ケーズデンキのテレビアンテナ工事、評判はどう? 頼む際の料金や口コミ評価を徹底調査・アンテナ工事の専門業者とも比較!

2025年10月13日

新築のお住まいに新規で地上デジタル放送用のテレビアンテナを取り付けたい、または衛星放送を視聴するため、新しく4K8K対応のBS/CSアンテナを追加設置したい、故障した、古くなったアンテナを修理、交換したいなど……
お住まいでテレビアンテナ工事が必要になったとき、多くの方にとって真っ先に思いつく相談先は、ケーズデンキなど、いつも利用している「家電量販店」ではないでしょうか。

家電量販店ではアンテナ取付の工事だけでなく、エアコンの取り付けや冷蔵庫、洗濯機、大型テレビの搬入や設置、パソコンやデジタル機器のセッティングなど、商品に関する工事を全般的に引き受けています。
さらに行きつけの店舗であれば、商品や工事について相談しやすい、料金に店舗のポイントを使ったり貯めたりできる、店舗独自の保証システムがあるなどの点も大きな魅力です。
そのため、家電や電気関係の工事は、家電量販店に相談するもの、と考える方も多くなります。

しかし一方で、特にアンテナの取り付け工事などは、アンテナ本体や機材の費用も含めると、数万円単位とかなりの金額がかかるものです。
そのためいざ依頼するとなると「他の家電量販店チェーンや業者と比べて、工事費用や技術はどうなんだろう」「もっと費用が安く、技術が高い業者があるかもしれない」「実際に家電量販店に工事を頼んだ人の評判はどうなんだろう」といったご不安や疑問も出てくることでしょう。
テレビアンテナ工事はその費用に加え、設置から十年以上にわたって使う機器でもあるため、工事に当たって慎重になるのも、一般の方にとっては当然のことです。

そこでこの記事では、テレビアンテナ製品や技術の知識を持つライターが、実際に多くのアンテナ工事業者から集めた情報を元に、アンテナ工事の業者選びについての耳寄り情報をお伝えします。

本記事では、全国的に知られる大手家電量販店の一社「ケーズデンキ」のアンテナ工事を中心に、そのリアルな評判や口コミ、正確な料金体系、そしてメリット・デメリットなどの関連情報を徹底的に解説します。
さらに、ケーズデンキなどの家電量販店にアンテナ工事を依頼するかどうかでお悩みの方のために、アンテナ工事の専門業者や町の電気店など、その他の業者とも詳しい比較を行うことで、あなたにとって本当に最適な依頼先を見つけるお手伝いをします。

少しだけ結論について触れますが、ケーズデンキなど家電量販店のアンテナ工事は、手軽さや相談しやすさ、独自のサービスなどのメリット、魅力も豊富です。
しかし一方で、家電量販店のアンテナ工事には特有の注意点、デメリットも存在するため、それらの点もしっかりと見極めたうえで、最適な業者を判断されることが重要です。

この記事を最後までお読みいただければ、家電量販店とその他の業者のアンテナ工事について、それぞれの詳細なメリット・デメリットや特徴を明確にすることで、お客様のご要望にとって、最適のアンテナ工事業者をご自分でお選びいただけるようになります。

家電量販店「ケーズデンキ」とはどんな会社、店舗なのか?

「ケーズデンキ(K’s Denki)」は、日本全国に店舗を展開する大手家電量販店チェーンです。
近年では、さくらももこさんの国民的な漫画、アニメ作品「ちびまるこちゃん」をテレビCMなどに起用していることでもおなじみで、多くの方にとって身近な存在でしょう。
その歴史は古く、1947年(昭和22年)に茨城県水戸市で、ラジオの修理・販売業「加藤電気商会」として創業したのが発祥です。

その後、電器店への転換や「カトーデンキ」などへの商標変更、日本各地の電気店などのフランチャイズ契約などを経て、1980年代には徐々に家電量販店として全国各地で知られるようになりました。
1990年代には現在の店名に商号変更され、同じく北関東(群馬県、栃木県)に本社を置く家電量販店チェーンのヤマダデンキやコジマと並んで「北関東YKK(北関東Y2K)」と称され、激しい価格競争の中で着実に成長を遂げてきました。

ケーズデンキ店舗の大きな特徴は、他の家電量販店の多くが、近年では家電製品のほか、ゲーム機やおもちゃ、日用品、食料品や酒類など、多角的な製品を販売していることに比べて、現在でも家電製品やパソコン、携帯電話などの電気製品に徹した製品を販売している点です。
また店舗展開の特徴としては、他の家電量販店のような大都市駅前などに大型店舗を出店する展開はせず、郊外型の出店を中心としています。ただ近年では高層マンション群のあるエリアをターゲットにした都市型の出店も進めています。
現在では沖縄県を除く、日本国内のすべての都道府県にケーズデンキ店舗が存在します。また地域ごとに運営を行う企業が違うという特徴もあり、本社であるケーズホールディングスの他、かつての各地域の家電量販店など子会社8社がエリア別の店舗を運営しています。

