飯田グループホールディングス・一建設株式会社(はじめけんせつかぶしきがいしゃ)様の住宅におけるテレビアンテナ設置工事
ご自宅を新築される際や、建売、中古住宅の購入、またリフォームやリノベーションの工事などで重要となることのひとつが、テレビアンテナの設置です。ご新居であれば一からのテレビアンテナの設置工事を行なうことになります。また中古住宅やリフォーム工事などの場合も、すでに設置されている旧式のテレビアンテナやアンテナの老朽化、リフォームされた家屋に最適なアンテナへの交換などで、あらためてテレビアンテナの点検や再設置などの必要も生じてまいります。
基本的にご家庭に設置されるテレビアンテナでは、東京スカイツリーなどの地デジ中継局からNHK、広域民放などの地上波デジタル放送を受信するための地デジ用テレビアンテナが必要です。さらにBS、CS放送もご覧になりたい場合は、BS/CS110度アンテナも設置することになります。
ただどちらのアンテナも、お客様のご要望を踏まえつつ、アンテナ工事の専門家による現場の電波強度や、現場に近い放送局の方向の確認といった基本から、高い施工技術による安定した確実な地デジ、衛星放送の受信。そしてアンテナ本体の長寿命、耐久性などの条件を満たした適切なアンテナ工事が必要です。
ここでは飯田グループホールディングス株式会社さんのグループ企業である一建設株式会社さんに、各種のテレビアンテナ工事をお任せされる場合についてご解説いたします。
飯田グループホールディングス株式会社さんは、主に不動産会社を統括する日本の持株会社です。2013年(平成25年)11月に、一建設さん、飯田産業さん、東栄住宅さん、タクトホームさん、アーネストワンさん、アイディホームさんの6社が経営統合を行なって設立された会社になります。現在ではこの6社さんをはじめ、多数の子会社がグループに所属しています。
関東地方では、歌舞伎役者の十一代目市川海老蔵さんによる「東京ドーム120個分」のテレビ(TV)CMや、歌手の華原朋美さんがCMソングを歌う「すまいーだ」のテレビ(TV)CMなどで知られています。
飯田グループホールディングスさんでは、ホールディングス体制によって、グループ全体における経営戦略の検討、立案、推進。またグループ内企業の共同による相乗効果のグループシナジー創出、グループ各社の事業効率を向上する支援などをを行っており、グループ各社の事業の成長と発展を図ることで、グループ全体の企業価値の向上を目指しています。
そして一建設株式会社さんは、グループ会社のひとつで、東京都練馬区に本社を置くハウスメーカーの建設会社です。俳優の田中圭さんによる「マジメはじめ」のテレビ(TV)CMでよく知られています。
一建設さんは、1967年(昭和42年)2月に総合建築請負業、飯田建設工業有限会社として設立され、1973年(昭和48年)6月には飯田建設工業株式会社に組織変更されました。2004年(平成16年)2月に、一建設株式会社に社名を変更しています。
一建設さんは、ローコストハウスを提供するパワービルダー(住宅一次取得者層をターゲットに、床面積30坪ほどの土地付き一戸建住宅を2,000万円から4,000万円程度で分譲する建売住宅業者)の先駆者として知られるハウスメーカーです。スケールメリットを活かして建築コストを徹底的に省いた住宅に強みをもち、関東一都六県および主要地方都市の仙台、名古屋、大阪、福岡など、人口が多く需要がある地域を中心に事業を展開しています。
飯田グループホールディングスさんに経営統合された6社のうち、一建設さんを除く飯田産業さん、東栄住宅さん、タクトホームさん、アーネストワンさん、アイディホームさんの5社は、いずれも一建設(旧・飯田建設工業)さんが設立。または買収して子会社となった会社でした。ただその後、資本関係は解消されて、経営統合するまで事業面での提携はほとんどありませんでした。そのため現在のホールディングス体制の子会社の中でも、一建設さんは中核といえる会社になっています。
【一建設株式会社様が提供する住宅について】
一建設さんは主に分譲戸建住宅、分譲マンション、注文建築住宅の建築、販売事業を行っているハウスメーカー、住宅メーカーです。
一建設さんが提供する住宅には、戸建、マンション、注文建築でそれぞれ以下のような特色がございます。
「分譲戸建住宅」
一建設さんでは年間、約10,000棟の分譲戸建住宅を供給しており、国内ではトップクラスの数となります。一建設さんの基本コンセプト「ちょうどいい家」を、リーズナブルな価格設定で50年以上にわたって提供し続けており、多くのお客様にご満足いただけるマイホームをお届けしている豊富な実績がございます。
一建設さんの分譲住宅の特長としては、約1万棟の建材や設備、備品を一括で大量に仕入れることで、1軒あたりの圧倒的なコストダウンを実現している「スケールメリット」。
事前調査から入居後のアフターサービスまで一貫して自社で請け負うため、住宅価格に影響する余分なマージンなどが発生しない上、お客様のご要望もストレートに伝わって工事に反映しやすい体制を整えている「自社一貫プロセス」。
住宅にはしっかりとした耐震性対策やシックハウス対策を施している他、ご購入から6か月後、1年後、2年後に定期点検を実施している「安心と安全」がございます。
