地デジアンテナの性能について

2018年07月23日

素子とは??


地デジアンテナの性能を表す単位として「素子」があります。素子とは、魚の骨のような形状の八木式アンテナのあばら、上の写真の矢印で指した部分のことです。またの名称をエレメントととも言います。この素子(またはエレメント)が14本ならば14素子アンテナ、20本ならば20素子アンテナ、26本ならば26素子アンテナ、27本ならば27素子アンテナ、30本ならば30素子アンテナということになるわけです。素子数が増えれば増えるほどに、利得(性能)は高く、高感度なものになります。個人の一戸建てにもっとも多く見られる簡易普及版は20素子アンテナです。同じ20素子アンテナでも、高性能20素子アンテナ(パラスダック式アンテナ)というものが存在し、エレメントの形状が異なり、見た目が少しゴツいものなります。ご自宅がどれほど電波塔から離れているか、どれほど障害物が多いのか、物件ごとによって条件が異なり、したがって電波状況も異なるため、適切なものを設置する必要があります。電波が良好であれば、アンテナ工事業者は20素子アンテナを設置することが多いのですが、いまひとつな場合は高性能アンテナを設置しなくてはならないこともあります。かつて電波障害エリアだった地域は、東京スカイツリーが完成した今もなお、電波が弱かったりすることがありますので、マンションのような大型の建物だけではなく、一般家庭に使用することも多々あります。

高性能アンテナ(パラスダック式アンテナ)のメリット・デメリット


当然ながらパラスダック式アンテナの最大のメリットは、簡易普及版のアンテナに比べて受信感度が高いということです。弱電界地域であっても、パラスダック式アンテナであれば映像が綺麗に映るということがあります。そしてデメリットは、風を受ける面積と重量が大きくなるということです。つまりその分だけ倒れやすくなるという意味です。テレビは綺麗に映りさえすればよいので、受信感度が高いアンテナをいたずらにつけても意味がないのです。高性能電波レベルチェッカーを用いて、お客様のご自宅に適切な工事を致しますので、ぜひあさひアンテナにお任せ下さいませ。

デザインアンテナの◯◯素子相当とは??


上の写真、新品のデザインアンテナを梱包しているダンボールに記載されている20素子相当の意味は、20素子八木式アンテナと同等性能という意味ではありません。高性能電波測定器で電波を測定すると、実測値として八木式アンテナのおよそ7割〜8割程度の受信感度です。「大丈夫なの??」というお声が聞こえてきそうですが、当店の職人は「悪天候でもテレビが綺麗に映る」という基準値で設置でしておりますのでご安心くださいませ。その名称のとおり、デザインアンテナの最大のメリットは、そのデザイン性にあり、見た目がスマートになります。圧倒的に人気を誇るデザインアンテナ。「電波が弱いから無理だろう」と最初からあきらめず、一度当店にお問い合わせくださいませ。確実なことは、どんなプロでも設置する場所で電波を測定しなくては分からないものなのです。お任せください!

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。