住友林業株式会社様にてご自宅を建築される際のテレビアンテナ工事について

2021年03月09日

注文建築や建売住宅、また中古住宅の購入やリフォームなどで、ご新居を購入される際、重要となる工事のひとつが、テレビアンテナの設置かと思われます。ご新居であれば新品のテレビアンテナ設置が、リフォームや中古住宅などの場合も、すでに設置されているテレビアンテナの老朽化や、アンテナが旧式でBS/CS放送や4K8K放送に対応していない、またリフォームされた家屋に最適となるアンテナへの交換などで、あらためてテレビアンテナの点検や再設置などの必要が生じてまいります。

基本的にご家庭に設置されるテレビアンテナは、まずNHK、広域民放や地方チャンネルなど、地上波デジタル放送を受信するための地デジアンテナが必要となります。そしてBS、CS放送もご覧になりたい場合はBS/CS110度アンテナ、スカパープレミアムを視聴される場合には専用のアンテナも設置することになります。

ただどちらのアンテナも、お客様のご要望を踏まえつつ、アンテナ工事の専門家による現場の電波強度や、受信可能なチャンネル、放送局の方向の確認。さらに現場の家屋の形状に合わせて、高い施工技術による確実な地デジ、衛星放送の受信やアンテナの長寿命、耐久性などを兼ね備えた、適切なアンテナ工事が必要です。

ここでは住友林業株式会社さんにテレビアンテナ工事をお任せになる場合についてご解説いたします。

住友林業さんといえば、東京都千代田区大手町に本社をおき、林業から木材建材、住宅事業、不動産事業などを中核とする企業です。

社名の通り、三井住友銀行さん、住友金属工業さん、住友化学さんや住友商事さんなど、住友グループに含まれる企業であり、もともとは同グループの公害対策のための植林事業からはじまった会社です。その発祥は江戸時代、1691年(元禄4年)の、住友家の別子銅山開坑による、周辺山林の立木利用にはじまります。現在では山林事業では、日本国土の約900分の1にあたる、約46,444ヘクタールに達する山林を保有して林業を営んでいる、国内有数の土地所有者になります。またその材木を利用した、木材、建材の流通事業と、木造注文住宅事業では国内トップの売上高を誇っています。

現在の住友林業グループさんでは、木材、建材事業よりも、住宅、不動産事業での売り上げが大きくなっています。また山林事業を大本にして、木材や建材の流通、製造、販売事業。木造注文住宅の施工、販売事業。リフォーム事業。不動産流通事業。緑化事業。海外事業などの「総合住生活関連事業」をグローバルに展開しています。

【住友林業様の個人向け住宅事業について】

前述の通り、住友林業さんの事業は「木」を中心にして多岐に渡りますが、個人様の住宅に関しては、木造一戸建ての注文建築、分譲住宅の販売、リフォーム事業、また宅地の販売や仲介などの事業を行なっています。

住友林業さんの住宅、建築事業における関連会社には、住友林業ホームサービス株式会社さん、住友林業レジデンシャル株式会社さん、住友林業ホームテック株式会社さん、住友林業緑化株式会社さん、住友林業ホームエンジニアリング株式会社さん、住友林業アーキテクノ株式会社さんなどがあります。それぞれが不動産の仲介や販売、賃貸物件の管理、リフォームやリノベーション、緑化や環境づくり、建築や施工、敷地調査から地盤補強などの設計全般といった、建築に関する各部門に特化し、それぞれの分野で高い経験と実績、技術やノウハウを誇っています。

ここでは住友林業さんの、個人向け住宅事業を中心に解説してゆきます。

・住友林業さんによる注文住宅の特徴「プロジェクトチームによる自由設計」

住友林業さんは、前述の通り林業をベースにした企業であり、住宅事業においても木造建築が中心となります。林業を中心に発展し、木材事業も行なっている住友林業さんは、まさに木材の特性や長所を知り尽くし、木材の能力や魅力を100パーセント以上に引き出すことができる、さまざまな建築技術を誇っています。

住友林業さんの注文建築では、お客様のご要望に応じた自由設計を実践しています。お客様の理想のお住まいを実現するため、営業担当者を中心に、建築士、インテリアプランナー、工事担当、エクステリアプランナーなどと連携した専属のプロジェクトチームを結成し、家作りをサポートします。お客様のご予算に合わせて、それぞれの分野において知識と経験の豊富なプロフェッショナルたちが、理想通りの家を設計すべく、さまざまなご提案をいたします。

