンセントまで分配して送る役割を果たしています。

【本題】なぜ分配器に電源が必要?用途で全く違う2つの役割

分配器に電源が必要と聞くと「電源ケーブルが増えるのは面倒だし、電源不要タイプの方が手軽で良さそう」と感じるかもしれません。
また特にアンテナ分配器については「ただテレビ電波を分けるだけの機器に電源が必要なのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、分配器の用途によっては電源が絶対に必要になるケースがあります。

なぜなら、分配器の電源は「何に使うか」でその役割が根本的に異なるからです。
分配器には大きく分けて「テレビアンテナ用」と「HDMI用」の2つのモデルがあり、それぞれ電源の目的が全く違います。
この違いを理解することが、正しい製品選びの第一歩です。

ケース1:テレビアンテナ用|BS/CSアンテナやブースターを動かすための「給電」

テレビアンテナ用の分配器における「電源」とは、分配器自身を動かすためのものではありません。したがって分配器そのものに給電されることもありません。
アンテナ分配器における電源は、ケーブル配線部に接続されている別の機器、主に「BS/CSアンテナ」を動かすための電力を送る「給電」が目的です。

衛星放送では、まず静止衛星から地上のパラボラアンテナまで送られる電波として、非常に周波数帯が高く直進性の強い「12GHz帯」と呼ばれる電波が使われています。
この12GHz帯は、宇宙空間から地上までの長距離を送るためには最適ですが、一方で周波数帯が高すぎて、そのままではアンテナケーブルで送ることができません。

そこでBS/CSアンテナ本体には、電波の周波数帯を電気的に変換する「コンバーター(変換器)」と呼ばれる電子機器が用意されています。ここでキャッチした12GHz帯を、地デジのUHF(極超短波)よりやや高い程度のMHz帯に変換してから、アンテナケーブルへと送るのです。

このコンバーターを作動させる電源として、アンテナケーブルの配線部を通じて、「BS電源設定」を行ったテレビやレコーダーのチューナー端子、もしくはブースターの電源部から、屋根の上などにあるBS/CSアンテナのコンバーターまで電気を供給して動作させる必要があります。
各部屋のテレビやレコーダーとBS/CSアンテナを結ぶ重要な結節点である分配器は、その電気の通り道(通電)の役割を担います。

下記に、分配器の通電機能が必要となるテレビ放送の種類を一覧でまとめました。

視聴する放送 分配器の電源(通電機能) 理由
地上デジタル放送のみ 原則として不要 UHFアンテナ自体を動作させるための電源が不要なためです。
BS放送/CS放送も視聴 必須 BS/CSアンテナのコンバーターを動作させるための電源(DC15V)を送る必要があるためです。

※この一覧は各テレビ放送が電源を必要とする理由の主な解説です。

もしあなたがBS/CS放送を視聴したいのに、通電機能がない、またはお住まいの給電方式に適していない分配器を選んでしまうと、BS/CSアンテナに電気が届かず、コンバーターで12GHz帯からMHz帯に変換されないため、衛星放送(BS放送やCS放送)が一切映らないようになってしまいます。

「全端子通電型」と「1端子通電型」の違いは?将来性を考えたおすすめはコレ

通電機能のあるテレビアンテナ用分配器には、さらに2つのタイプが存在します。
それが「全端子通電型(全端子電流通過型)」「1端子通電型(1端子電流通過型)」です。

この二種類の分配器の違いと特徴、電源との関係は、以下の一覧の通りです。

種類 メリット デメリット こんな人におすすめ
全端子通電型 どの出力端子に繋いだテレビからでも給電可能で、配線の自由度が高くなります。 1端子通電型に比べて、製品価格がやや高くなる傾向があります。 複数の部屋でBS/CS放送を見たい方。将来テレビを増やす可能性がある方。
1端子通電型 全端子通電型よりも安価に購入できます。 給電できる出力端子が1個に決まっており、接続を間違えるとBS放送/CS放送が映りません。 1台のテレビやレコーダーでしか衛星放送を見ないと決めている方。コストを抑えたい方。

