テレビアンテナの寿命は何年か?10年目にチェックすべき危険サインとアンテナ交換工事の費用を徹底解説

2026年08月26日

戸建て住宅などで、毎日のように地デジや衛星放送のテレビを見るための大切な設備が、お住まいの屋根の上などに設置されているテレビアンテナです。
多くの住宅では、新築とほぼ同時にテレビアンテナが設置され、お住まいになってからのテレビの視聴環境を支えています。

しかし、現在のご自宅に長く暮らしている方では、お住まいにテレビアンテナを設置してから、10年以上が経過している方もいらっしゃるでしょう。
そのようなお住まいで、ときにテレビの映りが乱れる、悪くなることはありませんか?
またご近所のテレビアンテナが新しくなっているのを見て、ご自宅のアンテナの寿命が気になりはじめた方も多いでしょう。

テレビアンテナは屋外で受信環境のいい場所に設置されるため、風雨や気候などの影響を受けて、徐々に老朽化が進んでいきます。
お住まいのアンテナが設置から10年以上過ぎていると、お住まいでテレビアンテナの寿命による倒壊や落下などが起こるリスクにご不安を覚えることもあるでしょう。

そこで本記事では、お住まいにあるテレビアンテナの寿命を判断する目安や、長年使用して老朽化したアンテナを放置するリスクについて、詳しく解説します。
記事内容は、老朽化したアンテナの点検や修理・交換の施工事例も豊富なアンテナ工事業者「あさひアンテナ」の解説に基づいています。
プロの知識と経験を参考に、寿命を迎えたテレビアンテナの具体的な交換費用の目安や、失敗しない業者の選び方などについても、この記事を読むことで一気にわかります。
アンテナの設置から10年以上が過ぎていて、最近テレビの映りが悪い、外観が錆びついて倒れないか心配という方も、本記事の情報を参考にすれば、安心して次のアクションを起こせるはずです。

【結論】戸建て用テレビアンテナの寿命(耐用年数)は10年から15年が目安

戸建て住宅に設置されているテレビアンテナの寿命は、一般的に10年から15年と言われています。
会計上、テレビアンテナの法定耐用年数は一般的に15年(建物付属設備の場合)、または5年(器具及び部品の場合)と定められていますが、これはあくまで税務上の基準です。
実際の物理的なテレビアンテナの寿命は、お住まいの設置環境やメンテナンスの状況、また近年ではアンテナ機種によっても大きく変動します。
しかし、いずれにせよ設置から10年を超えたアンテナは、いつ故障してもおかしくない状態になっている場合もあります。
そのため、お住まいのテレビアンテナについては、現状で特に不具合がなくても定期的な点検を行うことが非常に重要です。

以下は、一般的に挙げられることが多い、テレビアンテナの寿命に関する一覧です。

寿命・耐用年数の種類 年数の目安 意味と特徴
法定耐用年数 15年または5年 国税庁が定める税務上の減価償却期間です。(設備区分によって異なります)
物理的寿命(地デジ) 10年〜20年 実際に地デジアンテナが問題なく機能し続ける期間の目安です。
物理的寿命(BS/CS) 約10年 BS/CSアンテナは電子部品を内蔵しているため寿命がやや短めです。
アンテナ寿命に影響する要因 常に変動 アンテナが受け続ける紫外線、雨風、積雪、塩害などが大きく影響します。
10年経過後の対応 点検必須 いつアンテナが故障してもおかしくないため専門業者の確認が必要です。

※上記はテレビアンテナの寿命に関係する要素の主な例です。

テレビアンテナの種類(八木式アンテナ・デザインアンテナ・BS/CSアンテナ)による寿命の違い

テレビアンテナの寿命は、その種類や形状によっても異なります。
もっとも一般的な魚の骨のような形をした「八木式アンテナ(八木アンテナ)」は、機器がむき出しの古典的な形状に加え、受信感度を安定させるため、屋根上のマストに設置されることが多くなります。
そのため、風雨や鳥害の影響を直接受けやすく、物理的な損傷リスクが高くなります。
また、衛星放送を受信するために必要な、お皿型のディッシュをもつ「BS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)」も、その形状から風雨の影響を受けやすくなります。
またBS/CSアンテナの場合、内部で使用される電子部品(コンバーター)の寿命が、アンテナ全体の寿命を左右します。

