初めての方必見！新築にテレビ・地デジアンテナ設置工事をお考えの方へ

テレビアンテナの種類

テレビアンテナの種類は、地上デジタル放送を見るための地デジアンテナとBS放送CS放送を見るためのBS CS 110度アンテナというものが主にございます。地上デジタル放送は、その名の通り、「地上」にある電波塔からデジタル放送受信します。電波塔の代表的なものとしては皆様ご存知の東京スカイツリーになりますが、東京スカイツリーから電波を受信できないエリアは中継基地局の電波塔から受信します。では地上デジタル放送とは何か? これまた皆様ご存知の、NHK総合、NHK教育、日テレ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビの7つの民放テレビ局が主なものになります。tvk、テレ玉、チバテレ、TOKYOMX、群馬テレビ、とちぎテレビ、6つの地方テレビ局も受信可能なアンテナですが、7つの民放テレビ局とは電波塔が異なり、受信できるかどうかは、立地条件次第になります。ただし、東京スカイツリーが電波塔のTOKYOMXのみ、地上波と電波塔が一緒の場合があります。また茨城県には県域放送が存在しません。「いばキラTV」は、インターネットの動画サイトになりますので地デジアンテナではご覧になることができません。それからもう一つの種類のアンテナ、BS CS 110度アンテナは、南西方向(東経110度の方向)のはるか上空(赤道上空36,000キロメートル)に浮かぶ人工衛星から電波を受信します。地上波の電波塔とは異なり、人工衛星ははるか上空にあるため、日本全国広域に放送ができます。BS放送は一般家庭で視聴されることを目的としていましたが、企業や事業者の利用を想定していたCS放送も1989年に放送法が改正となり、現在は一般家庭でも視聴することが可能になりました。「スカパー!プレミアムサービス」に関しては、後述いたしますが、まずはBS CS 110度アンテナでご覧になれる番組の一覧表を確認の上、必要なアンテナかどうかを見極めてみてください。

地デジアンテナの種類

地デジアンテナは、魚の骨のような形状をした八木式アンテナとコンパクトサイズでボックスタイプのデザインアンテナに分かれます。誤解のないように改めて説明致しますと、八木式アンテナとデザインアンテナは、形状も設置場所も設置方法も異なりますが、地上デジタル放送を映すためのアンテナです。八木式アンテナは、主に屋根の上に設置します。そのためには4本足の屋根馬をバランスよく立てられる形状の、切妻屋根、寄棟、陸屋根などが望ましいです。屋根馬に八木式アンテナを固定したアンテナマスト(ポール)を突き立て、しっかりとネジで固定し、そのアンテナマストから屋根の四隅に支線(ワイヤー)と張り巡らせます。張り巡らした4本の支線からもさらに支線を内側へ向けて張り、屋根馬に結びつけます。そうして、合計8本もの丈夫で切れにくいステンレスワイヤーでがっしりと固定した土台の出来上がりです。おまけにステンレス製なので、サビにくく、しかも昔の鉄製のはワイヤーとは異なり、細いために雨どいにくくりつけることができ、建物に穴を開けなくてすみます。アンテナの土台を作った上で、改めて電波を測定し、最良の角度にアンテナ方向調整して、ネジをしっかりと締めます。最後にアンテナ本体から出ている配線の処理の仕方ですが、積雪等の重みで断線しないように少し緩めに支線に絡ませます。また配線が屋根に接触してしまうと、夏場は鉄板のように熱くなる屋根の熱で傷んでしまうので、屋根から少し浮かせます。いかがでしょうか。かなり気をつけながら、職人技で設置していることがお分かりになるかと思います。繰り返しになりますが、八木式アンテナの特徴は穴を開ける箇所が少なく、建物へのダメージが少ないということです。次にデザインアンテナですが、お家の壁面やベランダの手すり、さらにはパラボラアンテナ(BS CS 110度アンテナやスカパーHDアンテナ)の土台などに取り付けるタイプで、外観を美しく見せたいお客様にお勧めです。そのカラーバリエーションは、白、黒、茶、ベージュで4色の中から選ぶことができます。カラーバリエーションは、白、黒、茶、ベージュの中から選ぶことができます(大手各メーカーは足並みを揃えて、需要の多いこの4色のみ製造)。1番多いのは外壁設置でございまして、その取り付け方法はまず取り付け金具を外壁に当て、細いビスで下穴を開けます。その下穴にコーキング剤を注入して、防水処理を施します。さらに取り付け金具にもコーキング剤を塗り、雨水等が浸水しないようにします。それから取り付け金具を外壁に当て、しっかりとビスを打ち込みます。取り付け金具が設置されましたら、そこにアンテナを固定し、高性能測定器を用いて方向調整を行います。最後にアンテナ本体から出ている配線ですが、なるべく短く、外側から見たら配線が目立たないように配慮しております。職人が1番苦労しているところです。設置場所も配線の処理の仕方に大きく関わってきますので、そこも含めて職人はお客様に最適なご提案をしております。新築のお客様は、きれいな工事をしてもらえるのかどうか不安に思われる方が多いので、綿密な打ち合わせをしながら工事を開始しております。