「分譲マンション」
一建設さんの分譲マンションは、徹底したコストマネジメントにより、品質は決して落とさず、他社の物件よりも低価格でのご提供を実現しております。また全フロアの配筋検査など、会社で独自に定めた厳しい安全基準を設定して、徹底した品質管理を実施。安心して安全に暮らせるマイホームをお届けしています。
一建設さんの分譲マンションの特長には、3LDK・50㎡台の「ちょうどいい」サイジングで、交通至便な立地でも手が届く価格の「ライトサイジング」。
第三者品質監査、3段階の外部侵入抑止、住宅設備機器10年保証で、マンションの品質保証から防犯まで、安心と安全を提供する「安全基準SAFETY TREE」。
ミリ単位で無駄なスペースを排除し、主寝室にはウォークインクローゼットを設置する「ムダのない設計」がございます。
「注文住宅」
一建設さんの注文建築住宅は、年間およそ1万軒という豊富な分譲住宅のノウハウを活かした基本プランに加えて、さまざまなオプションを追加することで、ご家族の「ちょうどいい」を実現するカスタマイズ住宅です。
一建設さんの特長である、コスト面と安全性も兼ね備えた満足度重視の注文住宅であり、戸建住宅やマンションと同じく、徹底したコストマネジメントによって品質はまったく落とさず、他社の物件よりも低価格を実現しています。
また全フロアの配筋検査など、会社で独自に定めた厳しい安全基準に基づく品質管理で、自由な設計ながら、安心して安全に暮らせるマイホームをお届けしています。
一建築さんの注文住宅の特長には、長年に渡ってローコストな分譲住宅を多数、建築してきたノウハウによって、注文建築でも徹底的にコストパフォーマンスを追求し、低価格を実現する「無駄なコストのカット」。
莫大なノウハウや専門知識を元にあらかじめ用意された、およそ1,200通りのプランを元に、豊富な設備機器やパーツを自分好みにアレンジできる「選べる基本プラン」。
戸建住宅と同じく、事前調査から建築、施工、アフターサービスまでを一貫して自社で請け負い、特に注文住宅では、お客様のご要望がすぐに伝わり、確実に工事に反映できる体制が抜群の効果を発揮する「自社一貫プロセス」がございます。
【一建設様の住宅へのこだわり“はじめのこだわり「ちょうどいい家」”】
一建設さんの住宅の大きな特色のひとつが、ローコストであることです。お客様に満足いただける高品質な住宅を、ローコストで提供するために、一建設さんがこだわっている基本コンセプトが「ちょうどいい家」です。
一建設さんの「ちょうどいい家」とは、ローコスト住宅とはどうあるべきかを徹底的に追求した家であり「適正」「最適」について考え抜かれた家です。それは本当に必要なものだけを必要とする家であり、無駄を徹底的にカットした家であり、住みはじめてからの余裕を生む家であり、安全性だけはやりすぎるくらいがちょうどいいと考える家です。それが、本来あるべき姿の家だといえます。
一建設さんは、主に「価格」「性能」「サイズ」の3点において、以下のような形で“ちょうどいい家”を実現しています。
「ちょうどいい価格」
自宅をもつことは新たな生活のスタートであり、決して人生のゴールではありません。一建設さんのローコスト住宅には、家を持ったことでその後、趣味や旅行など、人生の楽しみを犠牲にすることがあってはならない、という願いがこめられています。
一建設さんでは、高品質な住宅をお客様にとって「ちょうどいい価格」でご提供するため、以下のような努力を実践しております。
・全工程一貫の家作りより低価格を実現
前述の通り一建設さんでは、事前調査から工事、各種設備の施工、入居後のアフターサービスまで、すべての作業を一貫して自社で請け負っています。そのため、価格に転化される無駄なマージンなどが発生しません。
また住まいづくりに関するすべての工程を直接、自社で管理するため、各工程において、お客様のご要望などへの対応も迅速に実施でき、スケジュール管理の面でも価格を抑えることが可能です。
・年間販売数およそ1万棟が実現するスケールメリット
一建設さんは前述の通り、年間で約1万棟の住宅の設計、販売を行っております。そのため建築資材の購入量も膨大なものになります。大量の資材を一括購入することは、個々の住宅における資材コストを極限まで抑えられることに直結します。
また一建設さんは、飯田グループホールディングスさんのグループ企業です。同グループの子会社には、住宅用の木材や窓などの各種ガラス、キッチンや洗面台などの設備、内装機材など、住宅の建材や設備を専門とする会社も存在し、グループ内での連携による高品質、ローコストの住宅を実現しています。その他の資材などを提供する業者さんとの関係も、一建設さんでは良好に保っており、高品質な素材を、よりお客様にメリットある形で仕入れられるように努めています。
・地域の業者との交流
一建設さんは住宅を建築する地元に根ざした営業活動を行っており、地域の不動産業者とも良好な関係を築くことで、環境のよい土地を適正な価格で取得することに努めており、土地価格をも含めたローコスト化につなげています。
「ちょうどいい性能」
一建設さんはリーズナブルなローコスト住宅を提供しておりますが、品質への妥協は絶対に許していません。