一般的にテレビアンテナの寿命が10年程度とされるのは、主にこれら八木式アンテナ、BS/CSアンテナのケースです。
実際には近年のアンテナモデルは、素材や設計の改良で軽量化や耐久性が高まっているため、10年以上の寿命となることが大半です。
一方で台風や大雪など天候が厳しい、海沿いの潮風や野鳥の影響を受けやすいといった環境では、通常より急激にアンテナの劣化が進み、10年未満でアンテナが寿命を迎えるケースもあります。

ただ、近年ではアンテナのデザイン性に加え、耐久性、寿命の長期化を重視したテレビアンテナのモデル(種類・機種)も登場しています。
近年の地デジアンテナ機種でも、壁面などに設置される薄型のパネル状モデル「デザインアンテナ(平面アンテナ)」や、ポール状の「ユニコーンアンテナ(マスプロ電工「U2CN」)は、機器部がカバーで覆われた構造や、風雨を受け流せる形状から、自然環境に強くなります。
これらのモデルであれば、さまざまな自然環境に対しても影響を受けにくいため、一般的な寿命は15年から20年以上と想定されています。

テレビアンテナの寿命を判断するには、まずはご自宅のアンテナタイプを把握し、それぞれの弱点を理解しておくことが重要です。
以下は、一般的なテレビアンテナ機種別の、平均的な寿命の一覧です。

アンテナの種類 寿命の目安 特徴と寿命への影響
八木式アンテナ 10年〜20年 風雨や積雪の影響を受けやすいモデルながら、構造はシンプルで受信感度が高くなります。
デザインアンテナ 10年〜20年 機器全体がカバーで覆われたデザイン性の高い構造と、外壁への設置で自然環境に強くなります。
ユニコーンアンテナ 10年〜20年 ポール型のカバーが施された構造で風雨の影響を受けにくく、見た目もスタイリッシュです。
BS/CSアンテナ 約10年 形状から風圧の影響を受けやすいほか、電子部品(LNB)を内蔵しており、その劣化が寿命に直結します。
室内アンテナ 5年〜10年 屋内環境のため天候の影響は受けにくいものの、受信性能は低めで使用できるエリアが限られます。

※上記は各機種の一般的なモデルや設置方法における寿命の例です。

テレビアンテナ本体だけじゃない!ブースターや同軸ケーブルなど「アンテナ周辺機器」の寿命

「アンテナ本体に不具合がなければ問題なくテレビを視聴できる」というのは、一般の方がよく思い込んでしまう誤解です。
安定したテレビの視聴のためには、アンテナからテレビまで電波を届ける同軸ケーブル(アンテナケーブル)や、その間に設置され、テレビ電波を増幅するブースターや、各部屋に電波を分配する分配器などの周辺機器が欠かせません。
これらの周辺機器にも、アンテナ本体と同様に10年から15年程度の寿命が存在します。
特に屋外のケーブルは紫外線で劣化しやすく、ひび割れから雨水が侵入してショートすることがあります。
またブースターも電源を必要とする電子機器であるため、長年の使用で徐々に回路の劣化が進み、10年程度で寿命を迎えることが多くなります。
テレビの映りが悪い場合、アンテナ本体ではなく、これら周辺機器の寿命が原因であるケースも少なくありません。

以下は、主なアンテナ周辺機器の寿命目安をまとめた一覧です。

周辺機器の名称 寿命の目安 役割と劣化時の症状
ブースター 10年〜15年 アンテナが受信した電波を増幅します。この機器が故障するとテレビ画面が乱れる、または映らなくなります。
同軸ケーブル 10年〜20年 アンテナからテレビまで電波を伝送します。被覆が破れると水が入りショートする他、内部断線が起こることもあります。
分配器・分波器 10年〜15年 各部屋や地デジ・BS/CSの電波を別々のケーブルに分けます。劣化すると特定の部屋や放送だけテレビ映りが悪くなります。
屋根馬・マスト 10年〜20年 テレビアンテナを固定します。サビが進行するとアンテナの傾きによる受信不良や倒壊の原因になります。
固定用ワイヤー 10年〜15年 屋根馬などとあわせてアンテナを支える部材です。このゆるみやサビでやはりアンテナが傾きます。