ケーズデンキ店舗における商品販売、サービスの特徴としては、店舗会員カードとして有効期限は無期限の「あんしんパスポート」というサービスは用意しているものの、他の家電量販店チェーンと異なり、購入価格に対するポイント還元のサービスは行っていません。
ケーズデンキでは、ポイント還元は行わない代わりに「現金値引き」として、他チェーン店がポイント還元する分の料金を、実際の販売価格から値引きするシステムに徹しています。
これにより、長期間ポイントを放置することでの失効などの心配もなく、また急遽、家電製品が必要になった場合など、手間のかかる会員登録やポイント利用などを行わずとも、多くの場合、必要な製品を他のチェーン店より安く購入できるというシステムも、ケーズデンキが「新製品が安い」のキャッチコピーで人気を集める理由のひとつです。

他にも「あんしんパスポート」は、購入した家電製品に長期無料保証が自動で付帯する、過去の購入データーを確認できるなど、他チェーン店同様のサービスも用意されています。
現在ではスマートフォンアプリ版「あんしんパスポート」もあり、こちらでは会員限定の割引クーポンの他、さまざまなお得情報を届けるというサービスにも対応しています。

もちろんケーズデンキでは、アンテナをはじめ、テレビやエアコンなど各種家電製品の購入に伴う、取り付け工事や配達、搬入、設置などの工事、作業も、明確な価格体系で受け付けています。
そのため店舗で購入と同時に手続きを行えば、その後、ご希望の日時にお住まいまで製品が配送され、そのまま取り付け工事や搬入、設置まで任せることができ、ご自宅ですぐに使える状態になります。

店舗で購入から必要な作業、工事まで一括で依頼できるこの手軽さが、ケーズデンキをはじめとする家電量販店の最大の魅力と言えるでしょう。

【結論】ケーズデンキのアンテナ工事はおすすめ?評判から見るメリット・デメリット

ここからは、本記事のテーマである「ケーズデンキのアンテナ工事は本当におすすめできるか?」という点について、詳しくご説明していきます。
インターネット上のさまざまな評判や口コミ評価を分析すると、ケーズデンキのテレビアンテナ設置工事には、手軽さというメリットがある一方で、料金や品質面でのデメリットも浮かび上がってきます。

実はケーズデンキに限らず、家電量販店チェーンへのアンテナ工事依頼で多くの方が抱く「大手チェーンだから安心」というイメージは、必ずしもアンテナ工事の品質に直結するわけではないのが実情です。
ここではまず結論として、ケーズデンキにアンテナ工事を依頼する際、考えられるメリットとデメリットを、以下の一覧で簡潔にご紹介します。

項目 メリット デメリット
手軽さ 身近な店舗で対面相談ができ、気軽に依頼できる。 専門業者を探す手間は省けるが、技術や料金で最適な選択とは限らない。
料金 アンテナ本体などは現金値引き。大手としての安心感がある。 仲介手数料が発生し、専門業者より割高になる傾向がある。
品質 丁寧な接客応対が期待できる場合がある。 工事は下請け業者が行うため、担当業者により技術力にバラつきがある。
保証 アンテナ工事は「あんしんパスポート」の長期保証対象外。
スピード 下請け業者との調整が必要で、即日工事は基本的に不可。

※上記は主なメリット、デメリットになります。

良い評判・口コミから分かるメリット

インターネット上などの評判から、ケーズデンキのアンテナ工事に関する高評価を集めると、内容では主に「手軽さ」や「接客対応」に関する声が見られます。
やはりテレビアンテナ工事の知識がまったくない方にとって、近くにある顔なじみの店舗で気軽に相談できる点は、大きな安心材料になるようです。

以下、ネット上の情報に基づく、ケーズデンキのアンテナ工事における主なメリットをご紹介します。

メリット1:身近な店舗で相談できる手軽さ

ケーズデンキでのアンテナ工事、最大のメリットは、沖縄県を除く日本全国に展開する各店舗で、気軽に相談できる点です。
特にスマートフォンなどでの検索に慣れておらず「アンテナ工事をしたいけど、どこに頼めばいいか分からない」という方にとっては、アンテナ工事の専門業者を一から探すことはハードルが高いと感じることもあります。
その点、ケーズデンキの店舗であれば、普段の買い物ついでに立ち寄り、店舗スタッフに対面で質問できるため、アンテナ工事の最初のステップとしてが非常に手軽です。

