大阪府和泉市でテレビアンテナ工事をお考えの方へ

和泉市 てどんなところ？？

大阪府和泉市は府の南西部に位置し、泉北地域に属する区です。市域は南北に細長く、南東から北西方向へと低くなり、南部には和泉山脈が連なっています。中部と北部には丘陵が伸びており、北西部に平地が広がっています。
市内の山には槇尾山（まきおさん）、三国山（みくにやま）、信太山（しのだやま）などがあり、河川には槇尾川（まきおがわ）、松尾川（まつおがわ）、東槇尾川（ひがしまきおがわ）、父鬼川（ちちおにがわ）などがあります。池には光明池（こうみょういけ）、梨本池、谷山池、戸立池、大野池、中津池などがあります。また和泉市は泉州の市で唯一、大阪湾に面していない内陸の市になります。
和泉市の市域からは旧石器時代の石器が発見されており、古代から人が暮らしていたと考えられ、市内には土器や石器、木製品など多くの文化財が出土した全国有数の弥生時代の集落遺跡、池上曽根遺跡をはじめ、古代の遺跡、古墳などが多く見られます。
奈良時代には市域が和泉国（いずみのくに）の中心地にあたり、その政治を司る国府が現在の府中町に置かれました。平安時代には熊野詣の参詣道になる熊野街道が市域を通り「蟻の熊野詣」といわれるほどの賑わいを見せ、現在でも小栗街道として当時の面影を残しています。江戸時代には幕府の天領、伯太藩領などになり、特産の和泉木綿や農業の発展により発展します。明治以降も綿織物やミカン（蜜柑）などの農業で栄えました。
明治維新以降、今日の和泉市および市域にいたる歴史としては、1889年（明治22年）4月1日の町村制施行により、和泉郡国府村、郷荘村、伯太村、北池田村、南池田村、北松尾村、南松尾村、西横山村、東横山村、南横山村、南王子村、信太村の12村が発足します。
1896年（明治29年）4月1日には、郡の統合により泉北郡が成立。1903年（明治36年）5月1日には、西横山村と東横山村が合併して泉北郡横山村に。1933年（昭和8年）4月1日には国府村、郷荘村、伯太村が合併して町制施行して泉北郡和泉町に。1943年（昭和18年）10月7日には南王子村が町制を施行し、泉北郡八坂町となります。
そして1956年（昭和31年）9月1日に、和泉町、北池田村、南池田村、北松尾村、南松尾村、横山村、南横山村が合併して市制を施行し、大阪府下では第23番目の市、和泉市が発足します。1960年（昭和35年）8月1日には泉北郡八坂町、信太村を編入し、現在の市域にいたっています。市名の由来は、国府が存在したことから旧国名の「和泉」を受け継いだものです。
現在の和泉市は、昭和の後半より大阪都心のベッドタウンとして開発が進み、一時は大阪府下における人口増加率で1位を記録するほどになり、宅地造成が活発に行われました。現在でも泉北地域の自治体では人口増加率がもっとも高く、市では新しい道路や施設の整備、企業誘致、観光振興などさまざまなサービスに力を入れています。また2012年（平成24年）には、「ココロ トリコ イズミ」をキャッチフレーズに採用し、都市環境と豊かな自然が調和した「トカイナカ」のシティプロモーションも行っています。
市内の産業では、農業では、主にスイセン（水仙）、キク（菊）などの花卉栽培や、ミカン、野菜、米などを生産しており、市内には和泉市や近郊のスーパーへ直接、出荷している農家もあります。
工業では、市内に工業団地「テクノステージ和泉」が設置されており、現在では100を超える企業、工場が集積しています。工業の特産品では綿製品、ガラス工芸、人造真珠、アルミサッシなどの金属加工製品、各種電子機器などがあります。商業では市内に大型ショッピングセンターや、家電店などの大型商業施設が多く立地しています。
平坦な市内の北西部に位置する和泉府中（いずみふちゅう）は、和泉国の国府が置かれたとされる府中町を中心とする地域で、市役所や市立病院、警察署など市の行政、公共関連施設が位置しています。また和泉府中駅に隣接してスーパーマーケットや図書館、スポーツクラブやクリニックなどが入居する複合施設「フチュール和泉」が存在します。
市中部の丘陵部、和泉中央（いずみちゅうおう）は、ニュータウン「トリヴェール和泉」を中心とした地域で、住宅地として人気を集めています。また堺市にまたがる光明池（こうみょういけ）の一帯にも、高層マンションやショッピングセンターが多く立地しています。
ちなみに光明池の地名は、奈良時代の人物で聖武天皇の皇后であり、仏教の庇護者や能書家としても知られる光明皇后が、今日の和泉市の出身とされており、その生誕の地である伝説に由来しています。
市内の名所、旧跡には、泉大津市にまたがる池上・曽根遺跡（いけがみそねいせき）があります。この遺跡は、総面積およそ60万平方メートルにいたる環濠（溝）に囲まれた広大な集落の遺跡であり、そのうち約11万5千平方メートルが国の史跡に指定されています。また遺跡内には池上曽根遺跡史跡公園、池上曽根弥生情報館、弥生学習館などの施設もあります。