※上記はアンテナ周辺機器や固定部材の一般的な寿命です。

寿命を迎えたテレビアンテナを放置する恐怖!倒壊や事故の危険性とは

ご自宅のテレビアンテナに傾きや錆びつきなどの症状が見られても「テレビの映りに問題がないからまだ平気」と、そのままアンテナを放置するのは大変な危険を伴います。
長年の利用により寿命を迎えたアンテナは、受信性能に問題はなくとも、サビや金属疲労によってその強度が著しく低下しています。
そのため、台風などの強風や大雪の際に、突然アンテナが倒壊するリスクが高まっている状態になります。
寿命を迎えたアンテナには、テレビの映りという利便性の問題だけでなく、安全性という重大な問題が潜んでいるのです。
以下の一覧も参考に、物理的な老朽化がもたらす危険性を正しく認識して、お早めの対策を心がけてください。

放置によるリスク 危険度 具体的な状況
アンテナの傾き 風向きによって電波の受信状況が不安定になります。
構成部品の落下 劣化したネジや小さな部品が落下し、人に当たる恐れがあります。
屋根上での倒壊 倒れたアンテナが屋根材(瓦など)を破損させます。
地上への落下 極めて高 重量のあるアンテナが落下し、人身事故や物損事故など大事故につながる危険があります。
火災の発生 劣化したケーブルがショートし、稀に火災の原因となります。

※上記はアンテナの老朽化で考えられる主な事故のリスクになります。

サビや老朽化による屋根からの落下・隣家への被害リスク

テレビアンテナの倒壊や落下は、ご自宅だけの被害に留まらない可能性があります。
サビで脆くなったアンテナが強風で崩壊し、飛ばされると、隣家の敷地に落下することがあります。
もし落下したアンテナが隣家の車を傷つけたり、外壁を壊したりした場合、高額な損害賠償に発展しかねません。
さらに、通行人に直撃してしまうと、取り返しのつかない大事故となってしまいます。この場合は、アンテナの持ち主(管理責任者)が刑事責任を問われる可能性も高くなります。
このような事態を防ぐためにも、設置から10年を過ぎたアンテナは、プロの目による点検が必要なのです。以下は、アンテナの落下で考えられる主な被害の例です。

被害の対象 想定される被害内容 影響の大きさ
自宅の屋根 瓦の割れ、太陽光パネルの破損、雨漏りの原因。 数万円〜数十万円の修理費。
隣家の建物 外壁の損傷、窓ガラスの割れ、カーポートの破損。 損害賠償による出費と近隣トラブル。
隣家の自動車 ボディのへこみ、ガラスの破損。 数十万円規模の車両修理代。
通行人・住人 アンテナ直撃による怪我、最悪の場合は死亡事故。 甚大な被害と法的責任。
インフラ設備 電線への接触による停電の誘発。 地域社会への多大な迷惑。

※上記はアンテナ落下で実際に発生した事故の事例になります。

テレビアンテナの寿命?テレビの映りが悪い時の原因とセルフチェック方法

ご自宅で最近、テレビの映りが悪いと感じることがあっても、その原因がすぐにテレビアンテナの寿命とは断定できません。
専門業者を呼ぶ前に、まずはご自身でテレビ画面の乱れについて、簡単な原因の切り分けを行うことをおすすめします。
テレビ画面が乱れる、またはテレビが映らない原因が、テレビ本体の不具合なのか、室内ケーブル配線の問題なのかを確認するだけでも、不要な出費を防げます。
このセクションでは、テレビ画面が乱れたとき、安全に確認できるセルフチェックの方法をご紹介します。
テレビ画面が乱れる原因をある程度、絞り込んでから業者に連絡すると、その後の対応もスムーズになります。以下は、ご自宅でできる主なチェックの一覧です。

チェック項目 確認するポイント 考えられる原因
他のテレビの映り 家中のテレビが映らないか、特定の1台だけか。 1台だけならテレビ本体や室内配線の不具合が高い。
チャンネルの偏り 特定のテレビ局だけ映らないか、すべてのチャンネルが映らないか。 特定局ならアンテナの向きズレや電波不足と考えられる。
ケーブルの接続 壁の端子やテレビ裏のケーブルが緩んでいないか。 掃除の際などにケーブルが抜けただけの可能性もある。
B-CASカード カードが正しくテレビ本体に挿入されているか。 B-CASカードの接触不良や読み込みエラー。
天候の状況 大雨や強風の時だけテレビ画面の映りが悪くなるか。 天候による一時的な電波減衰の可能性がある。