パラボラアンテナの種類

パラボラアンテナとは白い円盤型のアンテナのことを指し、衛星放送を見るためのものです。BS CS 110度アンテナとスカパーHDアンテナの2種類があり、視聴できるチャンネルが同じものもあれば、異なるものもございます。まずBS CS 110度アンテナは、2017年に4K放送と8K放送に対応したアンテナが発売され、より解像度の高い、高画質な映像美を視聴できるものとして、一躍注目を浴びることになりました。4K、8K対応のアンテナは周波数の帯域が広いため、従来の2Kにも対応しているオールラウンドなものになります。2018年になり、量産され、その本体価格が安定してきたため、あさひアンテナでは2Kのみ対応のBS CS 110度アンテナは廃止し、従来通りの価格で2K4K8K対応のBS CS 110度アンテナを全てのお客様にご提供することにいたしました。スカパーHDアンテナは最大で2分配、つまりテレビ2台までしか1つのアンテナで視聴することができないとメーカーに言われましたが、この2K4K8K対応のBS CS 110度アンテナは、1つのアンテナで実際のところ8世帯くらいのアパートでも全部屋に対応させることが可能です。地デジアンテナとセットで設置すれば、1つのテレビ端子(コンセントの脇にある丸い端子)に、地デジとBSとCS、それぞれの電波を流し込むことができます。よく「テレビ用の配線は外壁から1本しか出ていませんが大丈夫ですか?」というご質問いただきますが、問題ありません。建物の外の工事で、地デジアンテナ本体から出ている配線と2K4K8K対応のBS CS 110度アンテナ本体から出ている配線を混合器を使用して一本化し、外壁から出ているテレビ用の引き込み線と結びつけることができるからです。それから、近年では黒のパラボラアンテナも見かけるようになりましたが、基本的にBS CS 110度アンテナの色は白が主流です。黒は太陽熱を吸収してしまい、白よりは劣化が早いのです。それでも黒い外壁の場合、黒を選択するお客様がいらっしゃるのも実情です。白よりは劣化が早いという事は確かですが、設置してすぐに故障したりするわけではありませんのでご安心くださいませ。オススメはあくまで白ですが、選択肢として黒もご用意がございます。ご心配なお客様は、弊社のお問い合わせ窓口にお電話でご相談なさることをお勧めいたします。次にスカパーHDアンテナ(124/128度BS CSマルチアンテナ)をご説明いたします。こちらはBS CS 110度アンテナで視聴できるCS放送(スカパーe2でラジオ番組まで含めた69チャンネル)に加えて、CS放送(スカパープレミアムサービス)を視聴できます。合計のチャンネル数は、なんと154チャンネルです。昔はCS放送しか受信できなかったアンテナですが、現行の商品はBS放送まで視聴可能なマルチアンテナで、スカパープレミアムサービスでしか見られない番組が必要な方にお勧めです。何故かといいますと、スカパーHDアンテナは地デジアンテナの電波と混合することができず、配線を引き直さなくてはならない場合がほとんどだからです。先ほど地デジアンテナとBS CS 110度アンテナ、それぞれのアンテナ本体から出ている配線を混合器を用いて一本化するというご説明をいたしましたが、スカパーHDアンテナ本体から出ている配線は、電波の性質上、地デジの配線と一本化できません。したがって、大工さんが外壁に設けてくださったテレビ用の引き込み線は地デジアンテナと結びつけ、一方スカパーHDアンテナ本体から出ている配線は、テレビを視聴なさりたいお部屋近くの外壁まで引っ張っていき、外壁に1センチ程度の穴を開けるなどして、部屋内に配線を引き込まなくてはなりません。穴を開けず、窓から配線を引き込むこともできますが、配線が断線しないように、窓は開け閉めできなくなってしまいます。いずれにせよ見栄えを大切になさる新築のお客様はこれらの工事を好みません。これが新築のお客様がスカパーHDアンテナよりもBS CS 110度アンテナを選択する理由です。もし、スカパーHDアンテナを設置なさりたいのであれば、建築中に引き込み線を2本、大工さんに作ってもらうことをお勧めします。そうすれば、テレビ端子も2つになり、1つは地デジ用、もう1つはスカパープレミアム用となります。ややこしいお話ですが、さらに突っ込んだお話をしますと、スカパーHDアンテナであっても、BS放送だけは電波の性質上、地デジの電波と混合させることができます。もし引き込み線が1本しかない新築で、スカパーHDアンテナを用いて地デジとBSの混合工事を行った場合、地デジとBS放送は各お部屋のテレビ端子でご覧になることができ、CS放送は配線をひき直した箇所のみご覧になることができます。ちなみに、ここまでの工事はスカパー!のホームページで申し込んだとしても、現場で見積もりをとると、ほぼほぼ有料になるかと思います。地デジとセットでスカパーHDを設置なさるお客様もぜひあさひアンテナにお任せ下さいませ。