さらに設計段階で、完成した住まいの姿を3DCGによってプレゼンテーションします。着工の前から、外観やインテリアなどのさまざまなシミュレーションから、日当たりの状態などを、実写映像のようにリアルなCGで確認できます。このようにプランニング段階から、お客様のたとえ漠然としたご要望であっても綿密にお話をうかがい、プロの視点で具体的な形にしてご提案してゆく緻密な対応によって、実際に住友林業さんでご自宅を建てられたオーナー様に対するアンケートでは、その設計満足度は97,9パーセントにいたっています。

・住友林業さんの強み「種類豊富な高級木材」

「木」に関する仕事全般を包括する住友林業さんの住宅の魅力は、高品質で豊富な木材を選べることにあります。古くから自然と共に生きてきた日本人にとって、現代でも木造建築は親しみ深く、色合いや木目の味わいは癒しと安らぎを与えてくれる、長く澄み続けるお住まいにふさわしいものです。

木造建築は、使用される木材によってもさまざまな味わいが醸し出されます。住友林業さんでは「木」の総合企業である強みを活かして、深い色合いと木目で高級感あふれるウォルナット(クルミ)材。光沢と優美さから「木の宝石」とよばれる高級木材のチーク材。滑らかで淡い赤みがあざやかなチーク(サクラ)材。やわらかですっきりした色合いのじゃパーニーズオーク(ナラ)材。またチークと並ぶ高級木材のマホガニー材など、高品質の木材をふんだんに用いて、お客様のイメージ通りのお住まいを造り上げます。

住友林業さんでご自宅を建築されたお客様が、住友林業さんを選ばれた理由の第1位として、65パーセント以上の方が、他の住宅会社にはない「木の質感」を挙げられています。

・住友林業さんが誇る木造建築の最新技術「耐震性」「断熱性」「耐久性」

お客様がお住まいに求められるものといえば、木の質感やデザイン、インテリアなどの美しさだけでなく、機能性も重要となります。

地震などの災害が多い日本において、家屋の命綱ともいえる「耐震性」。四季がある日本において、夏の暑さ、冬の寒さに対応できる「断熱性」。そして住宅として建築後もそれらの機能を失わず、長年、次世代にわたっても住み続けられる「耐久性」は、お住まいを選ぶ上で、お客様がなにより重視されるポイントでしょう。

「耐震性」

住友林業さんでは木造建築において、独自に開発したビッグフレーム(BF)構法を採用しています。このBF構造の基本となるビッグコラム(柱)は、一般的な柱に比べて、およそ約5倍の太さをもつものを使用しています。さらにそのビッグコラムと梁、基礎部を金属と金属によるメタルタッチで接合しており、強靭な構造躯体を造っています。

住友林業さんでは、2階建てよりも負荷が大きくなる3階建ての建物の実物を、大地震を再現する振動装置の上に設置し、大地震に等しい振動実験を行って耐震性能を検証しています。この振動実験では、東日本大震災、阪神・淡路大震災に匹敵する震度7クラスをはじめ、震度6から4での実験で検証を行い、地震246回の振動にも耐える耐震性能を実証しています。この振動実験については、住友林業さんのサイトで実際の動画を確認できます。

https://sfc.jp/ie/tech/taishin/

大地震の際、家屋では柱の接合部に大きな力がかかってしまい、そこから家屋の歪み、傾きが生じ、最悪では家屋の倒壊にいたります。この接合部を大きく分類すると「ピン接合」と「剛接合」にわかれます。そして住友林業さんのBF構法は剛接合にあたり、構造を強固に一体化する高層ビルと同じ接合法を採用しています。

一般的なピン接合の木造家屋では「筋かい耐力壁」などを設置する木造軸組工法で耐震性を高めていますが、それでもBF構法に比べると地震時の傾きは5倍から6倍になります。

また筋かい耐力壁を用いる木造軸組工法に比べて、BF構法であれば約五分の一の幅で同等の耐震性を確保できます。そのため強固な耐震性を備えながら、間口の広い構造が可能となり、開放感ある大きな窓や広々とした空間をもった家屋を実現できます。

耐火性能では火災の拡大を防ぐため、火と熱に強いせっこうボードや延焼を抑える構造を採用しており、万が一の火災でも被害を最小限に抑えられます。また耐火性能の高い住友林業さんの住宅では、一般の木造住宅よりも火災保険料を低く抑えられます。

