下妻市 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
下妻市 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは茨城県下妻市はじめ、茨城県内での地デジ、BS/CSなど各種アンテナ設置工事について、豊富な経験と実績がございます。下妻市にお住まいで、地デジその他アンテナの新規設置、また修理や交換などをお考えの方は、まずはご相談だけでも当あさひアンテナへ、お電話やメールでお気軽にお問い合わせください。
茨城県下妻市(しもつまし)は、県西地域に位置する市です。市の総面積は80.88平方キロメートル。2020年(令和2年)12月1日時点の人口は41,568人。うち男性が20,843人、女性が20,725人になります。また市内にはおよそ16,022世帯が暮らしています。下妻市は鬼怒川などの河川や湖沼に恵まれた水と緑の豊かな市であり、市名をタイトルに冠した映画「下妻物語」でも全国に広く知られています。
東京都隅田区にある東京スカイツリーから下妻市までは、約48キロから60.5キロの距離になります。スカイツリーからの地デジ電波は、NHK、広域民放であれば全域で受信可能ですが、現場の環境によっては、地デジ受信に関して条件や制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、茨城県下妻市全域での地デジその他、各種アンテナ設置工事に対応しております。弊社には下妻市はじめ県内全域での作業経験が豊富で、地域ごとの地デジ電波の特性を把握し、現場に合わせた最適なアンテナ設置工事をご提案できる腕のいい専門の職人が揃っております。下妻市にて地デジ、CS/BSなど各種アンテナ設置や修理、交換などの各種工事をお求めのお客様は、確実な地デジ受信と、丈夫で長持ちするアンテナの設置をお約束する、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)か、ホームページからのお問い合わせフォーム(https//asahi-antenna.jp/contact)へとご連絡ください。
「2020年現在の新型コロナウィルス流行に関しまして」
このたびの新型コロナウイルス発生に際しまして、弊社では現場に出向く職人はもちろん、全従業員にマスクと除菌スプレーを配布し、作業車や作業着などの除菌を頻繁かつ丁寧に行う他、従業員各人によるこまめなうがい、手洗いなども徹底しております。また会社としても従業員には業務よりも体調管理を優先し、わずかでも体調に異変がある場合は、安全が確認できるまで休むよう指導しております。
すべては社員の身を守ると同時に、万全を期してお客様をお守りするための、最大限の配慮でございます。現場でのお客様への対応についても、万が一のリスクを避けるため、失礼ながら基本的にマスクを装着したままでご対応させていただいております。申し訳ありませんが、なにとぞご了承ください。
下妻市 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
下妻市に適した地デジアンテナの機種はどのようなものですか?
- A
現在、ご家庭で用いられる主な地デジアンテナの機種は、八木式アンテナとデザインアンテナになります。
八木式アンテナはよく屋根の上などに見られる、魚の骨のような形状の地デジアンテナです。日本ではテレビ放送の黎明期から使われている昔ながらのアンテナで、素材や耐久力などは時代につれて進化し続けていますが、基本設計は開発当時から変わっていません。それほど設計の完成度が高く、現在でも地デジ電波の高い受信能力を誇る機種です。ただ基本的に屋外に設置される八木式アンテナは風雨など自然環境の影響を受けやすく、歳月につれて確実に老朽化が進行する弱点もございます。現在の八木式アンテナの寿命は平均10年程度ですが、この年数は海沿いや豪雪地帯など、設置現場の環境によっても大きく変わってきます。
デザインアンテナは家屋の外壁などに設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。家屋の外観を損なわない、自然環境の影響を受けにくく経年劣化を軽減できる、修理やメンテナンスも簡単など多くのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナになります。また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当であり、八木式アンテナと比べても受信性能にほとんど差はごさいません。ただデザインアンテナは八木式アンテナよりも設置位置が低い分、受信感度もやや低くなる傾向がございます。またアンテナ本体価格や設置工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になります。