※この一覧表は各分配器モデルの主な特徴を示すものです。

衛星放送がスタートした初期は、住宅内でも一台のテレビでのみ衛星放送を視聴するケースが多く、該当するテレビ側のBSアンテナ設定を「ON」にして、アンテナに対して常に給電する形式(常時給電)が主流でした。
この場合は、一端子通電型の分配器を使用し、アンテナへ給電するテレビを通電する出力端子に接続することで給電できました。

しかし、徐々に住宅内のすべてのテレビで衛星放送を視聴する設備が広まってくると、給電するテレビの主電源が切れているとアンテナに給電されず、他のテレビでも衛星放送が見られなくなる、また常にアンテナへと給電し続けることでの電気の無駄などが問題になりました。
そこで、各テレビのBSアンテナ設定を「オート」にして、それぞれのテレビで衛星放送を視聴する際にのみ給電する形式(随時給電)が主流になってゆきました。
この方式ではテレビアンテナ分配器の接続方法も異なり、全端子通電型の分配器が必須となって、各テレビで衛星放送を見る時のみ、各出力端子からアンテナ側に給電することになります。

お住まいの分配器でどちらを選ぶか迷った場合は、電源の接続ミスを防ぎ、将来のテレビなどの機器を増設する際にも柔軟に対応できる「全端子通電型」をおすすめします。
現在では双方の価格差もそれほど大きくないため、お住まいにBS/CSアンテナを設置する際には、安心と利便性、また節電性を優先して、全端子給電型による随時給電を選ぶことが賢明です。

ケース2:HDMI用|4K高画質映像を安定させるための「信号補強」

一方、パソコンやゲーム機、レコーダーなどの映像を複数のテレビ・モニターなどに分けるHDMI分配器の場合、電源の役割はまったく異なります。
こちらの目的は「給電」ではなく、分配によって弱くなったデジタル信号を補い、安定させるための「信号補強」です。

HDMIケーブルでやり取りされる映像信号データ、特に4K/8Kなどの高画質なものは非常にデリケートです。
分配器で信号を分けると、そのままだと分配数に応じて、各分配先の信号が、元の信号の数分の一のレベルに弱まってしまい、映像の乱れや途切れの原因となります。
そこで、電源を使って分配器内部のICチップを動かし、弱くなった信号を補強して、元のキレイな状態に増幅・補正しているのです。テレビアンテナで言う、映像信号用のブースターを内蔵していると考えればわかりやすいでしょう。

「外部ACアダプタ」「USB給電」「電源不要(バスパワー)」の長所・短所

HDMI分配器の電源供給方式には、主に以下の3つのタイプがあります。
それぞれ安定性や手軽さが異なるため、用途に合わせて選ぶことが重要です。

電源タイプ メリット デメリット 安定性 おすすめの用途
外部ACアダプタ型 ACコンセントから給電するため、もっとも動作が安定しています。 コンセントが1つ必要になり、配線が増えます。 4K/8K映像の分配、長距離のHDMIケーブルを使う場合など、確実な動作を求めるシーン。
USB給電型 テレビやPCのUSBポートから給電でき、手軽です。 給電元のUSBポートの出力によっては電力が不足し、動作が不安定になることがあります。 PC周辺での利用、フルHD(1080p)程度の映像分配。
電源不要(バスパワー)型 電源ケーブルが不要で、配線がもっともシンプルです。 HDMIケーブルから供給される微弱な電力のみで動作するため、電力不足によるトラブルがもっとも起きやすくなります。 短いケーブルで低解像度の信号を分けるなど、ごく限定的な用途。4K映像などでは非推奨です。

※この表は各タイプの機器が持つ主な特徴を示します。

「電源不要」タイプの分配器は手軽ですが、高画質な映像を扱う場合は、電力不足で「映らない」「ちらつく」といったトラブルに見舞われる可能性が高くなります。
安定した視聴環境を求めるなら、外部ACアダプタ型か、信頼できるUSB給電型の分配器を選ぶのが確実です。

【実践】もう迷わない!あなたの環境に最適な分配器の選び方

ここまでの項目で、分配器に対する電源の役割についてご理解いただけたかと思います。
以降ではその知識をもとに、お客様の環境に最適な製品を具体的に選ぶためのチェックポイントを見ていきましょう。

まず、お客様が分配したいのは以下のどちらですか?

