港南区 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
港南区 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは神奈川県横浜市港南区をはじめ、神奈川県内での地デジ、BS/CSなどの各種テレビアンテナ工事について、豊富な経験と実績がございます。横浜市港南区にお住まいで、地デジその他アンテナの新規設置、またアンテナ修理や交換などをお考えの方は、まずはご相談だけでもお気軽に、当あさひアンテナへ、お電話やメールでお問い合わせください。
神奈川県横浜市は、神奈川県東部の多くを占めている市です。2020年(令和2年)現在、全国に20ある政令指定都市のひとつで、市内には18の行政区があります。2020年現在の面積は435.43平方キロメートル。同年2月1日現在の総人口は人口3,749,162人。市内に暮らす世帯数は1,713,417世帯です。神奈川県の市町村ではもっとも広く、また市の総人口は日本の市町村でもっとも多く、四国地方の総人口に匹敵し、1府37県の人口を上回っています。横浜市は、幕末の幕開けとなる、アメリカ海軍、ペリーの黒船来航以来、港町および外国人居留地となり、明治以降は海外からの文化が伝わる国際交流都市となります。現在も風光明媚な港町であり、赤レンガ倉庫や中華街などで有名な歴史と異国情緒が漂う観光地。横浜みなとみらい21など計画的な開発が進む先進的都市。京浜工業地帯の中心となる工業都市。生活環境もよく東京都心にも近いことから極めて人気の高い居住区、また下町や田園地帯など、多彩な魅力と側面を備えている市です。
そして横浜市港南区は、市の中央部から南よりに位置する区です。内陸部にあたり海には面していません。区の面積は19.86平方キロメートルで、区の総人口は2020年(令和2年)2月1日時点で計213,586人。うち男性が104,638人、女性が108,948人になります。また区内には94,013世帯が暮らしています。横浜市にある18区の中でも、港南区は広さでは13番目、人口の多さでは7番目になります。現在の港南区は住宅地が多くを占める住宅都市ですが、農村の名残で随所に自然も見られる環境のいい地区になっています。
東京都隅田区にある東京スカイツリーから横浜市港南区までは、およそ38キロ強から44キロ強の距離になります。スカイツリーの電波は十分に受信できる範囲内ですが、現場の環境によっては、電波の受信やアンテナの設置について条件や制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、横浜市港南区全域での地デジその他、各種アンテナ工事に対応しております。弊社には港南区はじめ神奈川県全般での作業経験が豊富で、地域ごとの地デジ電波の特性を把握し、現場に合わせた最適なアンテナ設置をご提案できる腕のいい専門の職人が揃っております。港南区にてアンテナ工事をお求めのお客様は、確実な地デジ受信と、丈夫で長持ちするアンテナの設置をお約束する、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)か、ホームページからのお問い合わせフォーム(https//asahi-antenna.jp/contact)へとご連絡ください。
【追記】令和元年9月から10月にかけ、台風や豪雨により、神奈川県はじめ全国各地で多大な被害が発生いたしました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。港南区でも多くの被害が生じたことに、弊社一同、心を痛めております。一日も早い区の復旧と復興をお祈り申し上げると同時に、弊社からも微力ながら復旧に貢献すべく、可能な限りのご支援を行ってゆきたく存じます。
港南区 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
港南区に設置するデジアンテナはどのような機種が向いていますか?
