【2025年版】テレビアンテナ工事の種類別・費用相場はいくら?新築戸建て料金内訳や安くするコツ、業者選びの方法を徹底解説

2025年10月10日

「新築のマイホームに地デジとBS/CSのアンテナを取りつけたいけど、工事には一体いくらぐらいかかるんだろう?」
「アンテナの種類にもいろいろあるようだけど、自宅にはどれが一番いいんだろう?」
「せっかくの新築マイホームのデザインを、目立つアンテナで乱したくない」
「うちの地域はたまに台風や大雪になることもあるけど、影響でアンテナが壊れないか心配」
「調べてみると業者もたくさんあって、どこに頼めば安心なのかわからない」

念願の一戸建てを購入された方にとっては、新しい生活への期待が膨らむ一方で、テレビアンテナ工事のような初めての経験も多いため、ご不安もつきないのではないでしょうか。
特にアンテナ工事を費用に関しては、専門知識がないと、業者から提示された金額が適正なのか判断が難しく、悪質な業者に不当な高額請求をされないかと心配になる方も多いでしょう。

この記事では、そんなお悩みを持つあなたのために、2025年(令和7年)秋の最新情報として、アンテナ工事の費用相場を徹底的に解説します。

このコラムは、アンテナなど技術系の知識をもつライターが、アンテナ工事業者として評価の高い「あさひアンテナ」に所属する、経験豊富なプロのアンテナ工事職人に、実際の現場経験に基づいたお話を伺って執筆したものです。
特に本文中でも「」で囲まれた部分は、プロのアンテナ職人のお話を、ほぼそのまま引用していますので、信頼性が高くなります。

具体的な記事内容としては、テレビアンテナの種類、機種ごとの設置料金はもちろん、工事にかかる総額の内訳や、アンテナ設置の他に追加料金が発生するケース、そして信頼できる業者を見極めるための具体的なポイントまで、現場を知るプロの視点から、わかりやすくご紹介します。

本記事を一通りお読みになられた頃には、皆様はアンテナ工事の適正価格をしっかりと見極めて、安心して大切なマイホームの工事を任せる業者を選ぶことができる知識を得ていることでしょう。

【2025年最新】種類別!アンテナ工事の費用相場一覧

「テレビアンテナ取り付け工事の中心となるのは、テレビアンテナ本体や設置具、ケーブルなど工事に必要な最小限の機材の価格に、実際に取付工事を行う作業費をくわえた『基本設置工事費用』です」
「アンテナ工事の専門業者では、この必要最小限の機材費と、工事の作業費を加えた費用を、基本設置工事の費用として提供していることが多くなります」
特に『あさひアンテナ』では、マスプロ電工やDXアンテナ、日本アンテナ、サン電子など国内の一流メーカーから、アンテナ本体など高品質な機材を直に大量購入することで、スケールメリットを生かした大幅値引きを実現しています。そのため高品質なアンテナ本体や部材をセットにした基本設置工事の費用を、個人が同じ機材を買い揃えるのと大差のない低価格でご提供できるのです」

この項目では、上記した基本設置工事に当たる、最小限の基本的なアンテナ工事の費用相場についてご紹介します。この場合の費用は、やはり設置するアンテナの種類(アンテナ本体価格)によって大きく異なります。
以下に、主要なアンテナの種類、機種ごとの、基本設置工事の費用相場をまとめました。

アンテナの種類 費用相場(工事費込み) 簡単な特徴
地デジアンテナ
八木式アンテナ 22,000円 ~ 50,000円 受信感度が高いが、魚の骨のような形状で目立ちやすい。風雨などの影響も受けやすい。
デザインアンテナ 25,000円 ~ 60,000円 外壁に設置でき、家の外観を損なわない。風雨などにも強くカラーも選べる。受信感度はやや低い。
ユニコーンアンテナ 35,000円 ~ 75,000円 ポール状でスタイリッシュ。デザイン(設置の見た目)と風雨への強さ、受信性能を両立する最新モデル。
BS/CSアンテナ
2K/4K/8K対応 20,000円 ~ 55,000円 BS放送、CS放送を受信でき、映画やスポーツなど専門チャンネルを楽しめる。現在では4K8K対応が主流。
セット工事
地デジ + BS/CS 60,000円 ~ 100,000円 同時に設置することで作業や機材を簡略化できるため、個別に行うより割安になる場合が多い。

※上記は一般的な戸建て住宅への設置工事の目安になります。

これらの金額は、アンテナ本体の価格、基本的な設置工事費、必要な部材費を含んだ目安です。
ただし、お住まいのテレビ電波状況や建物の構造などによっては、追加の機材や作業が必要になり、総額が変動する場合があります。上記の価格帯も、追加の機材や工事を想定したものになっています。
次の項目では、主に戸建て住宅のテレビアンテナ工事について、それぞれのアンテナの機種の特徴と、どのような場合に追加費用がかかるのかを詳しく見ていきます。

地デジアンテナの設置費用相場:20,000円~80,000円

地上デジタル放送(地デジ放送)を視聴するためには、地上の電波塔から送られる地デジ電波、UHF(極超短波)の周波数帯に対応する、専用のアンテナ(UHFアンテナ)が必要です。
現在、戸建て住宅への設置で主流となっている地デジアンテナには、主に3種類の機種があります。
以下でご紹介するそれぞれの機種の特徴と、地デジアンテナ工事費用の相場を把握して、ご自宅に最適なものを選んでください。

アンテナの種類 費用相場 メリット デメリット
八木式アンテナ 20,000円~ ・受信性能がもっとも高い
・比較的、費用が安い
・外観が目立ちやすい
・風雨の影響を受けやすい
デザインアンテナ 25,000円~ ・外観を損なわない
・カラーが選べる
・耐久性が高い
・八木式より受信性能が劣る
・設置場所に制限がある
ユニコーンアンテナ 35,000円~ ・スタイリッシュなデザイン
・デザインアンテナより高い位置に設置可能
・費用が比較的高め
・最新のため取扱い業者が限られる

