テレビの映りが悪い際の対処法は? 今すぐ試せる原因別の直し方紹介|簡単な対処からアンテナ工事の必要まで自分で簡単チェック
お住まいにあるテレビで、ある日、急にテレビ画面に激しいブロックノイズが発生する、またはテレビ画面が映らなくなり、ブラックアウトした画面に「E201」などの記号が表示される、というトラブルに見舞われたことはないでしょうか。
突然そのようなトラブルが生じた際には、さまざまな不便が生じてしまいます。
「楽しみにしていたドラマが見られない」
「好きなアニメ作品を正常な画質で録画できない」
「スポーツの試合結果を自分の目で確認したい」
「急にテレビ画面が真っ暗になって、ニュースも確認できず困っている」
など、日常的にテレビ放送を楽しまれている方にとっては、本当に不便となり、多くのストレスを感じてしまうことでしょう。
さらにトラブルの原因がわからないと「テレビが壊れたのか、アンテナが故障して受信できなくなったのかな?」「原因を突き止めるにはどうすればいいんだろう?」「買い替えや修理にいくらぐらいかかるんだろう?」などと、さまざまな点でご不安になるかもしれません。
しかし画面の乱れ、まったく映らないなど、テレビの映りが悪くなる原因の多くは、意外と簡単なことで解決できる場合があります。
この記事では、アンテナ工事の専門家が、急なテレビ画面トラブルに対して、ご自身でも今すぐ試せる対処法を原因別に分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
- 自分でできる簡単なチェック方法と直し方
- 症状から考えられる原因の特定方法
- 専門業者に依頼すべきかどうかの判断基準
まずは簡単なチェックから始めて、早急に快適なテレビ視聴環境を取り戻してください。
この記事のポイント
- まず試して!テレビの映りが悪いときに自分でできる簡単チェックリスト
- 【症状別】テレビの映りが悪い原因と特定方法
- 原因がアンテナにある場合の対処法|ブースターは有効?
- 【マンション・集合住宅】テレビの映りが悪いときの注意点
- 自分で直らない…専門業者に依頼すべき症状と費用相場
- 失敗しないアンテナ工事業者の選び方5つのポイント
- 【年間6,000件の実績】アンテナ工事なら「あさひアンテナ」へ
- まとめ:テレビの映りが悪い問題はまず自分でチェック、難しい場合はプロに相談を
まず試して!テレビの映りが悪いときに自分でできる簡単チェックリスト
お住まいのテレビ画面が正常に映らなくなった場合には、テレビ本体やアンテナの故障、受信機器のトラブル、電波の受信障害など、専門的な原因を探る前に、一般のどなたでも、室内ですぐに確認できる基本的なポイントがあります。
以下のチェックリストを、上から順番に試してみてください。
これだけですぐに問題が解決してしまうことも、決して少なくはありません。
【STEP1】テレビ・B-CASカードの再起動
パソコンやスマートフォンの調子が悪いときに再起動するように、テレビも一時的な不具合であれば再起動(リセット)で直ることがあります。
テレビなど受信機器本体の不具合では、もっとも簡単で効果が期待できる対処法になります。まず最初に以下の手順を試してみてください。
- テレビ本体の主電源ボタンを押して電源を切ります。
- テレビの電源プラグをコンセントから抜きます。
- そのまま2、3分ほど待ち、機器内部を完全に放電させます。
- 再度、電源プラグをコンセントに差し込み、テレビの電源を入れます。
一般的な再起動の手順は以上の通りですが、メーカーやモデルによっては電源ボタンの長押しなど、独自のリセット方法を持っている場合もあります。
テレビの本体マニュアル、メーカー公式サイトなどをご確認の上で、専用のリセット方法があれば、そちらもお試しになってください。
上記のリセット・再起動でテレビの映りが改善されない場合は、テレビに挿入されている「B-CASカード」の抜き差しを試します。
B-CASカードとは、地デジ放送や衛星放送(BS放送、CS放送)など、デジタル放送の番組の著作権保護のために使われるICカードです。このカードが挿入されていないテレビでは、デジタル放送を視聴できなくなります。