- A
現在、ご家庭に設置される地デジアンテナの主要機種は、八木式アンテナとデザインアンテナになります。
八木式アンテナは主に屋根の上など設置される、魚の骨のような形状の地デジアンテナです。1926年(大正15年・昭和元年)当時、東北帝国大学工学部で教鞭をとっていた八木秀次博士が特許を取得したアンテナで、現在では共同開発者だった宇田新太郎博士の名前から「八木・宇田アンテナ」の正式名称も用いられます。日本ではテレビ放送がはじまった当初から使われている昔ながらのアンテナで、素材や耐久力は時代につれて進化していますが、基本的な構造は当時から変わっていません。それほど基本設計に優れ、現在でも地デジの高い受信能力を誇る機種になります。
ただ八木式アンテナは基本的に屋外の高所に設置されるため、風雨などの影響を受け、歳月につれて確実に老朽化が進んでゆく弱点もございます。現在の八木式アンテナの寿命は平均して10年程度ですが、この寿命は海沿いや豪雪地域など、設置された周辺の環境によっても大きく変化します。
デザインアンテナは、壁面アンテナ、平面アンテナ、フラットアンテナとも呼ばれる、家屋の外壁などに設置する平面で軽量薄型の地デジアンテナです。家屋の外観をほとんど損なわない、自然環境の影響を受けにくく、経年劣化やアンテナの故障のリスクを軽減できる、アンテナ修理やメンテナンスも簡単などのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナになります。
また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当で、八木式アンテナと比べても地デジ受信性能にほぼ差はごさいません。ただデザインアンテナは八木式アンテナより設置位置が低い分、わずかながら受信感度も低くなる傾向がございます。アンテナ本体価格や設置工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になります。
横浜市港南区は、東京スカイツリーから38キロから44キロ程度の距離にあたり、スカイツリーからの地デジ電波はNHK、広域民放はもちろん、地方局の東京MXも受信可能な範囲内です。さらに港南区の神奈川県立三ッ池公園に設置され、神奈川県内の地方局、テレビ神奈川(tvk)を送信している横浜局の電波も全域で受信可能です。
また横浜市中区にあり、NHK、広域民放、tvkを放送するみなとみらい放送局からの電波も区内の大半で受信可能です。
スカイツリーと横浜局の方向もほとんど差がないため、区内のほぼ全域において、一台の地デジアンテナでスカイツリーと神奈川局、双方の電波を受信することか可能です。
基本的に港南区内では、八木式アンテナ、デザインアンテナのどちらを用いても、受信に問題が出ることは滅多にございません。ただご自宅が高層建築の近隣などの場合は、電波障害が発生するケースもあり、利用できるテレビアンテナの種類や設置位置などに制約が出ることもございます。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産DXアンテナ社製の最新モデルをご用意し、八木式アンテナは軽量で耐水性と対風速性が高く、長寿命が望める機種を用い、アンテナ本体価格を含む基本工事価格15000円からでお引き受けしております。デザインアンテナは20素子相当、業界最小クラスの厚さ11.3cm、高さ59cm×幅22cmの薄型モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む基本工事価格20000円からで設置をお引き受けいたします。本体色も4種類ございますので、どのような外壁にもマッチいたします。
また弊社ではアンテナの設置に際し、高性能の電波測定器による現場調査を実施しており、適切なアンテナの種類や設置位置など、可能な限りお客様のご要望に応じた方法をご提案いたします。もしご希望の条件でどうしても受信に問題が出る場合は、弊社の豊富なアンテナ工事の経験に基づき、できるだけご要望に近い代案をご提示いたします。港南区で地デジアンテナの新規設置や交換をお考えの方は、アンテナ機種のご希望やご相談も含め、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へと、どうぞお気軽にお問い合わせください。
- Q
地デジアンテナの設置費用とは別にアンテナ本体の購入が必要ですか?
