大阪府茨木市でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

茨木市 てどんなところ？？

大阪府茨木市は、府の北端、東西ではほぼ中央にあたり、北摂三島地域に位置する市です。大阪府と京都府の県境に位置し、南北に17.05キロ、東西に10.07キロの南北に細長い地形です。市域の北部はほぼ山地にあたり、老之坂山地、北摂山地の一翼をなし、豊かな自然が広がっています。南部には大阪平野の一部である三島平野が広がり、市街地が集中しています。
市内の山には北摂山系の石堂ヶ岡、竜王山、鉢伏山、高槻市にまたがる阿武山などが、河川には安威川、下音羽川、勝尾寺川、茨木川（佐保川）、大正川などがあります。
茨木市の市名はよく関東の茨城県と混同されますが、市名の由来は、イバラ（茨）の木が多く茂っていたことや、イバラを切って屋根をふいたことから「茨切（いばらきり）」がなまったなどの諸説があります。奈良時代後半の宝亀年間には「荊切」と表記されていましたが、鎌倉時代初期の正治年間には現在の「茨木」表記が主になっており、その間には「苅切」「茨城」などの表記も見られます。
茨木市は日本でも有数の古墳群地帯であり、古墳時代の初期から末期までの古墳が現存しています。平安時代には市域北部を東西に横切る西国街道（旧：山陽道）の往来が盛んとなります。この街道は江戸時代には参勤交代などにも利用され、郡山宿本陣（椿の本陣）が現在も残っています。
室町時代の前半に、楠木正成が市域の繁栄の基礎となる茨木城を築いて以降、一帯は城下町として栄えます。安土桃山時代には山間部一帯がキリシタン大名である高山右近の高槻藩領であったため、キリスト教が広まり、キリスト教が禁教となった江戸時代にも隠れキリシタンの里が山間に点在していました。江戸時代には幕府の天領となり、京都と大坂、丹波と大坂を結ぶ交通の要衝として栄えます。
明治維新以降、現在の市にいたるまでの歴史は、1889年（明治22年）4月1日の町村制施行により、島下郡茨木村が発足。1896年（明治29年）4月1日には郡の統廃合により三島郡の所属となります。1898年（明治31年）10月14日には町制を施行して茨木町が発足。
そして1948年（昭和23年）1月1日に、三島郡茨木町、春日村、三島村、玉櫛村が合併して市制を施行。茨木市となります。大阪府では13番目の市でした。その後、1954年（昭和29年）2月10日には三島郡安威村、玉島村を、1955年（昭和30年）4月3日には三島郡福井村、石河村、見山村、清渓村を市域に編入。同年4月15日には清渓村の一部であった大字高山を豊能郡東能勢村（現：豊能町）へと編入。1956年（昭和31年）12月25日には箕面市の一部を、1957年（昭和32年）3月30日には三島郡三宅村を市域に編入。同年7月1日に旧三宅村の一部を三島郡三島町（現：摂津市）へ編入。同年12月28日には吹田市の一部を編入。1960年（昭和35年）4月1日には旧三宅村の一部を三島郡三島町（現：摂津市）へ編入。1999年（平成11年）2月1日に市域の一部（大字粟生岩阪）を箕面市に編入して、現在の市域にいたっています。
今日の茨木市は、施行時特例市に指定され、中枢中核都市に選定されている市です。山地にあたる市の北部には豊かな田園地帯が広がり、南部の低地では鉄道網が発達して住宅地が広がり、ビルなどの建物も多く見られます。市内には多くの鉄道が通っており、大阪市の都心といえる梅田までは15分程度で移動できます。