「断熱性」

もともと木材は、他の主要な建築材であるコンクリートの約13倍、熱伝導率の高い鉄に比べれば440倍の断熱性を持っています。その秘密は、生き物である木材には顕微鏡レベルの細かい細胞膜が存在し、無数の空気層が造られていることです。そのため木材は、熱や冷気の浸透に長い時間がかかる材質になっています。

住友林業さんでは建築に通常の約5倍の太さの柱、ビッグコラムを用いる他、1980年代の旧省エネ基準の家屋に比べて、壁は5倍、天井や床は7倍の厚さの断熱材を使用し、屋内をくまなく包み込むことで、優れた断熱性能を実現しています。

住友林業さんが断熱材に用いるグラスウールは、通常のものより繊維が微細で量も多く、密度が高いため、動かない空気層が多くなり、通常のものより断熱性能が高くなります。

また住友林業さんのグラスウールは結合材に植物由来のデンプンのりを利用しているため、住む人や環境にもやさしくなっています。さらにリサイクル素材で環境にも優しく、また吸音、遮音性能や耐火性能も高い素材になります。

さらに住友林業さんの住宅は、窓などのガラスに、断熱性能に優れるアルゴンガス入りの「Low-E複層ガラス」を採用しています。このガラスは通常の一枚ガラスに比べ、熱の伝わりをおよそ80パーセント軽減できます。

総じて住友林業の住宅がもつ断熱性能は、寒さが厳しい寒冷地に求められる性能と同水準のものになっています。冬場の夜11時に暖房を停止してからの朝5時、住友林業の住宅では、旧省エネ基準の住宅に比べて5度以上あたたかい室温を保っています。そのため旧省エネ基準の住宅に比べて、年間およそ7万円もの光熱費を抑えられます。

「耐久性」

もともと木の家は、適切な維持管理(メンテナンス)を行うことで、末長く住むことができるものです。

日本においては、法隆寺の金堂(西院伽藍)が、607年(推古天皇15年)に聖徳太子が創建したといわれ、670年(天智天皇9年)には火災で焼失したとされるものの、再建されてから少なくとも1300年以上の歴史をもつ木造建築であり、現存する木造建築物では世界最古のものとして知られています。

現在の法隆寺は日本初のユネスコ世界遺産に登録された国宝であり、飛鳥時代の建築様式を現在に伝える貴重な文化財でもあります。他にも日本各地には、さまざまな戦乱を逃れた、平安時代、鎌倉時代、江戸時代など、当時の姿を残す木造建築が数多く存在しています。

法隆寺の西側には代々、宮大工が住んでいた地区があり、千年以上にわたって、その技術を受け継ぎながら建築物の修繕や点検を行ってきました。さらに近代では1934年(昭和9年)から1985年(昭和60年)まで50年以上かけて、法隆寺のすべての木材をいったん解体し、傷んだものを差し替えて組み立て直す「昭和の大修理」が行なわれています。

この際、金堂や五重塔などの木材はかなり痛んでいると考えられ、ほとんどすべてを新しい木材に交換することになると予想されました。しかし実際に古い柱を解体して鉋(かんな)をかけると、ヒノキ(檜)の香りが漂うほど状態がよく、実際に木材を差し替えたのは、雨風にさらされる軒などの部分がほとんどで、五重塔では、交換が必要となった木材のは全体の3割程度だったといいます。古い木造建築もメンテナンスによっては、想像を絶するほど長い歳月に耐える実例だといえます。

住友林業さんでは、古来より日本に伝わる高い木造建築技術と、最新の科学技術に基づく工法や建材を用いて、定期的なメンテナンスを行なうことで数世代にわたって住み続けられる木造建築を実現しています。

住友林業さんが手がける住宅では、30年から60年の長期にわたって風雨や紫外線に耐える高耐久部材を使用することで、メンテナンスのサイクルを長期化して、住まいのトータルコストを抑えています。

また壁体内に湿気や結露ががたまると、住宅の耐久性が低下する他、カビも発生しやすく、室内の空気環境も悪化し、住む人の健康に悪影響を与えます。住友林業さんの壁体には格子状の「きづれパネル」が設置されており、通気層から湿気を屋外へと排出して湿気、結露への対策に高い効果を発揮します。

木造建築でもうひとつ重要になるのが、床下の湿気やシロアリへの対策です。建築物の地面からは、敷地全体では1日に数十リットルもの水蒸気が発生するといわれます。住友林業さんでは家屋の基礎部、地面に接する全面を鉄筋コンクリートにした「べた基礎」を採用しています。さらに、べた基礎と地面との間には、防蟻防湿の特殊フィルムを張り、湿気はもちろん、シロアリの侵入も防いでいます。