- A
当あさひアンテナでは、アンテナ設置その他、あらゆるテレビアンテナ工事においてお客様のご要望を最優先にする施工を心がけております。もちろんお客様が他店でご購入された地デジ、 BS/CS110度アンテナ などの設置にもご対応いたします。
令和元年9月から10月は、台風や豪雨が相次いで日本各地を襲い、大きな爪あとを残しました。港南区の皆様にも、突然のアンテナの故障によって早急な修理が必要になり、業者の手配や想定外の出費でお悩みの方も多いと存じます。
ただ残念ながらアンテナ工事業者にもこのような事態に乗じ、公式サイトや事前の説明などで工事費は格安を称しながら、アンテナ本体を別料金にして、安価で品質の低い地デジアンテナに高値をつける、またお客様に無断で不必要な機材や追加工事を加算するなどの手口で、不当な高額料金を請求する悪質な業者も存在します。お客様におかれましても、設置工費は安価に見えても、使用するアンテナ機種、型番や、工事ごとの料金体系が不明確な業者にはくれぐれもご注意いただきたく思います。
当あさひアンテナでは、まずお客様に信頼していただけるよう、弊社サイトにて基本設置工事費、各オプション工事ごとの料金体系をすべて明示し、ご提供する地デジおよび BS/CS110度アンテナ の機種や型番も明記しております。もちろんお客様へのご相談なく、独断で追加機材や工事を加算することも絶対にございません。
弊社の地デジアンテナは前述の通り、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産一流メーカーのDXアンテナ社製、高性能最新モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む標準工事費でご提供しております。アンテナ本体込みの標準工事費は、八木式アンテナで15000円、デザインアンテナは20000円からになっております。また BS/CS110度アンテナ も、同社製2K4K8K対応型の最新モデルを用い、アンテナ本体価格込み標準設置費15000円からでお引き受けしております。これら標準機種で受信が安定しない場合は、別途に高性能アンテナのご用意もありますので、あらゆる現場に対応できます。
弊社では常に業界最安値に挑んでおりますが、もし他業者でより安い見積もりが出た際は、その見積書をメールなどでご提示ください。まったく同じ工事内容で、さらに安くお見積もりいたします。もちろん値下げしてもアンテナ本体や部材の品質を落とすことは決してございません。
弊社が国産高性能アンテナを設置工事費込みの業界最安値でご提供できる秘密は、大量仕入れを前提にメーカーと直接交渉しての部材コスト削減。他業種と提携しての広告費削減。完全自社施工による中間マージン削減。弊社と直接契約した専門の職人が効率的に担当区域を動くことでの人件費削減などでコストカットに努める、業者だからこそ可能な企業努力にございます。
そのためお客様が個人でご用意された地デジなどのアンテナでは、たとえ本体価格は安価でも、弊社の同タイプ国産アンテナより品質や性能が劣る上、本体価格と設置費用の総額が、弊社のアンテナ価格込み設置工事費より割高になることも十分ありえます。またご購入されたアンテナの機種によっては、十分な地デジ受信性能を得られないことも考えられます。
港南区でアンテナの新規設置や交換をお考えの皆様は。ご自身で新しいアンテナをご購入される前に、まずは弊社のフリーダイヤル(0120-540-527)へ、アンテナ価格と設置費用の目安も含め、ご納得いただけるまで、どのようなことでもご相談いただければ幸いです。
- Q
地デジアンテナを設置できるのは屋根の上や壁面だけですか?
- A
一般的に、八木式アンテナや BS/CS110度アンテナ は屋根の上に、デザインアンテナは家屋の外壁に設置するというイメージがございます。しかし現在ではアンテナ本体の性能向上や施工技術の進歩により、確実な受信性能を維持しながら、家屋外観の重視や、アンテナの経年劣化を抑えて故障を避けるため、家屋のさまざまな位置に設置する工法もございます。
八木式アンテナやBS/CS110度アンテナでは、例えば壁面やベランダの外側か内側など、風雨を受けにくい位置に設置することで、アンテナ本体への負担を軽減する工法がございます。ベランダ内側への設置では、空間を少し消費することになりますが、その分、経年劣化やアンテナの故障のリスクを抑えられ、メンテナンスも簡単になります。
ただ八木式アンテナ、BS/CS110度アンテナとも、電波が届く方向にアンテナを向けることが必須のため、ご自宅の位置や角度、向きなどの条件により、アンテナを設置できる場所に制約がございます。その点はどうかご承知おきください。
また横浜市の臨海部など海に面した地域では、特に八木式アンテナでは潮風によって錆びが進行し寿命が短くなる、いわゆる塩害が発生することがございます。他にも雪の多い地域では積雪によって八木式アンテナがダメージを受けるなど、地域特有の環境や気候によってアンテナに負担がかかる場合がございます。
対策としては、塩害では、溶解亜鉛メッキ処理を施したマスト取り付け具やステンレス製のネジ、エレメント部分がステンレス製になっているなど、全体的にサビに強い塩害対策用の八木式アンテナを用いる方法がございます。また弊社では塩害対策として、固定具やケーブルも錆びに強い対塩害使用のものを使用し、職人の高い技術により防水テープを隙間なく巻きつけるなど、接続部などからの腐食も阻止する緻密な施工で、臨海部でも通常の八木式アンテナと代わらない寿命をお約束いたします。
