【テレビアンテナ撤去】の費用相場と工事の方法は?どの業者に依頼する?自分でもできる?アンテナ工事のプロが完全解説ガイド

2025年08月05日

お住まいにて地デジ、衛星放送などのテレビ視聴を支えるものといえば、テレビアンテナです。

2025年(令和7年)現在では、戸建てのお住まいに設置されるテレビアンテナの種類や設置の方法もさまざまですが、テレビ電波を安定して受信するためには、やはり屋根の上にアンテナを設置することが主流となっています。

ただ、屋根の上でマスト(ポール、支柱)に立てられたテレビアンテナは、長期間の利用で徐々に全体がさび付き、マストごと傾くなど、老朽化の症状がみられることもあります。さらに古い住宅では、現在では使われなくなったアナログ放送時代、ものによっては数十年前のテレビアンテナが立ったままになっていることもあります。

このように古いアンテナが立てられている住宅にお住まいの方には、
「いつか古いアンテナを撤去、交換したいけど、費用はどれぐらいかかるんだろう」
「台風などの影響で古いアンテナが倒れたりしたら危ないな」
「古いアンテナを自分で取り外すのは危険なのだろうか」
「老朽化したアンテナを取り外せたとして、不要なアンテナは処分すればいいのだろうか」
など、古いアンテナの撤去や処分、新しいアンテナへの交換などについて、お悩みやご不安を抱えている方も少なくはないかと思われます。

この記事では、お住まいの古くなったアンテナや、ご不要のアンテナなどの、アンテナ撤去に関するあらゆる疑問にお答えしています。
アンテナ撤去・処分にかかる具体的な費用相場から、アンテナ機種や設置場所別の撤去の必要性、アンテナ撤去を依頼できる信頼できる業者の見極め方、ご自身でアンテナ撤去作業を行うことの大きなリスクなどを、アンテナ工事の専門家の視点から、分かりやすく徹底的に解説していきます。

この記事を一通りお読みいただければ、正確な知識によってご自宅にある古いアンテナについてのご不安、疑問点は解消され、アンテナの撤去や処分に関して、もっとも安全かつ安価で、スムーズに作業を進められる選択や対策ができるようになるはずです。

アンテナ撤去、放置は危険!まず知るべき3つの選択肢と費用感

皆様のお住まいで、テレビを見なくなった、ケーブルテレビや光回線テレビに切り替えた、別の位置に新しいアンテナを設置した、アナログ放送時代のアンテナが残っているなどの理由で、不要になったテレビアンテナを、そのまま放置していないでしょうか。
特に屋根の上で古くなったアンテナは、そのまま放置していると、全体のサビや経年劣化によって、徐々に耐久性が低下してきます。
そして台風や地震、大雪などの自然災害がきっかけで倒壊し、ご自宅の屋根や外壁を傷つける、さらに最悪の場合には、屋根から落下して通行人や隣家を巻き込む大変な事故につながる恐れもあります。

そうした深刻な事態を避けるためにも、不要なアンテナは早期に撤去することが重要です。
お住まいで不要のアンテナを撤去するには、主に3つの選択肢があります。
以下、それぞれの方法について解説いたしますので、特徴と費用感を把握して、ご自身に合った方法を選んでください。

選択肢 費用の目安 メリット デメリット
① アンテナ専門業者 8,000円 ~ 20,000円 ・専門知識と技術力が高い。
・適正価格で対応してくれる。
・迅速な対応が期待できる。
・業者の数が多く、優良業者を探す手間がかかる。
② 家電量販店など 15,000円 ~ 30,000円 ・身近な店舗で相談できる安心感。
・商品購入と併せて依頼できる。
・実際の作業は下請け業者が行い、中間マージンで割高になる傾向がある。
③ 自分でやる(DIY) 0円 ~(工具代別途) ・業者に支払う費用がかからない。 ・転落事故など命に関わる危険性。
・家屋を損傷させるリスク。
・専門知識や工具が必要。

※上記は各方法の主な特徴になります。

上記の一覧でもおわかりでしょうが、安全性や確実性を考慮すると、アンテナ工事の専門業者に依頼することが、もっともバランスの取れた選択肢と言えます。
次の項目からは、それぞれの選択肢について、より詳しく掘り下げていきます。

アンテナ撤去が必要なケースとは? 老朽化とアンテナ交換のタイミングは?

アンテナ撤去を検討すべき具体的なケースは、主に「アンテナ交換に伴って古いアンテナを取り外す」「利用しなくなったアンテナを処分する」の二通りですが、その具体的な例としては、以下のような状況が挙げられます。
ご自宅のアンテナの状況が当てはまるか、一通りチェックしてみてください。

  • アンテナ本体の外観に明らかな劣化や破損が見られる。
  • アンテナの受信性能が落ち、テレビ画面が正常に映らないなどの問題が出ている。
  • 周辺環境の変化でアンテナに電波が届きにくくなった。
  • アンテナを新しい機種へ交換する、または別の場所へ移設する。
  • 古いアナログ放送時代のアンテナが残っている。