※上記は各アンテナの主な特徴になります。

八木式アンテナはアナログ放送時代から使われている、屋根の上に見られる魚の骨のような形状のアンテナで、受信性能の高さと価格の安さが魅力です。
強電界地域から弱電界地域まで、電波が弱い地域や周辺に障害物が多い現場でも安定した受信性能を期待できます。

デザインアンテナは、その名の通りデザイン性を重視した薄い箱のようなアンテナです。
主に外壁やベランダに設置するため家の外観を損なわず、新築住宅ではもっとも人気があります。
またその形状から風雨などの影響も受けにくく寿命が長くなるメリットもありますが、一方で本体の性能や設置位置から、八木式アンテナに比べると受信感度はやや低くなります。

ユニコーンアンテナは、ポール状のスタイリッシュなアンテナ(マスプロ電工製「U2CN」)です。
その独自の形状で、八木式アンテナと同じく、屋根の上などの高い位置に設置されます。
スタイリッシュな形状で住宅の見た目を乱さない。風雨などを受け流せる形から寿命が長くなるなど、デザインアンテナとほぼ同じメリットを持ちます。
さらにデザインアンテナでは電波が受信しにくい場合でも、高さを出して設置できるため受信レベルが安定しやすく、デザイン性と対候性、受信性能を両立したい方にはおすすめです。

BS/CSアンテナの設置費用相場:35,000円~65,000円

BS放送のNHK、広域民放のチャンネル(4K8K含む)や、映画、スポーツ、アニメなどの専門チャンネルを楽しみたい場合は、地デジアンテナとは別に、BS/CSアンテナを設置する工事が必要です。
地デジアンテナとは別に、宇宙空間にある静止衛星から直進的に届く、周波数帯の高い電波(12GHz帯)を受信するための、お皿型のパラボラアンテナを取り付けます。

BS/CSアンテナの工事費用は、主にアンテナの性能(4K8K対応型、抗耐候モデルなど)によって変動します。ただ2025年現在では、ほぼすべてのBS/CSアンテナが、高画質な4K8K放送に対応したアンテナになっています。

また、地デジアンテナとBS/CSアンテナの設置を同時に行うことで、工事費が割引になる「セットプラン」を用意している業者が多く、個別で依頼するよりも費用相場的にはお得になります。
新築の際に、地デジアンテナとBS/CSアンテナ両方の設置をご検討の場合は、セットでの依頼をおすすめします。

見積もり前に知っておきたい!アンテナ工事費用の内訳と総額が変わる要因

上記したアンテナ工事費用の相場について、なぜ同じアンテナ機種の設置なのに大きな価格の差があるのかと、疑問に思われる方も多いかもしれません。
一般的に、戸建て住宅に新規設置する場合のアンテナ工事の見積書(見積もり価格)は、大きく分けて「基本工事費」「追加工事費」の2種類の費用で構成されています。
この内訳を理解することで、提示された金額が適正かどうかを判断する手助けになります。

基本料金に含まれるもの:アンテナ本体・部材費・基本工事費

多くの業者が提示する「アンテナ基本設置工事費用」には、一般的に以下の項目が含まれています。

  • アンテナ本体価格:設置するアンテナそのものの料金です。
  • 取り付け金具:アンテナを一般的な工法で、屋根や壁面に固定するための金具です。
  • ケーブル:アンテナから宅内のテレビ端子までを繋ぐ配線です。一定の長さ(10m程度)までのケーブルであれば、基本料金に含まれることが多くなります。
  • 基本工事費:アンテナの設置、配線、チャンネル設定などの基本的な作業料です。
  • 出張費:スタッフがご自宅まで伺うための費用です。業者によっては、対応エリアであれば無料のことも多くなります。

ただし「基本設置工事」にどこまでの作業が含まれるかは業者によって異なります。
見積もりを取る際は、基本料金に何が含まれているのかを必ず確認してください。

追加費用が発生する主なケースと料金目安

「テレビアンテナの基本設置工事は、一基のアンテナをお住まいの適切な位置に取り付け、ケーブルで、住宅にある分配器を含めた一ヵ所と接続するだけの工事になります。費用は基本的に、使用する機材と工事費の合計です」
「ただこれだけの工事では、地デジと衛星放送の両方をご覧になる場合や、お住まいに設置されるテレビの台数が多い場合に、地デジと衛星放送の電波を分けられない、個々のテレビに届く電波が弱いなどの原因で、テレビが正常に映らないこともあります」
「そのような場合に、テレビ電波を必要なレベルに増幅するブースター(増幅器)や、地デジと衛星放送の電波を一本のケーブルにまとめ、テレビの前で再度、分離する混合器や分配器などの追加設置が必要となるのです」
「またテレビアンテナを、通常の屋根よりも高い位置やベランダの内部空間、住宅の屋根裏などに設置する場合には、特別な設置具や技術が必要なため、追加工事費が加算されることもあります」
「アンテナの基本設置工事費に、現場に応じて必要な追加機材、追加工事の費用を足した金額が、戸建て住宅におけるアンテナ工事費用の総額になります」

アンテナ職人による説明の通り、ご自宅の環境によっては、アンテナ以外にも安定したテレビ視聴のために追加の機材や特別な工事が必要になるケースがあります。
これらが追加費用の主な要因であり、この点を知らずにアンテナ工事の基本設置工事だけを想定していると、最終的なアンテナ工事費用が相場や予想より高額だと驚くことにもなりかねません。

以下、主に発生するアンテナ工事の追加工事や機材の費用をご紹介します。

追加工事・機材 費用目安 どういう時に必要?
ブースター設置 22,000円 ~ 30,000円 電波が弱い地域や複数台のテレビを設置する場合に、テレビ電波を増幅させるために必要。
地デジ(UHF)専用と、UHF・BSCS対応で混合器の機能も持つモデルがある。
高所作業費 5,000円 ~ 30,000円 3階建ての建物や急勾配の屋根など、足場の設置や特殊な機材が必要な、危険な高所での作業に発生。
特殊作業費 5,000円 ~ 30,000円 アンテナをベランダ内部や屋根裏、天井裏に設置するなど、特殊な工事を行う際に発生する作業や機材の費用。
分配器の交換 5,000円 ~ アンテナからの電波(ケーブル)を複数の部屋へ分配する機器。
部屋数を増やしたり、4K8K放送に対応させたりする場合に交換が必要となる。
既存アンテナ撤去 5,000円 ~ 既設アンテナを交換する際、古いアンテナの撤去および処分にかかる費用。