雪害についても、通常より取付金具の強度(耐荷重)が高く、積雪に強い雪害対策用のアンテナを用いる、アンテナ表面に雪が付着しにくい加工を行うなどの手法がございます。さらにアンテナや接続部全体を覆う、レドームと呼ばれるカバーを装着することで、塩害、雪害双方の対策に高い効果を得ることができます。
これらさまざまな工法の施工においては、特別な技術や別途機材を用いる工事であれば、それに応じた追加工費が必要となりますが、機材や手間が通常の設置とほとんど変わらない場合は、八木式アンテナ、BS/CS110度アンテナとも基本工事費用の15000円からでお引き受けしております。
デザインアンテナは、基本的に塩害、雪害などを含む自然環境への抵抗力が高くなっておりますが、弊社では基本設置工事で、壁に取り付ける際のネジ穴に防水用シリコンを埋め込み、穴からの浸水などによる腐食を防止するなど、アンテナ本体および取り付ける壁面の経年劣化を可能な限り軽減する施工を行っております。
またデザインアンテナでは、ご自宅の外観にまったく影響を与えず、自然環境の影響も受けず、経年劣化も最小限に抑える工法として、屋内または屋根裏(天井裏)の空間に設置する工法もございます。弊社ではテレビアンテナ室内設置も、追加工費不要の基本工事価格20000円でお引き受ケいたします。またテレビアンテナ屋根裏設置も、弊社のモットー「見えないところも綺麗に」に基づき、見栄えのいい施工を実施しております。このモットーには、配線などを整理したシンプルで無駄のない施工によって、故障のリスクを軽減し、メンテナンスも簡単になるというメリットもございます。
ただテレビアンテナ室内設置は、屋根という外壁を隔てるために、どうしても屋外よりは電波状態が低下します。ご自宅の屋根裏空間の形状や断熱材の素材など、条件によっては電波が受信できないため設置不可能なケースや、別料金でブースターが必要となるケースもございます。
港南区 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの形式として、突然、ご自宅のテレビで地デジのテレビ番組がまったく映らなくなり、画面に 「e201」「e202」「e203」 などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナにトラブルが発生し、テレビが自己診断機能を働かせてエラーコードで原因を示している状態です。最近のテレビはコードと同時にトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なおエラーコードの種類は、トラブルの原因によって他にも数々のものがございます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが低下しているというエラーコードです。これは主にBS、CS放送で、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。BS、CS放送は衛星放送のため、悪天候では、波の乱反射によって電波状態が悪化するという弱点がございます。BSでは悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。地デジ放送では、このコードが表示されることは少ないのですが、周辺の電波状態の悪化やアンテナ機器のトラブルなどにより、ときに表示されることもございます。
「e202」は、テレビ本体ににまったく電波が届いていないというエラーコードです。原因は大風や地震などによるアンテナ角度のずれや倒れるといったトラブル。またアンテナ本体、アンテナ線、ブースター(増幅器)、分配器など、どこかに故障が発生したことも考えられます。また単純にテレビとアンテナ線との接触不良という場合もありますので、このコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナ線との接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止しているというエラーコードです。基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、このコードが表示される場合がありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビのリセットや、テレビとアンテナ線の接続部を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。まずお電話口にて、コードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約なされた時点ではじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金も一切発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルへとお気軽にお電話ください。
港南区 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
港南区 てどんなところ??