標高600メートルの槇尾山は、標高およそ500メートルの地点に高僧として知られる行基、空海ゆかりの古刹、施福寺（せふくじ）があり、参拝登山者が多い他、中腹には、多目的ホール、談話コーナー、食堂、浴室などを備えた和泉市立青少年の家もあります。八ヶ丸山頂の展望台からは、大阪湾や六甲山、淡路島、関西国際空港などが一望でき、シーズンにはミカン狩りなども楽しめます。他にも全長100メートルのローラー滑り台、アジサイ（紫陽花）園、芝生広場などがあり、一般の登山、ハイキング客にも人気の高い山です。
前述の熊野古道（くまのこどう）は世界文化遺産に登録されており、大阪府（特に泉州地域）では小栗街道（おぐりかいどう）の別名で知られています。
信太の森（しのだのもり）は「葛の葉伝説（くずのはでんせつ）」で広く知られています。この伝説は、安倍野（現在の大阪市阿倍野区）に住んでいた伝説上の人物、安倍保名が信太の森を訪れた際、狩人に追われる白狐を助け、その際に負傷します。そこに葛の葉という女性が現れて保名を介抱し、その後も何度か見舞ううちに二人は恋仲となり、結婚して童子丸という子供をもうけます。
この童子丸が5歳のとき、葛の葉の正体が助けられた白狐であると知られ、葛の葉はすべて稲荷大明神（宇迦之御魂神）の仰せであると告白し「恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」という一首を残し、信太の森へと帰ってゆきます。
そして成長した童子丸は、平安時代の陰陽師として名高い、安倍晴明（あべのせいめい）になるというものです。これは室町時代の頃に成立したとされる、あくまで伝説ですが、のちに歌舞伎や人形浄瑠璃の題材となり、現代のフィクションにも大きな影響を与えています。
前述の光明池には、同名の光明池というため池があり、光明寺大橋がかけられている他、周辺は「光明池緑地」として整備され、遊歩道、体育館、屋外運動施設などがあります。また野鳥が多く見られるため「野鳥の森」とも呼ばれ「大阪みどりの百選」「大阪ミュージアム」にも選定されています。
和泉黄金塚古墳（いずみこがねづかこふん）は4世紀後半頃のものと推定される前方後円墳で、古墳としては国の史跡に、出土品は国の重要文化財に指定されています。他にも市内には観音寺山遺跡などが存在します。
市内の公園には前述の他に、季節ごとにスイセンやラベンダー、コスモス（秋桜）などが咲く花の農場や日本庭園、多目的グラウンドなどがある和泉リサイクル環境公園。サクラ（桜）の名所である黒鳥山公園。和泉市指定史跡である信太の森の鏡池史跡公園などがあります。
美術館や博物館には、東洋古美術を中心とした和泉市久保惣記念美術館。日本で唯一、弥生時代をテーマとする大阪府立弥生文化博物館。いずみの国歴史館。信太の森 ふるさと館。コープ・ラボ たべる たいせつミュージアムなどがあります。
市内の寺社仏閣では、前述の槇尾山施福寺の他、役小角の開山伝承がありモミジ（紅葉）の名所としても知られる松尾寺（まつおでら、まつおのでら、まつおじ）。寺院内の井戸に雷の伝承があり、落雷を避けるおまじない「くわばらくわばら」の伝説の地のひとつである西福寺（さいふくじ）。光明皇后の安産祈願に行基が開山したと伝えられる阿弥陀寺。石尾のお大師さんとして親しまれる石尾山弘法寺（こうぼうじ）。蔭凉寺。布引不動尊。また総社本殿が国の重要文化財であり、旧国名、市名の由来となった「和泉清水」がある泉井上神社（いずみいのうえじんじゃ）。豊臣秀頼の寄進による本殿などが国の重要文化財である聖神社（ひじりじんじゃ）。前述した「葛の葉」の伝承がある信太森葛葉稲荷神社（しのだのもりくずのはいなりじんじゃ）と、その摂外社で白狐の化石（ばけいし）がある舊府神社（ふるふじんじゃ）。春日神社。伯太神社。八坂神社などがあります。
道の駅や産地直売所には、道の駅いずみ山愛の里。葉菜の森。主に花や園芸用品を扱う国華園などがあり、温泉にはケイエスビー弥生の里温泉。和泉市立小栗の湯があります。また市内にある陸上自衛隊信太山駐屯地には近代洋風建築20棟があり、唯一公開されている資料館「修史館」は。1919年（大正8年）築の旧将校集会所です。
また信太山丘陵（しのだやまきゅうりょう）は、良好な湿地がほとんど残っていない大阪府において、大小多数の池沼と湿地群があり、貴重な自然や生態系が残っている地であり、絶滅危惧種である多くの植物や、珍しい鳥類なども観察できる貴重な地域です。
市内のイベントには、1月に陸上自衛隊信太山演習場をメイン会場に行われる信太山クロスカントリー大会。9月にご当地グルメや市内の商業活性のために行われる、いずみの国グルメグランプリin和泉。10月に行われる和泉だんじり祭（秋祭り）。11月3日の文化の日に和泉府中駅前を歩行者天国して行われる、いずみ音楽祭。同じく11月のランバイクいずみチャレンジカップなどがあります。