※上記の追加工事費は、加算されることが多い主な種類になります。

「現在では戸建て住宅の場合、ブースターの設置はほぼ必須になりますが、主な追加工事費用については、現地の電波状況や建物の構造を確認しないと、必要かどうか判断できない場合がほとんどになります」
「そのため、『あさひアンテナ』のように、出張料やキャンセル料を含めて、完全無料で見積もりや電波調査を行ってくれる業者を選ぶことが重要になります」
「また『あさひアンテナ』では、現地調査と見積もりの時点で、必要となる追加工事をすべて割り出して見積もり料金に織り込み、原則として実際の工事で、見積もり外の工事費は加算しないことをお約束していますので、最終的な工事費用についてもご安心いただけます」

【新築戸建て向け】アンテナ工事の費用相場と人気のアンテナ

新しいお住まいで快適なテレビライフをスタートさせるために、この項目では、アンテナ職人からの解説も参考とした、新築戸建てのアンテナ工事に特化した情報をご紹介します。
現在の新築住宅でのテレビアンテナ工事の場合、機能性はもちろん、家の外観を損なわないデザイン性が特に重視される傾向にあります。

受信性能では最高!地デジの八木式アンテナ

地デジアンテナ(テレビアンテナ)としては、もっとも古い時代から存在し、現在でも広く使われているのが「八木式アンテナ」です。
住宅の屋根の上でマスト(ポール、支柱)の先端に固定される、魚の骨のような独特の形状をしていますが、その構造には確かな理由があります。

  • 素子数:主な骨組みにいくつも設置される短い横棒は、電波をとらえる「素子(エレメント)」と呼ばれるパーツで、この数が多いほど受信感度が高くなります。八木式アンテナは8素子、14素子、20素子などがあり、電波の弱い地域では素子数の多いモデルが選ばれます。
  • 高性能モデル:パラスタックアンテナと呼ばれる、X字型の固定部分の上下左右に素子に配置して、数十から百数十素子に相当するた高性能モデルもあります。このようなモデルは受信性能が非常に高く、受信レベルが微弱なエリアでも対応できます。
  • ローチャンネル用:外観は通常の八木式アンテナと同じながら、対応できる周波数帯を、多くの電波塔で実際に使われる、低い周波数帯(チャンネル帯)のみに絞った機種です。対応エリアであればより受信感度が高くなります。
  • 高耐候モデル:沿岸部向けの塩害対策モデルや、積雪地域向けの雪害対策モデルなど、特定の環境に特化して耐久性を高めたモデルも存在します。

メリット

  • 地デジアンテナの中ではもっとも受信性能が高く、幅広い現場で安定した視聴を期待できる。
  • 比較的、設置費用の相場が安い。

デメリット

  • 家の外観や景観を損なう可能性がある。
  • 風雨や鳥害などの影響を受けやすく、経年劣化しやすい。
  • 太陽光パネルに影を落として発電効率を低下させることがある。

八木式アンテナは受信感度を確保しやすい屋根の上への設置が一般的ですが、壁面やベランダ内外に設置する、または高耐候モデルを使用するなどの工夫で、家の見た目への悪影響、風雨への弱さなどのデメリットを抑えることも可能です。
ただ、低い位置への設置では、周辺環境によっては、最大の特徴である受信感度がやや低下することもあるため注意が必要です。

なお「あさひアンテナ」では、八木式アンテナの基本設置工事(アンテナ本体、設置具、ケーブル、防水処理込み)に、DXアンテナ製の高性能20素子モデル「UA20」を使用して、22,000円(税込み24,200円)からで提供しています。
他にもあさひアンテナでは、各素子数モデルや高性能パラスタックアンテナ、ローチャンネル用、塩害用、雪害用、ステンレスモデルなど、多彩な八木式アンテナ機種を用意しており、設置位置の工夫を含めて、さまざまな現場に対応する設置が可能です。

新築なら外観重視!人気のデザインアンテナ・ユニコーンアンテナ徹底比較

新築戸建て住宅で現在、もっとも選ばれている地デジアンテナ機種が、家の外観を損なわない「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」です。
どちらもスタイリッシュな外観ですが、特徴や最適な設置環境が異なります。

項目 デザインアンテナ ユニコーンアンテナ
形状 薄い箱型 細いポール状
設置場所 外壁、ベランダ、屋根裏 屋根の上、破風板や外壁
受信性能 中~高
外観への影響 非常に少ない 少ない
費用
こんな方におすすめ ・とにかく外観をスッキリさせたい
・電波状況が良い地域
・デザイン性を重視したい
・デザインアンテナでは受信が難しい

※以上はデザインアンテナ、ユニコーンアンテナの主な特徴の比較になります。

デザインアンテナは壁面などに設置するため、アンテナが目立たず、住宅の見た目に影響が低いほか、台風などの影響も受けにくいのが大きなメリットです。
一方で設置位置が低くなるため、受信感度がやや低くなり、対応エリアは強・中電界地域になります。
特に対応エリアであっても、周辺に高層ビルや隣家などがある現場では、電波が遮られてしまい設置できないケースもあるため、設置に当たっては事前の精密な電波調査で、設置の可否を確認することが重要になります。

ユニコーンアンテナは、デザインアンテナの進化系とも呼べるモデルで、ほぼ同等のメリットを確保できます。さらに屋根の上に取り付けることで、周囲のビルなど建物の影響を避けることができ、デザインアンテナよりも安定した受信を確保しやすくなります。
ただ一方で、設置費用がデザインアンテナ設置工事の相場より割高になる、八木式アンテナに比べると受信感度は低いなどのデメリットも存在します。