  • A:テレビアンテナ(地デジやBS/CS)の電波
  • B:PCやゲーム機などから送られるHDMI映像

Aを選んだ方は「テレビアンテナ用分配器」、Bを選んだ方は「HDMI分配器」のチェックポイントに進んでください。

テレビアンテナ用分配器を選ぶ4つのチェックポイント

アンテナ用の分配器を選ぶ際は、以下の4点を確認しましょう。

チェックポイント 確認事項 選び方のヒント
1. BS/CSを見るか? 通電機能の有無(全端子 or 1端子) BS/CS放送を視聴するなら「通電型」が必須です。迷ったら「全端子通電型」が安心です。
2. 何台に分けるか? 分配数(2分配、4分配など) 接続したいテレビの台数に合ったものを選びます。将来のために1つ多めのものを選ぶのも良いでしょう。
3. 4K/8Kに対応するか? 対応周波数帯域(~3224MHz) 新4K8K衛星放送を視聴したい、または将来視聴する可能性がある場合は「4K8K対応」や「3224MHz対応」と書かれた製品を選びましょう。
4. アンテナレベルは十分か? 分配損失の値(dB) 分配すると信号は必ず弱くなります(分配損失)。分配数が多かったり、ケーブルが長かったりして映りが悪くなる場合は、信号を増幅する「ブースター」の導入も検討しましょう。

※上の表はアンテナ分配器の特徴に関する主なポイントを示します。

4K8Kに対応する分配器を見分けるポイントは、上記の表記の他「SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)」が付与されているかどうかも目安になります。
なお2026年2月現在、分配器などの4K8K対応機器が必要な左旋放送の4K8Kチャンネルは、BS放送の「NHK BS8K」1つのみになっています。
そのため、このチャンネルを視聴しない場合は、既設の分配器やその他の機材を、すぐに4K8K対応型に交換する必要はありません。
しかしこれから分配器などを購入し、アンテナや配線部を整える場合は、将来的な左旋4K8Kチャンネルの増加も見越して、4K8K対応の製品を選んでおくことがおすすめです。

HDMI分配器を選ぶ4つのチェックポイント

HDMI分配器を選ぶ際は、映像の品質と安定性に関わる以下の4点を確認しましょう。

チェックポイント 確認事項 選び方のヒント
1. 解像度・リフレッシュレートは? 対応HDMI規格(2.0, 2.1)、対応解像度(4K/60Hzなど) PCやゲーム機、モニターの性能を最大限に活かすため、それらのスペックに対応した分配器を選びましょう。
2. 保護されたコンテンツを見るか? HDCP対応(HDCP 2.2など) Blu-rayやAmazonプライム・ビデオなどの著作権保護されたコンテンツを視聴する場合、HDCP(特に4KコンテンツはHDCP 2.2)に対応した製品が必須です。
3. 安定性と手軽さのどちらを優先? 電源タイプ(ACアダプタ, USB, バスパワー) 高画質・高リフレッシュレートの映像を安定して分配したいなら、電力不足の心配が少ない「外部ACアダプタ型」がもっともおすすめです。
4. 何台に出力するか? 出力ポート数(1入力2出力など) 接続したいモニターの台数に合った製品を選びます。「1入力4出力」などの製品もあります。

※この表はHDMI分配器を機能で選ぶ際の主な注意点を示します。

【トラブル解決】分配器をつけたら映らない!原因と対処法Q&A

「説明通りに最適な分配器を買って接続したのに、なぜかテレビ画面が映らない」
その場合、業者を呼んでアンテナなどをチェックしてもらう前に、ご自分でも試せる原因の切り分け方法と対処法をまとめました。

あわてずに、以下のポイントをひとつずつ確認していきましょう。

テレビ編:「BSだけ映らない」「全チャンネルにノイズが…」

以下は、テレビアンテナの分配器で起こりがちなトラブルと、その解決策の一覧です。

テレビの症状 考えられる原因 主な対処法
BS/CS放送だけ映らない ・テレビ/レコーダー側の通電設定がOFFになっている。
・1端子通電型分配器の「非通電端子」に接続している。
・テレビやレコーダーの設定画面から「BS/CSアンテナ電源」や「LNB電源」を「オン」にする。
・電源供給元(テレビ等)からのケーブルを、分配器の「通電」と記載された端子に接続し直す。
全チャンネルの映りが悪い ・分配による映像信号レベルの低下(分配損失)。
・ケーブルやコネクタの接触不良。
・アンテナと分配器の間に「ブースター(増幅器)」を設置する。
・すべての接続部分(F型コネクタ)が緩んでいないか、しっかりと締め直す。
特定のチャンネルにノイズが入る 未使用の出力端子からのノイズ混入。 使用していない出力端子には、電波の漏れを防ぐ「終端抵抗器(ダミーロード)」を取り付ける。