そしてこのカードが接触不良を起こしていると、テレビ側でカードを認識できず、正常にテレビ映像が映らない原因になります。
以下、B-CASカードを確認する際のポイントになります。
- B-CASカードの場所:テレビ本体の側面や背面にある専用スロットに挿入されています。ただ、ポータブルテレビなどでは、背後のフタの中などに、通常より小さな「mini B-CASカード」が挿入されている場合もあります。また近年の4K8Kテレビでは、B-CASカードではなく、同等の機能を持つ「ACASチップ」が内蔵されている場合もあります。
- B-CASカードの抜き差し方法:カードの向きを間違えないよう、スロットからゆっくりと抜き、乾いた布でICチップ部分を優しく拭いてから、再度、カードを正しい方向へと「カチッ」と音がするまでしっかり差し込みます。
なお、B-CASカードが破損して使えなくなっている場合には、カード発行元(B-CAS社)の公式サイトに問い合わせて、有償(送料・消費税込み3,210円)でカードを再発行、交換する必要があります。
【STEP2】ケーブルの接続確認(抜け・緩み・損傷)
テレビの映りが悪い原因として、アンテナケーブルの接続不良で、正常に映像信号が送られていないことも、非常に多いケースです。
室内のアンテナコンセントから、テレビまでをつなぐアンテナケーブル(同軸ケーブル)の端子が抜けていたり緩んでいたりすると、電波が正しくテレビに届かなくなります。
このケースについては、以下のポイントを確認してみてください。
- 壁のアンテナ端子とテレビの接続部分:ケーブルのプラグ部が、接続端子の奥までしっかり差し込まれているか確認します。
- レコーダーや分配器:テレビまでの途中にレコーダーなどの機器を経由して接続している場合は、それらの接続もすべて確認します。
- ケーブルの損傷:ケーブルが強く折れ曲がっていたり、家具の下敷きになっていたり、ペットがかじったりしていないかなどの点もチェックしてください。
上記の点をチェックして正しく接続、配線し、ケーブルが破損している場合は新しいものに交換してください。
【STEP3】チャンネルの再スキャン(地域設定の確認)
お引っ越しにより受信できる地デジのテレビ電波(電波塔)が変わる、周辺で新しい電波塔が運用を開始する、周波数帯の変更や新しい放送局(チャンネル)追加などで、受信できるテレビ電波の内容が変更されることがあります。
この場合、お住まいのテレビで受信していたチャンネル情報(テレビ電波の情報)が以前の電波の設定のままであると、受信している電波の内容との食い違いから、一部のチャンネルが映らなくなることがあります。
このような場合は、チャンネルの再スキャン(初期スキャン)を行って、現在の電波の内容にチャンネル設定を更新することで、トラブルが改善できます。
チャンネルスキャンの操作方法はメーカーによって異なりますが、多くはリモコンの「設定」や「メニュー」ボタンから行えます。
※上記は主なモデルのチャンネルスキャン方法です。年式によっては方法がやや異なる場合もありますのでご注意ください。
【STEP4】アンテナレベル(受信レベル)の確認
「アンテナレベル」とは、アンテナケーブルからテレビに届いている、実際の電波の強さ(電波レベル)を示す数値のことです。
アンテナレベルの数値(電波の強度)が各テレビの基準よりも低いと、映像信号を正確に読み取れなくなり、テレビ画面にブロックノイズが出たり、テレビ映像が映らなくなったりすることがあります。
アンテナレベルの確認は、不具合の原因を特定する上では、非常に重要な手がかりになります。
こちらもメーカーごとに確認手順が異なりますので、テレビ本体の取扱説明書、メーカー公式サイトなども参考にしてください。以下、国内主要メーカーのアンテナレベルについてご紹介します。
もしテレビ側でアンテナレベルが基準値を下回っている場合は、チューナーに届いている電波レベルが弱くなっていることが原因です。
その場合は、本記事でも「原因がアンテナにある場合の対処法」のセクションに進んでください。
【症状別】テレビの映りが悪い原因と特定方法
