地デジやBS/CS衛星放送用テレビアンテナを自分で取り付ける方法とは? 設置工事のポイントと注意点をすべて解説(実践編)

2023年03月01日

地デジ放送、また衛星放送のBS放送、CS放送を見るためのテレビアンテナを、業者に依頼せず自分で取り付ける際の、DIY設置工事の手順、アンテナ機材の選び方やその費用、おすすめの方法などを紹介。安定した視聴を実現するためのポイントも含め、実際の作業について姉妹記事と共に解説する記事です。

当コラム記事は、姉妹記事(前編)にあたる、
地デジ、衛星放送のテレビアンテナ設置工事をご自分で行う方法は? 取り付けの注意点と主な費用(基礎知識編)
と共に、戸建て住宅などにお住まいの方が、ご自分で地デジ(地上デジタル放送)、衛星放送(BS放送、CS放送)のアンテナを設置される場合に、必要となる知識をご説明してゆく記事です。

当記事はいわば後編にあたり、ご自分でアンテナを設置されるについて必要となる機材や、作業の具体的な手順。また大まかな費用についてなど、取り付け作業の実践についてご説明してゆきます。
前編にあたる上記のコラム記事では、ご自分でのアンテナ取り付けに必要となる、地デジ放送、衛星放送の電波に関する基礎知識や、現場の条件に適した設置位置、アンテナ機種。その他の注意点などについてご説明しております。
まずは前編の内容を一通りお読みいただくことで、当コラムのご説明もよりわかりやすくなることと存じます。

地デジアンテナ、BS/CSアンテナをご自分で設置される際に用意すべき機材と各費用

まずはご自分で地デジ、BS/CSアンテナを設置される前に用意すべき機材と、各機材を選ぶポイント、それらの一般的な販売価格についてご紹介いたします。
なお、基本的にご自分でテレビアンテナを取り付けられる場合、地デジとBS/CSアンテナの双方を設置しようとすると、単純に作業が倍になるだけでなく、設置位置や配線の調整なども難しくなります。特に混合器で双方のケーブルを一本にまとめる作業も、一般の方にはやや難しくなります。
ご自分でアンテナ設置を行う場合はまず地デジアンテナ、BS/CSアンテナのどちらか一基をお選びになることをおすすめいたします。

1:各種アンテナ本体

ご自分でアンテナ設置を行う際には、当然ながらまず地デジアンテナ、またはBS/CSアンテナの本体が必要となります。
基本的にご自分で設置される場合、地デジアンテナの機種は取り扱いやすいデザインアンテナがおすすめですが、屋上フロアなど高所でも安全に設置できる環境が整っている場合や、現場の地デジ受信感度などに問題がある場合は、八木式アンテナユニコーンアンテナでもよろしいでしょう。
いずれにせよ、あらかじめ設置できる現場が強・中・弱のどの電界地域にあたるか。現場に地デジ電波を送信する中継局の方向はどちらか。周辺に地デジ電波を遮断する障害物が存在しないか、住宅密集地ではないか、などを踏まえて、設置位置の地デジ電波レベルや電波の方向を確認しておき、その現場に適した機種、受信性能(素子数)の地デジアンテナをご用意ください。
BS/CSアンテナは、ディッシュのサイズが同じ45型であれば、基本的な受信性能はどのメーカー、モデルの製品も大きな差はございません。基本的には45型がおすすめですが、大きめのサイズが必要な場合も、取り回しや設置位置の問題から、50型程度にとどめてください。
また必要に応じて、カラーバリエーションや高耐風モデルをお選びになるのもよろしいでしょう。
なお地デジ、BS/CSどちらのアンテナも、現在では多くのメーカーから販売されており、メーカーや性能、付属品などにより価格にも幅がございますが、アンテナ本体の品質が高いものとしては、やはり日本三大アンテナメーカーの「マスプロ電工」「DXアンテナ」「日本アンテナ」をはじめ「サン電子」など国産大手メーカーの製品であれば、信頼性が高くなります。
各種アンテナの店舗などでの販売価格は、おおむね以下の通りになります。
・八木式アンテナ(20素子):4,000円から8,000円程度。
・デザインアンテナ(20素子):6,000円から12,000円程度。(高価格の品はブースター内蔵型などが多くなります)
・デザインアンテナ(26素子):8,000円から18,000円程度。
・ユニコーンアンテナ:8,000円から15,000円程度。
・BS/CSアンテナ(45型通常モデル):6,000円から12,000円程度。
・BS/CSアンテナ(45型高耐風モデル):10000円から16000円程度。