メリット2:大手ならではの安心感と丁寧な接客

口コミサイト「価格.com」などを見ると「担当してくれたスタッフの説明が分かりやすかった」「親切に対応してもらえた」といった声も一部にあります。
ケーズデンキでは特に接客対応などの従業員教育に力を入れているため、家電量販店の中でも丁寧な接客が期待できます。
ただし、これはスタッフがアンテナ工事の専門知識をもって詳しく対応できるという意味ではなく、あくまで一般的な窓口対応の丁寧さであるという点には注意が必要です。

悪い評判・口コミから分かるデメリット

一方で、ケーズデンキのアンテナ工事について、厳しい評判に目を向けると、より具体的な問題点が浮かび上がってきます。
特に「料金」と「工事の品質」に関してやや批判的な意見は多く、これらはケーズデンキへとアンテナ工事を依頼する際の大きなデメリットと言えるでしょう。

ただ、ひとつ注意点を挙げると、この点はケーズデンキのアンテナ工事が他の家電量販店、業者に比べて特に劣るという意味ではありません。
ケーズデンキに限らず、家電量販店のアンテナ工事には独自のシステムや制約があり、どうしてもある程度、同じ傾向のデメリットが出てくる面があるのです。この家電量販店チェーン独自の傾向やその理由については、後の項で詳しくご説明いたします。

以下、ケーズデンキのアンテナ工事で、ネット上の評価から見えてくる主なデメリットについてご紹介します。

デメリット1:料金が割高になる傾向

ケーズデンキのアンテナ工事について「工事の見積もりを取ったら、アンテナ工事の専門業者の倍近い工事費用になった」という口コミは少なくありません。
なぜケーズデンキのアンテナ工事料金が割高になるかの理由は、ケーズデンキの店舗スタッフが直接、工事を行うのではなく、店舗の近隣にある地域の提携業者(町の電気店など、電気工事の資格や技術を持つ下請け業者)に依頼するためです。
そのため、工事料金には、ケーズデンキから下請け業者への「仲介手数料」などの中間マージンが上乗せされる構造になっています。結果、自社施工で工事を行う専門業者に直接、依頼する場合よりも、同じ工事費用でも高額になりやすいです。
またこの価格の割高分は、施工や使用する機材などの品質に反映されるものではない、という点にも注意が必要です。

なおこの点は、特にケーズデンキだけのデメリットではありません。
他の家電量販店チェーンやホームセンターなどのアンテナ工事も、同様に下請け業者が担当するため、やはり中間マージンの発生で価格は割高になってきます。

デメリット2:工事担当者の技術力にバラつきがある

上記の通り、ケーズデンキをはじめ、各種の家電量販店への工事依頼で、実際にアンテナ工事を行うのは下請け業者です。
この下請け業者は、町の電気店などが多く、アンテナ工事に限らず、エアコン設置工事や冷蔵庫、洗濯機、大型テレビのセッティングなど、ケーズデンキ店舗から委託される他の家電関係の工事も全般的に引き受けています。
つまり下請け業者は電気工事全般の専門家でも、アンテナ工事の専門家とは限りません。結果、担当する下請け業者によってアンテナ工事の技術力や経験に大きな差が生まれる可能性があります。
したがって、アンテナ工事に関しては「工事の仕上がり、配線の処理などが雑だった」「電波の受信状況が安定しない」といったトラブルの口コミも見られます。
ケーズデンキのアンテナ工事では、店舗で依頼を受け付けてから、直近でスケジュールの空いている下請け業者を手配するという形になります。したがって工事の依頼者側で、実際に施工を担当する業者を選べない点は、施工品質の面で大きなリスクになります。

なおこの点も、やはりケーズデンキ特有の問題ではなく、下請け業者を使う家電量販店やホームセンターなどのアンテナ工事が抱える、全般的な傾向になります。

ケーズデンキのアンテナ工事料金は高い?費用相場と他社比較

新築などのテレビアンテナ工事を依頼する上で、一般のお客様がもっとも気になるポイントは、やはり「料金」についてでしょう。
この項目では、ケーズデンキの公式サイトに記載されているアンテナ工事の料金を目安に、専門業者や他の家電量販店との費用を具体的に比較していきます。
この比較をご覧いただければ、ケーズデンキの料金が市場相場の中でどの程度の水準なのか、客観的に判断できます。

ケーズデンキの公式アンテナ工事料金の目安

ケーズデンキが公式サイトなどで公表しているアンテナ工事の料金は、以下の通りです。
これらはあくまで基本的な工事費用であり、現場の状況によっては追加料金が発生します。
また、各種テレビアンテナ本体の価格は、ケーズデンキ店舗での購入が必要となり、別途、発生する点にご注意ください。