地デジやBS/CSのテレビ画面が正しく映らない場合、ご自宅のテレビに起きている具体的な症状から、原因をある程度、推測することができます。
以下の表で、ご自宅のテレビの状況に、もっとも近いものを探してみてください。
※上記は主な症状とその対策になります。
ケース1:画面にブロックノイズ・砂嵐が出る、映像が固まる
テレビ画面に四角いモザイクのような「ブロックノイズ」が出たり、映像がカクカクして固まったり(フリーズ)する症状は、テレビ画面でもっともよく見られるトラブルです。
このトラブルの主な原因は、テレビが受信する電波(映像信号)のレベル(強さ)が不足している「電波不足」です。
上記のアンテナレベル画面で、届いている電波レベルが基準値ギリギリの場合、わずかな電波レベルの揺らぎで、この症状が現れます。
この場合、アンテナの向きがわずかにズレていたり、アンテナケーブルが劣化していたりする可能性があります。また地デジ放送の場合、一年を通した気候の変化や、悪天候の影響により、アンテナに届く電波レベルが低下することもあります。
まずはテレビのアンテナレベルを再確認し、レベルの数値が低い場合は、テレビに電波が届くまでのアンテナ周りに問題があると考えられます。
ケース2:「E201」「E202」などのエラーコードが表示される
テレビ画面に表示されるエラーコードも、問題解決のための重要なヒントです。
エラーコードとは、電波レベルやその他の要因によるトラブルで、テレビ放送を映し出せなくなった場合に、テレビがその原因を自己診断し、原因に応じたコードを映し出すものです。このコード内容は、テレビのメーカーやモデルを問わず、ほとんど共通しています。
そのため、代表的なコードの意味と対処法を理解しておくと、トラブル原因の特定に役立ちます。
以下、主なエラーコードの一例についてご紹介します。
※エラーコードは上記の他にもさまざまな種類が存在します。
特に「E202」のエラーコードが表示される場合は、アンテナ本体の問題から、ケーブル部の物理的な接続トラブルである可能性が高くなります。
まずは、室内のケーブル配線の接続を再確認してください。
ケース3:特定のチャンネルだけ映りが悪い・映らない
「いつも見ているニュース番組だけ映らない」「特定のテレビ局だけブロックノイズが出る」「近所の他の家では視聴できる地方チャンネルが、自宅だけ映らない」といった症状もよく見られます。
これは、放送局(チャンネル)ごとに電波を送っている地デジ電波塔の場所や、チャンネルごとに電波の周波数帯が異なるために起こります。
例えば、東京スカイツリーから送られてくるNHK、広域民放キー局の電波は強く受信できても、少し離れた場所にある地方局(東京MX、千葉テレビ、テレビ埼玉、テレビ神奈川など地方チャンネル)の電波塔からの電波は弱い、といったケースです。
また地デジ放送では、各チャンネルに6㏈ずつの周波数帯が割り当てられています。そして同じ電波塔からの地デジ電波でも、チャンネルによって周波数帯が異なり、周波数帯が高いチャンネルほど、空間を伝わる際の減衰が多く、電波レベルが弱まりやすくなります。
上記のような場合、アンテナの受信性能が特定の周波数帯で不足している可能性があります。
チャンネルの再スキャンで改善しない場合は、すべてのチャンネルをバランスよく受信できるアンテナの角度調整や、より高性能なアンテナへの交換が必要になることもあります。
またNHK、広域民放の電波塔と地方チャンネルの電波塔の方向が異なり、一基のチャンネルですべてのチャンネルを安定して受信することが難しい場合は、NHK、広域民放用の主な地デジアンテナとは別に、地方チャンネル用の地デジアンテナを、別途に設置する必要が出る場合もあります。
ケース4:雨や雪、強風など天候が悪い日だけ映らない
普段は問題ない画面でテレビ放送を視聴できるのに、雨や雪、風の強い日や、特定の季節になると決まって画面の状態が悪くなる場合は、天候や気候が原因である可能性が高くなります。
上記でも少し触れましたが、地デジ電波は、空間を伝わる際、気候の変化によって減衰量が変化し、電波レベルが変動します。また雨や雪などの悪天候では電波が吸収され、電波レベルが大きく低下します。