低価格だからこそ品質には厳しくあるべき、「安かろう悪かろう」は住宅には許されないとの高い矜持をもち、第三者機関による客観的な「住宅性能評価」を得ています。
住宅性能評価は最高レベルで“ちょうどいい”のが、一建設さんの考える「ちょうどいい家」です。
「一建築さんの戸建物件の“ちょうどいい性能”とは」
・数々の住宅性能評価を最高等級でクリア
住宅性能表示制度とは、国土交通省の指定による第三者機関が定められた指標に基づき、住宅の安心、安全の度合いを客観的に評価する制度です。耐震、対劣化、メンテナンス性、断熱性など、建物のさまざまな要素にについての等級を数字で表すことで、専門知識がない方でも建物の性能がわかる、いわば住宅の鑑定書、成績表といえます。
一建設さんによる住宅は、この住宅性能評価書で必須となる4分野5項目において、
・地震に対する構造躯体の倒壊、崩壊などのしにくさを示す、耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)等級3。(最高等級3)
・地震に対する構造躯体の大規模な修理を要する損傷しにくさを示す、耐震等級(構造躯体の損傷防止)等級3。(最高等級3)
・構造躯体などの材料の交換など大規模な改修工事を要するまでの期間を伸長するための対策を示す、劣化対策等級3。(最高等級3)
・専用の給排水、給湯管、ガス管の清掃点検など維持管理を容易とする対策を示す、維持管理対策(専用配管)等級3。(最高等級3)
・外壁、窓など熱の損失の防止を図るための断熱化などの対策の程度を示す、断熱等性能等級4。(最高等級4)
と、それぞれにおいて最高等級を取得しています。
・厳格な耐震構造
一建設さんでは全棟の地盤調査や、基礎、構造、屋外防水検査など、建築中の住宅について、第三者および社内基準の厳格な品質検査を実施しております。一建築さんの住宅は、建築基準法上の「検査済証」の取得に加え、住宅金融支援機構が定める「フラット35」技術基準にも適合しており、お客様に安心、安全が保証された住宅をご提供しております。
一建設さんが住宅建築において実践している主な耐震対策は、以下の6点になります。
耐震対策1・基礎着工前の地盤調査
一建築さんでは住宅の新築において、基礎着工の前に第三者である地盤調査会社による地盤調査を行っています。その調査結果を元に、必要に応じて地盤補強などを行い、不同沈下が起こらないよう対策をとっています。
万が一、不同沈下による家屋の沈下、ゆがみなどの損害があった場合も、第三者などで保全できる体制をとっております。
耐震対策2・住まいの安心を支えるベタ基礎工法
一建築さんでは「鉄筋入りコンクリートベタ基礎」工法を標準採用しています。ベタ基礎とは、地面の上に置かれ、住宅の立ち上がっている部分や床部分などを支える、いわば住宅の底となる基礎の部分を、地面の一面に分厚いコンクリートで覆った、どっしりした基礎にする工法です。一建設さんでは、さらに鉄筋を入れることでより強靭なベタ基礎を実現しています。
このベタ基礎の特長は、建物を面で支え荷重を分散することで、耐震性や不動沈下に対する耐久性が飛躍的に向上すること。また分厚いコンクリートの基礎を床下の一面に敷くことで、地面からの湿気やシロアリの被害も防ぐこともできます。
耐震対策3・強く頑丈な床支持材
建物の床を支える「床束」という支持材には、サビやシロアリを寄せ付けない鋼製の床束を採用しています。従来の素材に比べて信頼性が高くなり、安心の強度で頑丈な家屋構造を支えます。長年の使用でも痩せず、腐らず、またメンテナンス性にも優れた素材になります。
耐震対策4・伝統的工法
一建設さんは木の家造りにこだわっております。長年の莫大な家造りのノウハウから、木造建築の家屋は、建材が常に呼吸し、気候の変化に合わせて微妙に伸縮するため、高温多湿である日本の気候風土に最適であると確信しているためです。
一建設さんが採用している「木造軸組み工法」は、土台、柱、梁など住宅の骨格を木の軸で造る工法です。この工法は日本において古来から1000年以上にわたり、改良や発達が繰り返されてきた工法です。現代の一建設さんでは、木材の接合部に補強金物を取り付け、床には構造用合板を使用するなど最先端の工法により、強い耐震性と耐久性を誇る木造建築を実現しています。
耐震対策5・耐震金物
家屋の構造材をつなぎとめる接合部には「耐震金物」を採用しています。基礎から土台、柱などの接合部ごとに、適材適所となる耐震金具を選び、構造体をしっかりと緊結しています。このような表からは見えない個所にこだわることで、地震の揺れによる建物のゆがみや倒壊を防ぎ、住まい全体の耐久性を高めているのです。
耐震対策6・横揺れに強い剛床工法
一建設さんの住宅では、1階と2階の床に「剛床工法」を採用しています。これは構造用の面材を土台と梁に直接留めつける工法で、床をひとつの面として家全体を一体化しており、横からの力にも非常に強い構造となっています。そのため家屋のねじれを防ぎ、耐震性にも優れた効果を発揮します。
「一建築さんのマンション物件の“ちょうどいい性能”とは」
一建築さんでは分譲マンションについても、建物の堅牢製、耐久性はもちろん、購入されたお客様の快適な暮らしをお約束すべく、住宅性能やセキュリティ、アフターフォロー体制などを万全に整えております。