アンテナの耐用年数(寿命)は、機種、モデルおよび設置位置、また周辺環境によっても大きく変化しますが、一般的に屋根の上に設置されるテレビアンテナ(八木式アンテナ、BS/CSアンテナ)の耐用年数は、一般的に10年から15年と言われています。
アンテナの寿命はあくまで目安であり、寿命を過ぎれはすぐに使えなくなるものではありません。場合によっては20年以上にわたって問題なく使用できるケースもあります。ただ設置から長期間が経過し、一般的な耐用年数を越えているアンテナは、見た目に問題がなくても内部が劣化し、耐久力が低下している可能性があります。

アンテナ全体が錆びついている、アンテナを固定するマスト(支柱、ポール)を支えるステー(支線)の一部が緩む、切れるなどしてマストが傾いている、最悪の場合ではすでにアンテナが倒壊しているなどのほか、アンテナの見た目にさほど問題はなくとも、アンテナの受信性能が低下していて、テレビの映りが悪くなる、特定のチャンネルだけ映らないといった症状は、アンテナ撤去・交換を考える時期のサインかもしれません。

またテレビアンテナを交換する際、まだ使える古いアンテナを予備として残しておく、という判断も、決しておすすめできません。
そのようなアンテナは結局、使われることなく放置され、最終的に劣化して前述のようなリスクの原因となります。アンテナ交換(新しいアンテナの設置)の際には、古いアンテナを一緒に撤去してもらうのが賢明です。

他にも、昭和や平成初期から現存する築年数が長いお住まいでは、アナログ放送時代のテレビアンテナ(現在の八木式アンテナより大型のVHFアンテナ)が、2025年現在でも屋根の上に残っているケースもあります。現在ではアナログ放送時代のVHFアンテナは、FMラジオの受信用に転用できる他は、基本的に使い道がありません。
特に、アナログ放送時代に東京都の東京MX、埼玉県のテレビ埼玉、兵庫県のサンテレビジョンなど、当時「UHF局」とも呼ばれた地方チャンネル(地方局)を受信していたお住まいでは、主要なVHFアンテナの他に、地方チャンネルのUHFアンテナが設置されていました。
このUHFアンテナは、電波としてUHF(極超短波)を使う地デジ放送に対応する、現在の地デジアンテナ(UHFアンテナ)と、対応の周波数帯がほぼ同じであるため、アナログ放送から地デジ放送への転換時(2003年(平成15年)から2011年(平成23年))に、そのまま地デジアンテナに転用されることもありました。

しかし、このようなアナログ放送時代のUHFアンテナ、VHFアンテナは、現在のアンテナに比べると耐久性が低い上、現在では設置から数十年になる可能性もあり、相当の老朽化が考えられます。
そのため、現在でも屋根の上にアナログ放送時代のVHFアンテナが残っているお住まい、またアナログ放送時代のUHFアンテナを地デジアンテナとして使用しているお住まいでは、古いアンテナの早急な撤去、場合によっては現在の地デジアンテナ機種への交換がおすすめとなります。

【相場一覧】アンテナ撤去にかかる費用は5,000円から!内訳も解説

テレビアンテナの修理や交換に伴う撤去の費用は、対象となるアンテナの種類や設置されている場所、その他、現場の条件による作業の難易度によって変動します。
まずは、ご自宅のアンテナがどのタイプで、どこに設置されているかを確認してみてください。
それによって、おおよその費用相場を把握することができます。

以下の項目では、アンテナ種類、設置場所別の撤去費用の相場や、設置場所別でアンテナ撤去が必要になる可能性や具体例についてご説明していきます。

アンテナの種類・設置場所別の撤去費用相場

一般的に、アンテナ撤去の費用には、基本的な作業費、アンテナの処分費、業者の出張費などが含まれています。
以下は、アンテナの種類と設置場所ごとの費用相場をまとめた表です。

アンテナの種類 設置場所 費用相場(撤去・処分費込み) 備考
UHFアンテナ(八木式) 屋根の上 8,000円 ~ 25,000円 もっとも一般的な地デジアンテナ。高所作業費が含まれます。
壁面・ベランダ 5,000円 ~ 15,000円 比較的作業がしやすく、費用も安価な傾向にあります。
BS/CSアンテナ 屋根の上 10,000円 ~ 30,000円 UHFアンテナと同時に撤去する場合、割引になることがあります。
壁面・ベランダ 8,000円 ~ 20,000円 手すりなどに取り付けられている場合が多いです。
デザインアンテナ 壁面 10,000円 ~ 25,000円 スタイリッシュな箱型のアンテナ。壁面設置が主です。

※上記は一般的な費用の目安です。実際の費用は業者によっても変動します。

一般的にテレビアンテナ撤去については、テレビアンテナを交換する際に行われるケースが多くなりますが、古いアンテナを撤去する作業には、主に高所でのアンテナ取り外し作業や、不要な配線の処理、そしてアンテナの持ち帰り処分などが含まれます。

またアンテナ交換(新規設置)に伴う既設アンテナ取り外し作業については、アンテナ設置と同時に行うことで作業の手間やコストをカットできるため、撤去費用が割安になることがあります。

屋根上へのアンテナ設置で交換が必要になりやすい機種、設置方法とは?