下妻市は県内の南西部、県西地域の東端中央に位置する市です。東京スカイツリーからはおよそ48キロから60.5キロの距離にあたり、スカイツリーからの地デジ電波は、NHK、広域民放であれば、市域の全域で受信できます。
また下妻市内では同じNHK水戸を放送する中継局として、市から見て北東部にある筑西中継局の地デジ電波を市の北よりの多くで、市の東側に位置する筑波中継局からの地デジ電波は、南よりの多くの地域で受信できます。総合的に下妻市では、市内全域でNHK水戸を受信できることになります。
下妻市でも東京スカイツリーからのNHK、広域民放であれば、一台の地デジアンテナで問題なく受信できます。また市内では八木式アンテナ、デザインアンテナのどちらを使用しても、受信について大きな違いが生じることはございません。
ただ市内でも地形や高層建築の付近など現場の条件によっては、適切なアンテナの機種や設置位置、アンテナの方向などにさまざまな条件や制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産DXアンテナ社製の最新モデルをご用意し、八木式アンテナは軽量で耐水性と対風速性が高く、長寿命が望める機種を用い、アンテナ本体価格を含む基本工事価格15000円からで設置をお引き受けしております。
デザインアンテナは20素子相当、業界最小クラスの厚さ4.9cm、大きさ9cm×22cmの超薄型モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む基本工事価格20000円からで設置をお引き受けいたします。さらにこれら標準機種で受信が安定しない場合には、別途に高性能アンテナや、アンテナブースター、アッテネーター設置の用意もございますので、どのような現場にも対応可能です。
弊社では地デジアンテナの設置に際し、高性能の電波測定器による現場調査を実施しており、現場においてもっとも適切なアンテナの種類や設置位置など、できる限りお客様のご要望に応じた方法をご提案いたします。もしご希望の条件でどうしても受信に問題が出る場合は、弊社の豊富な工事経験に基づき、できるだけご要望に近い代案をご提示いたします。
また弊社ではアンテナ設置のご相談および、ご自宅を訪問しての地デジ電波調査、アンテナ設置工事費のお見積もりまですべて無料で行っております。弊社のアンテナ職人は豊富な経験と高度な技術を駆使して、現場の電波状態から、もっともリーズナブルでありながら、自然環境の影響を受けにくく、故障のリスクを避けアンテナの長寿命が望めるなど、お客様にとって総合的にもっともお得となる設置方法をご提案いたしております。
下妻市において地デジアンテナの新規設置や交換をお考えの方は、電波状態の確認やお見積りから、アンテナ機種のご希望、その他のご相談も含め、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へと、どうぞお気軽にお問い合わせください。
- Q
自宅で購入した地デジアンテナの設置のみをお願いできますか?
- A
当あさひアンテナでは、地デジアンテナ設置その他、あらゆる工事においてお客様のご要望を最優先にする施工を心がけております。もちろんお客様が他店でご購入された各種アンテナの設置にもご対応いたします。
この令和2年7月には、記録的な豪雨によって全国各地でさまざまな災害が発生いたしました。被災された方々には衷心よりお見舞いを申し上げますと同時に、弊社からも微力ながら、可能な限りのご支援を行ってゆきたく存じます。遺憾ながらこの日本各地においては、たとえ大規模なものではなくとも、突然の台風や地震などさまざまな災害によって、家屋に思いがけない被害が生じる可能性は常にございます。
ただ残念ながらアンテナ工事業者にもそのような災害などに乗じ、公式サイトや流しの営業による説明では格安を謳いながら、アンテナ本体を別料金に設定し、安価で品質の低い地デジアンテナに高値をつける、またお客様に無断で不必要な機材や追加工事を加算するといった手口で、不当な高額料金を請求する悪質な業者も存在します。お客様におかれましても、設置工費は安価に思えても、使用するアンテナ機種、型番や、工事ごとの料金体系などが不明瞭な業者にはご注意いただきたく思います。
当あさひアンテナでは、まずお客様に信頼していただけるよう、弊社サイトにて基本設置工事費、各オプション工事ごとの料金体系をすべて明示し、ご提供する地デジおよびBS/CS110度アンテナの機種や型番も明記しております。もちろんお客様へのご相談なく、独断で追加機材や工事を加算することも決してございません。