衛星放送では、通常の気候、天候にはさほど影響は受けませんが、一定以上の激しい豪雨、大雪では、直進性の強い12GHz帯の電波が、大粒の雨や雪に吸収されて、乱反射も起こります。この現象を「降雨減衰」「降雪減衰」といい、衛星放送の電波を十分に受信できなくなります。
以下、気候、天候がテレビ放送の受信に影響を与える実例をご紹介します。
- 強風:テレビアンテナが風で揺れて向きがズレてしまい、受信レベルが低下することがあります。
- 大雨・大雪:雨粒や雪が地デジや衛星放送の電波を吸収・散乱させてしまい、アンテナに届く電波が弱くなります(上記の通り、衛星放送であるBS放送、CS放送で顕著になります)。
- 防水処理の劣化:アンテナの接続部分やケーブルに雨水が浸入し、ショートや接触不良を起こして電波を送信できなくなります。
これらのトラブルの場合は、天候が回復すれば改善されることがほとんどですが、毎回、症状が出る場合は、アンテナ角度の固定が緩んでいる、防水処理が劣化しているなどのサインかもしれません。
原因がアンテナにある場合の対処法|ブースターは有効?
ここからの項目では、上記のチェックで、原因がお住まいのアンテナにある可能性が高いと判断された方向けの対処法になります。
ただし、お住まいのテレビアンテナの調整や修理は、ほとんどの場合、高所での作業を伴うことが多く、非常に危険です。また実際の作業には、専門の知識や機材が必要になることが多くなります。
ご自身でのアンテナ作業が難しいと感じられる場合は、絶対にご無理はなさらず、アンテナ工事の専門業者へとご相談ください。
アンテナの向きがズレていないか確認する
台風や地震、強風などの後で急にテレビの映りが悪くなった場合、アンテナの方向(向き、角度)がズレてしまった可能性があります。
地デジアンテナ、BS/CSアンテナとも、アンテナの正面側でのみ受信性能が高まる「指向性」という性質があり、適切なアンテナ角度からズレてしまうと受信感度が低下します。特にBS/CSアンテナでは、皿状のディッシュ部を人工衛星の方向(東経110度、南西方向上空)に向けて、仰角と方位角(上下と左右)をミリ単位で調整する、緻密な角度調整が必要になります。
まずは安全な場所(ベランダや窓、地上など)から、ご自宅のアンテナが正しい方向を向いているか目視で確認してみてください。
一番分かりやすいのは、近隣の家のアンテナと同じ方向を向いているかを比較することです。
もし明らかに違う方向を向いている場合は、向きのズレが原因である可能性が高いです。
ただ、微妙な角度のずれの場合は、目視での確認が難しい場合もあります。スマートフォンの専用アプリなどを利用すれば、適切なアンテナ角度を正確に確認することもできます。
こただし、ご自分で屋根の上などに登ってアンテナの向きを確認する、調整するなどの作業は、転落の危険性は非常に高いため、絶対に行わないでください。
電波を強める「ブースター」の設置・調整
テレビアンテナの「ブースター(増幅器)」とは、テレビアンテナが受信した電波レベルが弱い場合、お住まいにある各部屋のテレビで、安定して受信できるレベルまで増幅させる機器です。
以下のような場合に有効となります。
- そもそもアンテナで受信できる地デジ電波が弱い地域(弱電界地域など)にお住まいである。
- 複数の部屋でテレビを視聴するために、電波レベルを分配器で等分に分けている。
現在の戸建て住宅では、強電界地域など電波レベルのいい地域でも、三台以上のテレビを設置する場合は、ブースターの設置が必須となります。
すでにブースターが設置されている場合は、電源部のコンセントが抜けていないか、電源ランプが点灯しているかを確認してください。意外とこの点が原因であることも多いです。
新たにブースターを設置される場合は、適切な機器の選定や設置場所に専門知識が必要なため、専門業者に相談することをおすすめします。
アンテナ本体や周辺機器の経年劣化
テレビアンテナはほとんどの場合、屋外に設置されているため、長年の間、雨風や紫外線に常にさらされ、徐々に劣化していくことは避けられません。そのため、いつかは寿命を迎えます。
実際のアンテナ寿命は、アンテナ機種や設置位置、周辺環境によっても変動しますが、一般的に設置から10年〜15年程度が寿命であり、角度のズレなどのトラブルが生じやすくなるため、交換の目安とされています。