住宅の屋根の上は、周辺のビルなど電波を遮るものが少なく、地デジアンテナ、BS/CSアンテナともアンテナの向きを適切な角度に調整しやすいため、安定したテレビ受信が期待できる最適な設置場所のひとつです。そのため現在でも、テレビアンテナと言えば住宅の屋根の上に設置されることが多くなります。
しかしその反面、屋根の上は雨や風、積雪、太陽光や紫外線、海沿いの潮風などの影響を直接、受けやすい場所でもあるため、アンテナや周辺部材がもっとも劣化しやすい場所でもあります。

特に、昔ながらの魚の骨のような形をした「八木式アンテナ」や衛星放送用「BS/CSアンテナ」を、屋根の上のマストに固定する工法では、現在でも主に、屋根馬(やねうま)と呼ばれる、マストを立てる四脚の土台を屋根の頂点部に置き、屋根の四方から伸ばしたステンレスワイヤーなどの支線(ステー)をマストや屋根馬までバランスよく張り、しっかり固定するという方法がとられます。

このアンテナ設置方法は、頂点部のある屋根でさえあれば、屋根そのものを加工することなく、どのような住宅でも比較的、簡単に設置可能であるため、現在でも施工例の多い工法になります。

一方で長年の使用では経年劣化によりアンテナ本体はもちろん、屋根馬やアンテナを支えるワイヤー(支線)が徐々に錆びて、ステーの緩みや切れで、アンテナ本体の傾きや倒壊などにつながるケースが多く見られます。実際にアンテナが倒れたなどのトラブルから撤去が必要になるのも、ほとんどの場合はこの工法で設置されたアンテナになります。

現在では屋根の上にテレビアンテナを立てる方法として、屋根馬の他にも、屋根の側面にある破風板(はふいた)や壁面の最上部にマストを立てることができる「サイドベース」という金具を取り付けるという方法も多くなっています。

この工法では、屋根馬を使用する設置方法に比べて強度が向上し、アンテナが倒れるリスクは低くなります。ただサイドベースはビスによって屋根馬や壁などに固定されるため、固定部分の劣化には注意が必要です。

他にも、一部の住宅では住宅の設備として、屋根と一体化したアンテナ用のマストで、内部にケーブル配線を通すことができる「スッキリポール」などが用意されているケースもあります。このようなマスト位であれば倒壊のリスクは大きく軽減できますが、それでも長年の使用によるアンテナ本体の劣化、角度の狂いなどには注意が必要となります、

壁面へのアンテナ設置で交換が必要になりやすい機種、設置方法とは?

住宅の外壁にアンテナを設置する方法は、屋根上への設置に比べて風雨の影響を受けにくく、アンテナが長持ちする傾向があります。周辺環境の影響によってやや受信感度が低くなるケースもあるものの、アンテナが目立たなくなり、家の見た目などに影響しにくい点もメリットになります。
現在では主に、壁面への設置を前提とした薄いパネル状の地デジアンテナ「デザインアンテナ(平面アンテナ)」が人気を集めていますが、上記したサイドベースを用いて、八木式アンテナ、BS/CSアンテナの設置が壁面に設置されるケースもあります。

しかし、これらの設置方法では、壁面にビス(ネジ)で設置具を固定するため、そのビス穴から雨水が浸入し、外壁の劣化を早めるリスクもゼロではありません。
後述するあさひアンテナはじめ、信頼できる業者は、ビス穴に変性シリコンなどのコーキング剤をしっかりと充填して防水や劣化予防の処理を施しますが、施工技術の低い業者に粗雑な工事をされると、壁面の腐食など、後々のトラブルにつながる可能性があります。

アンテナの壁面設置では、アンテナ本体の問題よりも、壁面の固定部分の劣化が交換のきっかけになることもあるため、施工技術の高い信頼できる業者へと設置を依頼するほか、定期的な点検、メンテナンスを行うことも望ましいといえます。

また壁面などへのアンテナ設置は、位置が低くなる分、周辺の障害物などの環境に影響を受けやすく、設置時点では特に受信の問題はなくとも、その後、周囲に建物が建てられる、樹木が伸びるなどすると、電波が遮られて受信条件が悪化(アンテナレベルが低下)することもあります。

この場合は、可能であれば庭木の伐採など障害物の排除か、難しい場合はアンテナの移設が必要になることも考えられます。

ベランダへのアンテナ設置で交換が必要になりやすい機種、設置方法とは?

ベランダへの設置は、主にBS/CSアンテナでよく見られる方法です。またデザインアンテナをベランダの手すり部に設置するケースも多くなります。
いずれにせよ、手すりを挟み込むようにして取り付けられる専用の金具でアンテナを固定するため、比較的、作業が容易で、DIYでの設置や交換に挑まれる方もいます。

他にも、電波の方向などから受信が可能であれば、八木式アンテナやBS/CSアンテナをベランダの屋内空間に設置するという工法もあります。

これらの方法も、屋根上の比べて風雨の影響が少なくなり、さらに壁面に比べてもメンテナンスが行いやすくなり、アンテナの寿命が長くなって、交換の必要性が低くなる傾向があります。
ただし、壁面と同様、位置の低さから周辺に新しく建てられた建物、伸びた樹木などの影響によって電波が遮られ、受信レベルが低下する可能性もあります。特にベランダの内側に設置した場合、ベランダ内の物干し竿や洗濯物などが電波を遮ってしまい、映りが悪くなることもあります。
ベランダ空間へのアンテナ設置後に受信感度が不安定になった場合は、より感度の高いアンテナへの交換や、設置場所の見直しが必要になるかもしれません。

屋根裏・天井裏へのアンテナ設置で交換が必要になりやすい機種、設置方法とは?