※上記はアンテナの不具合以外に考えられる主なテレビ画面乱れの原因です。

テレビ画面のエラーコード(E201・E202等)の意味と対処法

テレビが映らないとき、画面に表示されるエラーコードは、テレビが不具合の原因を診断してユーザーに知らせる機能であり、問題特定のための重要なヒントになります。
テレビ画面の不具合でよく見かける「E202」は、テレビに電波がまったく届いていない(または極端に微弱)ことを示すサインです。
また「E201」は、ある程度の電波は届いているものの、電波強度が不足してテレビ画面を映し出せない状態を表します。
これらのエラーが出た場合は、まずテレビ本体の再起動やアンテナケーブルの挿し直しを試してください。
それでも不具合が改善しない場合は、アンテナ本体や周辺機器の寿命・故障が疑われます。以下は、主なエラーコードの意味と考えられる原因の例です。

エラーコード 表示されるメッセージ例 主な原因と対処法
E201 信号レベルが低下しています テレビ電波が弱いため、ブースターの調整や天候回復を待ちます。
E202 信号が受信できません 電波が届いていません。ケーブル抜けやアンテナ故障が疑われます。
E203 放送が休止しています 放送局側の問題です。別のチャンネルに変えて確認します。
E100 B-CASカードが挿入されていません B-CASカードの接触不良です。カードを抜き差しして確認します。
E204 該当するチャンネルがありません チャンネル設定のズレです。初期スキャンをやり直します。

※上記は主なエラーコードの意味とその要因、対処法の例です。

屋外のアンテナ本体とケーブルの目視確認ポイント(DIYの限界も解説)

テレビ周りの確認が終わっても不具合が解消されない場合、次は屋外のアンテナを地上から目視でチェックします。
双眼鏡などを使って、アンテナが傾いていないか、表面にサビが発生していないかなどの点を確認しましょう。
また、壁を這う同軸ケーブルが断線していたり、風で垂れ下がったりしていないかのチェックも重要です。
ただし、確認は必ず地上やベランダなど安全な位置から行います。ご自身で屋根に登るなどの危険な作業は絶対に避けてください。
一般の方による高所作業は転落事故の危険が極めて高いため、異常を見つけたら迷わずプロに依頼しましょう。

以下は、アンテナを目視でチェックする際の主なチェックポイントです。

目視チェック項目 確認のポイント 危険度と対応
アンテナの角度 明らかに傾いている、または横を向いている。 高:強風で倒れる前に業者へ依頼
金属部分のサビ 支柱やワイヤーが赤茶色にサビている。 高:強度が落ちているため交換を検討
ケーブルの状態 被覆が破れて中身が見える、宙ぶらりんになっている。 中:ショートの危険があるため修理依頼
固定ワイヤー たるんでいる、または切れている箇所がある。 高:バランスが崩れており倒壊の危険大
鳥の巣やゴミ アンテナに異物が絡まっている。 低〜中:受信不良の原因になるため除去を依頼

※上記はアンテナ不具合が発見された際の症状別、対処法の一覧になります。

テレビアンテナの寿命を延ばす!長持ちさせる設置場所とメンテナンスのコツ

新しくテレビアンテナを交換する際や、現状のアンテナを長く使うためには、その設置環境が重要です。
アンテナは長年にわたって屋外の過酷な環境に晒されるため、お住まいの環境要因が寿命に直結します。
例えば、アンテナの設置場所を少し工夫するだけで、自然環境の影響を抑えて寿命を数年単位で延ばすことも不可能ではありません。
また、定期的なテレビアンテナの調整や点検など、点検と適切なメンテナンスが、アンテナを長持ちさせる最大の秘訣です。
このセクションでは、以下の一覧のように、次回のアンテナ選びや最適の設置場所を決定する参考になる実践的な知識をご紹介します。

寿命を延ばす対策 具体的な行動 期待できる効果
定期的な点検 5年〜10年に一度、専門業者に状態を確認してもらう。 軽微な不具合を早期発見し大がかりな修理を防ぐ。
設置場所の工夫 風雨を避けられる壁面や屋根裏への設置を検討する。 物理的なダメージを減らし劣化を遅らせる。
高耐久モデルの選択 サビに強いステンレス製部品を使用したアンテナを選ぶ。 塩害や経年劣化に対する耐性を高める。
ケーブルの保護 屋外配線に保護管を被せるなどの紫外線対策を行う。 ケーブルのひび割れや断線を未然に防ぐ。
鳥害対策 アンテナに鳥が止まらないような専用グッズを取り付ける。 糞による腐食や、重みによる向きズレを防ぐ。