スカパー!の3サービスの違い
スカパーの3サービスの違いについて

いかがでしたでしょうか。ここまでかなり詳しくご説明させていただきました。新築住宅では外観を気になさる方がかなりいらっしゃいますので、どのアンテナを設置したらよいか迷ったら、弊社の相談窓口までお問い合わせ下さいませ。屋根の形状や外壁の色、建物の周辺環境などを考慮して、最適な工事を格安価格でさせていただきます。

おしゃれなアンテナを選びましょう!

アンテナの最大のメリットは、低コストであることです。テレビを視聴するにあたって、無料で楽しめるのはアンテナだけです。BS放送CS放送の有料番組も2年契約や3年契約などのしばりもなく、月ごとに契約更改が可能です。したがって、必要なときだけコストを支払えば良いのもアンテナの魅力です。そのような低コストを特徴とするアンテナですが、BS CS 110度アンテナには円盤型以外の形状のものはございません。しかし地デジアンテナには先述した通り、八木式アンテナ以外にもデザインアンテナがあります。発売されてからしばらく経ちますが、アンテナをこれまで設置したことがないお客様からすれば、「え⁉︎ これがアンテナなの?」というようなスタイリッシュな商品です。新築のお客様の8割以上はデザインアンテナを選択している状況でございます。あさひアンテナではDXアンテナのUAH201という型番のデザインアンテナをメインに採用しております。サイズは590 × 220 × 113 (mm)で、重さは1.7(kg)、と軽量コンパクト。軽量コンパクトであるが故に、台風などの自然災害にも強く、非常に角度がずれにくいアンテナになります。デザインアンテナに関しては、台風の後であっても方向調整のご依頼が特殊なケースを除いて限りなくゼロです。またこちらのアンテナの性能は屋根上に設置するタイプの一般的な八木式アンテナと同じく、20素子相当の性能を誇ります。電波状況が悪い場合は、26素子相当の高性能なアンテナのご用意もございます。素子の数値が高いものほど、受信感度が高いということになりますが、テレビはきれいに乱れのない映りになれば良いので、不必要にハイスペックなアンテナを設置する必要はございません。ぜひこれを機会に、s最大手DXアンテナ社の、最高品質のデザインアンテナを設置してみてはいかがでしょうか。

これから自宅を新築する方へ

アンテナの引き込み口の位置

「どこに作ればいいの?」

これから自宅を新築する方へのご説明になりますが、アンテナの設置場所は電波塔の方向や人工衛星の方向と大きく関係しており、アンテナの配線を宅内に引き込むための引き込み口は、その方向を意識して作るのが理想です。99%の新築一戸建ての建物には、テレビ用の引き込み口、および引き込み線をハウスメーカーが作成してくれます。しかしながら、ごくごくまれに引き込み口や引き込み線がない建物がございますので、新築する段階でハウスメーカーにしっかりと確認をしましょう。新築住宅は高額ですから、後悔なさらないように、部屋の間取りを建築図面で確認しながら、どの部屋にコンセントやテレビ端子を設けるのか、こだわる方は多いものなのですが、外壁に設置するアンテナの引き込み口の位置は、ついつい見落としがちです。屋根の上にアンテナを設置する場合、引き込み口は表玄関がある正面や表通りから見えない位置で構いません。引き込み口から出ている引き込み線を屋根上に引っ張っていき、アンテナ本体から出ている配線と結びつける工事を行いますので、東西南北どの位置に引き込み口を作成しても問題ありません。目立たない位置に引き込み口を作っておけばよいでしょう。しかし、外壁にデザインアンテナやパラボラアンテナを設置して、見栄えにこだわる場合、アンテナと引き込み口の距離を短くして、配線を短くしたほうが見栄えがきれいになります。例えば、デザインアンテナのみ設置ご希望のお客様で、南東に地デジの電波塔がある場合、南の壁面の東側のはじか東の壁面の南側のはじ、いずれか外側から家を眺めて目立たない方が最良です。仮に南西方向に角度を取るBS CS 110度アンテナを後から設置したくなった場合でも、デザインアンテナの近くに設置できる可能性が高くなりますので、配線を短くきれいにまとめることができるかもしれません。これはあくまでわかりやすい一例です。実際には障害物の状況や電波環境も考慮しなくてはなりません。弊社のご相談窓口で専門のスタッフがご自宅の状況をお尋ねしてアドバイスを差し上げます。必要に応じて、ご自宅にお伺いし、電波測定をさせて頂き、引き込み口の位置を決めることも可能です。ぜひお問い合わせくださいませ。