神奈川県横浜市港南区は、市の中心部より南よりに位置する区です。港南区の区域は、かつては南区の一部であり、ほぼ全域がのどかな農村地帯でした。しかし昭和の中頃から各地で宅地開発がはじまり、1969年(昭和44年)に行政区の再編成によって南区より分区し、港北区が誕生します。1970年代に、区内に大型団地の建設が相次いで人口が急増し、現在では約21万人が暮らす住宅都市になっています。一方で各地に農地も残り、現在でも緑の豊かな、環境に恵まれた地域でもあります。
区内では日野川と笹下川が合流して大岡川になっています。また隣接する戸塚区で阿久和川と合流して柏尾川となる、平戸永谷川も流れており、河川流域の低地と多摩丘陵の延長である台地、谷が細かく入り組んだ、起伏の多い地形になります。戦後しばらくは、大岡川沿いに捺染工場が数多くあり、横浜名産であったスカーフを生産していましたが、近年ではほとんど見られなくなっています。
江戸時代の区域内は複数の村々の集まりで、横浜市内の行政区では唯一、旧武蔵国と旧相模国に二分されている区になります。そして区を南北に貫くようにして旧武蔵国と相模国を分ける国境の道が通っています。この道は鎌倉に通じる、いわゆる鎌倉街道になっています。また分水嶺にもなっていて、街道より東側の日野川、大岡川は東京湾へ、西側の平戸永谷川は相模湾へと注ぎます。
住宅地が多くを占める区域内でも、北東部の上大岡駅と、南部の港南台駅の周辺は商業地であり、大手商業施設などが集中しています。特に上大岡駅の周辺地区は横浜市の旧副都心であり、主要な生活拠点に位置付けられて再開発が進んでいます。また区役所や警察署など、官公庁は区内でもやや北東よりの港南中央駅周辺に集中しています。
また区内はなだらかな丘陵や高地が多いため、冬の朝、天気がよく空気が澄んでいるときなど、高台の住宅地や公園から富士山が見えることもあります。富士山が見えるポイントは日野中央2丁目公園、芹が谷1丁目、下永谷1丁目、円海山付近その他、数多くあります。
区内に大岡川などの河川が流れ、自然が豊かな区内には、花の見所も数多くあります。夏には大岡川沿いのショウブ(黄菖蒲)が、秋には平戸永谷川沿いでコスモスが見られる他、日野公園墓地へ向かう参道でサクラのトンネルのような港南桜道。磯子区にまたがる公園である久良岐公園のサクラ(桜)やウメ(梅)、ツバキ(椿)、サザンカ(山茶花)。下永谷市民の森でもアジサイ(紫陽花)や、サクラ、ウメ、サザンカが見られます。さらに上大岡の「大賀の里ひまわり畑」では、夏には約3万本のヒマワリ(向日葵)が咲き誇るなど、区域のあちこちに四季折々の花が見られるスポットが存在します。
区内に多い川べりの名所としては、大岡川沿いの大岡プロムナードがあり、ふれあい公園親水海岸では川に入って遊べるポイントもあります。馬洗川はその昔、北条政子が馬を洗ったという伝説があり、コサギ(小鷺)やカルガモ(軽鴨)などの野鳥が見られ、夏にはザリガニを取ることもできます。平戸永谷川プロムナードではカワセミ(川蝉)やコウモリ(蝙蝠)も見られます。
ハイキングコースとしては、横浜自然観察の森や瀬上市民の森、氷取沢市民の森、峰市民の森など多数の森がある円海山の周辺。貴重な田園風景を保存している舞岡ふるさと村や舞岡公園があります。
港南区のイベントには、区民まつりである11月の「ひまわりフェスタ」があります。イベントではさまざまなスポーツの体験会やレクリエーション。作品展示、ふれあいバザーなど、多彩な企画が行われます。
港南区を舞台にした作品に、河井リツ子さんの漫画でアニメ化もされている「とっとこハム太郎」があります。漫画とアニメではやや設定は違うものの、可愛らしいハムスターの仲間たちや、その飼い主との交流を描く作品で、ハム太郎はその愛らしさから一躍、人気キャラクターになりました。この作品の舞台が、起伏の多い港南区の住宅街をモデルにしています。
-
港南区 の場所
-