和泉市 の場所

大阪府和泉市は、区の南部に位置して南端部に接し、泉北地域に属している市です。市域は南北に細長く、東側の北寄りを堺市に、南寄りを河内長野市に、北側を高石市に、北西側の北寄りを泉大津市に、南寄りを泉北郡忠岡町に接しています。また南端側は和歌山県伊都郡かつらぎ町に面しています。
和泉市はかつての和泉国の中心部で古代の遺跡、古墳なども多く見られる歴史の豊かな町です。南部には和泉山地が広がって自然が豊かな一方、中部の丘陵地、北部の平地は、大阪都心のベッドタウンであり、商業施設なども豊富なニュータウンとして開発が進んでいます。また農業や工業も盛んです。鉄道網、道路網により大阪都心をはじめ各地域へのアクセスも便利で、自然に恵まれ日常生活や文化施設も数多く整備されている「トカイナカ」として、大阪府内でも暮らしやすく、非常に人気の高い都市のひとつになっています。
和泉市の市章は、市の花であるスイセンをモチーフに、花を横から見た断面のような模様の左右に、弧を描く線が入っているものです。これは和泉市の「泉」の図案化でもあり、明瞭な進展と清浄性を表現しています。この市章は1957年（昭和32年）3月に制定されました。
和泉市歌は葛城天牛さん作詞、川澄建一さん作曲によるもので、市章と同じく1957年に制定されています。また2006年（平成18年）に制定された市民愛唱歌に「ふるさと翔歌」があり、作詞は保岡直樹さん、補作詞は島田陽子さん、作曲は宮崎剛さんになります。
和泉市は隣接する和歌山県伊都郡かつらぎ町と、1988年（昭和63年）6月22日に友好都市提携を締結しています。海外では中華人民共和国江蘇省南通市とは、同じく繊維産業が盛んなことから1993年（平成5年）4月24日に、アメリカ合衆国ミネソタ州ブルーミントン市とは人口や面積、立地条件などの類似から、1993年11月24日に友好都市提携を締結しています。
和泉市の花は前述のスイセン、市の木はクスノキ（楠、樟）です。スイセンはヒガンバナ科の属のひとつであるスイゼン属の植物の総称です。この属にはニホンズイセン、ラッパスイセンなど色や形の異なる種や品種が多くありますが、多年草で、主に冬から春にかけて白や黄の花を咲かせる品種が多くなります。園芸用としてさまざまな品種が愛好されていますが、有毒植物でもあり、葉がニラ（韮）に酷似しているため誤って食べてしまう事件もときおり発生しており、注意が必要です。鎌倉時代、日本で最初にスイセンが栽培された地が、現在の和泉市にあたる地域であったといわれています。
クスノキはクスノキ科ニッケイ属の常緑高木で、クス、ナンジャモンジャなどの別名もあります。こんもりした樹形になり、幹の直径が10メートル以上の巨木になることも珍しくありません。白く淡い黄緑色の小さな花が5月から6月に咲き、10月から11月頃には、青緑から黒紫の小さな丸い果実がつきます。クスノキの木材などを蒸留することで、防虫剤や医薬品に用いられる樟脳が得られます。俗にいう「カンフル剤」も樟脳のことで、かつて強心剤に使われたことに由来します。そのため木全体にも樟脳の芳香があります。このにおいから「臭し（くすし）」や「薬（樟脳）の木」がクスノキの語源という説もあります。市内では歴史的にも有名な松尾寺、葛葉稲荷神社などでその威容が見られます。