総合して、お住まいの見た目を重視し、また風雨などを影響を避けやすい地デジアンテナをご希望であれば、まずはデザインアンテナがオススメになります。
ただ、周辺の環境からデザインアンテナの設置が難しい現場で、同等のメリットを確保したい場合には、ユニコーンアンテナが最適な選択肢と言えます。

なお「あさひアンテナ」では、デザインアンテナ・ユニコーンアンテナの基本設置工事(アンテナ本体・設置具・ケーブル込み)について、主に以下のモデルと価格で提供しています

  • デザインアンテナ:DXアンテナ製の20素子相当「UAH201」(本体色4色)使用で、22,000円(税込み24,200円)から。
  • デザインアンテナ:サン電子製の最新20素子相当モデル「WG-20」+「背面スッキリカバー」(本体色6色)のセット使用で、25,000円(税込み27,500円)から。
  • 強電界地域用コンパクトデザインアンテナ:マスプロ電工製、業界最小級モデル(室内の窓際設置も可能)のスカイウォーリーミニ「U2SWLC3」(本体色2色)使用で、25,000円(税込み27,500円)ら。
  • ユニコーンアンテナ:マスプロ電工製「U2CN」(本体色2色)使用で、業界最安に挑む「キャンペーン価格」にて。

他にもあさひアンテナでは、より受信性能の高い26素子相当モデルのデザインアンテナをも用意しているほか、事前の緻密な電波調査により、現場で可能な限り、安定した受信を実現できるデザインアンテナ設置をご提案いたします。
また住宅の外観や外装にまったく影響がなく、アンテナ本体の経年劣化も大きく抑えることができる、デザインアンテナの屋根裏や天井裏空間への設置も、現場の条件で可能でさえあれば、追加工事費はご無用の基本設置工事費のみにてお引き受けしています。

BS/CSアンテナのモデルとは?

BS/CSアンテナは、地デジアンテナとは別に、衛星放送を受信するために設置が必要となる、お皿型のアンテナ(パラボラアンテナ)です。
基本的には、南西方向(静止衛星のある東経110度)の上空が見通せる場所に設置する必要があります。

衛星放送は、障害物や悪天候などの影響がない限り、日本全国でほぼ一定レベルの安定した受信が可能になります。
そしてBS/CSアンテナはパラボラアンテナ一種類のみで、メーカーや機種による受信性能の差は少なくなります。ただ全体的な品質や精度から、前述した国産大手メーカーの製品がオススメになります。

以下、一般住宅向けBS/CSアンテナの主なバリエーションになります。

  • ディッシュサイズ:一般的な家庭用モデルはディッシュ直径45cmの45型ですが、集合住宅の共同受信用に、キャッチできる電波レベルが高い各種の大型モデルがあり、一般住宅でも受信レベルや悪天候(降雨減衰・降雪減衰)対策に、50cmや60cmなどのやや大型モデルが選ばれることもあります。
  • カラーバリエーション:BS/CSアンテナの基本色は太陽光に強い白色系ですが、近年では、外壁の色に合わせて選べるように、太陽光に強い塗装による黒やベージュのモデルも登場しています。
  • 高耐風モデル:BS/CSアンテナは風雨の影響を受けやすい形状のため、台風などが多い地域向けに、風圧に強い特殊な設計がなされたモデルもあります。

前述の通り、新築時に衛星放送もご視聴になりたい場合は、地デジアンテナと同時に設置することで、配線をきれいにまとめることができ、工事費用も抑えることができます。

なお「あさひアンテナ」では、地デジアンテナとBS/CSアンテナのセット設置での基本設置工事に、DXアンテナ製、高品質2K4K8K対応45型モデル「BC45AS」を使用して、18,000円(税込み19,800円)から。
また同等の工事で、同じ受信性能に加え、業界最高級の耐風性能を実現した高耐風モデル「BC453SG」を用いた工事は「特別価格」でご案内しています。
さらに同社では、ブラックのカラーバリエーションや各ディッシュサイズのBS/CSアンテナも用意していますので、さまざまな現場に対応できるBS/CSアンテナ取付をご提案できます。

新築アンテナ工事で後悔しないための5つのチェックリスト

新築時に設置されたアンテナ工事は、工事後、10年以上の長期にわたって使用されるものです。
そのため、後から工事の内容についての後悔をなくすために、工事の前に、以下の5つのポイントをしっかりとご確認ください。

  1. ハウスメーカーとの連携は万全か?
    • アンテナの設置場所や壁からの配線の出口(入線口)の位置を、設計段階でハウスメーカーや工務店と相談しておくと、外壁に余計な穴を開けずに済み、見た目もきれいに仕上がります。
  2. 将来のテレビの配置を考えているか?
    • 現在テレビを置く部屋だけでなく、将来的に子ども部屋や寝室など、他の部屋でもテレビを見る可能性があるかを考えましょう。必要な部屋数に合わせた分配器を選び、あらかじめ配線をしておくと、後々の工事が不要になります。
  3. 周辺の電波状況を把握しているか?
    • 周辺に高い建物等の障害物がある、電波塔から距離があるなどの条件では、デザインアンテナをご希望でも設置できないケースもあります。アンテナ工事業者に依頼して、工事の事前にしっかりと電波調査をしてもらうことが重要です。
  4. 外観のデザインとアンテナはマッチしているか?
    • アンテナ本体の色や形状、設置場所が、こだわりのマイホームの外観と調和するかを考えてください。デザインアンテナの本体色を選ぶ、目立たない場所に設置するなど、業者にもご相談の上、現場で可能なアンテナ取り付け方法を割り出してください。
  5. 長期的な視点で保証を確認したか?
    • テレビアンテナは屋外に設置するため、常に風雨などに自然環境にさらされ続けます。万が一の故障に備え、業者が提供するアンテナ工事の保証期間や内容(何年保証か、どのようなトラブルに対応してくれるか)を必ず確認してください。