以下、アンテナ本体や各部、システム機器の一般的な寿命の一覧です。
※上記は一般的な寿命の目安となります。
地デジの八木式アンテナやBS/CSアンテナは、10年から15年程度と比較的、寿命が短いモデルですが、これらのモデルでも、素材や設計を工夫した塩害用、雪害用、ステンレス製、高耐風型などのモデルを採用すれば、耐久性が高まり、寿命の長期化を期待できます。
いずれにせよ、アンテナ設備が設置から10年以上経過している場合は、アンテナ本体やケーブル、分配器といった周辺機器の劣化が生じ、テレビ映りの不良の原因となっている可能性が高くなります。
特にアンテナ本体の見た目にサビや損傷がある場合は、速やかな交換をご検討ください。
【マンション・集合住宅】テレビの映りが悪いときの注意点
マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの場合、テレビが映らないトラブルに際しては、戸建て住宅とは確認するポイントが異なります。
多くの集合住宅では、地デジ、衛星放送とも、屋上に設置された大型の共同アンテナから、棟内の各部屋へとテレビ電波が分配されています。
そのため、テレビの映りが悪くなっている原因が、ご自身の部屋の中(テレビやケーブルなど)にあるのか、それとも建物全体(共同アンテナや共用設備)にあるのかを切り分けることが重要です。
まずは、同じ建物の他の住民の方に、テレビの映り具合を確認してみてください。
もし他の部屋でも同様の症状が出ている場合は、共同アンテナや分配器など、共用部分の設備に問題がある可能性が高いです。
その場合は、ご自身でアンテナ業者に連絡なさるのではなく、必ず建物の管理会社や大家さんに連絡してください。
共用部分の修理は管理側の責任で行うのが一般的であり、独断で業者を手配するとトラブルの原因になる可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。
自分で直らない…専門業者に依頼すべき症状と費用相場
これまで紹介したご自分でのトラブル対処法を試しても改善しない場合や、高所作業、原因不明などご自身での作業が難しい場合は、アンテナ工事の専門業者にご相談ください。
無理にご自分で直そうとすると、かえって機材の不具合を招いて状況を悪化させる、転落などの事故につながるなどの危険性があります。
以下、専門業者へと相談される場合のポイントを解説していきます。
アンテナ修理・交換を業者に依頼するタイミング
以下のような症状や状況が見られる場合は、プロのアンテナ工事業者に点検・修理を依頼することをおすすめします。
- 屋根の上など高所での作業が必要な場合。
- アンテナが倒れたり、明らかに破損したりしている場合。
- ブースターの設置や交換が必要な場合。
- すべての対処法を試しても原因がまったくわからない場合
- アンテナ設置から10年以上経過している場合。
専門業者は、豊富なアンテナの専門知識や技術を持っていることはもちろん、専用の測定器などプロ仕様の機材を使って、お住まいの電波状況や、アンテナ機材の状態を正確に調査し、トラブルの原因を的確に特定してくれます。
アンテナ工事の費用相場は?【修理・交換・設置】
アンテナ工事を業者に依頼する際、お客様にとってもっとも気になる点は、やはりアンテナ修理に必要となる費用の相場ではないでしょうか。
アンテナトラブルを解消するための工事(修理)料金は、具体的なトラブルの原因に応じた作業内容やアンテナの種類、設置場所の状況によって変動しますが、おおよその相場を知っておくと安心です。
以下、アンテナ修理に必要な主な工事の種類と、費用の相場をご紹介します。
※注意: 上記はあくまで一般的な相場です。正確な料金を知るためには、必ず事前に複数の業者から見積もりを取り、料金の内訳を確認、比較して適正価格を判断することが重要です。
失敗しないアンテナ工事業者の選び方5つのポイント
いざアンテナ工事を業者に依頼するとなっても、テレビのアンテナ修理工事は一体どこの業者に頼むべきなのか、お迷いになることも多いでしょう。