・全物件において任意の「住宅性能評価」を取得
一建設さんのマンションでは、任意制度である「住宅性能評価」を全物件において取得しております。
住宅性能評価とは、国に登録した機関が法律に基づき、任意で客観的な視点から住宅の性能を評価する制度です。
建築会社や設計事務所などとは関係がなく、公正、厳密に判断する第三者機関が、建物の安全性、居住の快適性など、9分野、28項目をチェックしていきます。この住宅性能評価には「設計住宅性能評価」と「建設住宅性能評価」の2種類がありますが、一建設さんのマンション「プレシス」はその両方を取得しており、お客様にわかりやすく、高性能な物件を提供するよう努めております。
・住人に無関係な侵入者を防ぐ「トリプルセキュリティ」
一般的なマンションのセキュリティとしては、まずエントランスにカメラ付きのオートロックを設置し、マンションの入居者やその許可を得た者以外の侵入を抑止。さらに各戸の住戸扉には防犯対策を施した玄関扉などを設置して、住戸内への侵入を抑止するという二重のセキュリティラインを設けています。
一建設さんのマンションでは、これに加え、エレベータ―などのフロア移動にもセキュリティラインを設けており、鍵がなければエントランスフロアからエレベータ―や階段を使うことができないように設計しています。一建設さんはすべてのマンションにおいて、お住まいの方の安心と安全を確保すべく、エントランス、エレベーターなど、住戸の3段階のセキュリティライン、トリプルセキュリティを採用しております。
・年中無休で24時間365日対応の「コールセンター」
一建設さんのマンションでは、お住まいの専有部分の不具合のご報告、ご相談から、使い方のご質問など、生活上のさまざまなご相談や、トラブルの対応など、専用の「DAILY SUPPORTSコールセンター」で24時間365日、お受けしております。
深夜に突然、早急な対応が必要となる水回りのトラブルが発生した場合などをはじめ、多岐にわたるお問合せにお答えし、トラブルへの対応には即座に駆けつけるサービスをご用意しております。一建設さんでは、お客様に長く快適に暮らしていただきたいという思いから、お客様目線によるさまざまなアフターケアを実施しております。
「ちょうどいいサイズ」
家屋の面積の大きさと暮らしやすさは、必ずしも比例するものではございません。一建設さんでは、合理的な住宅設計とライフスタイルへのフィットを考えることにより、実際の面積以上の暮らしやすさを実現できるお住まいを提供しております。
「一建築さんの戸建物件の“ちょうどいいサイズ”とは」
・お住まいの地域ごとに「お客様のニーズ」を反映
日本において戸建て住宅を求められるお客様でも、お望みになる住まいの傾向は、都道府県やそのエリアごとにさまざまです。
公共交通網の発達した都市部から、自家用車が必須となる郊外。また平地から起伏の多い高地、海沿いや降雪量が多いといった自然環境など、地域の環境やライフスタイルなどによって、土地の規模や住まいの大きさから、車庫の広さ、機能性など、ご希望になる住まいの傾向はそれぞれ異なります。
一建設さんは創業から50年以上にわたって地域密着型の企業であり続け、各地域の不動産会社と情報交換を行いながら、時代の変化も踏まえたそのエリア独自の「ちょうどいい」サイズを把握し続け、お客様にご提案しております。
・家造りの基本コンセプト「ライフサイクルサポート」
「家」は、長年にわたって住み続けられるご家族それぞれの成長や変化を見つめ続ける存在です。ときには数世代にわたって住み続けられる家には、歳月の流れと共にさまざまな転機が訪れます。新しいご家族の誕生から世帯主の転勤。また子供の独立。お住まいの方の高齢化など。その都度、お住まいの役割は変化し続けてゆきます。一例として、住宅の購入時は一台分でよかったカースペースが、ご家族の増加や成長、お子様の就職などによって、やがて二台分が必要となることもございます。
一建設さんでは、ご家族の将来にわたる変化を見据えて、周辺の住宅はカーポート一台分でも、二台分のスペースを確保した住宅を建設、販売しておします。またデザインは年代での好みが別れないようシンプルなものにする一方、キッチンやバスルームなどは広さや使いやすさを重視し、将来的な「変化を見据えた」配慮を実践しております。
一建設さんでは、ライフサイクルの転換期を迎えた人たちに、新しい暮らしに適応するお住まいを提供することを家づくりのコンセプトにしております。それが「ライフサイクルサポート」なのです。
「一建築さんのマンション物件の“ちょうどいいサイズ”とは」
戸建住宅と異なり、分譲マンションではどうしても居住スペースが限られてまいります。一建築さんではマンションのスペースを最大限に活用できる、さまざまな設計上の工夫を実践しております。
ポイント1・廊下や水回りにムダがない
一建設さんの3LDKマンションでは、限られた間取りを最大限に活用するため、ミリ単位でムダなスペースを排除しています。特に廊下や水回りのスケール取りを極限まで突き詰めることによって、広くて快適な居住空間を実現しています。
ポイント2・収納がしっかり使える