戸建てのお住まいの中でも、屋根裏や天井裏のスペースにテレビアンテナを設置する方法は、住宅の外観を一切損なわず、アンテナが風雨にさらされることもないため、経年劣化も進みにくくなり、非常に長持ちする設置方法と言えます。
基本的に屋根裏などに設置できるのは地デジアンテナのみで、スペースなどの問題から主にデザインアンテナが選ばれます。そして一度、屋根裏などの空間に設置すれば、アンテナの劣化が進みにくいため、基本的にアンテナ交換の必要性はかなり低くなります。

しかし、この方法は電波の受信条件(設置が可能となる条件)が非常にシビアです。
まず、住宅の屋根材や断熱材など建材が地デジ電波を通しやすい素材であること、屋根などを透過して減衰した電波でも十分な電波強度があること(現場が強電界地域であること)、屋根裏などの空間にアンテナを設置する十分なスペースがあることや、作業者が出入りできる点検口があることなど、多くの条件をクリアする必要があります。

また屋根裏・天井裏への設置では、建物を透過した電波の強度や品質、方向などを綿密に調査して、設置の可否や位置を判断することが必要となります。したがって屋根裏などへの設置を実施した業者の電波調査や技術が不十分だった場合、地デジ放送の映りが安定せず、より高性能なアンテナへの交換や、アンテナ設置位置、角度の調整、さらには屋外への移設が必要になるケースも考えられます。

見積もりが高くなる?追加費用の内訳と注意点

特にアンテナ交換に伴うアンテナ撤去など、工事の内容が多岐にわたる場合、業者の公式サイトなどで確認できる基本工事料金だけで安心していると、工事の当日になって思わぬ追加費用を請求されることもあります。
そのようなトラブルを避けるためにも、あらかじめ業者から工事の見積もりをとり、見積もり内容をしっかりと確認しておくこと。さらに見積もりに含まれる可能性のある追加費用の内訳を知っておくことが重要です。

以下、アンテナ撤去を含む工事で発生する可能性がある、主な費用の項目について解説します。

追加費用の項目 費用の目安 備考
高所作業費 5,000円 ~ 15,000円 3階建て以上などの高い屋根や、急勾配の屋根など、作業の危険度が高い場合に加算されます。
特殊アンテナ撤去費 3,000円 ~ 10,000円 非常に大型のアンテナや、構造が複雑な古いアンテナの場合に発生することがあります。
アンテナ以外の部材撤去 3,000円 ~ 10,000円 ブースター(増幅器)や分配器など、アンテナ以外の周辺機器も同時に撤去する場合の費用です。
屋根の補修費 5,000円 ~ アンテナを固定していたビス穴の防水処理や、撤去時に判明した軽微な屋根材の補修などです。

上記の費用が発生するかどうかは、現場の条件のほか、業者の価格体系などによっても異なります。

業者に撤去を含むアンテナ工事の見積もりを取る際は、これらの追加費用が発生する可能性があるか、どのような場合にいくらかかるのか、などを事前に詳しく確認してください。
見積もり内容は「一式」といった曖昧な表記ではなく、作業内容ごとに細かく記載された見積もりを提示してくれる業者であれば、信頼できる可能性が高くなります。また見積もりの提示後に、見積もりにない工事、費用が加算される可能性がないかについても、あらかじめご確認ください。

【裏ワザ?】火災保険でアンテナ撤去費用が無料になるケースとは

一般のお客様にとって、アンテナの撤去を伴う各種アンテナ工事を行う場合に「工事の費用を少しでも安くしたい」と考えるのは当然のことです。
実は、一般の方にはあまり知られていませんが、アンテナが故障した条件によっては、お住まいで加入されている「火災保険」を使って、ほとんど自己負担がなく、故障したアンテナを撤去・修理・交換できる場合があります。

火災保険が適用されるのは、主に台風や積雪などの「自然災害」によってアンテナが破損した場合です。また外部からの落下物、爆発事故など、想定外の事故による破損も場合も、火災保険で対応でき江うケースが多くなります。

これは、一般的な火災保険には「風災保証」など、自然災害、予想外の事故などによる損害にも対応できる保険が付帯していることが多いためです。火災保険が適用されることが多い、逆に適用されない災害・事故の主なケースは以下の通りです。

保険が適用される主なケース 保険が適用されない主なケース
・台風による強風でアンテナが倒壊した ・経年劣化によるサビや故障
・大雪の重みでアンテナが曲がった ・設置時の施工不良が原因の破損
・落雷でアンテナが破損した ・地震や噴火、津波による被害(※地震保険の対象)
・飛来物(瓦など)が当たって破損した ・被害額が免責金額(自己負担額)を下回る場合