工事内容 料金(税込) 備考
UHFアンテナ(地デジ)設置 各種地デジアンテナ設置
屋根上取り付け 23,100円~ 高所作業
サイドベース工事 17,600円~ 壁面取り付け
既存パイプに増設工事 16,500円~ 既設マストなどに追加工事
BS/CSアンテナ設置 衛星放送用パラボラアンテナ設置
屋根上取り付け 27,500円~ 高所作業
ベランダ・格子取り付け 11,000円~ もっとも一般的な設置方法
壁面設置 14,300円~
コンクリートフェンスベランダ取り付け 19,800円~
電波混合工事(専用ミキサー込み) 地デジ、BS/CSの電波をケーブルに混合
屋根上取り付け 34,100円~
サイドベース工事 29,700円~
追加工事 アンテナ工事と同時の場合
ブースター設置 16,500円~ 電波が弱い場合や複数テレビで見る場合に必要
分配工事 8,250円~ 複数の部屋でテレビを見る場合
既存アンテナ取り外し 5,500円~ 処分費用は別途の場合あり

※上記はケーズデンキ公式サイトにおける、2025年10月現在の情報になります。

【料金比較表】アンテナ専門業者・他の家電量販店と徹底比較

ケーズデンキのアンテナ工事料金が適正かどうかをご判断いただくために、一般的なアンテナ専門業者や他の家電量販店(ヤマダ電機など)の費用相場と比較してみました。
以下の表は、アンテナ本体価格と、アンテナのみの基本設置工事費を合わせた、おおよその工事総額の目安です。

依頼先 地デジ(八木式) 地デジ(デザイン) BS/CS追加設置
ケーズデンキ 22,000円~35,000円 28,000円~40,000円 23,000円~39,000円
アンテナ専門業者 18,000円~25,000円 22,000円~40,000円 18,000円~30,000円
他の家電量販店 25,000円~40,000円 30,000円~40,000円 25,000円~38,000円

この表からも、ケーズデンキなど家電量販店のアンテナ工事料金は、アンテナ専門業者に比べてやや割高な傾向にあることが分かります。
これは前述した仲介手数料など、下請け業者を用いる中間マージン、またアンテナ本体代金が別途になることが主な原因と考えられます。

アンテナ工事の専門業者の場合は、業者が各種テレビアンテナや設置部材などを一括購入することで、スケールメリットによる大幅割引を活かし、必要なアンテナや部材をセットにしたアンテナ工事費用を、割安な価格で提供していることが多くなります。

なおBS/CSアンテナ工事の費用は、地デジアンテナとセットで設置する場合、機材や作業の手数を省ける分、単独の設置より割安になります。

要注意!見積もりだけで3,300円の費用が発生

ケーズデンキにテレビアンテナ工事を依頼する際、特に注意すべき点が「見積もり費用」です。
ケーズデンキ店舗や電話などでの受け付けから、現地調査(電波状態やお住まいの状況確認)と工事費用の見積りを依頼すると、最終的に工事を契約する・しないにかかわらず、出張費として「3,300円(税込)」のお支払いが必要です。
これは、ケーズデンキと下請け業者は別会社になるため、下請け業者側が出張しての調査などに、一定の利益を確保する必要があるためです。
家電量販店によっては、現地出張、調査料、キャンセル料などが無料のケース(期間限定キャンペーンも含む)もありますが、多くの場合どの家電量販店でも、価格の差はあれ、下請け業者の出張調査、見積もりだけで一定の費用が発生しますので、どうかご注意ください。

一方で、多くのアンテナ専門業者は、その業者の対応エリア内であれば、現地出張しての調査、見積もりを無料で行っています。
複数の業者を比較検討する「相見積もり」を行う場合、ケーズデンキに見積もりを頼むだけでも費用が発生してしまう点は、大きなデメリットになります。

契約前に必ず確認!ケーズデンキアンテナ工事4つの注意点

上記の料金以外にも、ケーズデンキにアンテナ工事をご依頼になる際には、ご契約前に知っておくべき重要な注意点がいくつかあります。
工事の結果や料金で後悔なさらないためにも、以下の4つのポイントを必ず確認しておいてください。
また以下の4つのポイントは、程度の差はあれケーズデンキだけではなく、その他の家電量販店、ホームセンターの工事にもほぼ共通するものになります。

注意点1:工事は下請け業者が担当|技術力にバラつきの可能性

繰り返しになりますが、これはもっとも重要な注意点です。
アンテナ工事の品質や施工の時間は、ケーズデンキのブランドよりも、実際に工事を担当する下請け業者の技量に左右されます。
運良く経験豊富でアンテナ工事について研鑽している業者にあたれば問題ありませんが、そうでない場合、施工の粗雑さや受信レベルの不安定など、設置後のトラブルにつながる可能性も否定できません。
施工品質の安定性を求めるならば、自社の専門スタッフが工事を行う、優良なアンテナ工事の専門業者をお選びになる方が賢明です。