一建設さんのマンションは、洋室はそれぞれコンパクトに作られていますが、実際の使い心地の要となる収納部をしっかり確保しています。主寝室にはウォークインクローゼットも設けており、衣服などをきちんと収納できることで、豊かな居住空間を確保しています。
ポイント3・リビングダイニング(LD)が可変式で自在に使える
マンションではLDが広いほど居室は狭くなるという問題が生じます。一建設さんの3LDKマンションでは、空間全体のバランスで最適なLDの広さを提案しております。しかも隣接する洋室とつなげて使うこともでき、生活に合わせて空間を自在に利用できます。
【一建設様の住宅における安心の「点検と保証」制度】
どれだけ高品質な住宅であっても、お客様に販売してそれで終わりではハウスメーカーの意味がございません。
一建築さんでは、戸建住宅のお引き渡しから長期にわたって定期的な点検を実施しております。定期点検については、お客様に手紙でご案内した後、ご希望の日時に専門スタッフが訪問し、点検を行います。
またお引き渡しから10年間の長期保証と、5年間のシロアリ保証も合わせて行っております。
「一建築さんの戸建物件における点検と保証」
・2年後以降の定期点検サービス
一建設さんでは、ご購入いただいた住宅で安心、安全、快適にお過ごしいただき続けるために、住宅のお引渡しから6ヶ月後、1年後、2年後の計3回に渡り、定期点検を実施しております。この点検にあたっては専門の技術員がお住まいをご訪問し、詳細なチェックシートに沿って、数十項目の点検内容を緻密に確認してゆきます。
・5年後から35年後の無料診断と長期保証
一建設さんでは、お客様に住宅のご購入後も安心して住んでいただくために、独自の手厚い保証制度を提供しております。
アフターサービス基準書では長期保証(10年保証)をお約束しておりますが、その期間が経過した後も、5年ごとの期間を定めて、お住まいの部位によっては引渡日から最長35年間の延長保証が適用されるシステムを採用しています。
またお客様が購入された新築物件を第三者に譲渡なさる場合や、ご本人の配偶者やお子様、お孫様などが相続される場合は、所定の手続きを行っていただくことにより、保証期間の残存期間については保証の継承も可能です。このような家屋保証の継承サービスを行っている住宅メーカーは決して多くはありません。
「一建築さんのマンション物件における点検と保証」
・第三者による厳しい品質監査と住宅性能評価
一建築さんのマンションでは、建築会社や設計事務所とは関係のない第三者機関が、建物の安全性、快適な居住性など、9分野28の項目について、厳正かつ客観的にチェックしています。
また住宅性能評価については「設計住宅性能評価」と「建設住宅性能評価」の2種類があります。
第三者機関が行う配筋検査は、通常では「建築基準法や住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で定められた特定フロアのみですが、一建築さんでは、第三者検査義務のないフロアについても、施工者、監理者による精緻な検査に加え、ビューローベリタスジャパン株式会社による品質監査を行っております。
他にも地震の際などに柱や梁が壊されないため設ける「構造スリット」の確認。タイル剥離などを防止する「引張強度検査」でも同様に、任意のフロアで第三者機関による品質監査を実施しており、監査後には監査結果報告書が発行されます。
一建設さんは、国の定める「建築基準法」に加え「品確法」の検査基準を大きく上回る、他社の追随を許さない独自の厳しい品質基準に基づくことで、お客様の「安全と安心」が保証された暮らしを守っているのです。
・住宅設備機器にも10年の保証
マンションや住宅において住宅設備機器のトラブルが発生した場合は、一般的には各メーカー保証による対応となりますが、その多くは1年から2年程度の保証期間に限られています。
一建築さんによる「プレシス」のマンションでは、ガス給湯器やトイレ、バス、洗面化粧台などのメーカー保証が切れた後も、独自のサービスとして10年間にわたる長期的な保証を行っております。万が一、トラブルが発生した場合も、一建築さんのコールセンターへのお電話一本でメーカーなどの出張を手配できます。
快適な暮らしを長く見守る一建築さん「プレシス」独自の10年保証は、お住まいの方の「安全で安心」な暮らしを保証するものです。
【一建設様の「マジメはじめ」な皆様】
一建設さんのイメージキャラクターとして、関東地方のテレビ(TV)CMなどでよく知られているのが、田中圭さん演じる「マジメはじめ」さんです。田中圭さんといえば、数多くのテレビドラマ、映画、舞台、CMなどで活躍する人気俳優です。
人気刑事ドラマ「相棒」シリーズの劇場場スピンオフ「相棒シリーズXDAY」では、川原和久さん演じるシリーズ開始時からのレギュラ-人物で捜査一課の熱血刑事、伊丹憲一巡査部長の「相棒」となる一方の主役、物静かで怜悧な警視庁サイバー犯罪対策課専門捜査官、岩槻彬を演じた他、近年ではドラマ「おっさんずラブ」シリーズの主演、春田創一などで広く知られています。
田中さんのイメージとしては、その容姿にふさわしく生真面目で知的、穏やかな役柄が多く、その上でクール、気弱、コミカルなど、作品ごとにさまざまな人物像を演じています。