※上記は主なケースの例になります。

火災保険には免責金額(保険会社の責任が免責される金額)の設定や、実際のアンテナ破損の状況から、災害が100パーセントの原因ではないとみなされる場合もあるため、ある程度は自己負担を求められるケースも考えられますが、災害による破損であれば、修理費用のうち、かなりの割合を保険で賄うことができます。

もし、ご自宅のアンテナの不具合が自然災害や外部のによるものだと思われる場合は、すぐに保険会社に連絡してください。
その際、被害状況のわかる写真や、修理業者の見積書が必要になります。

なお、アンテナ専門の工事業者の中には、アンテナ工事に伴う火災保険の申請サポートに対応している会社も存在します。

たとえば「あさひアンテナ」では、災害などで破損したアンテナの修理や撤去・交換と同時に、火災保険についての相談も受け付けております。

あさひアンテナの火災保険に関する具体的な対応としては、火災保険を申請するために必要な各種書類(修理前後の現場写真や修理報告書など)を、修理に並行して用意してくれる。また契約や法律の規定から、契約者ご自身で行う必要がある保険申請書類の作成、保険会社との交渉などについても、保険の専門知識をもつ担当スタッフが、万全のサポートをしてくれるなどの点になります。

もし災害によるアンテナ破損で、修理・撤去の費用に火災保険を適用したい場合は、あさひアンテナをはじめ、火災保険に関するサポートも充実した業者をお選びになれば、スムーズに保険申請の手続きを進めることができます。

アンテナ撤去はどこに頼む?依頼先5タイプを徹底比較

アンテナの撤去を含む工事を、プロの工事業者に依頼すると決めても、次に「どの業者に頼めばいいのか」という問題が出てきます。
アンテナ工事を依頼できる先にはいくつかのタイプ(業種)があり、それぞれの業者に、独自のメリットとデメリットが存在します。
以下の比較表を参考に、ご自身の優先順位に合った依頼先を見つけてください。

依頼先のタイプ 費用 専門性 スピード 安心感 おすすめな人
① アンテナ工事の専門業者 ◎ 安い ◎ 高い ◎ 早い とにかく安く、早く、適切な技術で確実に撤去したい人。
② 家電量販店 △ 高め △ 遅め 馴染みの店で頼みたい、店舗のポイントを使いたい人。
③ リフォーム会社 △ 高め △ 遅め 家のリフォームと同時に撤去したい人。
④ 引越し業者 △ 高め 引っ越しと同時に撤去したい人。
⑤ 町の電気屋さん ○ 普通 地域密着の馴染みの店に頼みたい人。

※上記は各業者の主な特徴になります。

【一番おすすめ】アンテナ専門業者 – 高い技術力と適正価格

あさひアンテナなどのアンテナ工事業者は、当然ながらアンテナ工事を専門に扱っているため、アンテナ工事に関する専門知識と技術力はもっとも高いと言えます。
完全自社施工を徹底しているあさひアンテナなどの業者であれば、自社スタッフであるアンテナ職人がさまざまな現場を経験しているため、特殊な設置状況にも柔軟に対応してくれます。

またアンテナ工事の専門業者では、上記の完全自社施工を含め、他業者と連携して広告費を抑える、アンテナなどの機材をメーカーから一括大量購入するスケールメリットでの大幅値引きなど、中間マージンのカットをはじめ、業者ならではのコストカットの工夫を実践しています。

そのためアンテナの撤去・処分や交換(新しいアンテナの設置)を、機材などもセットにした比較的、安価な料金設定になっていることが多いのが大きなメリットです。
またネットによる簡易見積もり、即日工事や相見積もりにも対応できるなど、問い合わせから施工までの対応が迅速な点も魅力といえます。

【身近で安心?】ヤマダ電機・ケーズデンキなどの家電量販店

日常生活でさまざまな商品を購入される際に、、ジョーシンやヤマダ電機、ケーズデンキなどの家電量販店、またホームセンターをご利用になる方は多いでしょう。このような店舗では、商品の購入だけでなく、例えばエアコンなど商品の設置、取り付け工事などを依頼することもできます。

そのため「アンテナのことはよく分からないから、とりあえず身近で有名な家電量販店に相談してみよう」と考える方も多いことでしょう。
このような家電量販店は、全国に店舗があり、店員スタッフに直接、相談できる手軽さと、知名度の高い大手ならではの安心感が最大のメリットです。

しかし、これらの店舗のアンテナ工事には、注意点もあります。
家電量販店などのアンテナ工事は、基本的にお客様のお手間を省くための受け付けサービスであり、基本的に工事を行うのは、その店舗、会社のスタッフではなく、提携している下請けの工事業者が実際の作業を行います。

そのため、下請け業者への仲介手数料などの中間マージンが発生し、専門業者に直接、依頼するよりも費用が割高になる傾向があります。
また、これらの下請け業者はアンテナ工事の専門家ではなく、家電製品の設置、取り付けなどを全般的に行う業者になります。お客様の側ではどんな業者が来るか選べないため、アンテナ工事に関しては技術力にばらつきがある可能性も考慮しておく必要があります。