和泉市イメージキャラクターは「コダイくん」「ロマンちゃん」です。コダイくんとロマンちゃんは、池上曽根遺跡の「いずみの高殿」「やよいの大井戸」が発掘された衝撃により、2000年前に栄えた「イズミ国」から、現代の和泉市にタイムスリップしてきたキャラクターで、弥生時代の人々の姿をした男の子、女の子です。
コダイくんはイズミ国第133代の王様の三男で愛の戦士だそうですが、見た目はとぼけた雰囲気の男の子です。手にする先祖伝来の銅剣「イケソネノツルギ」は愛を守るシンボルで、特技はポァーっとすることです。ただし本人は思考中だといっています。
ロマンちゃんはイズミ国の清らかな水を司る巫女で、紀元前52年生まれ。コダイくんと同い年の16歳です。手に持つ稲穂はイズミ国の豊穣の証で、見た目によらず意外と気が強いかもしれないそうです。
また和泉市消防本部「纏会」のイメージキャラクターには「消防戦隊ケスンジャー」がいます。消防士の装備に赤を交えたような、どんな炎にも耐えられるファイヤーコートに身を包み、どんな火災も一瞬で消し去るスーパージェットノズルを腕に装着。ベルトには小さな助け声にも反応するパラボリックリフレクターを、ヘルメットシールドには暗闇や煙の中でも見渡せるファイヤーシールドを装備しています。
2011年（平成23年）に誕生したケスンジャーのコンセプトは「あなたのまちを守ってみせます！」で、ネーミングは公募により、258通の中からもっとも多かったものが選ばれました。ネーミングはいわゆる戦隊ヒーローものに準じていますが、いまのところケスンジャーは一人のヒーローです。
コダイ君、ロマンちゃんと子供に人気のケスンジャーは、タッグを組んで和泉市のイベントなどにも登場し、それぞれの形で和泉市のために今日も活躍しています。

和泉市 の鉄道路線

西日本旅客鉄道（JR西日本）
阪和線
・北信太駅
・信太山駅
・和泉府中駅
泉北高速鉄道
泉北高速鉄道線
・和泉中央駅

大阪府和泉市のバス路線
路線バス
・南海バス
・南海ウイングバス南部
コミュニティバス
・維持運行バス（南海バス）
・めぐ〜る（南海バス）
・オレンジバス（南海ウイングバス南部）

和泉市 の主要道路

高速道路
・阪和自動車道（岸和田和泉インターチェンジ）
・堺泉北道路
一般国道
・国道26号（第二阪和国道：大阪・神戸方面‐阪南・和歌山方面）
・国道170号（新道（大阪外環状線）および旧道：藤井寺、八尾、高槻方面‐熊取、泉佐野方面）
・国道480号（泉大津方面‐紀の川、高野山、有田方面）
大阪府道
・大阪府道20号枚方富田林泉佐野線（市内全域で国道170号旧道と重複）
・大阪府道30号大阪和泉泉南線
・大阪府道36号泉大津美原線（市内全域で堺泉北道路と重複）
・大阪府道38号富田林泉大津線（通称：泉北1号線）
・大阪府道61号堺かつらぎ線（通称：泉北2号線）
・大阪府道208号堺泉北環状線
・大阪府道216号和田福泉線
・大阪府道223号三林岡山線（別称：泉州山手線）
・大阪府道226号父鬼和気線
・大阪府道228号槇尾山仏並線
・大阪府道230号春木岸和田線
主要市道
・和泉市道光明池春木線
・和泉市道和泉中央線
・和泉市松尾山農免道路
・和泉市道唐国久井線