名前からして一建設さんとその企業姿勢を表している「マジメはじめ」さんは1月1日生まれの28歳。東京都出身で血液型はA型。一建設さんの敏腕営業マンです。性格は真面目で、家のことでお悩みの人がいれば全力で駆けつけます。趣味は最近はじめたサーフィンで、得意なことはひとりひとりに合った住まいの提案。苦手なことは手を抜くこと。
イメージカラーで好きな色は黄色。口癖は「あきらめちゃいけませーん!」。チャームポイントは家のことを何でも見通す丸ぶちメガネと、どんなに動いても破れない紺のスーツ。夢は一人暮らしから子育て世代の一軒家、老後の住み替えまで日本中の人に一建設さんの家に住んでもらうことです。
本人いわく「サイズ、性能、価格がちょうどいい一建設の家で皆さんの人生に幸せを届けます」だそうです。
マジメはじめさんは、田中さんのイメージもあいまって、一建設さんの住宅作りとお客様への姿勢を体現するキャラクターだといえます。テレビ(TV)CMでは「マジメ、はじめ、マジメ、はじめ♪」というテーマソングで独特の振り付けと共に小学生の部下たちを引き連れて現れ、一建設さんの住宅の特長を紹介するコミカルな内容を、あくまで真面目な物腰を崩さず演じるところに味わいがあります。
「マジメはじめ」さんはCM上のキャラクターですが、一建設さんのスタッフには現実に数多くの「マジメはじめ」な皆さんがいます。
お客様からの住宅に対するご要望に対応し、具体的な提案をしてゆく企画営業の担当さん。そうして仕上がったお住まいの具体像を、現実の建築技術や建築基準法、社内基準に応じて形にしていく設計担当者。実際の建築において、お客様や担当者から、作業を担当する職人さんなどともしっかりとコミュニケーションをとり、現実にご要望通りのお住まいを造り上げていく施工管理の担当者など、一建設さんのスタッフひとりひとりが全員「マジメはじめ」さんであることが、一建設さんの住宅への信頼性の基礎を形作っている、何よりも堅牢な「ベタ基礎」だといえるでしょう。
【一建設さんの住宅におけるテレビアンテナ工事】
このように一建設さんの住宅は、戸建住宅、マンションとも、リーズナブルでありながら、快適な居住性はもちろん、防犯性や環境性、長く住み続けるためのアフターサービスなど、お客様目線による万全の配慮がなされています。
戸建住宅においては豊富なノウハウによる建築の効率化や、スケールメリットによる資材コストの削減により、リーズナブルな価格ながら高機能な住宅を提供しております。また注文建築ではお客様のご要望に応じた多彩なオプションにより、お客様のご希望に忠実なお住まいを実現しております。
前述のように一建設さんは主に関東地方と、その他の主要都市を中心にした地元密着型の企業であり、それだけにエリアごとの特性やご要望の傾向に応じたきめ細かい対応やご提案ができる特性がございます。
地デジなどのテレビアンテナ工事に関しては、建売住宅や注文建築では、お引渡しの前に、お客様のご要望に応じたものを設置することになります。マンションでは、ほとんどの場合が屋上に、棟内の全戸で使用できる地デジ、BS/CS共用アンテナの設置や、ケーブルテレビ、光回線などの設備が整えられているため、アンテナ工事の必要はまずございません。
一建設さんにて戸建住宅、注文建築をご購入される場合、テレビアンテナの設置工事については、オーナー様がご入居される前に、当あさひアンテナをはじめとするアンテナ工事の専門業者が、お客様がご試聴なさりたい地デジ、BS/CSのテレビ(TV)放送など、アンテナ工事に関するご要望を確認することになります。
お客様のテレビアンテナ設置工事に関するご要望では「地デジ受信の性能が安定して故障しにくいアンテナを」「CS/BSのテレビ(TV)放送を観たい」といった基本的なことはもちろん、
「価格の安いアンテナがいい」
「工事の費用を抑えたい」
「家屋の外観を崩さないアンテナがほしい」
「屋内の各部屋でテレビ(TV)を観たい」
「テレビ(TV)への配線を目立たないようにしてほしい」
など、さまざまなものがございます。
特に一建設さんは関東地方を中心に事業を展開しているため、地デジ放送の東京MX、テレビ神奈川(tvk)、千葉テレビ(CTC、ちばテレ)、テレビ埼玉(TVS、テレ玉)、栃木テレビ(GYT、とちテレ、とちぎTV)など特定の都道府県を対象にした、いわゆる地方テレビ局(地方チャンネル)のテレビ(TV)番組を、別の都道府県で受信できるようなテレビアンテナの設置工事は可能か、というご相談も多く聞かれます。
関東地方を例に挙げると、いわゆる東京MXなどの地方テレビ(TV)局、地方チャンネルは、基本的に東京都内の東京MX、神奈川県のテレビ神奈川など、その都県のみを対象とするローカルテレビ(TV)放送局になります。
例えば東京MXは、主に東京スカイツリーから地デジ電波を発信しております。ただし通常のNHKや広域民放の地デジ電波に比べて出力が弱いため、東京MXの地デジ電波はスカイツリーを中心に、神奈川県では厚木市や横須賀市あたり。埼玉県では行田市や川越市、東松山市や行田市のあたり。千葉県では野田市、成田市、八街市、木更津市のあたりまで受信が可能です。また東京都内でも青梅や奥多摩など南部にあたり、スカイツリーからの東京MXの地デジ電波が届きにくい地域には、要所に中継局が設置されています。
