アンテナが倒れたら…
基本的にアンテナはがっしりと設置しており、そうそう倒れるものではございませんが、台風や竜巻、突風など、人知を超えた自然災害により、倒壊してしまうことがございます。あるいは、屋根の瓦が割れていたり、雨樋が変形していたり、外壁が痛んでいたり、お客様の建物自体の経年劣化が原因の場合もあります。はたまた屋根の塗り替えで塗装業者がアンテナを外し、アンテナを撤去してから自ら設置したものの、アンテナに関しては素人であるために設置が甘かった、ということも過去にはありました。もちろんアンテナ本体とアンテナの土台となるマスト、屋根馬、支線(ワイヤー)の経年劣化が原因ということもありました。
いずれにせよもしアンテナが屋根や外壁から落ちそうな状況であれば、早急にアンテナ撤去またはアンテナ立て直し工事が必要です。たまたま電波の良い地域で、アンテナが横転してもテレビが問題なく映っているということがございますが、地上にいる人にアンテナがぶつかっては大事故になってしまうので、早急に修理する必要があります。後ほど詳述いたしますが、火災保険が適用となるケースもございます。せっかく加入なさっているのであれば、これを活用しない手はございません。あさひアンテナでは、お客様が火災保険をスムーズに適用できるように、施工前と施工後の工事写真、それから請求書の備考欄にアンテナが故障した原因を現場で職人が詳しく記載しておりますのでご安心下さいませ。ではアンテナが倒壊したときの3つの種類を下記にてご説明いたします。説明書きを読むのがごめん道な方、お急ぎの方、即日工事ご希望の客様は、今すぐお電話いただければ、専門のオペレーターが詳しく解説させていただきます。
1 アンテナ立て直し工事
設置したばかりのアンテナが、台風で倒れたというお問い合わせはほとんどありません。自然災害によるアンテナ修理は、アンテナの経年劣化がその一因であることがほとんどです。アンテナは、アンテナマスト(アンテナポール)、屋根馬、支線(ワイヤー)などの土台を含めて、鉄製です。したがって長年雨風にさらされると、経年劣化はどうしても起きてしまいます。「ワイヤーが1本切れてしまい、アンテナが傾いている」のであれば、ワイヤーを1本だけ交換するのではなくて、なるべくワイヤーを全て交換した方が良いでしょう。見栄えのバランスのみならず、強度のバランスも大切だからです。あさひアンテナでは、サビにくく劣化しにくい、ステンレス製のワイヤーを採用しております。古いアナログアンテナに地デジを追加しているお客様は、一昔前の施工方法で、鉄製のワイヤーを採用しているでしょうから、これを機会に、細くて丈夫なワイヤーに交換するメリットは大きいです。ついでに使用していないアナログアンテナも撤去し、軽量化してワイヤーを切れにくくします。もちろんコストを抑えてワイヤーの補強工事もできますが、あまりオススメできません。 それから、アンテナ本体、アンテナマスト、屋根馬の一部が折れ曲がっていたりする場合は、歪みを矯正しても、結局のところ長持ちせず、再度修理が必要になる可能性があるので、劣化したものは交換した方が良いでしょう。特にワイヤーが2本以上断線している場合は、屋根からアンテナが落ちて、通行人に見つかっては大事故に発展してしまいますので、なるべく優先的にお伺いしたいと思います。即日工事ご希望の方は今すぐお電話下さいませ。
2 八木アンテナ新規設置+撤去
長い目で見て、アンテナ本体、アンテナマスト(ポール)、屋根馬、支線(ワイヤー)など、屋根上のものを全て交換するのは費用対効果に1番合う工事と言えるでしょう。また1部修理するよりも、実際のところ作業負担が少ない分、かえって費用が安い場合があります。例えば、いちど解体しなくてはならない場合、解体作業に加えて、新規設置工事と同じくらいの作業負担が発生してしまいます。その場合はコスト面からも、全て交換することをお勧めする場合があります。昔のアンテナ工事とは異なり、細いワイヤーを使用して、屋根の端と雨どいの隙間にワイヤーをくくりつけて、建物へのダメージを減らし、しかも丈夫な工事が可能です。長い目で見たら安心できますので、災害でアンテナが倒れたら、交換してしまうのはいかがでしょうか。特に、火災保険が適用されれば、たいていは全額保証してくれるので、お得になります。施工前と施工後の工事写真、見積書、あるいは請求書、それから領収書が必要になりますので、ご希望の方はお電話の段階でお伝えいただければ幸いです。
3 デザインアンテナ新規設置+撤去
八木アンテナ新規設置+撤去にプラス5,000円(税込)の費用で工事が可能で、最も災害に強い施工になります。デザインアンテナは、方向調整の依頼は特別な場合を除いてほぼ皆無と言っても良いほど、角度がずれにくいアンテナになります。外壁に設置するため、お客様の建物自体が恐怖からの障壁となり、デザインアンテナを守ってくれるのです。さらに、メリットといたしましては、白、黒、茶、ベージュの4色の中から、家の外観に合うものをお選びいただき、見栄えがすっきりといたします。デメリットといたしましては、外壁に細いビスを数カ所打ち込み、つまり外壁にすみれの小さい穴分けて設置することでしょうか。耐候性のある樹脂製のカバーに覆われ、劣化しにくいデザインアンテナはそのデメリットを補って余りあるものがございます。しかも、災保険適用になるケースが多く、その場合はグレードアップした上、コスト的にもお得になります。即日修理の対応であっても、現場の職人は材料常に揃えておりますので、現場での工事内容の変更も可能です。