2:アンテナ取付金具

これは各種アンテナの取り付けにおいて、例えばベランダの手すりなど、設置する場所に固定して、アンテナ本体を取り付ける器具になります。この金具も設置位置に適したさまざまな形状の品がございますので、まず設置位置や、使用するアンテナの機種、モデルを確認して、きちんと適合するものを選ぶ必要がございます。
また上記したアンテナ本体には、取付金具やケーブルなどがセットになった製品もございます。そのような製品は、価格そのものは割高でも、個々の品を別にそろえるより低価格になることが多く、おすすめといえます。ただやはり付属の設置具が設置する場所に適合するか、不必要な品が同梱されていないか、などの点は確認しておく必要がございます。

3:アンテナケーブル

アンテナとテレビなど受信機器を接続するアンテナケーブル(同軸ケーブル)です。アンテナケーブルに関しては、地デジ、BS/CS放送、新4K8K衛星放送により対応できるケーブルが異なりますのでご注意ください。
また過度に長いケーブルを用いると、送信する電波レベルの減衰(弱まり)が生じてしまうので、あらかじめ設置するアンテナからテレビなど機器までの配線を想定し、必要最小限にやや余裕がある程度の長さを判断しておくとよろしいでしょう。
他にも屋外のアンテナから室内のテレビなどへの配線には、エアコンのダクト穴を利用する。また窓のサッシ部を通せる「薄型ケーブル」を利用する方法もございます。必要に応じて用意されるといいでしょう。
ケーブルはアンテナに同梱される製品もございますが、別売りでも1,000円から2,000円もあれば必要な長さが購入できます。ルの種類などについては、以下のコラム記事をご確認ください。
なお、各放送に合わせたアンテナケーブ
テレビ放送や機器に合わせたアンテナケーブル(同軸ケーブル)の種類と選び方、徹底解説!

4:工具、コーキング剤など

アンテナの設置、組み立てなどには、ドライバーやスパナ、レンチなどの工具が必要です。またエアコンのダクト穴などに配線を通す場合は、コーキング剤なども必要になります。これらはご自宅にあるものでも十分ですし、なければホームセンターなどでも購入できます、
またアンテナ製品には、組み立て用の簡単な工具が付属することもございます。

5:インジケーター。(必須ではない)

地デジや衛星放送のアンテナと、テレビ機器を結ぶケーブルの途中に接続することで、送信される電波レベルを確認できるインジケーター機器がございます。これはアンテナ取り付けには必ずしも必須の機器ではございませんが、アンテナが受信したテレビ電波のレベルを一目で確認できるため、作業が簡単になります。
特にBS/CSアンテナの場合、インジケーターを使わない作業では、仰角、方位角の調整に大変な手間がかかります。
地デジ、BS/CSで別個の品になりますが、価格もそれぞれ1,000円台からございますので、特にわずかな角度のズレでトラブルが生じやすいBS/CS用を購入されるのもよろしいでしょう。

地デジ、BS/CSアンテナを実際に設置する手順

以下、ご自宅のベランダに地デジアンテナ、またはBS/CSアンテナを設置する場合を例に、具体的な取り付け作業の手順についてご説明してまいります。

0:あらためて地デジ、BS/CSアンテナの設置に適した場所かを確認し、おおまかなアンテナ設置や配線の形を想定しておく

アンテナを設置するベランダの手すりなどから、各種アンテナを電波塔や人工衛星の方向へと向けた設置が可能になる。またその方向に障害物がないかなどを再確認しておきます。またこの際、アンテナの設置位置やケーブルの配線、室内に引き込む方法なども考え、アンテナ工事が完成した場合の形を想定しておくと、実際の作業がスムーズに行えます。設置場所で受信できる電波状態についても、個人で可能な限り、調べておくといいでしょう。
特に地デジアンテナには「ハイトパターン」というものがございます。これは地面から位置が高くなるにつれ、数メートル程度のペースで、受信できる地デジ電波が強くなる高度と弱くなる高度が、波のように繰り返すという地デジ電波の性質です。
このハイトパターンの幅(ハイトパターンピッチ)は現場によって異なりますが、できるだけ受信レベルが高くなる位置に地デジアンテナを設置できるよう、可能であれば設置位置に上下の余裕をもたせておくのもよろしいでしょう。
ハイトパターンについては、以下のコラム記事でも詳細をご説明しております。
地デジアンテナを設置する高さの設定で重要となるハイトパターンとは? 地デジ電波を受信するために適切なアンテナの高さとは?