同じように例えば千葉県の千葉テレビでは船橋市の船橋局、埼玉県のテレビ埼玉ではさいたま市桜区の浦和局など、県内で中心となる地デジ電波放送局の他、県内の各地に中継局が設置されているため、各地方テレビ(TV)局の地デジ電波は、該当する県内のほぼ全域と、隣接して中継局に近い他都県の一部地域であれば受信できます。
ただ各地方テレビ(TV)局の地デジ電波が届く範囲の限界に近い地域では、地デジの電波状態が安定せず、安定した受信のためには高性能アンテナや、地デジ電波を増幅するアンテナブースターなどの設置が必要となるケースもございます。
また地デジアンテナは、地デジのテレビ(TV)電波を発信する電波塔に向ける必要がございます。そのため同じ地デジのテレビ(TV)電波でも、NHK、広域民放の地デジ電波を発信するスカイツリーなどの主要な中継局と、各地方テレビ(TV)局の地デジ電波を送信する中継局との位置が異なる場合は、各中継局に向けた別個の地デジアンテナ設置が必要となり、工事費用がかさむケースも考えられます。
他地域の地方テレビ(TV)局が受信できる地域では、現場によっては地デジ電波が高層ビルなどに反射した「反射波」を利用して、方向の異なる地デジ電波を一台の地デジアンテナで受信できる場合もございますが、どのような現場でも必ず可能とは申せません。
またテレビアンテナを設置するご自宅やその場所、立地によっても、地デジ放送、BS/CS放送の受信に関して、さまざまな条件が生じてまいります。例えば「地デジの放送局から遠距離、現場の地形が複雑、近隣に高層建築があるなどで電波状態が悪い」といった問題から「海沿いや豪雪地帯のため、サビや積雪によるテレビアンテナの故障が発生しやすい」などの問題もございます。
一建設さんではリーズナブルでありながら高品質な住宅を提供しておられますが、テレビアンテナ工事に関しては、当あさひアンテナなど確かな技術をもつ専門のアンテナ工事業者が担当して、一建設さんの住宅のクオリティに相応しい、地デジや衛星放送の受信性能、デザイン性、耐久性から費用の面まで、可能な限りお客様のご要望に応じる設置工事をご提案したします。
また現在ではテレビアンテナによる地デジや衛星放送の受信に限らず、ケーブルテレビ(TV)、インターネットの光回線(光テレビ(TV)など)のご利用でも、地デジなどと同じ各種テレビ(TV)放送をご視聴いただけます。
一建設さんが主に事業を行う関東地方では、多くの地域で東京スカイツリーからの地デジ電波が受信可能であり、また各地域には地デジ放送の中継局が数多く存在します。そのため関東一帯で地デジによるテレビ(TV)番組のご視聴が困難となることはほとんどございませんが、地域によってはスカイツリーなどの中継局から遠い、山地などで地デジ電波が届かないなどのケースもございます。
そのためテレビ(TV)のご視聴についても、他地域の地方テレビ(TV)局を視聴したいなどのご要望や、現場の地デジ電波状態などによっては、ケーブルテレビ(TV)や光回線をご利用されるほうが、安定してさまざまなテレビ(TV)チャンネルをご視聴でき、価格もアンテナ工事費用などよりリーズナブルとなる場合もございます。その場合はアンテナの設置にこだわらず、ケーブルテレビ(TV)や光テレビ(TV)などの設置工事をご提案いたしております。
・テレビアンテナの種類
まず現在、ご家庭で用いられる基本的な地デジ用テレビ(TV)アンテナの機種は「八木式アンテナ」と「デザインアンテナ」になります。
八木式アンテナは屋根の上などによく見られる、魚の骨のような形の、昔ながらの地デジアンテナです。
日本ではアナログテレビ(TV)放送の黎明期から、テレビ(TV)アンテナとして使われている機種になります。素材や耐久力などは時代につれて進化し続けていますが、その基本設計は開発当時から変わっていません。それほど設計の完成度が高く、現在でも地デジ電波の高い受信能力を誇るテレビ(TV)アンテナ機種です。特に高所に設置できることもあり、テレビ(TV)放送局から距離が遠い、また地形が複雑な地域でも高い受信能力を発揮する優秀な地デジアンテナです。
反面、基本的に屋外に設置される八木式アンテナは風雨など自然環境の影響を受けやすく、歳月につれて確実に老朽化が進行してゆく弱点もございます。また家屋のデザイン性を重んじるお客様からは、八木式アンテナでは家屋の外観性が悪くなるというご意見をいただくこともございます。
デザインアンテナは家屋の外壁などに設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。家屋の外観を損なわない、自然環境の影響を受けにくく経年劣化を軽減できる、修理やメンテナンスも簡単など多くのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナになります。薄型でさまざまなカラーもあり、壁面デザインの一貫としてもマッチいたします。