弊社の地デジアンテナは前述の通り、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産一流メーカーのDXアンテナ社製、高性能最新モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む標準工事費でご提供しております。アンテナ本体込みの標準工事費は、八木式アンテナで15000円、デザインアンテナは20000円からになっております。またCS/BS110度アンテナも、同社製2K4K8K対応型の最新モデルを用い、アンテナ本体価格込み標準設置費15000円からでお引き受けしております。
弊社では常に業界最安値に挑んでおりますが、もし他業者でより安い見積もりが出た場合は、その見積書をメールなどでご提示ください。まったく同じ工事内容で、さらに安くお見積もりいたします。もちろん値下げしてもアンテナ本体や部材の品質を落とすことは決してございません。弊社が国産高性能アンテナを、設置工事費込みの業界最安値でご提供できる秘密は、大量仕入れを前提にメーカーと直接交渉しての部材コスト削減。他業種と提携しての広告費削減。完全自社施工による中間マージン削減。弊社と直接契約した専門の職人が効率的に担当区域を動くことによる人件費削減などで総合的なコストカットに努める、業者だからこそ可能な企業努力にございます。
また弊社では地デジアンテナ設置に際し、高性能の電波測定器を用いて各現場の電波状態を確認することで。電波強度や経年劣化の阻止、外観性などあらゆる条件を織り込み、もっとも有利となるアンテナ機種と設置方法をご提案いたしております。
また地デジ受信の確実性や、受信したい放送局などの条件によっては、ケーブルテレビをご利用されるという選択肢もございます。当あさひアンテナでは、地デジアンテナの設置にこだわらず、お客様のご要望を最優先に、もっとも確実かつリーズナブルな方法をご提案いたします。
下妻市は茨城県内では南西部にあたり、東京都に比較的、近い地域です。そのため東京スカイツリーからのNHK、広域民放および、筑波中継局、筑西中継局から送信されるNHK水戸の地デジ電波が市内の全域で受信可能です。ただ基本的に地デジアンテナは受信したい中継局の方向にアンテナを向ける必要があるため、市のほぼ南側に位置するスカイツリーと、東側に位置する筑波中継局および北東側に位置する筑西中継局の地デジ電波を受信するためには、それぞれの方向に向けた二台の地デジ電波の設置が必要となるケースもございます。また下妻市内でも現場の条件や受信する中継局によっては、もっとも適切なアンテナ機種や設置の位置、方向などにさまざまな条件が生じてまいります。
そのためお客様がご自身で購入された地デジアンテナでは、弊社の同タイプ国産アンテナより品質や性能が低い、現場の電波状態や設置位置に不向きなどの理由で、十分な地デジ受信性能を得られないことも考えられます。またたとえアンテナ本体価格は安価でも、本体価格と設置費用の総額が、弊社のアンテナ価格込み設置工事費より割高になることも十分に考えられます。
弊社ではアンテナ設置のご相談および、ご自宅を訪問して、現場でもっとも適切となる地デジ電波の調査、アンテナ設置工事費のお見積もりまですべて無料で行っております。
下妻市にて新しい地デジアンテナの設置や交換をお考えのお客様は、ご自身でアンテナを購入される前に、まずは弊社のフリーダイヤル(0120-540-527)へ、設置なさりたいアンテナ機種や視聴なさりたいテレビ局、また工事費用の目安など、ご納得いただけるまで、どのようなことでもご相談いただければ幸いです。
- Q
下妻市で地デジアンテナが故障したときはすぐ修理してもらえますか?
- A
その点はどうかご安心ください。弊社では他業者が設置したどのようなテレビアンテナでも、弊社フリーダイヤル(0120-540-527)にご一報いただければ、最短即日で職人が現場に出向き、修理対応させていただきます。
特に弊社が設置したテレビアンテナの場合は、業界最長クラスとなる、施工日から10年間のアフターフォロー体制をご用意しております。これは弊社がアンテナ設置技術に高い自信をもつ証でもあります。もし保障期間中、弊社が施工した各種アンテナにトラブルが発生したときは、すぐ弊社のフリーダイヤルにご一報ください。弊社職人が即座に現場へと駆けつけ、補償範囲内のトラブルであれば完全無料で復旧するようご対応させていただきます。
弊社ではアンテナ設置工事が完了した際、工事を担当した職人の自筆サイン入り保証書をお客様にお渡ししております。もしトラブルなどでお客様が対応をお求めの際は、まずこの保証書をご用意ください。ただ、なにぶん10年間の長期保証となるため、お客様が保証書を紛失された場合を想定して、弊社でも施工から10年間は、あらゆる工事の現場写真や保証書などを社内でデータベース化して保存しております。