※上記はアンテナの老朽化を抑える主な対処法の例です。

地域(塩害・雪害)や設置場所(屋根上・壁面・屋根裏)による影響

お住まいの地域の気候条件は、アンテナの寿命に大きな影響を与えます。
沿岸部では潮風による塩害でサビが早く進行します。豪雪地帯では雪の重みでアンテナが外圧を受け変形、劣化しやすくなります。台風が多い地域でも、毎年の風雨による外圧がアンテナにダメージを与えていきます。
このような地域では、耐久性の高いアンテナモデルや風雨などを避けやすい設置位置を選ぶ工夫が必要です。
また、外壁に設置するデザインアンテナや円筒形のユニコーンアンテナ、屋根裏空間への地デジアンテナ設置は、天候の影響を劇的に減らします。
自然環境に影響されやすい八木式アンテナやBS/CSアンテナでも、設計や素材に工夫を凝らして対候性を高めた塩害用・雪害用・ステンレスモデルや高耐風モデルを選ぶことで、経年劣化の軽減が期待できます。

また電波状況が許せば、屋根の上以外へのアンテナ設置を検討することが、テレビアンテナの寿命を延長する特効薬となります。
以下は、アンテナ設置位置をはじめとする、アンテナ老朽化対策の主な事例です。

設置場所の選択肢 メリット デメリット・注意点
屋根上(八木式アンテナ) 四方が開けた高い位置のため電波を受信しやすい。 風雨や雪の影響を直接受けて、寿命が短くなりやすい。
外壁(デザインアンテナ) 建物の外観を損なわず、風雨の影響を軽減できる。 電波が弱い地域や現場では設置できないことがある。
屋根裏(地デジアンテナ) 天候の影響をまったく受けず、劣化を最小限に抑えられる。 屋根材によって電波が遮断され、設置条件が厳しい。
ベランダ(各機種) メンテナンスが容易で、DIYでの清掃もしやすい。 設置スペースが限られ、生活の邪魔になる場合がある。
雪害・塩害・強風対策モデル 過酷な環境に特化しており耐久性が非常に高い。 通常の製品よりも本体価格が高くなる傾向がある。

※上記はアンテナ設置位置別の主な違いの例です。

テレビアンテナ交換にかかる費用相場と損をしない業者の選び方

お住まいのテレビアンテナが寿命で修復が難しいと判断された場合、次のステップは「アンテナの交換工事」になります。
しかし、多くの方がアンテナ交換に対して「費用はいくらかかるのか」「悪徳業者に騙されないか」といったご不安を抱えるものです。
専門知識がない一般の方にとって、テレビアンテナの修理や交換の費用は不透明な部分もあるため、事前の情報収集が欠かせません。
まずは工事内容別の適正な費用相場を知り、信頼できる業者を見極めるポイントを押さえておくことが大切です。
このセクションでは、主に以下の一覧の内容で、アンテナ工事の金銭的・心理的なハードルを下げ、優良なアンテナ修理業者を選ぶための具体的な情報をお伝えします。

業者選びのポイント 確認すべき理由 失敗しないための対策
料金体系の明瞭さ 追加料金などのトラブルを防ぐため。 「見積もり後の追加料金なし」を明記しているか確認。
保証期間の有無 工事後の不具合に無償で対応してもらうため。 最低でも5年以上の長期保証がついている業者を選ぶ。
施工実績の豊富さ 技術力と信頼性の高さを測るため。 ホームページで写真付きの施工事例を確認する。
自社施工かどうか 中間マージンを省き費用を抑えるため。 下請けを使わず自社スタッフが施工する業者を選ぶ。
口コミと評判 実際の利用者のリアルな声を知るため。 Googleマップや比較サイトのレビューを参考にする。

※上記はアンテナ工事の業者を選ぶ際の主なポイントです。

種類・工事内容別のアンテナ交換費用目安

アンテナ交換の費用は、どの種類のアンテナにするか、周辺機器も同時に交換するかで大きく変わります。
地デジアンテナのみの交換であれば、機種にもよりますが、おおよそ3万円から5万円程度が一般的な相場です。
一方、BS/CSアンテナをセットで設置したり、ブースターを新品にする場合は費用が上がります。しかし既存の配線や固定金具がまだ問題なく使える場合は、その分だけ費用を抑えられるケースもあります。
以下の一覧も参考に、ご自身の希望するテレビの視聴スタイルや新しいアンテナに合わせて、適正な予算をイメージしておきましょう。