1:天気のいい日を選んで、各種アンテナを設置する場所に、アンテナの設置器具を取り付ける

ここからが実際の作業になります。まず作業を行う日は、晴れの日を選んでください。これは悪天候では作業が難しくなり、事故のリスクが高まるだけでなく、地デジ、衛星放送の電波状態も悪化し、特に衛星放送では降雨(降雪)減衰により受信不能になることも考えられるためです。
そしてまずはアンテナを設置するベランダの手すりなどに、設置器具を固定してください。手すりに設置するタイプの設置器具は、手すりを挟み込む形になり設置はさほど難しくございませんが、アンテナを垂直に取り付けられるため、設置器具もマストなどがきちんと垂直になるよう、また設置器具自体がズレないようしっかりと設置してください。

2:設置器具にアンテナを仮固定する

取り付けた設置器具に、アンテナ本体を設置します。なお八木式アンテナやBS/CSアンテナの場合は、設置の前に簡単な組み立てが必要なこともございます。
設置方法は、八木式アンテナやBS/CSアンテナではマスト(支柱)に固定。デザインアンテナは設置部にはめ込むなど、機種によって違いはございますが、必ずアンテナ本体が垂直になるよう取り付けてください。
アンテナ設置後は、おおよそでかまいませんので、確認しておいた電波塔や人工衛星の方向へ各アンテナを向けてください。BS/CSアンテナには、角度調整部に各地域別、東経110度の方向を目盛りで示している品もございますので、参考にされるといいでしょう。
また「BSコンパス」などスマートフォンアプリを利用すれば、スマホそのものを、各地域の東経110度を示すコンパスとして使用でき、スマホをアンテナにあてがって角度を決めることで、仰角(上下角)、方位角(左右角)ともに調整が簡単となります。
こうして電波塔や人工衛星の方向へとアンテナ角度を調整したら、その後、あらためて角度を微調整できるよう、ボルトなどを完全に締め込まず、軽く動かせるように仮固定します。

3:アンテナとテレビなど受信機器の配線。およびBS/CSアンテナの電源設定を行い、アンテナレベル画面を表示する

ダクト穴を通す、窓の隙間にフラットケーブルを通すなど、あらかじめ想定しておいた配線方法で、仮固定したアンテナと、室内のテレビなどの機器を接続します。
接続が完了したら、まずテレビの電源を入れ、BS/CSアンテナであれば、設定画面からBS/CSの「電源設置」を「ON」にします。BS/CSアンテナは、人工衛星から送られる12GHz(ギガヘルツ帯)帯の電波を、アンテナのコンバーターで適切なMHz(メガヘルツ)の周波数帯に変換して送信するため、アンテナケーブルから給電する形で、コンバーターの電源が必要となります。この電源設定を行わないと、BS/CSアンテナから電波を受信できません。
その後、接続したアンテナに合わせて、テレビ側で地デジ、BS/CSの「アンテナレベル」画面を表示します。これはアンテナから届く地デジ、衛星放送の電波レベルを、数値やインジケーターで表示する画面です。この画面表示を元に、アンテナ角度の微調整を行います。
なお電源設定やアンテナレベル画面の表示方法。アンテナレベル画面の見方などは、テレビのメーカー、モデルなどによって異なります。詳しくはテレビに付属するマニュアルや、メーカーの公式サイトなどをご確認ください。
またアンテナレベルについての詳しい解説は、以下のコラム記事にもございます。
地デジ、衛星放送受信のアンテナレベルとは? テレビからの確認方法や低下の原因を解説

4:アンテナの角度調整を行い、的確な角度が決まったらアンテナを固定する

テレビ側でアンテナレベル画面を表示できたら、アンテナ角度の微調整を行い、画面上のアンテナレベルが、安定した受信に十分なレベルまで高くなる角度を特定します。
地デジアンテナの場合は、この角度の調整はさほど厳しくなく、方位角を調整して、おおむね電波塔、または電波が届く方向へと向けることで、十分なアンテナレベルにいたります。
ただBS/CSアンテナは、ディッシュを東経110度の方向へ正確に向ける必要があり、仰角、方位角ともに、ミリ単位の違いで受信感度が大きく低下するため、それぞれでもっとも受信レベルが高くなる微妙な角度を特定する、緻密な角度調整が必要になります。
そしてテレビ側で表示されるアンテナレベルは、アンテナ角度をわずかに動かした後、その角度での電波レベルが反映されるまでに5秒程度かかります。そのため特にBS/CSアンテナでは、アンテナをわずかに動かしては数秒待ち、反映されたアンテナレベルを確認してはまた少し動かす形で、仰角、方位角ともにアンテナレベルが最大の角度を探す、手間のかかる作業を行うことになります。
またアンテナを設置する場所とテレビの位置が離れている場合は、一人で角度調整とアンテナレベルの確認を行うことが難しいため、最低でも二人の作業者が必要となる場合もございます。
なおこの作業については、地デジ、BS/CSアンテナとも、アンテナ側に近いケーブルに前述のインジケーターを接続することで、その場で素早くアンテナレベルを確認できるため、特にBS/CSアンテナでは作業の手間を大幅に軽減できます。
このような手順で、アンテナレベルがほぼ最大になる角度を特定できたら、アンテナを固定するボルトをしっかりと締め込んで、アンテナを完全に固定すれば、ご自分によるアンテナ設置作業は完成となります。