アンテナ修理をご依頼される際、もし弊社の保証書が見つからない場合は、お電話でその旨をお伝えください。そしてお手数ですが、お客様のお名前やお電話番号、当時の工事内容や施工時期などを、お分かりの範囲内でお教えください。弊社側のデータベースで確認でき次第、あらゆる保証について、保証書をご提示いただいた場合とまったく同じ対応をさせていただきます。
余談ですが、風雨や雷、雪、雹、隕石、また外部からの落下物など、自然災害によりアンテナが損壊した場合は、火災保険の「風災保証」によって修理費が補償されるケースがございます。補償される内容は保険会社との約款によって異なりますが、当あさひアンテナでは、アンテナ修理だけではなく、修理費用に火災保険を適用なさりたいお客様のご相談にも対応しております。
弊社にアンテナ修理をお求めになる際、火災保険のご相談もいただければ、保険会社に提出する必要がある修理報告書、見積書、施工前後の写真など、補償請求書類をすべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉も、弊社の専門スタッフが全力でサポートいたします。下妻市にて突然のアンテナトラブルによってお困りの際は、アンテナ本体の修理から保険会社への対応まで完全にお引き受けする、当あさひアンテナにすべてお任せください。
下妻市 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの形式として、突然、ご自宅のテレビで地デジのテレビ番組がまったく映らなくなり、画面に「e201」「e202」「e203」などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナにトラブルが発生し、テレビが自己診断機能を働かせてエラーコードで原因を示している状態です。最近のテレビはコードと同時にトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なおエラーコードの種類は、トラブルの原因によって他にも数々のものがございます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが低下しているというエラーコードです。これは主にBS、CS放送で、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。BS、CS放送は衛星放送のため、悪天候では、波の乱反射によって電波状態が悪化するという弱点がございます。BSでは悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。地デジ放送では、このコードが表示されることは少ないのですが、周辺の電波状態の悪化やアンテナ機器のトラブルなどにより、ときに表示されることもございます。
「e202」は、テレビ本体ににまったく電波が届いていないというエラーコードです。原因は大風や地震などによるアンテナ角度のずれや倒れるといったトラブル。またアンテナ本体、アンテナ線、ブースター(増幅器)、分配器など、どこかに故障が発生したことも考えられます。また単純にテレビとアンテナ線との接触不良という場合もありますので、このコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナ線との接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止しているというエラーコードです。基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、このコードが表示される場合がありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビのリセットや、テレビとアンテナ線の接続部を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。まずお電話口にて、コードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約なされた時点ではじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金も一切発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へとお気軽にお電話ください。
下妻市 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
下妻市 てどんなところ??