他にも、家電量販店などへの依頼では、依頼から下請け業者を手配するため即日工事に対応できない、エアコン取り付けなどの繁忙期には作業の日程が遅れることがある、見積もりや調査と実際の工事が別日程になる、工事をキャンセルした場合にキャンセル費が発生することが多い、工事に対する保証制度が少ないなどのデメリットも考えられますので、注意が必要です。

【ついでに頼める】リフォーム会社・工務店・引越し業者

住宅のリフォームや、引っ越しのタイミングでアンテナ撤去を検討している場合、それぞれの担当業者に「ついでに」お願いできる手軽さがあります。
窓口が一本化されるため、複数の業者とやり取りする手間が省けるのがメリットです。

ただし、これらの業者もアンテナ工事が専門ではありません。
そのためアンテナ工事に関しては、下請けの電気工事業者などに再委託することがほとんどで、やはり中間マージンにより費用は高くなる傾向があります。
アンテナ工事に関する専門的な質問に答えられなかったり、最適な撤去方法を提案してくれなかったりする可能性があるほか、家電量販店の項目でご紹介したのと同じ、下請け業者のデメリットが発生することも考えられます。

【地元密着型】町の電気店

近隣の商店街にある町の電気店に、アンテナ工事を含めた、お住まいの電気、家電工事を依頼することもできます。このような業者は地元密着型であるため、工事を依頼すれば、その後もお住まいの家電、電気工事に関するきめ細かなサービス、アドバイスを受けることもできます。

このような店舗は、上記した各業者の工事を請け負う下請け業者であることも多くなります。

したがってアンテナ工事に特化した専門業者ではなく、店舗によって施工技術に差が出やすいほか、アンテナ工事に関する知識や使用する機材が古いこともあり、最新の施工や機種などには対応できない場合もあります。

費用に関しても、店舗の裁量による部分が大きく、店主がアンテナ工事費用の相場に疎いケースもあるため、相場より割安になることもある一方、かえって割高になることもあります。

またこのような店舗は店主の高齢化などにより、近年では数が少なくなっており、閉店・廃業によって相談先がなくなることも考えられるため、注意が必要です。

失敗しない!信頼できるアンテナ撤去業者の選び方5つのポイント

上記、ご紹介した各種業者の中から、アンテナ工事の専門業者をお選びになった場合も、数ある業者の中から、本当に信頼できる一社を見つけ出すのは大変な作業となります。
特に、アンテナ工事は業者によって工事や価格の体系が異なるなど、料金体系が分かりにくく、さらには悪徳業者による見積もり外の高額請求や、粗悪な施工などのリスクも残念ながら存在します。
アンテナ工事業者の中でも、質の悪い業者を選んでしまう不安を解消し、安心して任せられる優良なテレビアンテナ工事の業者を見極めるために、以下の5つのポイントを必ずチェックしてください。

1. 複数社から相見積もりを取る

アンテナ工事の業者を選ぶ際に、もっとも重要となるのが「相見積もり」です。
同じ工事について、最低でも3社程度から見積もりを取り、料金や施工内容を比較検討しましょう。

なお、見積もり内容を比較する際には、単に総額の安さだけで決めるのは危険です。
それぞれの見積書の内訳をよく見て、適切な費用の相場を判断するほか「基本作業費」「高所作業費」「処分費」「出張費」など、細かな費用項目が明確に記載されているかを比較、確認してください。
見積もりの内訳が「工事一式」などと曖昧な業者、見積もり費用が極端に安い業者などは避け、詳細な見積もりを提示してくれる誠実な業者を選んでください。

また相見積もりに関しては、適正な範囲での安さだけでなく、工事や機材の品質、施工後のアフターサービスなども考慮した上で、総合的なコストパフォーマンスで判断されることがおすすめです。

2. ホームページで施工実績や口コミを確認する

その業者がどれくらいの技術力、施工経験を持っているかを知るために、公式ホームページの「施工事例」や「お客様の声」を確認しましょう。
写真付きで多くの事例を掲載している業者は、それだけ経験が豊富である証拠です。

また、Googleマップの口コミや、地域の情報サイトなど、第三者の客観的な評価も参考にしましょう。
インターネット上の評価は匿名であり、個人の主観も入るため、個々の評価をすべて信じてしまうのも危険ですが、良い評価だけでなく、悪い評価にどのように対応しているかも、その業者の姿勢を知る上で重要な手がかりになります。

3. 損害賠償保険への加入と保証内容を確認する

万が一の事故に備えることも、業者選びの重要なポイントです。
アンテナ撤去は高所作業を伴うため、作業員が誤って屋根瓦を割ってしまう、工具などを落下させて隣の家屋の一部を傷つけたりするなどのリスクもゼロではありません。

そうした事態に備え、業者が「損害賠償保険」に加入しているかを必ず確認してください。
また、工事後の不具合に対応してくれる「工事保証」の期間や内容もチェックしておいてください。
保証期間が長く、その内容が充実している業者ほど、自社の施工品質に自信を持っており、工事後のトラブル(業者にとっては対応のコストがかさむ)が起こりにくい業者であると言えます。