横浜市港南区は、区の中央よりやや南側に位置する区です。区の北側を南区に、東側を磯子区に、南側を栄区に、西側を戸塚区に面しています。港南区は起伏の多い地形で、かつては農村地帯でしたが現在では宅地開発が進み、区内の大部分が住宅地である住宅都市です。区の北部と南部の駅前には商業地域が広がり、また東京都内や横浜市内、神奈川県内の要所へのアクセスも便利な区です。川沿いや田園地帯などの自然も多く、利便性と環境の双方で非常に恵まれた住宅地だといえます。
港南区のシンボルマークは、区の花であるヒマワリの花を日輪のようなデザインにして「こうなん」の文字を入れたものです。太陽に向かい元気に成長する「ひまわり」のように、オープンで明るく活動的な区政をイメージしています。また8枚ある花びらの一枚一枚は、文化、教育、福祉、街づくりなど区政の活発さを表したものです。このシンボルマークは1994年(平成6年)に、区制25周年を記念して制定されたものです。
港南区の花は、前述の通りキク科の一年草であるヒマワリです。北アメリカ原産で夏の花のイメージが強いヒマワリには、ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)、ヒグルマソウ(日車草)、ヒマワリソウ(日回り草)、英語のサンフラワー、フランス語のソレイユなどの別名があり、観賞用だけではなく食用や油の材料としても広く栽培されています。またヒマワリをタイトルにした小説には、道尾秀介さん「向日葵の咲かない夏」や、友井羊さん「向日葵ちゃん追跡する」などがあります。区の花に選ばれた理由のひとつは、夏の太陽の元、のびのびと成長する姿が、区の躍進を象徴するにふさわしいことが挙げられます。
キキョウ科の多年生草本植物であるキキョウ(桔梗)も港南区の花です、日本各地の山野で、日当たりのいい場所に自生するキキョウは秋の季語でもあり、秋の花のイメージが強いですが、実際は6月中旬から9月頃まで星型で紫色の花を咲かせます。戦国武将である美濃の山県氏、土岐氏一族の一族は「桔梗紋」を家紋にしており、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」で長谷川博己さん演じる主人公、明智光秀の紋としても知られています。また陰陽師として知られる安倍晴明が使用した五芒星を「桔梗印」と呼び、晴明神社の神紋とされています。往年のテレビ時代劇「三匹の侍」では、平幹二朗さんが演じたニヒルな色男の浪人は「桔梗鋭之介」といいました。かつてキキョウは港南区でも多く見られましたが、現在は絶滅危惧種であり、自然を大切にとの願いを込めて区の花に選ばれました。
もうひとつ、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種であり、広義にはアジサイ属植物の一部の総称でもあるアジサイです。狭義では一品種の和名で、他との区別のためにホンアジサイと呼ばれることもあります。6月から7月にかけて咲き、梅雨の時期の花として知られるアジサイは、原種は日本に自生するガクアジサイで、白、青、紫また赤色の萼(がく)が発達した装飾花をもちます。ガクアジサイでは中心の花のまわりを縁取るように装飾花が並んで、園芸では「額咲き」と呼ばれます。ガクアジサイから変化し、花序(花の並び)が球形ですべて装飾花となったアジサイは「手まり咲き」と呼ばれています。
アジサイは主に紫色ながら、花の色がよく変わることでも知られます。これは土壌の酸性度によるもので、一般に酸性ならば青、アルカリ性ならば赤になるといわれます。リトマス試験紙とは逆になることを覚えていくといいでしょう。
またアジサイは開花から日が過ぎることでも徐々に花色が変化します、最初は花が含む葉緑素によって薄い黄緑色を帯びており、それが分解されると共にアントシアニンや補助色素が生合成され、赤や青の色がついてゆきます。そこからさらに日を重ねると有機酸が蓄積され、青い花も赤味を帯びてきます。これは花の老化であり、土壌とは関係なく発生します。