茨城県下妻市は県内の南西よりに位置し、県西地域に含まれる市です。市域はやや正方形よりの矩形に近い形をしており、中央部には砂沼(さぬま)が位置し、東部には小貝川(こかいがわ)が、西部には鬼怒川(きぬがわ)が南北に通っているため水資源も豊かであり、比較的、肥沃な台地が広がっています。また市は県の内陸部にあたり、海からは50キロ以上も離れているため、夏の平均気温は24度、冬の平均気温は4度と、やや内陸型の性格が強くなる温暖な気候になっています。
また下妻地域の歴史は古く、縄文時代にあたる、およそ1万年前から人が住んでいたとみられています。「下妻」の名が資料にはじめて登場するのは、平安時代中期、935年(承平5年)の「和名抄」にある「しもつま」が最初とされています。そして漢字で「下妻」と記すようになったのは、おおむね鎌倉時代以降といわれています。
市域の歴史としては、室町時代から戦国時代には、武蔵七党の野与党を祖とする多賀谷氏が下妻城(多賀谷城)を築き、拠点としていました。そして江戸時代には下妻藩が置かれています。
明治以降は、1889年(明治22年)4月1日の町村制施行に伴い、真壁郡下妻町が発足します。1954年(昭和29年)4月1日には真壁郡騰波ノ江村、大宝村を編入し、6月1日には真壁郡上妻村、結城郡総上村、豊加美村、筑波郡高道祖村を編入して市制施行。(旧)下妻市となります。さらに2006年(平成18年)1月1日には結城郡千代川村を編入し、新たな下妻市になっています。
現在の下妻市は、全体的に水と緑の豊かな田園都市となっており、農業が盛んです。
下妻市の特産品には、古くから養豚業が盛んであったことから、ブタ(豚)の名産地になっています。茨城県の銘柄豚「ローズポーク」の山地のひとつで、精肉だけでなく加工も盛んに行われており、豚のしょうが焼きやみそ焼き、チャーシュー、トンカツなど、市内の各店が工夫を凝らした名物料理なども人気があります。
果物ではナシ(梨)が特産品で、甘みの強い幸水、淡い酸味がある豊水、実が大きく柔らかい新高などの赤梨が主な品種です。特に幸水を樹上で十分に完熟させた期間限定出荷の「下妻甘熟梨」は逸品といわれ、試行錯誤を重ね、幸水の繊細な香りを生かして誕生した「梨のリキュール」も名品となっています。また水利と豊かな台地に恵まれた下妻市は茨城県内でも有数の米どころであり、下妻産の「コシヒカリ」や、下妻発祥といわれる、もちもち食感が特長の「ミルキークイーン」などは、消費者からも好評を得ています。
下妻市の名所には、市の中央に位置する砂沼があります。砂沼は周囲およそ6メートル、面積およそ55ヘクタール、満水時の水深は約3メートルの農業用ため池で、茨城百景および農林水産省のため池百選に選定されています。
砂沼の周辺は「砂沼広域公園」として整備され、地形や自然を生かして、スポーツ、水生植物、遊歩道、沼のゾーンに分けられています。特に「観桜苑」は公園を代表するサクラ(桜)の園で、5ヘクタール以上の敷地内には約50種類、350本のサクラが植えられている他、6月にはおよそ2万9000本のハナショウブ(花菖蒲)が花を咲かせます。
南岸には観光物産販売所やカフェレストランを擁する「下妻市観光交流センター さん歩の駅サン・SUNさぬま」があります。また東岸と西岸は、西岸がY字型に分かれた砂沼大橋で結ばれています。橋の中央には市出身の彫刻家、市村緑郎さんによる「飛翔」像が置かれ、その足元からは童謡「ふるさと」やご当地ソング「砂沼夜曲」が流れる仕掛けになっています。
砂沼は秋、冬にはカモ類の生息地となり、コガモ(小鴨)、マガモ(真鴨)、カルガモ(軽鴨)などよく現れ、ときにはオナガガモ(尾長鴨)、ヒドリガモ(緋鳥鴨)、オカヨシガモ(丘葦鴨)なども見られます。魚類ではゲンゴロウブナ(源五郎鮒)、オイカワ(追河)、タモロコ(田諸子)などが生息しています。
かつての下妻城(多賀谷城)は、旧真壁郡下妻町の領域が収まるほどの広大さを誇りましたが、現在では城址を整備した多賀谷城跡公園にわずかに痕跡が見られるだけとなっています。また南北朝時代に「関城・大宝城の戦い」が行われた大宝城の遺構も、現在では土塁などが残っています。その他の市内の旧跡には、関東最古の八幡宮でアジサイ(紫陽花)やキク(菊)の名所でもある大宝八幡宮。多賀谷氏の菩提寺であり、隠れたサクラの名所でもある曹洞宗潜龍山多宝院。明治時代に設けられた分水施設で多数のレンガ水門が見られ、国指定有形文化財になっている江連用水旧溝宮裏両樋などがあります。
他にも市内の名所には、自然と人のふれあいをテーマに、さまざまな花が咲き誇る小貝川ふれあい公園。市の南の玄関口であり、季節にはシバザクラ(芝桜)やフジ(藤)が咲き誇り、冬場にはイルミネーションが点灯される、やすらぎの里しもつま。鬼怒川べりに、安全に川へ親しみ、豊かな自然を体験、学習する目的で整備された公園施設、鬼怒川水辺の楽校。ホテルや温泉施設、地ビールレストラン、農産物の加工施設や直売所などが一体化したビアスパークしもつま。まちなか広場である下妻市にぎわい広場 Waiwaiドームしもつま。多賀谷氏の居城をイメージした建築で、市の歴史と文化を紹介する下妻市ふるさと博物館。サーキットとしては日本で三番目の歴史を持つ筑波サーキット。市内の名産品、ご当地グルメなどが揃い、筑波山も望める道の駅しもつまなどがあります。