茨木市は戦後より大阪市のベッドタウンとして人口が増加し、工場なども集まりました。特に1970年（昭和45年）に隣接する吹田市で行われた日本万国博覧会に伴い、急速に市街地の整備が進みます。現在ではJR茨木駅、阪急茨木市駅の付近にマンションが多く建設され、通勤通学に便利な文教都市として人気を集めています。
市内の産業では、北大阪の物資集散地としての役割を担っている他、内陸工業地の適地として大企業やその関連企業、各種中小企業の進出による工業地帯を形成しており、工業製品の出荷額は大阪府内の衛星都市の中でも上位になっています。また近年の都市発展に伴い、大規模量販店なども市内に数多く進出しています。農業の特産品では、三島独活（ウド）、見山赤しそ（紫蘇）、龍王みそ（味噌）などがあります。かつては寒天も名産でしたが、現在では生産されていません。
茨木市の名所には、高名な建築家、安藤忠雄さんの設計による茨木春日丘教会（通称：光の教会）。安威川上流の景勝地で、緑に囲まれ奇岩奇石が散在し、夏には釣り客で賑う他、龍仙の滝もある竜仙峡。江戸時代中期の当地の庄屋、畑中権内が独力で掘ったと伝えられる深山水路（権内水路）。茨木川の付け替えの後、元の茨木川が流れていた地を公園として整備した地で、サクラ（桜）の名所であり「大阪みどりの百選」に選ばれている元茨木川緑地などがあります。
市内の史跡、旧跡では、城跡に、現在では宅地化され、遺構の見られない前述の茨木城跡。やはり遺構が残っていない三宅城跡。土塁の跡が残る安威城跡。多くが田畑となっている福井城跡。平安時代末期に築城されたと考えられる太田城跡。遺物の発掘によって確認された佐保来栖山砦跡。安威砦跡。水尾城跡などがあります。
寺社には、茨木城の搦手門が移築されている茨木神社。鎌倉時代の石灯籠が国の重要文化財である倍賀春日神社。開基の藤原山蔭が四条流庖丁道（料理作法）を定めたことから料理人の信仰を集め、本堂などが市の指定有形文化財でもある総持寺。本尊の如意輪観世音菩薩と四天王立像が平安時代のものとして国の重要文化財に指定されている他、紅葉の名所としても名高い大門寺などがあります。
また前述の郡山宿本陣は、御成門脇に咲く椿から「椿の本陣」とも呼ばれ、国の史跡に指定されています。市の最北部、京都府との境界付近は隠れキリシタンの里といわれ、信仰を示すさまざまな品が伝わっており、現在、それらの品は茨木市立キリシタン遺物史料館に展示されています。
市内の古墳、遺跡では、日本全国では第21位の規模の古墳で。5世紀半ば、古墳時代中期の築造と推定され、宮内庁によって継体天皇陵に指定されている太田茶臼山古墳。国の史跡で、埋葬者は藤原鎌足と推定される阿武山古墳。弥生時代の大規模環濠集落や古墳時代、中世の遺構を含む複合遺跡である東奈良遺跡。縄文時代の水田跡などが発見されている牟礼遺跡などがあります。
茨木市の祭礼、イベントには、3月から4月に元茨木川緑地で行われる市民さくらまつり。5月に開催される茨木音楽祭。7月に行われる茨木神社夏祭、茨木フェスティバル。8月に行われる辯天宗夏祭奉納花火大会。9月の全国クラフトビールとロックのフェス、茨木麦音フェスト。他に、いばらき光の回廊～冬のフェスティバル～、農業祭などがあります。