アンテナ工事はどこに頼む?依頼先4タイプの料金と特徴を比較

現在、テレビアンテナ工事を依頼できる業者は、大きく分けて4つのタイプがあります。
それぞれに業種特有のメリット・デメリットがあるため、料金やサービス内容を比較して、ご自身の状況に最も合った依頼先を選ぶことがおすすめです。

ご新居のテレビアンテナ工事をどこに頼むかお迷いの方のために以下、主なアンテナ工事業者の業種別の特徴をご紹介します。

依頼先 料金相場 メリット デメリット
アンテナ専門業者 ◎ 安い ・専門知識と技術力が高い
・自社施工で料金が安い
・保証が手厚い
・業者数が多く選ぶのが大変
家電量販店 △ やや高い ・身近で相談しやすい
・ポイントが貯まる
・工事は下請け業者
・料金が割高になりがち
ハウスメーカー × 高い ・新築時にまとめて依頼できる ・中間マージンで高額に
・アンテナの選択肢が少ない
町の電気店 ◯ 普通 ・地域密着で相談しやすい ・料金や技術力にばらつき
・最新技術に対応できない場合も

※上記は各業種の一般的な比較ポイントになります。

【総合的におすすめ】アンテナ工事専門業者

アンテナ工事を専門に扱っているため、知識、技術力、実績が豊富です。
下請け業者を使わない「完全自社施工」の会社が多く、余計な中間マージンが発生しないため、経験豊富な施工担当者による、質の高いアンテナ工事を相場よりも低価格で提供できるのが最大の魅力です。
保証やアフターフォローも充実しており、総合的に見てもっともコストパフォーマンスが高い選択肢と言えるでしょう。

【身近で安心感】大手家電量販店・ホームセンター

ヤマダ電機やジョーシン、ケーズデンキ、カインズホームなど、普段から利用している店舗で依頼できる手軽さと安心感が魅力です。
店舗独自のポイントが貯まる・使えるといったメリットもあります。
ただし、実際の工事は店舗スタッフではなく提携している下請け業者が行うため、工事料金に仲介手数料などの中間マージンが上乗せされ、専門業者に比べて割高になる傾向があります。
また下請け業者はアンテナ工事専門でなく、店舗の電気工事全般を引き受ける業者であるため、アンテナ工事については担当業者によって技術に差が出ることがある、即日工事が難しい、エアコン工事の繁忙期などにはアンテナ工事の時期が遅れるといったデメリットもあります。
また下請け業者の利益を確保するため、調査と見積もり後に工事をキャンセルした場合も、出張料などの名目で一定の費用が発生することが多いため、事前の確認が重要となります。

【新築時の選択肢】ハウスメーカー・工務店

お住まいの新築やリフォームの際に、担当する業者に、工事の契約と合わせてアンテナ工事を依頼できるケースもあります。
この場合は、窓口がひとつで済むため対応やスケジュール調整などの手間がかからず、アンテナ工事料金を住宅ローンなどのまとめることができる点がメリットです。
しかし、この場合も実際のアンテナ工事は下請け業者に再委託されることがほとんどで、料金は4タイプの業者の中でもっとも高額になる傾向があります。
他にも、やはり担当する業者によって施工技術に差が出やすく、対応できる工事の種類が限られるなどのデメリットも考えられます。

【地域密着型】町の電気店

昔から地域の商店街にある個人経営の電気店です。このような店舗では、近隣の住人に対して、家電製品全般に対して、きめ細かな相談やサポートに対応していることが特徴です。
そのため店主と顔なじみであれば、アンテナ工事を含めた各種工事を、気軽に相談できる安心感があります。
ただし、このような店舗は上記した各業者の下請け業者であることが多く、アンテナ工事が専門ではないため、最新のアンテナや技術に対応できない場合があります。また料金体系も店舗によって差が大きく、明確でない場合もあります。
このような店舗は、店主の高齢化によって徐々に数が少なくなっており、店主の引退に伴う閉店、廃業で相談先がなくなる可能性についても注意が必要です。

悪徳業者に注意!信頼できるアンテナ工事業者の選び方5つのポイント

上記の各業者ではもっともおすすめと言えるアンテナ工事の専門業者ですが、残念ながら一部の業者には、知識のない消費者を狙った高額請求や粗悪な機材による手抜き工事などで、不当な利益を得る悪質な業者も存在します。
大切なマイホームのテレビアンテナ工事で失敗しないために、この項目では、お客様が信頼できる業者を見極めるための、5つのチェックポイントをご紹介します。

ポイント1:料金体系が明確で、見積もりの内訳が詳細か

優良なアンテナ工事業者は、公式サイトに料金を明記し、見積もりでは作業内容ごとの内訳を詳細に提示してくれます。
「工事一式 〇〇円」といった曖昧な見積もりを出す業者は、不当な高額請求の余地が考えられるため、できるだけ避けてください。
また前述の通り、見積もり外の追加料金が発生する可能性についても、見積もりの段階できちんと説明してくれるかどうかが、業者の誠実さを見極めるポイントとなります。

ポイント2:施工実績が豊富で、公式サイトに事例が掲載されているか

その業者の技術力や経験を判断する上で、施工実績は重要な指標です。
公式サイトのブログなどに、写真付きで様々なアンテナ機種の具体的な施工事例が、数多く掲載されているかを確認してください。
特に、ご自身の住まいの状況(新築、3階建てなど)やご希望のアンテナ機種、施工法と似たケースの実績が豊富であれば、具体的な施工内容もイメージしやすく、安心して任せやすくなります。

ポイント3:長期保証とアフターフォローが充実しているか

テレビアンテナは屋外で風雨にさらされるため、どのように優良な業者が施工したアンテナであっても、大きな自然災害や、施工から年月が過ぎることで、万が一のトラブルは起こり得ます。
アンテナ取付工事の後も、末永く安心してテレビ放送を見続けるためには、業者による保証制度が非常に重要となります。業者の保証については、主に以下のポイントをご確認ください。