市内の祭礼、イベントには、年始の冬には、大宝八幡宮元旦祭や、ウォーキング大会の市民歩け歩け大会。また伝統行事として1月の小野子千手観音御開帳、高道祖神社道祖神祭。2月の大宝八幡宮節分祭。春には4月の砂沼桜まつり、大宝春の例大祭、多賀谷時代まつり。また肘谷豆入り観音講。5月の砂沼ヘラまつり、花とふれあいまつり、小貝川フラワーフェスティバル。梅雨から夏には、あじさいまつり。7月の祇園まつり、ふるさとまつり連合渡御、黒駒不動尊祭、桐ヶ瀬不動尊祭。8月の小野子千手観音御開帳、市内最大の夏祭りで、千人踊りや砂沼花火大会が行われる下妻まつり。また輪くぐり祭など。秋には9月のタバンカ祭、大宝秋の例大祭。10月のしもつま砂沼フェスティバル、砂沼フレンドリーフェスティバル。11月の大宝八幡宮菊まつり、下妻市文化祭・市民健康まつり、砂沼マラソン大会、宗任例大祭などがあり、伝統行事から市民イベントまで、一年を通してさまざまな盛り上がりを見せます。
下妻市を舞台にしたフィクションには、嶽本野ばらさんの小説および、同作が深田恭子さん、土屋アンナさんのW主演で中島哲也監督にって映画化された「下妻物語」があります。この作品はタイトル通り下妻市を舞台に、ロリータ少女とヤンキー少女の奇妙な友情を描いた物語であり、映画版では実際に下妻市と周辺地域でロケを行い、市内の様子が独特のテンポと映像感覚で描かれました。この映画はヒットを記録し、下妻市の知名度を全国的に高めることにも貢献しています。
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下妻市 の場所
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茨城県下妻市は県西地域に位置し、県全体では南西よりの地域にあたる市です。県西地域では東端の中央部に位置し、北側を筑西市に、東側をつくば市に、南側を常総市に、西側を結城郡八千代町に面しています。
下妻市は鬼怒川、小貝川や砂沼などの水利に恵まれた市で、古くから下妻城の城下として賑わった歴史を持ち、現在も主に田園地帯として栄えています。比較的、東京都心にも近く、また県内の主要地域へのアクセスも便利であり、環境のよさと利便性、また文化や自然の行楽スポットなどを兼ね備えた閑静な街として、非常に暮らしやすい市になっています。
下妻市の市章は、一見「F」の字を躍動的に意匠化し、縦線の下の先を外側にカールさせたようなデザインです。この市章は1954年7月1日に制定されたもので、市の頭文字「下」に躍進の意味をこめて右上がりとし、丸みを含む形状で、躍進に伴う行き過ぎと闘争を自覚して、円満協調を図らなければならないとの意味もこめられています。
下妻市は、福井県あわら市と2015年(平成27年)11月16日に、姉妹都市提携および災害時における相互応援に関する協定の調印を行っています。両市は下妻出身の戦国武将、多賀谷三経(みつつね)の縁で結ばれています。
三経は徳川家康の次男、結城秀康に仕え、1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いでは、越後(現在の新潟県)の上杉景勝への抑え役となった秀康の先陣を務めます。その後、秀康の越前(現在の福井県福井市)への転封に従い、現在のあわら市周辺に3万1千石の領地を与えられます。三経は山十楽に館を構え、現地をよく治めたことから、現在でもあわら市では「柿原の殿様」として親しまれています。
この歴史にちなみ、両市とも、互いの代表者が現地の三経にまつわる祭りなどに参加したことから親交が深まり、姉妹都市提携にいたりました。ちなみにあわら市は、あわら温泉で知られる温泉観光地であり、自然が豊かで米をはじめさまざまな農作物の名産地でもあります。また福井県出身の漫画家、きゆづきさとこさんの人気四コマ漫画「GA‐芸術科アートデザインクラス」に登場する美術部部長(ぶちょー)芦原(あわら)ちか子の名前の由来としても知られています。
下妻市の木はマツ(松)、市の花はキク(菊)です。
マツはマツ科のマツ属(タイプ属)の木です。木の高さは種類によって10メートルから50メートル近くになるものもあり、樹形もクリスマスツリー型や扇形など、環境によって変わってきます。種類によっては岩や砂ばかりの荒地でもよく育つことから、砂浜や海岸、日本庭園に植樹されて絶景を作り出したり、街路樹や庭木にもよく用いられたりします。また盆栽としても人気があります。