また、べた基礎と家屋の間には基礎パッキンを設置し、空気の流れを作り出しています。

シロアリ対策では、建物の周囲を囲むようにして埋設したパイプに、シロアリを駆除する薬剤を注入し、外周からシロアリの侵入を阻止しています。床下に薬剤を散布する一般的な防蟻処理とは違い、建物内部には薬剤処理をしていないので、シックハウスの恐れもない、安全性の高い施工法になります。

(注:ご自宅お引渡の時点では構造材に直接、薬剤を塗布しています。パイプへは10年目以降に薬剤を注入いたします)

またこの薬剤に触れたシロアリは、薬剤を付着させて巣に戻ります。その後、薬剤は巣全体に広がり、巣ごとシロアリを根絶します。

住友林業さんの家屋では、屋根材、屋根防水、バルコニー防水、外壁塗装では耐用年数30年以上。外壁下地ではモルタル使用の場合60年以上。べた基礎、構造躯体では75年以上の耐用年数を実現しています。

このような施工により、住友林業さんのお住まいでは、10年ごとの防蟻再加工と、30年目のメンテナンスという10年ごと、50年にわたるメンテナンスで、十分に家屋の耐久性を維持し、メンテナンスにかかるコストを軽減できます。60年目以降は、ご相談に応じて新たなメンテナンス計画を提案しています。

・ご自宅の消費エネルギーをゼロにする「NEW ZEH STYLE」

住友林業さんでは、木の特性を活かすBF構法の力強く心地よい住まいで、高い断熱性により、冷暖房の光熱費を削減できます。それに加え、太陽光発電システムと蓄電池システム。そして高効率のエアコン、照明、給湯器やHEMS(エネルギー管理)を用い、ご自宅で消費するエネルギーよりも、ご自宅で作りだすエネルギーの量を高くすることで、年間の一次消費エネルギーをゼロにすることを目指すZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に対応しています。

このZHEでは、ご家庭内での実質的なエネルギー消費をゼロ以下にすることによる経済性に加え、高い断熱性による室内温度差の少なさや、結露やカビの防止により、子供からお年寄りまで住まう人の健康を守ることができる。また地震などの災害で停電がおきたとしても、自家発電によって普段通りの生活を維持できる、二次災害に対する防災など、さまざまなメリットがあり、未来的な新しい暮らしを実現してくれます。

・住友林業さんのお住まいに対するアフターサポート

「耐久性」の部分でも触れましたが、住友林業さんの住宅は、竣工してお客様にお引渡しした後のアフターサービスも充実しています。

住まいにかかる費用は、新築時の建築費用だけでなく、建てた後に必要となる光熱費、火災・地震保険料、税金、定期的なメンテナンス費など、住みはじめてから生涯にわたり必要な総費用「LCC(ライフサイクルコスト)」を考えることが、家造りにおいて重要なポイントになります。元より住友林業さんの木造建築は耐久性や住能の高い住まいになりますが、適切なメンテナンスを行うことによって住宅の機能を維持し、長期的な目線でLCCを抑えることができます。

住友林業さんでは、「維持保全計画書」に基づくメンテナンス工事を実施した場合、構造躯体および防水を最長で60年間保証する「60年保証システム」を実施しています。また耐久性の高い部材を搭載してメンテナンスコストの軽減を実現している上、建築から60年目までは定期的に無料点検を実施しています。

60年保証、無料メンテナンスの条件や詳細については、公式サイトなどをご確認ください。

また住友林業さんでは、建築したお住まいの補修や設備、建具の不具合への対応や修理から、鍵の紛失、増改築や庭造りのご相談などにも対応する、24時間365日受付のコールセンターを設置しています。お住まいに関するさまざまなご相談を、独自のシステムによりお待たせすることなく承ります。

ライフスタイルの変化によるリフォームや植栽、外構など庭造りなどへのご相談も、グループ企業である住友林業ホームテックさん、住友林業緑化さんで対応しています。

他にも住友林業さんでご自宅を建築されたオーナー様専用サイト「clubforest」を用意しており、アフターサポート情報、暮らしに役立つ情報、住友林業さんからおすすめ商品などのご紹介、各種ご相談の受付などの対応もしており、いつでも気軽に情報収集やご相談が可能になっています。