注意点2:「あんしんパスポート」の保証はアンテナ工事対象外

ケーズデンキの魅力である「あんしんパスポート」に自動付帯する長期無料保証ですが、残念ながらアンテナの設置工事には適用されません。
ケーズデンキの長期保証はあくまで同店舗で購入した製品に付帯するもので、別店舗である下請け業者が行う工事には保証がつきません。
工事後の保証は、アンテナ本体の長期保証と、工事に関しては担当した下請け業者が独自に定めている保証規定に準じます。
下請け業者によっては、保証期間が短い、あるいは保証期間がないケースも考えられるため、契約前に必ず保証内容と期間を確認することが不可欠です。

注意点3:基本的に即日工事は不可|急いでいる場合は不向き

「新居への引っ越しに間がないため、できるだけ早急にアンテナを設置したい」「台風でアンテナが倒れたから、今日中に直してほしい」といった、緊急の工事を擁するケースでは、ケーズデンキなど家電量販店の工事は不向きになります。
ケーズデンキはじめ多くの家電量販店では、店舗でアンテナ工事の依頼を受け付けた後、その店舗と提携する複数の下請け業者に依頼を伝えてそのスケジュールを確認し、対応可能な日程を調整する流れが必要になります。
したがって工事受付の当日からまず現地調査、見積もりを行うまでに数日以上かかるのが一般的です。さらにその業者に工事を依頼する場合も、その後、また工事日程を設定することが必要になり、実際の工事がさらに後日になるほか、対応も二度手間が必要です。
前述の通り、下請け業者は各種電気工事を全般的に請け負う業者であるため、特にエアコン設置の繁忙期である夏場などは、アンテナ工事は申し込みから1ヶ月以上待たされるケースも珍しくはありませんので、ご依頼の際には注意が必要です。

注意点4:アンテナ本体の選択肢が少ない可能性

アンテナ工事の専門業者は、最新モデルを含めて、さまざまなメーカーの多種多様なアンテナを取り揃えています。
特に住宅の外観を損ねないデザインアンテナは、色や形のバリエーションが豊富です。さらにデザインアンテナの特性と受信感度を兼ね備えた最新モデル、ユニコーンアンテナの設置に対応できる業者も少なくはありません。
アンテナ設置方法についても、屋根の上や壁面、ベランダなどの基本的な設置の場所だけでなく、電波調査の結果で可能であれば、ベランダの内部空間や、屋内の屋根裏空間、天井裏空間など、さまざまな設置方法に対応している業者も存在します。

一方、家電量販店のアンテナ工事では、施工を担当するのがアンテナ専門ではない下請け業者であるため、取り扱うアンテナの種類が、八木式アンテナやデザインアンテナ、BS/CSアンテナなど、基本的なモデルに限られている場合があります。
また独自の特徴を持つテレビアンテナの最新モデルや、屋内空間への設置など、最新の工事方法には対応できないことも考えられます。
アンテナを設置するお住まいのデザイン性や、風雨など自然環境の影響を避ける設置にこだわりたい方は、アンテナ本体や設置方法の選択が多い、技術に優れた専門業者へとご相談される方が、満足できる結果を得やすいと考えられます。

ケーズデンキ以外の選択肢は?依頼先ごとの特徴を比較

ここまでの記事では、主にケーズデンキを中心とした家電量販店のアンテナ工事について、その特徴を見てきましたが、アンテナ工事の依頼先(業種)は他にもあります。
以下、各業種のアンテナ工事について詳しくご説明していきます。業者それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況や優先順位に合わせて最適な選択をすることが重要です。

まずは、各業者(依頼先)の主なポイントを一覧で比較します。

依頼先 メリット デメリット こんな人におすすめ
アンテナ専門業者 ・料金が適正
・技術力が高い
・保証が手厚い
・対応が迅速
・業者選びに手間がかかる 品質・料金・保証のバランスを重視する人
他の家電量販店 ・店舗で気軽に相談できる ・料金が割高
・技術力にバラつきがある
手軽さを最優先する人
マッチングサイト ・料金が安い業者が見つかる可能性がある ・業者の質が玉石混交
・トラブル時の対応に不安
安さを最優先し、自己責任で業者を選べる人
町の電気店 ・地域密着で柔軟な対応が期待できる ・料金や技術力が不明瞭
・廃業のリスクがある
付き合いのある信頼できる店がある人

※上記は主なポイントの比較になります。

以下、各業者の特徴について詳しくご説明していきます。

①【品質・料金重視なら】アンテナ工事専門業者

テレビアンテナ工事を専門に請け負っている業者は、アンテナ工事の料金、技術、保証などすべての面でサービスが充実しており、もっともバランスが取れています。
アンテナ工事に関する最新の技術や専門知識について研鑽を重ね、毎日アンテナ工事を行っているため、スタッフの経験と知識が豊富で、さまざまな条件の現場へと柔軟に対応できます。
また多くの業者が、下請け業者を使わない自社スタッフによる施工を行っているため、仲介手数料など余計な中間マージンのコストがかからず、適正価格で高品質、配線などの処理も丁寧なテレビアンテナ工事工事が期待できます。
自社の施工技術に対する自信から、工事後おおむね5年から8年程度の長期保証を設けている業者が多いのも安心できるポイントです。

【独自情報】年間6,000件施工「あさひアンテナ」の強みとは?