キクはキク科キク属の植物で、狭義にはイエギク(家菊)、栽培ギク(栽培菊)を示します。キクは観賞用としても古くから愛されている花です。日本で観賞用の多年草植物として園芸で発展してきた品種を和菊、西ヨーロッパで育種されて生まれた品種群を洋菊と呼びます。日本では奈良時代の末か平安時代の初めに中国から導入されたと考えられており、平安時代に入ってから「古今和歌集」などで歌にも詠まれるようになりました。鎌倉時代のはじめには後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み「菊紋」を皇室の家紋としたことから、日本の秋の花として広まりました。また江戸時代には園芸植物として品種改良も進んでいます。
下妻市のイメージキャラクターは「シモンちゃん」です。シモンちゃんは元々、旧下妻市の公式サイトの案内キャラクターとして誕生しました。市内には国蝶に指定されているオオムラサキ(大紫)の生息地があり、市が保護活動を行っていることから、オオムラサキをイメージしたキャラクターになっており、デザインも現在で三代目になります。基本的には歴代とも、背中に鮮やかな紫色をしたオオムラサキの羽がついた人の姿をしたキャラクターで、オオムラサキの妖精という設定になっています。
歴代シモンちゃんのうち、旧下妻市時代のキャラクターだった初代「シモン」はディズニーアニメ風、二代目の「ニューシモン」はアメリカンコミック風のデザインで、どちらも明確に女性という設定でした。その後、合併により新たな下妻市となった2006年に登場した現行の3代目シモンちゃんは、現代アニメ風のデザインで、フリルの着いた衣装にニーソックス、金髪ショートカットの、いわゆる「萌えキャラ」になっています。誕生当時、このようなデザインをした自治体の公式キャラクターは珍しく、大きな話題にもなりました。
ただ現在のシモンちゃんは、公式には性別が決められておらず、またシモンちゃんと同じ鮮やかな紫色の羽は、オオムラサキでもオスのものである(雌は地味な茶色の羽)こと。英語で「シモン(Simon)」は男性名であることなどから、実は美少年ではないかとの説もあります。
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下妻市 の鉄道路線
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関東鉄道
常総線
・宗道駅
・下妻駅
・大宝駅
・騰波ノ江駅
下妻市のバス
・関鉄パープルバス
・下妻市コミュニティバス「シモンちゃんバス」
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下妻市 の主要道路
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一般国道
・国道125号
・国道294号
主要地方道
・茨城県道15号結城下妻線
・茨城県道56号つくば古河線
一般県道
・茨城県道129号下妻常総線
・茨城県道131号下妻真壁線
・茨城県道133号赤浜谷田部線
・茨城県道214号沼田下妻線
・茨城県道217号皆葉崎房線
・茨城県道233号山王下妻線
・茨城県道333号宗道停車場線
・茨城県道334号下妻停車場線
・茨城県道357号谷和原筑西線
道の駅
・道の駅しもつま
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下妻市 出身の芸能人
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茨城県下妻市出身の著名人には、俳優、タレントの渡辺篤史さんがいます。渡辺さんは、テレビ時代劇「必殺シリーズ」においては、第6作「必殺仕置屋稼業」および第7作「必殺仕業人」にて、藤田まことさん演じる中村主水に忠実な密偵、捨三や、第20作「必殺渡し人」では、素手で相手の腸をねじる「必殺腸捻転」を使う渡し人、大吉を演じた他、数多くのテレビドラマ、映画などで俳優として活躍しています。また近年では住宅情報番組「渡辺篤史の建もの探訪」でも広く知られています。
またテレビアニメ「ブレンド・S」のヘタレなコンセプトカフェの店長、ディーノ。「刀剣乱舞‐花丸‐」の山姥切国広。「はたらく細胞」の白血球(好中球)など多くの役柄で知られ、茨城弁が特技だという声優の前野智昭さんも下妻市の出身です。