【住友林業さんの住宅建築におけるテレビアンテナ工事】

木造建築に関して日本でもトップクラスの技術やノウハウを誇る住友林業さんでは、住宅の新築やリフォームにおいて、家屋から電気、水道、インテリアその他の各種設備や内装もすべて任せることができます。各設備についても、木造建築とのマッチングを前提に、木造家屋の魅力とそれぞれの設備の長所を最大限に引き出すことができるのが、「木」の総合企業である住友林業さんの強みといえます。

お客様が住友林業さんへ住宅の新築を依頼される場合、テレビアンテナ工事に関しては、住宅が完成してご入居される前に、当あさひアンテナなどのアンテナ工事会社が担当し、お客様のテレビアンテナに関するご要望を確認することになります。
当あさひアンテナでは、実際の工事は最短1日、短時間で完了するため、お客様はご入居され、テレビをセッティングされた時点で、ご希望のテレビ放送を視聴していただけます。

お客様のアンテナ設置に関する主要なご要望では、

「受信性能が安定して故障しにくいアンテナがほしい」

「CS/BS放送も観たい」

といった基本的なことはもちろん、

「工費を安くしたい」

「家屋の外観を崩さないアンテナがほしい」

「屋内の各部屋でテレビを観たい」

「テレビへの配線を目立たないようにしてほしい」

「隣接する地域の地方チャンネルを観たい」

など、さまざまなものがございます。

また、アンテナを設置するご自宅の形状や地域、現場の立地によっても、地デジ放送、BS/CS放送の受信に関して、さまざまな条件が生じてまいります。

例えば「放送局から遠い、地形が複雑、また近隣に高層建築があるため電波状態が悪い」といった問題から「海沿いや豪雪地帯のため、サビや積雪によるアンテナの故障が発生しやすい」などの問題もございます。

住友林業さんの住宅で、アンテナ設置を担当する当あさひアンテナなどのアンテナ工事業者は、住友林業さんの木造住宅の機能を万全にすべく、テレビアンテナと住宅機能との調和を重んじつつ、受信性能、デザイン性、耐久性や価格面など、可能な限りお客様のご要望に応じる施工をご提案いたします。

また現在ではテレビアンテナによる地デジや衛星放送の受信以外に、ケーブルテレビ、インターネットの光回線(光テレビなど)の利用によっても各種テレビ放送をご視聴いただけます。お客様のご要望や現場の電波状態などによっては、ケーブルテレビや光回線を利用したほうが、安定してさまざまなチャンネルをご視聴でき、なおかつリーズナブルな場合もございます。その場合はアンテナ設置にこだわらず、ケーブルや光回線の設置工事をお勧めいたします。

・テレビアンテナの種類

まず現在、ご家庭で用いられる基本的な地デジアンテナの機種は「八木式アンテナ」と「デザインアンテナ」になります。

八木式アンテナは屋根の上などによく見られる、魚の骨のような形の、昔ながらの地デジアンテナです。

日本ではテレビ放送の黎明期から使われているアンテナで、素材や耐久力などは時代につれて進化し続けていますが、基本設計は開発当時から変わっていません。それほど設計の完成度が高く、現在でも地デジ電波の高い受信能力を誇る機種です。特に高所に設置できることもあり、放送局から距離が遠い、また地形が複雑な地域でも受信能力を発揮する優秀な地デジアンテナです。

反面、基本的に屋外に設置される八木式アンテナは風雨など自然環境の影響を受けやすく、歳月につれて確実に老朽化が進行してゆく弱点もございます。また住友林業様の木造建築など、クラシックな味わいがあり、デザイン性の高い住宅の屋根などに八木式アンテナが立つ姿は、家屋の味わいを乱してしまうというご意見もよく聞かれます。

デザインアンテナは家屋の外壁などに設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。家屋の外観を損なわない、自然環境の影響を受けにくく経年劣化を軽減できる、修理やメンテナンスも簡単になるなど多くのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナになります。

デザインアンテナにも現在ではさまざまな本体カラーや形状があり、住友林業さんが提供する温かみのある木造住宅や外装にマッチするデザインアンテナを選ぶことができます。また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当であり、八木式アンテナと比べても受信性能にほとんど差はごさいません。

ただデザインアンテナは八木式アンテナよりも設置位置が低い分、受信感度もやや低くなる傾向がございます。またアンテナ本体価格や設置工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になります。