工事の内容 費用の目安(相場) 含まれる主な作業や機材
地デジアンテナのみ交換 33,000円〜55,000円 八木式またはデザインアンテナ本体、標準取付工事。
地デジ+BS/CSセット交換 66,000円〜88,000円 地デジとパラボラアンテナ本体、混合器、標準取付工事。
ブースターの交換・追加 15,000円〜25,000円 ブースター本体代、設置および電波調整作業の費用。
アンテナの方向調整のみ 8,000円〜15,000円 既存アンテナの向き調整、固定金具の増し締め。
屋根裏への設置工事 40,000円〜60,000円 デザインアンテナ本体、屋根裏への特殊配線工事。

※上記は一般的なアンテナ業者に依頼した場合の費用相場の目安です。

アンテナ撤去・処分工事費の目安

寿命を迎えたテレビアンテナを新しいものへと交換する際は、古いアンテナの撤去費用も考慮する必要があります。
専門業者に依頼した場合、アンテナ撤去と処分の費用相場は5,000円から10,000円程度です。この費用には、高所からの安全な取り外しや、大きくて重いアンテナの適切な廃棄処理まですべて含まれています。
取り外した不要なアンテナを粗大ゴミとして自分で処分する手間や危険性を考えれば、業者に一任するのがもっともお得で安全といえます。
また、アンテナの新規設置工事とセットで依頼することにより、撤去費用が割引になる業者も多く存在します。以下は、アンテナ撤去・処分に関連する費用の一覧です。

撤去・処分費用の内訳 費用の目安 作業のメリットと特徴
屋根上からの撤去作業 3,000円〜6,000円 高所作業の危険をプロが安全に代行します。
アンテナ本体の廃棄処分 2,000円〜4,000円 自治体の粗大ゴミ手続きなどの手間を省けます。
既存ケーブルの撤去 無料〜3,000円 不要な配線を綺麗に取り除き外観を保ちます。
新規設置とのセット割 -2,000円〜全額無料 交換工事と同時に頼むことでトータル費用が安くなります。

※上記は一般的な業者におけるアンテナ撤去関連費用の事例です。

例えば本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」では、全長1.8メートルまでのアンテナであれば、不要なアンテナ撤去(処分含む)工事を、5,000円(税込み5,500円)からでお引き受けしています。

自然災害が原因なら「火災保険」が適用できる可能性も

もしお住まいでアンテナの故障や倒壊が起こった原因が、台風や強風、落雷などの自然災害(地震を除く)や想定外の事故である場合には、朗報があります。
アンテナ修理費に、ご家庭で加入されている火災保険(風災・雪災・落雷補償など)が適用され、修理費用の大半を賄える可能性があります。
火災保険が適用されれば、実質的な自己負担額を大幅に減らすことができ、経済的負担が大幅に和らぎます。
ただし、単なる経年劣化によるアンテナの故障は、保険の対象外となるため注意が必要です。
台風や豪雨・大雪などの自然災害後にテレビが映らなくなった場合は、すぐに現状のアンテナ写真を撮り、保険会社やアンテナ工事会社に相談してみましょう。

災害の種類と適用条件 火災保険適用の可能性 注意点・必要な対応
台風や強風による倒壊 適用される可能性が高い(風災補償) 風速などの一定基準を満たす必要があります。
大雪の重みによる破損 適用される可能性が高い(雪災補償) 雪害が補償内容に含まれているか約款を確認します。
落雷によるブースター故障 適用される可能性が高い(落雷補償) 雷が原因であることを証明する写真等が必要です。
経年劣化によるサビ・折れ 適用されない(対象外) 寿命による劣化は保険の適用範囲外となります。
地震によるアンテナ落下 地震保険に加入していれば適用 火災保険とは別に地震保険の付帯が必要です。

※上記はアンテナ修理に火災保険を適用する場合の主な注意点です。

アンテナ工事業者によっては、アンテナ修理だけでなく、火災保険を申請するにあたってのサポート対応も行ってくれることがあります。
例えば「あさひアンテナ」では、火災保険のご相談をいただければ、アンテナの修理に併せて、修理前後の現場写真や、修理報告を含めた見積書など、火災保険会社に提出すべき書類をすべて用意してくれます。
また申請書類の作成や保険会社との交渉など、お客様が行うべき手続きについても、保険の知識を持つスタッフの適切なアドバイスにより、お客様のご負担を軽減してくれます。