ご自分でのアンテナ取り付けに関する基礎知識について

前述のように、当コラムは、ご自分での地デジ、BS/CSアンテナ取り付けに関するコラムの後編に当たります。
そのため作業に必要となるアンテナ本体や各テレビ放送の基礎知識について、わかりにくい点がございましたら、基本的な解説を行っている姉妹記事、以下のコラム前編をご確認ください。
地デジや衛星放送のテレビアンテナ取り付けを自分でDIY工事する方法とは? 設置の注意点、費用についても解説(基礎知識編)

またアンテナ設置に必要な個々の知識については、以下の各コラムも参考になると思われます。
地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識

衛星放送用BS/CSアンテナの種類と性能とは? 地デジテレビアンテナとの違い、設置工事の方法から機種の選び方まで徹底解説!

各種アンテナをご自分で設置される場合のメリット・デメリット

ここまで詳細を解説してきた、ご自分でテレビアンテナを設置される場合の最大のメリットは「施工費用が安く抑えられる」点になります。必要な費用は、前述のアンテナ本体やケーブルその他機材の総額となるため、アンテナ工事業者に、アンテナ本体価格込みのアンテナ設置工事を依頼される場合に比べても、大幅な割安となります。
一方でデメリットとしては、あくまで素人の作業であるため施工の品質が保証されず、設置後にトラブルが生じる可能性もある。地デジとBS/CSアンテナの双方を設置する工事や、ブースターの設置。分配器で各部屋のテレビに電波を送信するといった複雑な工事は難しい。
また作業中に思わぬ事故が起こる危険性がある。さらに作業中のミスで機材を破損させてしまう、現場の電波状態などを正しく把握しておらず、アンテナを設置しても十分に電波を受信できないなどの失敗がすべて自己責任となり、保障が何もないという点になります。

逆にアンテナ工事の専門業者に依頼する場合は、複雑な工事も可能になる他、ご自分でアンテナを設置される場合と大差のないシンプルな施工であっても、工事前の正確な電波調査なども含めて工事の品質が保証される。また業者による数年レベルの長期保証が受けられるというメリットがございます。考えようによっては、ご自分でアンテナを設置する場合より、設置工事費用はやや高額なようでも、そのぶんコストパフォーマンスは十分に高いともいえます。
ご自分でアンテナ取り付けを行うかどうかは、アンテナ工事の費用が抑えられる分と、専門業者に依頼される場合のメリットを比較して、例えば現在の住宅に、長年にわたってお住まいになる予定がないなど、工事品質や長期保証にさほど意味がない場合のみに、ご自分でのアンテナ取り付けを選択されるとよろしいでしょう。

まとめ

ご自分で地デジ、BS/CSアンテナをDIY設置される場合の具体的な手順や注意点は、以上の通りになります。
その他の詳しい情報などについては、当コラムの前編にあたる姉妹記事や、以下の各コラム記事をご確認ください。
DIYで自宅に地デジ用のテレビアンテナを取り付ける方法は? 自分でできるアンテナ設置の工事と必要な費用、情報を解説!

自分でDIY取り付けも可能? 衛星放送用BS/CSテレビアンテナのさまざまな設置方法と工事を行う際の注意点

徹底解説・ご自分でDIYにて地デジ、衛星放送のテレビアンテナ設置工事を行う取り付け方法の手順と具体的な費用の相場とは?

衛星放送用BSアンテナ設置工事と基礎知識。自分で設置する方法とは? CS放送とは?

室内に衛星放送用のBS/CSアンテナを設置してBS放送、CS放送のテレビ番組を観る方法、5大チェックポイント解説!

前述のように、ご自分でテレビアンテナの取り付けを行われることに大きなメリットがあるかどうかは、お住まいで必要となるテレビアンテナ設置の内容や、設置後のご生活を含めた、さまざまな条件によっても変わってまいります。

もしご自分で間違いのないアンテナ取り付けを行う自信がない。またDIY設置では難しい複雑な工事をお求めの場合。その他、業者に依頼する場合と、どちらがお得か迷っておられる場合などには、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)やメールフォームLINEアカウントまで、どうかお気軽にご相談ください。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。