4. 要注意!悪徳業者の典型的な手口

上記でもご紹介した通り、アンテナ工事業者の中には、消費者の無知につけこんで、不当な高額料金や粗悪な施工などで利益を得る悪徳業者が存在します。
悪徳業者の実例として、以下のような手口には特に注意してください。

  • 突然訪問してくる:「近所で工事をしているついでに、お宅のアンテナを無料で点検します」などと言って訪問し、不要な工事を勧めてくる。
  • 契約を異常に急がせる:「今日契約してくれれば大幅に割引します」などと言って、冷静に考える時間を与えずに契約を迫る。
  • 見積もりが曖昧:「工事一式〇〇円」といったどんぶり勘定の見積もりで、詳細な内訳を説明しようとしない。

このような業者は、見積もりでもお客様のご質問に対する説明などが曖昧で、強引に契約を進めようとする傾向があります。業者に対して少しでも「おかしいな」と感じたら、その場で契約せず、きっぱりと断る勇気を持ってください。

5. 【具体例で見る】優良業者の特徴 – あさひアンテナの場合

それでは、具体的にどのようなアンテナ工事業者が「優良業者」なのでしょうか。
ここでは、関東エリアで豊富な実績を持つアンテナ工事のプロ業者「あさひアンテナ」を例に、信頼できる業者の特徴を見ていきます。

優良業者のチェックポイント あさひアンテナの具体例
① 豊富な施工実績 年間6,000件以上のアンテナ工事を手掛けており、多様な現場への対応力が高い。
② 明確な料金体系 公式サイトに工事別の基本料金を明記。見積もりも詳細で分かりやすい。
③ 高い技術力(完全自社施工) 下請けに丸投げせず、研修を受けた自社の専門スタッフが一貫して施工を担当。安定した品質を確保している。
④ 充実した保証・保険 業界最長クラスの10年保証を提供。もちろん損害賠償保険にも加入済み。
⑤ 顧客目線の対応 電話やメールフォーム、LINEなどで気軽に相談でき、最短で即日対応も可能。デザインアンテナなど、家の外観に配慮した提案も得意としている。

このように、実績、料金、技術、保証、対応の全てにおいて、顧客が安心できる体制を整えているのが優良業者の特徴です。

例えばあさひアンテナでは、デザインアンテナ、八木式アンテナ、ユニコーンアンテナなどの地デジアンテナ各機種やBS/CSアンテナの設置工事に、国産大手メーカー製の多彩な高品質モデルを用意して、前述したスケールメリットや完全自社施工をはじめとするさまざまな工夫で、アンテナ本体、基本設置具、同軸ケーブルをセットにした高品質のアンテナ基本設置工事を、低価格で提供しています。

またアンテナ設置に伴う屋根の上などの既設アンテナ撤去(アンテナ持ち帰り処分を含む)は、1.8メートルまでのアンテナであれば、5,000円(税込み5,500円)からで対応しているため、アンテナ交換については基本設置工事費+アンテナ撤去費で対応できます。

他にも、ここまででご紹介したことを含むあさひアンテナの特長としては、

  • 現場で可能となるさまざまなアンテナ設置方法を提案できる綿密な電波調査、業界最安に挑む見積もりが完全無料(出張費、キャンセル費など含む)。
  • オプション工事を含む各種工事費用の価格体系や使用する機材、また実際の施工例なども公式サイトでわかりやすく紹介。
  • お問い合わせへの早急なご対応から、作業担当者は身だしなみから言葉づかいまで丁寧に、お客様のご質問にもわかりやすくお答えする姿勢を徹底。
  • 相見積もりや即日工事、アンテナ修理費に火災保険を適用するご相談など、お客様のさまざまなご要望にも対応。
  • 施工完了後は受信状況の確認を行い、長期保証はもちろん、料金のご精算は各種クレジットカード、電子マネーにもご対応。
  • お問い合わせの窓口も、フリーダイヤルをはじめ、簡易見積もりも可能な公式サイトのメールフォーム、LINEアカウントなど豊富で365日、24時間対応。

など、工事価格や施工品質はもちろんのこと、細かなご対応まで、お客様目線を徹底したサービスを追求しています。

アンテナ工事業者をお選びの際は、こうした点を参考に比較検討してみてください。

【危険】アンテナ撤去のDIYは絶対におすすめしない3つの理由

「業者に頼むと費用がかかるから、自分でやってみよう」
アンテナ工事の費用を抑えるために、DIYでアンテナ撤去を検討する方もいるかもしれません。
しかし結論から申し上げると、アンテナ撤去のDIY作業は、アンテナがベランダなど安全な位置にある場合を除いては、絶対におすすめできません。
その理由は、単に「一般の方には難しい」からではなく、「命に関わる重大なリスク」が伴うからです。

