大阪府藤井寺市でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

藤井寺市 てどんなところ？？

大阪府藤井寺市は、府の中央からやや南東部で、南河内地域の北部に位置する市です。市域は東西に4.2キロ、南北に4.0キロで、面積は8．89平方キロと、大阪府の市の中ではもっとも小さな面積になっています。さらに日本全国の市の中で5番目に面積が小さい市でもあります。また市域は大阪平野の南東部で、市域の北の境界を流れる大和川（やまとがわ）と東端部に接する石川（いしかわ）の合流点に位置し、ほぼ平坦な地形になっています。
現在の藤井寺市にあたる地域は、古代文化の発祥の地といえます。石川と大和川の合流点の西側に段丘地形が発達し、この段丘面に巨大な古墳が築造されました。現在の市の北東部の地域、国府（こう）は、先土器時代より旧石器文化の栄えた場所であり、645年（皇極天皇4年）の大化の改新より以降には河内国府が設置され、名実とも河内の中心地となります。
古代には河内と大和を結ぶ大津道（長尾街道）や丹比道（竹の内街道）の要地として栄え、平安時代末期から鎌倉時代には清和天皇の子孫である源頼信が土着して河内源氏の祖となって以来、この地を本拠地として活動しました。またこの頃から各地に荘園が作られ、現在の市域には大和国興福寺領である「岡荘」が形成されました。
室町時代から戦国時代において河内国は畠山氏の守護国となり、戦国期には、畠山氏の家臣らによって津堂城山古墳上に「小山城」が築城されます。また観音信仰が盛んになるにつれて、葛井寺（ふじいでら）の門前町としても発展しました。一方で天神信仰の浸透は、後の道明寺天満宮の信仰へと発展してゆきます。
江戸時代初期、1615年（慶長20年）の大坂夏の陣では、市域内で道明寺の戦い（どうみょうじのたたかい）が行われます。この戦いでは、豊臣方が河内平野の隘路に兵を出し、徳川軍を迎え撃つ作戦を立てるも、前隊として早朝、現地に到着したのは勇将、後藤又兵衛基次の部隊のみで、他部隊がことごとく遅参したため、後藤隊は孤軍奮闘の末に壊滅し、又兵衛も討ち死にしたこと。そして作戦の破綻により豊臣方が総崩れになりかけるも、後隊として参陣した真田信繁（幸村）の活躍により態勢を立て直し、撤退したことで知られています。なお後藤隊以外の部隊が遅参したのは一般的に濃霧のためといわれていますが、当初からの作戦だったとするなどの諸説もあります。
江戸時代の市域は、大名領や旗本領、寺社領などが複雑に入り組んだ地になります。しかし中世以来の村落同士の自治的なつながりは、水利組織や宮座組織を通じて維持されていました。また当時は堺の経済商業圏に入っており、堺へ通じる長尾街道は非常に繁栄しました。
さらに当時の市域の地理的条件や自然環境を一変させた大和川付け替え工事は、1704年（宝永元年）(に完成し、新大和川が市域の北端に沿う天井川となり、石川合流点から西へ流れて大阪湾に注ぐようになりました。
明治維新以降、現在の藤井寺市にいたる歴史としては、1889年（明治22年）4月1日の町村制施行により、現在の市域に丹南郡長野村、志紀郡小山村、志紀郡道明寺村、志紀郡沢田村が成立します。1890年（明治23年）3月31日には道明寺村と沢田村が合併し、あらためて道明寺村となります。1896年（明治29年）4月1日には郡の統廃合により、各村の所属郡が南河内郡となり、同年5月4日には、南河内郡にもうひとつ存在した長野村との区別のため、長野村が藤井寺村へと改称します。1915年（大正4年）11月10日には藤井寺村と小山村が合併し、あらためて藤井寺村となります。