  • 保証期間:最低でも5年、できれば8年から10年程度の長期保証があると安心です。
  • 保証内容:自然災害による故障も保証対象か、出張費や作業費は無料かなど、細かい保証内容を確認してください。
  • アフターフォロー:トラブル時にすぐに連絡が取れるか、業者への連絡方法(フリーダイヤルやメールフォームの他、LINEアカウントやチャットなどもあるか)や、迅速(即日対応など)に対応してくれるかも重要なポイントです。

ポイント4:損害賠償保険に加入しているか

プロのアンテナ工事業者であっても、万が一、工事中に作業員が高所から落下したり、家の壁や屋根を破損してしまったりする事故が起こる可能性はゼロではありません。
そのような不測の事態に備えて、業者が損害賠償保険に加入しているかどうかを確認してください。
優良業者であれば、必ず加入しています。

ポイント5:利用者の口コミや評判が良いか

実際にその業者を利用した顧客の生の声は、非常に参考になります。
Googleマップの口コミや比較サイト、SNSなどで検索して、良い評価だけでなく、悪い評価の内容も確認してください。
個々の評価は主観が強いのですべてを鵜呑みにする必要はありませんが、評価全体の傾向や、悪い評価に対して業者がどのように対応しているかを確認することで、その会社の誠実さや顧客対応の姿勢を判断できます。

年間6,000件の実績!専門業者なら「あさひアンテナ」が選ばれる5つの理由

本コラムの筆者が、数あるアンテナ専門業者の中でも、特におすすめしたいのが、本記事に貴重なご意見をいただいた優秀なアンテナ職人が所属する、アンテナ工事のプロ集団「あさひアンテナ」です。
年間6,000件以上の豊富な施工実績と、5年連続の顧客満足度No.1というお客様からの評価が、その信頼性を雄弁に物語っています。

以下、あさひアンテナが顧客に選ばれ、評価される5つの大きな理由をご紹介いたします。

  1. 完全自社施工による低価格と高品質
    あさひアンテナでは下請け業者を一切使わず、本記事にご協力くださったベテラン職人をはじめ、経験豊富な自社の専門スタッフが責任を持って施工しています。これにより、中間マージンをカットした適正価格と、熟練の作業者による施工不良率0.07%未満という高い品質を両立しています。
  2. 業界最長クラスの10年保証
    施工技術に絶対の自信があり、施工後のトラブル発生率が極めて低いからこその、業界でもトップクラスの10年という長期保証を提供。万が一のトラブルにも迅速に対応してくれるため、工事後も末永く安心できます。
  3. 24時間365日の迅速な対応
    フリーダイヤルによる電話受付(9:00~21:00)のほか、メールフォームやLINEアカウントでのご相談はは24時間365日受け付け。台風でアンテナが倒れたなどの緊急時にも、平均2.8時間で駆けつける迅速さが強みです。
  4. デザイン性を重視した提案力
    新築のお住まいで人気の高いデザインアンテナ施工実績が豊富。緻密な電波調査に基づき、他業者では対応できなかった現場でも、デザインアンテナ設置を実現した事例が多数。お住まいの外観やお客様のこだわりに合わせ、最適なアンテナ機種と設置方法を提案してくれます。
  5. 地域密着で現地の電波状況に精通
    対応エリアを関東・関西に絞ることで、各地域の電波状況を熟知。現場の状況に合わせた最適なアンテナ設置プランを提案できます。

関東・関西エリアにて、どこのアンテナ工事業者に頼むかお迷いの際には、まずは「あさひアンテナ」に完全無料の電波調査と見積もりをご相談されてみてはいかがでしょうか。
あさひアンテナでは、他業者との相見積もりにもご対応しており、お見積もり価格、施工品質、工事後の保証などすべてにわたって、他業者に劣らない工事をご提案いたします。
また万が一、他業者があさひアンテナよりも低価格な見積もり料金を提示した場合には、その見積もり票を同社に提示すれば、工事の品質はそのまま、より低価格の再見積もりにも挑みます。
他にも急なアンテナトラブルなどで工事をお急ぎの場合には、あさひアンテナでは即日工事にも対応していますので、安心できます。
新築物件をはじめ、あらゆるアンテナ工事のご相談は、まずはあさひアンテナのフリーダイヤル、公式サイトのメールフォーム、同社LINEアカウントまでお問い合わせになることを、本記事の筆者からもぜひおすすめいたします。

アンテナ工事の費用を賢く抑える3つのコツ

各種のテレビアンテナ工事にあたって、少しでも相場より工事の費用を抑えたい、とお考えになるのは、お客様にとっては当然のことです。
この項目では業者への依頼において、アンテナ工事の費用を賢く抑えるための、3つの実践的なコツを以下でご紹介します。

1. 複数の業者から相見積もりを取る

アンテナ工事の費用を抑えつつ、高品質な施工、充実したアフターサービスなど、最良のアンテナ工事を選ぶための、もっとも重要で効果的な方法が、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」です。
お求めのアンテナ工事について、1社だけの見積もりでは、その金額が相場に比べて高いのか安いのかを判断できません。誤って悪質な業者を選んでしまえば、質の低い工事で不当な高額請求をされるリスクもあります。
最低でも2,3社から見積もりを取り、料金だけでなく、工事内容、使用する部材、保証内容、担当者の対応などを総合的に比較検討しましょう。
上記した「あさひアンテナ」をはじめ、優良な業者であれば、自社のサービス全般に強い自信を持っているため、相見積もりにも進んで対応してくれます。

2. キャンペーンや割引を活用する

多くのアンテナ工事業者が、それぞれ独自に、Webサイト限定の割引や期間限定のキャンペーンを実施しています。
各業者の公式サイトを確認し「Web割引」「セット工事割引」「即日工事割り」などを活用することで、通常価格よりも数千円から一万円単位で安く工事ができるケースもあります。
業者に見積もりを依頼する際に、利用できるキャンペーンがないかをしっかりと確認してください。