茨木市 の場所

茨木市は大阪府の北端、東西のほぼ中央で、北摂三島地域に位置する市です。市域は南北に細長く、東側を高槻市に、南側を摂津市に、南西側を吹田市に、南側中央を箕面市に、北西側を豊能郡豊能町に接しています。また北側は京都府亀岡市に面しています。
茨木市には古墳が多く、茨木城の城下町、また京都と大阪の中継点として古くより栄えた地です。今日では大阪市のベッドタウンとして南部の市街地が発展しています。一方、北部は山地にあたり豊かな自然も擁します。鉄道網も豊富で大阪市の都心部や京都方面にも出やすく、総じて整備された市街地と、豊かな自然や史跡をもち、利便性も高く、住宅地としては大阪府内でも非常に人気の高い市です。
茨木市の市章は、市名の「茨」の字を、円の中央で平和の象徴であるハト（鳩）が羽ばたく形にデザインしたものです。市制が施行された1948年の8月31日に制定されたもので、地理的な条件に恵まれ、産業や文化などの発展が期待できる当時の市を象徴したものです。
茨木市の花はバラ（薔薇）、市の木はカシ（樫）です。これらは市制20周年と万博開催を記念して1967年（昭和42年）11月3日に、市内でのアンケートを元に制定されました。
バラはバラ科バラ属の植物の総称、または特に園芸種である園芸バラ、栽培バラの総称です。バラは主に低木やつる植物であり、葉や茎に棘があることでも知られ、名称「バラ」も和語で「いばら（茨）」が転じたものです。元来は5枚の花びらを持つ花でしたが、園芸種では八重咲きが大半になります。色も品種によって様々ですが、いわゆる「バラ色」は、赤とマゼンタと中間的な紅色です。バラといえば高貴で華やかな一方、棘があって危険なイメージから「美しいバラには棘がある」などの慣用句もあり、美しさと魔性の象徴ともされます。バラは、茨木の地名「いばら」にもつながり、その花は広く市民の間で愛されています。
カシは、ブナ科の常緑高木の一群の総称ですが、クスノキ科の一部にも葉などの類似からカシと呼ばれるものがあります。カシは常緑性の木で、主に春の終わりからから初夏に花を咲かせます。実はいわゆるドングリ（団栗）になります。庭木として民家の垣根などに植えられることが多く、防音、防風、また防火のための木として好まれます。また漢字の「樫」の通り木質が堅いことから材木としても使われますが、ただ乾燥しにくく加工もしにくいという難点もあります。カシは、古来より野生木として市内に生育し、庭木や生垣などで市民に親しまれています。またかつての茨木城主、中川家の家紋「抱きかしわ」との関係も深く、そのたくましさが市の象徴にふさわしいことから選ばれました。
茨木市のキャラクターには、茨木市観光協会のキャラクターで、観光特任大使でもある「いばらき童子」がいます。いばらき童子は、市に伝わる民話「茨木童子」を題材にした赤鬼のキャラクターです。
伝承上の茨木童子は、生まれついて歯が生え揃っていた鬼とされる子供で、捨てられて髪結（現在の理髪店）の夫婦に拾われ、長じて伝説的な鬼（盗賊）の棟梁、酒呑童子の子分となります。その後、酒呑童子を討伐に来た源頼光の一行に一味が討ち果たされた後、ただ一人、逃げ延びたと伝えられます。また実は女性で、酒呑童子の恋人だったとする説もあります。
いばらき童子は、赤鬼らしい金棒と大きな目がチャームポイントの愛嬌ある姿で、元気で人懐っこい性格です。床屋を手伝っていたとの伝承から、髪型は横に流しておしゃれに決めています。
また茨木市の子育て応援キャラクターは「いばらっきーちゃん」です。いばらっきーちゃんは、市の花である赤いバラをモチーフにしたゆるキャラで、誕生日は10月31日。体重は、茨木市の児童数とかけて16,000本のバラと同じ。特技はけん玉で、得意技は大皿。好きな食べ物は、ゆかりご飯で、笑顔がチャームポイント。好きな色は青というキャラクターです。
他にも茨木市のプラネタリウムのマスコットキャラクターに「プラネタ童子」がいます。
プラネタ童子は2007年（平成19年）2月22日に幼児のためのプラネタリウム「お星さま、みぃつけた」でデビューし、いばらき童子にちなんで名付けられました。頭とパンツに星マークを付けた上半身裸の姿で、大人っぽい顔ながら力士ではなく、実は赤ちゃんです。そのため顔が大きく、実は交野市のキャラクター、おりひめちゃんが好きだそうです。常に茨木の星空を守っています。赤ちゃんのため世界中の空まで守る力はまだないそうで、星が見やすくなるよう、手にしたプラネタスティックで空気をきれいにしています。テーマソングはロックバンド「聖飢魔Ⅱ」ボーカリスト、デーモン閣下さんが歌う「地上の星」だそうです。

茨木市 の鉄道路線

西日本旅客鉄道（JR西日本）
東海道本線（JR京都線）
・JR総持寺駅
・茨木駅
阪急電鉄（阪急）
京都本線
・南茨木駅
・茨木市駅
・総持寺駅
大阪モノレール
本線
・宇野辺駅
・南茨木駅
・沢良宜駅
彩都線
・阪大病院前駅
・豊川駅
・彩都西駅

茨木市のバス路線
路線バス
・阪急バス
・近鉄バス
・京阪バス
高速バス
・阪急バス
・阪急観光バス
・新潟交通
・近鉄バス
・関東自動車
・山梨交通
・福島交通
・しずてつジャストライン
・京王バス
・京成バス