昭和以降は、1928年（昭和3年）10月15日に藤井寺村が町制を施行し、藤井寺町となります。また1951年（昭和26年）1月1日には道明寺村が町制を施行し、道明寺町となります。1959年（昭和34年）4月20日には藤井寺町と道明寺町が合併して、藤井寺道明寺町（ふじいでらどうみょうじちょう）が発足。1960年（昭和35年）1月1日に同町は美陵町（みささぎちょう）に改称します。
そして1966年（昭和41年）11月1日に美陵町が市制を施行し、美領市から即日改称して藤井寺市が誕生します。大阪府内では摂津市、高石市と同日の市制施行で、3市とも28番目の市でした。
近代の藤井寺市は、大正末期から昭和初期にかけて大阪鉄道（現在の近畿日本鉄道の一部）が藤井寺駅の付近に住宅や教材園、野球場などを建設して、田園都市として発展しました。現在では大阪市から南東へおよそ15キロの距離で、平坦さもあって同市のベッドタウンとして発展しています。鉄道網、道路網では、近鉄南大阪線が東西に、国道170号が南北に市を貫き、西名阪自動車道が通るなど交通の便が非常に発達しています。市内の市街地は、主に西部の藤井寺駅を中心とした地域と、東側の土師ノ里駅、道明寺駅を中心とした地域で発達しています。そのため小さな市ながら、人口密度は大阪府下でも8番目の高さであり、南河内ではもっとも高くなっています。
また、かつては藤井寺市といえば、プロ野球球団、近鉄バファローズの本拠地であった藤井寺球場が存在したことでも知られていましたが、同球場は2005年（平成17年）1月31日に閉鎖されています。
そして現在では、2019年（令和元年）7月6日、世界文化遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群（もず・ふるいちこふんぐん）」を構成する古市古墳群が存在する地として、隣接する羽曳野市と共に世界的に知られています。ちなみに百舌鳥古墳群は大阪府堺市に存在します。
古市古墳群は藤井寺市、羽曳野市に点在する、大型前方後円墳6基を含む123基（現存87基）の古墳で構成される古墳群です。そのうち26基が世界文化遺産に登録されており、他にも20基が国の史跡に指定されています。
古市古墳群のうち藤井寺市に位置する主要なものでは、築造年代は5世紀後半とされる前方後円墳の市ノ山古墳（允恭天皇陵）。全国では第16位の規模の古墳である前方後円墳、岡ミサンザイ古墳（仲哀天皇陵）。やはり前方後円墳の野中ボケ山古墳（埴生坂本陵、仁賢天皇陵）。市内では最大、古市古墳群では2番目、日本全国では第9位の規模を誇る古墳（前方後円墳）で、周堤が国の史跡に指定されている仲ツ山古墳（仲津姫命仲津山陵）。国の史跡でもある津堂城山古墳、古室山古墳。その他にも鉢塚古墳、大鳥塚古墳、鍋塚古墳、助太山古墳、三ツ塚古墳、赤面山古墳、蕃所山古墳、はざみ山古墳、野中古墳、青山古墳、割塚古墳などの古墳が存在します。