悪徳業者に騙されない!適正価格で依頼できるアンテナ工事のプロの見極め方

残念なことに、アンテナ工事の業界には、曖昧な説明や不適切な見積もり、事前説明なしの不要な追加工事の加算で高額請求を行う悪徳業者も存在します。
特に「キャンペーンで今だけ基本工事費が無料」などと謳い、後から高額な部材費・追加作業費を請求するといった手口には要注意です。
良心的で施工技術も優良なプロを見極めるには、事前見積もりが詳細で分かりやすいかどうかが最大のカギとなります。
また、現地調査(電波調査や見積もり)を無料で行い、電波状況を測定した上で、内容が詳細かつ正確な見積もりを出してくる業者は信頼できます。
施工後の保証期間の長さや、対応の丁寧さも、後悔しない業者選びの重要なポイントです。優良な業者を選ぶポイントを、以下の一覧にまとめました。

比較ポイント 優良業者の特徴 悪徳業者・要注意業者の特徴
見積もりの提示 現地調査後に確定金額を明記する。 電話口の概算のみで、当日に見積もりにない追加請求をする。
料金の明細 部材費や作業費など内訳が細かい。 「アンテナ工事一式」などと大雑把に書かれている。
現地調査と電波測定 無料で専用機器を使い正確に測定する。 電波状況の測定を省き、すぐに工事を始めようとする。
アフター保証 5年〜10年の長期保証書を発行する。 保証がない、または口約束だけで具体的な書面がない。
質問への対応 デメリットも含めて丁寧に説明する。 専門用語を並べ立てて要点をはぐらかし、不安を煽って契約を急がせる。

※上記はアンテナ工事の優良業者・悪徳業者の一般的な特徴になります。

記事まとめ:早めの点検でテレビアンテナの寿命によるリスクを回避しよう

本記事では、テレビアンテナの寿命の目安から、寿命により考えられるリスク、そしてアンテナ寿命と思われる場合の初期対処と、アンテナが寿命を迎えたと確定した場合の業者依頼の手順や工事費用の相場まで、一通り解説しました。

テレビアンテナの寿命は一般的なモデルでは10年〜15年が目安であり、それを過ぎると倒壊や落下の危険性が高まります。お住まいで急にテレビの映りが悪くなった場合には、セルフチェックを行った上で、無理なDIYは避けてプロに依頼しましょう。
老朽化したアンテナを放置するリスクを避けるためにも、設置から10年を過ぎたらまずは専門業者による点検をおすすめします。
信頼できる業者選びに迷ったら、豊富な実績と長期保証を持つ「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまでお気軽にご相談ください。

「あさひアンテナ」では、記事内でもご紹介した通り、お客様の安全と快適なテレビライフを第一に考え、最適なアンテナ環境をご提案いたします。
同社のアンテナ工事に関する主なサービス内容は、以下の一覧の通りです。

あさひアンテナの強み サービスの特徴とお客様へのメリット
明朗会計と適正価格 現地調査とお見積もり後の追加料金は一切なく、見積もり内容も詳細で、安心してご依頼いただけます。
業界最長クラスの保証 アンテナ工事の施工後も安心の10年保証をご用意して、末永い長期的なサポートをお約束します。
高品質な部材の使用 アンテナ本体や周辺機器から固定具、ケーブルまでサビに強く耐久性の高い国産トップメーカーの部材を使用しています。
無料の現地調査 電波測定から見積もりまでを関連費用含む完全無料で実施し、無理な営業はいたしません。
迅速丁寧な自社施工 経験豊富な自社スタッフによる完全自社施工で、コストを抑えつつ、美観や耐久性、受信感度にこだわった綺麗な工事を行います。
撤去工事にも対応 寿命を迎えた古いアンテナの安全な撤去と処分もお任せください。

※上記は「あさひアンテナ」の主なアンテナ工事の特長です。

「あさひアンテナ」をはじめとする優良なアンテナ工事業者に、古くなったアンテナの確認をご依頼になることで、点検やメンテナンスの対処から撤去・交換工事まで、費用を抑えて高品質で最適な対処を実現できます。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。