他にも、競馬シミュレーションゲーム「ダービースタリオン」の開発者として知られるゲームクリエイターの薗部博之さん。お笑いコンビ「江戸むらさき」のツッコミ担当、野村浩二さんと、ボケ担当の磯山良司さん。アルバムに「キス・ミー・ケイコ」などがあり、主にジャズ、歌謡曲のジャンルで活躍する歌手の西城慶子さん。現在の佐倉市生まれ、下妻市育ちで「アパートの女たちと僕と」などの作品がある作家であり、サボテン研究科でもあった龍胆寺雄さん。ロシア文学者、元東京大学教授で、トルストイ、ドストエフスキーなどの翻訳に携わった北垣信行教授。「花守日記」「明治初年の世相」などの著作がある詩人、歌人で、幕末、明治初期の研究も行っていた横瀬夜雨さん。木材の接合部に金物を使用しない「カンザシ工法」を開発した数寄屋建築の第一人者で、茶室の設計や歴史的建築物の復元や改修も多く手がける建築家の早川正夫さん。市内にある砂沼大橋の「飛翔」や「こしかけているひとII」「空高く」などの作品がある彫刻家の市村緑郎さん。幕末生まれ、明治から昭和初期にかけての政治家、実業家、教育者で、自由民権運動にも関わった飯村丈三郎さん。明治末期生まれの教育者で、2020年に110歳で亡くなられるまで国内最高齢男性でもあった福西基さんなどが下妻市の出身です。
またスポーツ界の下妻市出身者には、アテネオリンピック柔道女子78kg超級金メダリストである女性柔道家の塚田真希選手。2010年世界柔道選手権大会73kg級銅メダリストである元男性柔道家の粟野靖浩さん。2012年ロンドンオリンピックに出場した女子近代五種選手である黒須成美選手。プロレスラーの中野巽耀(中野龍雄)選手。阪神タイガースで内野手、外野手を務めるプロ野球選手の大山悠輔選手、大宮アルディージャ、水戸ホーリーホック、アルテ高崎などに所属した元サッカー選手で、現在はサッカーコーチを務める磯山和司さん。元サッカー審判員(元国際副審)で、現在は公益財団法人日本サッカー協会(JFA)のトップレフェリーグループマネジャーである宮島一代さんなどがいます。
下妻市 町域別対応エリア
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ア行
- 赤須(アカス)、伊古立(イゴタツ)、石の宮(イシノミヤ)、今泉(イマイズミ)、江(エ)、大木(オオキ)、大木新田(オオキシンデン)、大串(オオクシ)、大園木(オオゾノキ)、長萱(オサガヤ)、小島(オジマ)、小野子町1(オノコチョウ1)、小野子町2(オノコチョウ2)
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カ行
- 数須(カズス)、鎌庭(カマニワ)、亀崎(カメザキ)、加養(カヨウ)、唐崎(カラサキ)、北大宝(キタダイホウ)、鬼怒(キヌ)、桐ケ瀬(キリガセ)、鯨(クジラ)、黒駒(クロコマ)、五箇(ゴカ)
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サ行
- 坂井(サカイ)、坂本新田(サカモトシンデン)、砂沼新田(サヌマシンデン)、下宮(シタミヤ)、尻手(シッテ)、柴(シバ)、渋井(シブイ)、渋田(シブタ)、下木戸(シモキド)、下栗(シモグリ)、下田(シモダ)、下妻乙(シモツマオツ)、下妻甲(シモツマコウ)、下妻丁(シモツマテイ)、下妻丙(シモツマヘイ)、下妻戊(シモツマボ)、神明(シンメイ)、関本下(セキモトシタ)、宗道(ソウドウ)
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タ行
- 高道祖(タカサイ)、高道祖桜塚(タカサイサクラヅカ)、田下(タゲ)、田町1(タマチ1)、田町2(タマチ2)、大宝(ダイホウ)、筑波島(チクワジマ)
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ナ行
- 中居指(ナカイザシ)、中郷(ナカゴウ)、長塚(ナガツカ)、長塚乙(ナガツカオツ)、新堀(ニイボリ)、二本紀(ニホンギ)
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ハ行
- 羽子(ハネゴ)、原(ハラ)、半谷(ハンヤ)、比毛(ヒケ)、肘谷(ヒジヤ)、樋橋(ヒバシ)、平方(ヒラカタ)、平川戸(ヒラカワド)、平沼(ヒラヌマ)、福田(フクダ)、袋畑(フクロハタ)、古沢(フルサワ)、別府(ベップ)、堀篭(ホリゴメ)、本宿町1(ホンジュクチョウ1)、本宿町2(ホンジュクチョウ2)、本宗道(ホンソウドウ)
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マ行
- 前河原(マエガワラ)、見田(ミタ)、皆葉(ミナバ)、南原(ミナミハラ)、村岡(ムラオカ)、本城町1(モトシロチョウ1)、本城町2(モトシロチョウ2)、本城町3(モトシロチョウ3)
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ヤ行
- 柳原(ヤギハラ)、谷田部(ヤタベ)、山尻(ヤマジリ)、横根(ヨコネ)
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ワ行
- 若柳(ワカヤナギ)、若柳乙(ワカヤナギオツ)、若柳甲(ワカヤナギコウ)、若柳丙(ワカヤナギヘイ)