また市内に存在する、はさみ山遺跡は、旧石器時代から近世までの各時代の遺構や遺物が発見されている複合遺跡です。特に現在、判明している中では日本で最古の住居跡が見つかったことで知られており、後期旧石器時代の住居の構造が判明しています。国府遺跡（こういせき）も旧石器時代から中世にかけての複合遺跡であり、国の史跡に指定されています。
市内の寺社仏閣では、現在の藤井寺市の市名の由来ともなった葛井寺の存在が知られています。葛井寺は真言宗御室派の寺院であり、山号は紫雲山。西国三十三所第5番札所であり、藤井寺、剛琳寺とも称します。葛井寺は寺伝によると725年（神亀2年）に聖武天皇の勅願で僧侶、行基が創建し、古子山葛井寺（紫雲山金剛琳寺）の勅号を得たとされています。また発掘調査により7世紀中葉の西琳寺式軒丸瓦や7世紀後半の善正寺式軒丸瓦が出土しており、7世紀の後半には建立されたことが判明しています。
寺内では本尊の乾漆千手観音坐像（十一面千手千眼観世音菩薩像）が国宝に指定されている他、四脚門（西門）が国の重要文化財。鎌倉時代のものとみられる石灯籠と金銅宝塔が大阪府の指定有形文化財。平安時代の貴重な木造とみられる木造聖観音菩薩立像、木造地蔵菩薩立像が藤井寺市指定有形文化財になっています。
他にも市内の寺社仏閣には、長野県長野市にあり「牛に引かれて善光寺参り」のことわざで知られる信濃善光寺（しなのぜんこうじ）の元祖で、山号は南面山、元善光寺とも呼ばれる小山善光寺（おやまぜんこうじ）。菅原道真の作とされる本尊の木造十一面観音立像が国宝および国の重要文化財。木造聖徳太子立像、紺紙金字細字法華経などが重要文化財で、和菓子の材料として用いられる道明寺粉の発祥の地とされる、山号は蓮土山の尼寺、道明寺（どうみょうじ）。菅原道真などを祀る神社で、伝菅公遺品である各品が国宝。笹散蒔絵鏡匣1合・笹散双雀鏡1面が国の重要文化財。脇差 銘秀光が大阪府指定有形文化財。天神縁起絵扇面貼交屏風。石燈籠。河内国府遺跡発掘品が藤井寺市指定文化財である他、境内には80種800本の梅の木があり、梅の名所として「大阪みどりの百選」に選定されている道明寺天満宮（どうみょうじてんまんぐう）。辛国神社（からくにじんじゃ）などがあります。
藤井寺市の祭礼などには、葛井寺の8月9日の千日会式の日の参詣で、四万六千日の功徳が得られるとされ、本尊の千手観音像が開帳される千日参りと、毎月18日に千手観音像が開帳される観音会。道明寺天満宮の、菅原道真の故事にちなんだ、木彫りの「うそ鳥」が入った袋を「かえましょう、かえましょう」との掛け声と共に周囲の人々と交換しあう、1月25日のうそかえ神事や、3月25日に春を告げる神事として、菜の花が供えられ稚児行列が行われる他、また、梅の形をした菜の花色の団子が参拝者に授与される菜種御供大祭などがあります。
藤井寺市を題材にしたフィクションには、三原光尋監督による映画「あしたになれば。」があります。小関裕太さん、黒島結菜さん主演による本作は南河内地区を舞台とし、藤井寺市と羽曳野市、南河内郡太子町が撮影に協力しています。
また前述の「道明寺の戦い」は、大坂の陣を題材にし、特に後藤又兵衛や真田信繁を中心に描いた多くの作品で大きな見せ場のひとつとされ、小説では司馬遼太郎さんの短編「軍師二人」「売ろう物語」。テレビドラマではNHK時代劇「風神の門」や大河ドラマ「真田丸」などで描かれています。