3.【台風・強風被害の場合】火災保険が適用できるか確認する

これはアンテナの修理や交換の場合に限られますが、台風や強風、大雪などの自然災害、もしくは想定外の事故によってアンテナが破損した場合は、アンテナ修理費用に、ご加入の火災保険が適用できる可能性があります。
アンテナは家屋の設備に数えられるため、火災保険の「風災補償」の対象となります。修理費用に火災保険が適用されれば自己負担を大幅に軽減できる場合があります。
心当たりのある方は、まず保険会社に連絡し、補償の対象となるか確認してみてください。

例えば「あさひアンテナ」では、保険の専門知識を持つスタッフが常駐しており、アンテナ修理に火災保険を適用するためのご相談も受け付けております。
同社では火災保険についての対応として、アンテナ修理に並行して、施工前後の写真や修理報告書などの必要書類をすべて用意してくれるほか、お客様による申請書類の作成、保険会社との交渉についても、専門スタッフが万全のサポートを行い、保険申請に伴うお客様の手間を最大限に省いてくれます。
アンテナ修理の費用に火災保険を適用なさりたいお客様にとっても、あさひアンテナは最適の業者であると言えます。

お問い合わせから工事完了までの流れ

この項目では、初めて業者にアンテナ工事を依頼される方でも、申し込みから工事の対応までをスムーズに進められるよう、以下に一般的な工事の流れをご紹介します。

  1. STEP1:Web・電話での問い合わせ・無料相談
    インターネットなどで気になる業者が見つかったら、公式サイトのフォームや電話で問い合わせます。この際、建物の種類(新築戸建てなど)、住所、希望する工事内容(地デジのみ、BSも必要など)を伝えると、ご相談がスムーズに進みます。
  2. STEP2:現地調査・見積もり
    ご指定の日時’(業者によっては即日も可能)に業者のスタッフがお住まいを訪問し、実際の電波状況を測定したり、建物の構造を確認したりします。その結果を基に、お住まいに最適なアンテナと設置場所を提案し、正式な見積書を提示します。
  3. STEP3:契約・工事日の調整
    業者による提案と見積もりの内容に納得できれば、工事の本契約となります。その後、工事を行う日時を調整します。多くの業者では、見積もり当日の即日工事も可能です。
  4. STEP4:アンテナ工事の実施
    決定した日時にスタッフが訪問し、アンテナの設置工事を行います。工事の所要時間は、施工内容にもよりますが1~2時間程度が目安です。
    工事当日は、お客様は工事の最終説明や確認のため、在宅して頂く必要がありますが、工事のすべてをチェックする必要はありません。業者のアンテナ職人は、工事に関係のない場所には立ち入りませんので、施工前後の確認などを除けば、住宅内で待機していただいても大丈夫です。
    また担当者に携帯電話などの連絡先を伝え、施工完了までに帰宅できるのであれば、工事中に外出できる場合もあります。
  5. STEP5:視聴確認・支払い
    工事の完了後、宅内のテレビ(またはアンテナコンセント)で問題なくテレビ電波を受信できているかを確認します。問題がなければ、料金を支払い、工事はすべて完了です。
    あさひアンテナをはじめ、多くのアンテナ工事業者では、お客様のお手間を省くべく、料金のお支払に現金だけでなく、各種クレジットカードや電子マネー決済に対応しています。

アンテナ工事の相場に関するよくあるご質問

最後に、アンテナ工事の費用相場に関してよく寄せられる質問に、アンテナ職人からのお話も含めてお答えしていきます。

Q. 4K/8K放送を見るには特別な工事が必要ですか?

「基本的に、BS放送、CS放送ですべての4K、8Kチャンネルを視聴するためには、専用のBS/CSアンテナとケーブル配線部の設備が必要になります」
というのも、従来の2K衛星放送には『右旋円偏波』という電波が使われていました。しかし2018年(平成30年)に4K8K放送をスタートするとき、チャンネルを追加するための周波数帯が不足し、一部の4K8Kチャンネルの電波として、新しく『左旋円偏波』という電波が導入されたのです
「そのため、BS/CSアンテナ本体やケーブル配線部、設置されるブースターなどの機器も、この左旋の電波への対応が求められるようになりました」

衛星放送の4K8K放送を視聴するためには、従来の右旋円偏波と4K8K用の左旋円偏波のどちらも受信できる、2K4K8K(右旋左旋)対応のBS/CSアンテナが必要です。
現在、市販されるBS/CSアンテナはすべて2K4K8K対応型ですが、4K8K放送がスタートする2018年以前に設置されたBS/CSアンテナには、右旋のみ受信できる2K対応型になります。
それに加え、BS/CSアンテナで受信され、コンバーターでMHz帯に変換された周波数帯も、左旋の電波は従来の右旋の電波より高い周波数帯になります。
そのため、BS/CSアンテナからテレビまでの間を結ぶ同軸ケーブルや分配器、ブースターなどの周辺機器も、すべて4K8K(左旋)の周波数帯(3442MHz)に対応した4K8Kモデルである必要があります。

「ただ2025年現在は、民間放送局の4K8K放送からの撤退もあり、左旋の放送は『BSNHK8K』のみになっています。他の4Kチャンネルは、従来の右旋による放送のため、2K放送と同じアンテナや設備で受信して見ることができますので、特にBS放送のNHK8Kをご覧にならない限りは、あわててアンテナを交換する必要はありません」

詳しくは見積もり時に業者に確認しましょう。

Q. アンテナ工事は自分(DIY)でできますか?

「ベランダに近い一部屋で衛星放送を見られればいいなど、特定の条件を除けば、アンテナ工事のDIY取付は、決しておすすめできることではありません」

地デジアンテナでも八木式アンテナなど低価格の機種やBS/CSアンテナなどは、アンテナ本体や取り付け金具、ケーブルなどを合わせても1万円弱で購入できる場合もあります。
そのため取り付け作業をDIYで行えば、機材代金のコストのみでアンテナ工事ができると考える方もいますが、その場合、以下のような多くのリスクも伴います。