※上記はアンテナ分配器のトラブルに対する主な対処法になります。

PC・ゲーム機編:「信号なしと表示される」「画面がチカチカする」

HDMI分配器で起こりがちなトラブルは、電力不足が原因であることがほとんどです。
考えられる主な原因を以下の一覧にまとめました。

画面の症状 想定される原因 主要な対策
「信号なし」と表示される
画面がチカチカする
電力不足(特に電源不要のバスパワー型で多発)。 ・電源不要タイプを使っている場合は、USB給電型や外部ACアダプタ型の分配器に交換する。
・USB給電型の場合は、付属の給電用USBケーブルを必ず接続する。
HDCPエラーが表示される 接続機器間のHDCPバージョンの不一致。 ・パソコン、分配器、モニターが同じHDCPバージョン(例:HDCP 2.2)に対応しているか仕様を確認する。
・対応していない機器がある場合は、対応バージョンの製品へ交換する。
解像度やリフレッシュレートが上がらない ・分配器またはHDMIケーブルのスペック不足。
・電力不足。
・出力したい解像度・リフレッシュレートに対応したHDMI規格(例:HDMI 2.0 / 2.1)の分配器やケーブルに交換する。
・安定した電力供給ができる外部ACアダプタ型の分配器を使用する。

※上の一覧はHDMI分配器のトラブル時の主要な対処法になります。

まとめ:分配器の「電源」を正しく理解して、快適な視聴環境を手に入れよう

今回の記事では、分配器が必要とする電源について、機器別に解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。

  • 分配器の電源は用途で役割がまったく違う
    • テレビアンテナ用:BS/CSアンテナのコンバーターを作動させるための「給電」が目的。
    • HDMI用:高画質なデジタル信号を安定させるための、電気的な「信号補強」が目的。
  • テレビアンテナ用は「通電型」を選ぶ
    • BS放送/CS放送を見るなら通電機能が必須。
    • 「全端子通電型」と「1端子通電型」を使い分ける必要がある。
    • 迷ったら配線が自由な「全端子通電型」がおすすめ。
  • HDMI用は「電源あり」が基本
    • 4K8Kなどの高画質映像には、安定した電力供給が不可欠。
    • 「電源不要(バスパワー)型」はトラブルが起きやすいため、ACアダプタ型やUSB給電型が確実。

分配器を選ぶ際は、アンテナ用やHDMI用など、用途別の「電源」の役割を正しく理解すれば、製品選びで失敗することはありません。
この記事の情報を参考に、お客様の環境に最適な分配器を見つけて、快適な視聴環境を構築してください。

もしお客様のご自宅で、どの分配器を選ぶべきかわからない、分配器を接続した結果トラブルが発生したなどの場合には、本記事にもご協力いただいたアンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、または公式サイトからのメールフォーム、公式LINEアカウントまでご相談になることをおすすめします。
「あさひアンテナ」では、現場経験もあるオペレーターが早急に対応し、トラブルのご相談に関しては、まずはお住まいの状況やアンテナ設備、受信環境などから考えられるトラブルの原因を割り出し、お客さまでも可能な対処方法をご説明いたします。
そしてお電話などでのご説明でトラブルが解決できた場合は、料金は1円たりともかかりませんので、どうかお気軽にご相談ください。
またアンテナの大きなトラブルなど、プロによる対応が必要と思われる問題の場合は、そのままご依頼いただければ、優秀なアンテナ職人がお住まいへと駆け付け、早急に原因を特定して、修理のご提案と、可能な限り最安に挑むお見積もりをご提示します。
この場合も、お客様が工事の本契約をなさるまでは、出張料その他の料金は1円もかかりませんのでご安心ください。

分配器その他の問題やアンテナトラブルが起こった際、またアンテナ工事全般についてのご相談は、まずは「あさひアンテナ」までお問い合わせになることを、筆者からもおすすめします。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。