茨木市 の主要道路

高速道路
・吹田ジャンクション
・名神高速道路
・近畿自動車道
・新名神高速道路
一般国道
・国道171号
主要地方道
・大阪府道1号茨木摂津線
・大阪府道2号大阪中央環状線
・大阪府道4号茨木能勢線
・大阪府道14号大阪高槻京都線
・大阪府道15号八尾茨木線
・大阪府道19号茨木寝屋川線
・大阪府道43号豊中亀岡線
・大阪府道46号茨木亀岡線
一般府道
・大阪府道109号余野車作線
・大阪府道110号余野茨木線
・大阪府道114号忍頂寺福井線
・大阪府道115号萩谷西五百住線
・大阪府道126号総持寺停車場線
・大阪府道129号南千里茨木停車場線
・大阪府道132号高槻茨木線
・大阪府道133号鳥飼八丁富田線
・大阪府道136号茨木停車場線
・大阪府道138号三島江茨木線
・大阪府道139号枚方茨木線
・大阪府道143号沢良宜東千里丘停車場線

茨木市 出身の芸能人

茨木市出身の著名人には、俳優に、スペシャルドラマ「必殺仕事人2007」の玉櫛役など、多くの作品で活躍する水川あさみさん。特撮ドラマ「仮面ライダー響鬼」のザンキ／仮面ライダー斬鬼役などで知られる松田賢二さん。映画「葬式の名人」などに出演する尾上寛之さん。特撮ドラマ「世界忍者戦ジライヤ」主役の山地闘破／磁雷矢を演じ、のちに現実の戸隠流忍術第三十五代宗家に指名された筒井巧さん。映画「群青の夜の羽毛布」などに出演し、声優、エッセイ執筆なども行う本上まなみさん。宝塚歌劇団専科に所属する美穂圭子さん。劇団「売込隊ビーム」座長の山田かつろうさん。兄弟とも幼児期まで市内に在住した、必殺シリーズ第4作「暗闇仕留人」13話の強烈な頭突きを使う国学者、佐島昌軒など多くの役を演じる兄の山本學さん。弟で映画「いのちぼうにふろう」などに出演する山本圭さんなどがいます。
文学、芸術分野では、映画化された「サンブンノイチ」などの作品がある小説家、脚本家で俳優も務める木下半太さん。「大地に立つ子」などの作品がある小説家、児童文学作家の二反長半さん。映画化された「コーヒーが冷めないうちに」などの作品がある小説家、脚本家、演出家の川口俊和さん。映画「君が世界のはじまり」や小説「おいしい家族」などの作品がある映画監督、小説家の、ふくだももこさん。映画「いのちスケッチ」などを手掛けた脚本家、映画監督、プロデューサーの作道雄さん。エッセイストで元テレビプロデューサーの、たかのてるこ（高野照子）さん。「ともだちパズル」などの作品がある漫画家、絵本作家の、おーなり由子さん。現代美術作家のヤノベケンジさんなどがいます。
音楽関係では、茨木市生まれ、熊本県熊本市育ちで、「私がオバさんになっても」などの曲で知られる歌手の森高千里さん。「替え歌メドレー」などのコミックソングで有名な歌手、タレントの嘉門タツオ（嘉門達夫）さん。音楽グループ「関ジャニ∞」元メンバーで歌手の渋谷すばるさん。アイドルグループ「NMB48」元メンバーで歌手、シンガーソングライターの山本彩さん。アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」メンバーの髙木雄也さん。声楽家の岸本力さん。歌手の真奈尚子さん。ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」メンバーの中務裕太さん。ダンスボーカルグループ「SUNLITE」メンバーのRYOHEYさん。ロックバンド「カブキロックス」のボーカル、氏神一番さん。ロックバンド「ウルフルズ」ドラマーのサンコンJr.さん。ロックバンド「HOUND DOG」ドラマーの橋本章司さん。ロックバンド「フジファブリック」のギター、ボーカルである山内総一郎さん。現代音楽の作曲家で、数学者、物理学者、宗教学者、哲学者でもある松下眞一さんなどが茨木市の出身です。
タレント、芸人などでは、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」元メンバーで、現在は主にYouTuberとして活動する宮迫博之さん。落語家の桂吉弥師匠。漫才コンビ「濱根・杉本」の杉本美樹さん。お笑いコンビ「さらば青春の光」の東ブクロさん。マジシャンの亜空亜shinさん。2007年サッポロビールイメージガールであるタレントの藤間あゆ美さん。気象予報士としてニュース番組などの天気予報を担当する美濃岡洋子さん、米津龍一さんなどが茨木市の出身です。