例えば、関東・関西エリアでサービスを展開する「あさひアンテナ」は、アンテナ工事専門業者ならではの強みをほぼ網羅する形で持っています。
年間6,000件以上という豊富な施工実績は、多くの顧客から信頼されている証です。
また、下請けを使わない完全自社施工を徹底しており、どのスタッフが担当しても安定した高品質な工事を提供しています。
工事費用に関しても、DXアンテナ、マスプロ電工、日本アンテナ、サン電子など国内大手メーカー製の高品質アンテナや各種機材のみを使用して、アンテナ本体や基本部材、ケーブルなどをセットにしたアンテナ設置工事、その他各種工事を、分かりやすい価格体系の低価格料金で提供しています。

もちろん事前の電波調査、見積もりは完全無料(出張料、キャンセル料など各種費用含む)で、他業者との相見積もりや即日工事にも対応しています。
さらにアンテナ工事の完了後、業界最長クラスである「10年保証」を付けているため、工事後も、ほぼアンテナの寿命と言える期間は、長期にわたって安心できます。
住宅の外観を重視する方向けにデザインアンテナや、最新ユニコーンアンテナの設置にも力を入れているほか、現場の条件で可能であれば、デザインアンテナの屋根裏や天井裏設置も、デザインアンテナ基本設置工事費のみで受け付けているなど、専門業者ならではの幅広い提案力が魅力です。

②【手軽さ重視なら】他の家電量販店(ヤマダ電機など)

ケーズデンキの他、ヤマダ電機やジョーシン、ヨドバシカメラといった他の大手家電量販店やホームセンターでも、ケーズデンキと同様にアンテナ工事を受け付けています。
どの家電量販店でも、価格体系や工事内容、サービス内容に若干の違いはあっても、アンテナ工事の特徴はほぼ同じで、身近な店舗で相談できる手軽さがメリットです。
一方で、工事は下請け業者が行い、料金が割高になる、また施工品質が安定しない場合がある、依頼から工事まで日数がかかる傾向があるといったデメリットも共通しています。

③【安さ最優先なら】くらしのマーケットなどのマッチングサイト

現在では、インターネット上で工事業者と顧客を直接つなぐ「マッチングサイト」を利用する方法もあります。
複数の業者から見積もりを取りやすく、競争原理によって安価な業者が見つかる可能性があります。
しかし、このようなサイトに登録している業者の質はさまざまで、中には経験の浅い業者や、保証制度が整っていない業者、さらには施工の経験や技術がほとんどなく、責任感も薄い個人なども含まれます。
業者や個人によっては本拠地や素性がわかりにくく、工事後の対応などで連絡が取りにくくなるといったケースも考えられます。
価格の安さだけを求めて安易にこのようなサイトで決めると、最悪の場合は犯罪や個人療法流出のリスクも含めた後々のトラブルにつながるリスクもあるため、業者選びは慎重に行う必要があります。

④【地元密着サービスなら】町の電気店

昔から地域の商店街で営業している町の電気店に、アンテナ工事を依頼する方法もあります。
このような店舗は地域密着型で、付き合いのある近隣の住宅で、家電や電気関係に関する総合的な相談役、家電のホームドクターとしてきめ細かい対応をしているケースが多く見られます。
そのため、このような店舗に顔なじみの店主であれば、アンテナ工事を含む電気関係全般について、親身に相談に乗ってくれて、柔軟な対応が期待できることが多くなります。
しかし、このような業者は前述した家電量販店の下請け業者であることも多く、電気工事のプロであってもアンテナ工事の専門家ではないため、最新のアンテナや技術に対応できない可能性があります。
他にも、店舗によって料金体系が異なるため、実際の価格の目安が不明確である点。また店主の高齢化による廃業、閉店で相談先がなくなるといったリスクも考慮する必要があります。

後悔しないアンテナ工事業者の選び方 3つのポイント

ここまでさまざまなアンテナ工事の選択肢を見てきましたが、最終的にどの業者を選ぶにしても、後悔しないためには共通して押さえておくべきポイントがあります。
以下の3つのステップを実践することで、アンテナ工事の業者選びに失敗するリスクを大幅に減らすことができます。