また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当であり、八木式アンテナと比べても地デジ受信の性能にほとんど差はごさいません。ただデザインアンテナは八木式アンテナよりも設置位置が低い分、地デジの受信感度もやや低くなる傾向がございます。アンテナ本体価格や設置工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になります。
BS/CSテレビ(TV)放送では、従来のハイビジョン(2K)放送だけでなく、現在では超高画質となるスーパーハイビジョン、4K8Kの衛星テレビ(TV)放送に対応した、2K4K8K対応BS/CS110度アンテナが存在します。
4K8K放送では、テレビ(TV)受像機、いわゆるテレビ本体も4K8K対応のものが必要ですが、一建設さんのご住宅へのBS/CSアンテナ設置工事においても、基本的に2K4K8K対応BS/CS110度アンテナが用いられています。また4K8Kなどの高画質は求めないので工事費用を安くしたいとお考えのお客様には、通常の2K対応BS/CS110度アンテナの設置も承ります。
・実際のテレビ(TV)アンテナ工事における各種工法
一建設さんのお住まいへのテレビアンテナ設置について、採用できる機種や設置位置、工法などは、お客様のご要望を元に、高い工事技術力を誇る当あさひアンテナをはじめアンテナ工事の専門業者が、現場の電波状態や受信環境などを綿密に調査し、ご自宅のデザインや性能と総合して、お住まいにもっとも適切なアンテナ設置工事をご提案いたします。
個々の戸建て住宅ではそれぞれテレビアンテナ取り付けの条件が異なりますが、現在ではどのような住宅にも対応できる形で、確実な地デジ、BS/CSの受信性能から、住宅の外観性の保持、アンテナの故障リスクや経年劣化を抑えられる、さまざまなアンテナ設置工法がございます。
当あさひアンテナでは、一建設さんの住宅におけるテレビアンテナ設置でも、まず住宅の性能や機能、設備などとの調和を重視し、住宅の長所を阻害しないよう、可能な限り配線などをシンプルに整理した、見栄えのいいテレビアンテナ設置を心がけております。このようなシンプルな施工は、安定した受信性能やアンテナの長寿命にも大きく関係する他、メンテナンスやトラブルの際の修理もスムーズに行えるといったメリットがございます。
やや大型になる八木式アンテナやBS/CSパラボラアンテナでは、例えば壁面やベランダの外、内側など、風雨を受けにくい位置に設置して老朽化を軽減する工法がございます。
ベランダ内側への設置では空間を少し消費いたしますが、その分、老朽化や故障のリスクを抑えられ、メンテナンスも簡単になります。ただテレビアンテナは基本的に、地デジ電波を発信する放送局や、衛星放送の電波の方向にアンテナを向けることが必須となるため、ご自宅の位置や角度などの条件により、ご自宅内でもアンテナを設置できる場所に制約が生じます。その点はどうかご承知おきください。
またご自宅が海沿いにある場合は、潮風により八木式アンテナやBS/CSアンテナのサビが進み、故障や寿命低下を招く塩害が、積雪の多い地域ではアンテナへの積雪により受信不良や故障、寿命低下を招く雪害が生じることもございます。
他にも台風や強風の多い地域では、やはり風雨によるダメージの蓄積などもあり、現場の自然環境によって、テレビアンテナにさまざまな影響が発生するケースが考えられます。
このような自然環境からテレビアンテナを守る対策としては、塩害ではアンテナ本体や固定具、ケーブルなども含めて錆びに強い抗サビ、対塩害仕様のものを使用する。雪害では通常より取付金具の強度(耐荷重)が高く、表面に雪が付着しにくい加工がなされた雪害対策用のアンテナを用いるなどの方法がございます。
さらにテレビアンテナや接続部全体を覆う「レドーム」と呼ばれるカバーを装着することで、雪害、塩害をはじめ、さまざまな自然環境や経年劣化への対策に高い効果が得られます。
また当あさひアンテナをはじめ、アンテナ工事の職人は、その住宅の品質にふさわしい高いテレビアンテナ設置技術を備えております。
弊社の場合では、例えば八木式アンテナでは、専門的な技法によりアンテナケーブルや接続各部に防水テープを隙間なく巻きつけ、浸水や塩分による腐食を阻止する緻密な施工を行っており、潮風や強風、積雪などの影響を受けやすい地域でも、通常の八木式アンテナと代わらない強度と寿命をお約束いたします。
壁面に設置するデザインアンテナでは自然環境への抵抗力が高くなりますが、弊社では壁に取り付ける際のネジ穴に防水用シリコンを埋め込み、穴からの浸水などによる腐食を防止するなど、家屋の品質を損ねないアンテナ設置工事を実践しております。
またデザインアンテナでは、ご自宅の外観にまったく影響を与えず、降雪や潮風など自然環境の影響も受けず、経年劣化を最小限に抑える工法として、屋根裏(天井裏)の空間にデザインアンテナを設置する工法もございます。
ただ屋根裏へのデザインアンテナ設置は、屋根という外壁を隔てるため、どうしても屋外より地デジの電波状態が低下いたします。
そのため現場の地デジ電波状態やご自宅の屋根裏空間の形状、断熱材の素材などの条件によっては、設置スペースが確保できない、地デジ電波が受信できないため工事が不可能となるケースや、別料金で高性能アンテナやアンテナブースターなどの設置が必要となり、工事の価格が上昇するケースもございます。その点は何とぞご了承ください。