アジサイは小さな花びら(装飾花)が多く集まって、大きな美しい花になっていることから、区民の和を表すということで区の花に選ばれました。これら区の花は、1979年(昭和54年)の区制施行10周年を記念し、区民からの公募によって制定されたものです。
港南区の木は、モチノキ科モチノキ属の常緑高木であるクロガネモチ(黒鉄黐)です。クロガネモチは雌雄異株で、5月から6月にかけて淡紫色の花を咲かせます。また秋には6ミリほどの真っ赤な球形の果実を数多くつけます。
港南区の鳥は、スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類されるシジュウカラ(四十雀)です。スズメ(雀)ぐらいの大きさで、灰色や黒褐色、黒と白が入り混じった羽毛を持っています。市街地の公園や庭なども含む平地から標高の低い山地の林、湿原までに生息し、一般的にもよく見かけられる鳥で、和名は地鳴きの「ジジジッ」が「シジュウ」に聞こえることに由来しています。さえずりは甲高いよく通る声で「チュチュパーチュチュパー」「ツーピツーピ」「パチュパチュパチュパチュパチュパ」「ツィピーツィピーツィピー」「ツーピピッ」などおよそ20種類あり、同じさえずりを数回繰り返します。また近年の研究では、シジュウカラには単語を組み合わせて文章にし、仲間へと伝達する能力があることが明らかになっています。この区の木と鳥は、区制25周年を記念し,区民その他の方々の投票を元にして制定されました。
港南区のキャラクターには、ヒマワリをキャラクター化し、区の広報誌などに登場する「こう」「なん」「くぅ」がいます。また「横浜18区ブランディングプロジェクト」では、横浜市18区それぞれの特徴を元にした少女キャラクター、いわゆる「萌えキャラ」を作成して、各区の魅力を発信しています。
港南区の萌えキャラは、ヒマワリをモチーフにした黄色と緑の衣装に、大岡川で染めたスカーフ、京急カラーの靴を愛用する花売り娘です。上大岡、上永谷の地名にかけて黄色い髪は長くて多く、おっとりマイペースでショッピングが大好き。凝り性で職人気質。スカーフとバンダナ集め、ハンコ作りが趣味で、特に京急電鉄好きの鉄道オタクという特色があります。
ちなみに隣接する南区の萌えキャラは、髪飾り、エプロン、スカートなどは区の花、サクラをモチーフに、弘明寺商店街のアーケードネオンで、京急とブルーラインの色でもある赤と青のブレスレットをつけ、衣服にも赤と青を交えています。商店街の娘で、お祭り好きな生粋の下町っ子。明るく世話好きながら気が強く頑固な面もあり、お神輿や縁日が大好きで、落語が趣味。ソウルフードは花こんにゃくという女の子です。
やはり隣接する磯子区の萌えキャラは、根岸湾の石油タンクをモチーフに、市電カラーの紺、クリーム色の衣装に梅柄ワンピースで襟元はパンタグラフ風。杉田梅の髪飾りにユズの飾り、子供宇宙館の星のネックレスをまとっています。純真でマイペースな、なんでも自己流の天才肌。歌がうまい愛され気質で、ボウリングが得意。星が好きな女の子になっています。
-
港南区 の鉄道路線
-
京浜急行電鉄
京急本線
・上大岡駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
根岸線
・港南台駅
横浜市営地下鉄
ブルーライン
・下永谷駅
・上永谷駅
・港南中央駅
・上大岡駅
横浜市港南区のバス路線
路線バス
・横浜市交通局(横浜市営バス)
・神奈川中央交通
・江ノ電バス
・京浜急行バス
・西日本ジェイアールバス(高速バス)
-
港南区 の主要道路
-
高速道路
・横浜横須賀道路(国道16号バイパス)
・日野インターチェンジ・港南台インターチェンジ
県道
・神奈川県道21号横浜鎌倉線
・神奈川県道22号横浜伊勢原線
市道
・横浜市道環状2号
・横浜市道環状3号
・浜市道舞岡上郷線
-
港南区 出身の芸能人
-
神奈川県横浜市港南区出身の著名人には、ものまねタレントでシンガーソングライターでもある青木隆治さん。“ゆきぽよ”の芸名でタレント活動を行うモデルの木村有希さん。元NHKアナウンサーで現在はフリーの神田愛花さん。音楽プロデューサー、実業家で、エイベックス株式会社代表取締役会長CEOであり“マックス・マツウラ”の通称をもつ松浦勝人さんなどがいます。