ポイント1:必ず3社以上から相見積もりを取る

ひとつの業者だけの見積もりで、アンテナ工事を決めてしまうのは非常に危険です。
必ず、最低でも3社以上の業者からの見積もり(相見積もり)を取りましょう。
料金だけでなく、提案されるアンテナの種類、工事内容、保証期間などを比較することで、その地域の適正な相場が見えてきます。また価格ではなく総合的なコストパフォーマンスで最良と言える業者を選ぶこともできます。
なお相見積もりの際、現地出張や調査・見積もり、キャンセルなどの費用が完全無料であることは必須条件です。

ポイント2:保証内容とアフターサポートを詳しく確認する

テレビアンテナは屋外に設置されるため、設置後も台風や大雪など自然環境の影響で徐々にダメージを受けて、やがて不具合や故障などのトラブルにつながる可能性があります。
万が一の際に備え、アンテナ工事後、長期的な保証が付いている業者を選んでください。
保証期間の長さはもちろん、「どのようなトラブルが保証の対象になるのか」「出張費は無料か」といった保証の範囲まで、契約前に書面で詳しく確認することが重要です。

ポイント3:施工実績と実際の利用者の口コミをチェックする

業者の公式サイトに掲載されている施工実績は、その業者の経験値、実績や、対応できる工事の事例を知る上で参考になります。それに加えて、Googleマップの口コミやSNSなど、第三者が投稿したリアルな評判も必ずチェックしてください。
個々の評価は主観が混じる、サクラや他業者の工作である可能性もあるため、必ずしもすべてを鵜呑みにする必要はありません。
ただ良い評価だけでなく、悪い評価に対して業者がどのように対応しているかを確認することも、その業者の信頼性を判断する上で大切なポイントです。

アンテナ工事に関するQ&A

最後に、アンテナ工事を検討している方が抱きがちな、基本的な疑問についてお答えていきます。
少し専門的な内容も含まれますが、知っておくと業者との話がスムーズに進みます。

Q. アンテナの種類(八木式・デザイン)はどう選ぶ?

現在、主流の地デジアンテナ(UHFアンテナ)機種には大きく分けて3つの種類があります。
それぞれの特徴を理解し、ご自宅の電波状況や外観の好みに合わせて選びましょう。

種類 特徴 メリット デメリット
八木式アンテナ 魚の骨のような形。屋根上に設置するのが一般的。 ・受信性能が高い
・価格が安い
・外観を損ねる
・天候の影響を受けやすい
デザインアンテナ 箱型で薄い形状。壁面やベランダに設置する。 ・外観に馴染む
・天候の影響を受けにくい
・八木式より受信性能が劣る
・設置場所に制限がある
ユニコーンアンテナ ポール状の形状。屋根上や破風板に設置する。 ・外観を損ねにくい
・八木式に近い受信性能
・価格が比較的高め

※上記は各アンテナの主な特徴についての比較になります。

八木式アンテナ(八木アンテナ)は、主に屋根の上でマストに固定される魚の骨のような、昔ながらの地デジアンテナになります。受信性能別のモデルが多く、受信感度も他機種に比べて高いため、幅広いエリアに対応でき、受信性能も他機種に比べて高くなります。
また古典的アンテナであるため、設置費用も他機種に比べて廉価になります。ただ半面、屋根の上で目立つため、住宅の見た目や景観を乱しやすい。風雨などの影響を受けやすく、寿命が10年程度の短くなりトラブルが生じやすいなどのデメリットもあります。
ただこれらのデメリットについては、高耐候モデルの採用や設置位置の工夫で、ある程度カバーできることもあります。

デザインアンテナ(平面アンテナ)は、地デジ化が進んだ2000年代後半に普及した薄いパネル状で、屋根の上やベランダに設置できるアンテナです。
カラーバリエーションも豊富で設置しても家の見た目や景観を乱さない。風雨にも強く寿命が15年から20年以上と長くなり、トラブルも生じにくいなどメリットが豊富で、現在では一番人気の地デジアンテナモデルになっています。
一方で本体の受信性能や設置位置の低さから、受信感度はやや低くなるため、対応エリアが一定以上の電波レベルを確保できるエリアに限られます。さらに周辺に高層ビルやある、隣家が近いなどの現場では、電波が遮られて設置できないケースもあるため、デザインアンテナ設置に当たっては、事前に緻密な電波調査によって受信レベルを確認することが必須になります。