和泉市 出身の芸能人

大阪市和泉市出身の著名人には、映画「ラフ ROUGH」をはじめ多くのテレビドラマ、映画などに出演する女優の田丸麻紀さん。大阪市西区立売堀生まれ、和泉市育ちの女優で、現存する日本のミス・コンテストでもっとも古い歴史を持つ「ミス日本」の初代グランプリ受賞者であり、多くの映画などに出演した山本富士子さん。元宝塚歌劇団男役スターである女優の伊央里直加さん。劇団四季に所属するミュージカル俳優の辻茜さん。お笑いコンビ「Over Drive」の元メンバーであるお笑い芸人の緒方雅史さん。お笑いコンビ「紅しょうが」の一員である女性お笑い芸人の稲田美紀さん。幅広い活躍を見せるチェリストの藤原真理さんなどがいます。
文化その他の分野では、「ライジングサン」「アザーズ」などの作品がある漫画家の藤原さとしさん。映画化もされた「ビートキッズ」シリーズなどの作品がある児童文学作家の風野潮さん。日本放送協会（NHK）のシニアアナウンサーで、NHK大津放送局に勤務する田代純さん。日本テレビ（NTV）に所属するアナウンサーの森富美さん。ラジオ局である文化放送のアナウンサー、土井悠平さん。テレビプロデューサー。吉本興業株式会社代表取締役副社長、吉本興業ホールディングス取締役で、人気お笑いコンビ「ダウンタウン」の元マネージャーでもある藤原寛さん。堺市生まれ、和泉市育ちの建築家、建築史家、城郭研究者で、一級建築士の北條豊和さん。元衆議院議員である和田貞夫さん。元自治省官僚で参議院議員の森元恒雄さんなどが和泉市の出身です。
スポーツ界の和泉市出身者には、プロ野球界に、横浜DeNAベイスターズに所属する外野手の桑原将志選手。南海ホークスで内野手を務めた元選手で、現在は中日ドラゴンズ二軍野手総合コーチである立石充男さん。西武ライオンズ、福岡ダイエーホークスなどで内野手、外野手を務め、引退後はコーチなどを務めた山村善則さん。また水戸ホーリーホックに所属するサッカー選手の今掛航貴選手。競艇選手である西村歩選手。元アメリカンフットボール選手である競輪選手の冨尾享平選手。現WBA世界ライトフライ級スーパー王者で大阪観光大使、YouTuberでもあるプロボクサーの京口紘人選手。エクスプロイダーなどを得意技とするプロレスラーの秋山準選手。覆面プロレスラーであり和泉市議会議員も務め、本人役で何度か映画出演もしているスペル・デルフィン選手などがいます。
また和泉市ゆかりの人物には、現在でも特に関西地方で高い人気を誇る名優、藤田まことさんがいます。藤田さんといえば若き日には時代劇コメディ番組「てなもんや三度笠」の主演、あんかけの時次郎として「あたり前田のクラッカー」のフレーズで知られ、その後、しばしの雌伏ののち、テレビ時代劇「必殺シリーズ」第2作「必殺仕置人」において、表は冴えない昼行燈で婿養子の町廻り同心、裏では金で悪党を葬る仕置人、中村主水としてさらなる人気を博し、晩年の「必殺仕事人2009」にいたるまで36年にわたって同シリーズの顔となり、テレビ時代劇界にそれまでにない作風とヒーロー像を確立しています。
他にも「剣客商売」「はぐれ刑事純情派」「京都殺人案内」など多くの人気ドラマシリーズで主演を務めた藤田さんは、生まれは東京市（現在の東京都）豊島区池袋ですが、関西育ちであり、和泉市で育っています。
また「漁港の肉子ちゃん」などの作品で知られる小説家の西加奈子さんは光明台に住んでいたことがある他、「一斉の声」などの曲があるアニメソング歌手の喜多修平さんは和泉市育ちです。ロックバンド「KANA-BOON」は、メンバーが通学していた和泉市内の高校で結成されました。パナソニック創業者として知られる松下幸之助さんは、和泉市内田町に疎開していた時期があります。