スポーツ界では、プロ野球界に、北海道日本ハムファイターズに所属する捕手の黒羽根利規選手。中日ドラゴンズの外野手である渡辺勝選手。横浜ベイスターズ、北海道日本ハムファイターズで投手を務めた元選手の石井裕也さん。中日ドラゴンズで外野手を務めた元選手で、現在は中日新聞販売店を経営しているという神山一義さん。横浜ベイスターズ。中信ホエールズなどで投手を務めた元選手で、現在はTBSラジオに勤務する小桧山雅仁さん。東京ヤクルトスワローズで外野手を務めた元選手で、趣味はカードマジックという松井淳さん。横浜ベイスターズ、大阪近鉄バファローズ。東北楽天ゴールデンイーグルスや、アメリカのシャンバーグ・フライヤーズ、ナシュア・プライドなどで投手を務めた元選手の矢野英司さん。FC東京、アビスパ福岡などで主にフォアードを務めた元プロサッカー選手で、元サッカー日本代表であり日本サッカー協会公認A級ライセンスを所持する坂田大輔さん。元女子プロレスラーで、マキ上田さんと共に「ビューティ・ペア」を結成し「かけめぐる青春」「真赤な青春」などの歌でも人気を得たジャッキー佐藤さん。2020年現在、日本女子プロゴルフツアーで24勝を挙げ、アメリカツアーでも2度の優勝経験がある女子プロゴルファーの福嶋晃子さんなどが港南区の出身者です。
港南区 町域別対応エリア
-
ア行
- 大久保1(オオクボ1)、大久保2(オオクボ2)、大久保3(オオクボ3)
-
カ行
- 上大岡西1(カミオオオカニシ1)、上大岡西2(カミオオオカニシ2)、上大岡西3(カミオオオカニシ3)、上大岡東1(カミオオオカヒガシ1)、上大岡東2(カミオオオカヒガシ2)、上大岡東3(カミオオオカヒガシ3)、上永谷町(カミナガヤチョウ)、上永谷1(カミナガヤ1)、上永谷2(カミナガヤ2)、上永谷3(カミナガヤ3)、上永谷4(カミナガヤ4)、上永谷5(カミナガヤ5)、上永谷6(カミナガヤ6)、港南台1(コウナンダイ1)、港南台2(コウナンダイ2)、港南台3(コウナンダイ3)、港南台4(コウナンダイ4)、港南台5(コウナンダイ5)、港南台6(コウナンダイ6)、港南台7(コウナンダイ7)、港南台8(コウナンダイ8)、港南台9(コウナンダイ9)、港南中央通(コウナンチュウオウドオリ)、港南1(コウナン1)、港南2(コウナン2)、港南3(コウナン3)、港南4(コウナン4)、港南5(コウナン5)、港南6(コウナン6)
-
サ行
- 最戸1(サイド1)、最戸2(サイド2)、笹下1(ササゲ1)、笹下2(ササゲ2)、笹下3(ササゲ3)、笹下4(ササゲ4)、笹下5(ササゲ5)、笹下6(ササゲ6)、笹下7(ササゲ7)、下永谷1(シモナガヤ1)、下永谷2(シモナガヤ2)、下永谷3(シモナガヤ3)、下永谷4(シモナガヤ4)、下永谷5(シモナガヤ5)、下永谷6(シモナガヤ6)、芹が谷1(セリガヤ1)、芹が谷2(セリガヤ2)、芹が谷3(セリガヤ3)、芹が谷4(セリガヤ4)、芹が谷5(セリガヤ5)
-
ナ行
- 野庭町(ノバチョウ)
-
ハ行
- 東芹が谷(ヒガシセリガヤ)、東永谷1(ヒガシナガヤ1)、東永谷2(ヒガシナガヤ2)、東永谷3(ヒガシナガヤ3)、日限山1(ヒギリヤマ1)、日限山2(ヒギリヤマ2)、日限山3(ヒギリヤマ3)、日限山4(ヒギリヤマ4)、日野中央1(ヒノチュウオウ1)、日野中央2(ヒノチュウオウ2)、日野中央3(ヒノチュウオウ3)、日野南1(ヒノミナミ1)、日野南2(ヒノミナミ2)、日野南3(ヒノミナミ3)、日野南4(ヒノミナミ4)、日野南5(ヒノミナミ5)、日野南6(ヒノミナミ6)、日野南7(ヒノミナミ7)、日野1(ヒノ1)、日野2(ヒノ2)、日野3(ヒノ3)、日野4(ヒノ4)、日野5(ヒノ5)、日野6(ヒノ6)、日野7(ヒノ7)、日野8(ヒノ8)、日野9(ヒノ9)
-
マ行
- 丸山台1(マルヤマダイ1)、丸山台2(マルヤマダイ2)、丸山台3(マルヤマダイ3)、丸山台4(マルヤマダイ4)