地デジとは
「地デジ」とは
「地デジ」とは地上デジタルテレビ放送の略称です。文字通り、地上の電波塔から受信できる放送のことを指します。2011年に従来のアナログテレビ放送から、デジタルテレビ放送に完全に移行しました。
主な特徴としては、高画質の放送、電子番組表・データ放送があります。また、アナログテレビ放送で視聴の障害になったゴースト(映像が二重に映る)などは解消されました。
今では当たり前になりましたが、画質は、フルハイビジョン・2Kという高精細になりました。
少し、専門的なお話になりますが、画質で分類すると次のようになります。
「地デジ」の画質
アナログ放送は、下のSDという画質でした。地デジは2K画質です。今、話題になっている4K・8K放送は、さらに高画質で魅力的な放送になっています。
SD(720×480)
2K・フルハイビジョン(1,920×1,080)
4K(3,840×2,160)
8K(7,680×4,320)
(画像出典:総務省|4K放送・8K放送 情報サイト|4K8Kとは 4K8Kの魅力)
「地デジ」で観られる番組
地デジ放送で観られるチャンネルは、従来のアナログ放送と変わりません。関東圏では、NHK、NHK教育、日テレ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、などの民放キー局に加え、TOKYOMX、テレ玉、千葉テレ、群馬テレビ、テレビ神奈川などの地方局もお住まいの地域によってはご覧になることができます。
「地デジ」の周波数とアンテナ
アナログテレビ放送では、VHF 1~12ch、UHF 13~62cnを使っていました。
これを周波数で表すと、VHFは、90MHz~222MHz、UHFが470~770MHzです。
使用している周波数がアナログ放送とは異なるため、当然ながら地デジを受信するために地デジ専用のUHFアンテナを設置する必要があります。
皆さまの中には、地デジに対応するために、UHFアンテナ設置工事やUHFアンテナの方向調整をなさった方もいらっしゃるかと思います。今ではアナログ放送用VHFのアンテナは使用しなくなりました。使用しなくなったアナログ放送用のVHFアンテナをそのままにしている方もいるかもしれません。アンテナも老朽化し、強風の時は心配なので、早目にアンテナの撤去・処分をすることをおすすめします。
最近の八木アンテナは溶解亜鉛メッキで防錆加工をしてあり、昔のものに比べて軽量化され、長くお使いいただけますが、経年劣化はどうしても避けられないものです。錆や歪みなどで、見栄えが気になる方は、ぜひ、あさひアンテナにご相談ください。メンテナンスのためのアンテナ交換も承っております。
電波の届き方は、親局・中継局からの距離や山や建物のなどの障害物の影響で、物件ごとによって異なります。
あさひアンテナでは、設置する場所で実際に使用するアンテナに専門の測定器を繋いで、電波レベルをチェックしております。
「災害を除いて悪天候でも綺麗に映る」レベルで保証をつけ、どのアンテナも設置しておりますのでご安心くださいませ。