またBS/CS放送では、従来のハイビジョン(2K)放送だけでなく、現在ではスーパーハイビジョンである4K8K衛星放送に対応した、2K4K8K対応BS/CS110度アンテナが存在し、住友林業さんのアンテナ設置においても、こちらの機種が用いられています。

・実際のアンテナ工事における各種工法

地デジアンテナの機種や各種アンテナ設置の場所、工法などについては、お客様のご要望を元に、当あさひアンテナなど高い技術を持つアンテナ工事の専門業者が、高性能の機器による電波調査で、ご自宅で受信できる地デジ電波状態などを確認し、それぞれのお住まいのデザインや性能にふさわしい、最適のアンテナ工事をご提案いたします。

テレビアンテナの設置についても、現在では確実な受信性能を維持しつつ、家屋の外観性の重視や、アンテナの故障、経年劣化などを抑えるため、さまざまな工法もございます。

基本的に住友林業さんでの施工の場合、どのようなアンテナ工事であっても、住宅の設備やデザインとの調和を重視し、可能な限り配線などをシンプルに整理した、見栄えのいいアンテナ設置を行なっています。

シンプルな施工は頑丈さにもつながり、安定した電波受信やアンテナの長寿命にも大きく関係する他、メンテナンスやトラブルの際の修理もスムーズに行えるというメリットがございます。

施工の具体例として、やや大型になる八木式アンテナやBS/CSパラボラアンテナでは、例えば壁面やベランダの外、内側など、風雨を受けにくい位置に設置し、経年劣化やトラブルのリスクを軽減する工法もございます。

ベランダ内側への設置では空間を少し消費いたしますが、その分、老朽化や故障のリスクを抑えられ、メンテナンスも簡単になります。ただテレビアンテナは基本的に、地デジ電波を発信する放送局や、衛星放送の電波の方向にアンテナを向けることが必須となるため、ご自宅の位置や角度などの条件により、ご自宅内でもアンテナを設置できる場所に制約が生じます。その点はどうかご承知おきください。

またご自宅が海沿いにある場合は、潮風により八木式アンテナやBS/CSアンテナのサビが進み、故障や寿命低下を招く塩害が、積雪の多い地域ではアンテナへの積雪により受信不良や故障、寿命低下を招く雪害が生じることもございます。他にも台風や強風の多い地域では、やはり風雨によるダメージの蓄積などもあり、現場の自然環境によって、テレビアンテナにさまざまな影響が発生するケースがございます。

このような自然環境からアンテナを守る対策としては、塩害ではアンテナ本体や固定具、ケーブルなども含めて錆びに強い抗錆び、対塩害仕様のものを使用する。雪害では通常より取付金具の強度(耐荷重)が高く、表面に雪が付着しにくい加工がなされた雪害対策用のアンテナを用いるなどがございます。

またアンテナや接続部全体を覆う「レドーム」と呼ばれるカバーを装着することで、雪害、塩害をはじめ、さまざまな自然環境や経年劣化への対策に高い効果が得られます。

また住友林業さんと関連するアンテナ工事の職人は、高い住機能を長くにわたって維持する木造建築の品質にふさわしい高いアンテナ設置技術を備えております。

例えば八木式アンテナでは、専門的な技法によって、アンテナケーブルや接続各部に防水テープを隙間なく巻きつけ、浸水や塩分による腐食を阻止する緻密な施工を行っており、潮風や強風、積雪などの影響を受けやすい地域でも、通常の八木式アンテナと代わらない強度と寿命をお約束いたします。

壁面に設置するデザインアンテナは自然環境への抵抗力が高くなりますが、壁に取り付ける際のネジ穴に防水用シリコンを埋め込み、穴からの浸水などによる腐食を防止するなど、断熱、防湿などに高い機能を誇る住友林業さんの家屋の品質をまったく損ねない施工を行っております。

またデザインアンテナの場合は、ご自宅の外観にまったく影響を与えず、降雪や潮風など自然環境の影響も受けず、経年劣化を最小限に抑える工法として、屋根裏(天井裏)の空間にデザインアンテナを設置する工法もございます。

ただ屋根裏へのデザインアンテナ設置は、屋根という外壁を隔てるため、どうしても屋外よりは地デジの電波状態が低下します。そのため現場の電波状態やご自宅の屋根裏空間の形状、断熱材の設置状態などの条件によっては、地デジ電波が受信できず設置不可能となるケースや、地デジ電波を増幅するアンテナブースターなどの設置が必要となるケースもございます。その点は何とぞご了承ください。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。