ユニコーンアンテナは、2017年(平成29年)にマスプロ電工から登場した、ポール状のアンテナ「U2CN」の商品名です。円筒形のアンテナを八木式アンテナと同様、屋根の上などの高所でマストの先に固定して設置されます。
モダンな形状から住宅の見た目や景観を乱さない。風雨を受け流して自然環境の影響を避け、寿命が15年から20年以上になるなど、デザインアンテナ同様のメリットを確保できます。
さらにユニコーンアンテナは高所設置が可能なため受信感度が安定しやすく、周辺の高層ビルなどでデザインアンテナが対応できない現場でも、安定した受信を実現できることが多くなります。
ユニコーンアンテナは、デザインアンテナが対応できない現場で、同等のメリットを確保するために適したアンテナ機種と言えます。
ただデメリットとしては、八木式アンテナに比べると受信感度が低く、設置できるエリアがやや限られること。最新モデルであるため設置費用が他機種より割高になることが挙げられます。

どの地デジアンテナ機種が適しているかは、現場の受信レベルや周辺環境と、お客様が重視されるポイント(受信レベル安定や費用の安さ重視か、外観性や自然環境への耐久性を重視かなど)によって異なってきます。
お客様のお住まいやご要望に適した地デジアンテナ機種については、アンテナ工事の専門業者に電波調査をご依頼になり、その結果に応じて最適の機種や工法を提案してもらうこともおすすめです。

Q. ブースターは必ず必要ですか?

ブースター(アンテナブースター、屋外用ブースター)とは、アンテナのすぐ近くに設置され、テレビ電波(映像信号)を電気的に増幅する機器のことです。
ブースターは、その住宅で必要な電波レベルを確保するために設置される機器です。必ずしも全ての家庭で必要というわけではありませんが、以下のようなケースでは設置が推奨されます。

  • 弱電界地域など、地デジ電波レベルが弱い地域にお住まいの場合。
  • お住まいにテレビを3台以上設置する場合。
  • ケーブルを長く引き伸ばす必要がある(電波が減衰する)場合。

ブースターが必要かどうかは、専門業者が電波調査を行った上で判断しますが、現在の戸建て住宅では、ほとんどの場合、設置が必要となります。
設置する場合は、追加費用(20,000円から35,000円前後)がかかるため、見積もりの際に確認しておいてください。なお設置費用は、使用するブースターの種類(地デジ用UHFモデル、地デジ・BS/CS混合モデルなど)によっても変動してきます。

まとめ:ケーズデンキの評判を理解し、最適なアンテナ工事業者を選ぼう

今回は、大手家電量販店「ケーズデンキ」のアンテナ工事について、その評判や料金の目安、ご依頼の注意点を詳しく解説しました。

ケーズデンキは、日本ほぼ全国で、身近に店舗が存在し、皆様が気軽に相談できるという手軽さが大きなメリットです。
しかし家電量販店のアンテナ工事という性質から、工事の料金が割高になる傾向があり、また実際の工事は下請け業者が行うため、施工品質にばらつきが出るというデメリットも存在します。
また、アンテナ工事には「あんしんパスポート」の保証が適用されない点や、見積もりが有料である、依頼から工事まで日数がかかるといった点も、ご契約前に知っておくべき重要なポイントです。

結論として、アンテナ工事のご依頼に手軽さを最優先するならケーズデンキも選択肢に入りますが、料金の適正さ、工事の品質、そして長期的な安心感を重視するならば、やはりアンテナ工事の専門業者に依頼することをおすすめします。

どの業者に依頼するにしても、後悔しないためには必ず複数の業者から相見積もりを取り、料金や保証内容をじっくり比較検討することが何よりも大切です。
ケーズデンキを選択肢とされる場合も、まずは見積もり無料のいくつかのアンテナ工事業者へとご依頼の上で、その見積もり結果を参考に、ケーズデンキのアンテナ工事についてお問い合わせになるとよろしいでしょう。

例えば本記事でご紹介した「あさひアンテナ」であれば、現地調査とお見積もりは完全無料で他業者との相見積もりにも対応しており、相見積もりの結果、他業者で低価格な見積もりが出た場合には、より低価格な再見積もりに挑むサービスもご用意しています。
さらに工事をお急ぎの方には、即日工事にも対応可能。10年の長期保証も、工事から末永い安心を約束してくれます。

関東・関西エリアでアンテナ工事をお考えのお客様は、まずはあさひアンテナのフリーダイヤル、また公式サイトのメールフォーム、LINEアカウントなどへとご相談の上、他業者との相見積もりや、ケーズデンキはじめ普段ご利用の家電量販店へのご相談をお考えになる手順がおすすめです。

この記事の情報が、皆様のアンテナ工事業者選びと、納得できるアンテナ工事を実現されるための一助となれば、執筆者としても幸いに思います。

フリーダイヤルバナー

フリーダイヤルバナー

LINE見積もりバナー

LINE見積もりバナー

無料見積もり

無料見積もり

アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。