藤井寺市 の場所

藤井寺市は、大阪府の中央部よりやや南東部、南河内地域の北部に位置する市です。大阪府の市ではもっとも小さな市域の北側を八尾市に、北東から東側を柏原市に、南側から南西側を羽曳野市に、南側の北寄りを松原市に接しています。
藤井寺市は小さな市ながら、世界文化遺産に指定された古市古墳群の存在により、隣接する羽曳野市と共に、現在では世界的な知名度を誇る市です。市域には他にも古墳や遺跡などの史跡、旧跡が豊富で、歴史と文化に恵まれています。また市域はおおむね平坦で大阪市の中心部にも近く、道路網、鉄道網などの発展もあって利便性も高く、ベッドタウンとして発展しています。総じて利便性が高く文化遺産にも恵まれている、閑静で暮らしやすい街だといえます。
藤井寺市の市章は、円形の「C」の形を太く描き、欠けの部分を真上にしたような形です。また下部の線には細い切れ目が入っています。この紋章は、藤井寺市内に数多く存在する巨大な前方後円墳と、国府遺跡から出土した縄文時代の耳飾りをモチーフとし、市民がひとつの輪になって、躍進する市をイメージしたものです。この市章は、1965年（昭和40年）6月25日に、当時の美陵町章として制定されたものを、市制施行により藤井寺市となった後も、市章として継承したものです。
藤井寺市の歌には、三上博司さん作詞、近藤圭さん作曲で、1973年（昭和48年）11月5日に制定された「藤井寺市歌」と、岩谷時子さん作詞、宮川泰さん作曲で、1984年（昭和59年）9月22日に制定された「藤井寺市民音頭」があり、それぞれ市の公式サイトに歌詞が掲載されています。また藤井寺市は奈良県山辺郡山添村と1984年9月27日に、中華人民共和国安徽省黄山市とは1994年（平成6年）11月9日に友好都市交流提携を結んでいます。
藤井寺市の木はウメ（梅）、花はキク（菊）です。これらのシンボルは1971年（昭和46年）11月3日に制定されました。
ウメはバラ科サクラ属の落葉高木です。ウメといえばサクラ（桜）に並ぶ春の花として、古来より日本で愛されている木です。俳句でも「梅」は春の季語ですが「早梅」「寒梅」や「探梅（たんばい、うめさぐる）」は冬の季語になります。またウメといえば、梅干をはじめさまざまな食品に用いられる「梅の実」の代名詞にもなっています。ウメは「万葉集」などにも数多く詠まれて、特に藤井寺市ゆかりの人物、菅原道真が梅を愛したことから、郷土の道明寺天満宮にちなむ知性豊かな木として市の木に選ばれました。
キクはキク科キク属の植物で、狭義にはイエギク（家菊）、栽培ギク（栽培菊）を示します。キクは観賞用としても古くから愛されている花です。日本で観賞用の多年草植物として園芸で発展してきた品種を和菊、西ヨーロッパで育種されて生まれた品種群を洋菊と呼びます。日本では奈良時代の末か平安時代のはじめに中国から導入されたと考えられており、平安時代に入ってから「古今和歌集」などで歌にも詠まれるようになりました。鎌倉時代のはじめには後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み「菊紋」を皇室の家紋としたことから、日本の秋の花として広まりました。また江戸時代には園芸植物として品種改良も進んでいます。キクを愛し、育てて観賞することは、情操の育成ともなることから市の花に選ばれました。
藤井寺市の公式キャラクターは「まなりくん」です。まなりくんは奈良時代に阿倍仲麻呂らと唐（中国）へ渡ったとされ、現在の藤井寺市出身という説もある遣唐留学生「井真成（いのまなり）」をモデルとしたキャラクターです。
10月10日生まれのまなりくんは、当時の学者風の衣装で、留学生らしくまだ若々しい感じのキャラクターです。実際の井真成は、2004年（平成16年）に中華人民共和国の西安市で墓誌（埋葬された人の経歴などを刻んで一緒に墓に入れられた石）が発見され、その存在が確認された人物です。まなりくんは2005年（平成17年）に一般公募から誕生したキャラクターです。その後、着ぐるみも登場し、故郷である藤井寺市を中心にさまざまなイベントなどで活躍しています。
まなりくんは学問では語学を好み、他にも古墳の散歩や身だしなみのチェックが好きです。特技は古市古墳群の名前が言えることと、じゃんけん。小山うちわがお気に入りで、好きな食べ物は桜餅です。葛井寺の近くに住んでおり、恋人募集中。藤井寺市の祭りや楽しいイベントによく出かけるそうです。