残念ながら、アンテナ工事業者の中には、不当に高額な請求をする、ずさんな手抜き工事を行うなどの、悪質な業者も存在します。
そこで、信頼できる良心的な業者をお選びになるために、以下の5つのポイントをチェックしてください。
- 明確な料金体系と事前見積もり
- 作業前に必ず現地調査を行い、詳細な見積もりを提示してくれるか。
- あとになって見積もりにない追加料金が発生しないことを明言しているか。
- 豊富な施工実績
- 公式サイトに具体的な施工事例や件数が掲載されているか。
- 年間施工件数が多い業者は、経験豊富で信頼性が高い傾向にあります。
- 十分な保証期間
- 工事後の保証制度があり、期間が長いか(8年から10年が目安)。
- 自然災害に対応しているかなどの保証内容も確認してください。
- 完全自社施工
- 下請け業者に丸投げせず、自社のスタッフが責任を持って施工してくれるか。
- 自社施工の業者は、技術力や対応にばらつきが少なく安心です。また無駄な中間マージンが生じず、料金も安い傾向があります。
- 口コミや評判
- Googleマップや比較サイト、SNSなどで、実際に利用した人の評判が良いか。
- 個々の口コミを鵜呑みにするのは問題ですが、良い口コミだけでなく、悪い口コミへの対応や、全体的な口コミの傾向などを参考にしてください。
【年間6,000件の実績】アンテナ工事なら「あさひアンテナ」へ
「テレビの映りが悪い原因がわからない」「自分で直すのは難しそう」
ご自宅では対処できないテレビ画面トラブルなどでお困りの際は、年間6,000件以上の豊富な施工実績を誇る、当「あさひアンテナ」にお任せください。
あさひアンテナは、関東・関西エリアで地域に密着したサービスを提供している、アンテナ工事に特化した専門業者です。
テレビアンテナに関する、お客様の「困った」に寄り添い、迅速・丁寧・安心なサービスで快適なテレビご視聴ライフをサポートいたします。
以下、アンテナ工事のプロ集団としての、弊社の強みについてご紹介していきます。
強み1:業界最長クラスの10年保証で工事後も安心
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弊社のアンテナ工事後に万が一トラブルが発生した場合は、弊社フリーダイヤルなどにご一報いただければ、最短即日で迅速に対応いたします。
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弊社施工のアンテナであれば、設置から10年以上の長期にわたって、安心してテレビ放送をお楽しみいただけます。
強み2:完全自社施工による高品質で安定した技術力
あさひアンテナのアンテナ工事は、経験豊富な自社の熟練スタッフのみで行います。
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電波調査も屋根から壁、屋内まで、住宅のさまざまな位置で電波状態を綿密に確認します。そしてアンテナ設置に適したすべての位置で、可能なアンテナ工事の中から、設置の見栄え、寿命の長さなど、お客様のご要望に最適の工事を、業界最安に挑む価格でご提案いたします。
強み3:最短即日対応!地域密着だからできる迅速さ
お住まいで突然のテレビ画面の乱れや、アンテナトラブルが発生して「見たい番組があるので今日中にテレビが映るよう直してほしい!」という、緊急のご要望にもお応えします。
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地域密着ならではのフットワークの軽さで、お客様をお待たせいたしません。
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強み4:デザインアンテナなど多様なニーズに対応
あさひアンテナでは、地デジアンテナでは、従来の魚の骨のような「八木式アンテナ」だけでなく、建物の外観を損なわない「デザインアンテナ」や「ユニコーンアンテナ」、また衛星放送用BS/CSアンテナの設置実績も豊富です。
上記の通り、お客様のご要望やご自宅のデザイン、電波状況などを総合的に判断し、最適なアンテナ機種と、屋根の上や張り出し部(破風板)、壁面だけでなく、ベランダの内外、屋根裏や天井裏など、さまざまな設置方法をご提案いたします。