4 撤去
「アンテナが屋根から落ちそうで、とにかく取り外したい、今後アンテナでテレビを見る予定は無い」というお客様も中にはいらっしゃいます。もちろんなるべく即日工事で対応させていただきたいと思いますが、いかなる屋根上作業も強風や雨の中で作業ができない場合がございます。特に古い建物で瓦屋根の場合、苔なども生えていて非常に屋根が滑りやすい状況だったりします。一口にアンテナ撤去といっても、屋根の四角まで行き、ワイヤーを取り外し、アンテナを土台から解体して、取り外した物を担いで、はしごを降りなくてはなりません。あさひアンテナは、職人の命を守るため、安全作業に努めておりますので、その場合は後日、なるべく早くお伺いするようにいたしております。危険作業ができない日が長引くことも考えられますが、もしかしたら応急処置的なことができるかもしれませんので、一刻を争う方はお電話にてお問い合わせくださいませ。
必見! 火災保険を使って無料で修理
保険会社に請求する前に、まずはあさひアンテナにお問い合わせください
毎年台風の後は、アンテナ修理の依頼が殺到します。意外と知られていないことですが、台風は火災保険で、しかもほとんどの保険会社で、実質0円で修理できてしまいます。なぜ「意外と知られていないこと」なのか申し上げますと、保険会社は修理費用を支払う側なので、自ら声を大にして「無料で直せますよ!」とはお客様にお伝えしづらいからです。もしお客様にお伝えしてしまったら、保険会社の利益が大きく目減りしてしまいます。また、「火災」保険だから、火事以外の事は保証してくれないものと多くの方に思われているという事情もあります。この火災保険は、火事だけではなく、台風による風害、雪害による雨どい、瓦、雨漏り、漆喰、テラス、カーポート、TVアンテナ修理などをさまざまなものをカバーしてくれます。新築の方は特に、大切な自宅や家財が被害にあった際、頼りになりますので、契約内容の見直しや、確認を必ず行ってください。
くどいようですが、アンテナ修理に関しても台風のほか、強風、突風、豪雨、積雪、雹(ひょう)、火災、外部からの物体落下等、実に様々なケースで、補償してくれます。火災保険のうち、アンテナ修理で使用する補償内容は「風災」が最も多く、まれに「落雷」もあります。以前、落雷がアンテナ本体から配線をつたって、ブースターを真っ黒焦げにしてしまったケースが何度かありました。そのような場合も、ブースター交換まで補償内容になってきますので、ご安心下さいませ。弊社が用意すべき、保険会社に提出する書類としては、見積書、請求書、施工前の工事写真、施工後の工事写真になります。ご希望の方は、必ず施工前にご担当する職人におっしゃってくださいませ。丁寧に対応させていただきます。
ただし、補償対象外なケースもございます。経年劣化によるアンテナ修理は100%補償されません。例えば、築40年の建物で瓦屋根が経年劣化で割れてしまい、バランスを崩したアンテナが倒れてしまった場合。提出した施工前の写真と、施工後の写真による判断になるかと思いますが、補償されないことがあります。100%経年劣化であれば火災保険の風災保証で修理できませんが、突風や強風など何らかの風災を受けていると考えられれば、補償されることもあります。保険会社は、自ら屋根等の被害状況を調査し、保険金を支払う判断を下しているわけではありません。もしも保険会社がその判断に関わっていたら、不払いなど、多くの場合にトラブルが発生してしまいます。したがって、アンテナ修理なら弊社がまず火災保険の対象となるかどうかの判断を下します。「私の家は古いから経年劣化なのだろう。きっと火災保険は効かないだろう」と諦めるお客様があまりに多く、損をしてらっしゃいます。まずはあさひアンテナにお問い合わせ下さいませ。
さらに、損害額〇〇万円以下は補償を受けられないとする保険会社もあります。そこのところはきっちりと確認しましょう。屋根の修理も含めれば、その金額を大きく超えることになる可能性があります。どうしても心配な場合は、弊社の専門スタッフに相談頂き、お客様になるべく負担がないように対応させていただきます。
火災保険を使ってアンテナ修理をする手順
- アンテナが倒壊しているのを発見したら、保険会社ではなくお客様はアンテナ工事会社に連絡する
- アンテナ工事会社にお客様の建物とアンテナの状況調査してもらう
- アンテナ修理調査の報告書と見積書を作成してもらう
- 保険会社へ電話にて被災の報告&請求をする
- 保険請求書類(アンテナ修理調査の報告書・見積書・施工前の工事写真・施工後の工事写真など)を保険会社に提出する
- 保険会社から派遣された鑑定人による現地調査をしてもらう
- 被災額が確定した後、保険金額が決定する
- 保険金が支払われる
- 被災箇所のアンテナ修理をしてもらう
場合によっては、先にアンテナ修理をして、お客様が修理代金を立て替えたのち、保険金を支払ってもらうことが可能です。特に、屋根裏からアンテナが落ちて通行人にぶつかる可能性があるなどの緊急事態は、素早く対応しなくてはなりません。そのことも含めて、弊社の相談窓口にお問い合わせ下さいませ。