藤井寺市 の鉄道路線

近畿日本鉄道
南大阪線
・藤井寺駅
・土師ノ里駅
・道明寺駅
道明寺線
・道明寺駅

藤井寺市のバス路線
路線バス
・近鉄バス
藤井寺駅（北口）‐近鉄八尾駅方面
藤井寺駅前（南口）‐羽曳が丘方面
・公共施設循環バス（MKタクシー）

藤井寺市 の主要道路

道路
高速道路
・西名阪自動車道（藤井寺インターチェンジ）
一般国道
・国道170号（大阪外環状線）
・国道170号（旧道）
主要地方道
・大阪府道2号大阪中央環状線（旧道）
・大阪府道・奈良県道12号堺大和高田線
・大阪府道31号堺羽曳野線
一般府道
・大阪府道174号八尾道明寺線
・大阪府道186号大阪羽曳野線
・大阪府道189号道明寺停車場線
・大阪府道190号西藤井寺線

藤井寺市 出身の芸能人

藤井寺市出身の著名人には、映画「十三人の刺客（2010年／平成23年版）」「ゲゲゲの女房」など多くの作品に出演する女優の吹石一恵さん。「きみと生きたい」などの曲で知られるシンガーソングライター、ミュージシャン、ジャズピアニストで、映画「君は僕をスキになる」などに出演する俳優でもある大江千里さん。ファッションモデル、女優で、映画「偶然と想像」などに出演する森郁月さん。バトントワラー、ミュージカル俳優の河津修一さん。アイドルグループ「アイドリング!!!」「HOP CLUB」に所属し、現在は引退した元アイドル・タレントの野元愛さん。現在は芸能界を引退した4人組ダンスボーカルユニット「Lead」の元リーダーで、俳優、歌手活動も行った中土居宏宜さん。「恋の川」などの曲がある演歌歌手の井上由美子さん。「おとこの純情」などの曲がある演歌歌手の辰巳ゆうとさん。音楽アーティストの西矢ターボさん。（アーティスト）ラッパーのDOPEMANさん。ロックバンド「KCB」のドラマーで、ロックバンド「ORANGE RANGE」の元ドラマーであるミュージシャンのKATCHAN（北尾一人）さん。ファッションモデル（読者モデル）で、デザイナーとしても活動する米本紗弥香さん。元チューリップテレビ（TUT）アナウンサーでフリーアナウンサーの谷口菜月さん。フリーアナウンサー、テニスキャスターである吉崎仁康さんなどがいます。
文化、実業など諸分野では、日本の画家、イラストレーター、絵本作家で「ぼくがラーメンたべてるとき」などの作品がある長谷川義史さん。園芸家で園芸研究、園芸コンサルタント、バイオテクノロジスト、園芸書の執筆などを行う富山昌克さん。漫画家、小説家、ライターなどの活動を行う超常現象研究家で、サイエンス・エンターティナーを自称する飛鳥昭雄（あすかあきお）さん。アイリスグループ会長。アイリスオーヤマ株式会社代表取締役会長である実業家の大山健太郎さんなどが藤井寺市の出身です。
スポーツ界の藤井寺市出身者には、プロ野球界に、千葉ロッテマリーンズで投手、内野手、外野手を務めた元選手の柳田将利さん。千葉ロッテマリーンズの元投手で、現在は野球コーチを務める金森敬之さん。オリックス・バファローズの元投手で、現在は福岡県を拠点に野球スクールのオーナー、コーチングプロとして活動。ベーストピア株式会社代表取締役でもある前田祐二さん。またガンバ大阪、水戸ホーリーホックなどに所属した元プロサッカー選手の吉原宏太さん。元大相撲力士で現役時の最高位は東前頭筆頭。現在は若者頭・花ノ国である花ノ国明宏関などがいます。
また歴史上の人物では、中華人民共和国で発見された墓誌に、日本人留学生として記されていた姓名であり、飛鳥時代から奈良時代の遣唐使の留学生、井真成が、現在の藤井寺市の豪族、葛井（ふじい）氏の出身との説があります。