またアンテナ以外のブースター、分配器など周辺機器の設置にももちろんご対応しており、お住まいに必要な配線部の工事も、丁寧で見栄えのいいケーブル配線も含め、すべて完璧に施工いたします。
デザインアンテナなどについては、カラーバリエーションも豊富にご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
あさひアンテナでは、アンテナ本体やブースターなど機器の設置工事を、アンテナや機材本体、設置具やケーブルなど部材費用を含めた低価格の基本工事費と、明快な価格体系でご提供しております。
使用する機材も、すべて国内大手メーカー製の高品質のアンテナ、機材をご用意しており、これら機材についても、メーカーやモデル(型番)を明記しております。
対応できるアンテナの種類の一例として、地デジアンテナでは、DXアンテナ製の八木式アンテナ、「UA20」、デザインアンテナ「UAH201(本体色4色)」をご用意して、基本設置工事費22,000円(税込み24,200円)でご案内しております。
BS/CSアンテナ設置も、地デジアンテナと同時の設置であれば、DXアンテナ製の2K4K8K対応45型モデル「BC45AS」による基本設置工事を、18,000円(税込み19,800円)でご案内いたします。
他にも、最新ユニコーンアンテナ・マスプロ電工「U2CN(本体色2色)」。デザインアンテナではサン電子製・最新モデル「WG-20(本体色5色)」と別売り「背面スッキリカバー」セットや、マスプロ電工製・業界最小コンパクトモデル「スカイウォーリーmini・U2SWLC3(本体色2色)」。
BS/CSアンテナでは、DXアンテナ製の2K4K8K対応45型・業界最強クラス高耐風モデル「BC453SG」。また八木式アンテナの各素子(受信性能)モデル、高性能パラスタックアンテナ、ローチャンネル用や塩害用、雪害用、ステンレスモデル。デザインアンテナは26素子相当モデル。BS/CSアンテナは本体色ブラックモデルや、集合住宅向けを含む各ディッシュサイズモデルなど、さまざまなアンテナモデルをご用意しておりますので、どのような現場でも、ご要望通りのアンテナ工事をご提供いたします。
まとめ:テレビの映りが悪い問題はまず自分でチェック、難しい場合はプロに相談を
この記事では、お住まいで急にテレビの映りが悪くなった場合に、自分で手早くできる対処法から、専門業者に依頼すべきケースまで、全般的な対処法について、詳しく解説してきました。
最後に、あらためて記事の要点をまとめます。テレビが正しく映らなくなったときは、まずはあわてずに以下の簡単なチェックから試してみてください。
- テレビとB-CASカードの再起動
- アンテナケーブルの接続確認
- チャンネルの再スキャン
- アンテナレベルの確認
当あさひアンテナのコラムでは、記事内でご説明した個別の対策、解説について、個別により深く掘り下げた記事もございますので、そちらもご確認いただければ、より詳しい対処がわかります。
これらの対処法でトラブルが改善しない場合や、高所でのアンテナ調整など危険を伴う作業が必要な場合は、決してご無理をなさらず、プロのアンテナ工事業者に相談することが、もっとも安全で確実な解決策です。
テレビが映らない原因が不明というご不安や、テレビが見られないストレスから一日も早く解放されて、快適な視聴環境を取り戻してください。
当あさひアンテナでは、テレビやアンテナトラブルのご相談から、アンテナ工事に関するお問い合わせまで、弊社のフリーダイヤルへのお電話や、当サイト内のメールフォーム、弊社LINEアカウントによるご相談から、現地出張を行っての電波調査、お見積もりまで、完全無料で承っております。
テレビやアンテナのトラブル、その他、アンテナに関する問題の際には、どんな些細なことであっても、当あさひアンテナまでお気軽にお問い合わせください。
経験豊富な弊社の専門スタッフが、お電話でのご説明から、実際に現場へ出張しての調査、修理まで、お客様が快適にテレビをご視聴いただける日常を回復すべく、最短即日で迅速にご対応いたします。