  • 高所作業の危険:屋根の上でのアンテナ設置作業は、転落のリスクがあり非常に危険です。プロのアンテナ職人でも、安全のための講習を受け、法律で規定されたヘルメット、安全帯などの装備を完全に身に着け、2人以上の体制で行う作業になります。
  • 専門知識が必要:アンテナを正しい向きに設置するには、電波測定器(アンテナレベルチェッカー)などの専門機材と知識が必要です。地デジアンテナでは取り付け位置での電波調査が重要です。アンテナを向ける方向は一定(東経110度)のBS/CSアンテナでも、ディッシュの上下、左右をミリ単位で調整する必要があり、専門機材無しでは非常に根気のいる作業になります。
  • 建物を傷つける可能性:誤ってお住まいの屋根材や外壁などを傷つけてしまうと、その修理でアンテナ設置工事費以上の費用がかかるリスクも想定されます。
  • 保証がない:アンテナを設置してもテレビ放送が受信できないなど不具合が起きても、すべて自己責任となります。

「安全に作業できるベランダにBS/CSアンテナを取り付けるなどの作業であれば、DIYで可能なこともありますが、その場合も、一部屋のテレビに接続して視聴できるだけなので、コストパフォーマンスは悪くなりますね」
「お住まいのすべての部屋でテレビ放送をご視聴になりたいのなら、やはり防水対策など丁寧な配線も含めて、アンテナ工事の専門家へとご依頼になることが確実です」

アンテナ工事のプロも言う通り、工事の安全と施工品質、確実性を考えると、費用がかかっても専門業者に依頼することが最善の選択といえます。

Q. アンテナと光回線テレビ、どちらがお得ですか?

「現在、地デジや衛星放送のチャンネルを視聴する方法には、テレビアンテナを設置する他に、インターネット回線を利用する光回線テレビや、ケーブルテレビのサービスを利用するといった方法もあります。どの方法がお得かは、お住まいの環境を含めて、長期的な視点で考えることが大切です」

ケーブルテレビ(CATV)とは、近隣のケーブルテレビ局と契約し、局から直接、お住まいまで敷設したケーブルで、テレビの映像信号を送るというサービスです。

光テレビは、主にインターネットに使われる光回線を利用して、お住まいへテレビの映像信号を送信するサービスで、光回線を開通するお住まいであれば比較的、簡単に利用できます。

ケーブルテレビや光回線テレビの大きなメリットは、当然ながらテレビアンテナを設置しなくても、地デジ放送や衛星放送のチャンネルを視聴できることです。
したがって電波塔から遠い、障害物が多いなど、受信レベルが安定しにくい環境でも、これらのサービスを利用すれば、安定した視聴が可能になります。
また台風が多い、豪雪地帯などの環境では、自然環境の影響でアンテナトラブルが頻発するケースもありますが、やはりケーブルテレビや光回線テレビであれば、アンテナトラブルの悩みはなくなります。

一方で、ケーブルテレビや光回線テレビには、契約を続ける限り、永続的に料金が発生するという大きなデメリットもあります。以下、それぞれの方法を費用面で比較しました。

アンテナ 光回線・ケーブルテレビ
初期費用 30,000円~80,000円 0円~数万円
月額料金 0円 500円~数千円
長期コスト ◎ 安い × 高くなる

ケーブルテレビや光回線テレビは、キャンペーンなどを利用せれば初期費用が安い場合が多いですが、その後、毎月の利用料(視聴料金)が発生し続けます。
一方、アンテナは一度設置すれば、NHK受信料や衛星放送の有料チャンネルを除き、ランニングコストはかかりません。また自然環境の厳しい地域でもない限り、いったん設置されたアンテナは、少なくとも10年から15年にわたって安定した受信が可能になります。
特にマイホームにお住まいの場合は、5年、10年と長い目で見ると、テレビアンテナを設置する方が圧倒的に総費用を抑えることができます。

「アンテナの受信に問題が起きやすい環境や、ケーブルテレビや光テレビで、他に付随するサービスもご利用になりたい場合を別にすれば、やはり長くお住まいになる持ち家でのテレビ視聴方法は、テレビアンテナのご利用が圧倒的にリーズナブルといえますね」
「受信環境が悪い、自然環境が厳しいといったアンテナに不利な現場であっても、現在では高性能アンテナや対候性能の高いモデル、また設置方法や機材の工夫で受信レベルをカバーし、風雨などを避ける方法もありますので、まずはアンテナ工事のプロにどのようなことでもご相談ください」

まとめ:アンテナ工事の相場を理解して、最適な業者に依頼しよう

今回の記事では、現場経験も豊富なプロのアンテナ職人によるお話を元に、アンテナ工事の費用相場について、種類別の料金から業者の選び方、費用を抑えるコツまで詳しく解説しました。

最後に、重要なポイントを振り返りましょう。

  • アンテナ工事の相場は、地デジで20,000円~80,000円、BS/CSセットで60,000円~100,000円が目安。
  • 費用の内訳を理解し、ブースター設置や高所作業などの追加費用が発生するケースを知っておくことが重要。
  • 依頼先は、料金と品質のバランスが良い「アンテナ専門業者」が最もおすすめ。
  • 信頼できる業者を選ぶには、「料金の明確さ」「実績」「長期保証」「保険加入」「口コミ」の5つのポイントをチェックする。

ご新居において初めてのアンテナ工事は不安なことも多いと思いますが、正しい知識を身につければ、決して難しいことではありません。
この記事で得た情報を参考に、複数の業者から見積もりを取り、ご自身の希望に最適の提案を提示してくれて、信頼できるアンテナ工事業者を見つけてください。
「あさひアンテナ」など優良な業者へのご依頼で、工事のコストを抑えつつ、ご快適で素晴らしいテレビライフを新しいお住まいでスタートしていただければ、本記事の筆者としても幸いに思います。

フリーダイヤルバナー

フリーダイヤルバナー

LINE見積もりバナー

LINE見積もりバナー

無料見積もり

無料見積もり

アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。