理由1:命に関わる転落・感電事故のリスク

最大の理由は、高所作業に伴う「転落事故」のリスクです。
屋根の上など高所に設置されているアンテナの場合、屋根の上での作業は、プロのアンテナ職人でも、安全帯やヘルメットなどコンフライアンスに則った万全の装備を整えた上で、なおかつ細心の注意を払う危険なものです。
屋根の上でバランスを崩して転落すれば、大怪我はもちろん、最悪の場合、命を落とすことにもなりかねません。

また、アンテナの配線処理を誤ると、場合によっては「感電」する恐れもあります。
特に、テレビ電波を増幅するブースターが設置されている場合、電気が流れていることを知らずにケーブルに触れてしまうと、重大な事故につながります。

理由2:家屋の破損と高額な修理費用

節約のためにDIYを選んだはずが、かえって費用が高くついてしまうケースも少なくありません。
屋根の上での作業中に誤って屋根瓦を割ってしまえば、そこから雨漏りが発生し、家全体の構造にダメージを与えてしまう可能性があります。

また、壁面などのアンテナを無理に取り外そうとして外壁を傷つける、アンテナ本体を落下させて雨どいや窓ガラス、また自動車などを破損させるなどのリスクもあります。
結局、その修理のために専門の業者を呼ぶ、破損した製品を買い替えるなどの結果になり、当初の撤去費用をはるかに上回る出費になってしまうことも珍しくはありません。

理由3:第三者への損害賠償責任(法的リスク)

見過ごされがちですが、法的なリスクも存在します。
理由2でご説明した事故について、お客様のお住まいだけでなく、隣家や通りがかりの人を巻き込んでしまう危険性もあります。もし作業中にアンテナや工具を落下させ、通行人に怪我をさせてしまったり、お隣の家の車やカーポートを破損させてしまったりした場合、お客様にはその損害を賠償する責任が生じます(民法709条 不法行為責任)。

このような事故は故意でなくても、過失があれば責任を問われ、高額な賠償金を請求される可能性、場合によっては刑事罰を受けるリスクがあります。
業者に依頼すれば、万が一の事故にも損害賠償保険で対応してもらえますが、DIYの場合はすべて自己責任となるのです。
こうしたリスクを冒してまで、DIYにこだわるメリットはあるか、よくお考えください。

撤去したアンテナの正しい処分方法は?

無事にアンテナを撤去できた後、最後に残るのが古いアンテナ本体の処分です。
特に古いVHFアンテナなどの八木式アンテナ、BS/CSアンテナはやや大型で特殊な形をしていますが、どのように処分すればよいのでしょうか。
主な方法は2つあります。

基本は自治体の「粗大ゴミ」として処分

ほとんどの自治体では、アンテナは「粗大ゴミ」として扱われます。
処分の手順はお住まいの市町村など自治体によって異なりますが、一般的には以下の流れになります。

  1. 自治体の受付センターに連絡:電話やインターネットで収集を申し込みます。
  2. 処理券の購入:コンビニやスーパーなどで、指定された金額のゴミ処理券を購入します。
  3. 指定日時に排出:処理券をアンテナに貼り付け、指定された日の朝に、指定された場所へ出します。

費用は自治体やアンテナの大きさによって異なり、数百円から1,000円程度が目安です。
必ずお住まいの地域のルールを確認してから処分してください。

手間をかけたくないなら業者に処分まで依頼する

できるだけ費用を賭けたくないことはもちろん。大型のアンテナを朝から指定された処分場に出す手間を省きたい方は、アンテナ工事業者に、アンテナの処分を含めた撤去を依頼することが、もっとも簡単な方法になります。
多くのアンテナ専門業者では「アンテナ撤去作業費」に、古いご不要なアンテナの回収・処分の費用も含めています。

見積もりを取る際に、アンテナの撤去に伴う処分費用がセットで料金に含まれているか、それとも別途、処分費が必要になるのか確認してください。
アンテナ工事業者への依頼であれば、撤去から処分まですべて任せることができるため簡単になり、手間や費用をかけたくない方には非常におすすめの選択肢です。

まとめ:古いアンテナは危険!信頼できる業者に相談して安全に撤去しよう

この記事では、アンテナ撤去に関する費用相場からアンテナ機種や設置位置別の撤去の必要性、業者の選び方、DIYのリスク、不要アンテナの処分方法までを詳しく解説してきました。

長年の使用で老朽化が進んでいる、またはすでに使用していない古いアンテナは、屋根の上にある「危険物」ともいえます。
放置していても不便はないから大丈夫だろう、などと油断なさらず、アンテナの倒壊や落下などで、お住まいの破損をはじめとする大きなトラブルにつながる前に、安全かつ確実に撤去することをおすすめいたします。
安全なアンテナ撤去とスムーズな処分、さらには高品質なアンテナ交換工事のためには、信頼できるアンテナ工事の専門業者へとご相談になることが最善の第一歩といえます。
この記事で紹介した業者選びのポイントを参考に、まずは「あさひアンテナ」など、高品質なサービスを提供している業者に対して、無料のお見積もり、相見積もりのご依頼からはじめてみてはいかがでしょうか。

フリーダイヤルバナー

フリーダイヤルバナー

LINE見積もりバナー

LINE見積もりバナー

無料見積もり

無料見積もり

アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。